JP2004249744A - 搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て処理する前の搬送と、組み立て処理した後の搬送とに共有構成物を使用して、全体を安価に、設置面積を縮小した搬送設備を提供する。
【解決手段】一定経路1上で移動可能な移動体20の上部に、処理前の被搬送物120を支持自在な着脱支持具40,45と、着脱支持具40,45を離脱した状態で、処理後の被搬送物123を支持自在な固定支持具27を設けた。移動体20に、離脱した着脱支持具40,45を収納自在な収納部50,60を形成した。着脱支持具40,45を装着することで、処理前の被搬送物120を着脱支持具40,45により支持した状態での搬送を行える。着脱支持具40,45を離脱して収納部50,60に収納することで、処理後の被搬送物123を固定支持具27により支持した状態での搬送を行え、その際に着脱支持具40,45を移動体20とともに搬送できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば自動車(車両)の組み立てラインに採用される搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の組み立てラインとしては、たとえば車輪を組み立て処理する前の車体を台車にて支持搬送する台車搬送設備(たとえば、特許文献1参照。)と、車輪を組み立て処理した後の自動車を、車輪を介して支持搬送するスラットコンベヤ設備(たとえば、特許文献2参照。)とからなる構成が提供されている。
【0003】
【特許文献1】
実公昭59−2865号公報(第1−2頁、第5図)
【0004】
【特許文献2】
特公昭61−60002号公報(第2頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来構成によると、台車搬送設備とスラットコンベヤ設備とは別々の形式で、共有構成物がないことから、全体の組み立てラインは高価となる。また、台車搬送設備においては、空の台車を返送する経路を形成しなければならないことから、高価になるばかりでなく、設置面積が拡大されるなどの問題も生じる。
【0006】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、組み立て処理する前の被搬送物の搬送と、組み立て処理した後の被搬送物の搬送とに共有構成物を使用して、全体を安価に、しかも設置面積を縮小し得る搬送設備を提供することを目的としたものである。
【0007】
また請求項4記載の発明は、自動車(車両)の組み立てラインに好適に採用し得る搬送設備を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の搬送設備は、一定経路上で移動可能な移動体の上部には、処理前の被搬送物を支持自在な着脱支持具と、着脱支持具が離脱された状態で、処理後の被搬送物を支持自在な固定支持具とが設けられ、前記移動体には、離脱された着脱支持具を収納自在な収納部が形成されていることを特徴としたものである。
【0009】
したがって請求項1の発明によると、移動体の上部に着脱支持具を装着させることで、処理前の被搬送物を着脱支持具により支持した状態での搬送を行える。そして着脱支持具を離脱して収納部に収納させることで、処理後の被搬送物を固定支持具により支持した状態での搬送を行え、その際に着脱支持具を移動体とともに搬送し得る。
【0010】
また本発明の請求項2記載の搬送設備は、上記した請求項1記載の構成において、一定経路は、着脱支持具が着装された前段経路部と、着脱支持具が離脱された後段経路部とを有し、前段経路部の始端部分には、収納部に収納されている着脱支持具を取り出して移動体の上部に着装させる着装手段と、着装された着脱支持具上に処理前の被搬送物を支持させる前段積み付け手段とが配備され、前段経路部の終端部分には、処理前の被搬送物を着脱支持具上から取り出す前段取り出し手段と、空になった着脱支持具を収納部に収納させる収納手段とが配備され、後段経路部の始端部分には、処理後の被搬送物を固定支持具に支持させる後段積み付け手段が備えられ、後段経路部の終端部分には、処理後の被搬送物を固定支持具上から取り出す後段取り出し手段が備えられていることを特徴としたものである。
【0011】
したがって請求項2の発明によると、前段経路部の始端部分で、着装手段によって、収納部に収納している着脱支持具を取り出して移動体の上部に着装したのち、前段積み付け手段によって、着装した着脱支持具上に処理前の被搬送物を積み付け得る。そして前段経路部の終端部分で、前段取り出し手段によって、処理前の被搬送物を着脱支持具上から取り出して搬出したのち、収納手段によって着脱支持具を収納部に収納し得る。また後段経路部の始端部分で、後段積み付け手段によって、処理後の被搬送物を固定支持具に積み付け得、さらに後段経路部の終端部分で、後段取り出し手段によって、処理後の被搬送物を固定支持具上から取り出して搬出し得る。
【0012】
そして本発明の請求項3記載の搬送設備は、上記した請求項2記載の構成において、一定経路は、平行された前段経路部ならびに後段経路部と、これら経路部の始終端間で移動体の移載を行う一対の移載経路部とにより無端状に形成され、前段取り出し手段と後段積み付け手段とが作用可能な処理経路が形成されていることを特徴としたものである。
【0013】
したがって請求項3の発明によると、前段経路部の終端部分で、処理前の被搬送物を着脱支持具上から取り出して搬出したのち、着脱支持具を収納部に収納した移動体を、移載経路部を介して後段経路部の終端部分に移載し得る。そして前段取り出し手段によって着脱支持具上から取り出した処理前の被搬送物を、処理経路で搬送しながら所期の処理を行うことで、処理後の被搬送物として後段積み付け手段に渡し得、以て後段経路部の終端部分に移載している移動体に積み付け得る。また後段経路部の終端部分で、処理後の被搬送物を固定支持具上から取り出すことで空になった移動体を、移載経路部を介して前段経路部の前端部分に移載し得る。
【0014】
さらに本発明の請求項4記載の搬送設備は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の構成において、被搬送物は車両であって、車輪を組み立て処理する前に、その車体が着脱支持具により支持され、車輪を組み立て処理した後に、その車輪が固定支持具に支持されることを特徴としたものである。
【0015】
したがって請求項4の発明によると、移動体の上部に着脱支持具を装着させることで、車輪を組み立て処理する前の軽量の車体を、着脱支持具により支持した状態で搬送を行える。そして着脱支持具を離脱して収納部に収納させることで、車輪を組み立て処理した後の重量化した車両を、その車輪を介して固定支持具により支持した状態で搬送を行える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、車両(自動車)の組み立てラインに採用した状態として、図に基づいて説明する。なお、以下においては、処理前の被搬送物の一例として、組み立て処理前の車体120が示され、また処理後の被搬送物の一例として、車体120に前輪(車輪)121や後輪(車輪)122などが組み立てられた車両123が示されている。
【0017】
図2、図3において、移動体20が移動可能な一定経路1は、平行された前段経路部2ならびに後段経路部3と、前段経路部2の終端と後段経路部3の始端との間で移動体20の移載を行う第1移載経路部4と、後段経路部3の終端と前段経路部2の始端との間で移動体20の移載を行う第2移載経路部5とにより無端状に形成されている。ここで前段経路部2ならびに後段経路部3は、左右一対のレール体6が床側に敷設されることで形成される。
【0018】
図1、図4、図7において、前記移動体20の本体21は矩形平枠状に形成され、その下面側で左右両側の前後には、それぞれ車輪22が遊転自在に設けられ、以て車輪22が前記レール体6に支持案内されることで、前段経路部2や後段経路部3で移動可能に構成されている。ここで本体21の両側面は受動面(受動部の一例)23に形成され、そして前後面は当接面24,25に形成されている。
【0019】
前記移動体20の上部には、車体120を支持自在な着脱支持具40,45と、着脱支持具40,45が離脱された状態で車両123を支持自在な固定支持具27とが設けられている。すなわち、移動体20の上部で前後の2箇所は着脱部30,33に形成されている。これら着脱部30,33には、着脱支持具40,45を支持可能な受け体31,34が、それぞれ複数箇所に振り分けて配置されるとともに、その前後方向の中間部分には、それぞれ左右に振り分けて嵌合ピン体32,35が立設されている。
【0020】
前記着脱支持具は、前部着脱支持具40と後部着脱支持具45とからなり、これら着脱支持具40,45のベース枠体41,46は、前記着脱部30,33の受け体31,34上に載置可能に構成されている。そして、ベース枠体41,46上の所定箇所には、それぞれ車体支持体(支持体)42,47が設けられるとともに、前後方向の中間部分には、前記嵌合ピン体32,35に上方から嵌合可能な嵌合筒体43,48が上下方向に設けられている。
【0021】
前記固定支持具27は、前部の着脱部30から前方に亘って設けられる係合部28と、後部の着脱部33から後方に亘って設けられる受け部29とにより構成されている。ここで係合部28は、車両123における前輪121を係合可能に構成され、その際に、異なる車種の車長に応じて、その係合位置が2箇所(1箇所または2箇所以上)となるように形成されている。また受け部29は、車両123における後輪122を受け止め可能として、本体21の上面を利用して構成されている(図12参照)。
【0022】
前記移動体20には、離脱された着脱支持具40,45を収納自在な前位収納部50と後位収納部60とが形成されている。すなわち、本体21の前部と後部には、それぞれ上面側が開口部51,61とされた収納部50,60が箱状に形成されている。そして、開口部51,61を開閉可能な蓋体52,62が蝶番53,63を介して揺動自在に設けられるとともに、蓋体52,62には開閉操作部54,64が設けられている。さらに、収納部50,60側と蓋体52,62との間には開動限規制体55,65が設けられ、これら開動限規制体55,65はスライドリンク形式により構成されている(図5の仮想線参照)。
【0023】
ここで前位収納部50は、90度向きを変えた前部着脱支持具40を収納可能に形成され、また後位収納部60は、90度向きを変えた後部着脱支持具45を収納可能に形成されている。なお蓋体52,62は、前後の外方へ向けて開動されるように構成されている。
【0024】
図2、図4、図11において、前段経路部2と後段経路部3との始端部分には送り込み手段7が設けられ、そして送り込み手段7の少し下手には送り出し手段8と送り手段9とが設けられている。また前段経路部2と後段経路部3との終端部分には制動手段10が設けられ、そして制動手段10の少し下手には送り出し手段11が設けられている。これらの手段7〜11は、同様の構造であって、前記本体21における受動面23に対して両側方から当接され、かつたとえばウレタン製の一対のローラ12と、これらローラ12に連動して送り回転力を付与する回転駆動装置13などから構成される。
【0025】
なお、制動手段10の回転駆動装置13はトルクモータからなり、また他の手段7〜9、11の回転駆動装置13はインダクションモータからなる。その際に、送り手段9の送り回転力Aよりも制動手段10の送り回転力Bを小に、すなわちA>Bに設定されている。したがって前段経路部2と後段経路部3では、送り手段9と制動手段10との間において、複数台の移動体20が、その前後端間に隙間が生じることなく、すなわち図9に示すように、前後の当接部24,25を相当接させた状態で、密に後押し状態で整列されて移動するように構成されている。
【0026】
図2、図3において、前記第1移載経路部4と第2移載経路部5とは、前段経路部2と後段経路部3との始端に対向される第1乗り移り装置15と、前段経路部2と後段経路部3との終端に対向される第2乗り移り装置16と、両乗り移り装置15,16間に位置される中継レール体19などにより構成されている。両乗り移り装置15,16は同様な構成であって、縦軸心の回りでの回転テーブル17と、この回転テーブル17上に配設された移載レール体18などにより構成されている。ここで移載レール体18は、前記中継レール体19や、前段経路部2と後段経路部3のレール体6に対して接続可能に構成されている。
【0027】
したがって、回転テーブル17の回転によって移載レール体18がレール体6に接続されることで、前段経路部2や後段経路部3に対して移動体20の搬入出が可能に構成される。また回転テーブル17の回転によって移載レール体18が中継レール体19に接続されることで、この中継レール体19を介して、第2乗り移り装置16から第1乗り移り装置15への移動体20の移動が可能に構成される。なお、第1移載経路部4や第2移載経路部5の部分には、移動体20の移動手段やテーブル回転手段などが設けられている。ここで移動体20の移動手段としては、前記送り手段9などと同様な構成を採用し得る。
【0028】
前記一定経路1中の前段経路部2は、着脱支持具40,45が着装された移動体20を移動可能に構成され、また後段経路部3は、着脱支持具40,45が離脱された移動体20を移動可能に構成されている。そして前段経路部2の始端部分には、収納部50,60に収納されている着脱支持具40,45を取り出して移動体20の上部に着装させる着装手段70と、着装された着脱支持具40,45上に車体120を支持させる前段積み付け手段75とが配備されている。
【0029】
すなわち着装手段70は、図1〜図7に示すように、2台の自動着装装置(ロボット)71,72などからなり、それぞれが各別に動作されて、対応した収納部50,60に収納されている着脱支持具40,45を取り出し、そして90度向きを変えた(向きを戻した)のち、移動体20上の着脱部30,33に着装するように構成されている。その際に蓋体52,62は、着脱支持具40,45を取り出す前に開動され、そして着脱支持具40,45を取り出した後でかつ着脱支持具40,45を着脱部30,33に着装させる前に閉動されるもので、開閉操作部54,64を介しての開閉動は、人手操作により、または自動的(機械的)に行われる。
【0030】
前段積み付け手段75は吊り下げ搬送形式であって、左右一対の天井側レール76に支持案内されて前段経路部2の上方に沿って往復移動自在な可動部77と、この可動部77の下部に設けられたハンガー部78などにより構成され、このハンガー部78によって車体120を支持可能に構成されている。そして、前記着装手段70が配設された箇所において、レール体6は分断レール部6Aに形成されるとともに、この分断レール部6Aはリフト装置79によって昇降可能に構成されている。なお分断レール部6Aは、1台の移動体20を支持可能な長さに設定されている。また可動部77には、往復移動用の駆動装置が搭載されている。
【0031】
したがって、別の搬送経路で搬送されてきた車体120をハンガー部78で受け取ったのち、可動部77の前進動によって車体120を、下降した分断レール部6Aで支持している移動体20の上方へ移動させる。そして、リフト装置79によって分断レール部6Aとともに移動体20を上昇させることで、着装している着脱支持具40,45の車体支持体42,47を介して、車体120の支持を行うとともにハンガー部78から持ち上げる。次いで、可動部77を後退動させたのち、リフト装置79によって分断レール部6Aとともに移動体20を下降させる。これにより前段積み付け手段75によって、着装された着脱支持具40,45上に車体120を積み付け得る。
【0032】
図2、図3、図10、図11に示すように、前段経路部2の終端部分には、車体120を着脱支持具40,45上から取り出す前段取り出し手段80と、空になった着脱支持具40,45を収納部50,60に収納させる収納手段85とが配備されている。
【0033】
すなわち、前段取り出し手段80は、後述する後段取り出し手段や処理経路に兼用される吊り下げ搬送形式であって、1本の天井側レール81に支持案内されて前段経路部2の上方に沿って移動自在な可動部82と、この可動部82の下部に設けられたハンガー部83などにより構成され、このハンガー部83によって車体120を支持可能に構成されている。
【0034】
そして、前段経路部2の終端部分において、レール体6は分断レール部6Bに形成されるとともに、この分断レール部6Bは、リフト装置84によって昇降可能に構成されている。なお分断レール部6Bは、1台の移動体20を支持可能な長さに設定されている。また可動部82には、移動用の駆動装置が搭載されている。
【0035】
前記収納手段85は、2台の自動収納装置(ロボット)86,87からなり、それぞれが各別に動作されて、移動体20上の着脱部30,33に着装している着脱支持具40,45を離脱させ、そして90度向きを変えたのち、対応した収納部50,60に収納するように構成されている。
【0036】
したがって、車体120を支持した状態で前段経路部2上において移動されてきた移動体20を、下降している分断レール部6B上に停止させたのち、リフト装置84によって分断レール部6Bとともに上昇させる。そして、可動部82の前進動によってハンガー部83を車体120に対する係合可能な位置としたのち、リフト装置84により分断レール部6Bとともに移動体20を下降させ、車体120をハンガー部83に係合させる。次いで可動部82の前進動により、ハンガー部83を介して車体120を搬出させる。これにより、前段取り出し手段80によって、着脱支持具40,45上で支持していた車体120を取り出して搬送し得る。
【0037】
その後に、収納手段85によって、空になった着脱支持具40,45を収納部50,60に収納させる。すなわち、車体120を搬出したのち、2台の自動収納装置86,87を各別に動作させて、対応した着脱支持具40,45を移動体20から離脱させる。そして蓋体52,62を開動させた状態で、両自動離脱装置86,87により着脱支持具40,45を、90度向きを変えたのち、対応した収納部50,60に収納させる。このような収納を行ったのち、蓋体52,62を閉動させる。なお、開閉操作部54,64を介しての蓋体52,62の開閉動は、人手操作により、または自動的(機械的)に行われる。
【0038】
図2、図3、図12に示すように、後段経路部3の始端部分には、車両123を固定支持具27に支持させる後段積み付け手段90が備えられている。すなわち、後段積み付け手段90は吊り下げ搬送形式であって、前述した天井側レール81、後段経路部3の上方に沿って移動自在な可動部82、ハンガー部83などを兼用して構成されている。そして、後段経路部3の始端部分において、レール体6は分断レール部6Cに形成されるとともに、この分断レール部6Cはリフト装置91によって昇降可能に構成されている。なお分断レール部6Cは、1台の移動体20を支持可能な長さに設定されている。
【0039】
したがって、車両123を支持した状態で後段経路部3上において移動されてきた可動部82を分断レール部6Cの上方に停止させたのち、下降した分断レール部6C上に停止させている空の移動体20を、リフト装置91によって分断レール部6Cとともに上昇させる。これにより、係合部28を前輪121に下方から係合させるとともに、受け部29を後輪122に下方から当接させて、車両123の支持を行うとともにハンガー部83から持ち上げる。次いで、可動部82を前進動させたのち、リフト装置91によって分断レール部6Cとともに移動体20を下降させる。これにより、後段積み付け手段90によって固定支持具27上に、前輪121や後輪122を介して車両123を積み付け得る。
【0040】
後段経路部3の終端部分には、車両123を固定支持具27上から取り出す後段取り出し手段95が備えられている。すなわち、後段取り出し手段95は、天井側レール96に支持案内されて後段経路部3の上方に沿って移動自在な可動部97と、この可動部97の下部に設けられたハンガー部98などにより構成され、このハンガー部98によって車両123を支持可能に構成されている。
【0041】
そして、後段経路部3の終端部分において、レール体6は分断レール部6Dに形成されるとともに、この分断レール部6Dは、リフト装置99によって昇降可能に構成されている。なお分断レール部6Dは、1台の移動体20を支持可能な長さに設定されている。また可動部97には、移動用の駆動装置が搭載されている。
【0042】
したがって、車両123を支持した状態で後段経路部3上において移動されてきた移動体20を、下降している分断レール部6D上に停止させたのち、リフト装置99によって分断レール部6Dとともに上昇させる。そして、可動部97の前進動によってハンガー部98を車両123に対する係合可能な位置としたのち、リフト装置99により分断レール部6Dとともに移動体20を下降させ、車両123をハンガー部98に係合させる。次いで可動部97の前進動により、ハンガー部98を介して車両123を搬出させる。これにより、後段取り出し手段95によって、固定支持具27上で支持していた車両123を取り出して搬送し得る。
【0043】
図2、図3に示すように、前段取り出し手段80と後段積み付け手段90とが作用可能な処理経路100が形成されている。すなわち処理経路100は、平行された第1処理経路部101と第2処理経路部102とを有し、第1処理経路部101の終端と第2処理経路部102の始端とが反転経路部103によって接続されている。そして、第1処理経路部101の始端が前段取り出し手段80に接続されるとともに、第2処理経路部102の終端が後段積み付け手段90に接続され、さらに前段取り出し手段80と後段積み付け手段90との間が中継経路107によって接続されている。
【0044】
前記処理経路100や中継経路104での搬送は、前述したように前段取り出し手段80や後段積み付け手段90に兼用される吊り下げ搬送形式によって行われるもので、天井側レール81、可動部82、ハンガー部83などにより構成され、このハンガー部83によって車体120(車両123)を支持可能に構成されている。そして、第1処理経路部101や第2処理経路部102に沿って、それぞれチェーン利用の第1搬送駆動手段104と第2搬送駆動手段105が配設され、そのチェーンに設けられた係止体が可動部82側に係合されることで、可動部82群を所定間隔置きで搬送するように構成されている。
【0045】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
図2、図3において、後段経路部3の終端に達した空の移動体20は、送り出し手段11によって第2移載経路部5の始端部に送り出される。このとき第2移載経路部5では、第2乗り移り装置16の移載レール体18を後段経路部3のレール体6に接続させるとともに、第1乗り移り装置15の移載レール体18を中継レール体19に接続させている。
【0046】
したがって、送り出し手段11によって送り出されてきた空の移動体20を、第2乗り移り装置16の移載レール体18により支持し得る。そして第2乗り移り装置16の回転テーブル17を縦軸心の回りに90度回転させることで、移載レール体18を中継レール体19に接続し得、これにより空の移動体20を、第2乗り移り装置16の移載レール体18から中継レール体19を介して第1乗り移り装置15の移載レール体18上へと移動し得る。
【0047】
次いで、第1乗り移り装置15の回転テーブル17を縦軸心の回りに90度回転させることで、移載レール体18を前段経路部2のレール体6に接続し得る。これにより空の移動体20を、第1乗り移り装置15の移載レール体18からレール体6上へと移動させたのち、図5に示すように、下降した分断レール部6A上に移動させて、この分断レール部6A上に停止し得る。
【0048】
そして、着装手段70の両自動着装装置71,72を作動させて、対応した収納部50,60に収納している着脱支持具40,45を取り出し、そして90度向きを変えたのち、図4、図5に示すように、移動体20上の着脱部30,33に着装させる。その際に着脱支持具40,45は、そのベース枠体41,46を受け体31,34上に載置させ、嵌合筒体43,48を嵌合ピン体32,35に上方から嵌合させることで、正確な位置に位置決めした状態で着装し得る。
【0049】
この状態で、ハンガー部78で車体120を受け取っている可動部77を前進動させ、図1、図7に示すように、その車体120を移動体20の上方へ移動させる。そして、リフト装置79によって分断レール部6Aとともに移動体20を上昇させて、図8に示すように、着脱支持具40,45の車体支持体42,47を介して、車体120の支持を行うとともにハンガー部78から持ち上げる。次いで、可動部77を後退動させたのち、分断レール部6Aとともに移動体20を下降させ、図5に示すように、この分断レール部6Aをレール体6に接続させる。これにより、送り込み手段7や送り出し手段8の作動によって、分断レール部6A上の移動体20をレール体6に送り出し得る。
【0050】
次いで移動体20に送り出し手段8や送り手段9を作用させることで、前段経路部2上で移動し得る。その際に前段経路部2上では、図9に示すように、送り手段9と制動手段10との間において、複数台の移動体20を、その前後端間に隙間が生じることなく、すなわち前後の当接部24,25を相当接させた状態で、密に後押し状態で整列して移動し得る。このようにして前段経路部2上で移動体20を移動させている間に、車体120に対して、部品の取り付けなどの各種作業が遂行される。
【0051】
車体120に対する所期の作業を終えて制動手段10の部分を通過した移動体20を、下降している分断レール部6B上に停止させたのち、リフト装置84によって分断レール部6Bとともに上昇させる。そして、前段取り出し手段80における可動部82の前進動によって、ハンガー部83を車体120に対する係合可能な位置としたのち、分断レール部6Bとともに移動体20を下降させて、車体120をハンガー部83に係合させる。次いで可動部82の前進動により、ハンガー部83を介して車体120を、処理経路100の第1処理経路部101側へと搬出させる。
【0052】
その後に、収納手段85の自動収納装置86,87を作動させて、対応した着脱支持具40,45を移動体20から離脱させ、そして90度向きを変えたのち、図10や図11の実線に示すように、対応した収納部50,60に収納させる。このようにして着脱支持具40,45を収納した移動体20を、送り出し手段11によって第1移載経路部4の始端部に送り出す。この第1移載経路部4においては、前述した第2移載経路部5と同様に作動され、以て空の移動体20を後段経路部3の始端部分に搬入し得る。
【0053】
前述したように処理経路100の第1処理経路部101に搬入した車体120は、図2、図3に示すように、その可動部82側に第1搬送駆動手段104を係合作用させることで、所定間隔置きで搬送し得、そして反転経路部103を介して第2処理経路部102に搬入した車体120は、その可動部82側に第2搬送駆動手段105を係合作用させることで、所定間隔置きで搬送し得る。第1処理経路部101での搬送中に、車体120に対して下方からエンジンを組み付けるなどの各種作業が遂行され、また第2処理経路部102での搬送中に、車体120に対して前輪121や後輪122を組み立てる(取り付ける)などの各種作業が遂行される。
【0054】
このようにして、処理経路100において所期の組み立て処理を終えた車両123は、後段経路部3の始端部分に備えた後段積み付け手段90の部分に搬送される。この後段積み付け手段90の部分には、前述したように、空の移動体20を搬入して、下降した分断レール部6C上に停止させている。
【0055】
したがって、車両123を支持した状態で移動してきた可動部82を分断レール部6Cの上方に停止させたのち、空の移動体20を、リフト装置91によって分断レール部6Cとともに上昇させることにより、係合部28を前輪121に下方から係合させるとともに、受け部29を後輪122に下方から当接させることになり、以て固定支持具27により車両123の支持を行うとともにハンガー部83から持ち上げ得る。
【0056】
次いで、可動部82を前進動させて中継経路107に搬出させたのち、分断レール部6Cとともに移動体20を下降させ、この分断レール部6Cをレール体6に接続させる。これにより、送り出し手段8の作動によって、分断レール部6C上の移動体20をレール体6に送り出し得る。次いで移動体20を、前述した前段経路部2側と同様にして、後段経路部3上で密に後押し状態で整列して移動し得、その間に、車両123に対して、部品の取り付けなどの各種作業が遂行される。
【0057】
車両123に対する所期の作業を終えて制動手段10の部分を通過した移動体20を、下降している分断レール部6D上に停止させたのち、リフト装置99によって分断レール部6Dとともに上昇させる。そして、後段取り出し手段95における可動部97の前進動によってハンガー部98を車体120に対する係合可能な位置としたのち、分断レール部6Dとともに移動体20を下降させて、車体120をハンガー部98に係合させる。次いで可動部97の前進動により、ハンガー部98を介して車両123を搬出させる。
【0058】
これにより、空になった移動体20は後段経路部3の終端に達し、そして送り出し手段11によって第2移載経路部5の始端部に送り出されることで、最初の状態となる。
【0059】
上記した実施の形態では、移動体20として、車輪22を有する台車形式が示されているが、これはパレット形式などであってもよく、この場合にはコンベヤなどにより搬送される。
【0060】
上記した実施の形態では、移動体20を移動させるに、複数の手段7〜11のローラ12を受動面23に作用させる形式が示されているが、これは駆動チェーンやシリンダーなど他の移動形式であってもよい。
【0061】
上記した実施の形態では、着脱支持具として、前部着脱支持具40と後部着脱支持具45とが示されているが、これは単数または2以上の複数の着脱支持具であってもよい。
【0062】
上記した実施の形態では、車両の組み立てラインに採用した形式が示されているが、これは各種の機器、装置などの組み立てラインに採用した形式などであってもよい。
【0063】
上記した実施の形態では、前段取り出し手段80と後段積み付け手段90とが作用可能な処理経路100が形成された形式が示されているが、これは処理経路が別個に形成された形式などであってもよい。
【0064】
上記した実施の形態では、着脱部30,33が本体21に定置状に形成された形式が示されているが、これは本体21に対して昇降機構を介して着脱部30,33が昇降される形式などであってもよい。この場合には、リフト装置の一部または全部を省略することも可能となる。
【0065】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、移動体の上部に着脱支持具を装着させることで、処理前の被搬送物を着脱支持具により支持した状態での搬送を行うことができる。そして着脱支持具を離脱して収納部に収納させることで、処理後の被搬送物を固定支持具により支持した状態での搬送を行うことができ、その際に着脱支持具を移動体とともに搬送できる。これにより、処理前の被搬送物の搬送と、処理後の被搬送物の搬送とを、共有の移動体を使用して行うことができ、全体を安価に構成できるとともに、着脱支持具の返送経路などを不要として、設置面積を縮小することができる。
【0066】
また上記した本発明の請求項2によると、前段経路部の始端部分で、着装手段によって、収納部に収納している着脱支持具を取り出して移動体の上部に着装したのち、前段積み付け手段によって、着装した着脱支持具上に処理前の被搬送物を積み付けることができる。そして前段経路部の終端部分で、前段取り出し手段によって、処理前の被搬送物を着脱支持具上から取り出して搬出したのち、収納手段によって、空になった着脱支持具を収納部に収納できる。また後段経路部の始端部分で、後段積み付け手段によって、処理後の被搬送物を固定支持具に積み付けることができ、さらに後段経路部の終端部分で、後段取り出し手段によって、処理後の被搬送物を固定支持具上から取り出して搬出できる。
【0067】
そして上記した本発明の請求項3によると、前段経路部の終端部分で、処理前の被搬送物を着脱支持具上から取り出して搬出させたのち、着脱支持具を収納部に収納させた移動体を、移載経路部を介して後段経路部の終端部分に移載できる。そして前段取り出し手段によって着脱支持具上から取り出した処理前の被搬送物を、処理経路で搬送しながら所期の処理を行うことで、処理後の被搬送物として後段積み付け手段に渡すことができ、以て後段経路部の終端部分に移載している移動体に積み付けることができる。また後段経路部の終端部分で、処理後の被搬送物を固定支持具上から取り出すことで空になった移動体を、移載経路部を介して前段経路部の前端部分に移載することができる。
【0068】
さらに上記した本発明の請求項4によると、移動体の上部に着脱支持具を装着させることで、車輪を組み立て処理する前の軽量の車体を、着脱支持具により安定して支持した状態での搬送を行うことができる。そして着脱支持具を離脱して収納部に収納させることで、車輪を組み立て処理した後の重量化した車両を、その車輪を介して固定支持具により安定して支持した状態での搬送を行うことができる。これにより、車両(自動車)の組み立てラインに好適に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、搬送設備における前段積み付け手段部分の一部切り欠き側面図である。
【図2】同搬送設備における経路を示す概略平面図である。
【図3】同搬送設備における経路を示す概略側面図で、(a)は前段経路部、(b)は処理経路部、(c)は後段経路部である。
【図4】同搬送設備における前段積み付け手段部分の平面図である。
【図5】同搬送設備における前段積み付け手段部分の着脱支持具を着装したときの一部切り欠き側面図である。
【図6】同搬送設備における前段積み付け手段部分の平面図である。
【図7】同搬送設備における前段積み付け手段部分の車体搬入時の正面図である。
【図8】同搬送設備における前段積み付け手段部分の車体支持時の正面図である。
【図9】同搬送設備における前段経路部での平面図である。
【図10】同搬送設備における前段取り出し手段部分の着脱支持具を離脱したときの一部切り欠き側面図である。
【図11】同搬送設備における前段取り出し手段部分の平面図である。
【図12】同搬送設備における後段経路部での一部切り欠き側面図である。
【符号の説明】
1 一定経路
2 前段経路部
3 後段経路部
4 第1移載経路部
5 第2移載経路部
6 レール体
7 送り込み手段
8 送り出し手段
9 送り手段
10 制動手段
11 送り出し手段
15 第1乗り移り装置
16 第2乗り移り装置
17 回転テーブル
18 移載レール体
19 中継レール体
20 移動体
21 本体
23 受動面(受動部)
27 固定支持具
28 係合部
29 受け部
30 着脱部
32 嵌合ピン体
33 着脱部
35 嵌合ピン体
40 前部着脱支持具
42 車体支持体
43 嵌合筒体
45 後部着脱支持具
47 車体支持体
48 嵌合筒体
50 前位収納部
51 開口部
52 蓋体
60 後位収納部
61 開口部
62 蓋体
70 着装手段
71 自動着装装置
72 自動着装装置
75 前段積み付け手段
77 可動部
78 ハンガー部
80 前段取り出し手段
82 可動部
83 ハンガー部
85 収納手段
86 自動収納装置
87 自動収納装置
90 後段積み付け手段
95 後段取り出し手段
97 可動部
98 ハンガー部
100 処理経路
101 第1処理経路部
102 第2処理経路部
103 反転経路部
107 中継経路
120 車体(処理前の被搬送物)
121 前輪(車輪)
122 後輪(車輪)
123 車両(処理後の被搬送物)
A 送り手段9の送り回転力
B 制動手段10の送り回転力

Claims (4)

  1. 一定経路上で移動可能な移動体の上部には、処理前の被搬送物を支持自在な着脱支持具と、着脱支持具が離脱された状態で、処理後の被搬送物を支持自在な固定支持具とが設けられ、前記移動体には、離脱された着脱支持具を収納自在な収納部が形成されていることを特徴とする搬送設備。
  2. 一定経路は、着脱支持具が着装された前段経路部と、着脱支持具が離脱された後段経路部とを有し、前段経路部の始端部分には、収納部に収納されている着脱支持具を取り出して移動体の上部に着装させる着装手段と、着装された着脱支持具上に処理前の被搬送物を支持させる前段積み付け手段とが配備され、前段経路部の終端部分には、処理前の被搬送物を着脱支持具上から取り出す前段取り出し手段と、空になった着脱支持具を収納部に収納させる収納手段とが配備され、後段経路部の始端部分には、処理後の被搬送物を固定支持具に支持させる後段積み付け手段が備えられ、後段経路部の終端部分には、処理後の被搬送物を固定支持具上から取り出す後段取り出し手段が備えられていることを特徴とする請求項1記載の搬送設備。
  3. 一定経路は、平行された前段経路部ならびに後段経路部と、これら経路部の始終端間で移動体の移載を行う一対の移載経路部とにより無端状に形成され、前段取り出し手段と後段積み付け手段とが作用可能な処理経路が形成されていることを特徴とする請求項2記載の搬送設備。
  4. 被搬送物は車両であって、車輪を組み立て処理する前に、その車体が着脱支持具により支持され、車輪を組み立て処理した後に、その車輪が固定支持具に支持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の搬送設備。
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