JP2014116062A - スライダ本体を備える装置および方法 - Google Patents

スライダ本体を備える装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置および関連する方法は、前縁および後縁で長手方向の範囲を規定するスライダ本体を企図する。
【解決手段】流体軸受面は、スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在し、かつスライダ本体に沿って実質的に横方向に延在するクロスレールに繋がるサイドレールによって部分的に形成される。サイドレールおよびクロスレールは、正圧凹所の少なくとも一部を規定する。ベントが流体軸受面に規定され、サイドレールの一方側で周囲圧流体と流体連通するが、サイドレールの反対側では正圧凹所とは流体連通しない。
【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
概要
本発明の実施の形態は、前縁および後縁において長手方向の範囲を規定するスライダ本体を有する装置を企図する。サイドレールは、スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在する第1の表面を有し、スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在する第2の表面を有するクロスレールに繋がる。第1および第2の表面は、正圧凹所の少なくとも一部を規定する。キャビティはサイドレールに規定され、このキャビティは第1の表面と交わらないが、第1の表面に対向する、サイドレールの別の長手表面に交わる。
本発明の実施の形態は、前縁および後縁で長手方向の範囲を規定するスライダ本体を有するスライダを得ることを含む方法を企図し、スライダはさらにサイドレールを有し、サイドレールは、スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在する第1の表面を有し、スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在する第2の表面を有するクロスレールに繋がる。第1および第2の表面は正圧凹所の少なくとも一部を規定する。スライダはサイドレールにキャビティを有し、このキャビティは第1の表面と交わらないが、第1の表面に対向する、サイドレールの別の長手表面と交わり、媒体を動かすことにより生成される流体流れにより、スライダを媒体から離れるよう浮上させる。
本発明の実施の形態は、前縁および後縁で長手方向の範囲を規定するスライダ本体を有する装置を企図する。流体軸受面は、部分的に、スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在し、かつスライダ本体に沿って実質的に横方向に延在するクロスレールに接続されるサイドレールによって形成される。サイドレールおよびクロスレールは、正圧凹所の少なくとも一部を規定する。ベントが流体軸受面に規定され、これはサイドレールの一方側において周囲圧力流体と流体連通するが、サイドレールの反対側の正圧凹所とは流体連通していない。
本発明の実施の形態に従って構成されるデータ記憶装置の等大図である。 本発明の実施の形態に従って構成される、図1のデータ記憶装置のスライダの概略平面図である。 本発明の実施の形態に従う、図2のスライダの一部の断面図である。 図3と類似しているが、本発明の等価の代替実施の形態を示す、断面図である。 図3と類似しているが、本発明の等価の代替実施の形態を示す、断面図である。 図2のスライダのサイドレールにある1つのキャビティの等大図である。 図6と類似しているが、本発明の等価の代替実施の形態を示す、等大図である。 図6と類似しているが、本発明の等価の代替実施の形態を示す、等大図である。 図2のスライダにある別の1つのキャビティの等大図である。 図2と類似しているが、流体吸着を減少させるよう表面処理されたスライダの領域を示す、概略平面図である。 著しい冠形状を有するスライダを概略的に示す図である。 断面が著しく湾曲している形状を有するスライダを概略的に示す図である。
詳細な説明
ディスク記憶装置は、データ記憶ディスク上にデジタルに符号化された情報を記憶する。ヘッドはディスクからデータを読取ったりデータを書込んだりするが、ディスクはモータによって回転させられる。ヘッドは、読出または書込動作用の磁気抵抗、光磁気またはの誘導素子といったトランスデューサ素子を含む。アクチュエータアセンブリは、ディスク上の選択されたデータトラックに対してヘッドを移動させて、データを転送する。
典型的に、ヘッドはヘッドサスペンションアセンブリに結合されるスライダを含む。ディスクが回転すると、流体流れが作成され、所望の浮上力をもたらすのに十分な圧力プロファイルを生成するよう設計されているスライダ上に空気力学的フィーチャを与える。浮上力は、サスペンションアセンブリからの負荷力によって相殺される。これらの相殺される力のバランスの結果、ディスク106の表面に対してスライダの所望の浮上高さがもたらされる。公称の浮上高さは、ディスク記憶装置が外部の衝撃事象、たとえばディスクドライブ記憶装置を落とすまたは急に揺らすなどによって影響を受けた場合に、変わり得る。このような動作上の衝撃はヘッド−ディスクの接触をもたらすこともあり、性能損失をもたらしたり、もっとひどい場合には、記憶されたデータを失うもしくはデータを記憶する機能が損なわれ得ることになる。ヘッド−ディスク接触を防ぐ必要は、ヘッドが非常に小さい浮上高さで浮上するということにより、さらにひどくなる。
ディスクドライブに与えられる動作上の衝撃は、衝撃励起を典型的にもたらす。すなわち短時間の急激な負荷が与えられる。ディスクドライブシャーシおよび取付システムの構造上の減衰は、衝撃を時間を掛けて広げることにより衝撃の程度を減少させる。この衝撃励起は窪み点においてスライダに最終的に伝えられ、歪みを引起こして、スライダとディスクとの間の空気を押出す。その結果、スライダは高いおよび低い予備負荷、ピッチトルクおよびロールトルクの交互の負荷を受ける。こうして誤りは、正の負荷状態での後縁(TE)ロールオフと負の負荷状態での前縁(LE)スラップダウンによる。
動作上の衝撃は、外部の衝撃事象が起こり得る用途において、記録ヘッドの信頼のおける性能に対して厳しい制限ファクタとなり得る。なぜなら、非常に低い浮上高さは、動作衝撃事象の際にヘッド−ディスク接触が起こり得る可能性を高めるからである。衝撃に対する頑丈さ、特に短いパルス幅の衝撃入力の臨界的レジメに向けられる実施の形態がここに記載される。
図1は、本発明の実施の形態が有用である、ディスクドライブ100として特徴付けられるデータ記憶装置の等大図である。本明細書のディスクドライブ100の使用は例示的であり、クレームに記載の主題を排除または制限するものではない。これら示される実施の形態において、ディスクドライブ100は、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ、光磁気ディスクドライブなどであり得る。
ディスクドライブ100はベース102を含む。ディスクドライブ100はさらに、ディスククランプ108によってスピンドルモータ109の選択的回転のために取付けられる1つ以上のディスク106を含む。各ディスク106は、記録面を有し、これは対応するヘッド110とデータ転送関係で関連付けられる。図1に示される実施の形態において、各ヘッド110はサスペンションアセンブリ112によって支持され、これはアクチュエータ116のトラックアクセスアーム114に取付けられる。図1に示されるアクチュエータ116は、回転移動コイルアクチュエータとして知られる種類のものであり、総括的に118で示されるボイスコイルモータ(VCM)を含む。ボイスコイルモータ118は、ピボットシャフト120を中心として、取付ヘッド110とともにアクチュエータ116を回転させて、ヘッド110をディスクの最も内側のデータトラックと最も外側のデータトラックとの間の円弧経路に沿って位置付ける。ボイスコイルモータ118は、ディスク106に対してフォーマット化されたサーボデータを読出すヘッド110によって生成される信号に基づき、サーボエレクトロニクス128によって駆動される。各ヘッド110は流体軸受スライダ面(または「スライダ」)を有する。ディスク106が高速に回転すると、動作流体(たとえば、空気、ヘリウムなど)がディスク106の周りに、外方向に回る流れを生成する。各ヘッド110はスライダに当たる流体流れによって空気力学的に持上げられ、ヘッド110はそれぞれのディスク106の記録面から少しの距離離れて(「浮上高さ」)浮上させる。
図2は、本発明の具体的実施の形態に従って構成されるヘッド110のスライダ部(それぞれのディスク106に対向する表面)の概略図である。一般に、スライダにはヘッド110がディスク106に非常に近接して浮上できるようにする空気力学的機能が備えられ、それにより短い波長の高周波信号が小さい浮上高さにわたって伝えられて、高密度データをディスク106上に記憶およびディスク106から引出す。
スライダは一般に構造体140を含み、これは一般に矩形の本体140であり、矢印146によって示される流体流れの方向に対して前縁142および後縁144を規定する。縁142および144は、長手方向の軸148に跨る本体140の長手方向の範囲を規定する。
空気軸受面(ABS)150(斜線によって示される)は、本体140の表面152から実質的に平行に延在する。ABS150の一部は、本体140に沿って実質的に長手方向に延在するサイドレール153によって形成される。ABS150の別の隣接する部分はクロスレール154によって形成され、これはサイドレール153に繋がり、かつ本体140に沿って実質的に横方向に延在する。別のレール156がクロスレール154の端部に接合され、本体140に沿って実質的に長手方向に延在する。レール153、154および156は、スライダ面152から外方向に突出する側面を有し、正圧凹所158を規定する。正圧凹所158は長手レール153および156に沿って方向146に流れる流体によって正加圧され、次にクロスレール154に当たって、それによりスライダに対して浮上力を生成し、ヘッド110をディスク106から離れさせる。
空気力学的遷移フィーチャを提供して、正圧凹所158内におよびそこを越えて流れる流体流れによって生成される乱流を減らすことができる。図3は記載されたサイドレール153の拡大断面を示し、外方向に、本体140の表面152に対して実質的に垂直に突き出る表面155を一般に有し、それにより正圧凹所158の一部を形成する。これら実施の形態における鋭い角の遷移は、図4の矩形段階状の遷移表面162または図5の段階的角度が遷移する表面164と比べて、乱流を生成しやすくなる。
図2を再度参照すると、ディスク106の回転により、方向146における流体の流れは、スライダの前縁142から後縁144の方に向けられる。流体はABS150に当たり、スライダに対して、およびそれによりヘッド110に対して浮上力を与える、流体軸受圧力プロファイルを生成する。この浮上力は、ある負荷点(ヘッド110が縦揺れおよび回転する)においてサスペンションアセンブリ112を介して与えられる負荷力によって相殺され、それによりディスク106の表面に隣接するヘッド110の浮上高さを規定することに寄与する。ABS150は、能動および受動状態の両方に対して所望のヘッド−ディスクスペースのための圧力プロファイルを提供するよう特定的に設計されている。能動的状態とは、ヘッド110が熱的作用などによる浮上高さの変動を減少および/または制御するために動かされることを指す。能動的状態は、ヘッド110が熱的にまたは何らかの他の手段によって動かされない場合に存在する。
キャビティ(時には「ベント」と呼ぶ)168は、サイドレール153に形成される。具体的実施の形態において、キャビティ168はスライダの前縁部においてサイドレール153内に位置付けられる、すなわち前縁142と、前縁142および後縁144の間の中間点軸180との間にある。図6は、サイドレール153に延在し、部分的に閉鎖端171によって形成されるキャビティ168の拡大詳細図であり、キャビティ168は正圧凹所158の一部を形成するサイドレール153の表面155と交わらない。これら実施の形態において、キャビティ168の深さは、サイドレール153の厚さ全体にわたって一致しており、それによりスライダ面152はキャビティ168の底部全体を成す。
キャビティ168の対向する開放端は、表面155に対向するサイドレール153の別の表面170と交わり、表面155は、対向する(これらの実施の形態において、実質的に平行な)面170と比べて、長手方向軸148により近い。これにより、キャビティ168は周囲の流体と流体連通する、すなわち流体は方向146に流れるが、サイドレール153に当たらず、正圧凹所158と反対側にある。周囲流体の圧力は、正圧凹所158内の流体の圧力よりも比較的低い。キャビティ168は、正圧凹所158内の比較的より高い圧力の流体を、サイドレール153を通る周囲流体と流体連通させない。
これら具体的実施の形態において、キャビティ168は平行でない表面180、182によって規定されるので、開放端は閉鎖端よりも広い。中央軸184は開放端を方向146に流れる入来周囲流体を角度付けて、周囲流体がキャビティ168に入ることを促進する。(たとえば外部励起といった)動作上の衝撃は、ABS150に当たる方向146の流体によって生成される圧力プロファイルを変える。その結果、性能が劣化したり、ヘッド110および/またはディスク106に損傷を与えたりする。キャビティ168は、サイドレール153によって形成されるABS150の部分を動的に加圧するよう機能する。これは、外部衝撃事象によってもたらされる、ヘッド110の浮上方向におけるロールオフ抵抗を増加させることにより、動作上の衝撃の悪影響を有利に減衰させる。この減衰機能は衝撃事象に対してのみ作用し、他の態様ではスライダのABS150性能に悪影響を与えないよう有利に働く。
中央軸184の最適角度配向は、スライダの公称歪曲およびディスクの形状係数に関連して引出される。この歪曲は、長手方向軸148とデータトラックに/からデータを書込むまたは読出すよう位置付けられるヘッド110を伴う選択されたデータトラックに対して構成される正弦との間の匹敵するオフセットである。歪曲はデータトラックの異なる半径方向の位置にわたって変動する。最適角度配向は、ヘッド110が最も内側のトラックから最も外側の記憶トラックに移動する際、歪曲値の範囲にわたって公称浮上、縦揺れおよび回転の態様ができるだけ一定であるよう求められる。
スライダの中間点180に対するキャビティ168の長手方向のオフセットは、動作衝撃事象の際の動的回転および揺れの剛直性に影響する。長手方向のオフセット距離、キャビティ168の幅、キャビティ168の深さ、およびキャビティ168の段差数はすべて、後縁ロールオフモードおよび前縁スラップダウンモードの両方において衝撃の堅牢性を最適化するよう選択される。
図7は図6と類似した実施の形態を示すが、キャビティ168′は非線形表面171′、180′、および182′によって規定される。等価の代替実施の形態(図示されていない)において、キャビティ168は図6に示される線形表面と同様のものと図7に示されるような非線形表面と同様のものとの組合せによって規定され得る。図8は図6と類似した別の実施の形態を示すが、キャビティ168の深さにおいて、スライダ面152よりもより浅い深さを規定する中間面186によって段差がある。この段差のある深さは、キャビティを通って流れる周囲流体によって生成される乱流を有利に減衰させることができ、こうして上記の図3−図5のような円弧のまたは角度の付いた遷移表面から代替的に構成され得る。複数の段差の深さの違いおよび段差の数は、励起に応答してヘッド110に与えられる動的減衰の大きさを定める。
スライダの前縁における浮上力は、ディスク106にわたって半径方向での移動に従い変動する。なぜなら、ディスクの表面速度は、内側径と比較して外側径においてより大きいからである。この浮上力の変動を補償する有効な方法は、セルフローディングの負圧スライダ機能と相殺させることである。スライダに対する正圧および負圧間の変動を補償することは、ほぼ全ディスクトラック半径にわたって一定の浮上高さを提供することをもたらす。
そのため、図2に戻ると、これら具体的実施の形態において、長手サイドレール190は、スライダの後縁部、すなわちスライダの中間点軸180と後縁144との間において、ABS150の別の部分を形成する。サイドレール190は別の横方向のクロスレール192と繋がり、これも別の長手レール194と繋がる。レール190、192および194の側面は、スライダ面152から外方向に突き出て負圧凹所196を規定する。負圧凹所196は、まずクロスレール192を通って流れ、次に方向146において長手レール190および194に沿って流れる流体によって負的に加圧され、それによりスライダに真空効果を生成して、ヘッド110をディスク106の方に付勢する。
別のキャビティ(または「ベント」)200は、スライダの後縁部において、サイドレール190に形成される。図9はサイドレール190に延在するキャビティ200の拡大詳細図であり、サイドレール190は閉鎖端202によって形成され、それによりキャビティ200は負圧凹所196の一部を形成するサイドレール190の表面204と交わらない。これら実施の形態において、キャビティ200の深さはサイドレール190の厚さ全体にわたって一致しており、それによりスライダ面152はキャビティ200の底部全体を成す。しかし、等価の代替の実施の形態において、キャビティは1つ以上の非線形面を有することができ、図7および図8を参照して記載したように、段差を有することができる。
キャビティ200の反対側の開放端は、サイドレール190の表面204と反対側の別の表面206と交わり、表面204は反対側の表面206(これらの実施の形態において、実質的に非平行)と比べて長手方向軸148により近い。キャビティ200は方向146に流れる周囲流体と流体連通し、その圧力は負圧凹所196を通って流れる流体によって形成される空所の圧力よりも比較的高い。キャビティ200は負圧凹所196内の比較的より低い圧力の流体を、サイドレール190を通る周囲流体と流体連通させない。
これら具体的実施の形態において、キャビティ200は実質的に平行な表面208および210によって規定され、これらの表面は方向146での周囲流れに対して角度付けられている中央軸212に沿って延在して、周囲流体がキャビティ200内に入ることを促進する。しかし、クレームに記載の発明はこれら具体的実施の形態に限定されるものではない。さらに、(外部励起といった)動作衝撃は、ABS150に対する方向146における流体流れによって作成された圧力プロファイルを変える。キャビティ200は、サイドレール190によって形成されたABS150の部分を動的に加圧するよう機能している。これは衝撃の影響を減衰し、増加した動的回転剛性によって後縁ロールオフ事象を防止することにより、動作衝撃の悪影響を有利に減衰させる。別の利点は、減衰が衝撃事象に応答する場合のみ作用し、それにより他の態様でのABS性能に悪影響を与えない。
図2に戻ると、これら具体的実施の形態において、長手方向軸148の反対側での対向長手サイドレール220は、スライダの後縁部上にABS150の別の部分を同様に形成する。サイドレール220は別の横方向クロスレール222に繋がり、これは別の長手レール224に繋がる。レール220、222、224の側面はスライダ面152から外方向に突出して別の負圧凹所226を規定する。これは上記の負圧凹所196と同様に機能する。等価の代替実施の形態(図示されていない)ではサイドレール190、220は同じクロスレールに繋がることができ、各サイドレール190および220は共通の負圧力凹所の別の部分を形成する。
別のキャビティ(または「ベント」)228は、スライダの後縁部においてサイドレール220に形成される。キャビティ200を反映して、キャビティ228はサイドレール220内に延在するが、閉鎖端によって形成されるので、キャビティ228は負圧凹所226の一部を形成するサイドレール220の表面と交わらない。しかし、これら具体的実施の形態で明確に示されるように、キャビティ228はキャビティ200よりも長いので、キャビティ200および228は長手方向軸148に対して非対称である。キャビティ228の深さは、キャビティ200と同様に、サイドレール220全部を通って延在する、または2つ以上の異なる深さを有するよう段差を持つことができる。
キャビティ228の反対側の開放端は、サイドレール220の最も外の表面と交わる。それにより、キャビティ200は方向146に流れる周囲流体と流体連通し、その圧力は負圧凹所226内の流体の圧力よりも比較的高い。キャビティ200は、負圧凹所226内の比較的より低い圧力流体を、サイドレール220を通る周囲流体と流体連通させない。
上記のように、キャビティ228は方向146に流れる周囲流体に対して角度付けられて、周囲流体がキャビティ228内に入ることを促進する。ここでも、(外部励起といった)動作衝撃は、ABS150に当たる方向146の流体流れによって作成される圧力プロファイルを変える。キャビティ228はサイドレール220によって形成されるABS150の部分を動的に加圧するよう機能する。これは有利に動作衝撃の悪影響に動的に応答し、衝撃に対する応答を減衰させて大きくなった動的回転剛直性によって後縁ロールオフを防止し、負の方向の負荷における増加した動的回転抵抗を与える。別の利点は、減衰が衝撃事象に応答してのみ作用し、それにより他の態様ではABS性能に対して有利に悪影響を与えない。
動作衝撃性能は、キャビティ168、200および228の使用を伴って、ABS150の選択された領域での吸着力を減少させることによりさらに高めることができる。スライダがディスク106に近づくにつれ与えられるより広いABS150面積に対して吸着力が働く。これらの力はスライダとディスクとの間のクリアランスが減少するにつれ迅速に高まる。これはスライダがディスク106に対して1から2ナノメートル内に近づくと、突然の引込みを起し得る。動作衝撃事象の際に起こる大きい外部負荷に鑑み、吸着力はスライダのクリアランスを著しく減少させ、それによりヘッド110とディスク106との間に不所望の接触が起こり得る可能性を高める。
図10は、吸着力を減らし、それにより、より低いロールトルクにより後縁のロール−オフモードでの衝撃堅牢性を高め、ピボット点を中央のパッド領域の方に押して、ロールトルクおよびピッチトルクのモーメントを有効にバランスさせるよう働くために、選択された表面処理を与えることができる、ABS150の部分を概略的に示す(ハッチングが施されたパターン)。表面処理は有効な表面エネルギを減少させ、ディスクの潤滑剤による表面の濡れ性を減少させ、および/またはテクスチャ化などによって表面の粗面性を増加させるために、適切な表面コートを塗布することを含むことができる。
図11はスライダの増加した冠部を概略的に示し、これはスライダとディスク106との間の前縁クリアランスマージン250での利得をもたらす。前縁でのクリアランスが増えることは、動作上の衝撃負荷の負のサイクルの際に起こる前縁スラップダウンによる誤りを防止し、これは動作上の衝撃しきい値を増加させる。クリアランスの増加は、さらに前縁142に最も近いスライダの部分に対する吸着力がより低くなることになり、それにより衝撃事象の際の吸着によって誘起される前縁142スラップダウンの傾向を減らす。
図12はより一層湾曲した断面のスライダを概略的に示し、後縁サイドレール190、220でのスライダ−ディスククリアランスマージン252の利得をもたらす。後縁サイドレール190、220でのクリアランスが増加すると、動作上の衝撃負荷の正のサイクルの際に起こる後縁ロールオフによる誤りを防止し、それにより動作上の衝撃しきい値を増加させる。クリアランスの増加は、さらにスライダのサイドレール190、220部分での吸着力がより低くなることになり、それにより衝撃事象の際の吸着によって誘起される後縁サイドレールのロールオフの傾向を減らす。
ここに記載されているように、1つ以上のキャビティ、吸着力の減少、増加した冠部、およびより一層湾曲した断面を導入することにより、動作上の衝撃の性能はベースラインの性能と比べて向上させることができ、これによりディスクドライブの信頼性を高めることになる。
説明においてさまざまな局面のたくさんの特徴および利点が構造および機能の詳細とともに記載されているが、これは例示的なものであり、詳細において変更、特に添付の請求項で記載している用語の広い一般的な意味によって示される限りにおいて、変更を行なうことができる。

Claims (20)

  1. 装置であって、
    前縁および後縁で長手方向の範囲を規定するスライダ本体と、
    前記スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在する第1の表面を有し、前記スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在する第2の表面を有するクロスレールに繋がるサイドレールとを備え、前記第1および第2の表面は、正圧凹所の少なくとも一部を規定し、さらに
    前記第1の表面とは交わらないが、第1の表面の反対側の、サイドレールの別の長手表面と交わるサイドレールのキャビティを備える、装置。
  2. 前記キャビティは、前記前縁と前記前縁および後縁の間の中間点との間において、レール内にある、請求項1に記載の装置。
  3. 前記サイドレールは第1のサイドレールとして特徴付けられ、前記クロスレールは第1のクロスレールとして特徴付けられ、前記装置は
    前記スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在する第3の表面を有し、前記スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在する第4の表面を有する第2のクロスレールに繋がる第2のサイドレールを備え、前記第3および第4の表面は、負圧凹所の少なくとも一部を規定し、さらに
    前記第3の表面と交わらないが、前記第3の表面の反対側の、第2のサイドレールの別の長手表面と交わる第2のサイドレール内にある第2のキャビティを備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2のキャビティは、後縁と前記前縁および前記後縁の間の中間点との間において、第2のレール内にある、請求項3に記載の装置。
  5. 前記スライダの長手方向軸を中心として、第2のレールに対向する第3のレールを備え、前記第3のレールは、前記スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在する第5の表面を有し、前記スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在する第6の表面を有する第3のクロスレールに繋がり、前記第5および第6の表面は、別の負圧凹所の少なくとも一部を規定し、さらに
    前記第5の表面と交わらないが、前記第5の表面の反対側の、前記第3のレールの別の長手表面と交わる第3のサイドレール内にある第3のキャビティを備える、請求項3に記載の装置。
  6. 前記第3のキャビティは、前記後縁と前記前縁および前記後縁の間の中間点との間において、第3のレール内にある、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1の表面は、前記別の長手表面よりも前記長手方向軸に近い、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1の表面および前記別の長手表面は互いに対して実質的に平行である、請求項1に記載の装置。
  9. 前記キャビティは、第1の中央軸に沿って互いに反対側にある、平行でない表面によって規定される、請求項1に記載の装置。
  10. 前記キャビティは第1の中央軸に沿って延在する反対側にある表面によって規定され、前記反対側にある表面の少なくとも一方の少なくとも一部は非線形である、請求項1に記載の装置。
  11. 前記キャビティは2つ以上の異なる深さを規定する、請求項1に記載の装置。
  12. 前記第2および第3のキャビティは、前記スライダ本体の前記長手方向軸を中心として、非対称である、請求項5に記載の装置。
  13. 前端および後縁において長手方向の範囲を規定するスライダ本体を有するスライダを得るステップを備え、前記スライダは、スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在する第1の表面を含み、かつ前記スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在する第2の表面を含むクロスレールに繋がるサイドレールを有し、前記第1および第2の表面は、正圧凹所の少なくとも一部を規定し、前記スライダは、前記第1の表面と交わらないが、前記第1の表面の反対側の、前記サイドレールの別の長手表面と交わるキャビティをサイドレールに有し、さらに
    媒体を動かすことによって生成される流体流れにより、前記スライダを媒体から離れるよう浮上させるステップを備える、方法。
  14. 装置であって、
    前縁および後縁で長手方向の範囲を規定するスライダ本体と、
    前記スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在しかつ前記スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在するクロスレールに繋がるサイドレールによって部分的に形成される流体軸受表面とを備え、前記サイドレールおよびクロスレールは、正圧凹所の少なくとも一部を規定し、さらに
    前記サイドレールの一方側において周囲圧力流体と流体連通するが、前記サイドレールの反対側の正圧凹所とは流体連通しない、前記流体軸受表面に規定されるベントを備える、装置。
  15. 前記流体軸受表面は、前記スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在し、かつ前記スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在する第2のクロスレールに繋がる第2のサイドレールによって部分的に形成され、前記第3および第4の表面は、負圧凹所の少なくとも一部を規定し、前記装置は、前記第2のサイドレールの一方側において周囲圧力流体と流体連通するが、前記第2のサイドレールの反対側の負圧凹所とは流体連通しない、流体軸受表面に規定される第2のベントを備える、請求項14に記載の装置。
  16. 前記流体軸受表面は、前記スライダの長手方向軸を中心として、前記第2のサイドレールと反対側にある第3のサイドレールによって部分的に形成され、前記第3のサイドレールは、前記スライダ本体に沿って実質的に長手方向に延在し、かつ前記スライダ本体に沿って実質的に横方向に延在する第3のクロスレールと繋がり、前記第3のサイドレールおよび第3のクロスレールは、別の負圧凹所の少なくとも一部を規定し、前記装置は、前記第3のサイドレールの一方側において周囲圧力流体と流体連通するが、前記第3のサイドレールの反対側の前記別の負圧凹所とは流体連通しない、前記流体軸受表面に規定される第3のベントを備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記ベントは、第1の中央軸に沿って互いに反対側にある、平行でない表面によって規定される、請求項14に記載の装置。
  18. 前記ベントは第1の中央軸に沿って延在する、反対側にある表面によって規定され、前記反対側にある表面の少なくとも一方の少なくとも一部は非線形である、請求項14に記載の装置。
  19. 前記ベントは2つ以上の異なる厚さによって規定される、請求項14に記載の装置。
  20. 前記第2および第3のベントは、前記スライダ本体の前記長手方向軸を中心として非対称である、請求項5に記載の装置。
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