JP2012113045A - 光学多層膜、光学素子、撮像アッセンブリー、デジタルカメラ及び光学多層膜の製造方法 - Google Patents

光学多層膜、光学素子、撮像アッセンブリー、デジタルカメラ及び光学多層膜の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】α線の放出量を0.001c/cm・h以下にすることができる光学多層膜の提供。
【解決手段】SiOなどからなる低屈折層41LとTaやTiOなどからなる高屈折層41Hとを備えて光学多層膜を構成する。この光学多層膜の放射性同位元素の合計含有量を5ppb以下としたので、α線の放出量を0.001c/cm・h以下に抑えることができ、その結果、α線が放出されることに伴う不都合を回避することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学多層膜、光学素子、撮像アッセンブリー、デジタルカメラ及び光学多層膜の製造方法に関する。
デジタルカメラ等に使用される撮像アッセンブリーは、パッケージの内底部にCCD等の固体撮像素子が設けられ、この撮像素子に対向して光学ローパスフィルターとカバーガラスとが配置され、さらに、このカバーガラスがパッケージの周縁部に取り付けられた構造を有する。
この光学ローパスフィルターには、低屈折層と高屈折層とを交互に配置した光学多層膜がガラス基材の表面に設けられた構造がある。
このガラス基材は、種々の材料、例えば、二酸化ケイ素(SiO)から形成されるが、ガラス基材中、特に、二酸化ケイ素中に不純物として放射線元素であるウラン(U)、トリウム(Th)が含まれている場合、これらの元素から放出される放射線によって固体撮像素子の結晶に欠陥が生じる等の問題がある。つまり、ガラス基材に含まれるウランやトリウムは放射線(α線)放出核であり、このα線が固体撮像素子に悪影響を及ぼす。
この問題を解決するため、CCDイメージャーチップに対向させてシールガラスを取り付け、このシールガラスをα線放出核の少ない高純度の石英ガラスで構成する撮像装置(特許文献1)や、ウラン及びトリウムの合計の濃度を30ppb以下とし、Fe(鉄)とTi(チタン)の合計濃度を30ppm〜100ppmとしたカバーガラスを固体撮像素子に対向配置させた撮像装置(特許文献2,3)や、さらには、ガラス中のα線放射性元素に起因する固体撮像素子のノイズの発生をなくすだけでなく、アルミナセラミックと近似の熱膨張係数とするために、熱膨張係数48〜75×10−7−1の硼珪酸系ガラスからなり、ガラス中の放射性同位元素の含有量の合計が100ppb以下であり、かつ、ガラスからのα線放射量が0.05c/cmh以下である固体撮像素子パッケージ用窓ガラス(特許文献4)がある。
イメージセンサー用窓ガラスでは、高い透過率特性が要求されるため、ガラス表面に反射防止膜が形成されることがある。例えば、固体撮像装置内の内面反射を防止するために、カバーガラスの固体撮像素子に対向する面に反射防止層を設けた撮像装置(特許文献5)や、撮像素子と対向する側に配置され、カバー として使用される第2複屈折板の下面に反射防止膜が設けられた光学ローパスフィルター(特許文献6)があるが、これらの文献に開示されたカバーガラスや光学ローパスフィルターには、α線対策が施されていない。
そこで、α線対策が施された反射防止膜として、純度がいわゆるスリーナインからフォーナイン程度のアルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)、酸化タンタル(Ta)及びフッ化マグネシウム(MgF)からなる多層膜から無反射膜を構成し、原産地に基づいて放射線放出量の少ない材料を選択する固体撮像装置(特許文献7,8)がある。この特許文献7,8は、固体撮像素子が設けられた中空の外囲器と、この外囲器の開口部を覆うカリウム系酸化物を含有する光学ガラスの透光性板と、この透光性板の表面を覆う無反射膜とを備え、透光性板に含有されるカリウム系酸化物量を0.1(Wt)%以下、無反射膜から放出される放射線量が0.001(カウント/分cm)以下となるように構成された固体撮像装置が提案されている。
さらに、ガラス基板の表面に反射防止膜を被着したイメージセンサー用窓ガラスにおいて、ガラス基板と反射防止膜との双方に含まれる放射性同位元素の合量を100ppb以下とし、ガラス基板と反射防止膜の双方に含まれるα線放出量の合量を0.05(c/cm・h)以下を達成するために、反射防止膜を構成する材料として、酸化アルミニウム、酸化イットリウム、酸化タンタル、酸化ケイ素、フッ化マグネシウム、フッ化ストロンチウムから選ばれる2種又は3種を使用するイメージセンサー用窓ガラスが提案されている(特許文献9)。この特許文献9では、反射防止膜自体から放出されるα線の放出量は、0.004〜0.018(c/cm・h)とされる。
さらに、ガラス基板の表面に反射防止膜を被着し、この反射防止膜を、ガラス基板側から、酸化アルミニウムに酸化タンタルを0.1〜10質量%含有した混合膜の第1層と、酸化タンタル膜の第2層と、フッ化マグネシウム膜の第3層とから構成し、ガラス基板と反射防止膜との双方からのα線放出量の合量が0.05c/cm・h以下であることを可能としたイメージセンサー用窓ガラス(特許文献10)がある。この特許文献10では、反射防止膜から放出されるα線の放出量は0.003〜0.006c/cm・hであるとされる。
また、減反射膜から放出される放射線の放出量を少なくするとともに、減反射膜の剥離や割れを少なくするため、減反射膜が酸化チタンからなる膜と酸化ケイ素からなる膜とを交互に、4層以上配置した固体撮像素子用カバーガラス(特許文献11)がある。この特許文献11では、減反射膜自体から放出されるα線の放出量は0.003〜0.004c/cm・hであるとされる。
そして、2,3種類の金属系化合物からなる反射防止膜を、真空蒸着等の方法で赤外線吸収ガラスに成膜する方法(特許文献12)がある。特許文献12では、赤外線吸収ガラスから放出されるα線、β線が反射防止膜で吸収される。
また、固体撮像素子に対向するカバーガラスの表面に、有機金属材料を原料とするCVD法により、光学薄膜を形成する方法(特許文献13)がある。特許文献13では、水晶をカバーガラスに採用した場合に、この水晶に形成された反射防止膜やUV−IRカット膜自体から放出されるα線の放出量が0.002〜0.003c/cm・hとされる。
特許第2666310号公報 特許第3218745号公報 特許第3570387号公報 特許第2660891号公報 特開2006−32886号公報 特開2006−91625号公報 特開平6−296006号公報 特許第3255483号公報 特開平7−172868号公報 特許第3007554号公報 特開平9−283731号公報 特開2010−27667号公報 特開2009−75189号公報
特許文献1では、シールガラスをα線放射核の少ない高純度の石英ガラスで構成するものであるが、α線の数を従来のシールガラスに比べて減少させた比率が明示されているものの、α線の放出量の具体的な数値の明示がない。
特許文献2,3では、カバーガラス自体のウラン及びトリウムの合計の濃度を30ppb以下とした構成であり、カバーガラスの表面に反射防止膜、その他の光学多層膜が形成された場合が考慮されていない。仮に、反射防止膜自体がα線を放出する放射線(α線)放出核を含んだ材料で形成されていた場合には、固体撮像素子にα線の影響が及ぶことになる。
特許文献4では、ガラス自体からのα線放射量を0.05c/cm・h以下とした構成であるが、特許文献2,3と同様に、カバーガラスの表面に光学多層膜が形成された場合が考慮されていないので、固体撮像素子にα線の影響が及ぶことを否定できない。
特許文献5,6では、カバーガラスにα線対策が施されていない。
特許文献7,8では、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)、酸化タンタル(Ta)及びフッ化マグネシウム(MgF)の材料を産地に基づいて選択するものであるが、これらの材料の純度では、α線放出量の抑制には限界がある。
特許文献9では、α線の放出量が0.004〜0.018c/cm・hであり、特許文献10では、α線の放出量が0.003〜0.006c/cm・hであり、特許文献11では、α線の放出量が0.003〜0.004c/cm・hであり、いずれも、近年要求される0.001c/cm・h以下というα線の放出量を満足することができない。
特許文献12では、α線放出量を抑制するための具体的な多層膜の詳細構成や、反射防止膜自体から放出されるα線の量の数値についての言及がないので、どの程度、α線の影響を低減できるか不明である。
特許文献13では、CVD法によって光学多層膜を成膜しているので、面内分布が悪く、1バッチで処理できる数が少なくなるので、結果としてコスト高となる。
本発明の目的は、α線の放出量を0.001c/cm・h以下にすることができる光学多層膜、光学素子、撮像アッセンブリー、デジタルカメラ及び光学多層膜の製造方法を提供することにある。
[適用例1]
本適用例にかかる光学多層膜は、低屈折層と高屈折層とを備え、かつ、放射性同位元素の合計含有量が5ppb以下であることを特徴とする。
この構成の本適用例では、光学多層膜における放射性同位元素の合計含有量を5ppb以下としたので、α線の放出量が0.001c/cm・h以下となった。そのため、α線が放出されることに伴う不都合を回避することができる。
[適用例2]
本適用例にかかる光学多層膜は、前記低屈折層はSiOからなり、前記高屈折層はTa又はTiOからなることを特徴とする。
この構成の本適用例では、低屈折層を構成するSiOや、高屈折層を構成するTa又はTiOが放射性同位元素の合計含有量が5ppb以下である。これらの材料は入手容易であるため、光学多層膜を容易に形成することができる。
[適用例3]
本適用例にかかる光学多層膜は、前記低屈折層と前記高屈折層とは交互に積層されて積層体を構成し、この積層体の最上層は、その表面抵抗が5.2×1014Ω/□以上であることを特徴とする。
この構成の本適用例では、積層体の最上層表面抵抗が5.2×1014Ω/□以上であるため、最上層が高密度となり、不純物が入りにくい構成となる。そのため、この点からもα線の放出量を抑えることができる。
[適用例4]
本適用例にかかる光学素子は、前述の光学多層膜が透光性基材の表面に設けられることを特徴とする。
この構成の本適用例では、前述の効果を得ることができる光学素子を提供することができる。
[適用例5]
本適用例にかかる光学素子は、前記透光性基材と前記光学多層膜とを備えて光学フィルターが構成されることを特徴とする。
この構成の本適用例では、前述の効果を得ることができる光学フィルターを提供することができる。
[適用例6]
本適用例にかかる光学素子は、前記透光性基材と前記光学多層膜とを備えて光学ローパスフィルター用屈折板が構成されることを特徴とする。
この構成の本適用例では、前述の効果を得ることができる光学ローパスフィルターを提供することができる。
[適用例7]
本適用例にかかる光学素子は、前記透光性基材は水晶又は高純度ガラスであることを特徴とする。
この構成の本適用例では、透光性基材からのα線の放出量を抑えることができる。
[適用例8]
本適用例にかかる撮像アッセンブリーは、筐体と、この筐体に配置された固体撮像素子と、この固体撮像素子に対向配置され前記筐体に取り付けられる前述の光学素子とを備えたことを特徴とする。
この構成の本適用例では、光学素子から放出されるα線の放出量が少ないので、光学素子に対向配置される固体撮像素子に与えるα線の影響が少なくなる。そのため、固体撮像素子の結晶に欠陥が生じるという不具合を回避することができる。
[適用例9]
本適用例にかかるデジタルカメラは、前述の撮像アッセンブリーを備えたことを特徴とする。
この構成の本適用例では、固体撮像素子の結晶に欠陥が生じることが少ないので、撮像精度が高いデジタルカメラを提供することができる。
[適用例10]
本適用例にかかる光学多層膜の製造方法は、前述の光学多層膜を製造する方法であって、前記低屈折層と前記高屈折層とを、アシストパワーが800V以上、900mA以上のイオンアシストを用いた電子ビーム蒸着により成膜することを特徴とする。
この構成の本適用例では、前述の効果を得ることができる光学多層膜を容易に製造することができる。
本発明の第1実施形態にかかる撮像アッセンブリーの概略断面図。 光学多層膜の概略図。 本発明の第2実施形態にかかる撮像アッセンブリーの概略断面図。 高屈折層としてTaを用いた場合の波長と反射率Rとの関係を示す反射特性のグラフ。 高屈折層としてTiOを用いた場合の波長と反射率Rとの関係を示す反射特性のグラフ。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態にかかる撮像アッセンブリー1の概略を示す。本実施形態の撮像アッセンブリー1は図示しないデジタルカメラに内蔵されている。
図1において、撮像アッセンブリー1は、有底角筒状の筐体としてのパッケージ2と、このパッケージ2の内底部に配置された板状の固体撮像素子3と、この固体撮像素子3に対向配置されパッケージ2に取り付けられる板状の光学素子4とを備えている。
この光学素子4に対向して光学ローパスフィルター5が配置されている。この光学ローパスフィルター5は、光学素子4側に配置され複屈折性を有する第一屈折板51と、この第一屈折板51に隣接配置される位相板50と、この位相板50に積層配置された第二屈折板52とを備えて構成される。なお、本実施形態では、光学ローパスフィルター5に代えて光学フィルターに光学素子4を適用するものでもよい。
位相板50は位相差を与えるための透明板であって、互いに垂直な主軸方向に振動する2つの直線偏光成分を通過させ、この2成分間に必要な位相差を与える結晶板である。
第一屈折板51及び第二屈折板52の材料は、それぞれ水晶である。これらの第一屈折板51、位相板50及び第二屈折板52は、接着剤、その他の接合手段で互いに適宜接合される。
パッケージ2はセラミック製とされ、その中央部分に固体撮像素子3を設置するための平板部2Aと、この平板部2Aの周縁部に設けられた立上部2Bとを備えている。
この立上部2Bの端部は光学素子4の周辺部と接着層6を介して光学素子4の周縁部と接着固定されている。
この接着層6は紫外線硬化型接着剤から形成されるものであり、例えば、紫外線領域で硬化する接着剤(商品名PHOTOBOND300K:サンライズMSI株式会社製)を用いる。
固体撮像素子3は、CCDやC−MOS等から構成されるものであり、図示しない配線の一端が接続されるとともに、この配線がパッケージ2から外部に引き出される。
光学素子4は、透光性基材40と、この透光性基材40の両面にそれぞれ形成される反射防止膜41,42とを有する。
透光性基材40は、α線の放出量が0.001c/cm・h以下となる材質、例えば、水晶又は高純度の石英ガラスからなる板状部材である。
反射防止膜41,42のうち固体撮像素子3に対向する面に形成された反射防止膜41は本実施形態にかかる光学多層膜とされ、他の反射防止膜42は通常の反射防止膜である。なお、必要に応じて、これらの反射防止膜42の表面にフッ素含有有機珪素化合物膜(図示せず)を形成してもよい。
光学多層膜を構成する反射防止膜41の構造が図2に示されている。
図2において、反射防止膜41は、低屈折率の酸化ケイ素(SiO)の低屈折層41Lと、高屈折率の酸化チタン(TiO)と酸化タンタル(Ta)の一方の高屈折層41Hとが交互に積層された5層構造の積層体である。この積層体の合計の膜厚は、例えば、500nm以下である。つまり、積層体の最上層(透光性基材40から最も離れた層)が第1層であり、この第1層は低屈折層41Lである。この第1層に隣接して設けられた高屈折層41Hが第2層であり、この第2層に隣接して設けられた低屈折層41Lが第3層であり、この第3層に隣接して設けられた高屈折層41Hが第4層であり、この第4層と透光性基材40との間に設けられた低屈折層41Lが第5層である。
この反射防止膜41は、放射性同位元素(ウラン及びトリウム)の合計含有量が5ppb以下である。
反射防止膜41は、その表面抵抗が5.2×1014Ω/□以上である。
この反射防止膜41は低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが800V以上、900mA以上のイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜される。
反射防止膜42は、反射防止膜41と同様の層構造であるが、電子ビーム蒸着で成膜される。
次に、本発明の第2実施形態を図3に基づいて説明する。
第2実施形態は第1実施形態とは光学素子の構成が異なるものであり、他の構成は第1実施形態と同じである。
図3は本発明の第2実施形態にかかる撮像アッセンブリー7の概略を示す。
図3において、撮像アッセンブリー7は、有底角筒状の筐体としてのパッケージ2と、このパッケージ2の内底部に配置された板状の固体撮像素子3と、この固体撮像素子3に対向配置されパッケージ2に取り付けられる板状の光学素子8とを備えている。
第2実施形態では、光学素子8は光学ローパスフィルターの一部を構成する第1屈折板であり、この光学素子8に隣接して位相板50が離れて配置され、この位相板50に隣接して第二屈折板52が配置されている。これらの光学素子8、位相板50及び第二屈折板52から光学ローパスフィルター9が構成される。
光学素子8は、第1実施形態の光学素子4と同様に、透光性基材40と、この透光性基材40の両面にそれぞれ形成される反防止膜41,42とを有する。反射防止膜41は本実施形態の光学多層膜を構成する。
次に、本実施形態の効果を確認するための実施例について説明する
まず、低屈折層41Lの材料として、酸化ケイ素(SiO)を用い、高屈折層41Hの材料として酸化タンタル(Ta)を用いて光学多層膜(反射防止膜41)を成膜した例について説明する。
この例の層構成を表1に示す。表1において、nは屈折率であり、dは各薄膜の厚さであり、設計波長は510nmである。そして、入射角を0°とした。
この例における波長と反射率Rとの関係を示す反射特性のシミュレーションの評価結果をグラフとして図4に示す。
図4に示される通り、波長が400nm〜700nmにある場合には反射特性Rが良好であることがわかる。
Figure 2012113045
次に、低屈折層41Lの材料として、酸化ケイ素(SiO)を用い、高屈折層41Hの材料として酸化チタン(TiO)を用いて光学多層膜を形成した例について説明する。
この例の層構成を表2に示す。表2において、nは屈折率であり、dは各薄膜の厚さであり、設計波長は510nmである。そして、入射角を0°とした。
この例における波長と反射率Rとの関係を示す反射特性のシミュレーションの評価結果をグラフとして図5に示す。
図5に示される通り、波長が400nm〜700nmにある場合に反射特性が良好であることがわかる。
Figure 2012113045
次に、光学多層膜を成膜する方法の実施例を説明する。
表3及び表4には表1に示される光学多層膜を成膜する条件が示されている。つまり、光学多層膜は酸化ケイ素(SiO)の低屈折層41Lと酸化タンタル(Ta)の高屈折層41Hとの積層体から形成される。
これらの表において、実施例1,2及び比較例1,2は、低屈折層41L及び高屈折層41Hのウラン、トリウムの含有量が5ppbであり、比較例3〜6は、低屈折層41L及び高屈折層41Hのウラン、トリウムの含有量が6ppbである。
なお、以下の成膜の実験機はシンクロン製蒸着機(SID−1350)を用いた。
表3及び表4で示される通り、実施例1は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが800V、900mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。実施例2は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが1000V、1200mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
これに対して、比較例1は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが300V、450mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
比較例2は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが600V、700mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
そして、前述の通り、比較例3〜6は、実施例1,2及び比較例1,2とは低屈折層41L及び高屈折層41Hのウラン、トリウムの含有量が相違する。
さらに、比較例3は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが300V、450mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
比較例4は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが600V、700mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
比較例5は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが800V、900mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
比較例6は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが1000V、1200mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
Figure 2012113045
Figure 2012113045
表4に示される通り、実施例1,2と比較例5,6とを対比すると、両者の相違はウラン、トリウムの含有量の相違のみである。ウラン、トリウムの含有量が5ppbである実施例1,2はα線の放出量が0.001c/cm・hであるのに対して、ウラン、トリウムの含有量が6ppbである比較例5,6はα線の放出量が0.002c/cm・hであった。
同様に、比較例1と比較例3とを対比すると、両者の相違はウラン、トリウムの含有量の相違のみである。ウラン、トリウムの含有量が5ppbである比較例1はα線の放出量が0.003c/cm・hであるのに対して、ウラン、トリウムの含有量が6ppbである比較例3はα線の放出量が0.005c/cm・hであった。さらに、比較例2と比較例4とを対比すると、両者の相違はウラン、トリウムの含有量の相違のみである。ウラン、トリウムの含有量が5ppbである比較例2はα線の放出量が0.002c/cm・hであるのに対して、ウラン、トリウムの含有量が6ppbである比較例4はα線の放出量が0.003c/cm・hであった。
以上の通り、ウラン、トリウムの含有量が5ppbである例はウラン、トリウムの含有量が6ppbである例に比べてα線の放出量が小さいことがわかる。特に、実施例1,2のように、ウラン、トリウムの含有量が5ppbである場合は、α線の放出量が0.001c/cm・hという極めて小さな値となる。
そして、アシストパワーの条件を変えることで、表面抵抗値が変わることがわかる。つまり、実施例1,2及び比較例1,2を相互に比較すると、アシストパワーが1000V、1200mAである実施例2では、最表層の表面抵抗が1.0015(Ω/□)以上( 測定器の上限オーバー) であり、アシストパワーが800V、900mAである実施例1では、最表層の表面抵抗が5.2014(Ω/□)であり、アシストパワーが600V、700mAである比較例2では、最表層の表面抵抗が9.8512(Ω/□)であり、アシストパワーが300V、450mAである比較例1では、表面抵抗が8.5010(Ω/□)である。つまり、アシストパワーを大きなものにすることで、表面抵抗が大きなものとなることがわかる。同様に、比較例3〜6を相互に比較しても、アシストパワーを大きなものにすることで、表面抵抗が大きなものとなることがわかる。特に、実施例1,2のように、アシストパワーが800V、900mA以上とすることで、表面抵抗が好適な値となる。
以上のアシストパワーに比例して膜密度が高くなることがわかる。つまり、実施例1,2及び比較例1,2を相互に比較すると、酸化ケイ素の低屈折層41Lの密度と酸化タンタルの高屈折層41H密度とは、ともに、アシストパワーが大きいほど大きくなる。特に、実施例1,2のように、アシストパワーを800V、900mA以上とすることで、酸化ケイ素の膜の密度が2.201(g/cm)以上となり、酸化タンタルの膜の密度が8.15(g/cm)以上となって、好適な値となる。つまり、対バルク比で90%以上となる。
表5及び表6には表2に示される光学多層膜を成膜する条件が示されている。つまり、光学多層膜は酸化ケイ素(SiO)の低屈折層41Lと酸化チタン(TiO)の高屈折層41Hとの積層体から形成される。
これらの表において、実施例3,4及び比較例7,8は、低屈折層41L及び高屈折層41Hのウラン、トリウムの含有量が5ppbであり、比較例9〜12は、低屈折層41L及び高屈折層41Hのウラン、トリウムの含有量が6ppbである。
表5及び表6で示される通り、実施例3は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが800V、900mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。実施例4は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが1000V、1200mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
これに対して、比較例7は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが300V、450mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
比較例8は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが600V、700mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
そして、前述の通り、比較例9〜12は、実施例3,4及び比較例7,8とは低屈折層41L及び高屈折層41Hのウラン、トリウムの含有量が相違する。
さらに、比較例9は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが300V、450mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
比較例10は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが600V、700mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
比較例11は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが800V、900mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
比較例12は、低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが1000V、1200mAのイオンアシスト(IAD)を用いた電子ビーム蒸着により成膜した。
Figure 2012113045
Figure 2012113045
表6に示される通り、実施例3,4と比較例11,12とを対比すると、両者の相違はウラン、トリウムの含有量の相違のみである。ウラン、トリウムの含有量が5ppbである実施例3,4はα線の放出量が0.001c/cm・hであるのに対して、ウラン、トリウムの含有量が6ppbである比較例11,12はα線の放出量が0.002c/cm・hであった。
同様に、比較例7と比較例9とを対比すると、両者の相違はウラン、トリウムの含有量の相違のみである。ウラン、トリウムの含有量が5ppbである比較例7はα線の放出量が0.004c/cm・hであるのに対して、ウラン、トリウムの含有量が6ppbである比較例9はα線の放出量が0.005c/cm・hであった。さらに、比較例8と比較例10とを対比すると、両者の相違はウラン、トリウムの含有量の相違のみである。ウラン、トリウムの含有量が5ppbである比較例8はα線の放出量が0.002c/cm・hであるのに対して、ウラン、トリウムの含有量が6ppbである比較例10はα線の放出量が0.003c/cm・hであった。
以上の通り、ウラン、トリウムの含有量が5ppbである例はウラン、トリウムの含有量が6ppbである例に比べてα線の放出量が小さいことがわかる。特に、実施例3,4のように、ウラン、トリウムの含有量が5ppbである場合は、α線の放出量が0.001c/cm・hという極めて小さな値となる。
そして、アシストパワーの条件を変えることで、最表層の表面抵抗値が変わることがわかる。つまり、実施例3,4及び比較例7,8を相互に比較すると、アシストパワーが1000V、1200mAである実施例4では、表面抵抗が1.0015(Ω/□)以上であり、アシストパワーが800V、900mAである実施例3では、表面抵抗が7.8014(Ω/□)であり、アシストパワーが600V、700mAである比較例8では、表面抵抗が4.8513(Ω/□)であり、アシストパワーが300V、450mAである比較例7では、表面抵抗が5.7711(Ω/□)である。つまり、アシストパワーを大きなものにすることで、表面抵抗が大きなものとなることがわかる。同様に、比較例9〜12を相互に比較しても、アシストパワーを大きなものにすることで、表面抵抗が大きなものとなることがわかる。特に、実施例3,4のように、アシストパワーが800V、900mA以上とすることで、表面抵抗が好適な値となる。
以上のアシストパワーに比例して膜密度が高くなることがわかる。つまり、実施例3,4及び比較例7,8を相互に比較すると、酸化ケイ素の低屈折層41Lの密度と酸化チタンの高屈折層41H密度とは、ともに、アシストパワーが大きいほど大きくなる。特に、実施例3,4のように、アシストパワーを800V、900mA以上とすることで、酸化ケイ素の膜の密度が2.201(g/cm)以上となり、酸化チタンの膜の密度が4.89(g/cm)以上となって、好適な値となる。
従って、本実施形態では、次の作用効果を奏することができる。
(1)低屈折層41Lと高屈折層41Hとを備えて光学多層膜を構成し、この光学多層膜の放射性同位元素の合計含有量を5ppb以下としたので、α線の放出量を0.001c/cm・h以下に抑えることができ、その結果、α線が放出されることに伴う不都合を回避することができる。
(2)光学多層膜を透光性基材40の表面に設けて光学素子4,8を構成したから、この光学素子4,8からα線が放出されることに伴う不都合を回避することができる。
(3)透光性基材40と光学多層膜とを備えて光学フィルターを構成すれば、光学フィルターから放出されるα線の放出量を少なくすることができる。
(4)透光性基材40と光学多層膜である反射防止膜41とを備えて光学素子8を光学ローパスフィルター用屈折板とすれば、光学ローパスフィルターから放出されるα線の放出量を少なくすることができる。
(5)筐体であるパッケージ2の底部に固体撮像素子3を配置し、この固体撮像素子3に対向して光学素子4,8を配置して撮像アッセンブリー1を構成したので、光学素子4,8から放出されるα線の放出量が少ない。そのため、固体撮像素子3に与えるα線の影響が少なくなり、固体撮像素子3の結晶に欠陥が生じるという不具合を回避することができる。
(6)撮像アッセンブリー1を備えてデジタルカメラを構成すれば、固体撮像素子3の結晶に欠陥が生じることが少ないことから、デジタルカメラの撮像精度を高いものにできる。
(7)低屈折層をSiOから構成し、高屈折層をTa又はTiOから構成した。これらの材料は比較的に入手容易であるため、α線の放出に伴う不都合を容易に回避することができる。
(8)低屈折層と高屈折層とが交互に積層されて積層体が構成され、この積層体の最上層の表面抵抗が5.2×1014Ω/□以上としたので、光学薄膜が高密度となり、蒸着中並びに蒸着後での不純物の混入を防止することができ、その結果、α線の放出量を抑えることができる。
(9)透光性基材40をα線の放出量が0.001c/cm・h以下の水晶又は高純度ガラスとしたので、透光性基材40自体からのα線の放出量を確実に抑えることができる。
(10)低屈折層41Lと高屈折層41Hとを、アシストパワーが800V以上、900mA以上のイオンアシストを用いた電子ビーム蒸着により成膜するから、前述の効果を得ることができる光学多層膜を容易に製造することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的および効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。
例えば、前記実施形態では、撮像アッセンブリー1を備えてデジタルカメラを構成したが、デジタルカメラ以外の電子機器、例えば、液晶プロジェクターでも本発明を適用することができる。
さらに、光学多層膜を反射防止膜41としたが、本発明では、これ以外の光学機能膜、例えば、IR−UVカット膜についても適用することができる。
また、透光性基材40を、必ずしも、水晶又は高純度ガラスとすることを要せず、そのα線の放出量も0.001c/cm・hを超えるものであってもよい。
本発明は、デジタルカメラ、液晶プロジェクター、その他の電子機器に利用することができる。
1,7…撮像アッセンブリー、2…パッケージ(筐体)、3…固体撮像素子、4,8…光学素子、5,9…光学ローパスフィルター、40…透光性基材、41…反射防止膜(光学多層膜)、41H…高屈折層、41L…低屈折層

Claims (10)

  1. 低屈折層と高屈折層とを備え、かつ、放射性同位元素の合計含有量が5ppb以下であることを特徴とする光学多層膜。
  2. 請求項1に記載された光学多層膜において、
    前記低屈折層はSiOからなり、前記高屈折層はTa又はTiOからなることを特徴とする光学多層膜。
  3. 請求項2に記載された光学多層膜において、
    前記低屈折層と前記高屈折層とは交互に積層されて積層体を構成し、この積層体の最上層は、その表面抵抗が5.2×1014Ω/□以上であることを特徴とする光学多層膜。
  4. 請求項3に記載された光学多層膜が透光性基材の表面に設けられることを特徴とする光学素子。
  5. 請求項4に記載された光学素子において、
    前記透光性基材と前記光学多層膜とを備えて光学フィルターが構成されることを特徴とする光学素子。
  6. 請求項4に記載された光学素子において、
    前記透光性基材と前記光学多層膜とを備えて光学ローパスフィルター用屈折板が構成されることを特徴とする光学素子。
  7. 請求項4から請求項5のいずれかに記載された光学素子において、
    前記透光性基材は水晶又は高純度ガラスであることを特徴とする光学素子。
  8. 筐体と、この筐体に配置された固体撮像素子と、この固体撮像素子に対向配置され前記筐体に取り付けられる請求項4から請求項7のいずれかに記載された光学素子とを備えたことを特徴とする撮像アッセンブリー。
  9. 請求項8に記載された撮像アッセンブリーを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  10. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された光学多層膜を製造する方法であって、
    前記低屈折層と前記高屈折層とを、アシストパワーが800V以上、900mA以上のイオンアシストを用いた電子ビーム蒸着により成膜することを特徴とする光学多層膜の製造方法。
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