JP2004247573A - 基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】high−k材料からなるゲート絶縁膜を備えた基板から、この基板に形成された他の配線要素にダメージを与えずに、ゲート酸化膜を除去する基板処理方法を提供する。
【解決手段】フィールド酸化膜60が形成されたウエハWの活性領域に、極薄酸化膜61とハフニウム系酸化膜62を形成し、さらにハフニウム系酸化膜62の表面にポリシリコンゲート63aを形成する。ウエハWをオゾンと水蒸気を含む処理ガスで処理することにより、ハフニウム系酸化膜62のうちポリシリコンゲート63aの下の部分を除いた部分を変性させ、ウエハWを所定の薬液で処理することにより、このハフニウム系酸化膜62において変性した部分をウエハWから除去する。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、high−k材料からなるゲート絶縁膜を基板から除去するための基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゲート絶縁膜はMOS型デバイスの心臓部とも言われており、このゲート絶縁膜の信頼性と制御性を高めることは、MOS型デバイスの開発において最も重要な課題の1つと言える。従来よりゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜やシリコン酸窒化膜が用いられており、近年のデバイスの微細化に対応して、ゲート絶縁膜の膜厚は急速に薄くなってきている。しかし、これらの膜の薄膜化は、ダイレクトトンネル電流の増加等の理由により、薄膜の厚みとして2nmが限界と言われている。
【0003】
この問題を解決するために、ゲート絶縁膜として、シリコン酸化膜やシリコン酸窒化膜よりも比誘電率の高い材料、所謂、high−k材料を用いる技術が注目されている。例えば、シリコン酸化膜の比誘電率は約4であるから、high−k材料の比誘電率を仮に20とすれば、high−k材料膜の膜厚をシリコン酸化膜の膜厚の5倍とすることができ、これによりゲート絶縁膜を物理的にも構造的にも安定させることができる。
【0004】
このようなhigh−k材料として、特開2001−257344号公報(特許文献1)には、酸化タンタル膜等の金属酸化物膜や、ジルコニウム珪酸化物膜等の金属珪酸化合物膜が開示されている。また、特許文献1の第19図には、金属酸化物膜と金属珪酸化合物膜との積層膜にゲート電極を形成した後に、不要な金属酸化物膜と金属珪酸化合物膜が除去された形態が示されている。high−k材料膜を効率的に基板から除去する基板処理方法は、high−k材料膜の実用化の観点から、その確立が急がれている技術の1つである。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−257344号公報(第45、46段落、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1には、ゲート電極を形成した後に不要な金属酸化物膜と金属珪酸化合物膜を除去する具体的手段について何ら示されていない。一方、従来から用いられてきた前記金属酸化物膜と前記金属珪酸化合物膜の除去方法として、プラズマを使用したエッチング方法があるが、この方法では下地の配線要素にダメージを与えてしまう問題がある。その他の従来の方法としては、高濃度フッ酸(HF)によるウェット処理があるが、この場合にもフィールド酸化膜が削られるおそれがある。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、high−k材料からなるゲート絶縁膜を備えた基板から、この基板に形成された他の配線要素にダメージを与えることなく、ゲート酸化膜の不要部分を除去する基板処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、high−k材料からなるゲート絶縁膜と前記ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極とを備えた基板の基板処理方法であって、
前記基板をオゾンと水蒸気を含む処理ガスで処理することによって、前記ゲート絶縁膜のうち前記ゲート電極の下に位置する部分以外の部分を変性させる工程と、
前記基板を所定の薬液で処理することにより、前記ゲート絶縁膜の変性した部分を前記基板から除去する工程と、
前記基板を水洗処理する工程と、
を有することを特徴とする基板処理方法、が提供される。
【0009】
また本発明によれば、シリコン酸化膜またはシリコン酸窒化膜からなる下層膜とhigh−k材料からなる上層膜とを有する二層構造のゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極と、を備えた基板の基板処理方法であって、
前記基板をオゾンと水蒸気を含む処理ガスで処理することによって、前記上層膜のうち前記ゲート電極の下に位置する部分以外の部分を変性させる工程と、
前記基板を所定の薬液で処理することにより、前記上層膜の変性した部分を前記基板から除去する工程と、
前記基板を水洗処理する工程と、
を有することを特徴とする基板処理方法、が提供される。
【0010】
このような基板処理方法によれば、high−k膜の不要となった部分を他の配線要素に悪影響を及ぼすことなく基板から除去することができる。これによって半導体デバイスの製造工程管理が容易となり、信頼性と品質に優れた製品を製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について具体的に説明する。ここでは、本発明をシリコンゲートCMOSデバイスの製造工程に取り入れた場合について説明することとする。図1は、既にLOCOS工程を終えた中間デバイス(フィールド酸化膜の形成が終了した中間デバイス)を処理するためのウエハ処理システムの概略構成を示す説明図である。このウエハ処理システムは、CVD装置101と、レジスト塗布/現像装置102と、露光装置103と、エッチャー104と、イオン注入/RTA装置105と、スパッタ装置106と、膜除去装置100とを有している。これらの装置間でウエハWを搬送する方法としては、オペレータによる搬送方法や、図示しない搬送装置による搬送方法が用いられる。
【0012】
CVD装置101は、化学気相蒸着法(CVD)法によりウエハWにゲート電極となるポリシリコン膜、high−k材料からなるゲート絶縁膜(以下「high−k膜」という)の一例であるハフニウム系酸化膜(酸化ハフニウム膜(HfO)またはハフニウム−シリコン系酸化膜(HfSiOx)を指すものとする)、さらに層間絶縁膜(シリコン酸化膜)等の各種の膜を順次形成するために用いられる。CVD装置101は複数のチャンバを有しており、これらは形成する膜種ごとに使い分けされる。
【0013】
レジスト塗布/現像装置102は、レジストマスク等を形成するために用いられる。レジスト塗布/現像装置102の詳細な構造は図示しないが、レジスト塗布/現像装置102は、ウエハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を成膜するレジスト塗布処理ユニットと、露光装置103において所定のパターンで露光されたレジスト膜を現像処理する現像処理ユニットと、レジスト膜が成膜されたウエハWや露光処理されたウエハW、現像処理が施されたウエハWをそれぞれ熱的に処理する熱的処理ユニット等を有している。露光装置103は、レジスト膜が形成されたウエハWに所定の回路パターンを露光するために用いられる。
【0014】
エッチャー104では、ウエハW上に形成された種々の膜にエッチング処理が施される。イオン注入/RTA装置105は、ウエハW等の所定領域に所定のイオン(砒素(As)やリン(P)、ホウ素(B)等)を注入し、またイオン注入処理後の注入イオンの熱拡散処理を行う。スパッタ装置106では、例えば、アルミ電極がスパッタ法により形成される。
【0015】
膜除去装置100は、次に詳細に説明するように、半導体デバイスの製造工程で不用となったハフニウム系酸化膜を、オゾン(O)と水蒸気を含む処理ガス(以下、単に「処理ガス」という)のこれら分子によって変性させてウエハWから除去するために用いられる。ここで「変性」とは、ハフニウム系酸化膜がウエハW上に残った状態で所定の薬液(希フッ酸やアミン系薬液)に溶解する性質に変化することをいう。処理ガスによるウエハWの処理後には、ウエハWを所定の薬液で処理することによって、変性したハフニウム系酸化膜はウエハWから除去される。なお、この薬液処理の後にはウエハWの水洗処理が行われる。
【0016】
図2は膜除去装置100の概略平面図であり、図3はその概略正面図であり、図4はその概略背面図である。膜除去装置100は、ウエハWが収容されたキャリアが他の処理装置等から順次搬入され、逆に膜除去装置100における処理の終了したウエハWを収容したキャリアを次の処理を行う処理装置等へ搬出するためのキャリアステーション4と、ウエハWに形成されたハフニウム系酸化膜やレジスト膜の変性処理および変性したハフニウム系酸化膜等の除去処理、ウエハWの水洗/乾燥処理等を行うための複数の処理ユニットを有する処理ステーション2と、処理ステーション2とキャリアステーション4との間でウエハWの搬送を行う搬送ステーション3と、処理ステーション2で使用する薬液や純水、ガス等の製造、調製、貯留を行うケミカルステーション5と、を具備している。
【0017】
キャリアCの内部において、ウエハWは略水平姿勢で鉛直方向(Z方向)に一定の間隔で収容されている。このようなキャリアCに対するウエハWの搬入出はキャリアCの一側面を通して行われ、この側面は蓋体10a(図2には図示せず。図3および図4に蓋体10aが取り外された状態を示す)によって開閉自在となっている。
【0018】
図2に示すように、キャリアステーション4は、図中Y方向に沿って3箇所にキャリアCを載置できる載置台6を有しており、キャリアCは蓋体10aが設けられた側面がキャリアステーション4と搬送ステーション3との間の境界壁8a側を向くようにして載置台6に載置される。境界壁8aにおいてキャリアCの載置場所に対応する位置には窓部9aが形成されており、各窓部9aの搬送ステーション3側には窓部9aを開閉するシャッタ10が設けられている。このシャッタ10はキャリアCの蓋体10aを把持する把持手段(図示せず)を有しており、図3および図4に示すように、蓋体10aを把持した状態で搬送ステーション3側に、蓋体10aを退避させることができるようになっている。
【0019】
搬送ステーション3に設けられたウエハ搬送装置7はウエハWを保持可能なウエハ搬送ピック7aを有している。ウエハ搬送装置7は搬送ステーション3の床にY方向に延在するように設けられたガイド(図3および図4参照)11に沿ってY方向に移動可能である。また、ウエハ搬送ピック7aは、X方向にスライド自在であり、かつ、Z方向に昇降自在であり、かつ、X−Y平面内で回転自在(θ回転)である。
【0020】
このような構造により、キャリアCの内部と搬送ステーション3とが窓部9aを介して連通するようにシャッタ10を退避させた状態において、ウエハ搬送ピック7aは、載置台6に載置された全てのキャリアCにアクセス可能であり、キャリアC内の任意の高さ位置にあるウエハWをキャリアCから搬出することができ、逆に、キャリアCの任意の位置にウエハWを搬入することができる。
【0021】
処理ステーション2は、搬送ステーション3側に2台のウエハ載置ユニット(TRS)13a・13bを有している。例えば、ウエハ載置ユニット(TRS)13bは搬送ステーション3からウエハWを受け入れる際にウエハWを載置するために用いられ、ウエハ載置ユニット(TRS)13aは処理ステーション2において所定の処理が終了したウエハWを搬送ステーション3に戻す際にウエハWを載置するために用いられる。処理ステーション2においてはファンフィルターユニット(FFU)25から清浄な空気がダウンフローされるようになっており、処理ステーション2において処理の終了したウエハWを上段のウエハ載置ユニット(TRS)13aに載置することにより、ウエハWの汚染が抑制される。
【0022】
搬送ステーション3と処理ステーション2との間の境界壁8bにおいて、ウエハ載置ユニット(TRS)13a・13bの位置に対応する部分には窓部9bが設けられている。ウエハ搬送ピック7aは、この窓部9bを介してウエハ載置ユニット(TRS)13a・13bにアクセス可能であり、キャリアCとウエハ載置ユニット(TRS)13a・13bとの間でウエハWを搬送する。
【0023】
処理ステーション2の背面側には、ウエハWに形成されているレジスト膜等の変性処理を行う膜変性処理ユニット(VOS)15a〜15hが配置されている。図5は膜変性処理ユニット(VOS)15aの概略断面図である。この膜変性処理ユニット(VOS)15aは、ウエハWを収容する密閉式のチャンバ30を有しており、チャンバ30は固定された下部容器41aと、下部容器41aの上面を覆う蓋体41bから構成され、蓋体41bは膜変性処理ユニット(VOS)15aのフレーム42に固定されたシリンダ43によって昇降自在である。蓋体41bは下部容器41aの上方に待避可能である。
【0024】
下部容器41a周縁の立起部の上面にはOリング48が配置されている。シリンダ43を駆動して蓋体41bを降下させると、蓋体41bの裏面周縁が下部容器41a周縁の立起部の上面に当接するとともに、Oリング48が圧縮されてチャンバ30内に密閉された処理空間が形成される。
【0025】
下部容器41aにはウエハWを載置するステージ33が設けられており、このステージ33の表面には、ウエハWを支持するプロキシミティピン44が複数箇所に設けられている。プロキシミティピン44の高さは、ステージ33の表面に結露が生じた場合に、ウエハWの裏面が結露した液滴に接することがない高さ、例えば、1mm以上3mm以下に設定される。これによりウエハWの裏面へのウォーターマークやパーティクルの付着が防止され、ウエハWの品質が高く保たれる。
【0026】
ステージ33の内部にはヒータ45aが、蓋体41bにはヒータ45bがそれぞれ埋設されており、ステージ33と蓋体41bをそれぞれ所定温度で保持することができるようになっている。これによりウエハWの温度が一定に保持される。なお、ステージ33と蓋体41bの温度を変えることによって、処理空間内に温度勾配を設けて、処理を行うことも可能である。
【0027】
蓋体41bの裏面には、ウエハWを保持する爪部材46が、例えば3箇所(図5では2箇所のみ図示)に設けられている。ウエハ搬送アーム14aはこの爪部材46に対してウエハWの受け渡しを行う。爪部材46がウエハWを保持した状態で蓋体41bを降下させると、その降下途中でウエハWは、ステージ33に設けられたプロキシミティピン44に受け渡しされる。
【0028】
チャンバ30では、処理ガスがチャンバ30の内部において略水平方向に流れるように、処理ガス等を内部に導入するガス導入口34aおよび処理ガスを外部へ排気するガス排出口34bが下部容器41aに設けられている。ガス導入口34aには後に説明する処理ガス供給装置16が接続され、ガス排出口34bには排気装置32が接続されている。図5では、ガス導入口34aおよびガス排出口34bの高さ位置がプロキシミティピン44に載置されたウエハWの高さよりも下側で示されているが、ガス導入口34aおよびガス排出口34bはこれよりも高い位置に設けてもよい。
【0029】
ウエハWを処理ガスによって処理する際には、チャンバ30の内部を一定の陽圧に保持して行うことが好ましい。このためにチャンバ30の内部から下部容器41aと蓋体41bとの間を通って外部に処理ガスが流出しないように、下部容器41aと蓋体41bとの密閉を、シリンダ43による押圧力に依存するだけでなく、下部容器41aと蓋体41bの端面に設けられた突起部47a・47bどうしをロック機構35によって締め付けることによって行う。
【0030】
この突起部47a・47bはそれぞれ下部容器41aと蓋体41bの全周を囲ってはおらず、例えば、等間隔に4箇所に鉛直方向で重なる位置に設けられており、隣接するものどうしの間には間隙部49(図5の右側部分参照)が形成されている。ロック機構35はローラ59a・59bで突起部47a・47bを挟み込むことによって下部容器41aと蓋体41bとを密着させるが、間隙部49の位置にローラ59a・59bが移動している状態では蓋体41bの昇降を自由に行うことができる。
【0031】
処理ステーション2の正面側には、膜変性処理ユニット(VOS)15a〜15hにおける処理の終了したウエハWに薬液処理や水洗処理を施して、変性したハフニウム系酸化膜やレジスト膜等を除去する洗浄処理ユニット(CNU)12a〜12dが配置されている。
【0032】
洗浄処理ユニット(CNU)12a〜12dの詳細な構造は図示しないが、これらはそれぞれ、ウエハWを略水平姿勢で保持する回転自在なスピンチャックと、スピンチャックを囲繞するカップと、スピンチャックに保持されたウエハWの表面に変性したハフニウム系酸化膜を溶解させるための薬液(希フッ酸やアミン系薬液)を供給する第1薬液ノズルと、薬液処理後のウエハWを水洗処理(リンス処理)するためにウエハWに純水を供給する純水ノズルと、水洗処理後のウエハWに乾燥ガスを噴射するガス噴射ノズルと、シリコン酸化膜やシリコン酸窒化膜を除去するための希フッ酸等の薬液をウエハWに供給する第2薬液ノズルと、レジストマスクの剥離処理を行うための剥離液をウエハWに供給する第3薬液ノズルと、を有している。なお、第1薬液ノズルと第2薬液ノズルで用いる薬液が同じ場合(例えば、希フッ酸を用いる場合)には、第2薬液ノズルを設けなくともよい。
【0033】
処理ステーション2の略中央部には、処理ステーション2内においてウエハWを搬送する主ウエハ搬送装置14が設けられている。先に説明した膜変性処理ユニット(VOS)15a〜15dと膜変性処理ユニット(VOS)15e〜15hとは、その境界壁22bについて略対称な構造を有しており、同様に、洗浄処理ユニット(CNU)12a・12bと洗浄処理ユニット(CNU)12c・12dとは、境界壁22aについて略対称な構造を有している。これにより主ウエハ搬送装置14を、X方向に移動する機構を必要としない簡単な構造とすることができ、ウエハ搬送アーム14aの膜変性処理ユニット(VOS)15a〜15hや洗浄処理ユニット(CNU)12a〜12dへのアクセスが容易となっている。
【0034】
主ウエハ搬送装置14は、ウエハWを搬送するウエハ搬送アーム14aを有している。主ウエハ搬送装置14はZ軸周りに回転自在である。また、ウエハ搬送アーム14aは水平方向で進退自在であり、かつZ方向に昇降自在である。このような構造により、主ウエハ搬送装置14は、処理ステーション2に設けられた各ユニットにアクセス可能であり、これら各ユニット間でウエハWを搬送することができる。
【0035】
ケミカルステーション5には、処理ガスを調整して膜変性処理ユニット(VOS)15a〜15hに供給する処理ガス供給装置16と、洗浄処理ユニット(CNU)12a〜12dで使用する所定の薬液を貯蔵/送液する薬液供給装置17と、洗浄処理ユニット(CNU)12a〜12dへ純水を供給する純水供給装置18が設けられている。
【0036】
処理ガス供給装置16は、例えば、酸素ガスをオゾン化するオゾン発生器と、オゾンを希釈する窒素ガスおよびレジスト膜等の変性処理後にチャンバ30内をパージするための窒素ガスを供給する窒素ガス供給ラインと、純水を気化させて水蒸気を発生させる水蒸気発生器と、オゾン/窒素混合ガスと水蒸気とを混合させて処理ガスを生成するミキサーと、を有している。オゾン発生装置においては、空気中の酸素をオゾン化することによって、オゾン/窒素混合ガスを生成することもできる。なお、ケミカルステーション5には、洗浄処理ユニット(CNU)12a〜12dへの乾燥ガスの供給を制御するガス供給調整装置(図示せず)が設けられている。このガス供給調整装置への乾燥ガスの供給は、例えば、図示しない工場配管等の供給ラインを用いて行うことができる。
【0037】
次に、このように構成されたウエハ処理システムを用いて、Siゲート構造の配線を形成する方法について説明する。図6はSiゲート構造配線を形成する工程を示すフローチャートであり、図7はSiゲート構造配線の形成過程における形態変化を示す概略説明図である。
【0038】
最初に、図7(a)に示すように、公知の製造方法によって、LOCOS工程が終了してフィールド酸化膜60が形成され、さらにフィールド酸化膜60の間の活性領域に極薄酸化膜(SiO)61(または極薄酸窒化膜(SiON))が形成されたp型のウエハW(図7において「p−Si」で示す)を準備する。このウエハWをCVD装置101に搬送し、図7(b)に示すように、そこで極薄酸化膜61上にhigh−k膜、例えば、ハフニウム系酸化膜62を形成する(ステップ1)。ハフニウム系酸化膜62の膜厚は、例えば、4nm〜5nmとする。本形態においては、ゲート絶縁膜を極薄酸化膜61とハフニウム系酸化膜62からなる二層構造とするが、ゲート絶縁膜として主に機能するのはハフニウム系酸化膜62である。
【0039】
なお、high−k膜に用いられる金属酸化物は酸化ハフニウムに限定されず、この他にアルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)、酸化タンタル(Ta)、ハフニウムを除くその他の希土類酸化物や、これら金属酸化物とシリコン酸化物との複合酸化物、つまり金属珪酸化合物を用いることができる。high−k膜の比誘電率は、従来からゲート絶縁膜として用いられているシリコン酸化膜(熱酸化膜)の比誘電率以上、好ましくは4.0以上であることが好ましい。これによりhigh−k膜の膜厚を、成膜再現性と成膜安定性が確保される範囲に設定することができる。
【0040】
引き続きCVD装置101において、図7(c)に示すように、ハフニウム系酸化膜62上にポリシリコン膜63を形成する(ステップ2)。次いで、図7(d)に示すように、ウエハWをレジスト塗布/現像装置102に搬送して、所定のパターンを有するレジストマスク64を形成する(ステップ3)。続いて、図7(e)に示すように、ウエハWをエッチャー104に搬送してそこでポリシリコン膜63をエッチングしてポリシリコン膜63をパターン化する(ステップ4)。これによりポリシリコンゲート63aが形成される。
【0041】
ステップ4の処理が終了した後に不要となるレジストマスク64をウエハWから除去するために、ウエハWは膜除去装置100に搬送され、そこで図7(f)に示すように、レジストマスク64およびポリマー残渣を除去する(ステップ5)。例えば、このレジストマスク64の除去は、洗浄処理ユニット(CNU)において、ウエハWの表面にレジスト剥離液を塗布し、所定時間経過後にウエハWを回転させてウエハWからレジスト剥離液を除去し、さらに純水でウエハWを水洗処理することによって行われる。
【0042】
こうしてポリシリコンゲート63aが形成されたウエハWを、次にステップ6の工程として、イオン注入/RTA装置105に搬送し、そこで例えば、砒素(As)のイオン注入を行い、さらに熱拡散処理を行うことにより、図7(g)に示すように、ポリシリコンゲート63aを導電性に変え、またウエハWにnチャンネルのソース65aとドレイン65bを形成する。
【0043】
次に、ウエハWを膜除去装置100に搬送し、図7(h)、(i)に示すように、ハフニウム系酸化膜62のうちポリシリコンゲート63aの下に位置する部分以外の部分、つまり表面に露出している部分を変性させて、この変性した部分を薬液により除去する(ステップ7)。
【0044】
このステップ7の工程は、具体的には以下のように行われる。最初にイオン注入処理と熱拡散処理が終了したウエハWが収容されたキャリアCが、自動搬送装置によって載置台6に載置される。次いで、キャリアCの蓋体10aとシャッタ10を搬送ステーション3側に退避させることによって窓部9aが開かれる。続いてウエハ搬送ピック7aによって、キャリアCの所定位置にある1枚のウエハWがウエハ載置ユニット(TRS)13bへ搬送される。
【0045】
ウエハ載置ユニット(TRS)13bに載置されたウエハWは、ウエハ搬送アーム14aによって、膜変性処理ユニット(VOS)15a(または15b〜15hのいずれか)に搬入される。具体的には、チャンバ30の蓋体41bを下部容器41aの上方に退避させた状態とし、その後に、蓋体41bに設けられた爪部材46のウエハWを保持する部分(水平方向に突出した部分)よりも僅かに高い位置へウエハWが進入するように、ウエハWを保持したウエハ搬送アーム14aを進入させる。次いで、ウエハ搬送アーム14aを下方へ降下させると、ウエハWは爪部材46に受け渡される。
【0046】
ウエハ搬送アーム14aを膜変性処理ユニット(VOS)15aから退避させた後に蓋体41bを降下させて、蓋体41bを下部容器41aに密着させ、さらにロック機構35を動作させて、チャンバ30を密閉状態とする。蓋体41bを降下させる途中で、ウエハWは爪部材46からプロキシミティピン44へ受け渡される。
【0047】
ヒータ45a・45bを発熱させて、ステージ33および蓋体41bを所定の温度に保持する。ここで、蓋体41bの温度をステージ33の温度よりも所定温度高く設定すると、チャンバ30内に処理ガスを供給した際にチャンバ30内における水蒸気の密度が蓋体41b側よりもステージ33側で高くなるために、水蒸気を効率的にウエハWにあてることができる。
【0048】
ステージ33および蓋体41bが所定温度に保持され、かつ、ウエハWの温度分布がほぼ一定となったら、最初に処理ガス供給装置16からオゾン/窒素混合ガスのみをチャンバ30内に供給して、チャンバ30の内部がオゾン/窒素混合ガスでパージされ、かつ、所定の陽圧となるように調節する。その後、オゾン/窒素混合ガスに水蒸気を混合させた処理ガスを、処理ガス供給装置16からチャンバ30内に供給する。この処理ガスに含まれるオゾンと水蒸気の分子によってハフニウム系酸化膜62においてポリシリコンゲート63aの下に位置している部分以外の部分が、薬液によって溶解できる状態へと変化する(図7(h))。
【0049】
ウエハWの処理ガスによる処理が終了したら、処理ガスの供給を停止して、処理ガス供給装置16からチャンバ30内に窒素ガスを供給し、チャンバ30内を窒素ガスでパージする。このパージ処理時には、その後にチャンバ30を開いたときに、排気装置32からオゾン/窒素混合ガスが逆流してオゾン/窒素混合ガスがチャンバ30から排出されないように、排気装置32内からもオゾン/窒素混合ガスを完全に排出する。
【0050】
窒素ガスによるパージ処理が終了した後には、チャンバ30の内圧が外気圧と同じであることを確認する。これは、チャンバ30の内部圧力が大気圧よりも高い状態でチャンバ30を開くと、チャンバ30が損傷するおそれがあるからである。チャンバ30の内圧確認後、ロック機構35による下部容器41aと蓋体41bの締め付けを解除し、蓋体41bを上昇させる。蓋体41bを上昇させる際に、ウエハWは爪部材46に保持されて蓋体41bとともに上昇する。ウエハ搬送アーム14aを下部容器41aと蓋体41bとの隙間に進入させて、ウエハWを爪部材46からウエハ搬送アーム14aに受け渡す。
【0051】
膜変性処理ユニット(VOS)15a〜15hにおける処理の終了したウエハWには、ハフニウム系酸化膜62において変性した部分がウエハWから剥離せずに残存している。このため、ウエハWを洗浄処理ユニット(CNU)12a〜12dのいずれかに搬入し、そこで例えば、希フッ酸による変性したハフニウム系酸化膜62の溶解処理と、それに続く水洗処理を行う。これによってハフニウム系酸化膜62のうち変性した部分がウエハWから除去される(図7(i))。
【0052】
具体的には、スピンチャックに保持されたウエハWの表面に希フッ酸を供給してパドルを形成し、所定時間が経過した後にウエハWを回転させてウエハWの表面から希フッ酸を振り切り、さらにウエハWを回転させながらウエハWに純水を供給する。これによりウエハWから完全にハフニウム系酸化膜62のうち変性した部分が除去される。ウエハWを水洗処理した後には、ウエハWを高速回転させてスピン乾燥を行う。その後、ウエハWは、ウエハ載置ユニット(TRS)13aに搬送され、そこからウエハ搬送装置7によってキャリアCの所定の位置に収容される。
【0053】
例えば、ハフニウム系酸化膜62の不要な部分の除去処理を、イオン注入処理と熱拡散処理が終わった後に濃フッ酸を用いて行うと、フィールド酸化膜60等が削られるおそれがあり、プラズマエッチングによる処理ではストッパー膜がないために極薄酸化膜61が削られた後にさらにウエハWそのものの表面(つまり、極薄酸化膜61の下地)までがダメージを受けるおそれもある。しかし、上述したステップ7の処理では、ウエハWに設けられた他の配線要素にダメージを与えることなく、ハフニウム系酸化膜62だけを除去することができる。
【0054】
このステップ7に続くステップ8では、図7(j)に示すように、ウエハWを洗浄処理ユニット(CNU)12a〜12dに留めたまま、極薄酸化膜61を希フッ酸により除去する。ステップ7において変性したハフニウム系酸化膜62を希フッ酸を用いて溶解する場合には、この処理時間を長くすることによって、ステップ7とステップ8を連続して行うこともできる。
【0055】
こうして不要な極薄酸化膜61を除去した後には、図7(k)に示すように、ウエハWをCVD装置101に搬送してそこで層間絶縁膜66を形成し(ステップ9)、この層間絶縁膜66をCMP法やリフロー法によって平坦化し(ステップ10)、平坦化された層間絶縁膜66の所定位置にコンタクト開口部を形成し(ステップ11)、スパッタ装置106においてウエハWの表面にアルミニウム電極膜を形成し、このアルミニウム電極膜をパターン化してアルミ電極67を形成する(ステップ12)。なお、図1にはステップ10を行う平坦化のための装置は示していない。ステップ11とステップ12の処理においては、それぞれ、所定のレジストマスクが形成され、層間絶縁膜66とアルミニウム電極膜のエッチング処理が行われ、不要となったレジストマスクは除去される。
【0056】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこのような形態に限定されるものではない。例えば、ウエハWに対して処理ガスによる変性処理と純水による洗浄処理を繰り返して施すことによって、希フッ酸やアミン系薬液を用いることなく、ウエハWからハフニウム系酸化膜62の変性部分を除去することも可能である。また、上記説明においては、ハフニウム系酸化膜62を極薄酸化膜61上に形成した形態について説明したが、極薄酸化膜61を形成することなくウエハWの表面に直接にハフニウム系酸化膜62を形成してもよい。この場合にも、ゲート電極を形成した後に処理ガスによってハフニウム系酸化膜62の不要な部分を処理ガスで変性させて除去することによって、ウエハWそのものの表面にダメージが及ぶことが防止される。
【0057】
上記説明においてはSiゲート構造配線を形成する工程で不要となったレジストマスク64をレジスト剥離液によって除去する方法を示したが、レジストマスクをウエハWから除去する方法については、レジストマスク64を処理ガスで処理し、その後に水洗処理を行うことによって行うことも可能である。これは、レジストマスク64は処理ガスの分子によって水溶性へと変化するからである。
【0058】
上記説明においては、Siゲート構造を取り上げたが、Alゲート構造にも本発明を適用することができる。また、膜除去装置100としてウエハWを1枚ずつ処理する装置(所謂、枚葉式処理装置)を示したが、ハフニウム系酸化膜等の変性処理や、ウエハWの水洗処理、一度に複数(例えば、25枚)のウエハWを処理する装置(所謂、バッチ式処理装置)を用いて行うこともできる。また、基板として半導体ウエハを例示したが、基板はこれに限定されず、液晶表示装置(LCD)に使用されるガラス基板であってもよい。処理ガスには、オゾンと水蒸気以外の成分、例えば、過酸化水素等をガスとして含有させることもできる。
【0059】
【発明の効果】
上述の通り、本発明によれば、high−k膜の不要となった部分を他の配線要素に悪影響を及ぼすことなく基板から除去することができる。これによって半導体デバイスの製造工程管理が容易となり、信頼性と品質に優れた製品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウエハ処理システムの概略構成を示す説明図。
【図2】膜除去装置の概略平面図。
【図3】膜除去装置の概略正面図。
【図4】膜除去装置の概略背面図。
【図5】膜除去装置に備えられた膜変性処理ユニット(VOS)の概略断面図。
【図6】Siゲート構造配線を形成する工程を示すフローチャート。
【図7】Siゲート構造配線の形成過程における形態変化を模式的に示す概略説明図。
【符号の説明】
2;処理ステーション
3;搬送ステーション
4;キャリアステーション
12a〜12d;洗浄処理ユニット(CNU)
15a〜15h;膜変性処理ユニット(VOS)
60;フィールド酸化膜
61;極薄酸化膜
62;ハフニウム系酸化膜
63a;ポリシリコンゲート
64;レジストマスク
65a;ソース
65b;ドレイン
66;層間絶縁膜
67;アルミ電極
100;膜除去装置
W;ウエハ(基板)

Claims (7)

  1. high−k材料からなるゲート絶縁膜と前記ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極とを備えた基板の基板処理方法であって、
    前記基板をオゾンと水蒸気を含む処理ガスで処理することによって、前記ゲート絶縁膜のうち前記ゲート電極の下に位置する部分以外の部分を変性させる工程と、
    前記基板を所定の薬液で処理することにより、前記ゲート絶縁膜の変性した部分を前記基板から除去する工程と、
    前記基板を水洗処理する工程と、
    を有することを特徴とする基板処理方法。
  2. シリコン酸化膜またはシリコン酸窒化膜からなる下層膜とhigh−k材料からなる上層膜とを有する二層構造のゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極と、を備えた基板の基板処理方法であって、前記基板をオゾンと水蒸気を含む処理ガスで処理することによって、前記上層膜のうち前記ゲート電極の下に位置する部分以外の部分を変性させる工程と、
    前記基板を所定の薬液で処理することにより、前記上層膜の変性した部分を前記基板から除去する工程と、
    前記基板を水洗処理する工程と、
    を有することを特徴とする基板処理方法。
  3. 前記high−k材料は、金属酸化物または金属珪酸化合物からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板処理方法。
  4. 前記金属酸化物は酸化ハフニウムであることを特徴とする請求項3に記載の基板処理方法。
  5. 前記金属珪酸化合物は、酸化ハフニウムとシリコン酸化物の複合酸化物であることを特徴とする請求項3に記載の基板処理方法。
  6. 前記high−k材料は、比誘電率が4.0以上であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  7. 前記ゲート絶縁膜において変性した部分を除去する薬液は、希フッ酸またはアミン系薬液であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の基板処理方法。
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