JP2004245594A - 操作部構造及びこれを備えた時計 - Google Patents

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Noriaki Ozawa
範明 小澤
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Abstract

【課題】外部操作部材に対して螺合可能に構成された筒状部材(巻真パイプ)を容易に交換できる操作部構造を提供する。
【解決手段】本発明の操作部構造は、本体21に装着された筒状部材27と、該筒状部材の内部を通して本体内に接続された外部操作部材28とを有し、該外部操作部材が前記筒状部材に螺合可能に構成された操作部構造において、前記筒状部材は前記本体に対して回転操作により着脱可能に装着され、前記筒状部材を回転操作するための係合構造27cが前記筒状部材の先端縁に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は操作部構造及びこれを備えた時計に係り、特に、腕時計などの携帯型時計の構造として好適な操作部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、腕時計や懐中時計などの携帯時計においては、時計本体を構成する時計ケース(胴)の側部にリュウズが取り付けられている。図4は、従来の腕時計に用いられるリュウズ近傍の操作部構造を示す拡大断面図である。この腕時計10には、時計ケース11、ガラス縁12、表示窓材13、裏蓋14などの外装部が設けられ、その内部に図示しないムーブメントが収容配置され、このムーブメントの前面側(図示上側)に文字盤16やダイヤルリング15などが配置されている。時計ケース11の側部には貫通孔が形成され、この貫通孔内に巻真パイプ17がロー付けなどにより固定されている。巻真パイプ17の先端側外周面には雄ネジ17aが形成され、巻真パイプ17の内部にはリュウズ18に接続された巻真19が挿通されている。リュウズ18は、時計ケース11の外側に突出する頭部18と、この頭部18から伸びる軸部18bとを有し、この軸部18bは巻真19に連結されている。軸部18bの内部には軸穴が設けられ、この軸穴内にはコイルバネなどの弾性部材18cが収容されている。軸部18bの基部の外側には環状の凹部が形成され、この凹部の内周面に雌ネジ18dが形成されている。
【0003】
図4において、図示一点鎖線で示す軸線Aより上側には通常の使用状態を示す。このとき、リュウズ18は巻真19とともに軸線Aに沿って引き出し可能で、かつ、軸線A回りに回転可能になっている。一方、リュウズ18を弾性部材18cの弾性力に抗して時計ケース11に向けて押し込み、リュウズ18の雌ネジ18dを巻真パイプ17の雄ネジ17aにねじ込むことによって、リュウズ18を時計ケース11に固定することができる。この状態では、リュウズ18を軸線方向に引き出すことはできず、ロック状態となっている。
【0004】
上記の操作部構造は、通常、「ネジロックリュウズ」などと呼ばれており、たとえば、以下の特許文献1の従来技術の欄に記載されている。また、同欄には、ネジロックリュウズと類似した操作ボタンの構成が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−260487号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の操作部構造において、リュウズ18を巻真パイプ17に対して繰り返し螺合操作(ねじ込み操作及びねじ外し操作)を行うことにより雄ネジ17a及び雌ネジ18dが摩滅する場合があり、また、この螺合部分にごみなどが混入した状態で無理にリュウズ18を回転させるとネジを損傷させてしまう場合もあり、さらに、リュウズ18に受けた衝撃によって巻真パイプ17が曲がってしまう場合もある。このような場合、巻真パイプ17がロー付けによって時計ケース11に対して取り外し不能な状態で固定されていると、巻真パイプ17に不具合がある場合には時計ケースごと交換する必要があった。
【0007】
上記の欠点を解消するために、巻真パイプ17を圧入により外側から時計ケース11に固定する方法も考えられる。しかしながら、この方法では、時計ケース11に強い衝撃が加わったり、リュウズ18を巻真パイプ17に過剰にねじ込んだりしたときに過大な応力が巻真パイプ17に加わると、巻真パイプ17が脱落してしまうという問題点があった。
【0008】
そこで本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、外部操作部材に対して螺合可能に構成された筒状部材(巻真パイプ)を容易に交換できる操作部構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の操作部構造は、本体に装着された筒状部材と、該筒状部材の内部を通して本体内に接続された外部操作部材とを有し、該外部操作部材が前記筒状部材に螺合可能に構成された操作部構造において、前記筒状部材は前記本体に対して回転操作により着脱可能に装着され、前記筒状部材を回転操作するための係合構造が前記筒状部材の先端縁に設けられていることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、筒状部材を回転操作するための係合構造が筒状部材の先端縁に設けられていることにより、その係合構造に工具などを係合させ、筒状部材を回転させることによって、既に装着されている筒状部材を本体から取り外したり、新たな筒状部材を本体に装着したりすることが可能になる。特に、筒状部材の先端縁に係合構造が設けられていることにより、外部操作部材に対する筒状部材の螺合構造の形成場所に関する制約が少なくなるため、筒状部材や外部操作部材を大径化したり本体からの突出量を増加させたりしなくても構成可能となることから、操作部構造のコンパクト性を保つことができる。さらに、筒状部材の先端縁には、従来から外部操作部材を案内するためのガイド部分が設けられていたことから、係合構造を形成するための寸法余裕の拡大を抑制し、或いは防止することができ、筒状部材の本体からの突出量の増加を低減し、或いはなくすことができるため、操作部構造のコンパクト性を損なうことがないという利点がある。
【0011】
本発明において、前記係合構造は、前記筒状部材の前記外部操作部材に対する螺合構造が形成された部分よりも軸線方向先端側に限定して設けられていることが好ましい。これによれば、係合構造の変形によって螺合構造の寸法や形状が影響を受けることが防止されるため、筒状部材の本体への装着時に誤って係合構造を変形させてしまっても製品の機能を確保することができ、また、螺合構造が損傷を受けても係合構造に対する影響がなくなるので、螺合構造が損傷を受けて筒状部材を交換する際に係合構造を用いることができないといった事態を回避できる。
【0012】
本発明において、前記係合構造は、前記先端縁に切り欠きを有することが好ましい。筒状部材の先端縁に切り欠きを設けることにより、操作部構造の設計上の理由により、或いは、操作部構造のコンパクト性を高めるという理由により、筒状部材の先端縁の肉厚を十分に確保することができない場合でも、十分な係合性能を得ることができる。
【0013】
ここで、前記筒状部材に設けられた前記外部操作部材に対する螺合構造は、前記筒状部材の外面に形成されている場合がある。この場合には、筒状部材の内面に螺合構造を設ける必要がなく、また、上記の係合構造も先端縁に構成されることから、筒状部材の内径を小さく構成することができるため、操作部構造のコンパクト化を図る上で有利である。
【0014】
また、前記筒状部材に設けられた前記外部操作部材に対する螺合構造は、前記筒状部材の内面に形成されている場合がある。この場合には、筒状部材の外面に螺合構造を設ける必要がなく、また、上記の係合構造も先端縁に構成されることから、外部操作部材を筒状部材に螺合させていないときに筒状部材の露出部分に螺合構造や係合構造が見えないように構成できるため、外観を向上させて高級感を得ることができる。
【0015】
上記の操作部構造は、種々の機器に採用することが可能であるが、時計に設けられるリュウズ構造として最も有効である。特に、装飾性を損なうことがなく、外装デザインの自由度を高めることができることから、腕時計、懐中時計、ネックレス形等の提げ時計などのような携帯時計に適用することが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明に係る操作部構造及びこれを備えた時計の実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態の操作部構造のうち、時計20の本体である時計ケース21に装着された筒状部材(巻真パイプ)27の先端形状を模式的に示す概略斜視図、図2は、本実施形態の操作部構造を模式的に示す概略断面図である。
【0017】
本実施形態の操作部構造は、図2に示すように、本体(時計ケース)21に装着された筒状部材(巻真パイプ)27と、この筒状部材27の内部を通して本体21内に接続された外部操作部材(リュウズ)28とを有する。外部操作部材28は、筒状部材27の内部にて本体21内に伸びる軸材(巻真)29に接続される。筒状部材27は円筒状に構成されている。筒状部材27の外面(先端側の外面)には雄ネジ27aが形成されている。また、筒状部材27の先端部には雄ネジ27aの形成されていないガイド部27bが形成されている。
【0018】
図1に示すように、筒状部材27の先端縁(ガイド部27b内の部分)には係合構造27cが複数形成されている。この係合構造27cは切り欠きとして形成されている。すなわち、係合構造27cは、筒状部材27(のガイド部27b)の先端縁に、軸線周りに見たときに段差を備えた構造を有する。そして、その段差は、筒状部材27の筒壁を内外に貫通した構造となっている。
【0019】
図示例では、4つの係合構造27cが等角度間隔(90度間隔)となるように形成されている。係合構造27cの数は任意であるが2以上であることが好ましい。たとえば、相互に対向する位置に2つの係合構造27cのみが形成されていてもよい。筒状部材27は、図1に示す工具50を用いて本体21に対して装着したり取り外したりすることができるように構成されている。すなわち、工具50の先端には上記係合構造27cに対応する凸条(図示例では十字形状の凸部)51が設けられている。したがって、工具50の凸条51を上記係合構造27cに嵌合させた状態で工具50を回転させることにより、筒状部材27を本体21にねじ込んで固定したり、ねじ込み状態を緩めて取り外したりすることができる。
【0020】
図2に示すように、筒状部材27の外面(基端側の外面)には雄ネジ27dが形成されている。この雄ネジ27dは本体21の貫通孔の内面に形成された雌ネジ21aに螺合している。なお、この筒状部材27の雄ネジ27dと本体21の雌ネジ21aとで構成される螺合構造は、上記の筒状部材27の雄ネジ27aと外部操作部材28の雌ネジ28dとで構成される螺合構造と同じ回転の向きを備えた螺旋構造を有する。たとえば、27aと28dが右ネジなら27dと21aも右ネジ、27aと28dが左ネジなら27dと21aも左ネジである。ただし、このネジの向きは本発明の構成を限定するものではない。
【0021】
また、雄ネジ27dと雌ネジ21aとは、その螺合状態を維持する保持力を高めるために接着剤などで固着されることが好ましい。ただし、その接着力は、工具50を係合構造27cに係合させた状態で回転操作を行うことにより解除される程度とされる。筒状部材27と本体21との間にはパッキン27fが配置され、このパッキン27fが筒状部材27と本体21との間の密閉性(防水性)を確保している。
【0022】
外部操作部材28は、本体21の外側に突出配置される頭部28aと、筒状部材27の内部に挿入される軸部28bとを有する。軸部28bの内部には軸穴が設けられ、この軸穴内にはコイルバネなどの弾性部材28cと接続部材28eが収容され、この弾性部材28cの弾性力によって外部操作部材28は突出方向に付勢される。接続部材28eは上記軸材29に接続されている。頭部28には、軸部28bの基端部を取り囲む環状の凹部が形成され、この凹部によって構成される外部操作部材28の内周面に雌ネジ28dが形成されている。雌ネジ28dは、上記筒状部材27の雄ネジ27aと螺合可能に構成される。
【0023】
筒状部材27と、その内側に配置される外部操作部材28の軸部28bとの間にはパッキン28fが配置され、このパッキン28fは、筒状部材27と軸部28bとの間の密閉性(防水性)を確保している。外部操作部材28の上記凹部内には押えリング28gが収容され、この押えリング28gによってパッキン28fが筒状部材27と軸部28bとの間に保持されている。
【0024】
この実施形態では、外部操作部材28を回転させることにより、その雌ネジ28dを筒状部材27の雄ネジ27aにねじ込んでいくことによって、図2に示すように外部操作部材28が筒状部材27を介して本体21に固定される。これによって、外部操作部材28をロックすることができる。一方、図2に示す状態から外部操作部材28を上記とは反対方向に回転させることにより、その雌ネジ28dを筒状部材27の雄ネジ27aから緩め、最終的に螺合状態を解除することができる。すると、弾性部材28cの弾性力によって外部操作部材28は本体21から突出した状態となる。この状態では、外部操作部材28を操作することが可能になる。たとえば、外部操作部材28を軸線回りに回転させたり、軸線方向外側に引き出したりすることを自由に行うことができる。
【0025】
本実施形態においては、筒状部材27の係合構造27cに工具50を適用することによって筒状部材27を回転させることができるので、雄ネジ27aが損傷を受けたり、筒状部材27が曲がってしまったりしたときなどにおいて、本体21と筒状部材27との螺合状態を解除して筒状部材27を本体21から取り外すことができる。したがって、従来のように筒状部材27を本体21とともに交換する必要がなくなるため、メンテナンスが容易になり、修理コストも低減できる。
【0026】
本実施形態において、係合構造27cは、筒状部材27の先端縁に形成されているため、筒状部材27に対する装着時や取り外し時の作業を容易に行うことができる。また、筒状部材27の先端縁は、通常、外部操作部材28に覆われる部分であるので、外観上も全く支障がない。
【0027】
本実施形態では、係合構造を筒状部材27の内面上に形成する必要がないので、外部操作部材28や軸材29を回避するために筒状部材27を大径に構成する必要がなくなる。また、筒状部材27の外面上に形成する必要もないので、雄ネジ27aのネジストロークを確保するために本体21に対する筒状部材27の突出量を増加させるといった必要もない。したがって、操作部構造を全体としてコンパクトに構成できる。
【0028】
また、係合構造27cはガイド部27b内に限定して形成されているため、雄ネジ27aが損傷を受けても影響を受けないことから、筒状部材27の取り外しを支障なく行うことができる。また、仮に本体21への装着時の操作により係合構造27cが変形しても、筒状部材27の雄ネジ27aの機能には影響を与えないため、そのまま支障なく用いることが可能になる。
【0029】
また、係合構造27cは、ガイド部27b内に限定して形成されているため、筒状部材27の全長を大きくすることなく形成できる。したがって、操作部構造の本体21に対する突出量の増大を招くことがなくなる。そもそも、ガイド部27bは外部操作部材28の雌ネジ28dを筒状部材27の雄ネジ27aに螺合させる際の案内部分として設けられるものであり、雄ネジ27aの先端側に或る程度の長さで設ける必要があるものである。このガイド部27bに係合構造27cを形成することによって、筒状部材27の軸線方向の長さを変えることなく構成できるため、操作部構造のコンパクト性を何ら阻害することがない。
【0030】
さらに、係合構造27cを切り欠き状に形成することによって、筒状部材27の先端縁の肉厚を厚くすることができなくても工具50に対する係合力を確保できる。したがって、筒状部材27の外径の増大を抑制できるなど、筒状部材27の寸法・形状に関する制約を低減できる。係合構造27としては、筒状部材27の先端縁に設けられていれば、先端縁の外面側或いは内面側に溝などとして構成することも可能である。ただし、このようにするためには筒状部材27の先端縁にある程度の肉厚が必要になる。
【0031】
次に、図3を参照して、本発明に係る別の実施形態について説明する。この実施形態においては、筒状部材37の雄ネジ37a、ガイド部37b、(切り欠き状の)係合構造37c及び基端側の雄ネジ37dは上記の実施形態と基本的に同様であり、また、外部操作部材38の頭部38a及び軸部38bは上記の実施形態と基本的に同様に構成されている。本実施形態では、筒状部材37の内面に雌ネジ37aが形成され、外部操作部材38の外面(軸部38bの外面)に雄ネジ38dが形成されている。ここで、雌ネジ37aと雄ネジ38dとが螺合可能に構成されている点は上記と同様である。また、パッキン38は筒状部材37の外面と外部操作部材38(の頭部38a)の内面との間に配置されている。
【0032】
この実施形態でも、先に説明した実施形態と同様の効果を奏することができるが、さらに、筒状部材37の外面に雄ネジを設ける必要がなくなるため、筒状部材37の外面を自由な面形状(たとえば鏡面状、或いは、所定のデザイン模様を有する面形状など)に構成できる。したがって、外部操作部材38が筒状部材37に対して螺合していない状態で、筒状部材37の外面が露出したときの外観を改善できる。また、螺合構造が筒状部材37の内部に配置されているため、グリスなどを塗布しても埃が付きにくく、グリス切れも生じにくいというメリットもある。
【0033】
この実施形態では、筒状部材37の内面に雌ネジ37aを形成しているため、筒状部材37の先端側の部分を基端側に較べてやや大径とし、その結果、筒状部材37の外径が増大している。しかし、本実施形態の場合、筒状部材37の内面に外部操作部材38に対する係合構造を設ける必要がないので、外径の増大を抑制できる。
【0034】
尚、本発明の操作部構造及びこれを用いた時計は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。たとえば、上記各実施形態では基本的に腕時計などの携帯時計に関する構成例を示したが、時計以外の各種機器に上記各実施形態の操作部構造を設けることもできる。また、上記各実施形態の操作部構造では、外部操作部材としてリュウズを有するものを例示したが、外部操作部材を、押しボタンなどの他の種類或いは構造の部材とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の筒状部材の先端形状を示す概略斜視図。
【図2】実施形態の構造を示す概略断面図。
【図3】異なる実施形態の構造を示す概略断面図。
【図4】従来のネジロックリュウズ構造を示す概略断面図。
【符号の説明】
20…時計
21…本体(時計ケース)
21a…雌ネジ
27…筒状部材(巻真パイプ)
27a…雄ネジ
27b…ガイド部
27c…係合構造(切り欠き)
27d…雄ネジ
28…外部操作部材(リュウズ)
28a…頭部
28b…軸部
28c…弾性部材
28d…雌ネジ
29…軸材(巻真)

Claims (6)

  1. 本体に装着された筒状部材と、該筒状部材の内部を通して本体内に接続された外部操作部材とを有し、該外部操作部材が前記筒状部材に螺合可能に構成された操作部構造において、
    前記筒状部材は前記本体に対して回転操作により着脱可能に装着され、
    前記筒状部材を回転操作するための係合構造が前記筒状部材の先端縁に設けられていることを特徴とする操作部構造。
  2. 前記係合構造は、前記筒状部材の前記外部操作部材に対する螺合構造が形成された部分よりも軸線方向先端側に限定して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の操作部構造。
  3. 前記係合構造は、前記先端縁に切り欠きを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の操作部構造。
  4. 前記筒状部材に設けられた前記外部操作部材に対する螺合構造は、前記筒状部材の外面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の操作部構造。
  5. 前記筒状部材に設けられた前記外部操作部材に対する螺合構造は、前記筒状部材の内面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の操作部構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の操作部構造を備えた時計。
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