JP2004234796A - 情報再生方法、情報再生装置、情報記録方法、及び記録媒体 - Google Patents

情報再生方法、情報再生装置、情報記録方法、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】任意の位置で反復あるいはスキップを行うことが可能な情報再生方法および情報再生装置を提供する。
【解決手段】音声情報または画像情報の少なくとも一方を含む再生情報が記録された記録媒体から前記再生情報を読み取って再生する情報再生方法であって、再生時における任意の再生情報の位置に基づいて、反復開始位置に関する反復開始位置情報と、反復終了位置に関する反復終了位置情報とを記憶するとともに、前記反復開始位置から前記反復終了位置までに対応する再生情報に関する反復再生情報を記憶する。そして、再生時において、再生情報の位置が前記反復終了位置情報に基づく位置に達したと判断した場合、前記反復再生情報を、予め設定された所定回数反復して再生する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声情報、画像情報等が記録された記録媒体を用いて、音声情報、画像情報等を再生する情報再生方法、情報再生装置、情報記録方法、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば音楽Compact Disk(以下、CDと記載する)には、複数の曲(音声情報)が、トラック毎に記録されている。当該音楽CDを再生装置(CDプレイヤー等)で再生する場合、各トラック毎(つまり、曲毎)に反復させたり、スキップさせたりすることができる。
また、例えば音楽テープでは、各曲の先頭部分に音声情報が記録されていないブランク部分を作っておき、当該ブランク部分に基づいて反復あるいはスキップ等を行っている。
【0003】
なお、上記に説明した、各トラック毎の反復あるいはスキップ等は、従来より一般的に行われているので、あえて先行技術文献を記載しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の再生装置における反復あるいはスキップは、予め記録媒体に記録された所定位置に関して反復(上記のCDの例では対象トラックの終了位置〜先頭位置で反復)、スキップ(上記のCDの例では対象トラックの先頭位置〜終了位置でスキップ)する。このため、利用者の所望する任意の位置で反復あるいはスキップ等を行うことができない。
例えば、語学あるいは年号等の暗記学習を行う場合、重要な部分を何度も反復させたり、暗記した部分をスキップさせることで、学習効率をより向上させることが期待できる。この場合、反復位置及びスキップ位置は、学習の進捗に応じて随時変化する。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、任意の位置で反復あるいはスキップを行うことが可能な情報再生方法および情報再生装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載の情報再生方法は、音声情報または画像情報の少なくとも一方を含む再生情報が記録された記録媒体から前記再生情報を読み取って再生する情報再生方法であって、再生時における任意の再生情報の位置に基づいて、反復開始位置に関する反復開始位置情報と、反復終了位置に関する反復終了位置情報とを記憶するとともに、前記反復開始位置から前記反復終了位置までに対応する再生情報に関する反復再生情報を記憶し、再生時において、再生情報の位置が前記反復終了位置情報に基づく位置に達したと判断した場合、前記反復再生情報を、予め設定された所定回数反復して再生することを特徴とする。
このように、再生情報の任意の位置に基づいた反復開始位置情報と反復終了位置情報と反復再生情報を用いて、任意の位置で反復させることが可能となる。また、記憶した反復再生情報を再生するので、記録媒体の巻き戻し等を行う必要がなく、巻き戻しを行うよりも短時間に反復再生を開始することが可能である。
【0006】
また、請求項2に記載の情報再生方法は、請求項1に記載の情報再生方法であって、再生時における任意の再生情報の位置に基づいて、スキップ開始位置に関するスキップ開始位置情報と、スキップ終了位置に関するスキップ終了位置情報とを記憶し、再生時において、再生情報の位置が前記スキップ開始位置情報に基づく位置に達したと判断した場合、前記スキップ開始位置情報と前記スキップ終了位置情報に基づく範囲の再生情報の再生を行わず、前記スキップ終了位置情報に基づいた位置からの再生情報を再生することを特徴とする。
このように、再生情報の任意の位置に基づいたスキップ開始位置情報とスキップ終了位置情報を用いて、任意の位置をスキップさせることが可能となる。
【0007】
また、請求項3に記載の情報再生方法は、請求項1または2に記載の情報再生方法であって、反復して再生する際、反復して再生する所定回数、または反復して再生する際のインターバル時間、または反復して再生する際の再生速度、の少なくとも1つを任意に設定可能であることを特徴とする。
例えば暗記学習を行う場合、学習の進捗状態に応じて、反復の回数、またはインターバル時間、再生速度等を変更できると、学習効率を更に向上させることが期待できる。
【0008】
また、請求項4に記載の情報再生装置は、記録媒体から再生情報を読み取る再生情報読取手段と、各情報を記憶する記憶手段と、入力された情報を再生する再生手段と、記憶手段への各情報の記憶と、再生手段へ情報を出力する制御手段と、反復開始位置と反復終了位置、またはスキップ開始位置とスキップ終了位置、または反復して再生する所定回数、または反復して再生する際のインターバル時間、または反復して再生する際の再生速度、の中から少なくとも1つを設定可能な設定手段とを備え、請求項1〜3のいずれかに記載の情報再生方法を用いて再生を行うことを特徴とする。
このように、再生情報の任意の位置に基づいた反復開始位置情報と反復終了位置情報と反復再生情報を用いて、任意の位置で反復させることが可能となる。また、再生情報の任意の位置に基づいたスキップ開始位置情報とスキップ終了位置情報を用いて、任意の位置をスキップさせることが可能となる。
【0009】
また、請求項5に記載の情報記録方法は、請求項1〜3のいずれかに記載の情報再生方法を用いて再生された情報を、再生情報として記録媒体に記録することを特徴とする。
これにより、本発明の情報再生装置を保有していない場合であっても、任意の位置で反復またはスキップ等が行われて再生された情報を記録した記録媒体を用いて、従来の情報再生装置で再生することが可能である。
【0010】
また、請求項6に記載の記録媒体は、請求項5に記載の情報記録方法を用いて再生情報が記録されている。
これにより、本発明の情報再生装置を保有していない場合であっても、任意の位置で反復またはスキップ等が行われて再生された情報を記録した記録媒体を用いて、従来の情報再生装置で再生することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の情報再生装置1の一実施の形態の概略外観図を示している。
●[外観(図1)]
図1(A)は情報再生装置1の斜視図を示しており、図1(B)は情報再生装置1の平面図を示している。なお、図1は、記録媒体がCDである例を示しているが、他にもDegital Versatile Disk(DVD)、Mini Disk(MD)、カセットに収めた磁気テープ(カセットテープ)、LSI等で構成された電子回路等、種々の記録媒体を用いて情報を再生する情報再生装置に適用することが可能である。なお、記録媒体に記録されている再生情報は、音声情報または画像情報の少なくとも一方が記録されていればよい。以下、CDを記録媒体として音声情報を再生する情報再生装置1の例を説明する。
【0012】
開閉キー37は、媒体カバー2を開放位置にするために使用される。記録媒体80は、媒体カバー2を開放位置にして装着あるいは取り出しされる。記録媒体80を所定の位置に装着した後、媒体カバー2を閉じる。
再生操作キー32〜36は、記録媒体80の再生等を指示するキーである。操作キー32は巻き戻しを指示し、操作キー33は早送りを指示するキーである。停止キー34は動作の停止を指示し、再生キー35は再生を指示し、一時停止キー36は一時的な停止を指示する。
【0013】
表示手段10(LCDモニタ等)は、記録媒体80の再生に関する情報(現在の再生位置、反復開始位置等)を表示する。また、移動キー12は、表示手段10内に表示されるカーソルの位置等を移動させ、カーソルを上下左右に任意の位置に移動させる。SETキー14は、反復開始位置等の設定の際に使用され、CANCELキー16は、設定された反復開始位置等の取り消しに使用される。なお、設定された反復開始位置等は、表示手段10内に表示される。
反復回数指定キー18は、反復再生する際の反復回数を設定する場合に使用され、反復回数を増加(上側を操作した場合)あるいは減少(下側を操作した場合)させる。なお、反復回数指定キー18で設定された反復回数は、表示手段10内に表示される。
【0014】
フェードイン・フェードアウト操作部22は、反復再生する際、徐々に音量を大きく(フェードイン)したり、徐々に音量を小さく(フェードアウト)したりする場合に使用される。中立位置ではフェードインもフェードアウトもしない。なお、画像情報の場合は、再生画像が徐々に現れ(フェードイン)、または徐々に消える(フェードアウト)。
インターバル操作部24は、反復再生する際のインターバル(再生と再生とのブランク時間)を設定する場合に使用される。例えば、反復再生を2回行う場合、1回目の再生と2回目の再生とのブランク時間の長さを0秒〜2秒の間で任意に設定することができる。
再生速度操作部26は、反復再生する際の再生速度を設定する場合に使用される。
【0015】
利用者は、記録媒体80を所定の位置に装着して媒体カバー2を閉じ、再生操作キー32〜36を用いて記録媒体80に記録されている再生情報を再生する。
そして、利用者は、反復して何度も再生させたい反復所望部分を発見した場合、当該反復所望部分の先頭位置を再生した時点でSETキー14を操作して反復開始位置に関する反復開始位置情報を設定する。更に利用者は、当該反復所望部分の終了位置を再生した時点でSETキー14を操作して反復終了位置に関する反復終了位置情報を設定する。
情報再生装置1は、反復終了位置情報が設定された時点で、当該反復終了位置情報に対応する反復開始位置情報までの再生情報を、反復回数指定キー18で指定された回数だけ反復して再生する。反復再生が終了すると、反復終了位置からの再生を再開する。なお、反復終了位置情報が設定された時点で反復再生を行わず、ひととおりの再生が終了して再度再生をした場合に、既に設定された反復開始位置情報及び反復終了位置情報、反復回数に基づいて反復再生を行うようにしてもよい。
なお、反復開始/終了位置と同様に、スキップ開始位置とスキップ終了位置を任意の位置に設定することができる。
【0016】
●[ブロック構成(図2)]
次に、図2に情報再生装置1の構成の例を示す。
制御手段40は、CPU等で構成され、読取手段42を介して記録媒体80に記録されている再生情報を読み取り、読み取った再生情報を記憶手段44の再生情報バッファ(図5(B)のbf)に順次記憶していく。再生情報バッファbfには未再生のデータが保存されている。
制御手段40は、操作手段46(再生操作キー32〜36、移動キー12、SETキー14等)からの操作信号に基づいて、再生手段48に再生情報に基づいた出力情報を出力する。再生手段48は、入力された出力情報に基づいて、音声出力手段52(スピーカ等)から音声を出力する。なお、この例では、表示手段10には操作手段46からの操作内容が表示される(図5(A))が、画像情報を再生する場合は、再生した画像情報を表示手段10から出力する。
【0017】
●[再生情報を再生する処理手順(図3)]
次に、図3に示すフローチャートを用いて、制御手段40における、再生情報の再生の処理手順の例を説明する。なお、図3の処理では、再生キー35が操作されて再生情報を再生中の場合とする。
図3は、記録媒体80から再生情報を読み取って再生、反復位置での反復再生、及びスキップ位置でのスキップに関する処理を示している。
【0018】
制御手段40は、ステップ10にて、再生情報バッファbf(図5(B))に保存されている再生情報のデータ量が所定量未満か否かを判定する。制御手段40は、記録媒体80から読み取った再生情報を直接出力することなく、一旦再生情報バッファbfに保存しておく。そして、後述するステップS38にて、必要な量の出力情報を再生手段48に出力する。再生情報のデータ量が所定量未満である(Yes)場合はステップS12に進み、所定量以上である(No)場合はステップS14に進む。
ステップS12では、読取手段42を介して記録媒体80から次の再生情報を読み出し、再生情報バッファbfに保存する(保存されている再生情報のデータ量が所定量以上となるようにする)。なお、保存されている再生情報は、未再生の情報(現時点以降で再生すべきデータ)である。
【0019】
ステップS14では、現在の再生位置(現在出力中の再生位置であり、図5(A)の10a部分に表示されている)が反復開始位置に達したか否か(越えたか否か)を判定する。なお、現在の再生位置は、例えば、再生情報の再生を開始した時点から通常にひととおり出力した場合の経過時間(時:分:秒:(秒未満))を使用する。また、反復開始位置は、図5(B)に示す補助情報r1〜rNに含まれている反復開始位置情報に記憶されている。例えば、現在の再生位置が「00:01:45:10(0時間1分45秒10)」であり、反復開始位置情報の1つが「00:01:45:10(0時間1分45秒10)」である場合は、達したと判定する。達している(Yes)場合はステップS16に進み、達していない(No)場合はステップS20に進む。
なお、記憶手段44には、図5(B)に示すように、反復用バッファbr1〜brNが設けられており、各反復用バッファは、補助情報と反復再生情報バッファで構成されている。補助情報には、反復開始位置に関する反復開始位置情報(「00:01:45:10」等)と、反復終了位置に関する反復終了位置情報(「00:01:50:00」等)と、反復回数等が記憶されている。また、反復再生情報バッファには、反復して再生すべき範囲の再生情報が記憶されている。
なお、反復再生情報バッファのサイズは、予め固定サイズを確保するようにしてもよいし、反復範囲に応じて可変サイズとするようにしてもよい。
【0020】
ステップS16では、現在の再生位置が反復終了位置に達していないか否か(越えていないか否か)を判定する(反復終了位置には、上記で説明した反復終了位置情報を使用する)。達していない(Yes)場合はステップS18に進み、達している(No)場合はステップS20に進む。
ステップS18では、現在出力している再生情報が、反復開始位置情報〜反復終了位置情報の範囲の再生情報であるため、現在再生中(出力中)の再生情報を反復再生情報バッファに記憶する。
【0021】
ステップS20では、現在の再生位置がスキップ開始位置に達したか否か(越えたか否か)を判定する。なお、現在の再生位置は、上記と同様に、例えば再生情報の再生を開始した時点から通常にひととおり出力した場合の経過時間(時:分:秒:(秒未満))を使用する。また、スキップ開始位置は、図5(B)に示す補助情報s1〜sMに含まれているスキップ開始位置情報に記憶されている。例えば、現在の再生位置が「00:10:32:40(0時間10分32秒40)」であり、スキップ開始位置情報の1つが「00:10:32:40(0時間10分32秒40)」である場合は、達したと判定する。達している(Yes)場合はステップS22に進み、達していない(No)場合はステップS26に進む。
なお、記憶手段44には、図5(B)に示すように、スキップ用バッファbs1〜bsMが設けられており、各スキップ用バッファは、補助情報とスキップ情報バッファで構成されている。補助情報には、スキップ開始位置に関するスキップ開始位置情報(「00:10:32:40」等)と、スキップ終了位置に関するスキップ終了位置情報(「00:15:50:00」等)が記憶されている。また、スキップ情報バッファには、再生時にスキップすべき範囲の再生情報が記憶されている。なお、スキップ情報バッファは省略してもよい。
【0022】
ステップS22では、現在の再生位置がスキップ終了位置に達していないか否か(越えていないか否か)を判定する(スキップ終了位置には、上記で説明したスキップ終了位置情報を使用する)。達していない(Yes)場合はステップS24に進み、達している(No)場合はステップS26に進む。
ステップS24では、現在の再生位置がスキップ開始位置情報〜スキップ終了位置情報の範囲を再生中であるので、現在再生中(出力中)の再生情報をスキップ情報バッファに記憶する。
【0023】
ステップS26では、現在の再生位置が反復終了位置情報に基づく位置に達したか否か(越えたか否か)を判定する。達している(Yes)場合はステップS28に進み、達していない(No)場合はステップS32に進む。
ステップS28では、ステップS26の判定に使用した反復終了位置情報に対応する反復開始位置情報が有るか否かを判定する。有る(Yes)場合はステップS30に進み、ない(No)場合はステップS32に進む。
【0024】
ステップS30では、反復再生情報バッファ(図5(B))に記憶されている反復再生情報を、反復再生情報バッファに対応する補助情報(図5(B))に記憶されている反復回数だけ繰り返して再生(出力)する。この場合、制御手段40は、反復再生情報を再生手段48に出力して音声出力手段52から音声を出力する処理を、反復回数だけ繰り返す。また、繰り返す際、フェードイン・フェードアウト操作部22、インターバル操作部24、再生速度操作部26の状態に基づいて再生(出力)する。
このように、任意の位置に設定されている反復開始位置情報及び反復終了位置情報と、反復開始位置情報から反復終了位置情報までに対応する再生情報に関する反復再生情報とを用いて、反復再生を行う。
【0025】
ステップS32では、現在の再生位置がスキップ開始位置情報に基づく位置に達したか否か(越えたか否か)を判定する。達している(Yes)場合はステップS34に進み、達していない(No)場合はステップS38に進む。
ステップS34では、ステップS32の判定に使用したスキップ開始位置情報に対応するスキップ終了位置情報が有るか否かを判定する。有る(Yes)場合はステップS36に進み、ない(No)場合はステップS38に進む。
ステップS36では、スキップ情報バッファ(図5(B))に記憶されているスキップ情報を、再生情報バッファ(図5(B))に記憶されている再生情報(未再生のデータ)から削除する。
このように、任意の位置に設定されているスキップ開始位置情報及びスキップ終了位置情報と、スキップ開始位置情報からスキップ終了位置情報までに対応する再生情報に関するスキップ情報とを用いて、スキップ再生を行う。
なお、スキップ情報の記憶を省略した場合は、読取手段42の読み取り位置を、スキップ終了位置情報に対応する位置に移動させる。
【0026】
ステップS38では、制御手段40は、音声出力に必要な量の再生情報を、再生情報バッファ(図5(B))から読み出して再生手段48に出力し、音声出力手段52から音声を出力する。また、再生手段48に出力した再生情報(出力情報)は、再生情報バッファから削除しておく。
【0027】
●[反復開始位置と反復終了位置等の設定の処理手順(図4)]
次に、図4に示すフローチャートを用いて、制御手段40における、反復開始位置と反復終了位置等の設定の処理手順の例を説明する。なお、図4の処理では、再生キー35が操作されて再生情報を再生中の場合とする。
制御手段40は、例えば所定時間間隔(数10ms等)あるいは設定用のキー(SETキー14、CANCELキー16、反復回数指定キー18等)が操作された場合に、図4に示す処理を実行する。
【0028】
制御手段40は、ステップS50にて、SETキー14が操作されたか否かを判定する。操作された(Yes)場合はステップS52に進み、操作されていない(No)場合はステップS70に進む。
ステップS52では、現在の再生位置(現在出力中の再生位置であり、図5(A)の10a部分に表示されている)を「SET位置として一時的に記憶」しておく。また、SETキー14が操作された時のカーソルCの位置(図5(A))も記憶しておく。このカーソルCの位置は、利用者が設定を所望する種類(反復開始位置/終了位置等)を示している。
【0029】
図5(A)に示すように、利用者は、表示手段10に表示される内容に基づいて、所望する反復開始位置と反復終了位置、スキップ開始位置とスキップ終了位置、反復回数を任意に設定することができる。反復開始位置と反復終了位置、スキップ開始位置とスキップ終了位置の設定を所望する場合、利用者は移動キー12を操作してカーソルCを、設定を所望する位置に移動させる。例えば、カーソルCを「反復1の開始位置」に移動し、SETキー14を操作すると、SETキーを操作した時点の(現在)再生位置が記憶される(図5(A)の例では00:01:45:10が記憶されている)。また、利用者は、反復回数指定キー18を操作することで、反復回数を任意の数字に設定することができる(図5(A)の10d部分)。
【0030】
ステップS54では、記憶したカーソルCの位置が反復開始位置であるか否かを判定する。反復開始位置である(Yes:利用者は反復開始位置の設定を所望している)場合はステップS56に進み、反復開始位置でない(No)場合はステップS58に進む。
ステップS56では、記憶しているSET位置を、反復用バッファbr*の補助情報r*内の反復開始位置情報に記憶して処理を終了する。
ステップS58では、記憶したカーソルCの位置が反復終了位置であるか否かを判定する。反復終了位置である(Yes:利用者は反復終了位置の設定を所望している)場合はステップS60に進み、反復終了位置でない(No)場合はステップS62に進む。
ステップS60では、記憶しているSET位置を、反復用バッファbr*の補助情報r*内の反復終了位置情報に記憶して処理を終了する。
【0031】
ステップS62では、記憶したカーソルCの位置がスキップ開始位置であるか否かを判定する。スキップ開始位置である(Yes:利用者はスキップ開始位置の設定を所望している)場合はステップS64に進み、スキップ開始位置でない(No)場合はステップS66に進む。
ステップS64では、記憶しているカーソルCの位置を、スキップ用バッファbs*の補助情報s*内のスキップ開始位置情報に記憶して処理を終了する。
ステップS66では、記憶したカーソルCの位置がスキップ終了位置であるか否かを判定する。スキップ終了位置である(Yes:利用者はスキップ終了位置の設定を所望している)場合はステップS68に進み、スキップ終了位置でない(No)場合は処理を終了する。
ステップS68では、記憶しているカーソルCの位置を、スキップ用バッファbs*の補助情報s*内のスキップ終了位置情報に記憶して処理を終了する。
【0032】
ステップS70では、CANCELキー16が操作されたか否かを判定する。なお、CANCELキー16が操作された時のカーソルCの位置も記憶しておく。このカーソルCの位置は、利用者が初期化を所望する種類(反復開始位置/終了位置等)を示している。CANCELキー16が操作された(Yes)場合はステップS72に進み、操作されていない(No)場合はステップS90に進む。
ステップS72では、記憶したカーソルCの位置が反復開始位置であるか否かを判定する。反復開始位置である(Yes:利用者は反復開始位置の初期化を所望している)場合はステップS74に進み、反復開始位置でない(No)場合はステップS76に進む。
ステップS74では、反復用バッファbr*の補助情報r*内の反復開始位置情報を初期化(キャンセル)して処理を終了する。
以下、ステップS86まで同様に、反復終了位置の初期化、スキップ開始位置の初期化、スキップ終了位置の初期化の処理があるが、図及び説明を省略する。
【0033】
ステップS90では、反復回数指定キー18が操作されたか否かを判定する。操作された(Yes)場合はステップS92に進み、操作されていない(No)場合は処理を終了する。
ステップS92では、図5(A)に示す反復回数表示部10dに表示している回数(この例では「5」)を、反復用バッファbr*の補助情報r*内の反復回数に記憶する。
【0034】
以上に説明したように、本実施の形態で説明した情報再生装置1を用いれば、任意の位置で反復あるいはスキップを行うことが可能である。また、例えば暗記学習に利用する場合、学習の進捗状態に応じて反復の回数、またはインターバル時間、再生速度等を変更できるため、学習効率を更に向上させることが期待できる。
また、本実施の形態にて説明した反復再生、スキップ再生等を行う情報再生方法として、留守番電話や目覚まし時計等、音声情報あるいは画像情報の少なくとも一方を出力する種々の機器に適用することができる。
また、上記情報再生方法にて再生した出力を記録する情報記録方法を用いて記録した記録媒体を暗記学習等に用いれば、従来の情報再生装置を用いても(任意の位置での反復、スキップ等はできないが)反復による学習効率の向上を期待できる。
【0035】
これにより、任意の単語、文節、文章、楽節等を選択して反復再生することができる。また、音声情報を反復再生する際、エコーをかけながら反復再生すれば、利用者はより印象深く記憶できることを期待できる。この場合、再生手段48にエコー機能を搭載し、反復再生時にエコー機能を実行させるように制御手段40から制御すればよい。
また、画像情報を任意の位置で反復再生すれば、スポーツ観戦、スポーツレッスン、映画鑑賞等の場合にも、より効果的に映像を再生することができる。
【0036】
本発明の情報再生方法、情報再生装置、情報記録方法、及び記録媒体は、本実施の形態で説明した外観、構成、動作等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、制御手段40の処理は、図3及び4に示すフローチャート、及び実施の形態の説明に限定されるものではない。
また、表示手段10の表示内容、記憶手段44内の構成は、図5に示す例に限定されるものではない。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
また、以上(≧)、以下(≦)、より大きい(>)、未満(<)等は、等号を含んでも含まなくてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3のいずれかに記載の情報再生方法を用いれば、任意の位置で反復あるいはスキップを行うことが可能な情報再生方法を提供できる。
また、請求項4に記載の情報再生装置を用いれば、任意の位置で反復あるいはスキップを行うことが可能な情報再生装置を提供できる。
また、請求項5に記載の情報記録方法を用いれば、任意の位置で反復あるいはスキップを行いながら再生した情報を記録することができる。
また、請求項6に記載の記録媒体を用いれば、任意の位置で反復あるいはスキップを行いながら記録した情報を、従来の情報再生装置を用いて再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報再生装置1の一実施の形態の概略外観図である。
【図2】情報再生装置1のブロック構成の例を説明する図である。
【図3】再生情報を再生する処理手順の例を説明する図である。
【図4】反復開始位置と反復終了位置等の設定の処理手順の例を説明する図である。
【図5】表示手段10の表示内容の例と、記憶手段44の記憶内容の例を説明する図である。
【符号の説明】
1 情報再生装置
2 媒体カバー
10 表示手段
C カーソル
12 移動キー
14 SETキー
16 CANCELキー
18 反復回数指定キー
22 フェードイン・フェードアウト操作部
24 インターバル操作部
26 再生速度操作部
32〜36 再生操作キー
44 記憶手段
bf 再生情報バッファ
br1〜brN 反復用バッファ
r1〜rN 補助情報
bs1〜bsM スキップ用バッファ
s1〜sM 補助情報
80 記録媒体

Claims (6)

  1. 音声情報または画像情報の少なくとも一方を含む再生情報が記録された記録媒体から前記再生情報を読み取って再生する情報再生方法であって、
    再生時における任意の再生情報の位置に基づいて、反復開始位置に関する反復開始位置情報と、反復終了位置に関する反復終了位置情報とを記憶するとともに、前記反復開始位置から前記反復終了位置までに対応する再生情報に関する反復再生情報を記憶し、
    再生時において、再生情報の位置が前記反復終了位置情報に基づく位置に達したと判断した場合、前記反復再生情報を、予め設定された所定回数反復して再生する、
    ことを特徴とする情報再生方法。
  2. 請求項1に記載の情報再生方法であって、
    再生時における任意の再生情報の位置に基づいて、スキップ開始位置に関するスキップ開始位置情報と、スキップ終了位置に関するスキップ終了位置情報とを記憶し、
    再生時において、再生情報の位置が前記スキップ開始位置情報に基づく位置に達したと判断した場合、前記スキップ開始位置情報と前記スキップ終了位置情報に基づく範囲の再生情報の再生を行わず、前記スキップ終了位置情報に基づいた位置からの再生情報を再生する、
    ことを特徴とする情報再生方法。
  3. 請求項1または2に記載の情報再生方法であって、
    反復して再生する際、反復して再生する所定回数、または反復して再生する際のインターバル時間、または反復して再生する際の再生速度、の少なくとも1つを任意に設定可能である、
    ことを特徴とする情報再生方法。
  4. 記録媒体から再生情報を読み取る再生情報読取手段と、
    各情報を記憶する記憶手段と、
    入力された情報を再生する再生手段と、
    記憶手段への各情報の記憶と、再生手段へ情報を出力する制御手段と、
    反復開始位置と反復終了位置、またはスキップ開始位置とスキップ終了位置、または反復して再生する所定回数、または反復して再生する際のインターバル時間、または反復して再生する際の再生速度、の中から少なくとも1つを設定可能な設定手段とを備え、
    請求項1〜3のいずれかに記載の情報再生方法を用いて再生を行う、
    ことを特徴とする情報再生装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の情報再生方法を用いて再生された情報を、再生情報として記録媒体に記録する、
    ことを特徴とする情報記録方法。
  6. 請求項5に記載の情報記録方法を用いて再生情報が記録された記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006267187A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Pentax Corp コンテンツ再生端末
JP2008047259A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 D & M Holdings Inc 再生装置
JP2009164979A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Sony Corp 再生装置および再生方法

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