JP2004244871A - 立体自動納骨システム - Google Patents
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Abstract
【課題】参拝フロアの下部に納骨箱立体自動収納棚を設けた従来の納骨箱自動搬送装置は、納骨箱の搬送効率が悪く、また参拝口が限定され、搬送経路が長く、搬送効率の悪化とコスト高になるという課題を有していた。
【解決手段】参拝口11を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱5が格納される納骨棚列1と、格納棚1列間を走行する下部自動搬送装置2を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱5を搬送する昇降リフタ7を備えた立体自動納骨システムであって、上部フロアには、下部自動搬送装置2の走行装置に対して直交方向に走行し、昇降リフタ7を介して、納骨箱5を参拝口に搬送する上部自動搬送装置を設けたことを特徴とする
【選択図】 図1
【解決手段】参拝口11を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱5が格納される納骨棚列1と、格納棚1列間を走行する下部自動搬送装置2を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱5を搬送する昇降リフタ7を備えた立体自動納骨システムであって、上部フロアには、下部自動搬送装置2の走行装置に対して直交方向に走行し、昇降リフタ7を介して、納骨箱5を参拝口に搬送する上部自動搬送装置を設けたことを特徴とする
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体自動納骨システムに関するもので、さらに詳しくは、納骨箱の格納効率及び搬送効率を改善した立体自動納骨システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、都市部や都市近接地域及び大規模寺院等においては、墓地スペースの確保が困難となってきており、墓地及び参拝スペースを確保する方策として、納骨箱を収納庫に立体的に収納し、自動搬送システムにより、参拝口を備えた祭壇に搬送するようにした参拝、格納システムがすでに提案されてきている。さらに近年、納骨箱の収納スペースを改善するため、参拝スペースの下部に納骨箱を格納する立体自動収納棚を設け、収納棚に沿って走行する下部スタッカクレーンと、該クレーンに対応し、参拝スペースに納骨箱を移載するリフターからなる自動搬送装置により納骨箱を参拝口に搬送するようにした納骨箱自動搬送システムが提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
しかし、上記した各特許文献に記載された納骨箱自動搬送システムにおいては、上部フロアには、スタッカクレーンからなる自動搬送装置が設けられていないため、納骨箱の搬送効率が悪く、かつ参拝口は下部フロアの格納棚列を走行する下部スタッカクレーンが搬送できる範囲の位置に限定されるため、参拝口の設置位置が限定されるという欠点を有していた。また、下部スタッカクレーンの走行方向に対して直交する方向にコンベアを設け、昇降装置により、参拝口に搬送するようにしたものにおいては、コンベアによる搬送分だけ搬送経路が長くなり、搬送効率が悪く、かつコスト高になるという欠点を有していた。また、納骨箱は一箱毎格納棚に格納されているため、納骨箱の格納効率が悪いという欠点を有していた。
【0004】
【特許文献1】
特許第2968854号公報(2〜3頁1、2図)
【特許文献2】
特開2000−310062号公報(3〜5頁1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した通り、参拝フロアの下部に納骨箱立体自動収納棚を設けた従来の納骨箱自動搬送装置においては、納骨箱の搬送効率が悪く、また参拝口が限定され、搬送経路が長く、搬送効率が悪く、コスト高になるという課題を、また、納骨箱の格納効率が悪いという課題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するもので、参拝口を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱が格納される格納棚列と、格納棚列間を走行する下部自動搬送装置を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱を搬送する昇降リフタを備えた立体自動納骨システムであって、上部フロアには、下部自動搬送装置の走行方向に対して直交方向に走行し、昇降リフタを介して、納骨箱を参拝口に搬送する上部自動搬送装置を設けたことを特徴とするものである。本発明によると、下部フロアに格納棚と下部自動搬送装置を、上部フロアに、昇降リフタを介して下部自動搬送装置の走行方向に直交する方向に走行する上部自動昇降装置を設けたことにより、下部自動搬送装置が搬送する納骨箱を上部自動昇降装置に移載して参拝口に搬送できるため、空いている参拝口に出庫が可能となり、参拝の待ち時間を短縮でき、かつ納骨箱の搬送効率も大幅に短縮可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、参拝口を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱が格納される納骨棚列と、格納棚列間を走行する下部自動搬送装置を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱を搬送する昇降リフタを備えた立体自動納骨システムであって、上部フロアには、下部自動搬送装置の走行装置に対して直交方向に走行し、昇降リフタを介して、納骨箱を参拝口に搬送する上部自動搬送装置を設けたことを特徴とするもので、下部フロアに格納棚と下部自動搬送装置を、上部フロアに、昇降リフタを介して、下部自動搬送装置の走行方向に直交する方向に走行する上部自動昇降装置を設けたことにより、下部自動搬送装置が搬送する納骨箱をすべて上部自動搬送装置に移載して任意の参拝口に搬送できるため、空いている参拝口に出庫が可能となり、参拝の待ち時間を短縮でき、かつ搬送効率も大幅に短縮可能となる作用を有する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、格納棚に格納される納骨箱は、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の一方を向き、適宣数は参拝面が逆方向を向いていることを特徴とするもので、納骨箱は参拝面を適宜数逆方向を向いて格納棚に格納することによって、上部自動搬送装置の走行方向の両側に参拝口を設置することが可能となり、参拝フロアの活用効率を向上することが可能になる作用を有する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、上部自動搬送装置の走行方向に沿って両側に、参拝口を列状に複数設置したことを特徴とするもの、請求項2に記載の発明と同じ作用を有する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、格納棚には、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の正方向と逆方向を向いている一対の納骨箱を下部自動搬送装置の走行方向に直交して縦列に格納したことを特徴とするもので、参拝面を下部自動搬送装置の走行方向の正方向と逆方向を向いている2個を一対として、下部自動搬送装置の走行方向に直交して縦列に格納棚に格納し、参拝フロアであるである上部フロアを走行する上部自動搬送装置の走行方向を下部フロアを走行する下部自動搬送装置の走行方向に対して直交方向とすることにより、上部フロアでは、納骨箱は上部自動搬送装置の走行方向と同一方向に並置され、上部自動搬送装置では、並置された納骨箱のうち指定された納骨箱のみを選択して移載し、参拝口に搬送することができ、また、納骨箱の参拝面が異なるため、上部自動搬送装置の走行方向の両側に参拝口を列状に設置でき、また、格納棚における納骨箱の格納効率を大幅に改善でき、かつ、搬送経路も短縮できて、搬送効率を向上できるとともに、参拝フロアにおける参拝口の設置数を大幅に増加することができる作用を有する。
【0011】
請求項5に記載の発明は、上部自動搬送装置の走行方向に沿って、納骨箱を仮置きする仮置台を設けたことを特徴とするもので、指定されない納骨箱を仮置台にに仮置きすることで、昇降リフターと上、下自動搬送装置の駆動効率を向上することができる作用を有する。
【0012】
【実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して、本発明の実施の形態による立体自動納骨システムについて説明する。図1は、本実施の形態の立体自動納骨システムを示す部分拡大正面図、図2は、全体正面図、図3は、下部保管エリアを示す平面図、図4は、上部参拝エリアを示す平面図、図5は、納骨箱の格納状態を示す平面図である。図において、1は参拝口の下部に設けた下部保管エリアに設置された納骨箱の格納棚、1aは格納棚を形成する棚柱、2は下部保管エリアの格納棚列間を走行する下部スタッカクレーン、3は格納棚列間に敷設された下部スタッカクレーン2走行用レール、4は下部スタッカクレーン2に設けられ、格納棚に格納された納骨箱5を下部移載ステーション6に搬送する移載装置、5は納骨箱で、該納骨箱を特定するための墓碑5cを有し、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の正方向と逆方向を向いている2個一対の納骨箱5a、5bからなり、下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直交して2個を縦列に格納棚1に格納される。6は下部保管エリアの上部で下部スタッカクレーン2で搬送された納骨箱5を昇降リフター7に移載するための下部移載ステーション、7は下部スタッカクレーン2の移載装置4で下部移載ステーション7に搬送された納骨箱5を移載し、上部移載ステーション8に搬送する昇降リフター、8は参拝エリアである上部フロアに設けられた上部移載ステーション、9は下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直交する方向に走行する上部スタッカクレーン、10は上部フロアの床面で参拝口列間に敷設された上部スタッカクレーン9走行用レール、11は参拝口で、レール10の両側に、列状に複数個所並設されている。12は走行レールに沿って設けられ、一対の納骨箱のうち参拝の対象となっていない納骨箱を仮置きする仮置台、13は礼拝室、14は参拝者である。なお、納骨箱は、図5に示すように、各格納棚1にそれぞれ反対方向に参拝面を有する2個の納骨箱5a、5bが一対として格納され、格納方向は下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直角方向である。
【0013】
なお、納骨箱5は、図5に概要を示すように、参拝者14が参拝する一面である参拝面には、該納骨箱を特定する墓碑5cを有しているので、上部スタッカクレーン9の走行路の両側に該走行路を背に配置されている参拝口11に移送するために、下部スタッカクレン2の走行方向の正逆方向に向けて格納される。
【0014】
以上説明した通り、本実施の形態においては、下部エリアの下フロアには、下部スタッカクレーン2と、納骨箱5の格納棚1を設け、下部エリアに設けた下部移載ステーション6と、上部エリアに設けた上部ステーション8間には、昇降リフター7を設け、上フロアには、下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直交方向に走行する上部スタッカクレーン9を設け、さらに、下部スタッカクレーン2の走行路を横断して上部スタッカクレーン9を走行するよう配置したことを特徴とする。さらに、上記実施の形態では、納骨箱は参拝面を正逆向きにした2個の納骨箱5a、5bを格納し同時搬送しているので、上部自動搬送装置の走行方向の両側に参拝口を列状に設置でき、また、格納棚における納骨箱の格納効率を大幅に改善できる。また、格納、搬送する納骨箱は1個でも良く、この場合の実施の形態においては、格納棚に格納される納骨箱は、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の一方を向き、適宣数は参拝面が逆方向を向いていることにより、上部スタッカクレーン9の走行方向の両側に沿って参拝口11を設けることができる。
【0015】
また、参拝口11は、上部スタッカクレーン9のレール10の両側に、該レール10に背を向けてそれぞれ配置され、かつ、納骨箱5の墓碑5cが参拝者14側にみえるように配置されている。
【0016】
次に、本実施の形態における納骨箱の搬送動作について説明する。参拝口11を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱5が格納される格納棚1と、格納棚列1間を走行する下部スタッカクレーン2を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱5を搬送する昇降リフタ7を備え、上部フロアには、下部スタッカクレーン2の走行路を横断して上部スタッカクレーン9を走行するように配置し、また、下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直交方向に走行し、昇降リフター7を介して、納骨箱5を参拝口11に搬送する上部スタッカクレーン9を設けたことにより、下部スタッカクレーン2は格納棚列1からさ指定された納骨箱5をピッキングし、下部スタッカクレーン2に設けた移載装置4で下部移載ステーション6に搬送し、昇降リフター7に移載し、昇降リフター7にて、上フロアの上部移載ステーション8に搬送し、下部スタッカクレーン2の走行方向と直行する方向に走行する上部スタッカクレーン9により、任意の参拝口11に搬送する。このように、下部スタッカクレーン2の走行路を横断して上部スタッカクレーン9を走行するように配置し、また、下部スタッカクレーン2の走行方向と直交する方向に上部スタッカクレーン9を走行させるので、省設備で、下フロアに格納した多数のすべての納骨箱5を参拝口11に搬送することができる。
【0017】
次に、参拝面を正逆向きににする2個の納骨箱が格納棚に格納されている場合の搬送動作について説明する。格納棚1に下部スタッカクレーン2の走行方向に直交して縦列に参拝面を正逆向きにした前後一対の納骨箱5a、5bが格納されており、下部スタッカクレーン2は移載装置4のフォーク(図示せず)にて、一対の納骨箱5a、5bをピッキングし、下部スタッカクレーン2に設けた移載装置4で下部移載ステーション6に搬送し、昇降リフター7に移載し、昇降リフター7にて、上フロアの上部移載ステーション8に搬送する。この動作時、納骨箱5a、5bは上部移載ステーション8で、下部スタッカクレーン2の走行方向に直交する方向に走行する上部スタッカクレーン9の走行方向と同方向に並置され、上部スタッカクレーン9に設けた移載装置のフォーク(図示せず)にて、納骨箱5a、5bのうち、指定されたどちらか一方の納骨箱をピッキングし、納骨箱5の参拝面の方向の、指定された参拝口11に搬送する。残された納骨箱5は昇降リフター7に残しておいても良いし、仮置台12に仮置きしてもよい。参拝口11は上部スタッカクレーン9の走行路に沿って両側に並設され、図4に示すように、レール10に対し背中合わせに、即ち、参拝口を下部スタッカクレーンの走行方向と正逆方向に参拝口11を設置することができる。このように設置することにより、参拝口フロアにおける参拝口11の設置数を大幅に増加することができる。また、納骨箱5はその参拝面5a、5bにより、搬送される参拝口11の列が限定される。
【0018】
次に、本実施の形態による運用方法について説明する。まず、参拝者は参拝の予約を行う。
【0019】
次に、指定された納骨箱5が格納されている格納棚1を走行する下部スタッカクレーン2にて、納骨箱5をピッキングして搬送動作を開始する。この動作時に、制御装置(図示せず)は納骨箱5の参拝面、参拝面が2個の場合は参拝面5a、5bを参照して、参拝面に対応する側の空参拝口を指定する。納骨箱5a、5bが2個の場合で納骨箱搬送時に、昇降リフター7に1個の納骨箱5が残っている場合は、残っている納骨箱5を仮置台12に仮置きし、昇降リフター7を利用可能状態にする。
【0020】
次に下部スタッカクレーン2は、指定された納骨箱5が格納されている格納棚1から納骨箱5を出庫し、参拝面が異なる納骨箱5a、5bが格納されている場合は、2個同時に出庫し、昇降リフター7にて、上部移載ステーション8に搬送する。
【0021】
次に、上部スタッカクレーン9は、納骨箱5を参拝口11に出庫し、2個の納骨箱5a、5bが搬送された場合は、2個のうち指定された1個のみを指定された参拝口に出庫し、参拝者14が参拝を行う。
【0022】
参拝が終了すると、礼拝堂13に備えられた完了ボタン(図示せず)を押し、参拝を終了した納骨箱5を上部スタッカクレーン9にて、昇降リフター7に搬送する。この動作時に、2個の納骨箱5が搬送された場合で、指定されていない他の1個の納骨箱5が仮置台12に仮置きされている場合は、上部スタッカクレーン9にて、仮置台12から納骨箱5を回収して、2個を同時に昇降リフター7に移載する。昇降リフター7は下部移載ステーション6に下降し、納骨箱5を下部スタッカクレーン2に移載し、指定された格納棚に収納する。
【0023】
【発明の効果】
本発明によると、下部フロアに格納棚と下部自動搬送装置を、上部フロアに、昇降リフタを介して、下部自動搬送装置の走行方向に直交する方向に走行する上部自動搬送装置を設けたことにより、下部自動搬送装置が搬送するすべての、納骨箱を上部自動搬送装置に移載して参拝口に搬送できるため、空いている参拝口に任意に出庫が可能となり、参拝の待ち時間を短縮でき、かつ搬送効率も大幅に短縮可能となる。また、参拝面を正逆向きにした納骨箱2個を一対として格納棚に格納したものにおいては、指定された納骨箱のみを選択して参拝口に搬送することができるため、格納棚における納骨箱の格納効率を大幅に改善でき、かつ、搬送経路も短縮できて、搬送効率を向上できるとともに、上部自動搬送装置の走行方向に沿って両側に参拝口を列状に設置できるため、参拝フロアにおける参拝口の設置数を大幅に増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体自動納骨システムを示す部分拡大正面図である。
【図2】正面図である。
【図3】下部保管エリアを示す正面図である。
【図4】上部参拝エリアを示す平面図である。
【図5】納骨箱の格納状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 格納棚
1a 棚柱
2 下部スタッカクレーン
3 レール
4 移載装置
5 納骨箱
5a、5b 参拝面
5c 墓碑
6 下部移載ステーション
7 昇降リフター
8 上部移載ステーション
9 上部スタッカクレーン
10 レール
11 参拝口
12 仮置台
13 礼拝室
14 参拝者
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体自動納骨システムに関するもので、さらに詳しくは、納骨箱の格納効率及び搬送効率を改善した立体自動納骨システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、都市部や都市近接地域及び大規模寺院等においては、墓地スペースの確保が困難となってきており、墓地及び参拝スペースを確保する方策として、納骨箱を収納庫に立体的に収納し、自動搬送システムにより、参拝口を備えた祭壇に搬送するようにした参拝、格納システムがすでに提案されてきている。さらに近年、納骨箱の収納スペースを改善するため、参拝スペースの下部に納骨箱を格納する立体自動収納棚を設け、収納棚に沿って走行する下部スタッカクレーンと、該クレーンに対応し、参拝スペースに納骨箱を移載するリフターからなる自動搬送装置により納骨箱を参拝口に搬送するようにした納骨箱自動搬送システムが提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
しかし、上記した各特許文献に記載された納骨箱自動搬送システムにおいては、上部フロアには、スタッカクレーンからなる自動搬送装置が設けられていないため、納骨箱の搬送効率が悪く、かつ参拝口は下部フロアの格納棚列を走行する下部スタッカクレーンが搬送できる範囲の位置に限定されるため、参拝口の設置位置が限定されるという欠点を有していた。また、下部スタッカクレーンの走行方向に対して直交する方向にコンベアを設け、昇降装置により、参拝口に搬送するようにしたものにおいては、コンベアによる搬送分だけ搬送経路が長くなり、搬送効率が悪く、かつコスト高になるという欠点を有していた。また、納骨箱は一箱毎格納棚に格納されているため、納骨箱の格納効率が悪いという欠点を有していた。
【0004】
【特許文献1】
特許第2968854号公報(2〜3頁1、2図)
【特許文献2】
特開2000−310062号公報(3〜5頁1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した通り、参拝フロアの下部に納骨箱立体自動収納棚を設けた従来の納骨箱自動搬送装置においては、納骨箱の搬送効率が悪く、また参拝口が限定され、搬送経路が長く、搬送効率が悪く、コスト高になるという課題を、また、納骨箱の格納効率が悪いという課題を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するもので、参拝口を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱が格納される格納棚列と、格納棚列間を走行する下部自動搬送装置を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱を搬送する昇降リフタを備えた立体自動納骨システムであって、上部フロアには、下部自動搬送装置の走行方向に対して直交方向に走行し、昇降リフタを介して、納骨箱を参拝口に搬送する上部自動搬送装置を設けたことを特徴とするものである。本発明によると、下部フロアに格納棚と下部自動搬送装置を、上部フロアに、昇降リフタを介して下部自動搬送装置の走行方向に直交する方向に走行する上部自動昇降装置を設けたことにより、下部自動搬送装置が搬送する納骨箱を上部自動昇降装置に移載して参拝口に搬送できるため、空いている参拝口に出庫が可能となり、参拝の待ち時間を短縮でき、かつ納骨箱の搬送効率も大幅に短縮可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、参拝口を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱が格納される納骨棚列と、格納棚列間を走行する下部自動搬送装置を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱を搬送する昇降リフタを備えた立体自動納骨システムであって、上部フロアには、下部自動搬送装置の走行装置に対して直交方向に走行し、昇降リフタを介して、納骨箱を参拝口に搬送する上部自動搬送装置を設けたことを特徴とするもので、下部フロアに格納棚と下部自動搬送装置を、上部フロアに、昇降リフタを介して、下部自動搬送装置の走行方向に直交する方向に走行する上部自動昇降装置を設けたことにより、下部自動搬送装置が搬送する納骨箱をすべて上部自動搬送装置に移載して任意の参拝口に搬送できるため、空いている参拝口に出庫が可能となり、参拝の待ち時間を短縮でき、かつ搬送効率も大幅に短縮可能となる作用を有する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、格納棚に格納される納骨箱は、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の一方を向き、適宣数は参拝面が逆方向を向いていることを特徴とするもので、納骨箱は参拝面を適宜数逆方向を向いて格納棚に格納することによって、上部自動搬送装置の走行方向の両側に参拝口を設置することが可能となり、参拝フロアの活用効率を向上することが可能になる作用を有する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、上部自動搬送装置の走行方向に沿って両側に、参拝口を列状に複数設置したことを特徴とするもの、請求項2に記載の発明と同じ作用を有する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、格納棚には、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の正方向と逆方向を向いている一対の納骨箱を下部自動搬送装置の走行方向に直交して縦列に格納したことを特徴とするもので、参拝面を下部自動搬送装置の走行方向の正方向と逆方向を向いている2個を一対として、下部自動搬送装置の走行方向に直交して縦列に格納棚に格納し、参拝フロアであるである上部フロアを走行する上部自動搬送装置の走行方向を下部フロアを走行する下部自動搬送装置の走行方向に対して直交方向とすることにより、上部フロアでは、納骨箱は上部自動搬送装置の走行方向と同一方向に並置され、上部自動搬送装置では、並置された納骨箱のうち指定された納骨箱のみを選択して移載し、参拝口に搬送することができ、また、納骨箱の参拝面が異なるため、上部自動搬送装置の走行方向の両側に参拝口を列状に設置でき、また、格納棚における納骨箱の格納効率を大幅に改善でき、かつ、搬送経路も短縮できて、搬送効率を向上できるとともに、参拝フロアにおける参拝口の設置数を大幅に増加することができる作用を有する。
【0011】
請求項5に記載の発明は、上部自動搬送装置の走行方向に沿って、納骨箱を仮置きする仮置台を設けたことを特徴とするもので、指定されない納骨箱を仮置台にに仮置きすることで、昇降リフターと上、下自動搬送装置の駆動効率を向上することができる作用を有する。
【0012】
【実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して、本発明の実施の形態による立体自動納骨システムについて説明する。図1は、本実施の形態の立体自動納骨システムを示す部分拡大正面図、図2は、全体正面図、図3は、下部保管エリアを示す平面図、図4は、上部参拝エリアを示す平面図、図5は、納骨箱の格納状態を示す平面図である。図において、1は参拝口の下部に設けた下部保管エリアに設置された納骨箱の格納棚、1aは格納棚を形成する棚柱、2は下部保管エリアの格納棚列間を走行する下部スタッカクレーン、3は格納棚列間に敷設された下部スタッカクレーン2走行用レール、4は下部スタッカクレーン2に設けられ、格納棚に格納された納骨箱5を下部移載ステーション6に搬送する移載装置、5は納骨箱で、該納骨箱を特定するための墓碑5cを有し、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の正方向と逆方向を向いている2個一対の納骨箱5a、5bからなり、下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直交して2個を縦列に格納棚1に格納される。6は下部保管エリアの上部で下部スタッカクレーン2で搬送された納骨箱5を昇降リフター7に移載するための下部移載ステーション、7は下部スタッカクレーン2の移載装置4で下部移載ステーション7に搬送された納骨箱5を移載し、上部移載ステーション8に搬送する昇降リフター、8は参拝エリアである上部フロアに設けられた上部移載ステーション、9は下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直交する方向に走行する上部スタッカクレーン、10は上部フロアの床面で参拝口列間に敷設された上部スタッカクレーン9走行用レール、11は参拝口で、レール10の両側に、列状に複数個所並設されている。12は走行レールに沿って設けられ、一対の納骨箱のうち参拝の対象となっていない納骨箱を仮置きする仮置台、13は礼拝室、14は参拝者である。なお、納骨箱は、図5に示すように、各格納棚1にそれぞれ反対方向に参拝面を有する2個の納骨箱5a、5bが一対として格納され、格納方向は下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直角方向である。
【0013】
なお、納骨箱5は、図5に概要を示すように、参拝者14が参拝する一面である参拝面には、該納骨箱を特定する墓碑5cを有しているので、上部スタッカクレーン9の走行路の両側に該走行路を背に配置されている参拝口11に移送するために、下部スタッカクレン2の走行方向の正逆方向に向けて格納される。
【0014】
以上説明した通り、本実施の形態においては、下部エリアの下フロアには、下部スタッカクレーン2と、納骨箱5の格納棚1を設け、下部エリアに設けた下部移載ステーション6と、上部エリアに設けた上部ステーション8間には、昇降リフター7を設け、上フロアには、下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直交方向に走行する上部スタッカクレーン9を設け、さらに、下部スタッカクレーン2の走行路を横断して上部スタッカクレーン9を走行するよう配置したことを特徴とする。さらに、上記実施の形態では、納骨箱は参拝面を正逆向きにした2個の納骨箱5a、5bを格納し同時搬送しているので、上部自動搬送装置の走行方向の両側に参拝口を列状に設置でき、また、格納棚における納骨箱の格納効率を大幅に改善できる。また、格納、搬送する納骨箱は1個でも良く、この場合の実施の形態においては、格納棚に格納される納骨箱は、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の一方を向き、適宣数は参拝面が逆方向を向いていることにより、上部スタッカクレーン9の走行方向の両側に沿って参拝口11を設けることができる。
【0015】
また、参拝口11は、上部スタッカクレーン9のレール10の両側に、該レール10に背を向けてそれぞれ配置され、かつ、納骨箱5の墓碑5cが参拝者14側にみえるように配置されている。
【0016】
次に、本実施の形態における納骨箱の搬送動作について説明する。参拝口11を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱5が格納される格納棚1と、格納棚列1間を走行する下部スタッカクレーン2を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱5を搬送する昇降リフタ7を備え、上部フロアには、下部スタッカクレーン2の走行路を横断して上部スタッカクレーン9を走行するように配置し、また、下部スタッカクレーン2の走行方向に対して直交方向に走行し、昇降リフター7を介して、納骨箱5を参拝口11に搬送する上部スタッカクレーン9を設けたことにより、下部スタッカクレーン2は格納棚列1からさ指定された納骨箱5をピッキングし、下部スタッカクレーン2に設けた移載装置4で下部移載ステーション6に搬送し、昇降リフター7に移載し、昇降リフター7にて、上フロアの上部移載ステーション8に搬送し、下部スタッカクレーン2の走行方向と直行する方向に走行する上部スタッカクレーン9により、任意の参拝口11に搬送する。このように、下部スタッカクレーン2の走行路を横断して上部スタッカクレーン9を走行するように配置し、また、下部スタッカクレーン2の走行方向と直交する方向に上部スタッカクレーン9を走行させるので、省設備で、下フロアに格納した多数のすべての納骨箱5を参拝口11に搬送することができる。
【0017】
次に、参拝面を正逆向きににする2個の納骨箱が格納棚に格納されている場合の搬送動作について説明する。格納棚1に下部スタッカクレーン2の走行方向に直交して縦列に参拝面を正逆向きにした前後一対の納骨箱5a、5bが格納されており、下部スタッカクレーン2は移載装置4のフォーク(図示せず)にて、一対の納骨箱5a、5bをピッキングし、下部スタッカクレーン2に設けた移載装置4で下部移載ステーション6に搬送し、昇降リフター7に移載し、昇降リフター7にて、上フロアの上部移載ステーション8に搬送する。この動作時、納骨箱5a、5bは上部移載ステーション8で、下部スタッカクレーン2の走行方向に直交する方向に走行する上部スタッカクレーン9の走行方向と同方向に並置され、上部スタッカクレーン9に設けた移載装置のフォーク(図示せず)にて、納骨箱5a、5bのうち、指定されたどちらか一方の納骨箱をピッキングし、納骨箱5の参拝面の方向の、指定された参拝口11に搬送する。残された納骨箱5は昇降リフター7に残しておいても良いし、仮置台12に仮置きしてもよい。参拝口11は上部スタッカクレーン9の走行路に沿って両側に並設され、図4に示すように、レール10に対し背中合わせに、即ち、参拝口を下部スタッカクレーンの走行方向と正逆方向に参拝口11を設置することができる。このように設置することにより、参拝口フロアにおける参拝口11の設置数を大幅に増加することができる。また、納骨箱5はその参拝面5a、5bにより、搬送される参拝口11の列が限定される。
【0018】
次に、本実施の形態による運用方法について説明する。まず、参拝者は参拝の予約を行う。
【0019】
次に、指定された納骨箱5が格納されている格納棚1を走行する下部スタッカクレーン2にて、納骨箱5をピッキングして搬送動作を開始する。この動作時に、制御装置(図示せず)は納骨箱5の参拝面、参拝面が2個の場合は参拝面5a、5bを参照して、参拝面に対応する側の空参拝口を指定する。納骨箱5a、5bが2個の場合で納骨箱搬送時に、昇降リフター7に1個の納骨箱5が残っている場合は、残っている納骨箱5を仮置台12に仮置きし、昇降リフター7を利用可能状態にする。
【0020】
次に下部スタッカクレーン2は、指定された納骨箱5が格納されている格納棚1から納骨箱5を出庫し、参拝面が異なる納骨箱5a、5bが格納されている場合は、2個同時に出庫し、昇降リフター7にて、上部移載ステーション8に搬送する。
【0021】
次に、上部スタッカクレーン9は、納骨箱5を参拝口11に出庫し、2個の納骨箱5a、5bが搬送された場合は、2個のうち指定された1個のみを指定された参拝口に出庫し、参拝者14が参拝を行う。
【0022】
参拝が終了すると、礼拝堂13に備えられた完了ボタン(図示せず)を押し、参拝を終了した納骨箱5を上部スタッカクレーン9にて、昇降リフター7に搬送する。この動作時に、2個の納骨箱5が搬送された場合で、指定されていない他の1個の納骨箱5が仮置台12に仮置きされている場合は、上部スタッカクレーン9にて、仮置台12から納骨箱5を回収して、2個を同時に昇降リフター7に移載する。昇降リフター7は下部移載ステーション6に下降し、納骨箱5を下部スタッカクレーン2に移載し、指定された格納棚に収納する。
【0023】
【発明の効果】
本発明によると、下部フロアに格納棚と下部自動搬送装置を、上部フロアに、昇降リフタを介して、下部自動搬送装置の走行方向に直交する方向に走行する上部自動搬送装置を設けたことにより、下部自動搬送装置が搬送するすべての、納骨箱を上部自動搬送装置に移載して参拝口に搬送できるため、空いている参拝口に任意に出庫が可能となり、参拝の待ち時間を短縮でき、かつ搬送効率も大幅に短縮可能となる。また、参拝面を正逆向きにした納骨箱2個を一対として格納棚に格納したものにおいては、指定された納骨箱のみを選択して参拝口に搬送することができるため、格納棚における納骨箱の格納効率を大幅に改善でき、かつ、搬送経路も短縮できて、搬送効率を向上できるとともに、上部自動搬送装置の走行方向に沿って両側に参拝口を列状に設置できるため、参拝フロアにおける参拝口の設置数を大幅に増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体自動納骨システムを示す部分拡大正面図である。
【図2】正面図である。
【図3】下部保管エリアを示す正面図である。
【図4】上部参拝エリアを示す平面図である。
【図5】納骨箱の格納状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 格納棚
1a 棚柱
2 下部スタッカクレーン
3 レール
4 移載装置
5 納骨箱
5a、5b 参拝面
5c 墓碑
6 下部移載ステーション
7 昇降リフター
8 上部移載ステーション
9 上部スタッカクレーン
10 レール
11 参拝口
12 仮置台
13 礼拝室
14 参拝者
Claims (5)
- 参拝口を複数設置した上部フロアと、上部フロアの下部で、納骨箱が格納される格納棚列と、格納棚列間を走行する下部自動搬送装置を備えた下部フロアと、上部フロアと下部フロア間で納骨箱を搬送する昇降リフタを備えた立体自動納骨システムであって、上部フロアには、下部自動搬送装置の走行方向に対して直交方向に走行し、昇降リフタを介して、納骨箱を参拝口に搬送する上部自動搬送装置を設けたことを特徴とする立体自動納骨システム。
- 格納棚に格納される納骨箱は、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の一方を向き、適宣数は参拝面が逆方向を向いていることを特徴とする請求項1記載の立体自動納骨システム。
- 上部自動搬送装置の走行方向に沿って両側に、参拝口を列状に複数設置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の立体自動納骨システム。
- 格納棚には、参拝面が下部自動搬送装置の走行方向の正方向と逆方向を向いている一対の納骨箱を下部自動搬送装置の走行方向に直交して縦列に格納したことを特徴とする請求項1または請求項3記載の立体自動納骨システム。
- 上部自動搬送装置の走行方向に沿って、納骨箱を仮置きする仮置台を設けたことを特徴とする請求項4記載の立体自動納骨システム。
Priority Applications (1)
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JP2003034277A JP2004244871A (ja) | 2003-02-12 | 2003-02-12 | 立体自動納骨システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022061907A (ja) * | 2020-10-07 | 2022-04-19 | 株式会社ダイフク | 参拝設備 |
-
2003
- 2003-02-12 JP JP2003034277A patent/JP2004244871A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022061907A (ja) * | 2020-10-07 | 2022-04-19 | 株式会社ダイフク | 参拝設備 |
JP7367653B2 (ja) | 2020-10-07 | 2023-10-24 | 株式会社ダイフク | 参拝設備 |
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