JP5084402B2 - 人工爪の製造方法 - Google Patents

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本発明は、人工爪の製造方法に関する。更に詳細には、本発明は、(1)液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で含有する、爪の形状を有する可撓性透明樹脂バッグを提供し、(2)爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性透明樹脂バッグを爪に重ね合わせ、(3)該可撓性透明樹脂バッグを、その下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し、(4)該可撓性透明樹脂バッグに光を照射し、それにより該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させて人工爪を形成し、(5)該爪から該可撓性透明樹脂バッグを取り外し、そして(6)該可撓性透明樹脂バッグを破いて、該人工爪を、該可撓性透明樹脂バッグから取り出す、ことを包含することを特徴とする人工爪の製造方法に関する。また、本発明は、爪の先端部に対応する先端部及び爪の本体に対応する本体部を有する可撓性爪型構造体であって、該本体部の内部に液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で含有する可撓性爪型構造体を、上記可撓性透明樹脂バッグの代わりに用いる以外は上記の方法と実質的に同様の方法にも関する。本発明の方法によると、爪にフィットする形状を有し、且つ均一な厚み及び滑らかな表面を有する人工爪を、簡単な操作により短時間で製造することができ、更に硬化前の液状光硬化性樹脂組成物が爪や皮膚に直接接触することがないため、液状光硬化性樹脂組成物に含まれる光開始剤などによる爪や皮膚へのダメージを回避できる。更には、人工爪の装着時に、紫外線等の光線照射による樹脂の硬化を行なう必要がないため、人工爪装着時の光線照射による皮膚への刺激や、刺激臭の発生を回避することができる。
人工爪は、長年に亘って、爪を長く美しく見せるために、また爪の補強の目的で使用されてきた。従来、人工爪を装着する方法としては、通常「ネイルチップ」と称される爪の形状を有する樹脂成形体(所謂「つけ爪」)を、両面テープや爪用接着剤を用いて爪の表面に貼り付ける方法、及びアクリル樹脂などを用いて自爪上に直接人工爪を形成する、「スカルプチュア」と称される方法などが一般的に知られている。
ネイルチップは、アクリル系樹脂など樹脂を爪の形に成形したものであり、様々な形状やサイズのネイルチップが市販されている。従来のネイルチップに関しては、例えば、特許文献1〜4を参照することができる。
このようなネイルチップの製造者・販売者は、様々な大きさ、湾曲、形状を有するネイルチップをあらかじめ用意しておく必要があった。なぜならネイルチップ使用者の自爪の大きさ、湾曲、形状は個々人により異なっているので、これらの個々人の爪の形状等に適合できるように多くのタイプのネイルチップを用意する必要があるためである。また、そのように多くのタイプのネイルチップが市販されているが、市販されている既製品のネイルチップを装着する場合、完全にフィットするものを入手することは実際には極めて困難である。自爪に合わないネイルチップを使用すると、ネイルチップ自体の弾性によって自爪が締め付けられたり、指に食い込むなどして、ネイルチップの使用者に苦痛を与え、ネイルチップの使用の障害となってしまう。また、通常、ネイルチップが爪に完全にフィットしていないと、十分な接着力が得られず、ネイルチップがはがれやすくなってしまうという問題もあった。
上記のような問題を解決するために、参考文献1においては、40〜90℃のガラス転移温度を有する樹脂を用いてネイルチップを製造し、得られたネイルチップを自爪に押し当てた状態でドライヤー等で加熱することにより、ネイルチップに、自爪に適合した湾曲を与える技術が開示されている。しかし、この技術においては、自爪に押し当てた状態でネイルチップを加熱する必要があるため、火傷などの危険があり、実用的でない。また、特許文献4には、爪の根元に対応する部分にX字型の切り欠きを設けたネイルチップが開示されている。この切り欠きは、ネイルチップの強度を向上させ、そして自爪へのフィットを容易にするために設けられている。しかし、このようなネイルチップは、製造工程が煩雑になるのみならず、自爪に装着後、この切り欠きを目立たなくすることは非常に困難であり、ファッション性・デザイン性に優れたネイルチップを得るのは難しい。
一方で、スカルプチュアは、アクリル樹脂などを用いて自爪上に直接人工爪を形成する技術である。スカルプチュアには、混合すると重合反応が起こり硬化するアクリルポリマー粉体と液状アクリルモノマーとを用いる技術が知られている(例えば、特許文献5参照)。この技術においては、アクリルポリマー粉体と液状アクリルモノマーとを混合すると硬化が始まってしまうので、アクリル樹脂製人工爪を形成する際に時間的制限があるので、所望の形状を有する人工爪を形成するのは難しい。また、硬化した樹脂中に気泡が入って美観が損なわれるという問題があった。
スカルプチュアに関しては、「ジェルネイル」と称される技術も知られている(例えば、特許文献6参照)。この技術においてはゲル状の光硬化性樹脂を爪に塗布し、爪の形に整えた後、紫外線等の光線を照射して、光硬化性樹脂を硬化させる。この技術の場合、光照射しない限り、樹脂は硬化しないので、人工爪の形成の際の時間的制限がない。しかし、この方法で、ジェル状の光硬化性樹脂を所望の形状に整えるには、高い技術や熟練手技が要求される。従って、人工爪の装着に必要な費用が高くなってしまう。
また、上記のようなスカルプチュアは、以下のような問題を有していた:人工爪の自爪への接着を良くするために、自爪の表面をやすりで削ることから、爪が薄くなってしまい、爪への負担が大きい;人工爪の形成に用いる樹脂組成物中に含まれる光開始剤などが、爪や皮膚の損傷を招くことがある;人工爪の厚さや形状が不均一になり易い。
また、上記のネイルチップを用いる技術とスカルプチュア技術を組み合わせた技術として「チップオーバーレイ」と称される技術も知られている。具体的には、チップオーバーレイは、爪の先端の形状を有する人工爪(ネイルチップ)を自爪の先端に接着し、その後硬化性樹脂を爪に塗布して、樹脂が硬化する前に形を整える技術である。しかしこの技術は、ネイルチップを用いる技術とスカルプチュア技術に関連して上記したのと同様の問題があった。
上記以外の人工爪製造技術としては、特許文献7に、板状の光硬化性樹脂を用いてネイルチップを製造する方法が開示されている。より具体的には、特許文献7に開示された方法においては、完全に硬化する前の柔軟な状態の光硬化性樹脂からなるネイルチップ作成用プレートを爪の上に設置し、上記プレートを爪の形状に合わせて湾曲させた後、光照射することにより光硬化性樹脂を硬化させ、湾曲したプレートを爪の形に整えることによりネイルチップを得る方法が開示される。
しかし、特許文献7には、硬化する前の柔軟な状態の光硬化性樹脂からなるプレートを製造するための方法に関する具体的な説明は一切ない。光硬化性樹脂の硬化度を適度に調節して、上記公報の目的に適した柔軟性を有するプレートを得ること、更に実際にネイルチップ作成を開始する時点までその柔軟性を維持することは困難である。従って、この文献に記載された方法は現実的ではない。
特開2000−232912号公報 特開2001−353021号公報 特開2002−238652号公報 米国特許第5,676,165号公報 特開昭55−108309号公報 WO00/076366号公報 特開2004−254877号公報
爪にフィットする形状を有し、且つ均一な厚み及び滑らかな表面を有する人工爪を、簡単な操作により短時間で製造することができ、更に液状光硬化性樹脂組成物に含まれる光開始剤や光線照射による爪及び皮膚へのダメージ並びに刺激臭の発生を回避することができる人工爪の製造方法の開発が望まれていた。
このような状況下、本発明者が上記課題を解決するために鋭意研究を行なった結果、(1)液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で含有する、爪の形状を有する可撓性透明樹脂バッグを提供し、(2)爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性透明樹脂バッグを爪に重ね合わせ、(3)該可撓性透明樹脂バッグを、その下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し、(4)該可撓性透明樹脂バッグに光を照射し、それにより該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させて人工爪を形成し、(5)該爪から該可撓性透明樹脂バッグを取り外し、そして(6)該可撓性透明樹脂バッグを破いて、該人工爪を、該可撓性透明樹脂バッグから取り出す、ことを包含することを特徴とする人工爪の製造方法により上記課題を解決できることを見出した。また、爪の先端部に対応する先端部及び爪の本体に対応する本体部を有する可撓性爪型構造体であって、該本体部の内部に液状光硬化性樹脂組成物を含有する可撓性爪型構造体を、上記可撓性透明樹脂バッグの代わりに用いる以外は上記の方法と同様の方法の方法によっても上記課題を解決できることを見出した。これらの知見に基づき、本発明を完成した。
本発明の上記及びその他の諸目的、諸特徴並びに諸利益は、以下の詳細な説明及び請求の範囲の記載から明らかになる。
本発明の方法の方法を用いて人工爪を製造すると、爪にフィットする形状を有し、且つ均一な厚み及び滑らかな表面を有する人工爪を、簡単な操作により短時間で製造することができ、更に液状光硬化性樹脂組成物に含まれる光開始剤や光線照射による爪及び皮膚へのダメージ並びに刺激臭の発生を回避することができる。
本発明によれば、人工爪の製造方法であって、
(1)液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で含有する、爪の形状を有する可撓性透明樹脂バッグを提供し、
(2)爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性透明樹脂バッグを爪に重ね合わせ、
(3)該可撓性透明樹脂バッグを、その下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し、
(4)該可撓性透明樹脂バッグに光を照射し、それにより該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させて人工爪を形成し、
(5)該爪から該可撓性透明樹脂バッグを取り外し、そして
(6)該可撓性透明樹脂バッグを破いて、該人工爪を、該可撓性透明樹脂バッグから取り出す、
ことを包含することを特徴とする方法
が提供される。
次に、本発明の理解を容易にするために、本発明の基本的特徴及び好ましい諸態様を列挙する。
1.人工爪の製造方法であって、
(1)液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で含有する、爪の形状を有する可撓性透明樹脂バッグを提供し、
(2)爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性透明樹脂バッグを爪に重ね合わせ、
(3)該可撓性透明樹脂バッグを、その下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し、
(4)該可撓性透明樹脂バッグに光を照射し、それにより該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させて人工爪を形成し、
(5)該爪から該可撓性透明樹脂バッグを取り外し、そして
(6)該可撓性透明樹脂バッグを破いて、該人工爪を、該可撓性透明樹脂バッグから取り出す、
ことを包含することを特徴とする方法。
2.該光硬化性樹脂組成物が、紫外線により硬化することを特徴とする前項1に記載の方法。
3.該光硬化性樹脂組成物が、アクリル系モノマー、アクリル系オリゴマー及び光開始剤を含むことを特徴とする前項1又は2に記載の方法。
4.爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、フルオロカーボン樹脂及びウレタン樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂で形成されることを特徴とする前項1〜3のいずれかに記載の方法。
5.爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグが、その内部に人工爪形成用支持体を更に収容してなることを特徴とする前項1〜4のいずれかに記載の方法。
6.該支持体が、ファイバー及び板からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前項5に記載の方法。
7.該支持体が、該可撓性透明樹脂バッグに含まれるのと同様の液状光硬化性樹脂組成物を硬化させて得られる硬化樹脂で形成されてなることを特徴とする請求項5に記載の方法。
8.爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグが、その上部内壁に、人工爪の上部表面に与える所望の装飾パターンに対応するネガティブパターンを有することを特徴とする前項1〜7のいずれかに記載の方法。
9.爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの先端が、人工の爪先端部を有し、該人工の爪先端部の根元側端部は該光硬化性樹脂組成物と接触しており、該光硬化性樹脂組成物が光硬化すると、得られる光硬化体が該人工の爪先端部の根元側端部に固定されて該人工爪を形成することを特徴とする前項1〜8のいずれかに記載の方法。
10.人工爪の製造方法であって、
(1)爪の先端部に対応する先端部、及び爪の先端部以外の爪本体に対応する本体部を有する可撓性構造体を提供し、該本体部は、その内部に液状光硬化性樹脂組成物を含有し、
該本体部は、
上部表面に凹凸を有する底部壁、及び
上部可撓性透明樹脂カバーを有し、
該底部壁と上部透明可撓性樹脂カバーは、共働して、該液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で収容するための容器を形成し、
(2)該可撓性爪型構造物の長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性爪型構造物を爪に重ね合わせ、
(3)該可撓性爪型構造物を、その本体部の下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し
(4)可撓性爪型構造物の該本体部に光を照射し、それにより本体部中の光硬化性樹脂組成物を硬化させ、
(5)該爪から該可撓性爪型構造体を取り外し、そして
(6)該上部可撓性透明樹脂カバーを取り除いて、人工爪を得る、
ことを包含することを特徴とする方法。
11.該光硬化性樹脂組成物が、紫外線により硬化することを特徴とする前項10に記載の方法。
12.該光硬化性樹脂組成物が、アクリル系モノマー、アクリル系オリゴマー及び光開始剤を含むことを特徴とする前項10又は11に記載の方法。
13.該可撓性透明樹脂カバーが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、フルオロカーボン樹脂及びウレタン樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂で形成されることを特徴とする前項10〜12のいずれかに記載の方法。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の1つの態様によれば、人工爪を製造する方法であって、
(1)液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で含有する、爪の形状を有する可撓性透明樹脂バッグを提供し、
(2)爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性透明樹脂バッグを爪に重ね合わせ、
(3)該可撓性透明樹脂バッグを、その下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し、
(4)該可撓性透明樹脂バッグに光を照射し、それにより該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させて人工爪を形成し、
(5)該爪から該可撓性透明樹脂バッグを取り外し、そして
(6)該可撓性透明樹脂バッグを破いて、該人工爪を、該可撓性透明樹脂バッグから取り出す、
ことを含む方法が提供される。
本発明の方法の工程(1)においては用いる可撓性透明樹脂バッグは、可撓性透明樹脂製のフィルムで形成される。可撓性透明樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、フルオロカーボン樹脂及びウレタン樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂を用いることができる。また、可撓性透明樹脂バッグを形成するフィルムの可撓性は、樹脂の分子量やフィルムの厚みなどを適宜選択することにより、調節することができる。但し、可撓性透明樹脂バッグ製造の容易性、可撓性透明樹脂バッグの変形能(自爪上において所望の形に変形する能力)、及び人工爪形成後に可撓性透明樹脂バッグが容易に破けるようにするなどの観点から、可撓性透明樹脂製のフィルムの厚みは、0.01〜2mmであることが好ましく、0.02〜1mmであることがより好ましく、0.03〜0.5mmであることが特に好ましい。可撓性透明樹脂の分子量に関しては、所定の厚みで所望の可撓性が得られるよう適宜調節すれば良い。
また、人工爪の上部表面に立体的な装飾パターンを形成するために、爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグが、その上部内壁に、人工爪の上部表面に与える所望の装飾パターンに対応するネガティブパターンを有していてもよい。例えば、立体的な花のレリーフを上部表面に有する人工爪を製造する場合、該可撓性透明樹脂バッグの上部内壁に、該花のレリーフに対応するネガティブパターンを形成する凹部を形成させる。また、該可撓性透明樹脂バッグの上部内壁に、ガラスなどで形成された装飾品や宝石などを固定して、人工爪を形成し、該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させることにより上記の装飾品や宝石などが人工爪の上部表面に固定されるようにしても良い。
可撓性透明樹脂バッグの製造方法に関しては、特に制限はなく、公知の方法を用いることができる。例えば、液状光硬化性樹脂組成物を導入するための開口部を有する可撓性透明樹脂バッグを射出成形などの方法で製造し、液状光硬化性樹脂組成物を該開口部から導入した後、該開口部を封止する方法により製造することができる。尚、上記の開口部を有する可撓性透明樹脂バッグは、射出成形などにより一体的に製造してもよいし、また、爪の形状を有するシートを2枚作成し、それぞれの周縁部同士を貼り合わせて、開口部を有する可撓性透明樹脂バッグを形成してもよい。
上記の可撓性透明樹脂バッグに封入する液状光硬化性樹脂組成物に関しては、従来、人工爪の製造に使用されている様々な樹脂組成物を使用することができる。そのような光硬化性樹脂組成物の例としては、アクリル系モノマー(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、及びこれらのエステルなど)、アクリル系オリゴマー(上記アクリル系モノマーを重合して得られるもの)及び光開始剤(例えば、ベンゾイン系化合物、カルボニル化合物、アゾ化合物、スルフィド化合物、ハロゲン化合物など)を含む紫外線硬化型組成物が挙げられる。
本発明で使用できる液状光硬化性樹脂組成物の具体例としては、日本国特開昭55−108309号公報、日本国特開昭63−203606号公報、日本国特開平11−21212号公報、米国特許第4,626,428号公報、米国特許第4,704,303号公報、米国特許第4,682,612号公報、及び米国特許第6,803,394号公報などに記載されている樹脂組成物を挙げることができる。
また、該光硬化性樹脂組成物として、紫外線以外の光照射により硬化する光硬化性樹脂を使用してもよい。そのような樹脂の例としては、日本国特公平4−42363号に記載されている光硬化性歯科用樹脂組成物などが挙げられる。この公報に記載されている樹脂組成物は、ハロゲンランプの光や発光ダイオードなどの光により硬化させることができる。
更に、本発明で使用する光硬化性樹脂組成物は、種々の添加剤を含有していてもよい。添加剤の例としては、顔料、染料及び香料などが挙げられる。これらの添加剤の具体例や使用量に関しては、例えば、日本国特開平11−21212公報を参照することができる。
本発明の方法の工程(2)においては、爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性透明樹脂バッグを爪に重ね合わせ、工程(3)においては、該可撓性透明樹脂バッグを、その下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定する。該可撓性透明樹脂バッグを爪に固定する方法に関しては、該可撓性透明樹脂バッグを所望の形状に保つことができれば、特に制限はない。例えば、該可撓性透明樹脂バッグを爪の表面に接着剤を用いて接着する方法、該可撓性透明樹脂バッグをセロハンテープや両面テープ等で爪に固定する方法などを用いることができるが、該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させた後に、該可撓性透明樹脂バッグを爪から容易に取り外せるように固定することが望ましい。
本発明の方法の工程(4)においては、該可撓性透明樹脂バッグに光を照射し、それにより該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させて人工爪を形成する。この際、照射する光は、当然、使用した光硬化性樹脂組成物の硬化させることができるものを使用する。樹脂組成物を硬化させるための光源としては、紫外線硬化型の樹脂組成物を使用した場合、紫外線ランプ、水銀灯又はメタルハイドライドランプなどを用いても良いし、自然光(太陽光)を用いても良い。
本発明の方法の工程(5)においては、光硬化性樹脂組成物の硬化を確認した後、該爪から該可撓性透明樹脂バッグを取り外し、工程(6)においては、該可撓性透明樹脂バッグを破いて、該人工爪を、該可撓性透明樹脂バッグから取り出す。得られた人工爪は、必要に応じて、ファイリング(やすりがけ)などを施して、形を整え、公知の人工爪の固定方法によって、自爪に固定することができる。
また本発明の方法においては、爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグが、その内部に人工爪形成用支持体を更に収容してなることが好ましい。このような支持体を使用することにより、光照射する前の可撓性透明樹脂バッグを爪の表面に密着させた際に、可撓性透明樹脂バッグを所望の形状に維持することができる。支持体の形状に関しては、可撓性透明樹脂バッグを所望の形状に維持という目的に応じて適宜選択すれば良く、例えば、ファイバー状、板状及びこれらを組み合わせたものなどを使用することができる。例えば、ファイバー状の支持体の場合、その径が0.1〜10mmであることが好ましく、0.2〜0.5mmであることがより好ましく、0.3〜0.5mmであることが特に好ましい。また、板状の場合、その厚みが0.1〜10mmであることが好ましく、0.2〜0.5mmであることがより好ましく、0.3〜0.5mmであることが特に好ましい。また、板状の支持体の場合、製造する人工爪の根元から先端に向かう方向に沿って厚みが減少するものを使用することが望ましい。例えば、人工爪の根元方向の端部の厚みが約10mmで、人工爪の先端方向に向かって厚みが減少していき、先端方向の端部の厚が約0.2mmの板状の支持体を使用することができる。
上記の支持体は無色透明でもよく、装飾性の無い色調を有してもよい。また、上記の支持体に装飾性を有する形状及び/又は色調を与えて、製造後の人工爪において装飾的パターンとして視認されるようにしてもよい。
該支持体の材料に関しても特に制限はなく、様々な樹脂、金属、セラミックなどが使用できる。しかし、透明性を有する人工爪を製造する際に、得られた人工爪中の支持体を目立たなくするためには、硬化後の光硬化性樹脂組成物と支持体の屈折率を等しくすることが好ましい。このような場合には、該可撓性透明樹脂バッグに含まれるのと同様の液状光硬化性樹脂組成物を硬化させて得られる硬化樹脂で形成された支持体を用いることが好ましい。
本発明の方法においては、爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの先端が、人工の爪先端部を有し、該人工の爪先端部の根元側端部は該光硬化性樹脂組成物と接触しており、該光硬化性樹脂組成物が光硬化すると、得られる光硬化体が該人工の爪先端部の根元側端部に固定されて該人工爪を形成するようになっていてもよい。即ち、該可撓性透明樹脂バッグを人工爪の本体部分を形成するために使用し、該可撓性透明樹脂バッグの先端部分に、所謂「チップオーバーレイ」で使用されるような、爪の先端の形状を有する樹脂成形体(ネイルチップ)を有するものを使用することができる。上記の爪の先端の形状を有する樹脂成形体は、チップオーバーレイ用として市販されているものを使用することができる。
本発明の他の1つ態様によれば、
人工爪の製造方法であって、
(1)爪の先端部に対応する先端部、及び爪の先端部以外の爪本体に対応する本体部を有する可撓性爪型構造体を提供し、該本体部は、その内部に液状光硬化性樹脂組成物を含有し、
該本体部は、
上部表面に凹凸を有する底部壁、及び
上部可撓性透明樹脂カバーを有し、
該底部壁と上部透明可撓性樹脂カバーは、共働して、該液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で収容するための容器を形成し、
(2)該可撓性爪型構造物の長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性爪型構造物を爪に重ね合わせ、
(3)可撓性爪型構造物を、その本体部の下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し、
(4)可撓性爪型構造物の該本体部に光を照射し、それにより本体部中の光硬化性樹脂組成物を硬化させ、
(5)該爪から該可撓性爪型構造体を取り外し、そして
(6)該上部可撓性透明樹脂カバーを破り除いて、人工爪を得る、
ことを包含することを特徴とする方法が提供される。
この方法は、可撓性透明樹脂バッグの代わりに上記の可撓性爪型構造体を用いる以外は、上記の可撓性透明樹脂バッグを用いる方法と同様に実施することができる。
上記の可撓性爪型構造体の材料に関しては、爪の表面に合わせて容易に湾曲することができ、且つ人工爪の一部として十分な強度を有していれば、特に限定はない。しかし、硬化後の光硬化性樹脂組成物との親和性や透明性の観点から、該光硬化性樹脂組成物と同様の樹脂を硬化させて得られたものであることが好ましい。
可撓性爪型構造体の凹凸を有する底部壁に関しては、その凹凸は、液状光硬化性樹脂組成物が可撓性爪型構造体中に偏在することを防止するためのものである。凹凸としては、例えば、可撓性爪型構造体の長手方向に延びる複数の直方体状の凸部を底部壁の上部表面に形成してもよいし、複数の円形の窪みを底部壁の上部表面に形成してもよい。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、これは本発明の範囲を限定するものではない。
所望の爪形状を有するポリプロピレン樹脂のフィルム(厚み:0.1mm)2枚(市販のA4サイズクリアホルダーから爪の形状に切り出したもの)のそれぞれの周縁部同士を、液状光硬化性樹脂組成物注入用の開口部が形成されるように貼り合わせることにより、開口部を有する爪型可撓性透明樹脂バッグを得た。得られた爪型可撓性透明樹脂バッグの開口部より、液状光硬化性樹脂組成物として日本国株式会社ムラキ製のUVジェルビギナーズキットに含まれるUVクリアジェルを、上記バッグ中に気泡が残らないように注入し、開口部をヒートプレスにて封止した。
得られた液状光硬化性樹脂組成物を含有する爪型可撓性透明樹脂バッグを、その長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、爪に重ね合わせた。該爪型可撓性透明樹脂バッグを、その下部表面が爪の表面に密着した状態で、セロハンテープで爪に固定し、紫外線ランプ(日本国株式会社ムラキ製「コンパクト9ワットUVライト(uvl9w)」)にて、光を約3分間照射し、それにより該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させて人工爪を形成した。該爪から該可撓性透明樹脂バッグを取り外し、そして該可撓性透明樹脂バッグを破いて、該人工爪を、該可撓性透明樹脂バッグから取り出した。
得られた人工爪は、滑らかな表面を有していた。また、この人工爪を、その製造の際に使用した上記の爪に装着したところ、爪の形状に適合する形状を有していた。

Claims (13)

  1. 人工爪の製造方法であって、
    (1)液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で含有する、爪の形状を有する可撓性透明樹脂バッグを提供し、
    (2)爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性透明樹脂バッグを爪に重ね合わせ、
    (3)該可撓性透明樹脂バッグを、その下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し、
    (4)該可撓性透明樹脂バッグに光を照射し、それにより該可撓性透明樹脂バッグ中の光硬化性樹脂組成物を硬化させて人工爪を形成し、
    (5)該爪から該可撓性透明樹脂バッグを取り外し、そして
    (6)該可撓性透明樹脂バッグを破いて、該人工爪を、該可撓性透明樹脂バッグから取り出す、
    ことを包含することを特徴とする方法。
  2. 該光硬化性樹脂組成物が、紫外線により硬化することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 該光硬化性樹脂組成物が、アクリル系モノマー、アクリル系オリゴマー及び光開始剤を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、フルオロカーボン樹脂及びウレタン樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂で形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグが、その内部に人工爪形成用支持体を更に収容してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 該支持体が、ファイバー及び板からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 該支持体が、該可撓性透明樹脂バッグに含まれるのと同様の液状光硬化性樹脂組成物を硬化させて得られる硬化樹脂で形成されてなることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグが、その上部内壁に、人工爪の上部表面に与える所望の装飾パターンに対応するネガティブパターンを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 爪の形状を有する該可撓性透明樹脂バッグの先端が、人工の爪先端部を有し、該人工の爪先端部の根元側端部は該光硬化性樹脂組成物と接触しており、該光硬化性樹脂組成物が光硬化すると、得られる光硬化体が該人工の爪先端部の根元側端部に固定されて該人工爪を形成することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 人工爪の製造方法であって、
    (1)爪の先端部に対応する先端部、及び爪の先端部以外の爪本体に対応する本体部を有する可撓性爪型構造体を提供し、該本体部は、その内部に液状光硬化性樹脂組成物を含有し、
    該本体部は、
    上部表面に凹凸を有する底部壁、及び
    上部可撓性透明樹脂カバーを有し、
    該底部壁と上部透明可撓性樹脂カバーは、共働して、該液状光硬化性樹脂組成物を密封状態で収容するための容器を形成し、
    (2)該可撓性爪型構造物の長手方向の中心軸が、これを真上から見た際に、爪の長手方向の中心軸と一致するように、該可撓性爪型構造物を爪に重ね合わせ、
    (3)該可撓性爪型構造物を、その本体部の下部表面が爪の表面に密着した状態で、爪に固定し、
    (4)可撓性爪型構造物の該本体部に光を照射し、それにより本体部中の光硬化性樹脂組成物を硬化させ、
    (5)該爪から該可撓性爪型構造体を取り外し、そして
    (6)該上部可撓性透明樹脂カバーを破り除いて、人工爪を得る、
    ことを包含することを特徴とする方法。
  11. 該光硬化性樹脂組成物が、紫外線により硬化することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 該光硬化性樹脂組成物が、アクリル系モノマー、アクリル系オリゴマー及び光開始剤を含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
  13. 該可撓性透明樹脂カバーが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、フルオロカーボン樹脂及びウレタン樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂で形成されることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の方法。
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