JP2004241112A - ディスクドライブの空気軸受スライダ - Google Patents

ディスクドライブの空気軸受スライダ Download PDF

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Abstract

【課題】離陸性能に優れるディスクドライブの空気軸受スライダを提供する。
【解決手段】ディスク対向面を有する本体と,本体後端部に向かい開くU字状に突設された第1レールベースと,その先端部から離隔されて空気流入方向と直角の第1方向に延長されたクロスレールと、クロスレール両端から空気の流入方向と平行な第2方向に延長された1対のサイドレールとを含む第1正圧形成レール部と,第1レールベースに限定される負圧空洞部と,本体の後端部に隣接してディスク対向面から突出形成された第2レールベースと,第2レールベース上に突設された第2正圧形成レール部と,第1レールベースの先端部とクロスレール間に位置し,第1レールベース上面から所定深さに形成されて第1方向に延長されたエアフローチャンネルとを備える。スライダは、ディスクの低い回転速度でも速く浮上でき,浮上後にはディスクの回転速度による浮上高さの変化が最小化される。
【選択図】図8B

Description

本発明は,ディスクドライブの空気軸受スライダに係り,より詳細には,離陸性能を向上させうる構造を有する空気軸受スライダに関する。
ディスクドライブ,例えば,ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)はコンピュータの補助記憶装置の1つであって,読出し/書込みヘッドによってディスクに保存されたデータを再生したり,ディスクにデータを記録する装置である。
図1は,一般的なHDDの一部を示す斜視図である。
図1を参照すれば,HDDは,データの記録のための記録媒体である磁気ディスク10と,ディスク10を回転させるスピンドルモータ20と,ディスク10にデータを記録したりディスク10に記録されたデータを再生したりするための読出し/書込みヘッド31と,前記ヘッド31をディスク10上の所定位置に移動させるアクチュエータ30とを具備している。
前記アクチュエータ30は,ボイスコイルモーター(図示せず)によって回転するアクチュエータアーム36と,前記ヘッド31が搭載された空気軸受スライダ32と,アクチュエータアーム36の一端部に設置されてスライダ32をディスク10の表面側に付勢されるように支持するサスペンション34とを具備する。前記ヘッド31が装着されたスライダ32は,回転するディスク10上に所定高さに浮上して前記ヘッド31とディスク10間に所定間隔を維持させる機能を有している。
ディスク10の回転が停止した状態で,前記スライダ32はサスペンション34の弾性力によってディスク10の内周側に備えられたランディングゾーン11の表面に載置されている。しかし,ディスク10が回転し始めれば,空気の流れによって発生した浮揚力がスライダ32の底面,すなわち,空気軸受面に作用してスライダ32は浮上するようになる。この時,前記スライダ32はディスク10の回転による浮揚力とサスペンション34による弾性力とがバランスをとる高さまで浮上する。このように浮上された状態のスライダ32はアクチュエータアーム36の回転によってディスク10のデータゾーン12に移動するようになり,スライダ32に搭載された磁気ヘッド31は回転するディスク10と一定の間隔を維持してディスク10にデータを記録及び再生する。
前記したような空気軸受スライダは多様な構造であって,その一例として,従来のTF(Taper Flat)型空気軸受スライダの基本構造が図2に示されている。
図2を参照すれば,TF型空気軸受スライダ40は,薄い六面体の本体42を有する。前記本体42の一側表面,すなわち,ディスク対向面には本体42の長手方向に延長された2本のレール44が所定高さに形成されている。そして,2本のレール44それぞれの先端部には傾斜面46が形成されている。このような構造において,ディスクの回転によって空気の流れが矢印A方向に形成されれば,前記傾斜面46で空気が圧縮されて2本のレール44それぞれの表面に正圧が作用する。この正圧によってスライダ40をディスクの表面から押し上げる浮揚力が発生する。
ところが,前記したTF型空気軸受スライダ40においては,ディスクの回転速度(rpm)が高くなるほど浮揚力が漸次強まり,これによって浮上高さが高くなるという問題点がある。この時,ディスクの回転速度(rpm)と浮上高さとはほとんど線形的に比例する。
したがって,最近では,正圧と共にスライダをディスクの表面側に引き寄せる負圧も同時に発生させて浮上高さを一定に維持させるNP(Negative pressure,負圧)型空気軸受スライダの採用が増えつつあり,図3には従来のNP型空気軸受スライダの基本構造が示されている。
図3を参照すれば,NP型空気軸受スライダ50の本体52の一側表面,すなわち,ディスク対向面には本体52の長手方向に延長された2本のレール54が形成されており,2本のレール54間には本体52の幅方向に延長されたクロスレール58が形成されている。そして,2本のレール54それぞれの先端部には傾斜面56が形成されており,クロスレール58は2本のレール54と同じ高さに形成される。このような構造において,ディスクの回転によって空気の流れが矢印A方向に形成されれば,2本のレール54は本体52の両側に正圧を生成させ,クロスレール58は本体52の中心部に負圧空洞部59を生成させる。ディスクの回転初期には正圧が負圧に比べて高く形成されてスライダ50は浮上し,ディスクの回転速度が速くなれば,負圧が漸次増加する。ディスクの回転速度が定格回転速度(rpm)に至るようになれば,正圧と負圧とがバランスをとってスライダ50はこれ以上浮上せずに一定の浮上高さを維持する。
前記したようなNP型空気軸受スライダに作用する力について,図4を参照しながら,より詳細に説明する。
図4に示されたように,ディスク10が矢印D方向に回転すれば,ディスク10とスライダ60のディスク対向面,すなわち,空気軸受面間には矢印A方向の空気の流れが形成される。このような空気の流れによってスライダ60の底面に突設されたレール64の表面,すなわち,空気軸受面には正圧が形成され,これによってスライダ60を押し上げる浮揚力F1,F2が発生する。一方,スライダ60の負圧空洞部69には負圧が形成されてスライダ60をディスク10方向に引き寄せる力F3が発生する。一方,スライダ60にはサスペンションによるグラム荷重F4が作用している。したがって,スライダ60は前記した正圧及び負圧によって発生する力F1,F2,F3などとグラム荷重F4とがバランスをとる高さに維持される。一方,負圧が大きくなれば,前記バランスをとるために正圧も大きくならねばならず,前記バランスをとる条件で正圧と負圧とが共に大きくなれば,スライダの空気軸受剛性が大きくなって動的安定性が高まる。
図5A〜図5Dは,空気軸受スライダの離陸過程を段階別に示す図である。
まず,図5Aを参照すれば,ディスク10が回転していない状態ではスライダ70は,ディスク10の表面,具体的にディスク10のランディングゾーン11の表面に当接されている状態を維持する。一方,図面で13は,スライダ70とディスク10との接触面積を縮めるためにディスク10のランディングゾーン11に突設されるバンパを指す。図5Bに示されたように,ディスク10が矢印D方向に回転し始めれば,空気が流入するスライダ70の先端部で先に正圧が形成されるためにスライダ10の先端部が先に浮上し始める。次いで,ディスク10の回転速度が速くなれば,図5Cに示されたように正圧が漸次高まってスライダ70は全体的に徐々に浮上し,負圧も漸次高まる。図5Dに示されたように,ディスク10の回転速度が定格回転速度(rpm)に到るようになれば,前記したようにスライダ70に作用する力がバランスをとって,これによってスライダ70は一定の浮上高さHを維持するようになる。
ところが,従来の空気軸受スライダでは,ディスクの回転速度が定格回転速度(rpm)に到る前までは十分に高く浮上できずに,スライダのディスク対向面,すなわち,空気軸受面がディスクの表面またはバンパーに当接して摩擦を起こす可能性が高い。このような場合には,ヘッドが損傷したり,破片が発生してディスクまたはヘッドを汚染させるようになるので,ヘッドの寿命が縮まってディスクドライブの性能が低下する問題点が発生する場合がある。スライダとディスクとが摩擦時間が非常に短くても,このような摩擦が頻繁に発生すれば,前記した問題点は時間につれて漸次大きくなる。
特に,最近にはヘッドの性能向上のためにより低い浮上高さが要求されているので,スライダの離陸性能の向上は至急達成されねばならない。
本発明は,前記のような従来技術の問題点を解決するために創出されたものであって,特に,ディスクの低い回転速度でも速く浮上でき,浮上した後にはディスクの回転速度の変化によって浮上高さの変化を最小化できる構造を有するディスクドライブの空気軸受スライダを提供するところを目的としている。
前記の技術的課題を達成するために本発明は,ディスクの表面から浮上して読出し/書込みヘッドをディスク上の所望の位置に移動させるディスクドライブの空気軸受スライダにおいて,前記ディスクに対向するディスク対向面を有する本体と,前記本体のディスク対向面に前記本体の後端部に向かって開かれたU字状に突設された第1レールベースと,前記第1レールベース上に突設されて正圧を発生させ,前記第1レールベースの先端部から離隔され,空気の流入方向と略直角をなす方向に延長されたクロスレールと前記クロスレールの両端から空気の流入方向と略平行した方向に延長された1対のサイドレールとを含む第1レール部と,前記第1レールベースによって限定される負圧空洞部と,前記本体の後端部に隣接して前記本体のディスク対向面から突設された第2レールベースと,前記第2レールベース上に突設されて正圧を発生させる第2レール部と,前記第1レールベースの先端部と前記クロスレール間に位置し,前記第1レールベースの上面から所定深さに形成され,空気の流入方向と略直角をなす方向に延長されたエアフローチャンネルと,を具備するディスクドライブの空気軸受スライダを提供する。
本発明の一の特徴によれば,前記エアフローチャンネルの後方内側面は前記エアフローチャンネルの中心部から両端部方向に傾斜するように形成される。
そして,前記エアフローチャンネルの深さは前記第1レールベースの高さと実質的に同じであることが望ましい。
本発明の他の特徴によれば,前記クロスレールの前端部は鋸の歯状に形成される。
本発明のさらに他の特徴によれば,前記1対のサイドレールそれぞれに前記負圧空洞部より浅く形成され,前記負圧空洞部とは離隔され,前記サイドレールの外側に開かれた負圧形成ポケットをさらに具備する。
前記負圧形成ポケットの底面は前記第1レールベースの上面と実質的に同じ高さに形成されることが望ましい。
そして,前記負圧形成ポケットは前記サイドレールの長手方向に長く形成されることが望ましい。
また,前記負圧形成ポケットは開口部を通じて前記サイドレールの外側に開かれており,前記開口部の長さは前記負圧形成ポケットより短いことが望ましい。
本発明のさらに他の特徴によれば,前記クロスレールの長手方向の両端部にそれぞれ備えられ,前記クロスレールの前端部から空気流入方向と平行した方向に長く延びた第1サイド溝をさらに具備する。
そして,前記第1サイド溝の底面は前記第1レールベースの上面と実質的に同じ高さに形成されることが望ましい。
本発明のさらに他の特徴によれば,前記第1レールベースの両側縁部にそれぞれ形成され,前記第1レールベースの外側に開かれた第2サイド溝をさらに具備する。
そして,前記第2サイド溝は前記第1レールベースの高さ方向全体にかけて形成されることが望ましい。
また,前記第2サイド溝はその上端部が前記負圧形成ポケット内に位置するように形成されることが望ましい。
前記したような本発明による空気軸受スライダはディスクの低い回転速度でも速く浮上でき,浮上した後にはディスクの回転速度の変化による浮上高さの変化が最小化される。
本発明によるディスクドライブの空気軸受スライダは、ディスクの低い回転速度でも速く浮上できるので,スライダとディスクとの摩擦によるヘッドの損傷及び破片の発生が防止できる。そして,スライダが浮上した後にはディスクの回転速度の変化による浮上高さの変化が最小化される。したがって,スライダの離陸性能が向上し,摩擦によるヘッド寿命の低下が防止され,ディスクドライブの作動についての信頼性が向上するという効果がある。
以下,添付された図面を参照しながら本発明によるディスクドライブの空気軸受スライダの望ましい実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明および添付図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図6Aと図6Bは,それぞれ本発明の第1実施形態による空気軸受スライダを示す平面図と斜視図である。
図6Aと図6Bを共に参照すれば,本実施の形態による空気軸受スライダ100は,薄い直六面体状の本体110を具備し,前記本体110のディスク対向面112には第1及び第2レールベース120,130と負圧空洞部140が配置される。
前記第1レールベース120は前記本体110のディスク対向面112から所定高さ,例えば,1〜1.5μm程度の高さで突出され,前記本体110の後端部に向かって開かれたU字状に形成される。
前記第1レールベース120の上面には、第1正圧形成レール部150が備えられる。前記第1正圧形成レール部150は,空気が流入する第1レールベース120の先端部から所定間隔離れた状態で空気流入方向と直角をなす第1方向,すなわち,第1レールベース120の幅方向に長く延びたクロスレール151と,前記クロスレール151の両端から空気流入方向と平行した第2方向,すなわち,第1レールベース120の長手方向に長く延びた1対のサイドレール152とで構成される。したがって,前記第1正圧形成レール部150も第1レールベース120のようにほぼU字状を有する。前記第1正圧形成レール部150は第1レールベース120の上面から所定高さ,例えば,0.1〜0.2μm程度の高さで突設され,これによって第1正圧形成レール部150の上面と第1レールベース120の上面間には段差が形成される。
前記第2レールベース130は,前記本体110の後端部に隣接した位置に形成され,前記本体110のディスク対向面112から所定高さ,例えば,1〜1.5μm程度の高さに突出される。特に,前記第2レールベース130の高さは前記第1レールベース120の高さと同じ高さに形成されることが望ましい。
前記第2レールベース130の上面には第2正圧形成レール部160が備えられる。前記第2正圧形成レール部160は第2レールベース130の上面から所定高さ,例えば,0.1〜0.2μm程度の高さで突設され,これによって第2正圧形成レール部160の上面と第2レールベース130の上面間にも段差が形成される。前記段差の高さは第1レールベース120と第1正圧形成レール部150間の段差の高さと同じであることが望ましい。そして,前記第2正圧形成レール部160に読出し/書込みヘッド170が搭載される。
前記第1及び第2正圧形成レール部150,160の上面は、それぞれ空気軸受面(Air Bearing Surface:ABS)として機能し,正圧を形成してスライダ100を浮上させる浮揚力を発生させる。特に,前記空気軸受面の前方にはそれぞれ第1及び第2レールベース120,130の上面が存在してこれら間に段差を提供する。このような段差によってスライダ100の空気軸受面に流入される空気には、くさび効果が作用し,これによって十分な正圧が発生するようになる。
前記負圧空洞部140は前記第1レールベース120によって限定され,スライダ100をディスクの表面側に引き寄せる負圧を形成させる機能をする。
本実施の形態の主な特徴として,前記第1レールベース120にはその上面から所定深さに形成されたエアフローチャンネル124が形成される。前記エアフローチャンネル124は、第1レールベース120の先端部とクロスレール151間に位置し,第1レールベース120の先端部から所定間隔離れて第1方向,すなわち,第1レールベース120の幅方向に長く延びる。そして,前記エアフローチャンネル124の深さは第1レールベース120の高さと同じであることが望ましい。すなわち,エアフローチャンネル124は負圧空洞部140の深さと同じ深さに形成される。したがって,前記第1レールベース120はエアフローチャンネル124によって2つの部分,すなわち,エアフローチャンネル124の前方に位置したクロスバー121とエアフローチャンネル124の後方に位置したU字状ベース122とに分けられる。
スライダ100の先端部の方に流入して前記クロスバー121を越えてきた空気のうち一部は、前記エアフローチャンネル124に沿ってスライダ100の両側端部の方に流れる。このような空気の流れによってスライダ100はディスクの低い回転速度でも早く浮上するようになる。
そして,前記エアフローチャンネル124の後方内側面124aは、エアフローチャンネル124の長手方向,すなわち,第1方向の中心部から両端部の方に傾斜したことが望ましい。しかし,エアフローチャンネル124の前方内側面124bは平面よりなることがある。これによって,エアフローチャンネル124の幅はエアフローチャンネル124の長手方向の中心部から両端部の方に行くほど漸次広くなる。
このような形状のエアフローチャンネル124は、空気がスライダ100の両側端部の方によく流れるようにし,これによってスライダ100の浮上速度がより速くなる。また,破片とホコリなどの異質物がエアフローチャンネル124内に留まることが防止できる。
一方,前記クロスレール151の前端部は、鋸の歯状に形成することができる。クロスレール151の前端部に流入する空気は前記鋸の歯状によって両側に分散されず,ほとんどクロスレール151の上面に流れる。したがって,クロスレール151の上面により多くの空気が流入して正圧の形成が容易になるので,スライダ100はさらに速く浮上できる。
図7A,図7B,図8A及び図8Bには,本発明による空気軸受スライダの第2及び第3実施形態が示されている。前記第2及び第3実施形態は前述した第1実施形態の構成要素に他の構成要素が付加された構造を有するので,以下では付加された構成要素を中心として簡略に説明する。
まず,図7A及び図7Bを共に参照すれば,本発明の第2実施形態による空気軸受スライダ200は,前述した第1実施形態のようにスライダ本体110のディスク対向面112に突設された第1レールベース120と第2レールベース130,前記第1レールベース120上に突設されたクロスレール251と1対のサイドレール252で構成される第1正圧形成レール部250,前記第2レールベース130上に突設されてヘッド170が搭載される第2正圧形成レール部160,前記第1レールベース120によって限定される負圧空洞部140,前記第1レールベース120に形成されるエアフローチャンネル124を具備する。
そして,前記スライダ200は,1対のサイドレール252それぞれに備えられて補助的な負圧を形成させる負圧形成ポケット280をさらに具備する。前記負圧形成ポケット280は負圧空洞部140の深さに比べてかなり浅く形成される。望ましくは,負圧形成ポケット280の底面は第1レールベース120の上面と同じ高さに形成される。前記負圧形成ポケット280は負圧空洞部140とは離隔されており,前記サイドレール252の外側に開口部282を通じて開かれている。そして,前記負圧形成ポケット280は前記サイドレール252の形状によってサイドレール252の長手方向に長く形成されることが望ましく,前記開口部282の長さは負圧形成ポケット280より短いことが望ましい。このような負圧形成ポケット280は負圧空洞部140によって形成される主な負圧とは別途の補助的な負圧を形成させる。
前記したように本発明の第2実施形態による空気軸受スライダ200は、本体110のディスク対向面112の中心部位に主な負圧を形成させる負圧空洞部140と,負圧空洞部140の両側に補助的な負圧を形成させる負圧形成ポケット280とを具備する。前記スライダ200において,前記負圧空洞部140は従来に比べて狭い面積を有する場合がある。このような負圧空洞部140の面積減少による主な負圧の低下は負圧形成ポケット280によって形成される補助的な負圧によって補償されうる。
また,前記スライダ200は、クロスレール251の長手方向の両端部にそれぞれ備えられ,クロスレール251の前端部から前記第2方向,すなわち,空気流入方向に長く延びた第1サイド溝290をさらに具備できる。望ましくは,前記第1サイド溝290の底面は第1レールベース120の上面と同じ高さに形成される。前記第1サイド溝290はディスクの回転速度が低い時にサイドレール252の上面,すなわち,空気軸受面にさらに高い正圧を形成させる役割と共に負圧形成ポケット280で負圧が形成されることを抑制させる役割をする。
本実施形態によれば,ディスクの回転速度が低い時には,負圧形成ポケット280では負圧がほとんど形成されないので,スライダ200の空気軸受面に作用する正圧に比べて負圧が低くなってスライダ200の浮上速度が速くなる。しかし,ディスクの回転速度が十分に速くなれば,空気軸受面で形成される正圧にバランスをとられる十分な負圧が負圧空洞部140と負圧形成ポケット280とで形成されるので,ディスクの回転速度によるスライダ200の浮上高さが一定に維持されうる。
次に,図8Aと図8Bを共に参照すれば,本発明の第3実施形態による空気軸受スライダ300は,前述した第2実施形態の構成要素を全て具備する。そして,前記スライダ300は第1レールベース120の両側の縁部にそれぞれ形成され,第1レールベース120の外側に開かれた第2サイド溝380をさらに具備する。前記第2サイド溝380は第1レールベース120の高さ方向の全体にかけて形成されることが望ましい。また,前記第2サイド溝380はその上端部が前記負圧形成ポケット280内に位置するように形成されることが望ましい。しかし,負圧形成ポケット280なしに前記第2サイド溝380のみ形成される場合もある。
本発明の第3実施形態に備わる第2サイド溝380は、前記負圧形成ポケット280と類似した役割をする。すなわち,第1レールベース120の外側に開かれた第2サイド溝380によってディスクの低い回転速度で行き過ぎた負圧が形成されることが抑制され,これによってスライダ300の浮上速度がより速くなる。しかし,ディスクの回転速度が十分に速くなれば,第2サイド溝380で形成される負圧が高まり,これによって空気軸受面で形成される正圧にバランスがとられるので,ディスクの回転速度によるスライダ300の浮上高さが一定に維持されうる。
図9は,本実施の形態にかかるスライダの離陸性能を従来技術のスライダと比較して示すグラフである。このグラフには3つのスライダ,すなわち,図8Aに示された本発明の望ましい第3実施形態によるスライダ,図2に示された従来のTF型スライダ及び図3に示された従来のNP型スライダそれぞれに対するディスクの回転速度による浮上高さの変化が示されている。そして,3つのスライダ共にディスクの定格rpmでの浮上高さは10nmに設定されている。
図9のグラフを見れば,従来のTF型スライダは2,000rpmの回転速度で7nm以下の浮上高さを示しており,回転速度が5,000rpmに至ってこそ約10nmの浮上高さに到ることが分かる。そして,従来のNP型スライダもTF型スライダに比べて離陸性能が良好であるが,2,000rpmの回転速度で8nm程度の浮上高さを示しており,回転速度が4,000rpmに至ってこそ約10nmの浮上高さに到る。しかし,本発明によるスライダはディスクの回転速度が約2,000rpmで10nm程度の浮上高さを示しており,ディスクの回転速度が速くなっても浮上高さはほとんど変化がないことが分かる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明にかかるディスクドライブの空気軸受スライダの好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、上記記載に基づいて、さまざまな変更例や修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,ディスクの低い回転速度でも速く浮上でき,浮上した後にはディスクの回転速度の変化によって浮上高さの変化を最小化できる構造を有するディスクドライブの空気軸受スライダに関わり,例えば,データ再生保存機器に効果的に適用可能である。
一般的なHDDの一部を示す斜視図である。 従来のTF型空気軸受スライダの基本構造を示す斜視図である。 従来のNP型空気軸受スライダの基本構造を示す斜視図である。 ディスクの回転時,NP型空気軸受スライダに作用する力を説明するための図面である。 空気軸受スライダの離陸過程を段階別に示す図面である。 空気軸受スライダの離陸過程を段階別に示す図面である。 空気軸受スライダの離陸過程を段階別に示す図面である。 空気軸受スライダの離陸過程を段階別に示す図面である。 それぞれ本発明の第1実施形態による空気軸受スライダを示す平面図と斜視図である。 それぞれ本発明の第1実施形態による空気軸受スライダを示す平面図と斜視図である。 それぞれ本発明の第2実施形態による空気軸受スライダを示す平面図と斜視図である。 それぞれ本発明の第2実施形態による空気軸受スライダを示す平面図と斜視図である。 それぞれ本発明の第3実施形態による空気軸受スライダを示す平面図と斜視図である。 それぞれ本発明の第3実施形態による空気軸受スライダを示す平面図と斜視図である。 本発明によるスライダの離陸性能を従来技術のスライダと比較して示すグラフである。
符号の説明
110;直六面体状の本体
112; ディスク対向面
120,130; 第1及び第2レールベース
121; クロスバー
122; U字状ベース
124; エアフローチャンネル
124a; 後方内側面
124b; 前方内側面
140; 負圧空洞部
160; 第2正圧形成レール部
170; 読出し/書込みヘッド
250; 第1正圧形成レール部
251; クロスレール
252; サイドレール
280; 負圧形成ポケット
282; 開口部
290; 第1サイド溝
300; 空気軸受スライダ
380; 第2サイド溝

Claims (18)

  1. ディスクの表面から浮上して読出し/書込みヘッドをディスク上の所望の位置に移動させるディスクドライブの空気軸受スライダにおいて:
    前記ディスクに対向するディスク対向面を有する本体と;
    前記本体のディスク対向面に前記本体の後端部に向かって開かれたU字状に突設された第1レールベースと;
    前記第1レールベース上に突設されて正圧を発生させるものであって,前記第1レールベースの先端部から離隔され,空気の流入方向と略直角をなす方向に延長されたクロスレールと,前記クロスレールとの両端から空気の流入方向と略平行した方向に延長された1対のサイドレールと,を含む第1レール部と;
    前記第1レールベースによって限定される負圧空洞部と;
    前記本体の後端部に隣接して前記本体のディスク対向面から突設された第2レールベースと;
    前記第2レールベース上に突設されて正圧を発生させる第2レール部と;

    前記第1レールベースの先端部と前記クロスレール間に位置し,前記第1レールベースの上面から所定深さに形成されて空気の流入方向と直角をなす方向に延長されたエアフローチャンネルと,を具備することを特徴とするディスクドライブの空気軸受スライダ。
  2. 前記エアフローチャンネルの後方内側面は,前記エアフローチャンネルの中心部から両端部の方に傾斜したことを特徴とする,請求項1に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  3. 前記エアフローチャンネルの深さは,前記第1レールベースの高さと実質的に同じであることを特徴とする,請求項1に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  4. 前記クロスレールの前端部は,鋸の歯状で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  5. 前記1対のサイドレールそれぞれに前記負圧空洞部より浅く形成され,前記負圧空洞部とは離隔され,前記サイドレールの外側に開かれた負圧形成ポケットをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  6. 前記負圧形成ポケットの底面は,前記第1レールベースの上面と実質的に同じ高さに形成されることを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  7. 前記負圧形成ポケットは,前記サイドレールの長手方向に長く形成されることを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  8. 前記負圧形成ポケットは,開口部を通じて前記サイドレールの外側に開かれており,前記開口部の長さは前記負圧形成ポケットの長さより短いことを特徴とする請求項5に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  9. 前記クロスレールの長手方向の両端部にそれぞれ設けられ,前記クロスレールの前端部から空気流入方向と略平行な方向に延びた第1サイド溝をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  10. 前記第1サイド溝の底面は,前記第1レールベースの上面と実質的に同じ高さに形成されることを特徴とする請求項9に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  11. 前記第1レールベースの両側縁部にそれぞれ形成され,前記第1レールベースの外側に開かれた第2サイド溝をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項9に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  12. 前記第2サイド溝は,前記第1レールベースの高さ方向の全体にかけて形成されることを特徴とする請求項11に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  13. 前記1対のサイドレールそれぞれに前記負圧空洞部より浅く形成され,前記負圧空洞部とは離隔され,前記サイドレールの外側に開かれた負圧形成ポケットをさらに具備し,
    前記第2サイド溝は,その上端部が前記負圧形成ポケット内に位置するように形成されることを特徴とする請求項11に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  14. 前記第1レールベースと前記第2レールベースとは実質的に同じ高さに形成されることを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  15. 前記第1レールベースと前記第1レール部間の段差と前記第2レールベースと前記第2レール部間の段差とは実質的に同じ高さを有することを特徴とする請求項14に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  16. 前記エアフローチャンネルの前方内側面は略平面であることを特徴とする請求項2に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
  17. ディスクドライブの空気軸受スライダにおいて,
    前記ディスクに対向するディスク対向面を有する本体と,
    前記本体のディスク対向面から突設されたレールベースと,
    前記レールベース上に突設されたレール部と,
    前記レールベースの先端部と前記クロスレール間に位置し,前記レールベースの上面から所定深さに形成され,空気の流入方向と直角をなす方向に延長されたエアフローチャンネルと,を具備することを特徴とするディスクドライブの空気軸受スライダ。
  18. 前記エアフローチャンネルの後方内側面は,前記エアフローチャンネルの中心部から両端部の方に傾斜したことを特徴とする請求項17に記載のディスクドライブの空気軸受スライダ。
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