JP2004238283A - 半導体パッケージ用窓材ガラス - Google Patents

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Abstract

【目的】 α線の主な発生源となるU及びThのガラスへの混入が抑制できる半導体パッケージ窓材用ガラスを提供する。
【構成】 重量%で、SiOを50〜78%、Bを5〜25%、Alを0〜3.6%、LiOを0〜5%、NaOを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、LiO+NaO+KOを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下であることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
【選択図】 なし

Description

本発明は、半導体パッケージ用窓材ガラスに関し、詳しくはビデオカメラなどに使用されるCCD(固体撮像素子)などの半導体パッケージ用窓材として使用されるガラスに関する。
CCD等の半導体は、パッケージ用窓材から放出されるα線によりソフトエラーを生じるため、パッケージ用窓材に含有されるα線を放出する放射線同位元素の量の低減が行われている。放射線同位元素としては、代表的にはウラン(U)、トリウム(Th)及びラジウム(Ra)が挙げられるが、Raは存在量が少ないので通常は問題にされず、U及びThが問題とされている。特にUはα線放出量が多く、Thに比べて5〜10倍程度多い。従って、半導体の周辺材料におけるα線放出量の低減には、特にUの含有量の低減が重要とされている。
その為、固体撮像素子に照射されるα線量を低減することを目的として、既に幾つかの提案が成されている。例えば特許文献1には、センサー部に鉛を含むシリケートガラス薄膜を形成して放射線を遮断したことを特徴とする固体撮像素子が提案されている。しかし、この固体撮像素子の製造においては、シリケートガラス薄膜の製膜工程が複雑であり、長時間を要すると共にコスト高である。
一方、特許文献2には、放射性同位元素の含有量が100ppb以下、α線放出量0.05c/cm・hr以下であり、α線放射性元素の精製分離が困難なFe、TiO、PbO、ZrOを含まないガラスが提案されており、実施例には、α線放出量0.08〜0.005c/cm・hrのガラスが開示されている。又、特許文献3には、UとThの含有量の多いZrO、BaOを含まず、β線発生の原因になるKOをも含まない低放射線ガラスが提案されており、実施例に、α線放出量0.008〜0.002c/cm・hrのガラスが開示されている。
特開平3−74874号公報 特開平5−275074号公報 特開平6−211539号公報
しかしながら、近年、固体撮像素子の高密度化に伴って、α線によるノイズやソフトエラーが益々大きな画質向上の障害になっている。そのため、α線放出量の低減化の要求はさらに厳しくなっており、最近では、0.0015c/cm・hr以下が目標とされるに至っている。しかし、この目標を達成するためには、α線放出量が多いUの含有量が5ppbを越えるガラスでは、実質的に不可能であった。
ところで、半導体パッケージ用窓材ガラスは、アルミナセラミックパッケージと封着した時、割れや歪みが発生しない材料であることが要求される。カラーVTRカメラの光学系は、図1に示すように、映像を結像させるレンズ系1と、ローパスフィルターとして作用する水晶板2、3と感度補正作用を有する近赤外吸収フィルター4を貼り合わせた素子5と、固体撮像素子6とで構成される。固体撮像素子6はその受光面に三色モザイクフィルターを形成したCCDチップ7をアルミナパッケージ8にセットし、その上に保護用光透過部材であるガラス製パッケージ用窓材9をエポキシ樹脂などで接着した構成になっている。そのため、ガラス製パッケージ用窓材9とアルミナセラミックパッケージ8の熱膨張係数を整合させることが必要である。アルミナセラミックの熱膨張係数は通常60〜75×10−7−1の範囲にあり、ガラスの熱膨張係数は、これと同等か、若干小さな45〜75×10−7−1の範囲であることが望ましい。CCDの感度領域は可視光域から近赤外光域に亘っている。そのため、近赤外吸収フィルターを用いて入射光の近赤外部分をカットし、総合して得られる感度を視感度に近似させ、色再現性を改善することが必要であり、図1に示すように素子5には近赤外吸収フィルター4が3枚の水晶板2と1枚の水晶板3の間に組み込まれており、素子5を構成する層数が多く、その製造コストが高いという欠点があった。
従って本発明の目的は、(i) U及びThの含有量が少なく、固体撮像素子のソフトエラーの発生を抑制でき、画質の向上に寄与できる、(ii) アルミナパッケージと熱膨張係数が整合されており、アルミナパッケージとの封着性に優れているという利点を有する、などの利点も有する半導体パッケージ用窓材ガラスを提供することにある。
これまで、ガラスに含まれる放射性同位元素は、ガラスの原料に起因するものが殆どであると考えられていた。しかるに、本発明者が、ガラスの原料として放射性同位元素含有量が極めて少ない高純度のものを用いてガラスを試作したところ、得られたガラスの放射性同位元素含有量は依然として高いレベルであることを見い出した。即ち、ガラスに含まれる放射性同位元素の低減には、ガラスの原料を厳選する以外に、ガラス製造過程での混入を抑制する必要があることが判明した。そしてガラス製造過程での放射性同位元素の混入を防止する具体的手段として、熔融ガラスの表面の全部又は一部が熔解炉内雰囲気と接触するのを遮断した状態でガラスを熔解することにより、得られたガラスが5ppb以下のU含有量及び5ppb以下のTh含有量を有し、その結果α線放出量が極めて低く、例えば0.0015c/cm・hr以下となり、半導体パッケージ用窓材ガラスとして好適であること、および半導体パッケージ用窓剤ガラスは対向する研磨面を有するものが好ましいことを見い出した。さらにガラス材料として特定のガラスを用いるのが好適であることを見い出した。
本発明は、このような知見に基づいて完成されたものであり、本発明は、
(1)重量%で、SiOを50〜78%、Bを5〜25%、Alを0〜3.6%、LiOを0〜5%、NaOを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、LiO+NaO+KOを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、
(2)重量%で、SiOを50〜78%、Bを5〜25%、Alを0〜3.6%、LiOを0〜5%、NaOを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、LiO+NaO+KOを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、
(3)重量%で、SiOを50〜78%、Bを5〜25%、Alを0〜3.6%、LiOを0〜5%、NaOを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、LiO+NaO+KOを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、
(4) 重量%で、ZnOが4%以上である、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の半導体パッケージ用窓材ガラス、
(5)重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを0〜5%、Na2Oを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)、ZnOを4〜10%含有し、アルカリ土類金属酸化物を含まず、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、
(6)重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを0〜5%、Na2Oを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)、ZnOを4〜10%含有し、アルカリ土類金属酸化物を含まず、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、
(7)重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを0〜5%、Na2Oを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)、ZnOを4〜10%含有し、アルカリ土類金属酸化物を含まず、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、
(8)重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを含まず、Na2Oを0〜18%、及びKOを1.3〜15.4%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、
(9)重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを含まず、Na2Oを0〜18%、及びKOを1.3〜15.4%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、
(10)重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを含まず、Na2Oを0〜18%、及びKOを1.3〜15.4%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス、および
(11)上記(1)〜(10)のいずれかに記載の半導体パッケージ用窓材ガラスを装着して成る固体撮像素子
を要旨とする。
本発明によれば、ソフトエラー率が著しく低い固体撮像素子などの半導体パッケージ用窓材ガラスを提供することができる。本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは、製造工程におけるU及びThの混入を大幅に抑制しつつ製造されたものであり、ガラスからのα線に起因するソフトエラーの発生を著しく低減できるため、固体撮像素子などの半導体の高解像度化、高密度化に貢献することができる。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスについて説明する。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは、U及びThの含有量が共に5ppb以下である。従来の半導体パッケージ用窓材ガラスとしては、U含有量が5ppbを越えるものしか得られておらず、この点で本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは従来存在しなかった新規なガラスである。このようなU及びThの含有量が共に5ppb以下と極めて少ない本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは、U及びThの含有量が極めて少ない結果としてα線放出量が極めて低く、例えば0.0015c/cm・hr以下であり、固体撮像素子に用いたときにソフトエラー率を著しく低減できる。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスにおいて、U及びThの含有量は共に3ppb以下が好ましく、α線放出量は0.001c/cm・hr以下が好ましい。
半導体パッケージ用窓材ガラスは、対向する研磨面を有するものが好ましい。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスの材料としては、下記の3種のホウケイ酸ガラスが挙げられる。
ガラス(I)
重量%で、SiOを50〜78%、Bを5〜25%、Alを0〜3.6%、LiOを0〜5%、NaOを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、LiO+NaO+KOを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラス。
ガラス(II)
重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを0〜5%、Na2Oを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)、ZnOを4〜10%含有し、アルカリ土類金属酸化物を含まず、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラス。
ガラス(III)
重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを含まず、Na2Oを0〜18%、及びKOを1.3〜15.4%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラス。
以下にこれらのホウケイ酸ガラスにおける各成分の作用及び組成限定理由を説明する。
ガラス(I)〜(III)において、SiOとBはホウケイ酸ガラスの骨格を作る成分である。SiOが50%未満となり、Bが25%を越えると耐候性が低下する傾向がある。また、SiOが78%を越え、Bが5%未満では熔融性が悪化する傾向がある。従って、SiOは50〜78%の範囲にあり、かつBは5〜25%の範囲である。ガラス(I)においては、SiOの含有量は69.4%以上であるのが好ましい。
ガラス(I)〜(III)において、Alはガラスの耐候性を向上させる成分である。しかし、ガラス(II)および(III)において、8%を越えるとガラス内に脈理が発生し易くなる傾向があるので、Alの含有量は0〜8%とする。ガラス(I)においては、Alの含有量は0〜3.6%として、その上限を低くしてある。
LiO、NaO及びKOは融剤として作用し、かつ、耐失透性を良くする成分である。そのためには、これらの成分の1種又は2種以上の合計含有量は5%以上である。しかし、これらの成分の1種又は2種以上の合計含有量が20%を越えると耐候性が悪くなり、かつ熱膨張係数が大きく成りすぎる傾向がある。従ってガラス(I)〜(III)において、LiO+NaO+KOの合計含有量は5〜20%である。さらにこれらの成分の内、LiOは、多量に添加すると耐失透性が悪化する傾向があり、かつ耐火物の容器を浸食する作用も強い。そのため、LiOの含有量はガラス(I)および(II)において0〜5%であり、ガラス(III)においては0%(LiOを含まず)である。ガラス(I)および(II)において、NaO及びKOは、それぞれ18%及び20%を越えると耐候性が悪化し、かつ熱膨張係数も大きくなりすぎる傾向があるので、NaO及びKOの含有量は、それぞれ0〜18%及び0〜20%である。またガラス(III)において、NaO及びKOの含有量は、それぞれ0〜18%及び1.3〜15.4%である。
以上の成分の他に、耐候性、熔融性、耐失透性の改善や、熱膨張係数の調整等の目的で20%以内の範囲で、アルカリ土類金属酸化物(MgO,CaO,SrO,BaO)、ZnO、Cl等のハロゲン等を添加することも可能である。更に、As、Sb等の脱泡剤も必要に応じて適宜添加することができる。又、その他の3価以上の高原子価金属酸化物も所望の特性を損なわない程度に添加することが可能である。
なお、ガラス(I)においてはZnOを4%以上とするのが好ましい。またガラス(II)においては、ZnOを4〜10%含有し、アルカリ土類金属酸化物を含まないことを必須要件とする。
上記のホウケイ酸ガラスを形成するための原料は、水溶液、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物、酸化物等いずれの形態でも良い。但し、前記のように、不純物として混入するU及びThの含有量の少ない原料を選択する必要がある。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは、固体撮像素子の製造に好ましく用いられるが、固体撮像素子のその他の構成は特に限定されるものではない。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスを製造するための方法としては、熔融ガラス表面の全部又は一部が熔解炉内雰囲気と接触するのを遮断した状態でガラスを熔融する方法が好ましく用いられる。
熔融ガラスの表面の全部又は一部が熔解炉内雰囲気と接触するのを遮断するための方法としては、
(a)熔解炉内の熔融ガラスの表面の全部又は一部を遮断ガスで覆う方法、
(b)熔解炉内の熔融ガラスの表面の全部又は一部を白金製及び/又は放射性同位元素含有量の少ないセラミック製の蓋で覆う方法、
(c)熔解炉内雰囲気に接触する内壁部分が白金及び/又は放射性同位元素含有量の少ないセラミックスで構成されている熔解炉を用いる方法
が挙げられる。
上記方法(a),(b)または(c)を採用することにより、U及びTh含有量が極めて少ないガラスが得られる理由は、以下のように推測される。すなわち、ガラスの熔解操作において、熔解炉の内壁を構成するレンガや発熱体(例えば炭化珪素焼結体やモリブデンシリサイド焼結体)から放射性同位元素、特にUの蒸気が発生するが、上記方法(a)〜(c)の少なくとも1つによって、ガラス表面の全部又は一部が熔解炉内雰囲気と接触するのを遮断すると、U蒸気がガラス中に混入するのが防止される。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスの製造は、上記方法(a),(b)および(c)のいずれかを採用することにより行なっても良く、また上記方法(a)または方法(b)と、方法(c)とを併用してもよい。
上記方法(a)で用いる遮断ガスとしては、ガラスと溶解炉雰囲気とが接触するのを防止でき、かつガラスに対して実質的に不活性なものであれば、その種類は問わないが、例えばN、Ar、空気、炭酸ガス、CH、LNGなどの炭化水素ガスなどを用いることができる。
上記方法(c)において用いる熔解炉は、放射性同位元素含有量の少ないセラミックで内壁を構成したマッフル炉を用いるのが好ましいが、必ずしもマッフル構造でなくても良く、通常の熔解炉の内壁(天井、側壁等)を放射性同位元素含有量の少ないセラミックで構成しても効果がある。これらのセラミックとしてはU含有量が20ppm以下、好ましくは1ppm以下のアルミナ質電鋳レンガ、シリカブロック等が好適である。又、炭化珪素焼結体やモリブデンシリサイド焼結体等の抵抗発熱体の使用を抑制し、LNG等のガス加熱が望ましい。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは、下記の後処理方法を施したものをも包含する。
(1)板状ガラスの対向する面を研磨加工する工程を含み、該対向する面を研磨する工程の前に、該対向する面以外の端部を平滑化する工程を実施する後処理方法、および
(2)板状ガラスの対向する面を研磨加工する工程を含み、該対向する面を研磨する工程の後に、該対向する面以外の端部の表面層を除去する工程を実施する後処理方法。
上記の後処理方法(1)および(2)においては、対向する研磨面以外の端部を平滑化することにより、または対向する研磨面以外の端部の表面層を除去することにより、Th量を更に減少させることができる。この点を詳しく述べると以下のとおりである。すなわち、ガラスをパッケージ用窓材に研磨加工する際、通常、対向する研磨面以外の端部は、切断面(角が面取りされていてもよい)又は荒ズリ面であるが、その切断面又は荒ズリ面に研磨剤のCeOが固着して、洗浄されずに残存することにより、CeO中の不純物であるThOがα線源になる。そこで、端部の凹凸部を酸処理、エッチングなどによって事前に平滑化することにより、研磨中にCeOが固着するのを防ぐことができる。また研磨後、端部の表面層を酸処理、エッチング等により除去しても良い。
以上、本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスを製造するための方法の特徴的要件について説明してきたが、U及びTh含有量が共に5ppb以下のガラスを得るためには、その前提として放射性同位元素含有量の極力少ない高純度原料を使用し、原料の調合、熔解炉への移送において放射性同位元素が極力混入しないような配慮をしなければならないことはもちろんである。
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは、固体撮像素子の製造に好ましく用いられるが、固体撮像素子のその他の構成は特に限定されるものではない。
以下本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
(実施例1)
各種高純度原料を使用して、表1のNo.1の組成になるように原料バッチを作製した。この原料バッチ中に含まれるUとThの量は各原料中に含まれるUとThの不純物量から計算して、それぞれ0.8ppb及び3.2ppbであった。この原料バッチ(酸化物換算で10Kg)を、5リットル容量の白金製坩堝に入れ、カンタルスーパー炉(モリブデンシリサイド発熱体使用)中にNガスを流量40リットル/minで流入して、ガラス原料を熔解炉雰囲気と遮断しながら、1480℃、8時間で熔解、精製(脱泡、均質化)した。鉄製金枠に鋳込み、所定のアニールをしてガラスブロック(以下ガラスAという)を得た。このガラスAのU及びTh含有量を横河電機(株)製TCP−MASSを用いて分析したところ、それぞれ2.5ppb及び3.4ppbであり、U及びTh含有量は共に5ppb以下であった。
(比較例1)
ガスの流入をしないこと以外は実施例1と同じ条件で、同様にガラスブロック(以下比較ガラスVという)を得た。この比較ガラスVのU及びTh含有量はそれぞれ42ppb及び3.6ppbであり、実施例1に比べU含有量が著しく高かった。
実施例1と比較例1の結果から、炉内雰囲気をNガスで置換して、ガラスを炉内雰囲気から遮断することにより、U含有量を顕著に減少できることが判明した。
(実施例2)
表1のNo.4の組成になるように高純度原料を使用して原料バッチを作製した。この原料バッチに含まれるUとThの量は、各原料に含まれるUとThの不純物量から計算して、それぞれ0.2ppb及び0.1ppbであった。ガラスの加熱熔解のために図2に示すように、外壁材12と炭化珪素発熱体13で構成され、内壁14をシリカブロックで仕切り、マッフル構造とした電気炉15を用いた。内壁14(シリカブロック)と電気炉の外壁材12(シャモット質レンガ)のUとThの含有量はそれぞれU:19ppb、Th:0.1ppb及びU:30ppm、Th:55ppmであった。原料バッチ(酸化物換算で2Kg)を1リットル容量の白金製坩堝を用いて、1430℃、6時間で熔解、精製し、鉄製金枠に鋳込み、所定のアニールをしてガラスブロック(以下ガラスBという)を得た。このガラスBを分析したところ、UとThの含有量はそれぞれ1.2ppb及び0.2ppbであった。
(比較例2)
図2のシリカブロック14の内壁を取り除いた電気炉を用いたこと以外は実施例2と同じ条件で、同様にガラスブロック(以下比較ガラスWという)を得た。この比較ガラスWのUとThの分析値はそれぞれ18ppb及び0.3ppbであった。
実施例2と比較例2の結果から、炉内雰囲気に接触する部分を放射性同位元素含有量の少ない材料で構成して、ガラスを炉内雰囲気から遮断することにより、ガラス中のU含有量を減少できることが判明した。
(実施例3)
実施例1で得られたガラスAを通常の方法で研磨加工し、所定形状(15.5×17.7×0.8mm)のパッケージ用窓材ガラス(以下ガラスCという)を作製した。このガラスCの15.5×17.7mm面は研磨された面であるが、15.5×0.8mm面及び17.7×0.8mm面は角を面取りされた切断面である。研磨面に保護膜を塗布し、フッ酸水溶液に浸漬して、端面のみをエッチングした後、保護膜を除去してガラス(以下ガラスDという)を得た。エッチング前のガラスCのU、Th分析値はそれぞれU:2.5ppb、Th:5.8ppbであり、エッチング後のガラスDのU、Th分析値はそれぞれU:2.3ppb、Th:3.8ppbであった。即ち、端部の荒ズリ面を除去することによって、研磨品のThを減少できることが判明した。
(試験例)
パッケージ用窓材ガラスとして、ガラスA,Bを常法により研磨加工して得た研磨板およびガラスC,Dそれ自体を用い、これらを有効画素数58万画素のCCDチップを内蔵したアルミナセラミックパッケージにエポキシ樹脂系接着剤を用いて封着し、固体撮像素子を作製した。
比較のため、パッケージ用窓材ガラスとして、市販のパッケージ用窓材ガラス(以下比較ガラスXという)を常法により研磨加工して得たガラスを用いて、同様に固体撮像素子を作製した。
次に、得られた、これらの固体撮像素子を使用して、ソフトエラーの有無を調査した。その結果を表2に示す。尚、表中、α線放出量は住友分析センター社製α線測定装置LACSで測定した。表2から明らかなように、本発明によるガラスを使用すれば、ソフトエラーを甚だしく低減できることが判明した。
本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、前述のように種々のバリエーションが存在し得ることは言うまでもない。
表1に本発明において使用し得る種々のガラス組成を重量%表示で示す。表中、熱膨張係数はTMA分析装置による測定値である。いずれも、アルミナセラミックとの封着に適合した熱膨張係数を有している。
Figure 2004238283
Figure 2004238283
本発明の半導体パッケージ用窓材ガラスは、UおよびThの含有量が共に5ppb以下と極めて少ないため、固体撮像素子に用いたときにソフトエラーを著しく低減できるため、固体撮像素子などの高解像度化、高密度化に貢献することができる。
VTRカメラの光学系の構成を示す説明図である。 実施例においてガラスを熔解するのに用いた電気炉の断面を示す説明図である。
符号の説明
1 レンズ系
2、3 水晶板
4 近赤外吸収フィルター
6 固体撮像素子
7 CCDチップ
8 アルミナセラミックパッケージ
9 パッケージ用窓材
12 外壁材
13 炭化珪素発熱体
14 内壁
15 電気炉

Claims (11)

  1. 重量%で、SiOを50〜78%、Bを5〜25%、Alを0〜3.6%、LiOを0〜5%、NaOを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、LiO+NaO+KOを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  2. 重量%で、SiOを50〜78%、Bを5〜25%、Alを0〜3.6%、LiOを0〜5%、NaOを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、LiO+NaO+KOを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  3. 重量%で、SiOを50〜78%、Bを5〜25%、Alを0〜3.6%、LiOを0〜5%、NaOを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、LiO+NaO+KOを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  4. 重量%で、ZnOが4%以上である、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体パッケージ用窓材ガラス。
  5. 重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを0〜5%、Na2Oを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)、ZnOを4〜10%含有し、アルカリ土類金属酸化物を含まず、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  6. 重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを0〜5%、Na2Oを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)、ZnOを4〜10%含有し、アルカリ土類金属酸化物を含まず、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  7. 重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを0〜5%、Na2Oを0〜18%、及びKOを0〜20%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)、ZnOを4〜10%含有し、アルカリ土類金属酸化物を含まず、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  8. 重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを含まず、Na2Oを0〜18%、及びKOを1.3〜15.4%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であることを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  9. 重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを含まず、Na2Oを0〜18%、及びKOを1.3〜15.4%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  10. 重量%で、SiO2を50〜78%、B23を5〜25%、Al23を0〜8%、Li2Oを含まず、Na2Oを0〜18%、及びKOを1.3〜15.4%(但し、Li2O+Na2O+K2Oを5〜20%)含有し、上記成分の含有量が少なくとも80%以上であり、熱膨張係数が45〜75×10−7−1であるホウケイ酸ガラスからなり、U及びThの含有量が共に5ppb以下、α線放出量が0.0015c/cm・hr以下であり、対向する研磨面を有することを特徴とする半導体パッケージ用窓材ガラス。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の半導体パッケージ用窓材ガラスを装着して成る固体撮像素子。

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