JP2004240469A - 画像データ作成装置およびそのデータを再生する画像データ再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連続するフレームから構成される画像信号は、1フレームごとに画像データ作成装置に入力される。制御部102は、縮小の有無、結合の有無および2D選択を指定する。画像変換部101は、前記縮小の有無および結合の有無で指定された形式の画像データを作成する。3D情報作成部103は、縮小の有無、結合の有無および2D選択をフォーマット化して、画像を3次元画像として表示するために必要な3D情報を作成する。多重化部104は、画像データと3D情報を所定のフォーマットに変換して外部に出力する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、3次元表示するための画像データを作成する際に、画像データに属性情報を付随させる画像データ作成装置およびそのデータを再生する画像データ再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、3次元画像を表示する様々な方法が提案されてきた。その中でも一般的に用いられているのは両眼視差を利用する「2眼式」と呼ばれるものである。すなわち、両眼視差を持った左眼画像と右眼画像を用意し、それぞれ独立に左右の眼に投影することにより立体視を行う。
【0003】
図26は、この2眼式の代表的な方式の1つである「時分割方式」を説明するための概念図である。
【0004】
この時分割方式は、図26のように、左眼画像と右眼画像が垂直方向1画素おきに交互にならんだ形に配置され、左眼画像の表示と右眼画像の表示が交互に切替えて表示されるものである。左眼画像および右眼画像は通常の2次元表示時に比べて垂直解像度が1/2になっている。観察者はディスプレイの切り替え周期に同期して開閉するシャッタ式のメガネを着用する。ここで使用するシャッタは、左眼画像が表示されている時は左眼側が開いて右眼側が閉じ、右眼画像が表示されている時は左眼側が閉じて右眼側が開く。こうすることで、左眼画像は左眼だけで、右眼画像は右眼だけで観察されることになり、立体視を行うことができる。
【0005】
図27は、2眼式のもう1つの代表的な方式である「パララクスバリア方式」を説明するための概念図である。
【0006】
図27(a)は、視差が生じる原理を示す図である。一方、図27(b)は、パララクスバリア方式で表示される画面を示す図である。
【0007】
図27(a)では、図27(b)に示すような左眼画像と右眼画像が水平方向1画素おきに交互にならんだ形に配置された画像を、画像表示パネル401に表示し、同一視点の画素の間隔よりも狭い間隔でスリットを持つパララクスバリア402を画像表示パネル401の前面に置くことにより、左眼画像は左眼403だけで、右眼画像は右眼404だけで観察することになり、立体視を行うことができる。
【0008】
ところで、パララクスバリア方式と同様に図27(b)に示すような画像を3次元表示する方式に、「レンチキュラ方式」がある。このレンチキュラ方式で用いるための記録データ形式の一例が、後述する特許公報1において開示されている。
【0009】
図28は、このようなレンチキュラ方式の記録データ形式の一例を示す概念図である。図28(a)に示す左眼画像501と図28(b)に示す右眼画像502から、それぞれを水平方向に1/2に間引きして図28(c)に示す1枚の混合画像503を作って記録する。再生時にはこの混合画像503を並べ替えることにより図27(b)に示したような合成画像が作成される。
【0010】
【特許文献1】
特開平11−41627号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の3次元表示システムにおいては、再生装置側で決められた表示方式に適するように、記録データ形式を固定した記録が行われており、記録データに汎用性を持たせることは考えられていない。
【0012】
表示方式以外にも画像の間引き方法や、いわゆる「多眼式」における視点の数など、3次元表示に必要な情報はいろいろあるが、表示方式が単一の場合、それらの情報は記録データとして記録されない。いつも同じ表示方式を使うなら、あえてそれらの情報を記録する必要がないからだが、このために記録データの汎用性が著しく損なわれている。例えば、パララクスバリア方式(あるいはレンチキュラ方式)用のデータを記録する場合に限っても、左眼画像と右眼画像を別々のシーケンスとして記録することもできるし、図28(c)のような左眼画像と右眼画像が画面半分ずつ左右に並んだ混合画像を記録することもできるし、図27(b)のような左眼画像と右眼画像が水平方向1画素おきに並んだ合成画像を記録することもできる。当然記録形式が違えばこれを表示するための処理方法も異なるが、記録されたデータからはどの形式で記録されたかを知ることができないため、第三者がそのデータを手にした時、どのような処理によって表示すればよいのかがわからないという問題がある。
【0013】
また、図29に示すように、従来の技術によって作成された合成画像は、合成された左眼画像と右眼画像の境界部分において、通常、画素値が不連続となる。このため、JPEG等の符号化を行う際に、符号化効率を低下させてしまうという問題がある。例えば、JPEGにおけるDCTのブロック内に、左眼画像と右眼画像の境界部が存在する場合、DCT変換係数の高周波成分が大きくなってしまうため、符号化効率が低下する。さらに、符号化方式としてMPEG−4を使用する場合、符号化対象ブロックのDCT係数を同一フレーム内の周辺のブロックから予測することで符号化効率を向上させているが、一般に各視点画像のDCT係数は、それぞれの境界部分周辺で不連続となるため、DCTブロック内に各視点画像の境界部分が存在しない場合でも、DCT係数の予測が当らなくなり、符号化効率が低下することがある。
【0014】
さらに、従来の技術では、任意の視点の画像データを記録した場合、所望の視点の画像を簡単に読み出し、再生するといったことが考慮されていなかった。
【0015】
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせるとともに、任意の視点の画像を効率よく選択することを可能し、加えて複数の画像を隣接させて結合した画像を符号化する際には、効率よく符号化することを可能とする画像データ作成装置、およびそのデータを再生する画像データ再生装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、異なる視点の画像を結合するか否かを示す結合情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記結合情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0017】
また、本発明は、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、異なる視点の画像を結合する場合に、結合する画像の配置方法を示す配置情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記配置情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0018】
また、本発明は、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、前記画像を縮小するか否かを示す縮小情報を生成する縮小情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記縮小情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0019】
また、本発明は、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、前記複数の視点の一つを選択する選択情報を生成する選択情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記選択情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0020】
また、本発明は、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、視点の数を示す視点情報を生成する視点情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記視点情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0021】
また、本発明は、前記視点情報が、水平方向の視点数を示す情報、または/および、垂直方向の視点数を示す情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0022】
また、本発明は、前記画像を所定の縮小率で縮小する場合には、前記視点数を用いて所定の縮小率を決定することで、上述の課題を解決する。
【0023】
また、本発明は、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、前記複数の画像を格納する順序を示す順序情報を生成する順序情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記順序情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0024】
また、本発明は、異なる視点の画像を結合する場合には、前記順序情報は結合配置の順序を示すことで、上述の課題を解決する。
【0025】
また、本発明は、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、前記画像を反転するか否かを示す反転情報を生成する反転情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記反転情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0026】
また、本発明は、前記反転情報が、画像を水平方向に反転するか否かを示す情報、または/および、画像を垂直方向に反転するか否かを示す情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0027】
また、本発明は、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は異なる視点の画像が結合されているか否かを示す結合情報を解析し、前記結合情報を用いて前記複数の画像を再生することで、上述の課題を解決する。
【0028】
また、本発明は、異なる視点の画像が結合されている場合に、前記解析手段は結合された画像の配置方法を示す配置情報を解析することで、上述の課題を解決する。
【0029】
また、本発明は、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は、前記画像が縮小されているか否かを示す縮小情報を解析し、前記縮小情報を用いて前記複数の画像を再生することで、上述の課題を解決する。
【0030】
また、本発明は、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記複数の視点の一つを選択する選択情報を解析し、前記選択情報を用いて複数の視点の一つに対応する画像を再生することで、上述の課題を解決する。
【0031】
また、本発明は、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は視点の数を示す視点情報を解析し、前記視点情報を用いて前記複数の画像を再生することで、上述の課題を解決する。
【0032】
また、本発明は、前記視点情報は、水平方向の視点数を示す情報、または/および、垂直方向の視点数を示す情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0033】
また、本発明は、前記画像が所定の縮小率で縮小されている場合には、前記視点数を用いて所定の縮小率を決定することで、上述の課題を解決する。
【0034】
また、本発明は、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記複数の画像を格納する順序を示す順序情報を解析し、前記順序情報を用いて前記複数の画像を再生することで、上述の課題を解決する。
【0035】
また、本発明は、異なる視点の画像が結合されている場合には、前記順序情報は結合配置の順序を示すことで、上述の課題を解決する。
【0036】
また、本発明は、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記画像が反転されているか否かを示す反転情報を解析し、前記反転情報を用いて前記複数の画像を再生することで、上述の課題を解決する。
【0037】
また、本発明は、前記反転情報が、画像が水平方向に反転されているか否かを示す情報、または/および、画像が垂直方向に反転されているか否かを示す情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0038】
また、本発明は、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、各画像の先頭位置を示す情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記情報を含むことで、上述の課題を解決する。
【0039】
また、本発明は、各画像の先頭位置を示す情報として画像データ内の所定の位置から前記先頭位置までのデータ長を用いることで、上述の課題を解決する。
【0040】
また、本発明は、各画像の先頭位置を示す情報として各画像のデータサイズを用いることで、上述の課題を解決する。
【0041】
また、本発明は、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は複数の画像の先頭位置を示す情報を解析し、前記情報を用いて前記複数の画像のうち任意の画像を再生することで、上述の課題を解決する。
【0042】
また、本発明は、各画像の先頭位置を示す情報として画像データ内の所定の位置から前記先頭位置までのデータ長を用いることで、上述の課題を解決する。
【0043】
また、本発明は、各画像の先頭位置を示す情報として各画像のデータサイズを用いることで、上述の課題を解決する。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0045】
<第1の実施の形態>
図1は本発明における第1の実施の形態による画像データ作成装置の構成を示すブロック図である。図1において、画像データ作成装置100は、左眼画像と右眼画像を隣接させて結合した画像を作成する画像結合部101、左眼画像および右眼画像を結合するか否か(結合の有無)と、画像結合時に左眼画像および右眼画像を縮小するか否か(縮小の有無)と、2次元表示の際に使用すべき画像(2D選択)を指定する制御部102、前記縮小の有無、結合の有無および2D選択の情報をフォーマット化して3D情報を作成する3D情報作成部103、記録媒体や通信回線にアクセスする手段を備え、画像データと3D情報を多重化して出力する多重化部104から構成される。
【0046】
以上のように構成された画像データ作成装置100について、その動作を説明する。
【0047】
連続するフレームから構成される画像信号は、1フレームごとに画像データ作成装置に入力される。
制御部102は、縮小の有無、結合の有無および2D選択を指定する。縮小の有無は、「縮小あり」、「縮小なし」のどちらかの値をとり、結合の有無は、「結合なし」、「結合あり」のどちらかの値をとる。また、2D選択は左右画像のうちのどちらかを指定してもよいし、特に指定しなくてもよい。
【0048】
図2は前記縮小の有無と結合の有無の組み合わせを示す図である。図2に示すように、これらの組み合わせは全部で4通りとなる。
【0049】
画像結合部101は、前記縮小の有無および結合の有無で指定された形式の画像データを作成する。これらの組み合わせを図3に示す。図3(a)は「縮小なし」、「結合なし」の場合を、図3(b)は「縮小なし」、「結合あり」の場合を、図3(c)は「縮小あり」、「結合なし」の場合を、図3(d)は「縮小あり」、「結合あり」の場合を示している。ここでは、「縮小あり」の場合には、画素の間引き等により、解像度を1/2にしている。縮小率は固定でもよいし、可変でもよい。可変の場合には縮小率を3D情報に記録する。
【0050】
3D情報作成部103は、縮小の有無、結合の有無および2D選択をフォーマット化して、画像を3次元表示するために必要な3D情報を作成する。縮小の有無、結合の有無については、図2に示すインデックスをそのまま記録してもよいし、縮小の有無を示す第1の情報を記録し、次に結合の有無を示す第2の情報を記録してもよい。さらに3D情報は、固定長符号化または可変長符号化により符号化してもよい。
【0051】
多重化部104は、画像データと3D情報を所定のフォーマットに変換して外部に出力する。図1には図示していないが、音声や音楽を多重化する場合は、それらのデータも多重化部104にて多重化される。
【0052】
多重化部104の出力先には、ICメモリや光磁気ディスク、磁気テープ、ハードディスクなどの記録デバイスや、LANやモデムなどの通信デバイスが接続される。ここでは、多重化部104にICメモリが接続されているものとする。以下では、この場合の記録フォーマットについて説明する。
【0053】
一般にICメモリを記録媒体に使用する場合には、ICメモリ上にFAT(File Allocation Table)などのファイルシステムが構築され、データはファイルとして記録される。ここで使用するファイル形式は、既存の形式を使用してもよいし、新規に定めた独自の形式を使用してもよい。
【0054】
図5は多重化データを記録するファイル形式を示す図である。図5では、データは図の上から下に向かう順にファイルに記録されるものとする。図5(a)は既存の形式を使用した場合の一例であり、図5(b)は新規の形式を用いた場合の一例である。
【0055】
既存の形式を使用する場合、3D情報は一般に既存の形式に用意されているヘッダ部を拡張する仕組みを用いて、既存のヘッダ部の一部として記録されるものとする。ここでは、拡張されたヘッダを拡張ヘッダと呼ぶ。例えば、JPEGではファイルヘッダはアプリケーションデータセグメントを指し、新たなアプリケーションデータセグメントを定義して3D情報を記録する。また、MPEG−4ではファイルヘッダはVisual Object Sequenceまたは/およびVideo Object Layerを指し、3D情報はこれらの中にユーザデータとして記録される。
【0056】
また、既存の形式を使用する場合には、一般に使用されている拡張子をそのまま使用する。例えば、JPEGファイルの場合、一般に.jpgという拡張子が、MPEGファイルの場合、一般に.mpgまたは.mp4という拡張子が、WMV(Windows(R) Media Video)の場合、一般に.wmvという拡張子が用いられている。こうすることで、3次元画像の表示機能を持たない従来の再生装置でも既存の形式のファイルとして認識し、2次元画像として表示することができる。
【0057】
一方、新規の形式を使用する場合には、例えば、図5(b)のように3D情報をファイルの先頭に記録する。また、新規の形式ファイルであることがわかるように、既存形式のファイルと区別することのできるユニークな拡張子をつける。なお、図5(a)、(b)の管理情報は作成日や作成者など、3次元画像と直接関係ない情報の記録に使用するものとする。
【0058】
ここではファイル形式として、図5(a)に示す既存形式を使用した場合を例に左右画像の格納の仕方を説明する。結合の有無が「結合あり」を示す場合、図5(a)の画像データの領域に1つに結合された画像データが記録される。動画像の場合には、左右画像の対応するフレームを結合した画像が複数枚記録される。このとき、各フレームはMotion JPEGのように各々独立して符号化してもよいし、MPEG−4のようにフレーム間予測を用いて差分を符号化してもよい。結合の有無が「結合なし」を示す場合には、図5(a)の画像データの領域に左右の2つの画像データを別々に記録してもよいし、別々のファイルとして記録してもよい。このときのフォーマットを図6に示す。図6(a)では1つのファイルに左右の2つの画像データが記録されている。図6(b)では、左右の2つの画像データが図5(a)のフォーマットで別々のファイルに記録されている。動画像の場合には、それぞれ複数枚のフレームデータが記録される。なお、左右画像の配置順やファイルへの格納順は固定の場合について説明したが、これらの順番は可変でもよい。可変の場合には、順番の情報を3D情報に記録する。また、図6(a)において、2つの画像データの間には、画像データ以外のデータが記録されてもよい。
【0059】
続いて、画像データ作成装置100で作成した画像データを3次元画像として表示するための再生装置について説明する。
【0060】
図8は、本発明における第1の実施の形態の画像データ再生装置の構成を示すブロック図である。図8において、画像データ再生装置200は、多重化データを分離する逆多重化部201、3D情報を解析する3D情報解析部202、画像データを表示形式に変換する画像変換部203から構成される。
【0061】
以上のように構成された画像データ再生装置200について、その動作を説明する。
【0062】
逆多重化部201は、記録デバイスや通信デバイスから所定のフォーマットに多重化された多重化データを読み込み、画像データと3D情報に分離する。図8には図示していないが、音声や音楽が多重化されている場合は、それらのデータも逆多重化部201にて分離される。ここでは、逆多重化部201にICメモリが接続されているものとする。前述したように、ICメモリには画像ファイルが既存形式あるいは新規形式で記録される。既存形式と新規形式の区別は、ファイルの拡張子によって行うことができるので、再生するファイルが図5(a)に示す既存形式のファイルの場合、ファイルヘッダの拡張領域から3D情報を読み出す。また図5(b)に示す新規形式の場合には、ファイルの先頭から3D情報を読み出す。
【0063】
3D情報解析部202は、3D情報を解析し、縮小の有無、結合の有無および2D選択の設定値を抽出する。
【0064】
画像変換部203には、通常のブラウン管や液晶パネルを用いた2次元表示装置、レンチキュラ方式、パララクスバリア方式、時分割方式などを用いた立体表示装置など、それぞれ表示形式が異なる表示装置が接続される。画像変換部203は、縮小の有無、および結合の有無から、分離された画像データを表示形式に変換する。パララクスバリア方式の表示装置が接続されている場合、図3(d)の形式が最も扱いやすく、この場合には左右画像を水平方向1画素おきに並べるだけでよい。また、画像データが図3(b)に示す形式である場合、水平方向1画素おきに並べる前に左右画像を水平方向に1/2に間引きをする。いずれの場合においても、画像データに3D情報が付け加えられているので、表示装置に合った表示形式に変換することができる。
【0065】
3次元画像の表示中に2次元表示に切替えられた場合、2D選択により指定された方の画像(つまり左眼画像と右眼画像のどちらか一方)が表示される。このとき、縮小の有無が「縮小なし」の場合はそのまま、「縮小あり」の場合には2倍に拡大して表示する。ただし、2D選択が2次元表示に使用する画像を指定していない場合には、所定の方法で表示する画像を選択することとする。
【0066】
また、2次元表示装置が接続されている場合には、2D選択で指定された画像を表示する。表示の仕方は3次元表示装置における2次元表示と同様である。
【0067】
なお、上記の実施の形態では、結合の有無が「結合あり」を示すとき、図1における画像結合部101では、2つの画像を水平方向に結合しているが、結合する方向は垂直方向であってもよい。このときの結合結果を図4に示す。図4(a)は「縮小あり」の場合を、図4(b)は「縮小なし」の場合を示す。図3(c)、(d)は水平方向に1/2に縮小されているので、前述したパララクスバリア方式に適した形式であり、図4(b)は垂直方向に1/2に縮小されているので、前述した時分割方式に適した形式であるといえる。いずれの場合においても、画像データに3D情報を付け加えることで、表示装置に合った表示形式に変換することができる。
【0068】
上記の実施の形態では、既存形式のファイルに画像データを記録する場合について述べたが、次に新規形式のファイルに記録する場合について述べる。新規形式は、図5(b)におけるファイルヘッダおよび画像データの部分に、既存の形式(JPEG、ビットマップなど)を用いる場合と、全く新しい独自の形式を用いる場合がある。したがって、これらの形式の違いを区別するために、3D情報に種別情報(画像タイプと呼ぶ)を記録する。
【0069】
画像データの記録の仕方についてであるが、結合の有無が「結合あり」を示す場合、図5(b)の画像データの領域に1つに結合された画像データが記録される。動画像の場合には、前述のように、左右画像の対応するフレームを結合した画像が複数枚記録される。結合の有無が「結合なし」を示す場合には、図5(b)の画像データの領域に左右の2つの画像データを記録する。動画像の場合には、それぞれ複数枚のフレームデータが記録される。図7に、このときのファイルの構成と3D情報の例を示す。図7(a)では1つのファイルに左右の2つの画像データが記録されている。図7(b)では、左右の2つの画像データが図5(b)のフォーマットで別々のファイルに記録されている。図7(b)にも図7(a)で示した3D情報と同等のもの記録される。
図7(a)において2組のファイルヘッダと画像データは、単体で既存形式のファイルとして認識可能なフォーマットである。つまり、ビットマップファイルを例に説明すると、左眼画像および右眼画像をそれぞれビットマップファイルとして記録し、3D情報、管理情報、左眼画像ビットマップファイル、右眼画像ビットマップファイルを順に接続した形式となっている。
【0070】
なお、左右画像の配置順やファイルへの格納順は固定の場合について説明したが、これらの順番は可変でもよい。可変の場合には、順番の情報を3D情報に記録してもよいし、前述の拡張ヘッダを用いて既存形式のファイルヘッダに記録してもよい。また、3D情報および管理情報をファイルの先頭に記録する場合について説明したが、新規形式のファイルはこれに限定されるものではなく、これらの格納位置はファイルヘッダの後や、画像データの後でもよいし、図5(a)に示す既存形式と同じでもよい。
【0071】
また、上記の実施の形態では、視点数が2の場合について述べたが、本発明は視点数が3以上のいわゆる多視点の場合についても適用可能である。ここで、画像データ作成装置100に対して画像データを入力するための撮像装置は、平面内に水平方向にM個、垂直方向にN個格子状に並べられ、各撮像装置にはそれぞれ番号(視点番号)がふられているものとする(ただし、M,Nは1以上の整数である)。図9に視点数が8の場合の設置例(設置された撮像装置を後から斜め下方に見下ろした図)を示す。ここで視点番号は、左から右、上から下の順にふるものとする。つまり撮像装置301が1、撮像装置302が2、撮像装置303が3、撮像装置304が4、撮像装置305が5、同様にして撮像装置308が8である。
【0072】
このとき図1の制御部102によって、縮小の有無、結合の有無、2D選択、水平方向の視点数Mと垂直方向の視点数Nおよび画像の配置順が指定される。ここで、2D選択は2次元表示のために用いる画像の視点番号を指定してもよいし、特に指定しなくてもよい。また、図9の場合、視点数はM=4、N=2となる。また、画像の配置順は視点番号の系列であり、視点番号と同じ並び(視点番号順)か、任意の並び(任意順)のいずれかが指定できるものとする。
【0073】
図1における画像結合部101は、制御部102から入力された結合の有無が「結合あり」を示すとき、各視点の画像を格子状に配列する。ここで、画像の水平方向の配列数と垂直方向の配列数は撮像装置の設置方法と同様であるとする。すなわち水平方向にM個、垂直方向にN個の画像を並べるものとする。図11に図9に対応した画像の配置順の例を示す。図11において、1マスは画像を表しており、数字は視点番号である。図11(a)は画像の配置順を視点番号と同じ並びにした場合を示し、図11(b)は任意の並びにした場合の一例を示している。
【0074】
また、制御部102から入力された縮小の有無が「縮小あり」を示す場合、入力された各視点の画像を縮小する。このときの縮小率は固定的なものではなく、視点数に応じて決定されるものとする。すなわち、水平方向に1/M、垂直方向に1/Nに縮小する。図9の場合、縮小率は水平方向に1/4、垂直方向に1/2となる。このときの画像結合部101による結合結果の例を図10に示す。縮小の有無が「縮小なし」を示す場合、図10(a)のようになる。H、Vはそれぞれ縮小前の各視点画像の水平方向画素数、垂直方向ライン数である。縮小の有無が「縮小あり」を示す場合、図10(b)のようになる。縮小後の画像のサイズは、横H画素、縦Vラインであり、縮小前の各視点の画像サイズと同じになる。画像の配列は撮像装置の設置方法と一致し、水平方向に4つ、垂直方向に2つの画像が並べられている。ここで画像に付された数字は視点番号を示す。画像は視点番号の小さい順に並べられており、左上が撮像部301で撮影した画像(視点番号1)であり、右下が撮像部308で撮影した画像(視点番号8)である。なお、ここでは、縮小率を固定として説明したが、これらは可変でもよい。可変の場合には縮小率を3D情報に記録する。
【0075】
また、結合の有無が「結合なし」を示す場合、画像結合部101は、制御部102により指定された画像の配置順に各視点の画像を出力するものとする。したがって、このとき画像の配置順は、画像が格納される順を示す。
【0076】
3D情報作成部103は、縮小の有無、結合の有無および2D選択に加えて、水平方向の視点数と垂直方向の視点数および画像の配置順をフォーマット化して、3D情報を作成する。このときの3D情報の一例を図12に示す。ここで、画像順序は画像の配置が「視点番号順」か「任意順」を示す。このあとには、制御部102により画像の配置順として指定された視点番号の系列が記録される。図11(b)の例では第1の視点番号が2であり、以下、3、1、4、6、7、5、8の順となる。画像順序が「視点番号順」を示す場合には、これらの視点番号は省略されてもよい。
【0077】
多重化部104において、3D情報と画像データを多重化するが、画像の結合をしない場合には、前述したように画像結合部101からの出力順が制御部102により指定された画像の配置順であるため、画像データがファイルに記録される順番も画像の配列順となる。
【0078】
なお、画像結合部101は、結合の有無が「結合なし」を示す場合、各視点の画像を出力する際に、2D選択で指定された視点番号が、常に最初になるようにして出力してもよい。
【0079】
また、上記では視点番号のふり方を固定して画像の配置順を任意に変更できるようにしたが、画像の配置順を固定して、視点番号のふり方を任意に変更しても構わない。さらに、撮像装置の設置方法は格子状配置だけでなく、任意の配置にすることもできる。この場合には、基準となる撮像装置(視点番号は1とする)を選択し、これを原点とした座標系で位置を表現する。3D情報には視点番号順に各視点の撮像装置の位置座標を記録する。
【0080】
以上のようにして多重化された多視点の画像データを、図8における画像データ再生装置200で再生する場合、3次元画像として表示するためには、多視点の画像から2視点を選択して、左眼画像、右眼画像とすればよい。図9の撮影装置で記録された画像データの場合には、1と2、1と3、1と4、2と3、2と4など、水平方向に並んだ中から選択可能である。また、表示の際に90°回転させれば、1と5、2と6、3と7および4と8の組を選択しても、3次元画像として表示することができる。
【0081】
3次元表示中に2次元表示に切替えられた場合、2D選択により指定された視点番号の画像を表示する。ただし、その画像が表示中でない場合には、表示中の画像のうち、いずれか1つを選択して表示してもよい。選択の仕方は例えば、視点番号の最小のもの、最大のもの、撮像装置の設置や結合画像の配置的に2D選択で指定された視点番号に距離が一番近いもの、左眼画像に用いられているもの、右眼画像に用いられているものなどがあり、ここでは特に限定しない。また、2D選択が2次元表示に使用する画像を指定していない場合には、所定の方法で表示する画像を選択することとする。
【0082】
また、上記の実施の形態では複数の画像入力がある場合について述べたが、本発明は、単眼式の撮像装置にステレオアダプタを装着した場合にも適用可能である。図13はステレオアダプタを装着して撮影した画像の構成例を示す図である。図13(a)はステレオアダプタを装着しない状態で撮影した場合を示しており、図13(b)は、画角が1/2になるタイプのステレオアダプタを装着して撮影した場合、図13(c)は、画角は変わらず、撮影できる範囲が狭くなるタイプのステレオアダプタを装着して撮影した場合の例を示している。ステレオアダプタを装着した場合には、1画面に左右画像が撮影されるので、3D情報には「結合の有無」として「結合あり」が記録される。さらに図13(b)の例では、左眼画像と右眼画像がそれぞれ水平方向に1/2だけ縮小された状態で撮影されるので、縮小の有無として「縮小あり」が記録される。また、図13(c)の例では、撮影される領域が狭くなるが、縮小はされないので、縮小の有無として「縮小なし」が記録される。
【0083】
以上のように、様々な3次元画像の撮影方式で作成されたデータを統一的に扱い、3次元画像の表示機能を持たない従来の再生装置においては、2次元画像を正常に表示することができるようになるため、汎用性をもたせることができる。
【0084】
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態は画像データを符号化した後、所定のフォーマットに多重化するものである。図14に本実施の形態による画像データ作成装置110の構成を示す。図14において図1と同一部分には同一符号を付してある。画像データ作成装置110は、多視点(視点数K、ここでKは2以上の整数である)の画像1から画像Kを隣接させて結合した画像を作成する画像結合部111、制御部102、縮小の有無、画像の配置、2D選択、視点数、画像の配置順および反転の有無の情報をフォーマット化して3D情報を作成する3D情報作成部112、画像データを符号化する符号化部113、多重化部104から構成される。
【0085】
以上のように構成された画像作成装置110について、その動作を説明する。制御部102は、縮小の有無、結合の有無、2D選択、水平方向の視点数Mと垂直方向の視点数Nおよび画像の配置順を指定する。指定の仕方は第1の実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0086】
画像結合部111は、制御部102から入力された結合の有無が「結合あり」を示すとき、入力された画像1から画像Kまでの配置方法を選択する。配置方法は、左右画像を水平に並べた水平配置、左右画像を上下に並べた垂直配置および水平・垂直の両方向に並べた格子状配置の3通りが選択可能である。
【0087】
ここで、画像の配置方法は撮像装置の設置方法と一致するとしてもよいし、一致しなくてもよい。画像の配置を撮像部の設置方法と一致させる場合、M=1、N≧2のときには垂直配置、M≧2、N=1のときには水平配置、それ以外のときには格子状配置となる。また一致させない場合は、M=1、N≧2またはM≧2、N=1のときには、垂直配置と水平配置のいずれかが選択できるようにしてもよい。制御部102から入力された縮小の有無が「縮小あり」を示すとき、入力された各視点の画像を縮小する。縮小の仕方は第1の実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0088】
また、画像結合部111は、必要に応じて、各視点の画像を水平方向および垂直方向に反転させる。こうすることで、境界部分の連続性を向上させ、符号化効率の低下を軽減することができる。反転の有無は、各視点画像の境界部分における不連続性が最も小さくなるように決定する。境界部分の不連続性の求め方としては、輝度のみまたは色差のみまたは輝度・色差双方について、境界部分の左右にある画素値の差分絶対値を、境界線全体にわたって加えたものを不連続性とする方法、境界部の左右で画素値の変化の有無を閾値処理で判定し、変化があった画素の総数を不連続性とする方法、などを用いることができる。境界部分の左右の画素としては、境界部分に隣接した左右1画素ずつを使用してもよいし、境界部から2画素以上離れた画素を使用してもよい。
【0089】
図15は、図9の撮像装置で撮影された画像における反転処理の結果の一例を示す図である。図中の数字は各画像の視点番号を示す。ここで、視点番号Kで撮影された画像を画像Kと呼ぶものとする。例えば左上の画像は視点番号1で撮影されたものであるので、画像1となる。図15では、画像1および画像3は反転なし、画像2および画像4は水平方向にのみ反転されている。画像5から画像8は垂直方向に反転されており、さらに画像6および画像8は水平方向に反転されている。図15に示すように画像の境界部分が類似した絵柄となり、境界部分の連続性を高くすることができる。
【0090】
選択した画像配置の方法および各視点画像の反転の有無が、3D情報作成部112に対して出力される。
【0091】
符号化部113は、画像結合部111で結合された画像データを符号化する。符号化方法として、静止画像に対してはJPEG、JPEG2000などの国際標準方式を用いるものとする。また、動画像に対してはMPEG−1、MPEG−2、MPEG−4などの国際標準方式を用いるものとする。動画像の符号化として、フレーム内符号化のみを用いる場合は、Motion JPEGなどの方式を用いてもよい。画像符号化方式としては、上記に限らず非標準の方式を用いてもよい。
【0092】
3D情報作成部112は、画像結合部111から入力された画像の配置方法および反転の有無と、制御部102によって指定された縮小の有無、結合の有無、2D選択、視点数および配置順をフォーマット化して、画像を3次元画像として表示するために必要な3D情報を作成する。フォーマットの形式の一例を図16に示す。図16では図10に対して結合の有無の代わりに配置方法が記録され、反転の有無が追加されている。ここで、配置方法は「水平配置」、「垂直配置」、「格子状配置」(結合の有無が「結合あり」の場合)および「分離」(結合の有無が「結合なし」の場合)のいずれかを表すが、結合の有無(結合あり/結合なし)と配置方法(水平配置/垂直配置/格子状配置)は別々に記録してもよい。また、第1から第Kまでの水平方向の反転の有無および垂直方向の反転の有無は、画像の配置順に記録してもよいし、視点番号順に記録してもよい。また、3D情報を作成する際には、設定値をそのまま用いてもよいし、固定長符号化または可変長符号化により符号化してもよい。
【0093】
多重化部104の動作は第1の実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0094】
続いて、画像データ作成装置110で作成した画像データを3次元画像として表示するための再生装置について説明する。
【0095】
図17は、本発明における第2の実施の形態の画像データ再生装置の構成を示すブロック図である。図17において、画像データ再生装置210は、逆多重化部201、3D情報を解析する3D情報解析部211、符号化データを復号する復号部212、復号した画像データを表示形式に変換する画像変換部213から構成される。
【0096】
以上のように構成された画像データ再生装置210について、その動作を説明する。
【0097】
逆多重化部201の動作は第1の実施の形態と同じであるので、ここでの説明は省略する。
【0098】
3D情報解析部211は、3D情報を解析し、縮小の有無、画像配置の方法、視点数、反転の有無および2D選択を抽出する。復号部212は、逆多重化部201により分離された符号化データから画像データを復号する。
【0099】
画像変換部213は、3D情報解析部211により入力された縮小の有無、画像配置の方法、視点数および反転の有無に応じて、復号された画像データを表示形式に変換する。表示形式については第1の実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0100】
なお、上記の実施の形態では、反転の方向は配置の方向と無関係に決定しているが、配置の方向と反転の方向を一致させるようにしてもよい。つまり水平配置のときには水平方向のみに反転し、垂直配置の場合には垂直方向のみに反転する。
【0101】
また、上記の実施の形態では、効率的に符号化するために隣接する画像の境界部分の連続性を高くなるようにしているが、静止画の場合には、以下のようにしてもよい。すなわち、画像のサイズがDCT演算を行うブロックのサイズの整数倍でないとき、右端の画素1列あるいは下端の画素1ラインをコピーすることで画素を補完して、画像サイズがブロックサイズの整数倍になるようにする。静止画の場合に、DCT演算を行うブロック境界と画像の境界部分を一致させるようにすることで、効率的に符号化できるようになる。このとき、3D情報には反転の有無の代わりに、補完の有無とコピーした画素の列数またはライン数が記録される。
【0102】
以上のように、本実施の形態によれば、3次元画像を符号化する場合に、多視点画像を隣接させた際の境界部分の連続性が高くなるようにして符号化するため、効率良く符号化することが可能となる。
【0103】
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態は、前述の管理情報内に、画像データの格納位置を示す格納情報を付加するものである。図18に本実施の形態による画像データ作成装置120の構成を示す。図18において図14と同一部分には同一符号を付してある。画像データ作成装置120は、画像結合部111、制御部102、3D情報作成部121、画像データの格納位置を示す格納情報を作成する格納情報作成部122、符号化部123、3D情報、管理情報および画像データを多重化する多重化部124から構成される。
【0104】
以上のように構成された画像データ作成装置120について、結合の有無により「結合なし」が示され、複数の画像データを1つのファイルに記録する場合の動作を説明する。この場合以外の動作は、第2の実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0105】
第2の実施の形態で述べたように、画像結合部111は、制御部102により入力された配置順に、入力された画像1から画像Kを出力する。したがって、符号化部123は、配置順で入力された画像データを所定の符号化形式で符号化した後、符号化後のデータサイズを格納情報作成部122に対して出力する。
【0106】
3D情報作成部121は、3D情報を作成するとともに、配置順を格納情報作成部122に対して出力する。
【0107】
格納情報作成部122は、視点番号とアドレスを対応付けて、所定のフォーマットの格納情報を作成する。このときのフォーマットの一例を図19に示す。ここでアドレスとは、ファイルにおける画像データ、またはそれに付随するヘッダの開始位置を示すものである。格納情報作成部122は、アドレスの初期値を0とし、符号化部123から入力されたデータサイズを加算することで、各視点の画像データのアドレスを計算する。データサイズが入力される順序は配置順であるため、第nの視点番号に対応するアドレスは第n−1までのデータサイズの加算値となる。
【0108】
例えば、図9に示す撮像装置で撮影した画像を記録する際に、配置順として、2、3、1、4、6、7、5、8が指定された場合について説明する。画像データは符号化部123において、この順序で符号化され、符号化後のデータサイズが同じ順序で格納情報作成部122に対して出力される。ここで、符号化後のデータサイズを各画像とも100バイトとすると、格納情報作成部122には視点数だけ100が入力され、画像2のアドレスは初期値の0バイト、画像3のアドレスは100バイト、画像1のアドレスは200バイトとなり、同様にして、画像8のアドレスは700バイトとなる。したがって、このときの格納情報は、図22(a)に示すように、第1の視点番号が2、第2の視点番号が3、第8の視点番号が8となり、第1のアドレスが0バイト、第2のアドレスが100バイト、第8のアドレスは700バイトとなる。
【0109】
多重化部124は、符号化後の画像データ、3D情報および管理情報を多重化する際に、使用するファイル形式とアドレスの開始位置に応じて、格納するアドレスを変更する。以下、既存形式と新規形式の双方のファイル形式について、アドレスの変更方法について説明する。
【0110】
図20は、ファイル形式として、前述の既存形式を用いた場合の格納例を示す図である。前述のように、既存形式ではヘッダ部を拡張する形で、3D情報と管理情報が記録される。図20において、A〜Dはアドレスの開始位置を示している。Aはファイルの先頭を、Bは3D情報の開始位置を、Cは管理情報の開始位置を、Dは第1の画像データの開始位置を指す。ここで、アドレスの開始位置をAとすると、多重化部124は、前記格納情報作成部122において計算されたアドレスに対して、3D情報と管理情報を含んだヘッダ部のデータサイズを加算する。このデータサイズを20バイトとすると、前述の例における格納情報のアドレスは、図22(b)に示すように、第1のアドレスが20バイトに、第2のアドレスが120バイトに変更され、同様にして、第8のアドレスが720バイトに変更される。アドレスの開始位置はAのほか、B、C、Dのいずれでもよい。
【0111】
図21は、ファイル形式として新規形式を用いた場合の格納例を示す図である。図21において、A〜Cはアドレスの開始位置を示しており、Aはファイルの先頭を、Bは管理情報の開始位置を、Dは第1のファイルヘッダの開始位置を指す。図21に示すように、各画像データのそれぞれに、ファイルヘッダが付加されているため、アドレスはファイルヘッダの開始位置を示す情報となる。したがって、前記格納情報作成部122において計算されたアドレスに対して、各ファイルヘッダのサイズと3D情報および管理情報のデータサイズを加算する。ここで、アドレスの開始位置をAとし、各ファイルヘッダのサイズを10バイト、3D情報および管理情報のデータサイズを15バイトとすると、前述の例における格納情報のアドレスは、図22(c)に示すように、第1のアドレスが15バイトに、第2のアドレスが125バイトに、第8のアドレスが785バイトに変更される。
【0112】
続いて、画像データ作成装置120で作成した画像データを3次元画像として表示するための再生装置について説明する。
【0113】
図23は、本発明における第3の実施の形態の画像データ再生装置の構成を示すブロック図である。図23において、画像データ再生装置220は、逆多重化部221、格納情報を解析する格納情報解析部222、3D情報解析部211、符号化データを復号する復号部212、復号した画像データを表示形式に変換する画像変換部213から構成される。
【0114】
以上のように構成された画像データ再生装置220について、その動作を説明する。
【0115】
逆多重化部221は、ICメモリなどの記録デバイスに記録されたファイルから、前述のように画像データと3D情報と管理情報が多重化されたデータを読み込み、3D情報と管理情報を分離し、さらに管理情報から格納情報を分離する。
【0116】
格納情報解析部222は、逆多重化部221により分離された格納情報を解析して、各視点の画像データの開始位置を示すアドレスを抽出する。
【0117】
3D情報解析部211の動作は、第2の実施の形態と同じであるので、ここでの説明は省略する。3D情報解析部211により視点数および視点番号が抽出されると、図示しない制御手段により、3次元表示をするための画像を選択するための視点番号の組み合わせが指定される。このとき、格納情報解析部222は、指定された視点番号に対応するアドレスを逆多重化部221に対して出力する。
【0118】
逆多重化部221は、指定されたアドレスから画像データを読み出して、復号部212に対して出力する。これ以降の動作は第2の実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0119】
なお、上記の実施の形態において、画像データを視点番号単位で記録しているが、動画像の場合には、画像データは複数のフレームから構成されるため、図20に示した格納例のほかに、図24のようにフレーム単位で記録し、フレームのまとまりごとに格納情報を記録してもよい。ここで、最初の格納情報には、第1の画像から第Kの画像までの第1のフレームデータについてアドレスを記録する。これ以降の格納情報についても同様にして、第1の画像から第Kの画像までのフレームデータについてアドレスを記録する。アドレスの開始位置は図20の場合と同様である。このとき、第1の画像から第Kの画像までの第iのフレームデータ(ただし、iは1以上の整数である)は同じタイミングで表示されるべきフレームとし、ある視点番号について対応するフレームが存在しない場合には、該視点番号に関する格納情報を省略してもよい。また、格納情報には次の格納情報の格納位置を示すアドレスを記録してもよい。また、格納情報は毎フレーム間隔で記録するのではなく、所定のフレーム間隔で記録してもよい。また、この例では管理情報に格納情報を記録していないが、最初の格納情報または、すべての格納情報を管理情報に含めて記録してもよい。なお、図24は、既存形式のファイルにおける例を示しているが、新規形式のファイルについても同様である。
【0120】
また、上記の実施の形態において、格納情報として画像データの格納位置を示すアドレスを記録したが、代わりに以下のようにしてもよい。
【0121】
一般に、符号化された画像データには、その開始位置を示すためのユニークな符号語(スタートコード)が付加されている。データ中からスタートコードを検索することで、符号化された画像データを復号しなくとも、目的とする画像データにアクセスすることが可能である。しかし、スタートコードは符号化方式によって異なる場合が一般的であり、符号化方式によっては付加されない場合がある。したがって、図18の多重化部124において、多重化の際に特有のスタートコードを画像データの先頭に記録する。このときの格納例を図25に示す。さらに、画像データだけでなく3D情報や管理情報の開始位置にスタートコードを記録してもよいし、開始位置を示すアドレスの記録とスタートコードの記録を併用してもよい。
【0122】
また、上記の実施の形態において、格納情報にアドレスを記録する順番は、配置順と同じである場合について述べたが、常に視点番号順(昇順や降順)に記録してもよいし、その他の順序でもよい。
【0123】
また、上記の実施の形態において、格納情報としてデータサイズを累積加算したアドレス(絶対アドレス)を記録しているが、データサイズ自体(相対アドレス)を記録してもよい。こうすることで、格納情報を記録する際に必要となるデータサイズを減らすことができる。
【0124】
また、上記の実施の形態において、画像データが符号化された場合について述べているが、符号化されていない画像データに対して適用してもよい。
【0125】
以上のように、本実施の形態によれば、ファイルに記録された画像データをすべて読み出すことなく、必要な画像データのみを読み出すことにより、ファイルアクセスを効率的に行い、必要なメモリ量を削減したり、処理速度を向上させたりすることが可能である。
【0126】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、異なる視点の画像を結合するか否かを示す結合情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記結合情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0127】
また、本発明によれば、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、異なる視点の画像を結合する場合に、結合する画像の配置方法を示す配置情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記配置情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0128】
また、本発明によれば、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、前記画像を縮小するか否かを示す縮小情報を生成する縮小情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記縮小情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0129】
また、本発明によれば、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、前記複数の視点の一つを選択する選択情報を生成する選択情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記選択情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0130】
また、本発明によれば、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、視点の数を示す視点情報を生成する視点情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記視点情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0131】
また、本発明によれば、前記視点情報は、水平方向の視点数を示す情報、または/および、垂直方向の視点数を示す情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0132】
また、本発明によれば、前記画像を所定の縮小率で縮小する場合には、前記視点数を用いて所定の縮小率を決定することにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0133】
また、本発明によれば、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、前記複数の画像を格納する順序を示す順序情報を生成する順序情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記順序情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0134】
また、本発明によれば、異なる視点の画像を結合する場合には、前記順序情報は結合配置の順序を示すことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0135】
また、本発明によれば、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、前記画像を反転するか否かを示す反転情報を生成する反転情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記反転情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせ、画像を符号化する際には、効率よく符号化することができるという有利な効果が得られる。
【0136】
また、本発明によれば、前記反転情報は、画像を水平方向に反転するか否かを示す情報、または/および、画像を垂直方向に反転するか否かを示す情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性を持たせ、画像を符号化する際には、効率よく符号化することができるという有利な効果が得られる。
【0137】
また、本発明によれば、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は異なる視点の画像が結合されているか否かを示す結合情報を解析し、前記結合情報を用いて前記複数の画像を再生することにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0138】
また、本発明によれば、異なる視点の画像が結合されている場合に、前記解析手段は結合された画像の配置方法を示す配置情報を解析することにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0139】
また、本発明によれば、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は、前記画像が縮小されているか否かを示す縮小情報を解析し、前記縮小情報を用いて前記複数の画像を再生することにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0140】
また、本発明によれば、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記複数の視点の一つを選択する選択情報を解析し、前記選択情報を用いて複数の視点の一つに対応する画像を再生することにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0141】
また、本発明によれば、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は視点の数を示す視点情報を解析し、前記視点情報を用いて前記複数の画像を再生することにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0142】
また、本発明によれば、前記視点情報は、水平方向の視点数を示す情報、または/および、垂直方向の視点数を示す情報を含むことにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0143】
また、本発明によれば、前記画像が所定の縮小率で縮小されている場合には、前記視点数を用いて所定の縮小率を決定することにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0144】
また、本発明によれば、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記複数の画像を格納する順序を示す順序情報を解析し、前記順序情報を用いて前記複数の画像を再生することにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0145】
また、本発明によれば、異なる視点の画像が結合されている場合には、前記順序情報は結合配置の順序を示すことにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0146】
また、本発明によれば、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記画像が反転されているか否かを示す反転情報を解析し、前記反転情報を用いて前記複数の画像を再生することにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0147】
また、本発明によれば、前記反転情報は、画像が水平方向に反転されているか否かを示す情報、または/および、画像が垂直方向に反転されているか否かを示す情報を含むことにより、汎用性を持たせた画像データを表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0148】
また、本発明によれば、複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、各画像の先頭位置を示す情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記情報を含むことにより、3次元表示のための画像データに汎用性と効率のよい任意の画像の選択性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0149】
また、本発明によれば、各画像の先頭位置を示す情報として画像データ内の所定の位置から前記先頭位置までのデータ長を用いるにより、3次元表示のための画像データに汎用性と効率のよい任意の画像の選択性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0150】
また、本発明によれば、各画像の先頭位置を示す情報として各画像のデータサイズを用いることにより、3次元表示のための画像データに汎用性と効率のよい任意の画像の選択性を持たせることができるという有利な効果が得られる。
【0151】
また、本発明によれば、所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は複数の画像の先頭位置を示す情報を解析し、前記情報を用いて前記複数の画像のうち任意の画像を再生することにより、汎用性を持たせた画像データから任意の視点の画像を効率よく選択し、表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0152】
また、本発明によれば、各画像の先頭位置を示す情報として画像データ内の所定の位置から前記先頭位置までのデータ長を用いることにより、汎用性を持たせた画像データから任意の視点の画像を効率よく選択し、表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【0153】
また、本発明によれば、各画像の先頭位置を示す情報として各画像のデータサイズを用いることにより、汎用性を持たせた画像データから任意の視点の画像を効率よく選択し、表示装置に応じて表示することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による画像データ作成装置の構成を示す図である。
【図2】3D情報の構成例を示す図である。
【図3】左右画像の結合例を示す図である。
【図4】左右画像の結合例を示す図である。
【図5】多重化データのファイル形式を示す図である。
【図6】既存形式のファイルに画像データを格納する際のフォーマット例を示す図である。
【図7】新規形式のファイルに画像データを格納する際のフォーマット例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態による画像データ再生装置の構成を示す図である。
【図9】多視点の場合の撮像装置の設置例を示す図である。
【図10】多視点画像の格子状配置を示す図である。
【図11】視点番号のふり方の例を示す図である。
【図12】3D情報のフォーマット例を示す図である。
【図13】ステレオアダプタで撮影した画像の構成を説明するための図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態による画像データ作成装置の構成を示す図である。
【図15】反転処理の例を示す図である。
【図16】3D情報のフォーマット例を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態による画像データ再生装置の構成を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態による画像データ作成装置の構成を示す図である。
【図19】格納情報のフォーマット例を示す図である。
【図20】既存形式のファイルに画像データを格納する際のフォーマット例を示す図である。
【図21】新規形式のファイルに画像データを格納する際のフォーマット例を示す図である。
【図22】格納情報の例を示す図である。
【図23】本発明の第3の実施の形態による画像データ再生装置の構成を示す図である。
【図24】既存形式のファイルに画像データを格納する際のフォーマット例を示す図である。
【図25】既存形式のファイルに画像データを格納する際のフォーマット例を示す図である。
【図26】時分割方式における画像の表示形式を示す図である。
【図27】パララクスバリア方式の概念を説明するための図である。
【図28】パララクスバリア方式における画像の表示形式を説明するための図である。
【図29】従来の方式における合成画像を示す図である。
【符号の説明】
100、110、120 画像データ作成装置
101、111 画像結合部
102 制御部
103、112、121 3D情報作成部
104、124 多重化部
113、123 符号化部
122 格納情報作成部
200、210、220 画像データ再生装置
201、221 逆多重化部
202、211 3D情報解析部
203、213 画像変換部
212 復号部
222 格納情報解析部
301〜306 撮像装置
Claims (28)
- 複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、
異なる視点の画像を結合するか否かを示す結合情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記結合情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、
異なる視点の画像を結合する場合に、結合する画像の配置方法を示す配置情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記配置情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、
前記画像を縮小するか否かを示す縮小情報を生成する縮小情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記縮小情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、
前記複数の視点の一つを選択する選択情報を生成する選択情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記選択情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、
視点の数を示す視点情報を生成する視点情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記視点情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 請求項5に記載の画像データ作成装置において、
前記視点情報は、水平方向の視点数を示す情報、または/および、垂直方向の視点数を示す情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 請求項5または6に記載の画像データ作成装置において、
前記画像を所定の縮小率で縮小する場合には、前記視点数を用いて所定の縮小率を決定することを特徴とする画像データ作成装置。 - 複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、
前記複数の画像を格納する順序を示す順序情報を生成する順序情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記順序情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 請求項8に記載の画像データ作成装置において、
異なる視点の画像を結合する場合には、前記順序情報は結合配置の順序を示すことを特徴とする画像データ作成装置。 - 複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、
前記画像を反転するか否かを示す反転情報を生成する反転情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記反転情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 請求項10に記載の画像データ作成装置において、
前記反転情報は、画像を水平方向に反転するか否かを示す情報、または/および、画像を垂直方向に反転するか否かを示す情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、
前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は異なる視点の画像が結合されているか否かを示す結合情報を解析し、前記結合情報を用いて前記複数の画像を再生することを特徴とする画像データ再生装置。 - 請求項12に記載の画像データ再生装置において、
異なる視点の画像が結合されている場合に、前記解析手段は結合された画像の配置方法を示す配置情報を解析することを特徴とする画像データ再生装置。 - 所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、
前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は、前記画像が縮小されているか否かを示す縮小情報を解析し、前記縮小情報を用いて前記複数の画像を再生することを特徴とする画像データ再生装置。 - 所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、
前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記複数の視点の一つを選択する選択情報を解析し、前記選択情報を用いて複数の視点の一つに対応する画像を再生することを特徴とする画像データ再生装置。 - 所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、
前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は視点の数を示す視点情報を解析し、前記視点情報を用いて前記複数の画像を再生することを特徴とする画像データ再生装置。 - 請求項16に記載の画像データ再生装置において、
前記視点情報は、水平方向の視点数を示す情報、または/および、垂直方向の視点数を示す情報を含むことを特徴とする画像データ再生装置。 - 請求項16または17に記載の画像データ再生装置において、
前記画像が所定の縮小率で縮小されている場合には、前記視点数を用いて所定の縮小率を決定することを特徴とする画像データ再生装置。 - 所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、
前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記複数の画像を格納する順序を示す順序情報を解析し、前記順序情報を用いて前記複数の画像を再生することを特徴とする画像データ再生装置。 - 請求項19に記載の画像データ再生装置において、
異なる視点の画像が結合されている場合には、前記順序情報は結合配置の順序を示すことを特徴とする画像データ再生装置。 - 所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、
前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は前記画像が反転されているか否かを示す反転情報を解析し、前記反転情報を用いて前記複数の画像を再生することを特徴とする画像データ再生装置。 - 請求項21に記載の画像データ再生装置において、
前記反転情報は、画像が水平方向に反転されているか否かを示す情報、または/および、画像が垂直方向に反転されているか否かを示す情報を含むことを特徴とする画像データ再生装置。 - 複数の視点の各々に対応した複数の画像から、所定のデータ形式の画像データを作成する画像データ作成装置において、
各画像の先頭位置を示す情報を生成する情報生成手段を備え、前記データ形式は、前記情報を含むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 請求項23に記載の画像データ作成装置において、
各画像の先頭位置を示す情報として画像データ内の所定の位置から前記先頭位置までのデータ長を用いることを特徴とする画像データ作成装置。 - 請求項23に記載の画像データ作成装置において、
各画像の先頭位置を示す情報として各画像のデータサイズを用いることを特徴とする画像データ作成装置。 - 所定のデータ形式の画像データから、複数の視点の各々に対応した複数の画像を再生する画像データ再生装置において、
前記データ形式を解析する解析手段を備え、前記解析手段は複数の画像の先頭位置を示す情報を解析し、前記情報を用いて前記複数の画像のうち任意の画像を再生することを特徴とする画像データ再生装置。 - 請求項26に記載の画像データ再生装置において、
各画像の先頭位置を示す情報として画像データ内の所定の位置から前記先頭位置までのデータ長を用いることを特徴とする画像データ再生装置。 - 請求項26に記載の画像データ再生装置において、
各画像の先頭位置を示す情報として各画像のデータサイズを用いることを特徴とする画像データ再生装置。
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