JP2004244133A - 貯留物払い出し装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】貯槽底部に貯留物切出し手段を有するサイロ設備において、固形の貯蔵物の払い出しにより発生する圧密を最小限としてブリッジの発生を防ぎながら、安定的な払い出し量のコントロールを可能とし、さらに大きな払い出し量にも対応できるようにする。
【解決手段】払い出し手段を、サイロ2の貯槽2a,2b,2c,2d各底部の略中央部において各基端が近接して配置された複数の切出しコンベア3として、各貯槽底部の略中央部から左右方向に貯留物を送り出し、貯槽の左右側面に設けたサイロ横切出しフィーダ5,5により同時に貯留物を払い出して後続設備に送り出す貯留物払い出し装置1Aとする。
【選択図】 図1
【解決手段】払い出し手段を、サイロ2の貯槽2a,2b,2c,2d各底部の略中央部において各基端が近接して配置された複数の切出しコンベア3として、各貯槽底部の略中央部から左右方向に貯留物を送り出し、貯槽の左右側面に設けたサイロ横切出しフィーダ5,5により同時に貯留物を払い出して後続設備に送り出す貯留物払い出し装置1Aとする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固形でバラ物の貯留物を所定の受入れ手段でその上部から受入れて貯留し、所定時期にその所定量を底部から切出しながら払い出して、後続設備に送り出す、固形物貯留サイロにおける貯留物払い出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
固形のバラ物を貯留して所定時期にその所定量を払い出すサイロとしては、複数の円筒形のサイロを受入れコンベアと払い出しコンベアとで連結して、貯留・払い出しを行うサイロ設備が一般的であった。しかし、斯かる設備では、貯槽の断面が円形であることからデッドスペースが生じ易く、敷地面積あたりの貯蔵効率及び払い出し能力が自ずと限られていた。
【0003】
これに対し、角形の貯槽を連続して一列に設け、各貯槽の両側面に沿って設けた一対の受入れコンベアと、各貯槽上部に位置して前記受入れコンベアの移動方向に走行可能に設けた一対の積み付け装置を設けるとともに、各貯槽の底部に、前記受入れコンベアに対し直角方向に払い出しコンベア(切出しコンベア)を設けて、貯留物の払い出しを行うサイロ設備が、特開平7−277522号公報に提示されている。このサイロ設備は、貯槽を複数の角形とすることで敷地面積を最小限としつつ、各貯槽に対する積み付け位置をコントロールして貯蔵効率を高めたものである。
【0004】
しかし、斯かるサイロ設備においては、図5に示すように払い出しコンベアを用いてバラ物の貯留物を各貯蔵室の底部側方(図5においては右方向)へ払い出す場合、払い出し口の周辺で貯留物が圧密されてブリッジが生じ(図6)、所望の払い出し量の確保が困難となる。この傾向は、流動性の少ない塵芥を入れたゴミ袋を貯留するサイロ等では特に顕著であった。この場合、払い出し口の高さを高くすることでブリッジを防ぐこともできるが、今度は崩落した多量の貯留物が一度に払い出されて、一定量を安定的に払い出すことができない。また、貯留物によるブリッジの発生は、貯槽底部払い出しコンベアによる搬送距離が長い程顕著となりやすいことから、貯槽の幅も自ずと限定されてしまうため、貯槽の大容量化を困難なものとしていた。尚、このような問題点はレシプロレーキによる払い出しでも同様であった。
【0005】
これに対し、特開平10−167481号公報には、貯槽中に螺旋体を垂直に設けて貯留物を下から上に掻き揚げることにより、貯留物のブリッジを防ごうとする技術が開示されている。
また、特開平10−310259号公報には、貯槽底部の払い出しコンベアの下流に設けた払い出し口の上部に、突出部であるブリッジ防止板を設けたり、払い出し口における貯留物が圧密される壁部分に、取り崩し棒を設けたシャフトを回転可能に設けて、圧密された貯留物を取り崩してブリッジを防ぐ技術が開示されている。
【0006】
これらの技術は、貯槽底部の払い出しコンベアの搬送動作により生じる払い出し口付近の貯留物の圧密を解消し、ブリッジを防止できる点で優れており、特に、回転装置を用いて能動的に圧密部を取り崩す技術は、安定的な払い出し量を制御出来る点で優れている。
【0007】
しかしながら、この回転装置を用いる技術では、サイロの構造を複雑化するため、既存の設備にそのまま適用するのは容易でないとともに、新規に構築するにしても建設費用が過大となりやすい。また、その使用においては、メンテナンスや清掃に手間がかかるという欠点も有していた。一方、ブリッジ防止板によるブリッジ防止のみでは、大きなバラ物を含む塵芥等の場合に安定的な払い出しを実現するには不十分である。
【0008】
そこで、本願発明者は、先に特願2002−295732号において、貯槽底部の切出しコンベアを正逆反転動作可能として、コンベアの前進動作と後退動作とを交互に駆動させて、払い出し口付近の圧密を解消させてブリッジ形成を防ぐ技術を提示した。これにより、貯留物の安定した払い出し量を容易に確保できるようになった。
【0009】
ところが、斯かる技術は、所定時間における払い出し量が大量でない場合には、最適な技術であるが、大量の払い出し量が必要な場合に、切出しコンベアの払い出し動作に逆転動作が含まれるとともに、一列の切出しコンベアにおいて1つの払い出し口しか利用できないため、払い出し量には限界があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、貯槽底部に貯留物切出し手段を有し貯槽外周に貯留物払い出し口を有するサイロ設備において、前述した切出しコンベアの正逆反転動作による貯留物払い出し装置等とは異なる手段により、固形の貯蔵物の払い出しにより発生する圧密を最小限としてブリッジの発生を防ぎながら、安定的な払い出し量のコントロールを可能とすることを課題とし、さらに貯槽の大容量化や大きな払い出し量にも対応できるようにすることを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、貯槽の底部に設けられた切出しコンベアからなる貯留物切出し手段により貯留物を切り出して、前記貯槽の外周に設けられた払い出し口から前記貯槽外へ貯留物を払い出す貯留物払い出し装置において、前記貯留物切出し手段が前記貯槽底 部の略中央部において各基端が近接して配置された複数の切出しコンベアからなり、前記貯槽底部の略中央部から前記貯槽外へ貯留物を払い出し可能であることを特徴とする貯留物払い出し装置とした。
【0012】
これにより、貯槽中の貯留物が貯槽底部の中央部から多方向に分散されて払い出されるため、切出しコンベアの送り出し動作によって生じる貯留物の圧密を最小限としてブリッジの形成を防止して、後続設備の処理能力に合致した安定的な払出し量を確保することができる。また、貯槽に開口した複数の払い出し口から、同時に連続して払い出すことで、大量の払い出し量にも対応可能となる。さらに、切出しコンベア1基あたりの搬送距離が長い程ブリッジは発生し易くなるが、2基の切出しコンベアで搬送行程を分割することで、1基あたりの搬送距離が2分の1に短縮されることから、貯槽の左右幅を2倍に広げることが可能となるため、貯槽の大容量化が可能となる。尚、斯かる貯留物払い出し装置は、貯留物を中央部から多方向に払い出すことにより、サイロ内の貯留物の偏りが解消されるため、貯蔵効率も向上するとともに、既存の設備を改造して設けることも比較的容易であって、設備投資も過大とならない。
【0013】
さらに、前記複数の切出しコンベアを、前記貯槽底部の平面において直線的に連設された少なくとも一対の切り出しコンベアにすれば、角型の貯槽の場合において貯留物の底部を効率的に切り出して偏りなく払い出すことができる。
【0014】
さらにまた、前記貯槽底部に、中央部が高く払い出し口側が低くなる傾斜を設け、前記複数の切出しコンベアを前記貯槽底部の傾斜に沿うように配置すれば、貯留物が傾斜に沿って払い出し口方向に付勢されるため、よりスムースな払い出しが実現する
【0015】
そして、前記貯槽底部の略中央部において近接して配置された切出しコンベアの各基端部を仕切るようにホッパを設ければ、貯槽内の貯留物は各切出しコンベアに分散して払い出され、その上面が平坦に均され易くなることから、貯蔵効率も一層向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を用いながら以下に詳細に説明する。
尚、異なる実施の形態であっても、同じ構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0017】
図1は、本発明における好ましい実施の形態を示すものであり、貯留物払い出し装置1Aはその周辺設備と連携して配置され、流動性の少ないバラ物を貯留し、これを所定時間に所定量ずつ払出して、後続設備に送り出すようになっている。尚、本実施の形態においては、塵芥を入れたゴミ袋を貯留して払い出す場合を説明するが、他の流動性の少ないバラ物の貯留物でも同様である。
【0018】
貯留物払い出し装置1Aは、上面が解放している略直方体の貯槽2a,2b,2c,2dが連続してなるサイロ2からなり、サイロ2の左右両側面には、これに沿ってサイロ横切り出しフィーダ5,5とサイロ横ホッパ7,7が付設されている。
【0019】
また、サイロ2に塵芥を投入するための設備として、塵芥受入れホッパ11,11とその下方に設置された塵芥受入れホッパ下切出しコンベア12,12、これから塵芥を受取ってサイロ上部まで揚げ荷する揚げ荷スクリューコンベア13,13、揚げ荷された塵芥をサイロ上で横持ちする横持ち用投入コンベア14,14、これに続く分配用投入コンベア15,15とが並列して配置されており、サイロ横切り出しフィーダ5,5の先端には、後続設備に連絡する搬送コンベア16,16が配置されている。
【0020】
貯槽2a,2b,2c,2dは、各々その底部が複数のホッパ4a,4bで4つに区切られるとともに、左右のサイロ横切出しフィーダ5,5に対して直角方向に各々合計4基の切出しコンベア3,3,3,3を有しており、各切出しコンベア3の進行方向の壁面下部に、貯留された塵芥の切出し高さに合致した高さの4つの払出し口6が各々設けられ、塵芥を各貯槽底部から切出してサイロ2の左右側方に払い出せるようになっている。
【0021】
図2は、図1のX−X線に沿う断面図である。各払い出し口6から突出した各切出しコンベア3の下流端部の下方には、サイロ横切出しフィーダ5が切出しコンベア3の切出し方向に対し直角に配置され、その上方にはサイロ横ホッパ7がサイロ横切出しフィーダ5に沿って各払い出し口6をカバーするようにサイロ2両側面に各々設けられている。これにより、払い出された塵芥をいったんサイロ横ホッパ7,7内で貯めるとともに、所定時期に所定量の塵芥をサイロ横切出しフィーダ5,5で切出して、後続設備に搬送する搬送コンベア16,16に送り出せるようになっている。
【0022】
図3は、図2の貯留物払い出し装置1AのY−Y線に沿う断面図であって、貯槽2aに塵芥20(波線で示す)が貯留されている状態を示している。貯留物払い出し装置1Aは、図3上部に示す横持ち用投入コンベア14と、分配用投入コンベア15とが重畳したものが2列配置されており、塵芥20を貯槽2aの左右に分配しながら平均して投入できるようになっている。また、その貯槽2aの底部には複数のホッパ4a,4bが配置され、4つの切り出しコンベア3に平均的に塵芥20が分配されて、これが平均的に貯槽左右方向に切り出されるようになっている。
【0023】
次に、貯留物払い出し装置1Aの動作を説明する。先ず、図1,図2を用いて説明すると、場内に搬入された図示しない塵芥は、図示しない重機(油圧ショベル等)で、塵芥受入れホッパ11,11に投入される。投入された塵芥は、塵芥受入れホッパ下切出しコンベア12,12で切り出され、これが揚げ荷スクリューコンベア13,13でサイロ2上部へ揚げ荷される。
【0024】
揚げ荷された塵芥は、横持ち用投入コンベア14,14でサイロ上部中央まで横持ちされ、横持ち用投入コンベア14,14の下流端部下方に配置されている分配用投入コンベア15,15に渡される。分配用投入コンベア15,15は、4つに区分されたサイロの貯槽2a,2b,2c,2dにまんべんなく塵芥を投入するためのベルトコンベアであり、図2に示すようにサイロ2上部のレール上を破線矢印の方向に移動可能であるとともに、正逆反転動作が可能となっている。これにより、塵芥20はまず貯槽2aに投入される。
【0025】
図3は、貯槽2aに塵芥20が貯留されている状態を示しているが、塵芥20はゴミ袋に入れられた比較的大きな塊であって、これが積層された状態になっており、全体として流動性が小さいという特徴を有する。斯かる塵芥20は、所定時期に所定量を払い出して後続設備に送り出すために、貯槽2aに一旦貯留されたものである。
【0026】
図3を用いて塵芥20を払い出す動作を説明すると、貯槽2aの底部には切出しコンベア3が合計4基配置(2基は図示されない)されているが、各々図3における左右方向に塵芥20を前進させる。各切出しコンベア3は、各々貯槽2a底部の略中央部でその基端部が接近して直線的に連設されて、貯槽2aの左右側面の払い出し口6からその末端部が突出され、一対の切出しコンベア3,3は、互いに左右逆方向に向かって進行して、サイロ2左右側面に配置されたサイロ横切り出しフィーダ5,5上に塵芥20を払い出す。
【0027】
このように一対の切出しコンベア3,3を左右方向に前進させることにより、貯留された塵芥20はその下部から切り出されて、サイロ2の左右方向に分散しながらサイロ横ホッパ7,7中の空間に払い出され、その下方に配置されたサイロ横切出しフィーダ5,5のコンベア上に載り、これが順次切り出されて搬送コンベア16,16方向へ送りだされることとなる。
【0028】
尚、従来の一方向に切り出すサイロ底パンフィーダを備えた貯留物払い出し装置においては、塵芥のような流動性の極めて少ない貯留物の場合は、図5に示すようにサイロ底パンフィーダ3の前進動作により全体的に図中右方向へ移動する。これにより、貯留物が貯槽2a内の移動方向側の壁に押しつけられ、貯留物に圧密状態が生じる。そして、これが進むと、図6に示すように払い出し口付近の壁とサイロ底パンフィーダ3との間に貯留物のブリッジを形成するようになり、払出しが困難となる。
【0029】
これに対し、貯留物払い出し装置1Aにおいては、貯留物が左右に分散されて平均的に投入されるとともに、貯槽の左右方向に分散されて払い出されるため、払い出し口付近の壁面に加わる圧力が弱く、貯留物に生じる圧密が少ないことから、ブリッジが生じにくくなる。従って、安定した払い出し量が確保され、後続の焼却設備等の処理能力に合致した安定的な払い出しを可能として、全体としての処理効率も向上することとなる。
【0030】
また、同時に左右方向から連続して貯留物を払い出すことができるため、所定時間に大量の貯留物を安定して払い出すことも容易である。さらに、2基の切出しコンベアで搬送行程を分割することで、1基あたりの搬送距離が短縮されて各々ブリッジが生じにくくなることから、貯槽の左右幅を容易に広げることができるため、サイロ設備における貯槽の大容量化が可能となる。
【0031】
図4は、本発明における他の好ましい実施の形態を示しており、貯留物払い出し装置1Bは、貯留物払い出し装置1Aにおける一対の切出しコンベア3、3を、貯槽2aの中央部分における基端部が高く、下流の末端部が低くなるように傾斜が与えられた切出しコンベア3b,3bとしたものであり、貯槽2aの底部も同様の傾斜が与えられたものである。
斯かる構成により、貯槽の左右方向に貯留物を払い出し易くなるとともに、貯留物が貯槽内で平均化され易くなって貯蔵効率もさらに改善されるようになる。
【0032】
尚、本発明を実施するための最良の形態は以上の説明で十分に示したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、サイロ上の一対の横持ち用投入コンベア及び分配用投入コンベアは2列でなく1列であってもよい。また、貯槽は底部が長方形のものを連設したものに限らず、正方形や円形であってもよい。この場合、底部の切出しコンベアをその中心から放射状に配置すると貯留物が平均的に払い出され易くなる。
【0033】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明である貯留物払い出し装置により、貯槽底部に貯留物切出し手段を有し貯槽外周に貯留物払い出し口を有するサイロ設備において、固形貯留物の払い出しにおける圧密を生じにくくして、ブリッジの形成を最小限とすることができた。また、これにより安定的な払い出し量のコントロールが可能となるとともに、貯槽の大容量化や大きな払い出し量にも対応できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態の貯留物払い出し装置を示す平面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図4】本発明における他の実施の形態の貯留物払い出し装置を示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1A,1B 貯留物払い出し装置、2 サイロ、2a,2b,2c,2d,2e 貯槽、3,3b 切出しコンベア、4a,4b ホッパ、5 サイロ横切出しフィーダ、6,6b 払い出し口、7 サイロ横ホッパ、11 塵芥受入れホッパ、12 塵芥受入れホッパ下切出しフィーダ、13 揚げ荷スクリューコンベア、14 横持ち用投入コンベア、15 分配用投入コンベア、16 搬送コンベア
【発明の属する技術分野】
本発明は、固形でバラ物の貯留物を所定の受入れ手段でその上部から受入れて貯留し、所定時期にその所定量を底部から切出しながら払い出して、後続設備に送り出す、固形物貯留サイロにおける貯留物払い出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
固形のバラ物を貯留して所定時期にその所定量を払い出すサイロとしては、複数の円筒形のサイロを受入れコンベアと払い出しコンベアとで連結して、貯留・払い出しを行うサイロ設備が一般的であった。しかし、斯かる設備では、貯槽の断面が円形であることからデッドスペースが生じ易く、敷地面積あたりの貯蔵効率及び払い出し能力が自ずと限られていた。
【0003】
これに対し、角形の貯槽を連続して一列に設け、各貯槽の両側面に沿って設けた一対の受入れコンベアと、各貯槽上部に位置して前記受入れコンベアの移動方向に走行可能に設けた一対の積み付け装置を設けるとともに、各貯槽の底部に、前記受入れコンベアに対し直角方向に払い出しコンベア(切出しコンベア)を設けて、貯留物の払い出しを行うサイロ設備が、特開平7−277522号公報に提示されている。このサイロ設備は、貯槽を複数の角形とすることで敷地面積を最小限としつつ、各貯槽に対する積み付け位置をコントロールして貯蔵効率を高めたものである。
【0004】
しかし、斯かるサイロ設備においては、図5に示すように払い出しコンベアを用いてバラ物の貯留物を各貯蔵室の底部側方(図5においては右方向)へ払い出す場合、払い出し口の周辺で貯留物が圧密されてブリッジが生じ(図6)、所望の払い出し量の確保が困難となる。この傾向は、流動性の少ない塵芥を入れたゴミ袋を貯留するサイロ等では特に顕著であった。この場合、払い出し口の高さを高くすることでブリッジを防ぐこともできるが、今度は崩落した多量の貯留物が一度に払い出されて、一定量を安定的に払い出すことができない。また、貯留物によるブリッジの発生は、貯槽底部払い出しコンベアによる搬送距離が長い程顕著となりやすいことから、貯槽の幅も自ずと限定されてしまうため、貯槽の大容量化を困難なものとしていた。尚、このような問題点はレシプロレーキによる払い出しでも同様であった。
【0005】
これに対し、特開平10−167481号公報には、貯槽中に螺旋体を垂直に設けて貯留物を下から上に掻き揚げることにより、貯留物のブリッジを防ごうとする技術が開示されている。
また、特開平10−310259号公報には、貯槽底部の払い出しコンベアの下流に設けた払い出し口の上部に、突出部であるブリッジ防止板を設けたり、払い出し口における貯留物が圧密される壁部分に、取り崩し棒を設けたシャフトを回転可能に設けて、圧密された貯留物を取り崩してブリッジを防ぐ技術が開示されている。
【0006】
これらの技術は、貯槽底部の払い出しコンベアの搬送動作により生じる払い出し口付近の貯留物の圧密を解消し、ブリッジを防止できる点で優れており、特に、回転装置を用いて能動的に圧密部を取り崩す技術は、安定的な払い出し量を制御出来る点で優れている。
【0007】
しかしながら、この回転装置を用いる技術では、サイロの構造を複雑化するため、既存の設備にそのまま適用するのは容易でないとともに、新規に構築するにしても建設費用が過大となりやすい。また、その使用においては、メンテナンスや清掃に手間がかかるという欠点も有していた。一方、ブリッジ防止板によるブリッジ防止のみでは、大きなバラ物を含む塵芥等の場合に安定的な払い出しを実現するには不十分である。
【0008】
そこで、本願発明者は、先に特願2002−295732号において、貯槽底部の切出しコンベアを正逆反転動作可能として、コンベアの前進動作と後退動作とを交互に駆動させて、払い出し口付近の圧密を解消させてブリッジ形成を防ぐ技術を提示した。これにより、貯留物の安定した払い出し量を容易に確保できるようになった。
【0009】
ところが、斯かる技術は、所定時間における払い出し量が大量でない場合には、最適な技術であるが、大量の払い出し量が必要な場合に、切出しコンベアの払い出し動作に逆転動作が含まれるとともに、一列の切出しコンベアにおいて1つの払い出し口しか利用できないため、払い出し量には限界があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、貯槽底部に貯留物切出し手段を有し貯槽外周に貯留物払い出し口を有するサイロ設備において、前述した切出しコンベアの正逆反転動作による貯留物払い出し装置等とは異なる手段により、固形の貯蔵物の払い出しにより発生する圧密を最小限としてブリッジの発生を防ぎながら、安定的な払い出し量のコントロールを可能とすることを課題とし、さらに貯槽の大容量化や大きな払い出し量にも対応できるようにすることを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、貯槽の底部に設けられた切出しコンベアからなる貯留物切出し手段により貯留物を切り出して、前記貯槽の外周に設けられた払い出し口から前記貯槽外へ貯留物を払い出す貯留物払い出し装置において、前記貯留物切出し手段が前記貯槽底 部の略中央部において各基端が近接して配置された複数の切出しコンベアからなり、前記貯槽底部の略中央部から前記貯槽外へ貯留物を払い出し可能であることを特徴とする貯留物払い出し装置とした。
【0012】
これにより、貯槽中の貯留物が貯槽底部の中央部から多方向に分散されて払い出されるため、切出しコンベアの送り出し動作によって生じる貯留物の圧密を最小限としてブリッジの形成を防止して、後続設備の処理能力に合致した安定的な払出し量を確保することができる。また、貯槽に開口した複数の払い出し口から、同時に連続して払い出すことで、大量の払い出し量にも対応可能となる。さらに、切出しコンベア1基あたりの搬送距離が長い程ブリッジは発生し易くなるが、2基の切出しコンベアで搬送行程を分割することで、1基あたりの搬送距離が2分の1に短縮されることから、貯槽の左右幅を2倍に広げることが可能となるため、貯槽の大容量化が可能となる。尚、斯かる貯留物払い出し装置は、貯留物を中央部から多方向に払い出すことにより、サイロ内の貯留物の偏りが解消されるため、貯蔵効率も向上するとともに、既存の設備を改造して設けることも比較的容易であって、設備投資も過大とならない。
【0013】
さらに、前記複数の切出しコンベアを、前記貯槽底部の平面において直線的に連設された少なくとも一対の切り出しコンベアにすれば、角型の貯槽の場合において貯留物の底部を効率的に切り出して偏りなく払い出すことができる。
【0014】
さらにまた、前記貯槽底部に、中央部が高く払い出し口側が低くなる傾斜を設け、前記複数の切出しコンベアを前記貯槽底部の傾斜に沿うように配置すれば、貯留物が傾斜に沿って払い出し口方向に付勢されるため、よりスムースな払い出しが実現する
【0015】
そして、前記貯槽底部の略中央部において近接して配置された切出しコンベアの各基端部を仕切るようにホッパを設ければ、貯槽内の貯留物は各切出しコンベアに分散して払い出され、その上面が平坦に均され易くなることから、貯蔵効率も一層向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を用いながら以下に詳細に説明する。
尚、異なる実施の形態であっても、同じ構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0017】
図1は、本発明における好ましい実施の形態を示すものであり、貯留物払い出し装置1Aはその周辺設備と連携して配置され、流動性の少ないバラ物を貯留し、これを所定時間に所定量ずつ払出して、後続設備に送り出すようになっている。尚、本実施の形態においては、塵芥を入れたゴミ袋を貯留して払い出す場合を説明するが、他の流動性の少ないバラ物の貯留物でも同様である。
【0018】
貯留物払い出し装置1Aは、上面が解放している略直方体の貯槽2a,2b,2c,2dが連続してなるサイロ2からなり、サイロ2の左右両側面には、これに沿ってサイロ横切り出しフィーダ5,5とサイロ横ホッパ7,7が付設されている。
【0019】
また、サイロ2に塵芥を投入するための設備として、塵芥受入れホッパ11,11とその下方に設置された塵芥受入れホッパ下切出しコンベア12,12、これから塵芥を受取ってサイロ上部まで揚げ荷する揚げ荷スクリューコンベア13,13、揚げ荷された塵芥をサイロ上で横持ちする横持ち用投入コンベア14,14、これに続く分配用投入コンベア15,15とが並列して配置されており、サイロ横切り出しフィーダ5,5の先端には、後続設備に連絡する搬送コンベア16,16が配置されている。
【0020】
貯槽2a,2b,2c,2dは、各々その底部が複数のホッパ4a,4bで4つに区切られるとともに、左右のサイロ横切出しフィーダ5,5に対して直角方向に各々合計4基の切出しコンベア3,3,3,3を有しており、各切出しコンベア3の進行方向の壁面下部に、貯留された塵芥の切出し高さに合致した高さの4つの払出し口6が各々設けられ、塵芥を各貯槽底部から切出してサイロ2の左右側方に払い出せるようになっている。
【0021】
図2は、図1のX−X線に沿う断面図である。各払い出し口6から突出した各切出しコンベア3の下流端部の下方には、サイロ横切出しフィーダ5が切出しコンベア3の切出し方向に対し直角に配置され、その上方にはサイロ横ホッパ7がサイロ横切出しフィーダ5に沿って各払い出し口6をカバーするようにサイロ2両側面に各々設けられている。これにより、払い出された塵芥をいったんサイロ横ホッパ7,7内で貯めるとともに、所定時期に所定量の塵芥をサイロ横切出しフィーダ5,5で切出して、後続設備に搬送する搬送コンベア16,16に送り出せるようになっている。
【0022】
図3は、図2の貯留物払い出し装置1AのY−Y線に沿う断面図であって、貯槽2aに塵芥20(波線で示す)が貯留されている状態を示している。貯留物払い出し装置1Aは、図3上部に示す横持ち用投入コンベア14と、分配用投入コンベア15とが重畳したものが2列配置されており、塵芥20を貯槽2aの左右に分配しながら平均して投入できるようになっている。また、その貯槽2aの底部には複数のホッパ4a,4bが配置され、4つの切り出しコンベア3に平均的に塵芥20が分配されて、これが平均的に貯槽左右方向に切り出されるようになっている。
【0023】
次に、貯留物払い出し装置1Aの動作を説明する。先ず、図1,図2を用いて説明すると、場内に搬入された図示しない塵芥は、図示しない重機(油圧ショベル等)で、塵芥受入れホッパ11,11に投入される。投入された塵芥は、塵芥受入れホッパ下切出しコンベア12,12で切り出され、これが揚げ荷スクリューコンベア13,13でサイロ2上部へ揚げ荷される。
【0024】
揚げ荷された塵芥は、横持ち用投入コンベア14,14でサイロ上部中央まで横持ちされ、横持ち用投入コンベア14,14の下流端部下方に配置されている分配用投入コンベア15,15に渡される。分配用投入コンベア15,15は、4つに区分されたサイロの貯槽2a,2b,2c,2dにまんべんなく塵芥を投入するためのベルトコンベアであり、図2に示すようにサイロ2上部のレール上を破線矢印の方向に移動可能であるとともに、正逆反転動作が可能となっている。これにより、塵芥20はまず貯槽2aに投入される。
【0025】
図3は、貯槽2aに塵芥20が貯留されている状態を示しているが、塵芥20はゴミ袋に入れられた比較的大きな塊であって、これが積層された状態になっており、全体として流動性が小さいという特徴を有する。斯かる塵芥20は、所定時期に所定量を払い出して後続設備に送り出すために、貯槽2aに一旦貯留されたものである。
【0026】
図3を用いて塵芥20を払い出す動作を説明すると、貯槽2aの底部には切出しコンベア3が合計4基配置(2基は図示されない)されているが、各々図3における左右方向に塵芥20を前進させる。各切出しコンベア3は、各々貯槽2a底部の略中央部でその基端部が接近して直線的に連設されて、貯槽2aの左右側面の払い出し口6からその末端部が突出され、一対の切出しコンベア3,3は、互いに左右逆方向に向かって進行して、サイロ2左右側面に配置されたサイロ横切り出しフィーダ5,5上に塵芥20を払い出す。
【0027】
このように一対の切出しコンベア3,3を左右方向に前進させることにより、貯留された塵芥20はその下部から切り出されて、サイロ2の左右方向に分散しながらサイロ横ホッパ7,7中の空間に払い出され、その下方に配置されたサイロ横切出しフィーダ5,5のコンベア上に載り、これが順次切り出されて搬送コンベア16,16方向へ送りだされることとなる。
【0028】
尚、従来の一方向に切り出すサイロ底パンフィーダを備えた貯留物払い出し装置においては、塵芥のような流動性の極めて少ない貯留物の場合は、図5に示すようにサイロ底パンフィーダ3の前進動作により全体的に図中右方向へ移動する。これにより、貯留物が貯槽2a内の移動方向側の壁に押しつけられ、貯留物に圧密状態が生じる。そして、これが進むと、図6に示すように払い出し口付近の壁とサイロ底パンフィーダ3との間に貯留物のブリッジを形成するようになり、払出しが困難となる。
【0029】
これに対し、貯留物払い出し装置1Aにおいては、貯留物が左右に分散されて平均的に投入されるとともに、貯槽の左右方向に分散されて払い出されるため、払い出し口付近の壁面に加わる圧力が弱く、貯留物に生じる圧密が少ないことから、ブリッジが生じにくくなる。従って、安定した払い出し量が確保され、後続の焼却設備等の処理能力に合致した安定的な払い出しを可能として、全体としての処理効率も向上することとなる。
【0030】
また、同時に左右方向から連続して貯留物を払い出すことができるため、所定時間に大量の貯留物を安定して払い出すことも容易である。さらに、2基の切出しコンベアで搬送行程を分割することで、1基あたりの搬送距離が短縮されて各々ブリッジが生じにくくなることから、貯槽の左右幅を容易に広げることができるため、サイロ設備における貯槽の大容量化が可能となる。
【0031】
図4は、本発明における他の好ましい実施の形態を示しており、貯留物払い出し装置1Bは、貯留物払い出し装置1Aにおける一対の切出しコンベア3、3を、貯槽2aの中央部分における基端部が高く、下流の末端部が低くなるように傾斜が与えられた切出しコンベア3b,3bとしたものであり、貯槽2aの底部も同様の傾斜が与えられたものである。
斯かる構成により、貯槽の左右方向に貯留物を払い出し易くなるとともに、貯留物が貯槽内で平均化され易くなって貯蔵効率もさらに改善されるようになる。
【0032】
尚、本発明を実施するための最良の形態は以上の説明で十分に示したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、サイロ上の一対の横持ち用投入コンベア及び分配用投入コンベアは2列でなく1列であってもよい。また、貯槽は底部が長方形のものを連設したものに限らず、正方形や円形であってもよい。この場合、底部の切出しコンベアをその中心から放射状に配置すると貯留物が平均的に払い出され易くなる。
【0033】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明である貯留物払い出し装置により、貯槽底部に貯留物切出し手段を有し貯槽外周に貯留物払い出し口を有するサイロ設備において、固形貯留物の払い出しにおける圧密を生じにくくして、ブリッジの形成を最小限とすることができた。また、これにより安定的な払い出し量のコントロールが可能となるとともに、貯槽の大容量化や大きな払い出し量にも対応できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態の貯留物払い出し装置を示す平面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図4】本発明における他の実施の形態の貯留物払い出し装置を示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1A,1B 貯留物払い出し装置、2 サイロ、2a,2b,2c,2d,2e 貯槽、3,3b 切出しコンベア、4a,4b ホッパ、5 サイロ横切出しフィーダ、6,6b 払い出し口、7 サイロ横ホッパ、11 塵芥受入れホッパ、12 塵芥受入れホッパ下切出しフィーダ、13 揚げ荷スクリューコンベア、14 横持ち用投入コンベア、15 分配用投入コンベア、16 搬送コンベア
Claims (4)
- 貯槽の底部に設けられた切出しコンベアからなる貯留物切出し手段により貯留物を切り出して、前記貯槽の外周に設けられた払い出し口から前記貯槽外へ貯留物を払い出す貯留物払い出し装置において、前記貯留物切出し手段が前記貯槽底部の略中央部において各基端が近接して配置された複数の切出しコンベアからなり、前記貯槽底部の略中央部から前記貯槽外へ貯留物を払い出し可能であることを特徴とする貯留物払い出し装置。
- 前記複数の切出しコンベアが、前記貯槽底部の平面において直線的に連設された少なくとも一対の切り出しコンベアである請求項1記載の貯留物払出し装置。
- 前記貯槽底部が、中央部が高く払い出し口側が低くなる傾斜を有し、前記複数の切出しコンベアが前記貯槽底部の傾斜に沿うように配置されている請求項1または2記載の貯留物払い出し装置。
- 前記貯槽底部の略中央部において、近接して配置された切出しコンベアの各基端部を仕切るように各々ホッパが設けられている請求項1,2または3記載の貯留物払い出し装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2003033424A JP2004244133A (ja) | 2003-02-12 | 2003-02-12 | 貯留物払い出し装置 |
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Family Applications (1)
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JP2003033424A Withdrawn JP2004244133A (ja) | 2003-02-12 | 2003-02-12 | 貯留物払い出し装置 |
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2003
- 2003-02-12 JP JP2003033424A patent/JP2004244133A/ja not_active Withdrawn
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