JP2004254877A - 自爪にフィットしたネイルチップ作成用プレート、及びネイルチップの作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】多様な形状のネイルチップを用意することなく、ユーザの自爪にフィットするネイルチップを提供する。
【解決手段】光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートを自爪の上に載せ、このネイルチップ作成用プレートが自爪の形状に沿って湾曲した後、自爪の上に載せた前記ネイルチップ作成用プレートに光を当て、自爪の形状・湾曲に沿った状態で硬化させる。その結果、ネイルチップ作成用プレートは自爪に密着した状態で硬化するため自爪にぴったり合ったネイルチップができあがることとなる。
【選択図】 図1
【解決手段】光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートを自爪の上に載せ、このネイルチップ作成用プレートが自爪の形状に沿って湾曲した後、自爪の上に載せた前記ネイルチップ作成用プレートに光を当て、自爪の形状・湾曲に沿った状態で硬化させる。その結果、ネイルチップ作成用プレートは自爪に密着した状態で硬化するため自爪にぴったり合ったネイルチップができあがることとなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネイルチップ作成用プレートおよびネイルチップ作成方法に関し、より詳しくは、硬化前は自爪の湾曲に沿って曲がる柔軟性を有している、光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートに光を照射することにより、自爪の湾曲に合ったネイルチップを作成できるネイルチップ作成用プレートおよびその作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、「ネイルアート」はファッションコーディネートには無くてはならない重要なアイテムになっており、多様な女性層に注目されるようになってきている。「ネイルアート」とは、自爪やネイルチップ(付け爪)に絵を描いたり、ストーンなど装飾材料などをつけるなどして自爪、スカルプチュア、ネイルチップなどに装飾をほどこすことを楽しむものである。
【0003】
このようなネイルアートを自爪に施すには、自分の爪が丈夫で自爪を伸ばせる人は問題ないが、自爪がもともと弱くて薄く、割れやすいため途中で割れてしまう人や、爪の形が悪いためネイルアートのできあがりが映えないという人は、自爪にネイルアートを施すことが困難であった。
【0004】
このような人の場合には、自爪の上にネイルチップと呼ばれる樹脂製の付け爪を施すことが一般的に行われている。ネイルチップを装着するには、自爪の大きさ、自爪のカーブの具合に適したネイルチップを選択し、かつネイルチップの整形しなければならない。具体的には以下のような作業を行う。
【0005】
(1) ネイルチップのサイズを決める。(付け爪の先端に番号が付いているので、目安にしてきめる)
(2) ネイルチップの後端部を自爪の根元の手前に置き、そのまま根元までずらし、ネイルチップの後端部が甘皮部分まで来たら、ネイルチップの両サイドを見て、自爪の幅とネイルチップの幅が合っているかを確認する。両サイドがきっちりと合わない場合は、ネイルチップの両サイドを削り、ネイルチップの幅を自爪に合わせる。
(3) 両サイドを合わせたら、ネイルチップの後端部を爪の根元に合わせてカーブするように削る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなネイルチップの製造者・販売者は、様々な大きさ、湾曲、形状を有するネイルチップをあらかじめ用意しておく必要があった。なぜならユーザの自爪の大きさ、湾曲、形状は個々人により異なっているので、これらの個々人の爪の形状等に適合したネイルチップを用意する必要があるためである。自爪に合わないネイルチップを使用すると、ネイルチップ自体の弾性によって自爪が締め付けられたり、指に食い込んだりしてユーザに苦痛を与え、ネイルチップの使用の障害となってしまう。そのため、個々人によって異なる自爪の大きさ・形状・湾曲などに適するように、様々な大きさ、湾曲、形状を有するネイルチップをそろえて用意する必要が生じていた。
【0007】
しかし、上記のようなユーザの自爪に合わせて多様なネイルチップを用意することには、以下のような問題点がある。
【0008】
まず、ネイルチップの製造者にとっては、多様な種類のネイルチップを作成することはそのための金型を多数作成しなければならず、コストが膨大になるという問題点がある。また、ネイルチップの販売者にとっては、多様なネイルチップを常に在庫として抱えなければならず、販売コストが上昇してしまうという問題点がある。
【0009】
本発明の目的は、上記問題点を解決するように、多様な形状のネイルチップを用意することなくユーザの自爪にフィットするネイルチップを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として、本発明は以下のような特徴を有する。
【0011】
本発明の第1の態様は、光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートであることを特徴とする。このネイルチップ作成用プレートは、硬化前の柔軟な状態でユーザに供給される。ユーザはこのネイルチップ作成用プレートを自爪に乗せる。ネイルチップ作成用プレートは、硬化前であるため自爪の湾曲に従って曲がり、自爪に密着することとなる。この状態でユーザはネイルチップ作成用プレートに光を照射し、ネイルチップ作成用プレートを硬化させる。その結果、ネイルチップ作成用プレートは自爪に密着した状態で硬化するため自爪にぴったり合ったネイルチップができあがることとなる。
【0012】
その後、自爪の形状に合わせて整形することにより、自爪にフィットしたネイルチップが完成する。
【0013】
本発明の第2の態様は、光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートを自爪の上に載せるステップと、自爪の上に載せた前記ネイルチップ作成用プレートに光を当てるステップとを有することを特徴とする、ネイルチップの作成方法として提案される。
【0014】
なお、前記ネイルチップ作成用プレートを自爪に合わせて整形するステップは、光を当てるステップの前に実行しても良いし、光を当てるステップの後に実行しても良い。光を当てる前に整形するステップを実行する場合は、ネイルチップ作成用プレートが柔らかい状態で整形を行えるので、より簡単に整形を行うことが可能となるというメリットがある。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
[1.ネイルチップ用プレート]
本実施の形態にかかるネイルチップ用プレートは、光を照射することによって硬化する樹脂(本明細書中「光硬化性樹脂」と呼ぶ)を自爪を覆うほどの大きさを有する板状にして作成される。
【0017】
この「光硬化性樹脂」は、紫外線の照射によって硬化する樹脂(本明細書中「紫外線硬化樹脂」という)でも良く、あるいは可視光の照射によって硬化する樹脂(本明細書中「可視光性硬化樹脂」という)でも良いし、あるいはまた紫外線以外の不可視光・電磁波によって硬化する樹脂であっても良い。
【0018】
紫外線硬化樹脂は、光増感剤(光重合開示剤)を配合した組成物であって、たとえば増感剤を加えたオリゴマーやモノマーが一般的である。樹脂を硬化させるための光源としては、水銀灯又はメタルハイドライドランプを用いても良いし、自然光(太陽光)を用いても良い。光増感剤にはペンゾフェノン(ラジカル発生源)やトリフェニルスルホニウムヘキサフルオロフォスフィン(イオン発生源)などを用いればよい。また、オリゴマーやモノマーとしては、アクリレート、エポキシ化合物、不飽和化合物とチオールとの配合物などを用いればよい。
【0019】
可視光線硬化樹脂としては、可視光線重合樹脂を用いれば良く、可視光線重合樹脂は歯科用充填剤などとして用いられているものを使用しても良い。
【0020】
[2.ネイルチップ作成用プレートを用いたネイルチップ作成方法]
次に、ネイルチップ作成用プレートを用いたネイルチップ作成方法について、図1を参照しながら説明する。図1は、上記ネイルチップ作成用プレートを用いたネイルチップ作成方法の一例を示す工程図である。
【0021】
まず、ネイルチップ作成用プレート1をケース2から取り出し、自爪3の上に載せる(ステップS1)。ケース2は、ネイルチップ作成用プレート1が損傷しないように且つ乾燥しないよう保護するとともに、ネイルチップ作成用プレート1が感光しないよう光を遮る役割を有している。この段階では、ネイルチップ作成用プレート1は硬化前の状態で自爪3に沿って曲がる程度に柔らかい状態に保たれている。
【0022】
次に、ネイルチップ作成用プレート1が自爪3に沿って曲がり自爪3表面に密着した状態で光源4を用いて露光させ、ネイルチップ作成用プレート1を硬化させる(ステップS2)。光源4としては、水銀灯又はメタルハイドライドランプを用いても良いし、自然光を用いても良い。
【0023】
次に、ネイルチップ作成用プレート1が十分硬化した時点で、自爪3から硬化したネイルチップ作成用プレート1を取り外す(ステップS3)。この段階でネイルチップ作成用プレート1は自爪3の形状・湾曲に従った曲面を有するものとなる。
【0024】
次に、このネイルチップ作成用プレート1を、所望の形に整形する(ステップS4〜ステップS6)。より詳しく述べると、ネイルチップ作成用プレート1の長さを調整するため、はさみなどで前方をカットし(ステップS4)、カットした先を爪ヤスリなどでなめらかに整え(ステップS5)、次に、自爪3の生え際の形状に合わせて、ネイルチップ作成用プレート2の後端部の形状を整える(ステップS6)。これにより、自爪にフィットするネイルチップ5が完成する。
【0025】
次に、完成したネイルチップ5の裏面に両面テープ6を貼り付け(ステップS7)、自爪3に両面テープ6によりネイルチップ5を貼り付けて、ネイルチップ5の装着が完了する(ステップS8)。なお、両面テープ6の代わりに、接着剤やマニキュアなどを用いてももちろんかまわない。
【0026】
以上の工程により、ユーザは、本実施の形態にかかるネイルチップ作成用プレートを用いて自爪にフィットするネイルチップを簡単に作成することができる。
【0027】
【発明の効果】
多様な形状のネイルチップを用意することなく、ユーザの自爪にフィットするネイルチップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネイルチップ作成用プレートを用いたネイルチップ作成方法例を示す工程図である。
【符号の説明】
1 … ネイルチップ作成用プレート
2 … ケース
3 … 自爪
4 … 光源
5 … ネイルチップ
6 … 両面テープ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネイルチップ作成用プレートおよびネイルチップ作成方法に関し、より詳しくは、硬化前は自爪の湾曲に沿って曲がる柔軟性を有している、光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートに光を照射することにより、自爪の湾曲に合ったネイルチップを作成できるネイルチップ作成用プレートおよびその作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、「ネイルアート」はファッションコーディネートには無くてはならない重要なアイテムになっており、多様な女性層に注目されるようになってきている。「ネイルアート」とは、自爪やネイルチップ(付け爪)に絵を描いたり、ストーンなど装飾材料などをつけるなどして自爪、スカルプチュア、ネイルチップなどに装飾をほどこすことを楽しむものである。
【0003】
このようなネイルアートを自爪に施すには、自分の爪が丈夫で自爪を伸ばせる人は問題ないが、自爪がもともと弱くて薄く、割れやすいため途中で割れてしまう人や、爪の形が悪いためネイルアートのできあがりが映えないという人は、自爪にネイルアートを施すことが困難であった。
【0004】
このような人の場合には、自爪の上にネイルチップと呼ばれる樹脂製の付け爪を施すことが一般的に行われている。ネイルチップを装着するには、自爪の大きさ、自爪のカーブの具合に適したネイルチップを選択し、かつネイルチップの整形しなければならない。具体的には以下のような作業を行う。
【0005】
(1) ネイルチップのサイズを決める。(付け爪の先端に番号が付いているので、目安にしてきめる)
(2) ネイルチップの後端部を自爪の根元の手前に置き、そのまま根元までずらし、ネイルチップの後端部が甘皮部分まで来たら、ネイルチップの両サイドを見て、自爪の幅とネイルチップの幅が合っているかを確認する。両サイドがきっちりと合わない場合は、ネイルチップの両サイドを削り、ネイルチップの幅を自爪に合わせる。
(3) 両サイドを合わせたら、ネイルチップの後端部を爪の根元に合わせてカーブするように削る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなネイルチップの製造者・販売者は、様々な大きさ、湾曲、形状を有するネイルチップをあらかじめ用意しておく必要があった。なぜならユーザの自爪の大きさ、湾曲、形状は個々人により異なっているので、これらの個々人の爪の形状等に適合したネイルチップを用意する必要があるためである。自爪に合わないネイルチップを使用すると、ネイルチップ自体の弾性によって自爪が締め付けられたり、指に食い込んだりしてユーザに苦痛を与え、ネイルチップの使用の障害となってしまう。そのため、個々人によって異なる自爪の大きさ・形状・湾曲などに適するように、様々な大きさ、湾曲、形状を有するネイルチップをそろえて用意する必要が生じていた。
【0007】
しかし、上記のようなユーザの自爪に合わせて多様なネイルチップを用意することには、以下のような問題点がある。
【0008】
まず、ネイルチップの製造者にとっては、多様な種類のネイルチップを作成することはそのための金型を多数作成しなければならず、コストが膨大になるという問題点がある。また、ネイルチップの販売者にとっては、多様なネイルチップを常に在庫として抱えなければならず、販売コストが上昇してしまうという問題点がある。
【0009】
本発明の目的は、上記問題点を解決するように、多様な形状のネイルチップを用意することなくユーザの自爪にフィットするネイルチップを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として、本発明は以下のような特徴を有する。
【0011】
本発明の第1の態様は、光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートであることを特徴とする。このネイルチップ作成用プレートは、硬化前の柔軟な状態でユーザに供給される。ユーザはこのネイルチップ作成用プレートを自爪に乗せる。ネイルチップ作成用プレートは、硬化前であるため自爪の湾曲に従って曲がり、自爪に密着することとなる。この状態でユーザはネイルチップ作成用プレートに光を照射し、ネイルチップ作成用プレートを硬化させる。その結果、ネイルチップ作成用プレートは自爪に密着した状態で硬化するため自爪にぴったり合ったネイルチップができあがることとなる。
【0012】
その後、自爪の形状に合わせて整形することにより、自爪にフィットしたネイルチップが完成する。
【0013】
本発明の第2の態様は、光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートを自爪の上に載せるステップと、自爪の上に載せた前記ネイルチップ作成用プレートに光を当てるステップとを有することを特徴とする、ネイルチップの作成方法として提案される。
【0014】
なお、前記ネイルチップ作成用プレートを自爪に合わせて整形するステップは、光を当てるステップの前に実行しても良いし、光を当てるステップの後に実行しても良い。光を当てる前に整形するステップを実行する場合は、ネイルチップ作成用プレートが柔らかい状態で整形を行えるので、より簡単に整形を行うことが可能となるというメリットがある。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
[1.ネイルチップ用プレート]
本実施の形態にかかるネイルチップ用プレートは、光を照射することによって硬化する樹脂(本明細書中「光硬化性樹脂」と呼ぶ)を自爪を覆うほどの大きさを有する板状にして作成される。
【0017】
この「光硬化性樹脂」は、紫外線の照射によって硬化する樹脂(本明細書中「紫外線硬化樹脂」という)でも良く、あるいは可視光の照射によって硬化する樹脂(本明細書中「可視光性硬化樹脂」という)でも良いし、あるいはまた紫外線以外の不可視光・電磁波によって硬化する樹脂であっても良い。
【0018】
紫外線硬化樹脂は、光増感剤(光重合開示剤)を配合した組成物であって、たとえば増感剤を加えたオリゴマーやモノマーが一般的である。樹脂を硬化させるための光源としては、水銀灯又はメタルハイドライドランプを用いても良いし、自然光(太陽光)を用いても良い。光増感剤にはペンゾフェノン(ラジカル発生源)やトリフェニルスルホニウムヘキサフルオロフォスフィン(イオン発生源)などを用いればよい。また、オリゴマーやモノマーとしては、アクリレート、エポキシ化合物、不飽和化合物とチオールとの配合物などを用いればよい。
【0019】
可視光線硬化樹脂としては、可視光線重合樹脂を用いれば良く、可視光線重合樹脂は歯科用充填剤などとして用いられているものを使用しても良い。
【0020】
[2.ネイルチップ作成用プレートを用いたネイルチップ作成方法]
次に、ネイルチップ作成用プレートを用いたネイルチップ作成方法について、図1を参照しながら説明する。図1は、上記ネイルチップ作成用プレートを用いたネイルチップ作成方法の一例を示す工程図である。
【0021】
まず、ネイルチップ作成用プレート1をケース2から取り出し、自爪3の上に載せる(ステップS1)。ケース2は、ネイルチップ作成用プレート1が損傷しないように且つ乾燥しないよう保護するとともに、ネイルチップ作成用プレート1が感光しないよう光を遮る役割を有している。この段階では、ネイルチップ作成用プレート1は硬化前の状態で自爪3に沿って曲がる程度に柔らかい状態に保たれている。
【0022】
次に、ネイルチップ作成用プレート1が自爪3に沿って曲がり自爪3表面に密着した状態で光源4を用いて露光させ、ネイルチップ作成用プレート1を硬化させる(ステップS2)。光源4としては、水銀灯又はメタルハイドライドランプを用いても良いし、自然光を用いても良い。
【0023】
次に、ネイルチップ作成用プレート1が十分硬化した時点で、自爪3から硬化したネイルチップ作成用プレート1を取り外す(ステップS3)。この段階でネイルチップ作成用プレート1は自爪3の形状・湾曲に従った曲面を有するものとなる。
【0024】
次に、このネイルチップ作成用プレート1を、所望の形に整形する(ステップS4〜ステップS6)。より詳しく述べると、ネイルチップ作成用プレート1の長さを調整するため、はさみなどで前方をカットし(ステップS4)、カットした先を爪ヤスリなどでなめらかに整え(ステップS5)、次に、自爪3の生え際の形状に合わせて、ネイルチップ作成用プレート2の後端部の形状を整える(ステップS6)。これにより、自爪にフィットするネイルチップ5が完成する。
【0025】
次に、完成したネイルチップ5の裏面に両面テープ6を貼り付け(ステップS7)、自爪3に両面テープ6によりネイルチップ5を貼り付けて、ネイルチップ5の装着が完了する(ステップS8)。なお、両面テープ6の代わりに、接着剤やマニキュアなどを用いてももちろんかまわない。
【0026】
以上の工程により、ユーザは、本実施の形態にかかるネイルチップ作成用プレートを用いて自爪にフィットするネイルチップを簡単に作成することができる。
【0027】
【発明の効果】
多様な形状のネイルチップを用意することなく、ユーザの自爪にフィットするネイルチップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネイルチップ作成用プレートを用いたネイルチップ作成方法例を示す工程図である。
【符号の説明】
1 … ネイルチップ作成用プレート
2 … ケース
3 … 自爪
4 … 光源
5 … ネイルチップ
6 … 両面テープ
Claims (5)
- 光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレート。
- 請求項1に記載のネイルチップ作成用プレートにおいて、前記ネイルチップ作成用プレートは紫外線硬化樹脂であることを特徴とする、ネイルチップ作成用プレート。
- 光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートを自爪の上に載せるステップと、
自爪の上に載せた前記ネイルチップ作成用プレートに光を当てるステップと、を有することを特徴とする、ネイルチップの作成方法。 - 請求項3に記載の方法において、この方法は、ネイルチップ作成用プレートを自爪に合わせて整形するステップをさらに有することを特徴とするネイルチップの作成方法。
- 請求項4に記載の方法において、前記整形するステップは、光を当てるステップ実行前に行われることを特徴とする、ネイルチップの作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003048317A JP2004254877A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 自爪にフィットしたネイルチップ作成用プレート、及びネイルチップの作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003048317A JP2004254877A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 自爪にフィットしたネイルチップ作成用プレート、及びネイルチップの作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004254877A true JP2004254877A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33114301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003048317A Pending JP2004254877A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 自爪にフィットしたネイルチップ作成用プレート、及びネイルチップの作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004254877A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056077A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Masanori Harada | 人工爪の製造方法 |
JP4565419B1 (ja) * | 2009-11-09 | 2010-10-20 | 谷丸 弘光 | 光硬化型樹脂を用いた付け爪の製造方法。 |
WO2012140796A1 (ja) * | 2011-04-12 | 2012-10-18 | 合資会社 カーミン | 人造爪形成方法及び人造爪形成用基材 |
JP5838277B1 (ja) * | 2015-05-22 | 2016-01-06 | 有限会社モトキ | つけ爪の製造方法 |
-
2003
- 2003-02-25 JP JP2003048317A patent/JP2004254877A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056077A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Masanori Harada | 人工爪の製造方法 |
JP4565419B1 (ja) * | 2009-11-09 | 2010-10-20 | 谷丸 弘光 | 光硬化型樹脂を用いた付け爪の製造方法。 |
JP2011115538A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-06-16 | Hiromitsu Tanimaru | 光硬化型樹脂を用いた付け爪の製造方法。 |
WO2012140796A1 (ja) * | 2011-04-12 | 2012-10-18 | 合資会社 カーミン | 人造爪形成方法及び人造爪形成用基材 |
JP5896989B2 (ja) * | 2011-04-12 | 2016-03-30 | 合資会社 カーミン | 人造爪形成用基材 |
JP5838277B1 (ja) * | 2015-05-22 | 2016-01-06 | 有限会社モトキ | つけ爪の製造方法 |
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