JP4488432B2 - 全稈投入形コンバインの排稈処理構造 - Google Patents

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本発明は、刈取穀稈の全稈を脱穀装置に投入して脱穀処理を施すように構成された全稈投入形コンバインの排稈処理構造に関する。
上記のような全稈投入形コンバインの排稈処理構造としては、脱穀装置の後部に、脱穀処理後の排稈を細断する専用の細断装置としてのチョッパを装備したものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−95074号公報(段落番号0016、図1,3)
上記の構成によると、専用の細断装置を装備することで、車体重量が大きくなることに起因したコンバイン全体としての負荷の増加やコストの高騰を招くようになり、又、細断装置だけでなく細断装置に対する専用の伝動系などを装備する必要が生じることから、構成の複雑化をも招くようになる。
本発明の目的は、コンバイン全体としての負荷の増加やコストの高騰、並びに構成の複雑化を抑制しながら、排稈の細断放出を良好に行えるようにすることにある。
本発明のうちの請求項1に記載の発明では、刈取穀稈の全体を脱穀装置に投入して脱穀処理を施すように構成された全稈投入形コンバインの排稈処理構造において
前後向きの支軸を支点にして回転する扱胴を、前記支軸に沿う前後向きの姿勢で、前記扱胴の周方向に所定間隔を隔てて並ぶ状態に配備した複数の扱胴フレームと、それらの各扱胴フレームに、前後方向に所定間隔を隔てて並ぶ状態で、前記扱胴フレームから前記扱胴の外方に向けて突出するように装備した複数の扱歯とから構成して、その内部に扱室に連通する内部空間を形成し、前記扱歯の回転軌跡から所定間隔を隔てるように前記扱胴の外側方固定部材を配備して固定し、複数の稈切り刃前記扱歯の外方から対応する扱歯の回転軌跡の間に入り込むように配備して前記固定部材に固定し、前記内部空間の上手側部分を後側から塞ぐものでかつ前記支軸を中心とする円板で構成された支持プレートを前記支軸の前後中間部に装備して、この支持プレートの外周側に前記複数の扱胴フレームを連結し、前記複数の稈切り刃を前記固定部材における前記支持プレートよりも脱穀処理方向下手側の部位に配備してある。
この構成によると、脱穀装置に投入された刈取穀稈は、扱胴の回転作動によって脱穀処理されるとともに、稈切り刃に押し当てられて切断されながら搬送されるようになり、脱穀処理後は細断状態で車外に放出されることになる。
つまり、細断処理専用の細断装置を装備しなくても排稈の細断放出を良好に行えることから(細断処理専用の細断処理装置を装備したとしても、小規模の細断装置でよくなることから)、専用の細断装置を装備する場合に比較して、コストの削減や構成の簡素化、更には、車体の軽量化によるコンバイン全体としての負荷の軽減を図れる。
又、刈取穀稈に対して長稈のまま脱穀処理を施すことによって生じる、扱胴に対する刈取穀稈の巻き付きや、長稈同士の絡み付きなどを防止することができ、その巻き付きや絡み付きに起因した搬送負荷の増加や、絡み付いた穀稈の間に入り込んだ穀粒が穀稈とともに車外に排出されることによる3番ロスの発生を回避できるとともに、長稈のまま車外に放出した場合に要する収穫作業後の排稈処理を不要にできる。
従って、構成の簡素化やコストの削減、及び、車体の軽量化によるコンバイン全体としての負荷の軽減を図りながら、排稈の細断放出を良好に行うことができて、収穫作業後の排稈処理を不要にできる、作業性に優れたものにできる上に、3番ロスの低下による穀粒回収効率の向上を図ることができる。
この構成によると、未脱粒穀稈の多い脱穀処理方向上手側では、稈切り刃による刈取穀稈の切断を行わないことから、刈取穀稈に付着していることで稈切り刃の切断作用を受け易い未脱粒が、刈取穀稈とともに稈切り刃の切断作用を受けて損傷することによる品質の低下を回避できる。
又、脱穀処理方向上手側での長稈同士の絡み付きなどで塊状になった穀稈の間に穀粒が入り込んだとしても、脱穀処理方向下手側での稈切り刃の切断作用で、塊状の穀稈の間に入り込んだ穀粒を取り出すことができ、塊状の穀稈の間に入り込んだ穀粒が塊状の穀稈とともに車外に放出されることによる3番ロスの発生を回避できる。
従って、穀粒品質の向上を図りながら穀粒回収効率の向上を図れる。
本発明のうちの請求項2に記載の発明では、上記請求項1に記載の発明において、前記扱胴の周囲の処理物と前記内部空間に入り込んだ処理物とを攪拌しながら、前記扱胴フレーム及び扱歯の打撃による扱き処理を施すように構成してある。
本発明のうちの請求項3に記載の発明では、上記請求項1又は2に記載の発明において、前記扱胴の上部側を覆う天板を備え、前記天板における前記複数の稈切り刃を配備した前記支持プレートよりも脱穀処理方向下手側の部位に、前記扱胴の回転駆動に伴って刈取穀稈を脱穀処理方向下手側に向けて案内する送塵弁を装備してある。
本発明のうちの請求項4に記載の発明では、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記複数の稈切り刃を、前記脱穀装置の脱穀処理方向下手側端部に形成した排稈口よりも脱穀処理方向上手側に配備してある。
この構成によると、稈切り刃の切断作用で塊状の穀稈から取り出された穀粒は、排稈口の脱穀処理方向上手側に配備されている受網に供給され、その受網の下方に配備されている選別部に向けて漏下することから、塊状の穀稈から取り出された穀粒が、そのまま排稈口から流下することによる3番ロスの発生を回避できる。
従って、穀粒回収効率の向上をより効果的に図ることができる。
本発明のうちの請求項5に記載の発明では、上記請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記稈切り刃を、複数の刃先部を有するように形成するとともに、使用する刃先部の変更が可能となるように前記固定部材に向き変更可能に装備してある。
この構成によると、摩耗や欠損で使用中の刃先部の切れ味が低下した場合には、稈切り刃の研磨や交換を行わなくても、稈切り刃の向きを変更して使用する刃先部を代えることで、簡単かつ安価に対処することができる。
従って、刃先部の摩耗や欠損に対するメンテナンス性の向上や作業効率の向上を図れる。
図1には、稲や麦などを収穫対象とする全稈投入形コンバインの全体側面が示されており、このコンバインは、角パイプ鋼材などで形成した車体フレーム1に、エンジン2などを搭載するとともに、図外の変速装置などを介して伝達されるエンジン2からの動力で駆動される左右一対のクローラ式走行装置3を装備し、車体フレーム1の前部に、収穫対象の植立穀稈を刈り取って後方に向けて搬送する刈取搬送装置4を昇降揺動可能に連結し、車体フレーム1の左半部に、刈取搬送装置4からの刈取穀稈に対して脱穀処理を施すとともに、その脱穀処理で得られた処理物に対して選別処理を施す脱穀装置5を搭載し、車体フレーム1の右半部に、脱穀装置5からの穀粒を貯留するとともに、その貯留した穀粒の袋詰めを可能にする袋詰装置6を搭載し、車体フレーム1における袋詰装置6の前方箇所に搭乗運転部7を形成して構成されている。
左右のクローラ式走行装置3は、搭乗運転部7に備えた操縦レバー8の左右方向への揺動操作に基づいて、それらが等速駆動されることで直進状態を現出し、それらが差動することで旋回状態を現出するように構成されている。
図1及び図2に示すように、刈取搬送装置4は、車体の走行に伴って、その前部左右両端に装備したデバイダ9が収穫対象の植立穀稈と収穫対象外の植立穀稈とを梳き分け、その前部上方に配備した回転リール10が、左右のデバイダ9で梳き分けられた収穫対象の植立穀稈を後方に向けて掻き込み、その底部に装備したバリカン形の切断機構11が収穫対象の植立穀稈の株元側を切断し、切断機構11の後方に配備したオーガ12が、切断機構11による切断後の植立穀稈(刈取穀稈)を左右方向の所定箇所に寄せ集めるとともに、その所定箇所において後方に向けて送り出し、その所定箇所から脱穀装置5の前上部にわたる搬送コンベヤからなるフィーダ13が、オーガ12からの刈取穀稈を脱穀装置5に向けて搬送するように構成され、又、操縦レバー8の前後方向への揺動操作に基づいて、車体フレーム1とフィーダ13とにわたって架設した油圧式の昇降シリンダ(図示せず)が伸縮作動することで、脱穀装置5とフィーダ13との連結点を支点にして昇降揺動し、その昇降揺動で、植立穀稈に対する切断機構11の高さ位置を変更する刈り高さ調節を行えるように構成されている。
図3及び図4に示すように、脱穀装置5は、その上部に形成した扱室14に、前後向きの支軸15を支点にして回転するように配備した扱胴16、その扱胴16の下部側を下方から覆うように装備した受網17、脱穀装置5の脱穀処理方向下手側端部に位置するように受網17の後方に形成した排稈口18、受網17の下方に配備した揺動選別機構19、その揺動選別機構19の前下方に配備した唐箕20、揺動選別機構19の前部側下方に形成した1番回収部21、揺動選別機構19の後部側下方に形成した2番回収部22、及び、揺動選別機構19の後方に形成した排出口23、などによって構成され、扱胴16の上部側を上方から覆うように形成された天板24が開閉揺動可能に装備されている。
扱室14は、扱胴16を覆う受網17や天板24などによって区画形成され、その前端下方部位に形成した供給口25にフィーダ13の後端部が接続され、そのフィーダ13で搬送された刈取穀稈の全体が脱穀処理物として供給口25から投入供給される。
扱胴16は、その支軸15が脱穀装置5の前壁26と後壁27とにわたって回転可能に架設され、唐箕20などを介して伝達されるエンジン2からの動力で、支軸15を支点にして正面視右回りに回転駆動されることで、扱室14に供給された刈取穀稈に対して脱穀処理を施して、穀粒の単粒化を促しながら、その刈取穀稈を脱穀処理方向下手側となる後方に向けて搬送する。
受網17は、扱胴16の周方向に沿う方向の長さが前後方向に沿う方向の長さよりも長くなる横長矩形状の網目を有する格子状に形成されたコンケーブ受網であって、扱室14に供給された刈取穀稈を受け止めて、刈取穀稈に対する扱胴16の脱穀処理を補助するとともに、その脱穀処理で得られた単粒化穀粒や枝梗付き穀粒、あるいは、脱穀処理で発生した稈屑などを下方の揺動選別機構19に向けて漏下させるとともに、脱粒穀稈などの揺動選別機構19への漏下を防止する。
揺動選別機構19は、カム式の駆動機構28によって前後方向に揺動駆動されるシーブケース29の上部に、粗選別用のグレンパン30と、粗選別用のチャフシーブ31と、粗選別用のストローラック32とを、その順にシーブケース29の前側から配備し、シーブケース29の下部に、精選別用のグレンパン33と、精選別用のグレンシーブ34とを、その順にシーブケース29の前側から配備して構成され、受網17から漏下した単粒化穀粒や稈屑などが混在する選別処理物を、上部のグレンパン30やチャフシーブ31あるいはストローラック32で受け止めて、篩い選別による粗選別処理を施し、かつ、チャフシーブ31から漏下した単粒化穀粒や枝梗付き穀粒などが混在する選別処理物を、下部のグレンパン33やグレンシーブ34で受け止めて、篩い選別による精選別処理を施して、選別処理物を、1番物としての単粒化穀粒と、2番物としての枝梗付き穀粒や稈屑などの混在物と、3番物としての稈屑などの塵埃とに選別する。
唐箕20は、ベルト式の伝動機構35を介して伝達されるエンジン2からの動力で、その支軸20Aを支点にして回転駆動され、その回転で選別風を生起して、受網17から漏下した選別処理物や、揺動選別機構19で選別される選別処理物に供給することで、選別処理物に対して風力選別処理を施して、選別処理物から比重の小さい稈屑などを吹き分けて、脱穀処理方向下手側の排出口23に向けて搬送する。
1番回収部21は、唐箕20からの選別風でワラ屑などの塵埃が除去された状態で、揺動選別機構19のグレンシーブ34から漏下する単粒化穀粒を、1番物として回収し、回収した1番物を、その底部に左右向きに配備した1番スクリュー36で、その右端に連通接続した揚送スクリュー37(図2参照)に向けて搬送する。
2番回収部22は、揺動選別機構19のグレンシーブ34から漏下せずにグレンシーブ34の後端から流下する枝梗付き穀粒や稈屑などの混在物、及び、揺動選別機構19のストローラック32から漏下する枝梗付き穀粒や稈屑などの混在物を2番物として回収し、回収した2番物を、その底部に左右向きに配備した2番スクリュー38で、その右端に連通接続した2番還元機構39(図2参照)に向けて搬送する。
揚送スクリュー37は、1番スクリュー36で搬送された1番物を揚送して、袋詰装置6の上部に備えた穀粒タンク40に供給する(図1及び図2参照)。2番還元機構39は、2番スクリュー38で搬送された2番物に対して再び脱穀処理を施す再処理部を備え、その再処理部による脱穀処理後の2番物を揚送して揺動選別機構19に還元する(図2参照)。
排出口23は、受網17から漏下せずに排稈口18から流下する脱粒穀稈や、篩い選別処理や風力選別処理で揺動選別機構19の後方に選別搬送された稈屑などを車外に放出する。
図3〜7に示すように、扱胴16は、その前端部に装備した円錐台状の掻込部41と、その掻込部41の後端に連接した扱き処理部42とから構成され、掻込部41の外周面には、扱胴16の回転作動時に、供給口25から供給された刈取穀稈を後方の扱き処理部42に向けて掻き込み搬送する2条の螺旋歯43が一体装備されている。
扱き処理部42は、支軸15の前部に一体装備した第1支持プレート44、支軸15の前後中間部に一体装備した第2支持プレート45、支軸15の後端部に一体装備した第3支持プレート46、それらの支持プレート44〜46によって、支軸15に沿う前後向きの姿勢で、扱胴16の周方向に一定間隔(所定間隔の一例)を隔てて並ぶように支持された丸パイプ鋼材などからなる6本の扱胴フレーム47、及び、各扱胴フレーム47に、扱胴フレーム47から扱胴16の外方に向けて突出する姿勢で、前後方向に一定間隔(所定間隔の一例)を隔てて並ぶように装備した複数の扱歯48、などによって構成されている。
つまり、扱胴16は、その外方に向けて突出する複数の扱歯48が、扱き処理部42の周方向と前後方向とに所定間隔を隔てて並ぶように整列配備され、又、扱き処理部42の内部空間Sが扱室14に連通して、その内部空間Sへの脱穀処理物の入り込みを許容するようになっており、これによって、その回転作動時には、その周囲の脱穀処理物と内部空間Sに入り込んだ脱穀処理物とを攪拌しながら、それらの脱穀処理物に対して、扱胴フレーム47や扱歯48の打撃などによる脱穀処理を施す。
又、扱き処理部42の内部空間Sが扱室14に連通することで、大量の刈取穀稈が脱穀処理物として扱室14に供給された場合であっても、扱き処理部42の内部空間Sを脱穀処理用の処理空間として有効利用できることから、処理空間での脱穀処理物の滞留や処理空間の飽和を回避でき、脱穀処理物の滞留や処理空間の飽和に起因した、十分な脱穀処理が行われないまま脱穀処理物がコンケーブ3から漏下する、あるいは、脱穀処理に要する負荷が増大して扱胴16に対する伝動系が損傷する、などの不都合の発生を未然に回避できる。
そして、扱胴16の回転作動時には、複数の扱歯48だけでなく、扱胴16の扱き処理部42を形成する6本の扱胴フレーム47までもが、脱穀処理物に作用する扱き処理部材として機能することから、脱穀性能や脱穀効率の向上を図ることができる。
その上、扱胴16の回転作動時には、掻込部41の作用で掻き込み搬送される刈取穀稈とともに、螺旋歯43の回転に伴って供給口25から吸引された外気が扱胴16の周囲や扱き処理部42の内部空間Sにスムーズに流動するようになり、これによって、脱穀処理によって発生した稈屑などの供給口25からフィーダ13への流出を防止できるとともに、脱穀処理物の脱穀処理方向下手側への搬送をより速やかに行える。
しかも、供給口25から吸引される外気は、供給口25に接続されたフィーダ13の内部を通るものであり、そのフィーダ13は、切断機構11やオーガ12などを装備した刈取搬送装置4の刈取回収部に形成した回収穀稈搬出用の搬出口(図示せず)と供給口25とを連通するものであることから、扱胴16の回転作動時には、螺旋歯43の回転による吸引作用で、刈取回収部での刈取処理や回収処理で発生した稈屑などの塵埃も、外気とともに、刈取回収部の搬出口からフィーダ13の内部空間及び供給口25を介して、扱胴16の周囲や扱き処理部42の内部空間Sに流入することになり、結果、刈取回収部での稈屑などの付着堆積や舞い上がりを抑制でき、その付着堆積に起因した刈取穀稈の搬送不良や、その舞い上がりに起因した作業環境及び視界性の低下などを抑制できる。
各支持プレート44〜46は、支軸15を中心とする円形で、その外周側における支軸15からの等距離の位置に扱胴フレーム47がボルト連結されている。
つまり、各支持プレート44〜46の外周側に、その周方向に一定間隔を隔てて並ぶ状態に6本の扱胴フレーム47を配備して、扱胴16の胴径を大きくするようにしているのであり、これによって、扱胴16に対する刈取穀稈の巻き付きを防止できる。
各扱胴フレーム47は、その前後方向を扱胴16の前後方向に一致させた通常姿勢と、その前後方向を扱胴16の前後方向と逆にした反転姿勢とに向き変更可能に、かつ、隣り合う扱胴フレーム47との前後向きが逆になるように、各支持プレート44〜46にボルト連結されている。
各扱歯48は、扱胴フレーム47に対して、その前後方向に一定ピッチPで並ぶとともに、扱胴フレーム47の前端から最前の扱歯48の中心までの距離L1と、扱胴フレーム47の後端から最後の扱歯48の中心までの距離L2との差が半ピッチ(=1/2P)となるように配置設定されている。
この構成から、6本の扱胴フレーム47として同じ構成のものを採用しながらも、それらの各扱胴フレーム47に装備された扱歯48は、隣り合う扱胴フレーム47の扱歯48と前後方向で半ピッチ分位置ずれした状態で位置するようになって、扱胴16の全体としては、半ピッチずつ位置ずれした螺旋状に配備されることになり、これによって、扱胴16の回転作動時には、刈取穀稈に対して脱穀処理を施すだけでなく、刈取穀稈を脱穀処理方向下手側に向けて送り出す搬送機能を発揮する。
又、各扱胴フレーム47を、通常姿勢と反転姿勢とに向き変更可能に装備したことで、脱穀処理物量が多いことで比較的に摩耗し易い脱穀処理方向上手側に位置する扱歯48の摩耗が長期の使用によって著しくなった場合には、各扱胴フレーム47の向きを変更することで、各扱胴フレーム47に備えた複数の扱歯48を、比較的に摩耗し易い脱穀処理方向上手側の扱歯48と摩耗し難い脱穀処理方向下手側の扱歯48とを交換した状態に、一挙に位置変更することができ、これによって、摩耗の少ない脱穀処理方向下手側の扱歯48を、脱穀処理物量の多い脱穀処理方向上手側の扱歯48として有効利用することができる。
各扱歯48は、扱胴フレーム47を貫通する丸棒鋼材で構成され、それらの扱歯48のうち、扱き処理部42の前端部に配備される扱歯48Aが、扱胴フレーム47を貫通する小径部を備える一直線状に形成されるとともに、その全体が支軸15の中心と扱胴フレーム47の中心とを結ぶ線上に位置するように、扱胴フレーム47に着脱可能にナット止めされ、扱き処理部42の中間部に配備される扱歯48Bが、扱胴フレーム47を貫通する小径部を備える一直線状に形成されるとともに、その全体が支軸15の中心と扱胴フレーム47の中心とを結ぶ線上に位置するように、扱胴フレーム47に着脱不能に溶接され、扱き処理部42の後端部に配備される扱歯48Cが、扱胴フレーム47を貫通する小径部を備える「く」の字状に屈曲形成されるとともに、その基端側が支軸15の中心と扱胴フレーム47の中心とを結ぶ線上に位置し、かつ、その延出端側が後退角θを有するように、扱胴フレーム47に着脱可能にナット止めされている。
つまり、扱き処理部42の前後両端部に位置する各扱歯48Aと各扱歯48Cとが着脱可能であることから、脱穀処理方向上手側に位置する扱歯48(扱き処理部42の中間部に位置する複数の扱歯48Bのうちの脱穀処理方向上手側のもの)が長期にわたる使用で著しく摩耗した際の対処として、各扱胴フレーム47の向きを変更して、複数の扱歯48を、比較的に摩耗し易い脱穀処理方向上手側の扱歯48と摩耗し難い脱穀処理方向下手側の扱歯48とを交換した状態に位置変更する場合には、各扱胴フレーム47の向き変更によって扱胴16に対する本来の位置と反対になる前後両端部の各扱歯48Aと各扱歯48Cとを付け替えることで、それらの扱歯48A,48Cを本来の位置に戻すことができる。
又、脱粒穀稈量が多くなる脱穀処理方向下手側においては、扱胴16の後端部に位置する扱歯48Cが、その後退角θによって脱粒穀稈の引っ掛かりが抑制されることから、その引っ掛かりに起因した脱粒穀稈の滞留を抑制でき、その脱粒穀稈の排出口23からの放出を促進させることができる。
図3及び図4に示すように、天板24の内面には、扱胴16の回転作動に伴って、扱室14内の刈取穀稈を脱穀処理方向下手側に向けて案内する複数の送塵弁49が、前後方向に一定間隔を隔てて並ぶように固定装備されている。ちなみに、この送塵弁49を、扱室14内の脱穀処理物量に応じた開度調節が可能な可動式に構成して、脱穀性能や脱穀効率の向上を更に図るようにしてもよい。
図4〜8に示すように、扱胴16の左右外側方で、扱歯48の回転軌跡Kから所定間隔を隔てた位置には、受網17及び天板24を支持する前後向きの支持フレーム50,51が配備されており、それらの支持フレーム50,51のうち、扱胴16の回転方向下手側となる扱胴16の右側に配備された支持フレーム(固定部材の一例)51には、複数の稈切り刃52が装備されている。
各稈切り刃52は、支持フレーム51における脱穀処理方向下手側で排稈口18よりも脱穀処理方向上手側の位置に、扱歯48の外方から対応する扱歯48の回転軌跡Kの間に入り込むように、対応する扱歯48に対して1/4ピッチ(=1/4P)分位置ずれした状態で配備されている。
この構成から、供給口25から扱室14内に供給された刈取穀稈は、扱胴16の回転作動によって脱穀処理されながら搬送されるようになり、その搬送で脱穀処理方向下手側まで搬送されると、その後の脱穀処理によって扱室14の上部側に搬送されるごとに、稈切り刃52に押し当てられて切断されながら、排稈口18に向けて搬送され、排稈口18への到達に伴って、細断された状態で排稈口18から排出口23に向けて流下し、排出口23から車外に放出される。
つまり、脱穀処理方向下手側では、脱穀処理を施しながら刈取穀稈を稈切り刃52で細断することから、長稈のまま脱穀処理を施すことによって生じる、扱胴16に対する刈取穀稈の巻き付きや、長稈同士の絡み付きなどを防止することができて、その巻き付きや絡み付きに起因した搬送負荷の増大を回避できるとともに、長稈のまま車外に放出する場合に要する収穫作業後の排稈処理を不要にできる。
しかも、未脱粒穀稈の多い脱穀処理方向上手側では、稈切り刃52による刈取穀稈の切断を行わないことから、刈取穀稈に付着していることで稈切り刃52の切断作用を受け易い未脱粒が、刈取穀稈とともに稈切り刃52の切断作用を受けて損傷する虞を回避でき、又、脱穀処理方向上手側での長稈同士の絡み付きなどで塊状になった穀稈の間に穀粒が入り込んだとしても、脱穀処理方向下手側での稈切り刃52の切断作用で、塊状の穀稈の間に入り込んだ穀粒を取り出すことができ、塊状の穀稈の間に入り込んだ穀粒が塊状の穀稈とともに車外に放出されることによる3番ロスの発生を回避できる。
更に、稈切り刃52を、排稈口18よりも脱穀処理方向上手側に配備したことで、稈切り刃52の切断作用で塊状の穀稈から取り出された穀粒は、受網17から揺動選別機構19に向けて漏下することから、塊状の穀稈から取り出された穀粒が排稈口18から流下することによる3番ロスの発生を回避できる。
その上、脱穀処理後の排稈を細断処理する専用の細断装置を装備する必要がないことから、その分、構成の簡素化やコストの削減を図れるとともに、車体の軽量化によるコンバイン全体としての負荷の軽減を図ることができる。
図4〜8に示すように、各稈切り刃52は、コの字状に屈曲形成された鋼板材53の両側壁53Aによって一対ずつ一体形成され、鋼板材53の中間壁53Bが、支持フレーム51にボルト連結される連結部に形成されており、これによって、各稈切り刃52を独立形成して、支持フレーム51に個々にボルト連結するように構成した場合に比較して、稈切り刃52を組み付ける際の作業性の向上を図ることができる。
鋼板材53の各側壁53Aは、組み付け状態での前後方向視が二等辺三角形で、その上下の等辺部分が稈切り刃52の刃先部52aとなるように形成されている。
つまり、各稈切り刃52は、その上下両縁部に刃先部52aを有するとともに、その上下が反転するように向き変更することで、使用する刃先部52aを代えられるように構成されており、これによって、摩耗や欠損で使用中の刃先部52aの切れ味が低下した場合には、稈切り刃52の研磨や交換を行わなくても、稈切り刃52の向きを変更して使用する刃先部52aを代えることで、簡単かつ安価に対処することができる。
図9に示すように、粗選別用のチャフシーブ31は、複数の選別片54Aを、その選別方向下手側ほど上方に位置するように傾斜する上向きの鱗状で、かつ、前列の選別片54Aの間に後列の選別片54Aが位置する千鳥状に整列形成されるように打ち出すことで、複数の漏下口54Bが千鳥状で前後左右に整列形成された鋼板製の選別プレート54で構成され、この選別プレート54は、その選別方向下手側ほど上方に位置する後上がりの傾斜姿勢でシーブケース29にボルト連結されている。
つまり、粗選別用のチャフシーブ31を選別プレート54で構成することから、例えば、帯鋼板からなる複数のチャフリップを前後方向に一定間隔を隔てるように整列配備してチャフシーブ31を構成する場合などに比較して、構成の簡素化やコストの削減を図ることができる。
そして、複数の選別片54Aが千鳥状で前後左右に整列形成されることで、篩い選別処理においては、チャフシーブ31上の選別処理物が左右方向に片寄りなく均等に分配されることから、穀粒の各漏下口54Bからの漏下を促進させることができ、又、チャフシーブ31が後上がり傾斜することで、チャフシーブ31を水平姿勢で装備する場合に比較して、篩い選別処理において、チャフシーブ31が選別処理物を選別処理方向上手側の上方に向けて押し出す力が大きくなり、これによって、選別処理物の選別方向下手側への搬送が抑制されるとともに、選別処理物の上下動が激しくなって、選別処理物の比重差選別をより効果的に行えることから、穀粒が排出口23から車外に放出される3番ロスの発生が低下し、かつ、比重の大きい穀粒の各漏下口54Bからの漏下が促進されることになり、結果、穀粒回収効率の向上を図れる。
各選別片54Aのうち、選別プレート54の左右中央側に位置する各選別片54Aaは平面視略三角形状に形成され、それら以外の左右両端部に位置する各選別片54Abは、左右中央側の選別片54Aaよりも短尺に形成され、各漏下口54Bは同一の矩形に形成されている。
つまり、各漏下口54Bを、平面視略三角形状などに打ち出される選別片54Aa,54Abよりも大きい矩形に形成することで、選別プレート54の各漏下口54Bからの穀粒などの漏下を促進させることができ、又、選別プレート54における左右両端部の選別片54Abを、左右中央側の選別片54Aaよりも短尺に形成したことで、選別プレート54における選別処理物が堆積し易い左右両端部の漏下口54Bからの穀粒などの漏下を促進させることができ、その結果、穀粒が選別プレート54の各漏下口54Bから漏下せずに排出口23から車外に放出される3番ロスの発生が低下し、かつ、選別プレート54の左右両端部での選別処理物の堆積に起因した選別効率の低下を回避できることから、選別効率及び穀粒回収効率の向上を図れる。
ところで、このコンバインでは、前述したように扱胴16の回転方向を正面視右回りに設定したことで、扱胴16の回転方向下手側となる受網17の右側からの選別処理物の漏下量が多くなる傾向にある。
そのため、受網17から漏下した選別処理物を、そのまま揺動選別機構19に流下させるように構成した場合には、揺動選別機構19の右側部位に供給される選別処理物が多くなり、揺動選別機構19の左右方向での選別処理物の分布が不均等になって、選別効率の低下や3番ロスの増大を招き易くなる。
そこで、このコンバインでは、図4に示すように、扱胴16の回転方向下手側に位置する脱穀装置5の右側壁55に、扱胴16の回転方向下手側に位置する受網17の右側から漏下した選別処理物を、揺動選別機構19の左右中央側に向けて流下案内するガイド板56を装備するようにしているのであり、これによって、受網17から漏下する選別処理物の多くが揺動選別機構19の左右中央側に供給され、揺動選別機構19の揺動とともに左右方向に均等に分配されることから、選別処理物を、揺動選別機構19の左右方向で片寄りなく均等に分布させることができ、結果、揺動選別機構19の左右方向での選別処理物の片寄りに起因した選別効率の低下や3番ロスの増大を回避できる。
図1、図2及び図10に示すように、車体フレーム1の右側端部には、車体フレーム1の右半部に搭載した袋詰装置6を利用した袋詰め作業を行う際に使用する補助デッキ57が、前後向きの支軸58を支点にして、車体右外方に向けて延出するように倒伏させた作業姿勢と、車体フレーム1の右側端部に沿って起立させた格納姿勢とに姿勢切り換え可能に、かつ、車体フレーム1との接当で作業姿勢に保持され、図外の固定具によって格納姿勢に保持されるように装備されている。
又、袋詰装置6には、その穀粒タンク40の上端部に配備した前後向きの支軸60を支点にして、補助デッキ57に乗って袋詰め作業を行う作業者の上方を覆う作用姿勢と、脱穀装置5の上方に位置する格納姿勢とに姿勢切り換え可能に、かつ、穀粒タンク40の上端部右側に配備した前後向きの第1ストッパ61との接当で作業姿勢に保持され、穀粒タンク40の上端部左側に配備した前後向きの第2ストッパ62との接当で格納姿勢に保持される日除け63が装備されている。
つまり、日除け63を作用姿勢に切り換えることで、補助デッキ57上での袋詰め作業を日陰で行えるようになり、袋詰め作業を行う際の作業環境が向上し、袋詰め作業での疲労度を軽減できる。
日除け63は、コの字状に屈曲形成された丸パイプ鋼材からなるフレーム部63Aと、このフレーム部63Aに内接する鋼板材からなる日除け部63Bとから構成され、移動走行時や納屋への格納走行時には、格納姿勢に切り換えられることで、脱穀装置5に対する上方からの他物の接触を防止する保護部材として機能する。
〔別実施形態〕
〔1〕扱歯48及び稈切り刃52の配置間隔としては、それらの接触を回避できる間隔であれば種々の変更が可能である。
〔2〕稈切り刃52が装備される固定部材51としては、受網17の枠フレームや天板24などであってもよい。
〔3〕稈切り刃52を、排稈口18よりも脱穀処理方向下手側部位にも配備するようにしてもよい。
〔4〕稈切り刃52としては、単一の刃先部52a又は3つ以上の刃先部52aを有するように形成したものであってもよい。
全稈投入形コンバインの全体側面図 全稈投入形コンバインの全体平面図 脱穀装置の縦断側面図 脱穀装置の一部縦断正面図 扱胴の構成及び稈切り刃の配置を示す要部の平面図 扱胴の構成及び稈切り刃の配置を示す要部の縦断平面図 扱胴の構成及び稈切り刃の配置を示す要部の縦断正面図 稈切り刃の形状を示す斜視図 粗選別用のチャフシーブの構成を示す要部の斜視図 日除けの構成を示す要部の背面図
5 脱穀装置
14 扱室
15 支軸
16 扱胴
18 排稈口
24 天板
45 第2支持プレート(支持プレート)
47 扱胴フレーム
48 扱歯
49 送塵弁
51 固定部材
52 稈切り刃
52a 刃先部
K 回転軌跡(扱歯)
S 内部空間

Claims (5)

  1. 刈取穀稈の全体を脱穀装置に投入して脱穀処理を施すように構成された全稈投入形コンバインの排稈処理構造であって、
    前後向きの支軸を支点にして回転する扱胴を、前記支軸に沿う前後向きの姿勢で、前記扱胴の周方向に所定間隔を隔てて並ぶ状態に配備した複数の扱胴フレームと、それらの各扱胴フレームに、前後方向に所定間隔を隔てて並ぶ状態で、前記扱胴フレームから前記扱胴の外方に向けて突出するように装備した複数の扱歯とから構成して、その内部に扱室に連通する内部空間を形成し、
    前記扱歯の回転軌跡から所定間隔を隔てるように前記扱胴の外側方固定部材を配備して固定し、複数の稈切り刃前記扱歯の外方から対応する扱歯の回転軌跡の間に入り込むように配備して前記固定部材に固定し、
    前記内部空間の上手側部分を後側から塞ぐものでかつ前記支軸を中心とする円板で構成された支持プレートを前記支軸の前後中間部に装備して、この支持プレートの外周側に前記複数の扱胴フレームを連結し、
    前記複数の稈切り刃を前記固定部材における前記支持プレートよりも脱穀処理方向下手側の部位に配備してある全稈投入形コンバインの排稈処理構造。
  2. 前記扱胴の周囲の処理物と前記内部空間に入り込んだ処理物とを攪拌しながら、前記扱胴フレーム及び扱歯の打撃による扱き処理を施すように構成してある請求項1に記載の全稈投入形コンバインの排稈処理構造。
  3. 前記扱胴の上部側を覆う天板を備え、前記天板における前記複数の稈切り刃を配備した前記支持プレートよりも脱穀処理方向下手側の部位に、前記扱胴の回転駆動に伴って刈取穀稈を脱穀処理方向下手側に向けて案内する送塵弁を装備してある請求項1又は2に記載の全稈投入形コンバインの排稈処理構造。
  4. 前記複数の稈切り刃を、前記脱穀装置の脱穀処理方向下手側端部に形成した排稈口よりも脱穀処理方向上手側に配備してある請求項1〜3のいずれか一つに記載の全稈投入形コンバインの排稈処理構造。
  5. 前記稈切り刃を、複数の刃先部を有するように形成するとともに、使用する刃先部の変更が可能となるように前記固定部材に向き変更可能に装備してある請求項1〜4のいずれか一つに記載の全稈投入形コンバインの排稈処理構造。
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