JP2004249909A - 車両用灯火器、灯火器付バイザー、車両用灯火器システム、及び灯火器付バイザーシステム - Google Patents
車両用灯火器、灯火器付バイザー、車両用灯火器システム、及び灯火器付バイザーシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004249909A JP2004249909A JP2003044261A JP2003044261A JP2004249909A JP 2004249909 A JP2004249909 A JP 2004249909A JP 2003044261 A JP2003044261 A JP 2003044261A JP 2003044261 A JP2003044261 A JP 2003044261A JP 2004249909 A JP2004249909 A JP 2004249909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighting device
- visor
- vehicle
- control signal
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
【課題】歩行者や周囲の車両からの視認性を高めると共にその取り付けが容易な車両用灯火器及びこれを備えた灯火器付バイザー、並びに車両用灯火器システム及び灯火器付バイザーシステムを提供する。
【解決手段】制御信号を無線により受信する受信部と、受信した制御信号に基づいて発光体の点灯を制御する作動制御部とを備えていることを特徴とする上部ウインカ21及びこれを備えたサイドバイザー20を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】制御信号を無線により受信する受信部と、受信した制御信号に基づいて発光体の点灯を制御する作動制御部とを備えていることを特徴とする上部ウインカ21及びこれを備えたサイドバイザー20を提供する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用灯火器及びこれを備えた灯火器付バイザー、並びに車両用灯火器システム及び灯火器付バイザーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等車両における安全性能をより一層向上させるための手段として、例えばルーフサイドに取り付け可能な補助ウインカ等が用いられることがある。これにより、通常のウインカ位置よりも高い位置にウインカが設けられることとなり、歩行者や対向車からの視認性を向上させている。
また近年では、車両最外側に位置するドアミラーの筐体内にウインカ等として機能する灯火器を内蔵したものがある(例えば、特許文献1,2参照。)。これにより、視認性と共にドアミラーの商品価値も向上させている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−198389号公報
【特許文献2】
特開2001−180377号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記補助ウインカを所望の位置に取り付ける場合、保安基準に適合するよう十分留意する必要があると共に配線の配策も考慮しなければならず、取り付け作業が困難であるという問題がある。
また、前記ドアミラーを車両に標準装備することは車両のコストの面で大きな制約になるという問題がある。また、オプション設定とした場合でも、多種化の傾向にある車体色数に対応する前記ドアミラーを適宜提供可能とすることは部品管理上好ましくない。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、歩行者や周囲の車両からの視認性を高めると共にその取り付けが容易な車両用灯火器及びこれを備えた灯火器付バイザー、並びに車両用灯火器システム及び灯火器付バイザーシステムを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、制御信号を無線により受信する受信部と、受信した制御信号に基づいて発光体の点灯を制御する作動制御部とを備えていることを特徴とする車両用灯火器を提供する。
この車両用灯火器によれば、無線により発光体の点灯を制御できるため、車両のハーネスと灯火器との間に配線を配策する必要がなく、かつ灯火器の配置自由度を高めることができる。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用灯火器を備えていることを特徴とする灯火器付バイザーを提供する。
この灯火器付バイザーによれば、バイザーという比較的目線に近い位置に灯火器を増設することができる。また、車両のハーネスと灯火器との間の配線を必要とせずに、かつ灯火器を予めバイザーの所定位置に設けておくことができる。
そして、バイザーはオプション設定とした場合、バイザーに付加機能を持たせることができると共に、車体色が異なっても同一部品を用いることが可能となる。また、車両本体のコストへの影響を抑えることができる。
【0007】
請求項3に記載した発明は、前記車両用灯火器の発光体が発光ダイオードであることを特徴とする請求項2に記載の灯火器付バイザーを提供する。
この灯火器付バイザーによれば、灯火器の小型軽量化を図ることができる。また、発光体を高効率でかつ長寿命とすることができる。
【0008】
請求項4に記載した発明は、前記車両用灯火器に電力を供給する太陽電池システムを備えていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の灯火器付バイザーを提供する。
この灯火器付バイザーによれば、独立電源を備えることで配電線を配策する必要がなく、かつ太陽電池システムを利用することでバッテリ切れ及び交換の必要がなくなる。
【0009】
請求項5に記載した発明は、作動命令に基づいて制御信号を生成する信号生成部と、生成された制御信号を無線により発信する発信部と、発信された制御信号を受信する受信部と、受信した制御信号に基づいて発光体の点灯を制御する作動制御部とを備えていることを特徴とする車両用灯火器システムを提供する。
この車両灯火器システムによれば、作動命令に基づいて信号生成部が制御信号を生成し、生成された制御信号が発信部から無線により発信される。そして、発信された制御信号を受信部が受信した後、受信した制御信号に基づいて作動制御部が発光体の点灯を制御する。したがって、発信部及び信号生成部により、受信部、作動制御部及び発光体を備えてなる灯火器を無線制御することができ、車両のハーネスと灯火器との間に配線を配策する必要がなく、かつ灯火器の配置自由度を高めることができる。
【0010】
請求項6に記載した発明は、作動命令に基づいて制御信号を生成する信号生成部、及び生成された制御信号を無線により発信する発信部を有する発信器ユニットと、請求項2から請求項4の何れかに記載の灯火器付バイザーとを備えていることを特徴とする灯火器付バイザーシステムを提供する。
この灯火器付バイザーシステムによれば、作動命令に基づいて発信器ユニットの信号発生部が制御信号を生成し、生成された制御信号が発信部から無線により発信される。そして、発信された制御信号を灯火器付バイザーの受信部が受信した後、受信した制御信号に基づいて作動制御部が発光体の点灯を制御する。したがって、発信器ユニットにより灯火器付バイザーを無線制御することができ、車両のハーネスと灯火器との間に配線を配策する必要がなく、目線に近い位置に灯火器を増設することができる。また、灯火器を予めバイザーの所定位置に設けておくことができる。
さらに、発光体が発光ダイオードであれば、発光体を小型軽量化、高効率化及び長寿命化を図ることができる。そして、灯火器が太陽電池システムを備えることで、配電線を配策する必要がなく、かつバッテリ切れ及び交換の必要がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、乗用車である車両1の前部にはエンジンフード2及びフロントフェンダー3等が配備され、その前端部(図中左側)にはヘッドランプ、ウインカ及び車幅灯といった灯火器類が設けられている。エンジンフード2の後縁近傍からはフロントガラス7及びフロントピラー8が緩やかに立ち上がり、各々ルーフ9及びルーフサイドレール10に接続されている。そして、フロントガラス7、ルーフ9、フロントサイドドア11及びフロア12等により車両1の車室13が形成されている。
【0012】
フロントサイドドア11は、その窓部14の枠体を形成するサッシ部15と、昇降することで窓部14の開閉を行うサイドウインドガラス16とを備えている。そして、サッシ部15の上縁部には、窓部14の上部を車外から覆うサイドバイザー(灯火器付バイザー)20が取り付けられている。このサイドバイザー20は、サイドウインドガラス16を下げて窓部14の上部を開口させた状態で走行することで、サイドバイザー20周辺に生じる負圧を利用して車室13内を効果的に換気すると共に、雨天持には車室13内への雨水の浸入を防止するものである。
【0013】
また、サイドバイザー20は、サッシ部15に取り付け孔等を設けることなく、例えば両面テープやクリップ等により簡易に取り付けられる構造となっている。さらに、車両1の運転者に必要な視界を確保する等の理由から、サイドバイザー20は例えばアクリル材料等によって透明又は半透明に形成され、可視光線の透過率を所定値以上としている。
【0014】
サイドバイザー20の前部には、フロントピラー8とルーフサイドレール10との交差部分に沿って形成される上部ウインカ(車両用灯火器)21が設けられている。この上部ウインカ21は、図2に示すように、LED(発光ダイオード)からなる発光体22と、発光体22の点灯を制御する制御ユニット23と、太陽発電モジュール24及びその発電電力を蓄電する蓄電器25かなる太陽電池ユニット(太陽電池システム)26とを備えるもので、例えばブラケット27によりサイドバイザー20の内側に固定されている。
【0015】
図3に示すように、制御ユニット23は、発光体22の制御信号を受信する受信部28と、受信した制御信号に基づいて発光体22を制御する作動制御部29とを備えている。
そして、図2に示すように、上部ウインカ21の発光体22はサイドバイザー20内側に配置され、サイドバイザー20越しに発光する。また、太陽電池ユニット26もサイドバイザー20内側に配置され、サイドバイザー20越しに太陽光を受光する。なお、図中30は両面テープであり、この両面テープ30により、サイドバイザー20がサッシ部15に固定されている。また、ブラケット27下部には、制御信号受信用の開口27aが設けられている。
【0016】
また、図1に示すように、車両1のフロントフェンダー3後部には、上部ウインカ21に制御信号を発信する発信器ユニット31が取り付けられている。この発信器ユニット31は、サイドマーカランプ(図示せず)が取り付けられていた部位に配置され、該サイドマーカランプに代わり取り付けられていると共に車両1の電装ハーネスと接続されている。
図3に示すように、発信器ユニット31は、作動命令に基づいて制御信号を生成する信号生成部32と、生成された制御信号を例えば電波や赤外線に乗せて発信する発信部33とを備えている。
【0017】
そして、例えば車室13内のウインカレバー17の操作に伴う作動命令が発信器ユニット31に入力されることで、信号生成部32が制御信号を生成し、その制御信号を発信部33が発信するようになっている。発信された制御信号は制御ユニット23の受信部28で受信され、作動制御部29が発光体22を点灯制御することで、上部ウインカ21が前記ウインカ5と連動して作動するようになっている。上部ウインカ21の電源は太陽電池ユニット26から供給されている。
ここで、発信器ユニット31と上部ウインカ21とによりウインカシステム(車両用灯火器システム)が構成されている。なお、上部ウインカ21が取り付けられた状態のサイドバイザー20と発信器ユニット31とによりウインカ付バイザーシステム(灯火器付バイザーシステム)が構成されている。
【0018】
次に、作用について説明する。
まず、上部ウインカ21と一体化されたサイドバイザー20を車両1に取り付ける作業において、サイドバイザー20がオプション設定であっても、両面テープ30やクリップ等により車両1側に孔あけ等の加工を必要としない簡単な作業で取り付けを行うことができる点は従来と同様であるが、さらに上部ウインカ21を備えているにも関わらず、従来と同様の簡単な作業で取り付けることができる。つまり、上部ウインカ21が太陽電池ユニット26からなる独立電源を備えていると共に無線により作動制御されるため、上部ウインカ21の配線作業を行う必要がない。しかも、上部ウインカ21は、サイドバイザー20に予め固定されているため、サイドバイザー20を車両1に取り付けることで、所定の位置に容易かつ確実に取り付けることができる。
【0019】
このとき、上部ウインカ21の発光体22がLEDで構成されているため、発光体22の高効率化かつ長寿命化を図ることができると共に、上部ウインカ21自体の小型軽量化を図ることができる。このため、サイドバイザー20上の上部ウインカ21の占有面積を減少させると共に、サイドウインドガラス16との間隙を十分確保することができる。また、サイドバイザー20への負荷を抑えてかつ振動も低減できる。さらに、上部ウインカ21が太陽電池ユニット26からなる独立電源を備えているため、電池交換等を必要とせず上部ウインカ21に必要な電力を継続的に得ることができる。
【0020】
次いで、上部ウインカ21の作動時において、ウインカレバー17のON側又はOFF側への操作により、発信器ユニット31の信号生成部32に上部ウインカ21の点滅命令が入力される。この命令に基づいて信号生成部32で上部ウインカ21の制御信号が生成され、この制御信号が例えば電波に乗せられ発信される。そして、発信された制御信号が制御ユニット23の受信部28に受信されると、この制御信号に基づく作動制御部29の制御によって発光体22が点灯制御されて、上部ウインカ21が他のウインカ5と共に点滅することとなる。このときの上部ウインカ21の作動電力は、太陽発電モジュール24又は蓄電器か25ら供給されるようになっている。
【0021】
上記実施の形態によれば、サイドバイザー20に設けられる上部ウインカ21が、太陽電池ユニット26からなる独立電源を備えていると共に無線により作動制御されるため、上部ウインカ21を所定の位置に容易かつ確実に取り付けることができる。したがって、周囲の車両又は歩行者等に車両1の進路変更をより確実に知らしめることができ、安全性を向上させることができる。このとき、上部ウインカ21は車両1のルーフ9と同等の高さに配置されることでその視認性を高めると共に、サイドバイザー20と一体に取り扱うことで、車両1上の保安基準に適合した位置に確実に配置することができる。
【0022】
また、上部ウインカ21の発光体22がLEDで構成されているため、発光体22の長寿命化及び高効率化を図ることができると共に、上部ウインカ21自体の小型軽量化を図ることができ、サイドバイザー20上の上部ウインカ21の占有面積を減少させてサイドバイザー20越しの視界を確保できる。さらに、サイドウインドガラス16との間隔を十分とることができ、サイドバイザー20の換気性能の低下を抑えることができる。そして、サイドバイザー20への負荷を抑えてかつ振動も低減でき、サイドバイザー20の疲労による破損を防止することができる。
【0023】
また、上部ウインカ21が太陽電池ユニット26からなる独立電源を備えているため、電池交換等を必要とせずに上部ウインカ21に必要な電力を継続的に得ることができ、上部ウインカ21のメンテナンス工数を削減することができる。さらに、サイドバイザー20表面に上部ウインカ21の発光体22や太陽電池ユニット26を露出させないことで、サイドバイザー20の意匠への影響を抑えることができる。そして、サイドバイザー20がオプション設定であっても車体色毎に差別化する必要がなく、部品管理が複雑になることはない。
【0024】
なお、この発明は上記実施の形態に限られるものではなく、例えば、発信器ユニット31を車室13内に配置してもよい。また、上部ウインカ21のみではなく、他のウインカ5も無線制御するようにしてもよい。
また、サイドバイザー20に取り付けられる灯火器として、ウインカではなく車幅灯やマーカーランプとしてもよい。ここで、灯火器を取り付け可能なものは、サイドバイザーだけでなくフロント及びリアバイザーでもよいことはいうまでもない。
また、図4に示すように、発光体22をサイドバイザー20表面に露出させるように配置すれば、サイドバイザー20とサイドウインドガラス16との間隔が広がって換気性能が良好になると共に、発光体22の外部から見える明るさがサイドバイザー20の透明度に影響されない。また、太陽発電モジュール24をサイドバイザー20表面に露出させても同様である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、車両のハーネスと灯火器との間に配線を配策する必要がなく、かつ灯火器の配置自由度を高めることができるため、所望の位置に容易に灯火器を増設することができ、灯火器の視認性を高めて車両の安全性を向上させることができる。
【0026】
請求項2に記載した発明によれば、目線に近い位置に灯火器を増設することができるため、灯火器の視認性を高めて車両の安全性を向上させることができる。また、バイザーを所定の位置に取り付けるのみで、灯火器を車両における保安基準に適合した位置に容易かつ確実に配置することができる。そして、灯火器を備えることで、バイザーをオプション設定とした場合のバイザー単品の商品価値を向上できると共に部品管理を簡素化できる。
【0027】
請求項3に記載した発明によれば、灯火器の小型軽量化を図ることができるため、バイザーの商品性を落とさず灯火器を備えることができる。また、発光体を高効率でかつ長寿命とすることができるため、灯火器としての性能を向上させると共に電力消費を抑え、かつメンテナンス工数を削減することができる。
【0028】
請求項4に記載した発明によれば、独立電源として太陽電池システムを利用することで、簡易な取り付けでかつメンテナンス工数を削減することができる。
【0029】
請求項5に記載した発明によれば、発信部及び信号生成部により、受信部、作動制御部及び発光体を備えてなる灯火器を無線制御することができため、所望の位置に容易に灯火器を増設することができ、灯火器の視認性を高めて車両の安全性を向上させることができる。
【0030】
請求項6に記載した発明によれば、発信器ユニットにより灯火器付バイザーを無線制御することができ、目線に近くかつ車両における保安基準に適合した位置に容易かつ確実に灯火器を増設することができるため、灯火器の視認性を高めて車両の安全性を向上させることができる。
また、発光体を発光ダイオードとして小型軽量化、高効率化及び長寿命化を図ることができるため、バイザーの商品性を落とさずに高性能な灯火器を備えることができると共に、メンテナンス工数を削減することができる。
そして、独立電源として太陽電池システムを備えることで、簡易な取り付けでかつメンテナンス工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る車両の側面説明図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿う断面図である。
【図3】上部ウインカシステムの概略構成図である。
【図4】この実施の形態の変形例を示す図2に相当する断面図である。
【符号の説明】
1 車両
20 サイドバイザー(バイザー)
21 上部ウインカ(灯火器)
22 発光体
26 太陽電池ユニット(太陽電池システム)
28 受信部
29 作動制御部
31 発信器ユニット
32 信号生成部
33 発信部
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用灯火器及びこれを備えた灯火器付バイザー、並びに車両用灯火器システム及び灯火器付バイザーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等車両における安全性能をより一層向上させるための手段として、例えばルーフサイドに取り付け可能な補助ウインカ等が用いられることがある。これにより、通常のウインカ位置よりも高い位置にウインカが設けられることとなり、歩行者や対向車からの視認性を向上させている。
また近年では、車両最外側に位置するドアミラーの筐体内にウインカ等として機能する灯火器を内蔵したものがある(例えば、特許文献1,2参照。)。これにより、視認性と共にドアミラーの商品価値も向上させている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−198389号公報
【特許文献2】
特開2001−180377号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記補助ウインカを所望の位置に取り付ける場合、保安基準に適合するよう十分留意する必要があると共に配線の配策も考慮しなければならず、取り付け作業が困難であるという問題がある。
また、前記ドアミラーを車両に標準装備することは車両のコストの面で大きな制約になるという問題がある。また、オプション設定とした場合でも、多種化の傾向にある車体色数に対応する前記ドアミラーを適宜提供可能とすることは部品管理上好ましくない。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、歩行者や周囲の車両からの視認性を高めると共にその取り付けが容易な車両用灯火器及びこれを備えた灯火器付バイザー、並びに車両用灯火器システム及び灯火器付バイザーシステムを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、制御信号を無線により受信する受信部と、受信した制御信号に基づいて発光体の点灯を制御する作動制御部とを備えていることを特徴とする車両用灯火器を提供する。
この車両用灯火器によれば、無線により発光体の点灯を制御できるため、車両のハーネスと灯火器との間に配線を配策する必要がなく、かつ灯火器の配置自由度を高めることができる。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用灯火器を備えていることを特徴とする灯火器付バイザーを提供する。
この灯火器付バイザーによれば、バイザーという比較的目線に近い位置に灯火器を増設することができる。また、車両のハーネスと灯火器との間の配線を必要とせずに、かつ灯火器を予めバイザーの所定位置に設けておくことができる。
そして、バイザーはオプション設定とした場合、バイザーに付加機能を持たせることができると共に、車体色が異なっても同一部品を用いることが可能となる。また、車両本体のコストへの影響を抑えることができる。
【0007】
請求項3に記載した発明は、前記車両用灯火器の発光体が発光ダイオードであることを特徴とする請求項2に記載の灯火器付バイザーを提供する。
この灯火器付バイザーによれば、灯火器の小型軽量化を図ることができる。また、発光体を高効率でかつ長寿命とすることができる。
【0008】
請求項4に記載した発明は、前記車両用灯火器に電力を供給する太陽電池システムを備えていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の灯火器付バイザーを提供する。
この灯火器付バイザーによれば、独立電源を備えることで配電線を配策する必要がなく、かつ太陽電池システムを利用することでバッテリ切れ及び交換の必要がなくなる。
【0009】
請求項5に記載した発明は、作動命令に基づいて制御信号を生成する信号生成部と、生成された制御信号を無線により発信する発信部と、発信された制御信号を受信する受信部と、受信した制御信号に基づいて発光体の点灯を制御する作動制御部とを備えていることを特徴とする車両用灯火器システムを提供する。
この車両灯火器システムによれば、作動命令に基づいて信号生成部が制御信号を生成し、生成された制御信号が発信部から無線により発信される。そして、発信された制御信号を受信部が受信した後、受信した制御信号に基づいて作動制御部が発光体の点灯を制御する。したがって、発信部及び信号生成部により、受信部、作動制御部及び発光体を備えてなる灯火器を無線制御することができ、車両のハーネスと灯火器との間に配線を配策する必要がなく、かつ灯火器の配置自由度を高めることができる。
【0010】
請求項6に記載した発明は、作動命令に基づいて制御信号を生成する信号生成部、及び生成された制御信号を無線により発信する発信部を有する発信器ユニットと、請求項2から請求項4の何れかに記載の灯火器付バイザーとを備えていることを特徴とする灯火器付バイザーシステムを提供する。
この灯火器付バイザーシステムによれば、作動命令に基づいて発信器ユニットの信号発生部が制御信号を生成し、生成された制御信号が発信部から無線により発信される。そして、発信された制御信号を灯火器付バイザーの受信部が受信した後、受信した制御信号に基づいて作動制御部が発光体の点灯を制御する。したがって、発信器ユニットにより灯火器付バイザーを無線制御することができ、車両のハーネスと灯火器との間に配線を配策する必要がなく、目線に近い位置に灯火器を増設することができる。また、灯火器を予めバイザーの所定位置に設けておくことができる。
さらに、発光体が発光ダイオードであれば、発光体を小型軽量化、高効率化及び長寿命化を図ることができる。そして、灯火器が太陽電池システムを備えることで、配電線を配策する必要がなく、かつバッテリ切れ及び交換の必要がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、乗用車である車両1の前部にはエンジンフード2及びフロントフェンダー3等が配備され、その前端部(図中左側)にはヘッドランプ、ウインカ及び車幅灯といった灯火器類が設けられている。エンジンフード2の後縁近傍からはフロントガラス7及びフロントピラー8が緩やかに立ち上がり、各々ルーフ9及びルーフサイドレール10に接続されている。そして、フロントガラス7、ルーフ9、フロントサイドドア11及びフロア12等により車両1の車室13が形成されている。
【0012】
フロントサイドドア11は、その窓部14の枠体を形成するサッシ部15と、昇降することで窓部14の開閉を行うサイドウインドガラス16とを備えている。そして、サッシ部15の上縁部には、窓部14の上部を車外から覆うサイドバイザー(灯火器付バイザー)20が取り付けられている。このサイドバイザー20は、サイドウインドガラス16を下げて窓部14の上部を開口させた状態で走行することで、サイドバイザー20周辺に生じる負圧を利用して車室13内を効果的に換気すると共に、雨天持には車室13内への雨水の浸入を防止するものである。
【0013】
また、サイドバイザー20は、サッシ部15に取り付け孔等を設けることなく、例えば両面テープやクリップ等により簡易に取り付けられる構造となっている。さらに、車両1の運転者に必要な視界を確保する等の理由から、サイドバイザー20は例えばアクリル材料等によって透明又は半透明に形成され、可視光線の透過率を所定値以上としている。
【0014】
サイドバイザー20の前部には、フロントピラー8とルーフサイドレール10との交差部分に沿って形成される上部ウインカ(車両用灯火器)21が設けられている。この上部ウインカ21は、図2に示すように、LED(発光ダイオード)からなる発光体22と、発光体22の点灯を制御する制御ユニット23と、太陽発電モジュール24及びその発電電力を蓄電する蓄電器25かなる太陽電池ユニット(太陽電池システム)26とを備えるもので、例えばブラケット27によりサイドバイザー20の内側に固定されている。
【0015】
図3に示すように、制御ユニット23は、発光体22の制御信号を受信する受信部28と、受信した制御信号に基づいて発光体22を制御する作動制御部29とを備えている。
そして、図2に示すように、上部ウインカ21の発光体22はサイドバイザー20内側に配置され、サイドバイザー20越しに発光する。また、太陽電池ユニット26もサイドバイザー20内側に配置され、サイドバイザー20越しに太陽光を受光する。なお、図中30は両面テープであり、この両面テープ30により、サイドバイザー20がサッシ部15に固定されている。また、ブラケット27下部には、制御信号受信用の開口27aが設けられている。
【0016】
また、図1に示すように、車両1のフロントフェンダー3後部には、上部ウインカ21に制御信号を発信する発信器ユニット31が取り付けられている。この発信器ユニット31は、サイドマーカランプ(図示せず)が取り付けられていた部位に配置され、該サイドマーカランプに代わり取り付けられていると共に車両1の電装ハーネスと接続されている。
図3に示すように、発信器ユニット31は、作動命令に基づいて制御信号を生成する信号生成部32と、生成された制御信号を例えば電波や赤外線に乗せて発信する発信部33とを備えている。
【0017】
そして、例えば車室13内のウインカレバー17の操作に伴う作動命令が発信器ユニット31に入力されることで、信号生成部32が制御信号を生成し、その制御信号を発信部33が発信するようになっている。発信された制御信号は制御ユニット23の受信部28で受信され、作動制御部29が発光体22を点灯制御することで、上部ウインカ21が前記ウインカ5と連動して作動するようになっている。上部ウインカ21の電源は太陽電池ユニット26から供給されている。
ここで、発信器ユニット31と上部ウインカ21とによりウインカシステム(車両用灯火器システム)が構成されている。なお、上部ウインカ21が取り付けられた状態のサイドバイザー20と発信器ユニット31とによりウインカ付バイザーシステム(灯火器付バイザーシステム)が構成されている。
【0018】
次に、作用について説明する。
まず、上部ウインカ21と一体化されたサイドバイザー20を車両1に取り付ける作業において、サイドバイザー20がオプション設定であっても、両面テープ30やクリップ等により車両1側に孔あけ等の加工を必要としない簡単な作業で取り付けを行うことができる点は従来と同様であるが、さらに上部ウインカ21を備えているにも関わらず、従来と同様の簡単な作業で取り付けることができる。つまり、上部ウインカ21が太陽電池ユニット26からなる独立電源を備えていると共に無線により作動制御されるため、上部ウインカ21の配線作業を行う必要がない。しかも、上部ウインカ21は、サイドバイザー20に予め固定されているため、サイドバイザー20を車両1に取り付けることで、所定の位置に容易かつ確実に取り付けることができる。
【0019】
このとき、上部ウインカ21の発光体22がLEDで構成されているため、発光体22の高効率化かつ長寿命化を図ることができると共に、上部ウインカ21自体の小型軽量化を図ることができる。このため、サイドバイザー20上の上部ウインカ21の占有面積を減少させると共に、サイドウインドガラス16との間隙を十分確保することができる。また、サイドバイザー20への負荷を抑えてかつ振動も低減できる。さらに、上部ウインカ21が太陽電池ユニット26からなる独立電源を備えているため、電池交換等を必要とせず上部ウインカ21に必要な電力を継続的に得ることができる。
【0020】
次いで、上部ウインカ21の作動時において、ウインカレバー17のON側又はOFF側への操作により、発信器ユニット31の信号生成部32に上部ウインカ21の点滅命令が入力される。この命令に基づいて信号生成部32で上部ウインカ21の制御信号が生成され、この制御信号が例えば電波に乗せられ発信される。そして、発信された制御信号が制御ユニット23の受信部28に受信されると、この制御信号に基づく作動制御部29の制御によって発光体22が点灯制御されて、上部ウインカ21が他のウインカ5と共に点滅することとなる。このときの上部ウインカ21の作動電力は、太陽発電モジュール24又は蓄電器か25ら供給されるようになっている。
【0021】
上記実施の形態によれば、サイドバイザー20に設けられる上部ウインカ21が、太陽電池ユニット26からなる独立電源を備えていると共に無線により作動制御されるため、上部ウインカ21を所定の位置に容易かつ確実に取り付けることができる。したがって、周囲の車両又は歩行者等に車両1の進路変更をより確実に知らしめることができ、安全性を向上させることができる。このとき、上部ウインカ21は車両1のルーフ9と同等の高さに配置されることでその視認性を高めると共に、サイドバイザー20と一体に取り扱うことで、車両1上の保安基準に適合した位置に確実に配置することができる。
【0022】
また、上部ウインカ21の発光体22がLEDで構成されているため、発光体22の長寿命化及び高効率化を図ることができると共に、上部ウインカ21自体の小型軽量化を図ることができ、サイドバイザー20上の上部ウインカ21の占有面積を減少させてサイドバイザー20越しの視界を確保できる。さらに、サイドウインドガラス16との間隔を十分とることができ、サイドバイザー20の換気性能の低下を抑えることができる。そして、サイドバイザー20への負荷を抑えてかつ振動も低減でき、サイドバイザー20の疲労による破損を防止することができる。
【0023】
また、上部ウインカ21が太陽電池ユニット26からなる独立電源を備えているため、電池交換等を必要とせずに上部ウインカ21に必要な電力を継続的に得ることができ、上部ウインカ21のメンテナンス工数を削減することができる。さらに、サイドバイザー20表面に上部ウインカ21の発光体22や太陽電池ユニット26を露出させないことで、サイドバイザー20の意匠への影響を抑えることができる。そして、サイドバイザー20がオプション設定であっても車体色毎に差別化する必要がなく、部品管理が複雑になることはない。
【0024】
なお、この発明は上記実施の形態に限られるものではなく、例えば、発信器ユニット31を車室13内に配置してもよい。また、上部ウインカ21のみではなく、他のウインカ5も無線制御するようにしてもよい。
また、サイドバイザー20に取り付けられる灯火器として、ウインカではなく車幅灯やマーカーランプとしてもよい。ここで、灯火器を取り付け可能なものは、サイドバイザーだけでなくフロント及びリアバイザーでもよいことはいうまでもない。
また、図4に示すように、発光体22をサイドバイザー20表面に露出させるように配置すれば、サイドバイザー20とサイドウインドガラス16との間隔が広がって換気性能が良好になると共に、発光体22の外部から見える明るさがサイドバイザー20の透明度に影響されない。また、太陽発電モジュール24をサイドバイザー20表面に露出させても同様である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、車両のハーネスと灯火器との間に配線を配策する必要がなく、かつ灯火器の配置自由度を高めることができるため、所望の位置に容易に灯火器を増設することができ、灯火器の視認性を高めて車両の安全性を向上させることができる。
【0026】
請求項2に記載した発明によれば、目線に近い位置に灯火器を増設することができるため、灯火器の視認性を高めて車両の安全性を向上させることができる。また、バイザーを所定の位置に取り付けるのみで、灯火器を車両における保安基準に適合した位置に容易かつ確実に配置することができる。そして、灯火器を備えることで、バイザーをオプション設定とした場合のバイザー単品の商品価値を向上できると共に部品管理を簡素化できる。
【0027】
請求項3に記載した発明によれば、灯火器の小型軽量化を図ることができるため、バイザーの商品性を落とさず灯火器を備えることができる。また、発光体を高効率でかつ長寿命とすることができるため、灯火器としての性能を向上させると共に電力消費を抑え、かつメンテナンス工数を削減することができる。
【0028】
請求項4に記載した発明によれば、独立電源として太陽電池システムを利用することで、簡易な取り付けでかつメンテナンス工数を削減することができる。
【0029】
請求項5に記載した発明によれば、発信部及び信号生成部により、受信部、作動制御部及び発光体を備えてなる灯火器を無線制御することができため、所望の位置に容易に灯火器を増設することができ、灯火器の視認性を高めて車両の安全性を向上させることができる。
【0030】
請求項6に記載した発明によれば、発信器ユニットにより灯火器付バイザーを無線制御することができ、目線に近くかつ車両における保安基準に適合した位置に容易かつ確実に灯火器を増設することができるため、灯火器の視認性を高めて車両の安全性を向上させることができる。
また、発光体を発光ダイオードとして小型軽量化、高効率化及び長寿命化を図ることができるため、バイザーの商品性を落とさずに高性能な灯火器を備えることができると共に、メンテナンス工数を削減することができる。
そして、独立電源として太陽電池システムを備えることで、簡易な取り付けでかつメンテナンス工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る車両の側面説明図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿う断面図である。
【図3】上部ウインカシステムの概略構成図である。
【図4】この実施の形態の変形例を示す図2に相当する断面図である。
【符号の説明】
1 車両
20 サイドバイザー(バイザー)
21 上部ウインカ(灯火器)
22 発光体
26 太陽電池ユニット(太陽電池システム)
28 受信部
29 作動制御部
31 発信器ユニット
32 信号生成部
33 発信部
Claims (6)
- 制御信号を無線により受信する受信部と、受信した制御信号に基づいて発光体の点灯を制御する作動制御部とを備えていることを特徴とする車両用灯火器。
- 請求項1に記載の車両用灯火器を備えていることを特徴とする灯火器付バイザー。
- 前記車両用灯火器の発光体が発光ダイオードであることを特徴とする請求項2に記載の灯火器付バイザー。
- 前記車両用灯火器に電力を供給する太陽電池システムを備えていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の灯火器付バイザー。
- 作動命令に基づいて制御信号を生成する信号生成部と、生成された制御信号を無線により発信する発信部と、発信された制御信号を受信する受信部と、受信した制御信号に基づいて発光体の点灯を制御する作動制御部とを備えていることを特徴とする車両用灯火器システム。
- 作動命令に基づいて制御信号を生成する信号生成部、及び生成された制御信号を無線により発信する発信部を有する発信器ユニットと、請求項2から請求項4の何れかに記載の灯火器付バイザーとを備えていることを特徴とする灯火器付バイザーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003044261A JP2004249909A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 車両用灯火器、灯火器付バイザー、車両用灯火器システム、及び灯火器付バイザーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003044261A JP2004249909A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 車両用灯火器、灯火器付バイザー、車両用灯火器システム、及び灯火器付バイザーシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004249909A true JP2004249909A (ja) | 2004-09-09 |
Family
ID=33027008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003044261A Withdrawn JP2004249909A (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | 車両用灯火器、灯火器付バイザー、車両用灯火器システム、及び灯火器付バイザーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004249909A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007320340A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Honda Motor Co Ltd | 車両用灯体 |
JP2009292341A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Shinmaywa Industries Ltd | 荷受台昇降装置 |
-
2003
- 2003-02-21 JP JP2003044261A patent/JP2004249909A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007320340A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Honda Motor Co Ltd | 車両用灯体 |
JP4652283B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2011-03-16 | 本田技研工業株式会社 | 車両用灯体 |
JP2009292341A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Shinmaywa Industries Ltd | 荷受台昇降装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6572250B1 (en) | Exterior mirror having an attachment member including an approach light | |
US8950914B2 (en) | Lighting unit | |
US10227034B2 (en) | Integrated lighting | |
US7665869B2 (en) | Light for the passenger compartment of a motor vehicle | |
CN202499057U (zh) | 卡车用自动雨刮及灯光控制器 | |
CN105253056A (zh) | 有助于车辆的外表美观的、形成用于机动车辆的车身元件的模块 | |
JP2010519099A (ja) | 照明装置 | |
US20180201184A1 (en) | Light emitting device for car belt molding | |
CN114872611B (zh) | 一种led灯汽车晴雨挡 | |
JP2004249909A (ja) | 車両用灯火器、灯火器付バイザー、車両用灯火器システム、及び灯火器付バイザーシステム | |
KR100613553B1 (ko) | 퍼들 램프와 방향지시램프를 구비한 아웃사이드 미러 | |
KR101305782B1 (ko) | 차량용 비상표시장치 | |
JP4652283B2 (ja) | 車両用灯体 | |
JP3436359B2 (ja) | 車両用サイドバイザー | |
CN217778491U (zh) | 全地形车 | |
CN212529470U (zh) | 一种照明装置 | |
CN205086774U (zh) | 车载电子设备的供电装置和车辆顶灯总成 | |
CN217881875U (zh) | 一种带高位刹车灯的天线装置 | |
JP3156393U (ja) | スポイラー | |
CN219360804U (zh) | 多功能汽车天窗 | |
CN218949042U (zh) | 尾灯及车辆 | |
CN203580764U (zh) | 驾驶室以及汽车 | |
US20240149778A1 (en) | Configurable vehicle lighting system with modular lights | |
CN211083953U (zh) | 尾灯和具有其的电动车 | |
CN221835320U (zh) | 一种带发光组件的车顶箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |