JP2004242538A - ロールベーラの茎稈回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベール体の成形中や放出時に子実や稈切れが機外に落下し、収穫した後の圃場面に散在してベール作業の効率が低下したり、耕運作業などを妨げる。これらを解消するために、収穫作業中と転がり出る際に生じる双方の落下物を受止めて還元する茎稈回収装置の提供である。
【解決手段】ロールベーラ装置Aを固定筐体5と開放筐体3に分割し、該開放筐体3の下方にスクリューコンベア7を設けた漏斗室8を配置し、落下通路15とベーラ室1を連通させて該ベーラ室1の落下物と、ベーラ体2が転がり出る際の落下物とを受止める構成にし、前記スクリューコンベア7の上方にカッターを装備して受け刃側を漏斗室8に設け、回転刃側を開放筐体3に装着して切断刃を回動可能にしたカッター付きの茎稈回収装置である。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレール刈取部によって飼料用作物などを刈取り、ロールベーラ装置に供給してロール成形するロールベーラにおいて、ロール成形中に生じた漏下物を収集してベーラ室に還元する回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、コンバインなどで収穫した茎稈をロールベーラ装置の前方に横架したカッターで切断してからベーラ室に供給し、ロール成形するカッター付きのロールベーラがある(例えば特許文献1参照)。また、ベーラ室から転がり出るベール体を走行装置の後方よりも離反させるガイド板を設けたものが多数知られている(例えば特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−83441号公報(第3−4頁、図1、5)
特開平9−23739号公報(第3頁、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ベール成形中に巻取り転輪の隙間から連続して落下する子実や稈切れ(以下落下物とする)が圃場に散在したり、ベール体を放出する際に外周面に付着した前記子実や稈切れが一気に落下し、収穫後の圃場面に堆積して発芽を招き、混種を生じたり次工程の耕運作業を妨げるなどの問題点がある。これらを解消するために作業中に漏下する落下物と、ベール体の転出時に落下する子実や稈切れの双方を回収するロールベーラの茎稈回収装置を提供し、圃場に散在する落下量を減少させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
ロールベーラ装置を固定筐体と開放筐体に分割した構成にし、回動する開放筐体の下方に漏斗室を配置し、この漏斗室にのぞませた巻取り転輪の底板を開放して落下物を回収するようにした茎稈回収装置である。
【0006】
ロールベーラ装置を固定筐体と回動可能にした開放筐体に分割し、該開放筐体の下方にスクリューコンベアを横架した漏斗室を配置させ、ロール成形中の落下物と転出時に生じる落下物の双方を回収できる漏斗室の構成にしてある。
【0007】
巻取り転輪の外側後方に漏斗室と連通する落落下通路を形成し、、該落下通路内にのぞませる巻取り転輪の底板を開放して、ロール成形中に生じる落下物を複数の巻取り転輪の隙間から落下させる構成にしてある。
【0008】
ベーラ室を構成する巻取り転輪とクリューコンベアの間にカッターを装備させて、前記ベーラ室から漏下した落下物を細断して漏斗室に収集する構成にし、横架したスクリューコンベアに巻付くなどの搬送障害を防ぐ切断装置にしてある。
【0009】
カッターの受け刃側を漏斗室内に装着し、対向する回転刃側を開放筐体に装着し、回動操作によって切断刃を上方に離反させて、カッターの整備点検を行い易くする構成にした。
【発明実施の形態】
【実施例】
本発明による収穫した茎稈をロール成形する際に生じる落下物や、ベール体が転がり出る時に生じる子実や茎稈の落下物を還元する茎稈回収装置について、図1のベーラ室を拡大した側面図と、図6の茎稈の搬送経路と落下物の還元経路を示すロールベーラの全体側面図を活用して構造の概要を説明すると、左右一対のクローラ走行装置22に連結した機台23上の後方付近にロールベーラ装置Aを搭載し、前方には昇降自在のフレール刈取部Bを連設して飼料用作物などの茎稈を刈取り、搬送ダクト25内を矢印イの方向に跳上げ、ベーラ室1に連通する供給路26を経由して、円形状に多数の巻取り転輪10を架設したベーラ室1に茎稈が均等に誘導され、円筒形状のベール体2に生成するロールベーラ装置Aの構成にしてある。
【0010】
前記ロールベーラ装置Aは前後方向の半割状に分割した開放筐体3と固定筐体5とからなり、この固定筐体5が機台23上の後方に固設され、前記開放筐体3の前上部と固定筐体5の後上部を枢支し、接合した分離面6を縦方向に形成させた構成にしてあって、双方の筐体間の上部には開放シリンダー30が介装され、該開放シリンダー30が伸縮駆動をすることで前記開放筐体3が矢印ロの方向に回動可能となり、ベール体2が転がり出るように開口する開閉装置である。
【0011】
開放筐体3が開口するには、ベーラ室1の内部一杯にベール体2が成長すると該開放筐体3の内部圧力が高まり、この圧力をセンサーが検知して運転席31に設けた警報装置が作動してオペレータに認識させ、収穫作業を一時停止してベーラ室1に付設してある結束装置で外周に紐を巻き付け、ベール成形の完了にともなう結束作業が終了すると前記開放筐体3が図示する鎖線位置まで開口し、ベール体2を機体の後方に転出させて一工程を終了するロールベーラ装置である。
【0012】
次に、本発明の茎稈回収装置の構成について説明すると、巻取り転輪10を円形状に架設させたベーラ室1は、茎稈の供給路26と連通する開口部27以外の固定筐体5と開放筐体3に配置したものであり、この巻取り転輪10の外周を底板11で半円状に連続して覆い、前記開放筐体3の下方に設けた落下通路15にのぞむ前記底板11部分を除去し、該落下通路15とベーラ室1を連通させでベール成形中に生じた落下物をこの区間で通過させ、前記落下通路15を介して漏斗室8に誘導する茎稈回収装置の構成にしたものである。
【0013】
前述する漏斗室8の配置は、開放筐体3の下方であって固定筐体5の分離面6よりも後方に延設した構成になり、この漏斗室8の底部には落下物を移送するスクリューコンベア7が横架され、搬送方向の終端がわを揚上コンベア28の始端側と継設させて、ベーラ室1の左側板33aの外側に沿って斜設し、上方に設けた排出ケース32の還元口40を供給路26の側面にのぞませ、前述する落下物を投入してベーラ室1に供給する還元経路にしてある。このようにロール成形中の落下物が再びロール成形中の茎稈内部に侵入して巻き取られ、圃場面に散在する落下量が減少するとともに、飼料用作物を効率良く収穫できるようにした茎稈回収装置である。
【0014】
このように漏斗室8を開放筐体3の下方に配置したことによって、縦方向の分離面6が該漏斗室8の漏斗上面16でL字型に屈折した形状になり、ベール体2が転がり出る際にロール底面が接当して抵抗が生じるために、前記漏斗上面16を後傾斜にするとともに、固定筐体5の終端に配置した巻取り転輪10の内面よりも低く設定し、転がり出易くした漏斗室8の形状にしてある。また、前述する漏斗上面16が後方に延設されたことによって、前記ベール体2をクローラ走行装置22の後端から離れた後方に放出でき、しかも、外周に付着した落下物が前記漏斗上面16を転がり出る際に、この間で前記漏斗室8に回収されて機外に放出される落下量を減少させた茎稈回収装置である。
【0015】
図2は、漏斗室に横架したスクリューコンベアの断面図であって、ベーラ室1の左右側板33a、33bに支持メタル35を設けて多数の巻取り転輪10を回転自在に架設し、駆動チェン41を各スプロケット42に巻き掛けて、同じ方向に前記巻取り転輪10を回転させるベーラ室1の構成にしてある。また、固定筐体5の終端に設けた前記巻取り転輪10の内面よりも漏斗上面16を下方に配置し、その底部に横架したスクリューコンベア7の搬送終端がわを揚上ケース36で支持して、一対のベベルギア37を噛合させて揚上コンベア28が駆動され、上方に固着した跳出し羽根38によって回収した落下物を前記左側板33aに開口した還元口40から、供給ロ26に投入する還元経路にしたものである。
【0016】
次に落下物に含まれる長い茎稈を切断するカッターの実施例について、図3の漏斗室に横架したカッターの断面図と、図4に示すのカッター部の正面図を併用して説明すると、円形状に連設した巻取り転輪10間の隙間から長い茎稈が落下してスクリューコンベア7に巻付いたり、漏斗室8の案内板12a、12bにまたがってブリッジ状になり搬送障害を招く問題点がある。
【0017】
このような現象を防ぐために、巻取り転輪10とスクリューコンベア7との間にカッター20を設けるとともに、細断を行う回転刃側18を開放筐体3がわに装備し、これに対向する受け刃側21を漏斗室8内に装着して、前記開放筐体3が開口した状態では、前記受け刃側21から回転刃側18の切断刃17が上昇位置に変化し、ベール体2が後方に転がり出る開放口が形成される。この転出する際に、結束した該ベール体2の外周が前記切断刃17に接触し、結束紐が切断されることを回避した回転刃側18の構成にしたものである。
【0018】
カッターを形成する受け刃側と回転刃側の構造は、受け刃側21のロール19を弾性材や樹脂製で成形してあり、回転刃側18の切断刃17が重合するロール溝47を外周に複数列設け、漏斗室8の両側壁48によって回転自在に支持し、該ロール19の回転方向を巻取り転輪10と同じ矢印ニの方向とし、その回転速度を前記切断刃17よりも低速にするために歯車大56aを前記ロール19の軸端に設け、これに噛合する歯車小56bを回転刃側18に固設して機体の外側で噛み合わせ、低速回転をする受け刃側21の構成にしたものである。
【0019】
一方回転刃側18の切断刃17を開放筐体3がわに装備してあり、閉鎖状態の巻取り中において、ロール19に設けたロール溝47に前記切断刃17の外周部が重合するように配置し、各切断刃17に併設したスターホイル51が茎稈を掻き込みながら細断する切断装置であり、矢印ホの方向に高速回転する入力をカッタープーリ57に受動するとともに、並設した歯車小56bが前述するロール19に固設した歯車大56aと噛合し、低速回転を前記ロール19に伝達するが開放筐体3が開口状態になると、この噛み合いが解除されて前記受け刃側21のロール19が空転する駆動構造にしてある。
【0020】
カッター20の受け刃側21と回転刃側18を固定筐体5から延設した漏斗室8と、開放筐体3に分割して装備したことによって、縦方向の分離面6が漏斗上面16と接合してL字型に変化し、この水平状の接合部から切断刃17とともに開放筐体3が回動して放出口が開口され、ベール体2が該漏斗上面16を転がり出るようにした構成である。しかし、転出する際に該ベール体2の下部が漏斗室8に落ち込み放出力が減退することがあり、これを防止するために前記漏斗室8に横架したロール19が漏斗上面16の空間を塞ぐ配置になって嵌入を防ぎ、しかも、前記ロール19が空転してベール体2の転出を助長するとともに、放出に伴う落下物を後方に延設した漏斗上面16から前記漏斗室8に回収可能にしたカッター付きの茎稈回収装置にしてある。
【0021】
図5は、回転刃側に設けた防護カバーの側面図であって、矢印ロの方向に回動する開放筐体3の下端部に装備された切断刃17が放出姿勢に開口した状態で、L字型になった分離面6よりも下方に露出するために、落下通路15の両側板に回動支点52を設けた防護カバー53を装着し、引張りバネ55を張設して図示する矢印ヘの方向に付勢してあり、開放筐体3が回動する開口時に切断刃17を覆うように変動するカバー構造にし、鎖線で図示する閉鎖状態では前記防護カバー53の下端部が漏斗室8の案内板12aに接当し、引張りバネ55が伸張して前記分離面6の後方隙間を塞ぐように弾着する構成にしたものである。、
【0022】
図7は、前述したスクリューコンベア7を切断装置Cに置換えた別途実施例の正面図であって、図8の断面図を併用して構造の概要を説明すると、処理胴63に設けたリード板60の回転によって落下物を矢印方向に搬送しながら細断し、終端がわに設けた放出羽根62で揚上コンベア28に受継ぐ還元経路を形成したものであり、前記処理胴63の外周に3口のリード板60を複数列植設し、その外形に鋸刃65を設けて矢印リの方向に回転させるとともに、隣接する前記リード板60との間に案内板12bに固設したスクレーパー61が突出し、搬送中の茎稈を引掛けることで前記鋸刃65が茎稈に作用して任意の長さに細断するようにした切断装置Cの別途実施例である。
【0023】
このようにリード板60群を漏斗室8の全幅に複数列装着した実施例てあるが、搬送する始端がわをスクリューコンベア7で構成し、終端がわに鋸刃65付きのリード板60を連設する組合せ構造にすることや、案内板12bに固設したスクレーパー61に鋸刃65を成形してリード板60と対設させ、該鋸刃65付きのスクレーパー61を茎稈が通過する際に切断する構成にしても類似の効果を発揮するものである。
【0024】
図9は、還元経路をベール室の中心付近に投入する別途実施例の側面図であって、図10の要部断面図を併用して構造の概要を説明すると、ベール体2の成形初期段階では回転する茎稈量が少なく、ベーラ室1の中心付近では空間が生じ還元物の投入が容易に行え、前記ベール体2の中心部に効率よく巻込まれて、再度落下物になることを防止する効果がある。しかし、ロール成形の後半には前記中心付近までベール体2が成長して側面が還元口40を塞ぎ、投入の妨げになる問題点がある。
【0025】
このような問題点を解消するために、ベーラ室1の中心付近に還元物を投入する取込み室70を形成させ、該ベーラ室1の側板33と排出ケース32の間に介在させる構成にし、巻取り転輪10の下方に横架したスクリューコンベア7に継設した揚上コンベア28によって搬送する還元経路の終端部と連通させた構成にしあり、ベール体2が成長する後半においても茎稈の圧縮密度が低い中心部が前記取込み室70と対向する配置になり、回転する前記ベール体2の側面によって投入した還元物が誘導され、内がわに順次巻込むようにした還元装置の別途実施例である。
【0026】
【発明の効果】
ロールベーラ装置を固定筐体と開放筐体に分割した構成にし、回動する開放筐体の下方に漏斗室を配置し、この漏斗室にのぞませた巻取り転輪の底板を開放して落下物を回収するとともに、前記漏斗室にカッターを設けて細断する茎稈回収装置にしたので、以下に掲げるような効果を発揮するものである。
【0027】
機体の前方に刈取部を設けて収穫した茎稈を搬送ダクトを介してロールベーラ装置に供給する構成にし、ベーラ室の下方に漏下物の回収装置を装備したロールベーラにおいて、ロールベーラ装置を固定筐体と回動可能にした開放筐体に分割し、該開放筐体の下方にスクリューコンベアを横架した漏斗室を設けた構成にしたので、ロール成形中に生じる落下物がベーラ室の広い範囲から連続して回収でき、ベーラ室に落下物が滞留しなくなるとともに転がり出る際にベール体から落下する子実や茎稈も漏斗室で受止め、圃場に散在する落下量を減少させることができた。
【0028】
巻取り転輪の外側後方に漏斗室と連通する落落下通路を形成し、、該落下通路内にのぞませる巻取り転輪の底板が開放され、ロール成形中に生じる落下物を複数の巻取り転輪の隙間から落下させる構成にしたので、落下物の回収率が向上するとともに落下通路が垂直状に形成され、しかも、回動操作で前記開放筐体とともに落下通路が変動して茎稈の詰まりが減少した。
【0029】
ベーラ室を構成する巻取り転輪とスクリューコンベアの間に、カッターを横架し、案内板を張設した漏斗室に落下物を回収する構成にしたので、漏斗室に横架したスクリューコンベアに巻付いたり、漏斗室で長い茎稈が堆積するなどの搬送障害を防止することができた。
【0030】
カッターの受け刃側を漏斗室内に装着し、対向する回転刃側を開放筐体に装着した構成にしたので、ベール体を放出する際に回転刃側が上昇し、結束した前記ベール体の外形に接触して紐切れになることが回避でき、ベール体の放出が円滑に行え、更にカッター部が全面開放されて整備点検がし易くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベーラ室を拡大した側面図である。
【図2】漏斗室に横架したスクリューコンベアの断面図である。
【図3】漏斗室に横架したカッターの断面図である。
【図4】カッター部の正面図である。
【図5】回転刃側に設けた防護カバーの側面図である。
【図6】収穫物の搬送経路と還元経路を示すロールベーラの全体側面図である。
【図7】別途実施例の切断装置を示す正面図である。
【図8】別途実施例の切断装置を示す側面図である。
【図9】別途実施例の還元経路を示す側面図である。
【図10】別途実施例の還元経路を示す断面図である。
【符号の説明】
A・・ロールベーラ装置 B・・フレール刈取部
1・・ベーラ室 2・・ベール体 3・・開放筐体
5・・固定筐体 6・・分離面 7・・スクリューコンベア
8・・漏斗室 10・・巻取り転輪 11・・底板
12・・案内板 15・・落下通路 16・・漏斗上面
17・・切断刃 18・・回転刃側 19・・ロール
20・・カッター 21・・受け刃側 22・・クローラ走行装置
23・・機台 25・・搬送ダクト 26・・供給路
27・・開口部 28・・揚上コンベア 30・・開放シリンダー
33・・左右側板 35・・支持メタル 36・・揚上ケース
37・・ベベルギヤ 38・・跳出し羽根 40・・還元口
41・・駆動チェン 42・・スプロケット 47・・ロール溝
48・・側壁 51・・スターホイル 52・・回動支点
53・・防護カバー 55・・引張りバネ 56・・歯車大、小
57・・カッタープーリ 60・・リード板 61・・スクレーパー
65・・鋸刃 70・・取込み室
矢印ロ・・開放筐体の回動方向
矢印ニ・・カッターのロール回転と、巻取り転輪の回転方向
矢印ホ・・切断刃の回転方向
矢印チ・・防護カバーの移動方向
矢印リ・・スクリューコンベアの回転方向

Claims (4)

  1. 機体の前方に刈取部を設けて収穫した茎稈を搬送ダクトを介してロールベーラ装置に供給する構成にし、ベーラ室の下方に漏下物の回収装置を装備したロールベーラにおいて、ロールベーラ装置(A)を固定筐体(5)と回動可能にした開放筐体(3)に分割し、該開放筐体(3)の下方にスクリューコンベア(7)を横架した漏斗室(8)を配置させたことを特徴とするロールベーラの茎稈回収装置。
  2. 巻取り転輪(10)の外側後方に漏斗室(8)と連通する落落下通路(15)を形成したことを特徴とする請求項1に記載したロールベーラの茎稈回収装置。
  3. ベーラ室(1)を構成する巻取り転輪(10)とクリューコンベア(7)の間に、カッター(20)を装備させたことを特徴とする請求項1に記載したロールベーラの茎稈回収装置。
  4. カッター(20)の受け刃側(21)を漏斗室(8)内に装着し、対向する回転刃側(18)を開放筐体(3)に装着したことを特徴とする請求項3に記載したロールベーラの茎稈回収装置。
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