JP2004236787A - 遊技機用回転電動役物装置 - Google Patents
遊技機用回転電動役物装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004236787A JP2004236787A JP2003027927A JP2003027927A JP2004236787A JP 2004236787 A JP2004236787 A JP 2004236787A JP 2003027927 A JP2003027927 A JP 2003027927A JP 2003027927 A JP2003027927 A JP 2003027927A JP 2004236787 A JP2004236787 A JP 2004236787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- drums
- motor
- rotary electric
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【課題】従来のパチンコ機においては、3個のドラムはケースに対して横一列に配置されていて、その位置で回転するのみであるため、遊技者に対して斬新性を与えることはできなかった。
【解決手段】複数の図柄が表示されモータ6によって回転するドラム7を少なくとも上下方向に2個で、かつ、少なくとも左右方向に2個配置すると共に、前記左右方向に配置したドラム列の間に複数の図柄が表示されモータ16によって回転する移動ドラム18を上下方向に移動可能に配置し、さらに、前記移動ドラムは少なくとも前記左右方向のドラム位置と同じで位置停止可能とする駆動機構11,12,13によって制御されるようにした遊技機用回転電動役物装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の図柄が表示されモータ6によって回転するドラム7を少なくとも上下方向に2個で、かつ、少なくとも左右方向に2個配置すると共に、前記左右方向に配置したドラム列の間に複数の図柄が表示されモータ16によって回転する移動ドラム18を上下方向に移動可能に配置し、さらに、前記移動ドラムは少なくとも前記左右方向のドラム位置と同じで位置停止可能とする駆動機構11,12,13によって制御されるようにした遊技機用回転電動役物装置である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ遊技機やコイン遊技機用の電動役物装置において、少なくとも3個以上のドラムを有し、該各ドラムの表面に形成された各ドラムの同じ図柄が、横や縦あるいは斜め方向に揃うことで大当たりになって特別な遊技が行えるようにした遊技機用回転電動役物装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における複数の回転ドラムを回転させ、該ドラムが停止した状態において各ドラムに表示されている図柄が横、縦あるいは斜めに揃った時に特別な遊技状態となるパチンコ遊技機やコイン遊技機にあっては、3個のドラムが横一列に並んだものであり、近年、遊技者にあきられている傾向にある。
【0003】
そこで、本出願人会社は特開平9−699号公報あるいは特開2000−24208号公報に開示されている遊技機用回転電動役物装置を開発した。この発明における前者のものは、4個、6個あるいは9個のドラムを正面から見て四角形状となるように上下左右に配置したものである。また、後者のものは、4個のドラムを上下左右に配置すると共に左右方向の2個のドラムとの間で、かつ、上下方向の中央にもう一つの回転ドラムを配置したものである。
【0004】
そして、前記した前者における発明の遊技機用回転電動役物装置は、例えば、4個のドラムの内の少なくとも3個のドラムが同じ図柄になったときに大当たりとなるものであり、また、後者の発明における遊技機用回転電動役物装置は、5個のドラムの内の横2個、縦2個あるいは斜め3個(中央のドラムを含む)の図柄が同じとなったときに大当たりとなるものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−699号公報
【特許文献2】
特開2000−24208号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した何れの発明にあっても、4個以上のドラムが回転することで大当たりのバリエーションが多くなるのみであり、また、ドラムは該ドラムが収容されているケースの所定位置において回転するのみであるため、3個ドラムの回転電動役物装置とそれ程大きな差異はなく、遊技者に対して斬新性を与えることはできなかった。
【0007】
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、少なくとも左右上下方向に2個づつのドラムが配置され、該2個づつのドラムの間における上下方向あるいは左右方向に1つのドラムが配置されて上下あるいは左右方向に回転しながら移動するようにしたので、従来にないドラムの移動という斬新性を遊技者に与えることができる遊技機用回転電動役物装置を提供せんとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の遊技機用回転電動役物装置は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、複数の図柄が表示されモータによって回転するドラムを少なくとも上下方向に2個で、かつ、少なくとも左右方向に2個配置すると共に、前記左右方向に配置したドラム列の間に複数の図柄が表示されモータによって回転する移動ドラムを上下方向に移動可能に配置し、さらに、前記移動ドラムは少なくとも前記左右方向のドラム位置と同じ位置で停止可能とする駆動機構によって制御されるようにしたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の手段は、前記請求項1において、前記移動ドラムは前記左右方向のドラム列の中間位置でも停止可能としたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の手段は、複数の図柄が表示されモータによって回転するドラムを少なくとも上下方向に2個で、かつ、少なくとも左右方向に2個配置すると共に、前記上下方向に配置したドラム列の間に複数の図柄が表示されモータによって回転する移動ドラムを左右方向に移動可能に配置し、さらに、前記移動ドラムは少なくとも前記上下方向のドラム位置と同じ位置で停止可能とする駆動機構によって制御されるようにしたことを特徴とする。
【0011】
請求項4の手段は、前記請求項3において、前記移動ドラムは前記上下方向のドラム列の中間位置でも停止可能としたことを特徴とする。
【0012】
請求項5の手段は、前記請求項1および請求項3において、前記他のドラムの移動に伴って移動軌跡上の空間を遮蔽するための遮蔽手段を取付けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技機用回転電動役物装置の第1の実施の形態を図1〜図5と共に説明する。
図1において、Aはケース、Bは該ケースAの背面にネジ止めによって固定される裏蓋にして、前記ケースA内に本発明の回転電動役物装置Cが収納されている。なお、前記ケースAは図2に示すように前面と背面が開放された形状となっている。
【0014】
次に、ドラムが5個で、かつ、中央のドラムが上下方向に移動するように構成したドラムユニットCの具体例を図2〜図5と共に説明する。
1は後述する5個のドラムの回転を制御するためのコントロール基板にして、上下中央には蛍光管やLEDからなる照明灯1aが取付けられている。2は前記コントロール基板1の上部中央に一端がネジ止めによって固定された第1ベース板、3は同じくコントロール基板1の下部中央に一端がネジ止めによって固定された第2ベース板である。
【0015】
4,5は前記コントロール基板1の上下に固定された第1、第2ベース板2,3の左右側面にネジ止めによって固定された第1、第2ドラムベースにして、それぞれのドラムベースには上下位置に一対のモータ6が取付けられ、該モータ6の出力軸には透明あるいは半透明の樹脂等で形成された表面に多数の図柄が描かれたドラム7が、モータ6を覆うように取付けられている。
【0016】
また、前記第1、第2ドラムベース4,5の前記モータ6とドラム7との間にはLED等の照明灯を有するランプ装置8が第1、第2ドラムベース4,5に固定されており、正面から見て前記ドラム7の図柄が見え易いように照明可能に形成されている。
【0017】
前記第1、第2ドラムベース4,5における前記モータ6より奥側にはガイドレール9が取付けられ、また、第1ドラムベース4における前記ガイドレール9の前側の上下方向に沿って3個の通過型ホトセンサ10aが取付けられた取付板10が取付けられている。
【0018】
11は前記第1、第2ベース板2,3に設けられた軸受2a,3aに軸支されたネジ棒にして、下端にはウォームホイール11aが取付けられている。そして、このウォームホイール11aに噛合されるウォームギア12aが出力軸に取付けられたモータ12が第2ベース板3に固定されている。
【0019】
13は前記ネジ棒11に螺合される雌ネジ13aが内蔵された移動ブロックにして、前面側は後述する第5のドラムである移動ドラム18の円弧状に合わせた円弧部13bが形成されている。そして、移動ブロック13の左右両側に左側板14と右側板15がネジ止め固定されている。なお、右側板15には上下動することによって順次、前記3個のホトセンサ10aを通過して移動ブロック13の位置を検出するための検出片15aが突出して形成されている。
【0020】
前記左側板14にはモータ16およびランプ装置17が前記したドラムベース4,5と同様に取付けられており、該モータ16の出力軸には移動ドラム18が取付けられている。なお、19は一端が前記した第1ベース板2に他端が前記左右側板14,15の前面側上端に取付けられた可撓性を有する樹脂性の遮蔽手段、20は一端が前記した第2ベース板3に他端が前記左右側板14,15の前面側下端に取付けられた可撓性を有する樹脂性の遮蔽手段である。
【0021】
21は前記モータ16およびランプ装置17とコントロール基板1とを接続するためのフレキシブル基板、22は前記移動ブロック13の奥側上下に回転自在に取付けられたローラにして、該ローラ22はドラムベース4,5に取付けられている前記ガイドレール9にガイドされ、これにより、移動ブロック13は上下動可能になっている。
【0022】
このような構成の本発明の回転電動役物装置は、ドラムベース4,5に各2個のモータ6およびランプ装置8を取付けると共に、前記各モータ6の出力軸にドラム7を取り付ける。また、第2ベース板3にモータ12を取付け、また、第1ベース板2との間にネジ棒11を軸受2a,3aによって軸受した状態で取付けると共にネジ棒11に取付けられているウォームホイール11aをモータ12のウォームギア12aとを噛合させる。
【0023】
さらに、左側板14にモータ16およびランプ装置17を取付けると共に、該モータ16に移動ドラム18が取付けられた状態で、右側板15と共に移動ブロック13の両側にネジ止め固定する。この時、移動ドラム18は移動ブロック13の円弧部13bに位置するので、該移動ドラム18が移動ブロック13と接触するようなことはない。
【0024】
また、この時点において、移動ブロック13に取付けられているローラ22はドラムベース4,5に取付けられているガイドレール9に案内される状態となり、かつ、右側板15に形成されている検出片15aはドラムベース4に取付けられているホトセンサ10aと対応関係となっている。そして、最後に遮蔽手段19を第1ベース板2と左右側板14,15との間に、また、遮蔽手段20を第2ベース板3と左右側板14,15との間に取付けて組み立ては終了する。
【0025】
なお、モータベース4,5に取付けられた取付板10には3個の通過型ホトセンサ10および中継コネクタが取付けられ、また、移動ブロック13にも中継コネクタ基板28が取付けられ、それぞれプリン基板で構成されているので、モータベース4,5のタネクタとコントロール基板1の左右のコネクタにそれぞれリード線で接続することで、モータ6およびランプ装置8は電気的にコントロール基板1と接続される。
【0026】
また、移動ブロック13の中継基板28とコントロール基板1の左側面のコネクタにフレキシブル基板21で接続することで、モータ16およびランプ装置17も電気的にコントロール基板1と接続される。さらに移動ブロック13を上下動させるモータ12のリード線もコントロール基板1の下方のコネクタに電気的に接続される。
【0027】
次に、前記した構成の回転電動役物装置の動作について説明する。
遊技者が打った玉が入賞口に入ると、図示しないコンピュータよりの指令によってコントロール基板1を介してモータ6,16に通電されドラム7,18が回転を開始すると共にランプ装置8,17にも通電され点灯あるいは点滅を開始する。
【0028】
また、モータ12にも通電が開始されるので、ウォームギア12aを介してウォームホイール11aが回転され、これによりネジ棒11が回転することで、該ネジ棒11に螺合されている移動ブロック13内に内蔵された雌ネジ13aによって移動ブロック13が上下動を開始する。なお、この上下動において移動ブロック13に取付けられているローラ22がガイドレール9にガイドされていることから、回転することなく垂直方向のみで移動することとなる。
【0029】
前記移動ブロック13が上下移動すると右側板15に形成された検出片15aが取付板10の上下方向に取付けられているホトセンサ10aの光を遮るように移動することとなるので、この光が遮断されたホトセンサ10aよりの信号がコントロール基板1に出力される。従って、移動ブロック13の位置がどこにあるのかをコントロール基板1において知ることが可能となる。
【0030】
そして、前記コンピュータよりの指令によって前記モータ6が停止すると4個のドラムが停止する。この時、例えば、上側左右2個のドラムの図柄が大当たりである「7」を表示していたとした場合、移動ブロック13が図5(b)の位置で停止し、かつ、移動ドラム18の図柄が「7」となれば横一列が揃うので大当たりとなる。すると、図示しない大当たり開口が一定時間で、かつ、複数回繰り返し開口されるものである。
【0031】
また、左ドラム7の上の図柄が「7」で、右ドラムの下の図柄が「7」を表示している場合には、移動ブロック13が図5(a)の位置で停止し、かつ、移動ドラム18の図柄が「7」となれば斜め一列が揃うので大当たりとなるものである。なお、移動ブロック13の停止位置は移動ブロックの位置を前記ホトセンサ10aによって検出することが可能なので、コンピュータはホトセンサ10aよりの出力によって所定の位置で停止させることができる。
【0032】
前記移動ブロック13の上方への移動時において遮蔽手段20の上端が、移動ブロック13に固定されている左右側板14,15の下端に軸支されていることから、遮蔽手段19の上端が引き上げられて表面側から内部の構造が見えないようになる。
【0033】
また、この時、コントロール基板1に取付けられている照明灯1aが点灯しているので、遮蔽手段19,20を透明あるいは半透明の樹脂で、かつ、表面に粒子状の凹凸を形成しておくことで、前記照明灯1aよりの光は乱反射されて綺麗に見えるようになる。また、移動ブロック13が下方へ移動した場合には、遮蔽手段19の下端が引き下げられて、同じく内部の構造が見えなくなる。
【0034】
なお、前記した説明では、背面よりの照明灯1aによって遮蔽手段19,20を照明した場合について説明したが、前面よりの光によって照明してもよく、さらに、遮蔽手段19,20に対して図柄を形成して、遊技者に対して美観を与えるようにしてもよい。
【0035】
前記した実施の形態にあっては、縦列の左右にドラム7をそれぞれ2個配置し、該縦列のドラム7の間に移動ブロック13を上下方向に移動させる場合については説明したが、前記ドラム7を横列にそれぞれ2個配置し、該横列のドラムの間に移動ブロック13を左右方向に移動させるようにしてもよい。この場合には、前記したネジ棒11を横方向に取付け回転させることで移動ブロック13を左右方向に移動させることができることは当然のことである。
【0036】
また、前記した実施の形態にあっては、移動ブロック13をモータ16を駆動源とするネジ棒11によって行う場合について説明したが、図6(a)〜(c)に示すように、移動ブロック13の背面側にラック13cを形成し、このラック13cに、例えば、コントロール基板1に固定されたモータ(図示せず)の出力軸に取付けられたピニオン23と噛合させることにより移動ブロック13を上下方向あるいは左右方向に移動させるようにしてもい。
【0037】
なお、前記図6における(b)は、移動ブロック13が中間位置に移動した図を示しており、遮蔽手段20は一端が移動ブロック13に支持された柔軟性を有するフィルムによって構成されており、他端はフリーな状態となっている。そして、前記フィルムである遮蔽手段20の中間部は第2ベース3に軸支されたローラ3cを経由して他端はフリーな状態となっている。
【0038】
従って、移動ブロック13が上方に移動すると遮蔽手段20は他端がフリーな状態となっているので上方に引き上げられて内部の構造が外部から見えないようにし、また、移動ブロック13が下方に移動するとフリー端が後方に移動することで遮蔽手段13は下方に移動することとなる。
【0039】
また、図6における(c)は、第2ベース板3に樹脂膜や布等からなる遮蔽手段20をロール24によって巻き取った構造のものであり、移動ブロック13が上方に移動するとロール24から遮蔽手段20が引き出されて背面側の構成が見えないようになる。また、移動ブロック13の上側にも、前記した下側と同様な構成に遮蔽手段20を構成することは勿論のことである。
【0040】
図7は移動ブロック13を移動させるための他の実施の形態を示し、この実施の形態にあっては、移動ブロック13の背面側の上下端にチェーンやタイミングベルト25の先端を取付け、該チェーンやタイミングベルト25を2個のガイドローラ26でガイドすると共に、該ガイドローラ26の中間におけるチェーンやタイミングベルト25とモータ(図示せず)の歯車とを噛合させることによって移動させるようにしたものである。
【0041】
なお、図示していないが、移動ブロック13を上下あるいは左右方向に移動させる手段としては、リニアモータを使用して構成の簡素化を図ることも可能である。
【0042】
図8、図9はさらに他の実施の形態を示し、前記した何れの実施の形態も左右または上下にそれぞれ2個のドラム7を配置し、該ドラム7の縦列あるいは横列の間に移動ブロック13を移動させて移動ドラム18を上下あるいは左右方向に移動させものであるが、図8の実施の形態のものは、縦列にそれぞれ3個のドラム7を配置し、該縦列のドラム7の間に移動ブロック13を移動させて移動ドラム18を上下方向に移動させたものであり、図9の実施の形態のものは、横列にそれぞれ3個のドラムを配置し、横列のドラム7の間に移動ブロック13を移動させて移動ドラム18を左右方向に移動させたものである。
【0043】
このような実施の形態にあっては、大当たり状態となるのが、横3列と斜め2列となり、計5つの大当たり状態となり、前記した実施の形態が4つの大当たり状態よりも1つ多くなるので遊技者に対してより大きな期待感を与えることができるものである。
【0044】
また、前記した何れの実施の形態においても、移動ドラム13は1つの場合について説明したが、ドラム7の縦列や横列を3列以上となし、これに伴って各列の間に移動ドラム13を配置しても移動ドラム18を増加しても良いことは勿論のことである。
【0045】
【発明の効果】
本発明は前記したように、縦列あるいは横列を少なくとも2列となし、かつ、各列に少なくとも2つの回転ドラムを配置すると共に、縦列あるいは横列の間を上下あるいは左右方向に移動しながら回転する移動ドラムを配置して、大当たり状態の数を少ないドラム数で実現したことにより、大当たりの数を増やすことで遊技者に対して大当たりの可能性が多くなって期待感を与えることができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機用回転電動役物装置の一実施の形態を示す正面斜視図である。
【図2】同上のケースより電動役物装置を分離した状態の斜視図である。
【図3】同上の電動役物装置の分解斜視図である。
【図4】同上の一部を組み立てた状態の斜視図である。
【図5】(a)は移動ドラムが中間位置に停止した状態の斜視図、(b)は移動ドラムが上端位置に停止した状態の斜視図である。
【図6】(a)は他の実施の形態の移動ドラム部分を示す側面図、(b)は(a)の遮蔽手段の他の実施の形態を示す側面図、(c)は他の遮蔽手段を示す側面図である。
【図7】他の実施の形態を示す移動ドラム部分の斜視図である。
【図8】縦列のドラムをそれぞれ3個とした場合の斜視図である。
【図9】横列のドラムをそれぞれ3個とした場合の斜視図である。
【符号の説明】
6 モータ
7 ドラム
11,12,13 駆動機構
16 モータ
18 移動ドラム
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ遊技機やコイン遊技機用の電動役物装置において、少なくとも3個以上のドラムを有し、該各ドラムの表面に形成された各ドラムの同じ図柄が、横や縦あるいは斜め方向に揃うことで大当たりになって特別な遊技が行えるようにした遊技機用回転電動役物装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における複数の回転ドラムを回転させ、該ドラムが停止した状態において各ドラムに表示されている図柄が横、縦あるいは斜めに揃った時に特別な遊技状態となるパチンコ遊技機やコイン遊技機にあっては、3個のドラムが横一列に並んだものであり、近年、遊技者にあきられている傾向にある。
【0003】
そこで、本出願人会社は特開平9−699号公報あるいは特開2000−24208号公報に開示されている遊技機用回転電動役物装置を開発した。この発明における前者のものは、4個、6個あるいは9個のドラムを正面から見て四角形状となるように上下左右に配置したものである。また、後者のものは、4個のドラムを上下左右に配置すると共に左右方向の2個のドラムとの間で、かつ、上下方向の中央にもう一つの回転ドラムを配置したものである。
【0004】
そして、前記した前者における発明の遊技機用回転電動役物装置は、例えば、4個のドラムの内の少なくとも3個のドラムが同じ図柄になったときに大当たりとなるものであり、また、後者の発明における遊技機用回転電動役物装置は、5個のドラムの内の横2個、縦2個あるいは斜め3個(中央のドラムを含む)の図柄が同じとなったときに大当たりとなるものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−699号公報
【特許文献2】
特開2000−24208号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した何れの発明にあっても、4個以上のドラムが回転することで大当たりのバリエーションが多くなるのみであり、また、ドラムは該ドラムが収容されているケースの所定位置において回転するのみであるため、3個ドラムの回転電動役物装置とそれ程大きな差異はなく、遊技者に対して斬新性を与えることはできなかった。
【0007】
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、少なくとも左右上下方向に2個づつのドラムが配置され、該2個づつのドラムの間における上下方向あるいは左右方向に1つのドラムが配置されて上下あるいは左右方向に回転しながら移動するようにしたので、従来にないドラムの移動という斬新性を遊技者に与えることができる遊技機用回転電動役物装置を提供せんとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の遊技機用回転電動役物装置は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、複数の図柄が表示されモータによって回転するドラムを少なくとも上下方向に2個で、かつ、少なくとも左右方向に2個配置すると共に、前記左右方向に配置したドラム列の間に複数の図柄が表示されモータによって回転する移動ドラムを上下方向に移動可能に配置し、さらに、前記移動ドラムは少なくとも前記左右方向のドラム位置と同じ位置で停止可能とする駆動機構によって制御されるようにしたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の手段は、前記請求項1において、前記移動ドラムは前記左右方向のドラム列の中間位置でも停止可能としたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の手段は、複数の図柄が表示されモータによって回転するドラムを少なくとも上下方向に2個で、かつ、少なくとも左右方向に2個配置すると共に、前記上下方向に配置したドラム列の間に複数の図柄が表示されモータによって回転する移動ドラムを左右方向に移動可能に配置し、さらに、前記移動ドラムは少なくとも前記上下方向のドラム位置と同じ位置で停止可能とする駆動機構によって制御されるようにしたことを特徴とする。
【0011】
請求項4の手段は、前記請求項3において、前記移動ドラムは前記上下方向のドラム列の中間位置でも停止可能としたことを特徴とする。
【0012】
請求項5の手段は、前記請求項1および請求項3において、前記他のドラムの移動に伴って移動軌跡上の空間を遮蔽するための遮蔽手段を取付けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技機用回転電動役物装置の第1の実施の形態を図1〜図5と共に説明する。
図1において、Aはケース、Bは該ケースAの背面にネジ止めによって固定される裏蓋にして、前記ケースA内に本発明の回転電動役物装置Cが収納されている。なお、前記ケースAは図2に示すように前面と背面が開放された形状となっている。
【0014】
次に、ドラムが5個で、かつ、中央のドラムが上下方向に移動するように構成したドラムユニットCの具体例を図2〜図5と共に説明する。
1は後述する5個のドラムの回転を制御するためのコントロール基板にして、上下中央には蛍光管やLEDからなる照明灯1aが取付けられている。2は前記コントロール基板1の上部中央に一端がネジ止めによって固定された第1ベース板、3は同じくコントロール基板1の下部中央に一端がネジ止めによって固定された第2ベース板である。
【0015】
4,5は前記コントロール基板1の上下に固定された第1、第2ベース板2,3の左右側面にネジ止めによって固定された第1、第2ドラムベースにして、それぞれのドラムベースには上下位置に一対のモータ6が取付けられ、該モータ6の出力軸には透明あるいは半透明の樹脂等で形成された表面に多数の図柄が描かれたドラム7が、モータ6を覆うように取付けられている。
【0016】
また、前記第1、第2ドラムベース4,5の前記モータ6とドラム7との間にはLED等の照明灯を有するランプ装置8が第1、第2ドラムベース4,5に固定されており、正面から見て前記ドラム7の図柄が見え易いように照明可能に形成されている。
【0017】
前記第1、第2ドラムベース4,5における前記モータ6より奥側にはガイドレール9が取付けられ、また、第1ドラムベース4における前記ガイドレール9の前側の上下方向に沿って3個の通過型ホトセンサ10aが取付けられた取付板10が取付けられている。
【0018】
11は前記第1、第2ベース板2,3に設けられた軸受2a,3aに軸支されたネジ棒にして、下端にはウォームホイール11aが取付けられている。そして、このウォームホイール11aに噛合されるウォームギア12aが出力軸に取付けられたモータ12が第2ベース板3に固定されている。
【0019】
13は前記ネジ棒11に螺合される雌ネジ13aが内蔵された移動ブロックにして、前面側は後述する第5のドラムである移動ドラム18の円弧状に合わせた円弧部13bが形成されている。そして、移動ブロック13の左右両側に左側板14と右側板15がネジ止め固定されている。なお、右側板15には上下動することによって順次、前記3個のホトセンサ10aを通過して移動ブロック13の位置を検出するための検出片15aが突出して形成されている。
【0020】
前記左側板14にはモータ16およびランプ装置17が前記したドラムベース4,5と同様に取付けられており、該モータ16の出力軸には移動ドラム18が取付けられている。なお、19は一端が前記した第1ベース板2に他端が前記左右側板14,15の前面側上端に取付けられた可撓性を有する樹脂性の遮蔽手段、20は一端が前記した第2ベース板3に他端が前記左右側板14,15の前面側下端に取付けられた可撓性を有する樹脂性の遮蔽手段である。
【0021】
21は前記モータ16およびランプ装置17とコントロール基板1とを接続するためのフレキシブル基板、22は前記移動ブロック13の奥側上下に回転自在に取付けられたローラにして、該ローラ22はドラムベース4,5に取付けられている前記ガイドレール9にガイドされ、これにより、移動ブロック13は上下動可能になっている。
【0022】
このような構成の本発明の回転電動役物装置は、ドラムベース4,5に各2個のモータ6およびランプ装置8を取付けると共に、前記各モータ6の出力軸にドラム7を取り付ける。また、第2ベース板3にモータ12を取付け、また、第1ベース板2との間にネジ棒11を軸受2a,3aによって軸受した状態で取付けると共にネジ棒11に取付けられているウォームホイール11aをモータ12のウォームギア12aとを噛合させる。
【0023】
さらに、左側板14にモータ16およびランプ装置17を取付けると共に、該モータ16に移動ドラム18が取付けられた状態で、右側板15と共に移動ブロック13の両側にネジ止め固定する。この時、移動ドラム18は移動ブロック13の円弧部13bに位置するので、該移動ドラム18が移動ブロック13と接触するようなことはない。
【0024】
また、この時点において、移動ブロック13に取付けられているローラ22はドラムベース4,5に取付けられているガイドレール9に案内される状態となり、かつ、右側板15に形成されている検出片15aはドラムベース4に取付けられているホトセンサ10aと対応関係となっている。そして、最後に遮蔽手段19を第1ベース板2と左右側板14,15との間に、また、遮蔽手段20を第2ベース板3と左右側板14,15との間に取付けて組み立ては終了する。
【0025】
なお、モータベース4,5に取付けられた取付板10には3個の通過型ホトセンサ10および中継コネクタが取付けられ、また、移動ブロック13にも中継コネクタ基板28が取付けられ、それぞれプリン基板で構成されているので、モータベース4,5のタネクタとコントロール基板1の左右のコネクタにそれぞれリード線で接続することで、モータ6およびランプ装置8は電気的にコントロール基板1と接続される。
【0026】
また、移動ブロック13の中継基板28とコントロール基板1の左側面のコネクタにフレキシブル基板21で接続することで、モータ16およびランプ装置17も電気的にコントロール基板1と接続される。さらに移動ブロック13を上下動させるモータ12のリード線もコントロール基板1の下方のコネクタに電気的に接続される。
【0027】
次に、前記した構成の回転電動役物装置の動作について説明する。
遊技者が打った玉が入賞口に入ると、図示しないコンピュータよりの指令によってコントロール基板1を介してモータ6,16に通電されドラム7,18が回転を開始すると共にランプ装置8,17にも通電され点灯あるいは点滅を開始する。
【0028】
また、モータ12にも通電が開始されるので、ウォームギア12aを介してウォームホイール11aが回転され、これによりネジ棒11が回転することで、該ネジ棒11に螺合されている移動ブロック13内に内蔵された雌ネジ13aによって移動ブロック13が上下動を開始する。なお、この上下動において移動ブロック13に取付けられているローラ22がガイドレール9にガイドされていることから、回転することなく垂直方向のみで移動することとなる。
【0029】
前記移動ブロック13が上下移動すると右側板15に形成された検出片15aが取付板10の上下方向に取付けられているホトセンサ10aの光を遮るように移動することとなるので、この光が遮断されたホトセンサ10aよりの信号がコントロール基板1に出力される。従って、移動ブロック13の位置がどこにあるのかをコントロール基板1において知ることが可能となる。
【0030】
そして、前記コンピュータよりの指令によって前記モータ6が停止すると4個のドラムが停止する。この時、例えば、上側左右2個のドラムの図柄が大当たりである「7」を表示していたとした場合、移動ブロック13が図5(b)の位置で停止し、かつ、移動ドラム18の図柄が「7」となれば横一列が揃うので大当たりとなる。すると、図示しない大当たり開口が一定時間で、かつ、複数回繰り返し開口されるものである。
【0031】
また、左ドラム7の上の図柄が「7」で、右ドラムの下の図柄が「7」を表示している場合には、移動ブロック13が図5(a)の位置で停止し、かつ、移動ドラム18の図柄が「7」となれば斜め一列が揃うので大当たりとなるものである。なお、移動ブロック13の停止位置は移動ブロックの位置を前記ホトセンサ10aによって検出することが可能なので、コンピュータはホトセンサ10aよりの出力によって所定の位置で停止させることができる。
【0032】
前記移動ブロック13の上方への移動時において遮蔽手段20の上端が、移動ブロック13に固定されている左右側板14,15の下端に軸支されていることから、遮蔽手段19の上端が引き上げられて表面側から内部の構造が見えないようになる。
【0033】
また、この時、コントロール基板1に取付けられている照明灯1aが点灯しているので、遮蔽手段19,20を透明あるいは半透明の樹脂で、かつ、表面に粒子状の凹凸を形成しておくことで、前記照明灯1aよりの光は乱反射されて綺麗に見えるようになる。また、移動ブロック13が下方へ移動した場合には、遮蔽手段19の下端が引き下げられて、同じく内部の構造が見えなくなる。
【0034】
なお、前記した説明では、背面よりの照明灯1aによって遮蔽手段19,20を照明した場合について説明したが、前面よりの光によって照明してもよく、さらに、遮蔽手段19,20に対して図柄を形成して、遊技者に対して美観を与えるようにしてもよい。
【0035】
前記した実施の形態にあっては、縦列の左右にドラム7をそれぞれ2個配置し、該縦列のドラム7の間に移動ブロック13を上下方向に移動させる場合については説明したが、前記ドラム7を横列にそれぞれ2個配置し、該横列のドラムの間に移動ブロック13を左右方向に移動させるようにしてもよい。この場合には、前記したネジ棒11を横方向に取付け回転させることで移動ブロック13を左右方向に移動させることができることは当然のことである。
【0036】
また、前記した実施の形態にあっては、移動ブロック13をモータ16を駆動源とするネジ棒11によって行う場合について説明したが、図6(a)〜(c)に示すように、移動ブロック13の背面側にラック13cを形成し、このラック13cに、例えば、コントロール基板1に固定されたモータ(図示せず)の出力軸に取付けられたピニオン23と噛合させることにより移動ブロック13を上下方向あるいは左右方向に移動させるようにしてもい。
【0037】
なお、前記図6における(b)は、移動ブロック13が中間位置に移動した図を示しており、遮蔽手段20は一端が移動ブロック13に支持された柔軟性を有するフィルムによって構成されており、他端はフリーな状態となっている。そして、前記フィルムである遮蔽手段20の中間部は第2ベース3に軸支されたローラ3cを経由して他端はフリーな状態となっている。
【0038】
従って、移動ブロック13が上方に移動すると遮蔽手段20は他端がフリーな状態となっているので上方に引き上げられて内部の構造が外部から見えないようにし、また、移動ブロック13が下方に移動するとフリー端が後方に移動することで遮蔽手段13は下方に移動することとなる。
【0039】
また、図6における(c)は、第2ベース板3に樹脂膜や布等からなる遮蔽手段20をロール24によって巻き取った構造のものであり、移動ブロック13が上方に移動するとロール24から遮蔽手段20が引き出されて背面側の構成が見えないようになる。また、移動ブロック13の上側にも、前記した下側と同様な構成に遮蔽手段20を構成することは勿論のことである。
【0040】
図7は移動ブロック13を移動させるための他の実施の形態を示し、この実施の形態にあっては、移動ブロック13の背面側の上下端にチェーンやタイミングベルト25の先端を取付け、該チェーンやタイミングベルト25を2個のガイドローラ26でガイドすると共に、該ガイドローラ26の中間におけるチェーンやタイミングベルト25とモータ(図示せず)の歯車とを噛合させることによって移動させるようにしたものである。
【0041】
なお、図示していないが、移動ブロック13を上下あるいは左右方向に移動させる手段としては、リニアモータを使用して構成の簡素化を図ることも可能である。
【0042】
図8、図9はさらに他の実施の形態を示し、前記した何れの実施の形態も左右または上下にそれぞれ2個のドラム7を配置し、該ドラム7の縦列あるいは横列の間に移動ブロック13を移動させて移動ドラム18を上下あるいは左右方向に移動させものであるが、図8の実施の形態のものは、縦列にそれぞれ3個のドラム7を配置し、該縦列のドラム7の間に移動ブロック13を移動させて移動ドラム18を上下方向に移動させたものであり、図9の実施の形態のものは、横列にそれぞれ3個のドラムを配置し、横列のドラム7の間に移動ブロック13を移動させて移動ドラム18を左右方向に移動させたものである。
【0043】
このような実施の形態にあっては、大当たり状態となるのが、横3列と斜め2列となり、計5つの大当たり状態となり、前記した実施の形態が4つの大当たり状態よりも1つ多くなるので遊技者に対してより大きな期待感を与えることができるものである。
【0044】
また、前記した何れの実施の形態においても、移動ドラム13は1つの場合について説明したが、ドラム7の縦列や横列を3列以上となし、これに伴って各列の間に移動ドラム13を配置しても移動ドラム18を増加しても良いことは勿論のことである。
【0045】
【発明の効果】
本発明は前記したように、縦列あるいは横列を少なくとも2列となし、かつ、各列に少なくとも2つの回転ドラムを配置すると共に、縦列あるいは横列の間を上下あるいは左右方向に移動しながら回転する移動ドラムを配置して、大当たり状態の数を少ないドラム数で実現したことにより、大当たりの数を増やすことで遊技者に対して大当たりの可能性が多くなって期待感を与えることができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機用回転電動役物装置の一実施の形態を示す正面斜視図である。
【図2】同上のケースより電動役物装置を分離した状態の斜視図である。
【図3】同上の電動役物装置の分解斜視図である。
【図4】同上の一部を組み立てた状態の斜視図である。
【図5】(a)は移動ドラムが中間位置に停止した状態の斜視図、(b)は移動ドラムが上端位置に停止した状態の斜視図である。
【図6】(a)は他の実施の形態の移動ドラム部分を示す側面図、(b)は(a)の遮蔽手段の他の実施の形態を示す側面図、(c)は他の遮蔽手段を示す側面図である。
【図7】他の実施の形態を示す移動ドラム部分の斜視図である。
【図8】縦列のドラムをそれぞれ3個とした場合の斜視図である。
【図9】横列のドラムをそれぞれ3個とした場合の斜視図である。
【符号の説明】
6 モータ
7 ドラム
11,12,13 駆動機構
16 モータ
18 移動ドラム
Claims (5)
- 複数の図柄が表示されモータによって回転するドラムを少なくとも上下方向に2個で、かつ、少なくとも左右方向に2個配置すると共に、前記左右方向に配置したドラム列の間に複数の図柄が表示されモータによって回転する移動ドラムを上下方向に移動可能に配置し、さらに、前記移動ドラムは少なくとも前記左右方向のドラム位置と同じで位置停止可能とする駆動機構によって制御されるようにしたことを特徴とする遊技機用回転電動役物装置。
- 前記他のドラムは前記左右方向のドラム列の中間位置でも停止可能としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機用回転電動役物装置。
- 複数の図柄が表示されモータによって回転するドラムを少なくとも上下方向に2個で、かつ、少なくとも左右方向に2個配置すると共に、前記上下方向に配置したドラム列の間に複数の図柄が表示されモータによって回転する移動ドラムを左右方向に移動可能に配置し、さらに、前記移動ドラムは少なくとも前記上下方向のドラム位置と同じ位置で停止可能とする駆動機構によって制御されるようにしたことを特徴とする遊技機用回転電動役物装置。
- 前記移動ドラムは前記上下方向のドラム列の中間位置でも停止可能としたことを特徴とする請求項3記載の遊技機用回転電動役物装置。
- 前記他のドラムの移動に伴って移動軌跡上の空間を遮蔽するための遮蔽手段を取付けたことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機用回転電動役物装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003027927A JP2004236787A (ja) | 2003-02-05 | 2003-02-05 | 遊技機用回転電動役物装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003027927A JP2004236787A (ja) | 2003-02-05 | 2003-02-05 | 遊技機用回転電動役物装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004236787A true JP2004236787A (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=32955520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003027927A Pending JP2004236787A (ja) | 2003-02-05 | 2003-02-05 | 遊技機用回転電動役物装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004236787A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006095048A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Olympia:Kk | 基板ケース |
JP2006102065A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Maruhon:Kk | 遊技機用電動役物装置 |
JP2018068729A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2018068727A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
2003
- 2003-02-05 JP JP2003027927A patent/JP2004236787A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006095048A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Olympia:Kk | 基板ケース |
JP2006102065A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Maruhon:Kk | 遊技機用電動役物装置 |
JP4564323B2 (ja) * | 2004-10-04 | 2010-10-20 | 株式会社平和 | 遊技機用電動役物装置 |
JP2018068729A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2018068727A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4884835B2 (ja) | 遊技機用の演出装置 | |
JP2009153853A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5327574B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP2007014387A (ja) | 遊技機 | |
JP4150359B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5336928B2 (ja) | 可動役物装置 | |
JP4572373B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2005160750A (ja) | 遊技機 | |
JP5681613B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP2004236787A (ja) | 遊技機用回転電動役物装置 | |
US7059968B2 (en) | Cuing method and means for a gaming machine topper | |
JP2008043457A (ja) | 装飾体開閉ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機 | |
JP4779740B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4699289B2 (ja) | 遊技機の可動式演出装置 | |
JP2011104249A (ja) | 可動役物装置 | |
JP2014033867A (ja) | パチンコ遊技機の演出装置 | |
JP5548734B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012152621A (ja) | 遊技機 | |
JP4150358B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5659383B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008295965A (ja) | 遊技機 | |
JP2004195087A (ja) | 遊技機 | |
JP6317204B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2018157915A (ja) | 遊技機 | |
JP4141417B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080318 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080826 |