JP2004250236A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ホッパー101、シャッター102、大量トラフ104、大小量用フィーダー105、106を備え、小量トラフ2は、擬似シャッター3を取付けると共に、小フィーダー部20を小量トラフ2の搬出部21の一端に寄せて取付けている搬送装置1に対し、小量トラフ2の先端、即ち、前記擬似シャッター3を前記大量トラフ104の先端の上方まで延ばし、前記擬似シャッター3を前記バケット107の上方に臨ませて前記擬似シャッター3Bを形成し、前記大量トラフ104を除去して、搬送装置を構成している。
【選択図】 図7
Description
この搬送装置100は、被計量物が投入されるホッパー101と、このホッパー101からの被計量物の流出量を調整するシャッター102と、このシャッター102から流出した被計量物を受入れる小量トラフ103と、この小量トラフ103から落下する被計量物を受入れる大量トラフ104と、大小量トラフ103,104に振動を与える大小量用フィーダー105,106とから構成され、搬送された被計量物は計量バケット107に落下するようになっている。
図9は、それぞれ横軸に測定重量を、縦軸に振幅を取ったもので、測定重量の計測終盤に近づくに従い、それぞれの振幅が小さくされ、最初に大量トラフ104の振動が停止され、次に小量トラフ103の振動が停止されることが示されている。
即ち、前記ポッパー101から前記シャッター102を介して、粉末状の被計量物が小量トラフ103に供給されており、計量開始(図9の測定重量 0)と共に大小トラフ104,103が振動し、小量トラフ103の被計量物が大量トラフ104、次いで前記計量バケット107に、順次、落下する。
計量終盤に、前記大量トラフ104の振動が停止(図9の測定重量 A点)され、小量トラフ103のみが振動して、その小フィーダー部103Aより、小量の被計量物が前記計量バケット107に落下して、計量の精度を出すようにしている。
即ち、大量トラフ104からの被計量物が増大し、次回の計量時に、A点以前に設定重量を超えてしまうような場合である。
計量値が計量毎に異なる場合、例えば50g計量後に1gを計量する場合、前記B部分の存在の影響は極めて大きなものになっていた。
特許文献1では、その図1に示されているように、トラフ14の先端にストッパー48が取付けられ、搬出端部の開閉を行い、被計量物が余分に供給ホッパ6に供給されることを防止している。
前記擬似シャッターの高さは、調整が可能であることが望ましい(請求項2の発明)。
上記発明において、小量トラフの小フィーダー部をその搬出部の端に取り付けることが望ましい(請求項3の発明)。
また、擬似シャッターの高さの高低により、小量トラフから大量トラフに落下する被計量物の量が異なることから、計量時間の調整などが可能となる。
また、従来の小量トラフのように小フィーダー部を中央に取付ける場合に比べ、小量トラフの製造コスト、ひいては搬送措置のコストを下げこときができる。
図1は第1実施形態に係る搬送装置の斜視図、図2(イ)〜(ハ)は同装置の小量トラフの平面図、側面図、及び図2(イ)のA−A断面図である。
なお、前述の図8、図9及び後述の各図において、同一の符号が示すものは同一の構成を示すものである。
前記ホッパー101から供給される被計量物は、前記シャッター102によりその供給量が制御され、前記小量トラフ2の供給部22上に、所定厚さを備えた被計量物の層が形成される。
図3は、前記シャッター102により、前記小量トラフ2の供給部22上に、所定厚さaの被計量物4の層が形成された状態を模式的に示した前記小量トラフ2の断面である。ここで「X」が、求める前記擬似シャッター3の高さを示している。
図4は、横軸に時間を取り、縦軸に振幅を取って、時間の経過と共に、大小トラフ104、2の変化する振幅をグラフ化したもので、「2G」は、前記小量トラフ2の場合を、「104G」は、前記大量トラフ104の場合をそれぞれ示している。
ここで振幅値「b」は、前記大量トラフ104がその振動を停止した時点(Tx)の前記小量トラフ2の振幅を示している。
よって、図5に示したように、決定されるべき擬似シャッター3の高さX=a+bで求められた値と略同一であればよいことになる。
前記搬送装置100と同様に動作する計量開始から計量終盤までは前記小量トラフ2の振幅は振幅bより大きいので、被計量物4は、前記擬似シャッター3を超えて前記大量トラフ104に落下する。
計量終盤で、前記大量トラフ104上の被計量物4が、前記計量バケット107に落下し終えると共に、大量トラフ104の振動が停止する(Txの時点)と、前記小量トラフ2の被計量物4は、前記擬似シャッター3を飛び越すことができず、前記大量トラフ104に落下し難くなる。
一方、引続き振動する前記小量トラフ2の小フィーダー部20により被計量物4が、計量バケット107に落下し続け、計量の精度が出される。
(1) 前記Txの時点では、大量トラフ104上には、殆ど被計量物4が残らなくなり、次回の計量に影響を及ぼすことがない。
(2) 同一の計量値の繰り返し測定の場合のみならず、計量毎に計量値が著しく異なる場合であっても、前回の計量時の被計量物4が大量トラフ104に残らないので、精度よい計量が可能になる。例えば、50g計量後に、1gを計量する場合である。
(3) 前記擬似シャッター3は、小量トラフ2の搬出部21を折り曲げるだけであるので、簡単な構成で、その製作、清掃等の管理、維持が容易である。
(4) 従来のように、小フィーダー部を小量トラフの中央に取付けると、それぞれ左右に擬似シャッターを設ける必要があり、製作コストが上昇するが、前記小量トラフ2の小フィーダー部20は端に寄せられているので、小量トラフの製作コストを低減させることができる。
この実施形態が、第1実施形態と異なる点は、前記擬似シャッター3の高さを調整可能にした点である。
この高さ調整機能付きシャッター3Aは、シャッター3の正面又は裏面に、スライド板5をスライド自在に固着できるようにしたもので、そのスライド板5或いはシャッター3側に、上下方向にネジ固定用の長孔等が形成されている。
よって、前記シャッター102の流出量の調整、各大小量トラフ2、104の振幅強さの調整に伴う、擬似シャッター3Aの高さの微調整が可能である。
その他、前記高さXより、若干高くすれば、計量時間の増大になるが、より計量精度が高まる。
このことは、前記Txの時点より、若干前の時点Tx´の小量トラフ2の振幅b´と前記被計量物4の層厚さaとの合算値を、擬似シャッター3の高さに決定してもよいことを意味する。
なお、高さXより、逆に若干低くすれば、計量時間の短縮になる。
上記各実施形態における小量トラフ2の先端、即ち、前記擬似シャッター3、3Aを前記大量トラフ104の先端の上方まで延ばし、前記擬似シャッター3を前記バケット107の上方に臨ませて前記擬似シャッター3Bを形成し、前記大量トラフ104を除去して、搬送装置を構成してもよい(図7参照)。
即ち、この実施形態は、小量トラフ2と大量トラフ104を共通化して振動トラフ2Aとし、上述の図4の大量トラフ104振動停止時点(Tx)を想定して、この時点のトラフ2Aの振幅bを基準に、前記擬似シャッター3Bの高さを決定すればよい。
その他の構成は、上記各実施形態と同一であって、同一の作用効果を奏するほか、搬送装置の製造コスト、維持管理コスト等の削減が可能になる。
102 シャッター 2 2A 103 小量トラフ
104 大量トラフ 105、106 大小量用フィーダー
107 計量バケット
20 小フィーダー部 21 搬出部
22 供給部
3 3A 3B 擬似シャッター 4 被計量物
5 スライド板
Claims (3)
- 小量トラフとその下段の大量トラフを備え、大小トラフが振動し、ホッパーから前記小量トラフに供給される被計量物を前記大量トラフに落下させつつ、計量バケットに搬送する搬送装置において、
計量終盤に、前記大量トラフの振動が停止され、小量トラフのみが振動して、前記小量トラフの搬出部から前記計量バケットに臨む小フィーダー部より、小量の被計量物が前記計量バケットに落下して、計量の精度を出すようにすると共に、前記小量トラフの搬出部に擬似シャッターを設け、且つ、その高さを前記小量トラフ上の被計量物の層厚さと、前記大量トラフの振動が停止した時点の前記小量トラフの振幅との合算値と略同一値にした搬送装置に対し、
前記擬似シャッターを前記大量トラフの先端の上方まで延ばし、前記擬似シャッターをバケットの上方に臨ませて擬似シャッターを形成し、前記大量トラフを除去して、小量トラフと大量トラフを共通化して振動トラフとすると共に、
前記大量トラフの振動停止時点を想定して、この時点の前記振動トラフの振幅と前記振動トラフ上の被計量物の層厚さの合算値と略同一値にした高さの擬似シャッターとしたことを特徴とする搬送装置。 - 前記擬似シャッターの高さを調整可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
- 前記小量トラフの搬出部の端部から前記計量バケットに臨む小フィーダー部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014133205A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Kenzo Yamamoto | 卑金属及びその化合物を含む粉粒体を選択的に分別する装置及び方法 |
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JP2014133205A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Kenzo Yamamoto | 卑金属及びその化合物を含む粉粒体を選択的に分別する装置及び方法 |
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