JP2004250913A - 補強土擁壁 - Google Patents

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JP2004250913A JP2003040288A JP2003040288A JP2004250913A JP 2004250913 A JP2004250913 A JP 2004250913A JP 2003040288 A JP2003040288 A JP 2003040288A JP 2003040288 A JP2003040288 A JP 2003040288A JP 2004250913 A JP2004250913 A JP 2004250913A
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Toshio Noami
利雄 野網
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Kyosei Kiko KK
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Abstract

【課題】複数の壁面材を底面地盤又は下位の段の盛土上に、効率的に定置するとともに、手摺りを提供し、施工上の作業能率を向上する。
【解決手段】複数の縦方向の鋼管11が補強土擁壁24の横幅方向に間隔をおいて並置され、夫々壁面材25の前面部8の背面に緊結されており、水平敷網材18は、底面地盤3上に敷設され、その前端が壁面材25の底面部6に連結材21で連結されており、壁面材25の曲部7は面取りして形成されており、これにより下位の段の壁面材25の前面部8の上端は、沈下しても上位の段の壁面材25に当接しない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路擁壁、駐車場や工場等の敷地造成地の擁壁、土捨て場の擁壁、地山ダム、砂防ダムをはじめ多くの場所に適用される補強土擁壁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路擁壁、駐車場や工場等の敷地造成地の擁壁、土捨て場の擁壁、地山ダム、砂防ダム等に適用される補強土擁壁において、壁面材をエキスパンドメタル(網状の鋼製部材)を利用して施工する構成は知られている(特許文献1参照)。
【0003】
さらに、盛土構造において、板状ブロックの壁面材を使用し、上下ブロックの間には継手金具及びスライド式ジョイントを設け、且つ補強土中に埋め込んだアンカー部材とスライド式ジョイントを連結する構成は公知である(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平08−284173号公報(段落0013、図1、4)
【特許文献2】
特開平11−256580号公報(段落0004、図1、2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
壁面材としてコンクリートを用いた安価な土擁壁が施工できれば、見栄えもよいのであるが、コンクリートの擁壁は重量が重く、補強土壁と異なり、擁壁体の全量を搬入しなければならないという欠点がある。
【0006】
従来の壁面材としてエキスパンドメタルを利用する補強土擁壁は、コンクリートの擁壁よりは軽いが、補強土擁壁を施工する工程において、複数の壁面材を底面地盤又は下位の段の盛土上に積み上げていく際に、次のような問題が生じる。
(1)補強土擁壁の施工に際しては、壁面材を積み上げていき、高所における作業を伴うので、作業員の落下防止のために手摺りが必要となる。しかし単に手摺りのみの用途で設けてもコスト高となる。
(2)施工中は壁面材にかかる土圧は施工完了後より大きく、壁面材のみでは土圧に耐えられないので、その補強を必要とする。
(3)上位の段の壁面材が下位の段の壁面材に接触して、上方の盛土の沈下による重量が下位の壁面材にかかり、盛土の沈下に対する壁面材の伸縮量が小さく、盛土の沈下が集約される最下段の壁面材に上方の盛土の沈下重量がかかると、この最下段の壁面材は変形や座屈による破損が発生する。
(4)壁面材を積み上げていくだけでなく、補強土擁壁の一つの前面を構成するように複数の壁面材を整合よく定置しなくてはならない。
【0007】
本発明は、このような従来の問題を解決することを目的とするものであり、複数の壁面材を底面地盤又は下位の段の盛土上に積み上げていく際に、落下防止用の手摺りを施工の際に仕掛かり中の土擁壁の構造の一部として組み込んで採用し、施工中に壁面材にかかる土圧に対する壁面材の補強をさせるとともに、複数の壁面材を補強土擁壁の前面に整合する定置させる為に利用し、しかも最下段の壁面材に上方の盛土等の重量をかけることなく変形や破損を防止することができる構造が簡単で、安定且つ強度の大きな補強土擁壁を安全に、安く、早く施工できることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて形成される補強土擁壁であって、上記複数段の盛土構造体の夫々は、底面部、曲部及び前面部とから成るL型の壁面材と、該前面部の背面に沿って上下方向に伸びるように配置され補強土擁壁の一部として残置される複数本の縦方向の鋼管と、上記複数本の縦方向の鋼管を互いに連結する水平に配置された横方向の鋼管と、上記底面地盤上に敷設された敷網材と、盛土とを備えており、上記複数の縦方向の鋼管は、補強土擁壁の横幅方向に間隔を置いて並置され、夫々上記壁面材の前面部の背面に緊結されており、上記敷網材の前端部は上記壁面材の底面部に連結材で連結されており、上記壁面材の曲部は面取りして形成されており、これにより下位の段の壁面材の前面部の上端は、上位の段の壁面材に当接しない構成であることを特徴とする補強土擁壁を提供する。
【0009】
本発明は上記課題を解決するために、底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて形成される補強土擁壁であって、上記複数段の盛土構造体の夫々は、前面部、曲部及び底面部とから成るL型の壁面材と、底面地盤に敷設された水平敷網材と、盛土とを備えており、上記複数の縦方向の鋼管は、補強土擁壁の横幅方向に間隔を置いて並置され、夫々上記壁面材の前面部の前面に緊結されており、上記敷網材は、その前端部は上記壁面材の底面部に連結材で連結されており、上記壁面材の曲部は面取りして形成されており、これにより下位の段の壁面材の前面部の上端は、上位の段の壁面材に当接しない構成であり、上記補強土擁壁を施工する間のみ、上記前面部の前面に当接して緊結され該前面部に沿って上下方向に伸びるように複数本の縦方向の鋼管と、上記複数本の鋼管とを互いに連結する水平に配置された横方向の鋼管とが設けられて施工されるものであることを特徴とする補強土擁壁を提供する。
【0010】
上記下位の段の壁面材の前面部は、上位の段の壁面材の底面部及び上記水平敷網材と水平に配置された櫛状の金物及び連結材で可動に連結されている構成としてもよい。
【0011】
底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて形成される補強土擁壁であって、上記複数段の盛土構造体の夫々は、前面部、該前面部の頭部、曲部及び底面部とから成るL型の壁面材と、底面地盤に敷設された水平敷網材と、盛土とを備えており、上記前面部の頭部は背面側へ傾斜して形成されており、上記壁面材の曲部は、面取りして形成されており、下位の段の壁面材の頭部と互いに可動に係合しており、上記敷網材は、その前端部は上記壁面材の曲部に連結材で連結されており、上記補強土擁壁を施工する間のみ、上記前面部の前面に当接して緊結され該前面部に沿って上下方向に伸びるように複数本の縦方向の鋼管と、上記複数本の鋼管とを互いに連結する水平に配置された横方向の鋼管とが設けられて施工されるものであることを特徴とする補強土擁壁を提供する。
【0012】
上記下位の段の壁面材の前面部は、上位の段の曲部及び上記水平敷網材と水平に配置された櫛状の金物及び連結材で可動に連結されている構成としてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る補強土擁壁の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照して説明する。この補強土擁壁は、底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて形成される補強土擁壁である。
【0014】
本発明に係る補強土擁壁を、地山1の傾斜面(のり面)の前面部に施工した補強土擁壁を例に挙げて、図1〜9に示す、実施例1〜3で詳細に説明する。この地山1の傾斜面は一定の傾斜角度で切り取られて背面切土2が表出し、傾斜面の裾部から前方に底面地盤3が形成されている。
【0015】
(実施例1)
図1、2、8は、本発明に係る補強土擁壁の実施例1を説明する図である。底面地盤3の前端部4上に、ほぼL型の壁面材5が配置されている。この壁面材5は、底面部(水平部)6、曲部7及び前面部(起立部)8とから成る。底面部6は、底面地盤3上に置かれ、前面部8は、底面地盤3に対して背面側(「地山側」、或いは「盛土側」とも言う。図1中の右側。)に向けて若干傾斜するように起立して形成されている。
【0016】
壁面材5の曲部7は面取り(例えば円弧状に面取り)して形成されており、これにより補強土擁壁10を構成する複数段の盛土構造体9において、下位の段の壁面材5の前面部8の上端は、上位の段の壁面材5に当接せず、又上段の壁面材5が自重や盛土重量で若干下方に沈下しても下位の段の壁面材5の前面部8の上端に接触しないように構成されている。
【0017】
壁面材5は、剛性のあるエキスパンドメタルや金網等が利用されるが、本実施例1では剛性のあるエキスパンドメタルを使用した例を示す。なお壁面材5は、補強土擁壁10の横幅に合わせて複数個、地山の横幅方向(地山を正面に見て横方向)に間隔を置いて並置されている。
【0018】
底面地盤3の前端部4上であって、壁面材5の背面に沿うように、縦方向の鋼管11が背面側に若干傾斜し、一定の角度で起立するように配置されている。具体的には、縦方向の鋼管11は、壁面材5の背面に植生マット12を介して当接され、メタルバンドや針金等の緊結材13で緊結されて起立し、配置されている。この縦方向の鋼管11は、地山1の横幅方向に間隔をおいて複数本配置されている。
【0019】
縦方向の鋼管11は、施工すべき補強土擁壁10の高さを考慮して、適宜長さの鋼管14が複数本、管継手15で接続されて使用されている。複数本の鋼管11の夫々の背面に、水平に伸びる横方向の鋼管16を当接して架け渡して互いに締結し、これにより複数本の縦方向の鋼管は、横方向の鋼管16を介して一体的に結合され構造強度が付与されている。
【0020】
このような複数本の縦方向の鋼管11と横方向の鋼管16の組み合わされた鋼管は、補強土擁壁10を施工する際の手摺りとなるとともに、補強土擁壁10の構造物の一部としてそのまま残置してもよい。この場合は、鋼管16の撤去作業の手間も省け、又盛土17の土圧を押さえる壁面材5をさらに補強することともなる。
【0021】
底面地盤3上には水平敷網材18が敷設され、背面切土2上には背面敷網材18’が敷設されている。水平敷網材18と背面敷網材18’は、互いに敷網連結材22で連結されている。
【0022】
底面地盤3上の水平敷網材18の前端部19は、壁面材5の底面部6の山側端部20に結合されている。図2は、2段目以上に配設される水平敷網材18の前端部19が壁面材5の底面部6の山側端部20に結合されている構造を示している。この図2に示す通り、水平敷網材18の前端部19と壁面材5の底面部6の山側端部20には、横方向に伸びる連結材21、例えばこの実施例では2本の鉄筋のような連結材21が挿入されて、互いに連結されている。
【0023】
敷網材18、18’は、ジオテキスタイル、例えばテンサー(商品名)等が利用される。底面地盤3及び背面切土2上に敷設される敷網材18、18’は、敷設する底面地盤3及び背面切土2の敷設すべき面積が小さい場合は、夫々一枚の水平敷網材18でも良いが、敷設すべき面積が大きい場合は、複数枚の水平敷網材18、18’を互いに敷網連結材22により連結して使用してもよい。
【0024】
壁面材5と、底面地盤3及び背面切土2上に敷設された敷網材18、18’で囲まれた空間に盛土17が埋め込まれ、これにより1段目の盛土構造体9が構成されている。
【0025】
この1段目の盛土構造体9の上に、2段目以上の盛土構造体9が次々と積み重ねられて施工されるが、2段目以上の盛土構造体9は、1段目の盛土構造体9と同様の構造に形成されており、下位の段の盛土構造体9上に配設された壁面材5、下位の段の盛土構造体9と切土2上に配設された水平敷網材18及び背面敷網材18’で囲まれた空間に盛土17が埋め込まれて構成される。下位の段の盛土構造体9上に敷設された水平敷網材18の底面部6の山側端部20は、切土2上に配設された水平敷網材18の前端部19に敷網連結材22で連結されている。
【0026】
この実施例1の補強土擁壁10では、複数の壁面材5が、補強土擁壁10の前面を形成するように、地山1の幅方向かつ上下方向に並置されるが、複数の壁面材5は、縦方向の鋼管11に当接することで、補強土擁壁10の前面となる一面を形成するように位置決めが可能となるとともに、施工の際の土圧に対する壁面材5の補強を行うとともに、落下防止用の手摺りを提供する。壁面材5は、特にこの実施例1のように壁面材5の背面側に設けた場合は残置すると面倒な撤去作業の必要がない。
【0027】
又、この実施例1の補強土擁壁10では、各段の壁面材5は、上下段方向の壁面材5は夫々互いに連結されておらず又は後述するように連結されていても互いに拘束されず独立し可動な構成とされ、縦方向の鋼管11に対して夫々独立して緊結材で緊結されている。さらに、壁面材5の曲部7は面取りして形成されており、これにより複数段の盛土構造体9の下位の段の壁面材5の前面部8の上端は、上位の段の壁面材5に当接せず、又上位の段の壁面材5が自重や盛土重量で若干下方に沈下しても接触しないように構成されている。
【0028】
従って、最下段の盛土構造体9より上方の全ての段の盛土構造体の重量が最下段の壁面材5にかかるようなことがないので、最下段の壁面材5が変形や破損することようなことを防止することができる。
【0029】
なお、図8(a)は、下位の段の壁面材5と上位の段の壁面材5が互いに、水平に配置される櫛状の金物32で可動に連結されている構成を示し、この構成に加えて、さらに図8(b)では、水平敷網材18を連結した構成を示している。鉄筋のような連結材21が、櫛状の金物32の後端部の湾曲部33と壁面材25との間、さらに水平敷網材18の前端のループ部31内に挿入されている。櫛状の金物32の前端は壁面材5とピン34などで接続されている。
【0030】
なお、櫛状の金物32の詳細について、その側面図を図8(a)、(b)で示し、その平面図を図10(a)で示している。櫛状の金物32は、水平に配置され、補強土擁壁10の横幅方向に間隔を置いて平行に配列された複数の鉄筋櫛部34と、これら複数の鉄筋櫛部をそれらの前端で互いに固定する一本の鉄筋35とから構成される。鉄筋櫛部34の後端部には上方に向けた湾曲部33が形成されている。
【0031】
次に、実施例1の補強土擁壁10の施工の工程(施工方法)を順次説明する。
(1)地山1の傾斜面を一定の傾斜角度で切り取り、背面切土2を形成し、傾斜面の裾部から前方に向けて底面地盤3を形成する。
(2)底面地盤3の前端部4上に、壁面材5を配置する。
【0032】
(3)底面地盤3の前端部4上に、複数本の縦方向の鋼管11を、壁面材5の背面に植生マット12を介して当接し、壁面材5の背面に沿うように背面側に向けて若干傾斜し、一定の角度で起立するように配置する。これら複数本の縦方向の鋼管11は、地山1の横幅方向に間隔をおいて配置し、夫々壁面材5にメタルバンドや針金のような緊結材13等で緊結する。
【0033】
(4)鋼管11は、施工すべき補強土擁壁10の高さを考慮して、鋼管14を管継手15で接続して上方向に伸ばし、複数本の縦方向の鋼管11の夫々の背面に当接するように、横方向の鋼管16を水平に配置して締結具で締結する。
【0034】
(5)底面地盤3に敷網材18を、背面切土2上に背面敷網材18’を敷設する。敷網材18、18’は、複数の敷網材18、18’を敷網連結材22で連結して使用してもよい。
(6)底面地盤3上の水平敷網材18の前端部19と壁面材5の底面部6の山側端部20を重ね合わせ、この重ね合わせた部分に2本の鉄筋のような連結材21を挿入して互いに連結する。
(7)壁面材5と、底面地盤3及び背面切土2上に敷設された敷網材18、18’で囲まれた空間に盛土17を埋め込み、1段目の盛土構造体9を構成する。
【0035】
(8)1段目の盛土構造体9の上に、2段目以上の盛土構造体9を1段目とほぼ同様の施工工程で次々と積み重ねて施工する。このように2段目以上の盛土構造体9を施工する工程において、鋼管11は、高所作業用の手摺りとなるとともに、作業が終了した後、補強土擁壁の構造物の一部として残置し撤去作業を省き、補強土擁壁10の施工後の壁面のより一層の補強を図ってもよい。
【0036】
(実施例2)
図3〜5は、本発明に係る補強土擁壁の実施例2の構成を説明する図である。この実施例2の補強土擁壁23の構造は、実施例1とほぼ同じ構造であるが、異なる点は、縦方向の鋼管11を壁面材5の外側に沿うように施工時のみ起立して配置し、補強土擁壁23の施工が完了した時点で鋼管11を除去し、施工完了後は鋼管11を配設しない補強土擁壁の構成とする点である。図3、4に示す施工の工程の説明を通して実施例2の補強土擁壁23の構成を、特に実施例1と異なる構成を中心に説明する。
【0037】
図3(a)に示すように、底面地盤3の前端部4上に、壁面材5を配置する。底面地盤3の前端部4上に、複数本の縦方向の鋼管11を、壁面材5の前面部8に当接し、壁面材5の前面部8に沿うように若干背面側に向けて傾斜し、一定の角度で起立するように配置する。そして、図5に示すように、鋼管11を壁面材5の前面部8に当接してメタルバンドや針金のような緊結材13等で緊結する。
【0038】
これら複数本の縦方向の鋼管11は、地山1の横幅方向に間隔をおいて配置する。縦方向の鋼管11は、実施例1同様に、施工すべき補強土擁壁23の高さを考慮して、鋼管14を管継手15で接続して上方向に伸ばす。
【0039】
そして、図3(b)に示すように、複数本の縦方向の鋼管11の夫々の背面に当接するように、横方向の鋼管16を水平に配置して締結具で締結する。次に底面地盤3上に水平敷網材18し、背面切土2上に背面敷網材18’を敷設する。敷網材18、18’は、複数の敷網材18、18’を敷網連結材22で連結して使用してもよい。
【0040】
そして、底面地盤3上の水平敷網材18の前端と壁面材5の底面部6の山側端を重ね合わせ、この重ね合わせた部分に2本の鉄筋のような連結材21を挿入して互いに連結する。この連結した状態は、図5において、最下段の盛土構造体9ではないが、上位の段の盛土構造体9における水平敷網材18と敷網連結材22との連結について示されている。
【0041】
このようにして配設された壁面材5の背面側に植生マット12を配置し、壁面材5と、底面地盤3及び背面切土2上に敷設された敷網材18、18’とで囲まれた空間に盛土17を埋め込み、1段目の盛土構造体9を形成する。
【0042】
次に図4(a)に示すように、1段目の盛土構造体9の上に、2段目の盛土構造体9を1段目とほぼ同様の工程でもって施工し、以下同様に3段目の盛土構造体9を積み重ねる。なお、本実施例2の補強土擁壁23は、3段の盛土構造体9から構成されるが、4段以上の盛土構造体9から成る補強土擁壁23では、4段目以上の盛土構造体9も2段目の盛土構造体と同様にして施工する。
【0043】
このように2段目以上の盛土構造体9を施工する際に、鋼管11、16は、高所作業用の手摺りとなる。そして、3段の盛土構造体9の積み上げが終了した段階で、鋼管11を壁面材5から取り除き、図4(b)に示すような3段の盛土構造体9から成る補強土擁壁23の施工が完了する。鋼管11、16を壁面材5から取り除いた構成は、実施例1とは異なる。
【0044】
この実施例2の補強土擁壁23では、補強土擁壁23の前面を形成するように、複数の壁面材5が地山1の幅方向かつ上下方向に並置されるが、縦方向の鋼管11に壁面材5が当接することで、複数の壁面材5で補強土擁壁23の前面を形成するように位置決めが可能となるとともに、施工の際の土留めを行う壁面材5の補強を行い、しかも施工の際の高所作業用の手摺りを提供する。
【0045】
又、この実施例2の補強土擁壁23では、実施例1と同様に、上下段方向の壁面材5は夫々互いに連結されておらず、しかも壁面材5の曲部7は面取りして形成されているから、下位の段の壁面材5の前面部8の上端は、上位の段の壁面材5に当接せず、又上位の段の壁面材5が自重や盛土重量で若干下方に沈下しても接触しないように構成されている。
【0046】
従って、最下段の盛土構造体9より上方の全ての段の盛土構造体の重量が最下段の壁面材5にかかるようなことがないので、最下段の壁面材5が変形や破損することようなことを防止することができる。
【0047】
(実施例3)
図6、7、9は、本発明に係る補強土擁壁の実施例3の構成を説明する図である。この実施例3の補強土擁壁24の構成は、実施例2の補強土擁壁24とほぼ同じ構成であるが、実施例3の壁面材25は実施例の壁面材5と構造が若干異なり、又壁面材25と水平敷網材18との連結する位置が実施例2とは相違する。以下、実施例3の構成を詳細に説明する。
【0048】
図6に示すように、底面地盤3の前端部4上に、壁面材25を配置する。この実施例3で使用される壁面材25は、図6、7で示されるように、ほぼL型であり、実施例1、2の壁面材5と同様に底面部6、曲部7及び前面部8とから成り、曲部7は面取りして形成されている。実施例3の壁面材25は、実施例1、2と異なり、前面部8の上端には頭部26が形成されている。この頭部26は、図6、7に示すように、背面側に若干折り返されている構造でもよいし、折り返されていなくてもよい。
【0049】
底面地盤3の前端部4上に、複数本の縦方向の鋼管11を、壁面材25の前面部8に当接し、壁面材25の前面部8に沿うように若干背面側に向けて傾斜し、一定の角度で起立するように配置する。そして、図6、7に示すように、鋼管11を壁面材25の前面部8に当接してメタルバンドや針金のような緊結材13で緊結する。
【0050】
これら複数本の縦方向の鋼管11は、地山1の横幅方向に間隔をおいて配置する。鋼管は、施工すべき補強土擁壁24の高さを考慮して、鋼管14を管継手15で接続して上方向に伸ばす。そして、複数本の縦方向の鋼管11の夫々の背面に当接するように、実施例1、2同様に横方向の鋼管を水平に配置して締結材で締結する。
【0051】
そして、図6に示すように、底面地盤3に水平敷網材18を敷設し、背面切土2上に背面敷網材18’を敷設する。敷網材18、18’は、複数の敷網材18、18’を敷網連結材22で連結して使用してもよい。そして、底面地盤3上の水平敷網材18の前端部19を壁面材25の曲部7において1本の鉄筋のような連結材21を挿入して互いに連結する。連結材21自体は、図7において、最下段の盛土構造体9ではないが、上位の段の盛土構造体9における連結材21が示されている。
【0052】
このようにして配設された壁面材25の背面側に植生マット12を配置し、壁面材25と、底面地盤3及び背面切土2上に敷設された敷網材18、18’とで囲まれた空間に盛土17を埋め込み、1段目の盛土構造体9を構成する。
【0053】
そして、図6に示すように、1段目の盛土構造体9の前端側4の上に2段目の壁面材25を配置し緊結材13で鋼管11に緊結し、さらに1段目の盛土構造体9上に水平敷網材18を敷設する。この場合、1段目(下段)の壁面材25の頭部26と2段目(上段)の壁面材25の曲部7とを、図7に示すように、互いに可動に交叉させるように配置する。
【0054】
この曲部7に、1段目の盛土17上に敷設された2段目の水平敷網材18の前端部19を重ね合わせて、1本の鉄筋のような連結材21を挿入して、2段目の壁面材25の曲部7及び水平敷網材18の前端部とを互いに連結する。底面地盤3上に敷設された水平敷網材18の背面側の端部は背面切土2上に敷設された背面敷網材18’に敷網連結材22を挿入して連結している。
【0055】
このようにして配設された2段目の壁面材25の背面側に植生マット12を配置し、この壁面材25と、底面地盤3上に敷設された水平敷網材18及び背面切土2上に敷設された背面敷網材18’とで囲まれた空間に盛土17を埋め込み2段目の盛土構造体9を構成する。以下同様の工程でもって3段目以上の盛土構造体9も同様にして施工する。
【0056】
このように最上段の2段目以上の盛土構造体9を施工する際のみ、縦方向の鋼管11及び横方向の鋼管は、高所作業用の手摺りとなる。そして、最上段の盛土構造体9の積み上げが終了した段階で、縦方向の鋼管11及び横方向の鋼管を壁面材25から取り除き、複数段の盛土構造体9から成る補強土擁壁24の施工完了後は鋼管11を配設しない補強土擁壁の構成とする点は、実施例1と異なる。
【0057】
この実施例3の補強土擁壁24では、実施例2と同様に、補強土擁壁24の前面を形成するように、複数の壁面材25が地山1の幅方向かつ上下方向に並置されるが、縦方向の鋼管11に壁面材25が当接することで、複数の壁面材25で補強土擁壁24の前面を形成するように位置決めが可能となるとともに、施工の際の土留めを行う壁面材25の補強を行い、しかも手摺りを提供する。
【0058】
又、この実施例3の補強土擁壁24では、下位の段の壁面材25の頭部26は上位の段の壁面材25の曲部7に対して可動に係合しているのみで、上下段方向の壁面材25は互いに連結されていないので、上位の段の壁面材25が自重や盛土重量で若干下方に沈下しても、上位の段の盛土構造体9の重量が下位の段の壁面材25にかかることがなく、従って、最上段を含めてその下方の全ての盛土構造体の重量が、上下方向の各段の壁面材25を介して、最下段の壁面材25へかかるようなことはないので、最下段の壁面材25が変形したり、破損することを防止できる。
【0059】
この実施例3の補強土擁壁24では、下位の段の壁面材25の頭部26と上位の段の壁面材25の曲部7が可動に係合(連接)しているが、この係合する構造について、図9において具体的な構造例を示す。
【0060】
図9(a)は、上位の段の壁面材25の曲部7にU字型に折り曲げた櫛状の金物27を連接し、連結材(鉄筋)21を金物27のU字端28内に横方向に挿入し、金物27の反対端29を下位の段の壁面材25の頭部26内に装入しピン30で留めた構造を示している。連結材21は水平敷網材18の前端のループ31内にも挿入されており、これにより下位の段の壁面材25の頭部26、上位の段の壁面材25の曲部7、及び水平敷網材18が互いに可動に係合される構成となっている。
【0061】
なお、櫛状の金物27の詳細について、その側面図を図9(a)、(b)で示し、その平面図を図10(b)で示している。櫛状の金物27は、水平に配置され補強土擁壁10の横幅方向に間隔を置いて平行に配列されたU字型に折り曲げた複数の鉄筋櫛部27’と、これら複数の鉄筋櫛部36をそれらの前端の上下部で夫々互いに固定する2本の鉄筋30、30とから構成される。
【0062】
さらに、図11(a)は、下位の段の壁面材5と上位の段の壁面材5とを互いに連結する別の連結構造を示す図である。この連結構造では、図11(c)に示す櫛状の金物35及び連結材21を使用して、下位の段の壁面材5と上位の段の壁面材5の曲部7とが連結されている。この櫛状の金物35は、図11(c)にその正面と側面を示すように、鉄筋で形成された扁平状のコイルの形状をしている。
【0063】
この連結構造では、櫛状の金物35のコイルの部分36の前端を下位の段の壁面材5に係合する。そして、コイルの部分36の後端を上位の段の壁面材5に係合するとともに、コイルの部分36と上位の段の壁面材5の間に連結材21を横方向に挿通することにより、下位の段の壁面材5と上位の段の壁面材5を互いに、可動に連結することができる。さらに図11(b)に示すように、この連結材21に水平敷網材18のループ部31を掛けて取り付けることができる。
【0064】
以上、本発明に係る補強土擁壁の実施形態を実施例に基づいて説明したが、本発明は特にこのような実施例に限定されることなく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることはいうまでもない。
【0065】
【発明の効果】
以上のような構成の本発明に係る補強土擁壁によれば、次のような効果を奏する。
(1)エキスパンドメタルを利用する補強土擁壁について、複数の壁面材を底面地盤又は下位の段の盛土上に積み上げていく際に、夫々を定置しやすく、しかも高所作業における落下防止用の手摺りを提供できるので、施工の作業能率を向上することができ、補強土擁壁を安全に、安く、早く施工することが可能となる。
【0066】
(2)鋼管に壁面材が当接させる構造としたので、複数の壁面材が補強土擁壁の前面となるように並置されるように、壁面材の夫々の位置決めをしやすくすることができるとともに、施工の際の土留めを行う壁面材の補強を行い、しかも手摺りを提供し、鋼管を補強土擁壁の構造物の一部として残置すれば、その撤去作業の手間も省け、しかも施工完了後も補強土擁壁のより一層の強度の向上となる。
【0067】
(3)上下段方向の壁面材は夫々互いに連結されず、縦方向の鋼管に対して夫々独立して緊結されている構成とし、各段の壁面材は、壁面材の曲部は面取りして形成されており、これにより複数段の盛土構造体の下位の段の壁面材の前面部の上端は、上位の段の壁面材に当接せず、又上位の段の壁面材が自重や盛土重量で若干下方に沈下しても接触しない或いは互いに拘束されることのないように構成されているので、最下段の壁面材への上下方向の壁面材を介する重量負荷はないので、最下段の壁面材の座屈等による破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補強土擁壁の実施例1を説明する断面図である。
【図2】本発明の補強土擁壁の実施例1を説明する斜視図である。
【図3】本発明の補強土擁壁の実施例2の施工工程を説明する図である。
【図4】本発明の補強土擁壁の実施例2の施工工程を説明する図である。
【図5】本発明の補強土擁壁の実施例2を説明する要部斜視図である。
【図6】本発明の補強土擁壁の実施例3を説明する断面図である。
【図7】本発明の補強土擁壁の実施例3を説明する要部斜視図である。
【図8】本発明の補強土擁壁の実施例1の要部構造の一例を示す図である。
【図9】本発明の補強土擁壁の実施例3の要部構造の一例を示す図である。
【図10】本発明の補強土擁壁の実施例1〜3で利用されるの櫛状の金物の平面図を示す。
【図11】本発明の補強土擁壁の実施例3の要部構造の別の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 地山
2 背面切土
3 底面地盤
4 前端部
5、25 壁面材
6 底面部
7 曲部
8 前面部
9 盛土構造体
10、23、24 補強土擁壁
11 縦方向の鋼管
12 植生マット
13 緊結材
14 鋼管
15 管継手
16 横方向の鋼管
17 盛土
18 水平敷網材
18’ 背面敷網材
19 水平敷網材の前端部
20 底面部の山側端部
21 連結材
22 敷網連結材
26 頭部
27、32、35 櫛状の金物
28 金物のU字端
29 金物の反対端
30、34 ピン
31 水平敷網材のループ部
33 櫛状の金物の湾曲部
36 櫛状の金物のコイルの部分

Claims (5)

  1. 底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて形成される補強土擁壁であって、
    上記複数段の盛土構造体の夫々は、底面部、曲部及び前面部とから成るL型の壁面材と、該前面部の背面に沿って上下方向に伸びるように配置され補強土擁壁の一部として残置される複数本の縦方向の鋼管と、上記複数本の縦方向の鋼管を互いに連結する水平に配置された横方向の鋼管と、上記底面地盤上に敷設された敷網材と、盛土とを備えており、
    上記複数の縦方向の鋼管は、補強土擁壁の横幅方向に間隔を置いて並置され、夫々上記壁面材の前面部の背面に緊結されており、
    上記敷網材の前端部は上記壁面材の底面部に連結材で連結されており、
    上記壁面材の曲部は面取りして形成されており、これにより下位の段の壁面材の前面部の上端は、上位の段の壁面材に当接しない構成であることを特徴とする補強土擁壁。
  2. 底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて形成される補強土擁壁であって、
    上記複数段の盛土構造体の夫々は、前面部、曲部及び底面部とから成るL型の壁面材と、底面地盤に敷設された水平敷網材と、盛土とを備えており、
    上記複数の縦方向の鋼管は、補強土擁壁の横幅方向に間隔を置いて並置され、夫々上記壁面材の前面部の前面に緊結されており、
    上記水平敷網材は、その前端部は上記壁面材の底面部に連結材で連結されており、
    上記壁面材の曲部は面取りして形成されており、これにより下位の段の壁面材の前面部の上端は、上位の段の壁面材に当接しない構成であり、
    上記補強土擁壁を施工する間のみ、上記前面部の前面に当接して緊結され該前面部に沿って上下方向に伸びるように複数本の縦方向の鋼管と、上記複数本の鋼管とを互いに連結する水平に配置された横方向の鋼管とが設けられて施工されるものであることを特徴とする補強土擁壁。
  3. 上記下位の段の壁面材の前面部は、上位の段の壁面材の底面部及び上記水平敷網材と水平に配置された櫛状の金物及び連結材で可動に連結されていることを特徴とする請求項1又は2記載の補強土擁壁。
  4. 底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて形成される補強土擁壁であって、
    上記複数段の盛土構造体の夫々は、前面部、該前面部の頭部、曲部及び底面部とから成るL型の壁面材と、底面地盤に敷設された水平敷網材と、盛土とを備えており、
    上記前面部の頭部は背面側へ傾斜して形成されており、
    上記壁面材の曲部は、面取りして形成されており、下位の段の壁面材の頭部と互いに可動に係合しており、
    上記水平敷網材は、その前端部は上記壁面材の曲部に連結材で連結されており、
    上記補強土擁壁を施工する間のみ、上記前面部の前面に当接して緊結され該前面部に沿って上下方向に伸びるように複数本の縦方向の鋼管と、上記複数本の鋼管とを互いに連結する水平に配置された横方向の鋼管とが設けられて施工されるものであることを特徴とする補強土擁壁。
  5. 上記下位の段の壁面材の前面部は、上位の段の曲部及び上記水平敷網材と水平に配置された櫛状の金物及び連結材で可動に連結されていることを特徴とする請求項4記載の補強土擁壁。
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