JP7216226B2 - 内視鏡 - Google Patents
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Description
図11は、第1保護突起66及び第2保護突起68の第1変形例の形状を説明する断面図であって、長手軸A方向に平行であって頂部66A、68Aを含む断面図である。断面XIAは、上述した実施形態(図7参照)の第1保護突起66及び第2保護突起68の断面図であり、第1保護突起66及び第2保護突起68は球状の一部により構成され、斜面部66B、68Bは円状の曲面を有している。断面XIB、XICは、第1変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68の断面図であり、楕円体の一部により構成され、斜面部66B、68Bは、楕円状の曲面を有している。断面XIBは、第1面56に平行な方向に楕円形の長軸を有し、垂直な方向に楕円形の短軸を有している。断面XICは、第1面56に垂直な方向に楕円形の長軸を有し、平行な方向に楕円形の短軸を有している。断面XIBの形状は、断面XIAの形状に比べて、第1保護突起66及び第2保護突起68の底部65の外周部と第1面56との境界部にブラシの先端を入り易くすることができ、先端面28の洗浄性を向上させることができる。第1変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68においても、各部材の高さの関係(H1<H2<H3)を満たし、頂部66A、68Aを第1面56の外縁部より内側に配置することで、被接触部材が観察窓34に接触することを抑制することができる。
図12は、第1保護突起66及び第2保護突起68の第2変形例の形状を説明する断面図であって、長手軸A方向に平行であって頂部66A、68Aを含む断面図である。図12に示すように、頂部66A、68Aには平坦面67が形成されている。また、斜面部66B、68Bは、平坦面67から第1面56に向かって曲線状に形成された斜面部66B、68Bとして構成されている。曲線状の斜面部66B、68Bは、図12に示すように、斜面部66B、68Bの接線Mと第1面56とのなす角βの角度が、頂部66A、68Aから底部65に向かうにつれて、90°に近くなるように曲線状に形成されている。このような曲線状の斜面部66B、68Bの曲率半径r1の中心は、第1保護突起66及び第2保護突起68の内側に存在する。第2変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68においても、各部材の高さの関係(H1<H2<H3)を満たし、頂部66A、68Aを第1面56の外縁部より内側に配置することで、被接触部材が観察窓34に接触することを抑制することができる。
図13は、第1保護突起66及び第2保護突起68の第3変形例の形状を説明する断面図であって、長手軸A方向に平行であって頂部66A、68Aを含む断面図である。第3変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68は、斜面部66B、68Bの底部65側が、直線状に形成された直線斜面部66C、68Cを有している点が、第2変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68と異なっている。すなわち、第3変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68の底部65側は円錐状に形成されている。この場合、曲線状の斜面部と直線斜面部66C、68Cは、滑らかに接続される。第3変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68においても、各部材の高さの関係(H1<H2<H3)を満たし、頂部66A、68Aを第1面56の外縁部より内側に配置することで、被接触部材が観察窓34に接触することを抑制することができる。また、第1保護突起66及び第2保護突起68の底部65の外周部と第1面56との境界部にブラシの先端を入り易くすることができ、先端面28の洗浄性を向上させることができる。
図14は、第1保護突起66及び第2保護突起68の第4変形例の形状を説明する断面図であって、長手軸A方向に平行であって頂部66A、68Aを含む断面図である。第4変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68は、図14に示すように、頂部66A、68Aから底部65に行くにつれて、末広がりの形状となっており、第2変形例及び第3変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68に比べて底部65に近づくにつれて、なだらかになるように形成されている。具体的には、第1保護突起66及び第2保護突起68の斜面部66B、68Bの接線Nと第1面56とのなす角γの角度が、頂部66A、68Aから底部65に向かうにつれて、180°に近くなるように曲線状に形成されている。このような曲線状の斜面部66B、68Bの曲率半径r2の中心は、第1保護突起66及び第2保護突起68の外側に存在する。第4変形例の第1保護突起66及び第2保護突起68においても、各部材の高さの関係(H1<H2<H3)を満たし、頂部66A、68Aを第1面56の外縁部より内側に配置することで、被接触部材が観察窓34に接触することを抑制することができる。また、第1保護突起66及び第2保護突起68の底部65の外周部と第1面56との境界部にブラシの先端を入り易くすることができ、先端面28の洗浄性を向上させることができる。
12 挿入部
14 操作部
16 ユニバーサルケーブル
18 軟性部
20 湾曲部
22 先端部
24、26 アングルノブ
28 先端面
30 先端部本体
30A 先端部本体の先端面
30B 先端部本体の先端外周面
32 先端カバー
34 観察窓
34S 観察窓の表面
36 光学系
38 鏡胴
40 流体噴出用ノズル
40A 基端部分
40B 先端部分
41A 基端部分の管路
41B 先端部分の管路
42 送気送水チャンネル
42A 送気送水チャンネルの先端部分
43 先端側面
44 第1照明窓
46 第2照明窓
44S 第1照明窓の表面
46S 第2照明窓の表面
48 処置具導出口
52 噴射口
54 吸引ボタン
55 送気送水ボタン
56 第1面
58 突出部
62 第2面
64 段部
65 底部
66 第1保護突起
66A 頂部
66B 斜面部
66C 直線斜面部
67 平坦面
68 第2保護突起
68A 頂部
68B 斜面部
68C 直線斜面部
70 仮想直線
72 延出部
74 仮想平面
A 長手軸
B 観察窓の表面の中心
C 先端面の中心
D 観察窓の光軸
E 送気送水チャンネルの基端部分の中心
F 流体噴出用ノズルの中心
L、M、N 接線
P 底部と第1面が接する点
Claims (7)
- 被検体内に挿入される挿入部と、
前記挿入部の先端面を構成する第1面と、
前記第1面から前方側に突出した突出部に形成された第2面と、
前記第2面に設けられ、被検体内を観察するための観察窓と、
前記第1面に設けられ、前記観察窓に向けて流体を噴出するノズルと、
前記第1面に設けられ、前記観察窓の中心と前記ノズルの中心とを通る仮想直線を挟んで配置された第1保護突起及び第2保護突起と、
前記突出部に設けられ、前記観察窓から前記ノズルとは反対側に向かって延出する延出部と、を備え、
前記第1保護突起及び前記第2保護突起は、球面状又は楕円球面状に形成され、
前記第1保護突起及び前記第2保護突起は、それぞれ、最前方に位置する頂部と、前記頂部から全周にわたって広がる斜面部と、を有し、
前記頂部は、前記挿入部の軸方向前方側から見た場合に、前記第1面の外縁部より、内側に配置され、
前記ノズルと、前記第1保護突起と、前記第2保護突起と、前記延出部とのうち少なくとも2つに前方側から接触可能な仮想平面のすべての組み合わせにおいて、前記仮想平面が前記観察窓よりも前方側に配置される、
内視鏡。 - 前記第1保護突起及び前記第2保護突起は、前記観察窓よりも前方側に突出して設けられている、
請求項1に記載の内視鏡。 - 前記ノズルは、第1保護突起及び前記第2保護突起よりも前方側に突出して設けられている、
請求項1又は2に記載の内視鏡。 - 前記第1面に設けられ、前記仮想直線を挟んで配置された第1照明窓及び第2照明窓と、を有し、
前記第1保護突起及び前記第2保護突起の少なくとも一方の保護突起は、前記仮想直線に対して、同じ側に配置された前記第1照明窓又は前記第2照明窓に隣接した位置に配置され、
前記第1照明窓及び前記第2照明窓に隣接した前記第1保護突起及び前記第2保護突起は、隣接した前記第1照明窓又は前記第2照明窓の輪郭に沿って配置される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の内視鏡。 - 前記第1保護突起及び前記第2保護突起は、内視鏡観察視野範囲外に配置される、
請求項1から4のいずれか1項に記載の内視鏡。 - 前記第1保護突起及び前記第2保護突起は、前記観察窓の視野範囲外に配置される、
請求項8に記載の内視鏡。 - 前記第1面に設けられ、前方側に突出した段部を有し、
前記ノズルは、前記段部上に設けられている、
請求項1から4、8、9のいずれか1項に記載の内視鏡。
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