JP2004234377A - 代理購入配送端末,一括購入配送システム,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】購入者に代わって複数の販売者から複数の商品を一括購入するとともに、購入者が希望する配送日時及び配送先に購入品を一括配送し、さらに、一括配送の配送予定日時が確認できしだい、配送予定日時の通知を希望した購入者に通知する。
【解決手段】代理購入配送者に複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者端末401と、購入情報及び配送情報を受信すると、販売者端末201に、発注情報及び配送センターの住所情報を送信し、かつ、配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する代理購入配送端末301と、発注情報及び住所情報を受信し、納品予定日を代理購入配送端末301に返信する販売者端末201と、通信ネットワーク101とを具備した構成としてある。
【選択図】 図1
【解決手段】代理購入配送者に複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者端末401と、購入情報及び配送情報を受信すると、販売者端末201に、発注情報及び配送センターの住所情報を送信し、かつ、配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する代理購入配送端末301と、発注情報及び住所情報を受信し、納品予定日を代理購入配送端末301に返信する販売者端末201と、通信ネットワーク101とを具備した構成としてある。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の販売者から商品の購入を希望する購入者が、購入者端末から通信回線を介して代理購入配送者の代理購入配送端末に注文を行うと、各商品を一括して販売者に発注し購入者に配送する、代理購入配送端末,一括購入配送システム,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信回線(たとえば、インターネット等のネットワークなど)を用いて商品のオンラインショッピングを行う商品販売システムが実用化されており、この商品販売システムにおいては、通信回線を介して購入者から商品の注文が受け付けられ、注文された商品は、宅配便等によって注文者の指定した住所に配送されている。
近年、さらなる配送効率の向上を目的として、複数の商品を複数の販売者から購入した際、一括配送を行うことにより配送費用を低減する宅配システム等の様々な技術が提案されている。
【0003】
例えば、特開2002−207800号公報において、予めユーザが宅配会社の提供する登録用ウェブによりユーザ登録しておくことで、宅配会社と提携している各通信販売会社に発注された各商品を一括して配送することができる宅配システムの技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この技術によれば、宅配会社は、通信販売のユーザが購入する商品に関し、自動的に宅配業務を受注することができるとともに、宅配業務が集約されることで、流通コストを低減することができる。また、通信販売会社は、割安な宅配料金で商品を提供できるので、売り上げの増加を図ることができる。さらに、ユーザにとっては、割安な宅配料金で商品を購入することができ、また、配送日を指定した場合、希望する日に購入した複数の商品を一括して受け取ることができる。
【0004】
また、特開2002−245366号公報において、複数の異なる店で複数の商品を購入しても一つの荷物としてユーザ宅に配送することができ、安価でユーザの要望に沿った配送を可能とする物流システムの技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
この技術によれば、倉庫に各店の商品を保管しておき、注文に応じてデリバリー店舗等の既存の配送手段を利用して商品の発送を行うため、安価に配送を行うことができる。
【0005】
さらに、特開2002−15240号公報では、複数の出荷地を有する商品出荷における商品出荷の運送面での効率化を図ることが可能な商品出荷システムに関する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
この技術によれば、運送元により、同一の届け先に出荷される複数の販売者の商品が一括して運送されるので、一つの運送元で一元管理された商品出荷となり運送の効率化を図ることができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−207800号公報(第2頁、第1図)
【特許文献2】
特開2002−245366号公報(第2−5頁、第1図、第8図)
【特許文献3】
特開2002−15240号公報(第2−5頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記宅配システム等の技術は、購入者が複数の販売者から商品を購入する際、各販売者のホームページにアクセスし各販売者に対し注文処理を行わなければならず、注文入力等に多くの時間を費やすこととなり、効率よく注文処理を行うことができないといった問題があった。
【0008】
また、購入者は、販売者に対し配送日時を指定できない場合、配送日時が実際に配送されない限りわからない状態となり、希望する配送日時に商品を受け取ることができない。このような事態を回避するために、購入者は、販売者に対し配送日時の確認をしようとするが、各販売者と個別に連絡をとらなければならず、販売者が複数ある場合には、効率よく配送日時の確認や通知連絡を行うことができないといった問題があった。
さらに、注文した商品が小さくかつ軽量な商品であっても、商品の販売者が異なる等の理由で、一括して配送してもらうことができないことがある。このような場合、商品の受取り者は、複数の配送予定日に配送先で商品を受け取らなければならず不便であるといった問題があった。
【0009】
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、購入者に代わって複数の販売者から複数の商品を一括購入するとともに、購入者が希望する配送日時及び配送先に購入品を一括配送し、さらに、一括配送の配送予定日時が確認できしだい、配送予定日時の通知を希望した購入者に通知できる一括購入配送システム,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラムの提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の請求項1記載の代理購入配送端末は、複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を代理購入配送者に依頼する購入者から、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を、通信回線を介して受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に通信回線を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信し、かつ、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する、前記代理購入配送者が所有する代理購入配送端末であって、配送予定日時の通知を希望する前記購入者に、配送予定日時を電子メールで通知する構成としてある。
このようにすると、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者に代わって、商品を一括して購入し効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に配送することができる。さらに、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確認された配送予定日時を電子メールにて通知することができる。
【0011】
また、本発明の請求項2記載の一括購入配送システムは、代理購入配送者に複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者が所有する、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を送信する購入者端末と、前記購入情報及び配送情報を受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に、該販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信し、かつ、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する、前記代理購入配送者が所有する代理購入配送端末と、この代理購入配送端末から前記発注情報及び住所情報を受信し、受注した前記商品を前記配送センターに納品する納品予定日を前記代理購入配送端末に返信する、前記販売者が所有する前記販売者端末と、前記購入者端末,代理購入配送端末及び販売者端末を相互に接続する通信回線とを具備した構成としてある。
【0012】
このようにすると、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者は、代理購入配送者から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
さらに、代理購入配送者は、複数の商品をまとめて同じ配送先に配送することができるので、配送効率を向上させることができる。また、代理購入配送端末が販売者からの配送先を所定の配送センターに限定することによって、配送ミスを低減することができる。
【0013】
また、請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の一括購入配送システムにおいて、前記代理購入配送端末が、配送予定日時の通知を希望する前記購入者に、配送予定日時を電子メールで通知する構成としてある。
このように、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確認された配送予定日時を電子メールにて通知するので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放される。また、購入者は、複数の販売者から複数の商品を購入した場合であっても、各商品の配送予定日時をまとめて通知されるので、容易に把握することができる。
【0014】
また、請求項4記載の発明は、上記請求項2又は3記載の一括購入配送システムにおいて、前記代理購入配送端末が、前記購入者端末からの購入情報及び配送情報にもとづいて、前記配送センターを選出する構成としてある。
このようにすると、配送先の住所及び購入品に応じて、最も適した配送センターを販売者に指定することができる。
【0015】
また、請求項5記載の発明は、上記請求項2〜4のいずれかに記載の一括購入配送システムにおいて、前記代理購入配送端末が、登録された前記商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて、一括配送される商品群の配送費用を算出する構成としてある。
このようにすると、代理購入配送端末が一括配送による配送費用を自動的に算出するので、算出に要する労力を削減できる。
【0016】
また、請求項6記載の発明は、上記請求項2〜5のいずれかに記載の一括購入配送システムにおいて、前記代理購入配送端末が、取り扱っている前記商品の商品情報を前記購入者端末に送信する構成としてある。
このようにすると、購入者は、代理購入配送者が取り扱っている商品の中から希望する商品を効率よく選ぶことができる。
【0017】
また、請求項7記載の発明は、上記請求項2〜6のいずれかに記載の一括購入配送システムにおいて、前記配送情報が、配送希望日時,配送先及び/又は配送形態を含む構成としてある。
このようにすると、購入者は、より都合のよい配送を指定することができ、たとえば、近所のコンビニエンスストアなどから商品を受け取ることもできる。
【0018】
また、本発明の請求項8記載の一括購入配送方法は、複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者端末が、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を、通信回線を介して代理購入配送端末に送信する段階と、前記代理購入配送端末が、前記購入情報及び配送情報を受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に、前記販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を、前記通信回線を介して送信する段階と、前記販売者端末が、前記発注情報及び住所情報を受信すると、前記配送センターへの納品予定日を、前記通信回線を介して前記代理購入配送端末に返信する段階と、前記代理購入配送端末が、前記納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を前記購入者端末に送信するとともに、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する段階と、を有する方法としてある。
【0019】
このように、本発明は、一括購入配送方法としても有効であり、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者端末は、代理購入配送端末から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
【0020】
また、本発明の請求項9記載の一括購入配送プログラムは、通信回線を介して複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を行う、代理購入配送者が所有する代理購入配送端末に、前記通信回線上に、前記代理購入及び配送を行う旨のホームページを掲載する手順と、前記代理購入及び配送を希望する購入者が所有する購入者端末から、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を受信する手順と、前記商品の販売者の販売者端末に前記通信回線を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する手順と、前記販売者が所有する前記販売者端末から前記納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を前記購入者端末に送信するとともに、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する手順と、を実行させる構成としてある。
【0021】
このように、本発明は、一括購入配送プログラムとしても有効であり、複数の販売者の複数の商品の配送予定日時をまとめて購入者に通知することができるので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放され、また、各商品の配送予定日時を容易に把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の一括購入配送システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
【0023】
[一括購入配送システム]
図1は、本発明に係る一括購入配送システムの実施形態の基本構成を説明するための概略ブロック図を示している。
同図において、一括購入配送システム1は、販売者端末201,代理購入配送サーバ301,購入者端末401,及びこれらを相互に接続する通信回線であるインターネット等の通信ネットワーク101とからなっている。
【0024】
代理購入配送サーバ301は、商品の代理購入配送者が所有する代理購入配送端末であり、通信ネットワーク101と接続されたWWWサーバ等の情報処理装置によって構成される。
なお、代理購入配送者とは、商品の購入者に代わって、複数の販売者の商品を購入し配送するものをいい、通信販売会社等が含まれる。
【0025】
また、代理購入配送サーバ301は、代理購入配送者のホームページを通信ネットワーク101上に掲載しており、取り扱っている商品情報を紹介している。この商品情報は、たとえば、コンパクトディスク、書籍、DVD等の商品の商品名称、価格の他、配送時のサイズ、配送時の重量等の各情報を含んでいる。
また、上記商品情報は、販売者,商品の分類,及び価格等に応じて検索することができる構成としてあり、購入者は、検索条件を設定することにより、希望する商品を容易かつ迅速に見つけることができる。
【0026】
また、代理購入配送サーバ301は、上記ホームページにアクセスした購入者が購入希望する商品を見つけ商品情報画面をクリックすると、クリックされた商品の情報を、図2に示す希望商品情報リストとしてリストアップする。この商品情報リストは、同図に示すように、商品ID,商品名,価格,配送時のサイズ,配送時の重量及び配送センターへの納入予定等の各情報を含んでいる。
そして、代理購入配送サーバ301は、この希望商品情報リストにもとづいて、図3に示す購入チェックリスト画面を作成し購入者端末401に送信する。
この購入チェックリスト画面は、同図に示すように、商品名,商品ID,価格,配送予定日及び購入チェック欄が表示してあり、商品名等を確認した購入者は購入チェック欄をクリックし、続いて、「注文する」をクリックする。
【0027】
代理購入配送サーバ301は、上記「注文する」がクリックされると、商品を購入する旨の購入情報として購入チェックリスト画面のデータを受信し、続いて、購入者端末401に図4に示す配送条件指定画面を送信する。
この配送条件指定画面は、同図に示すように、商品名,商品ID,配送可能日及び一括配送希望1th,2thの欄が表示してある。
購入者は、配送条件指定画面において配送可能日を確認し、たとえば、DVDのC及びDを先に一括配送してもらい、後日、単行本AとコンパクトディスクBを一括配送してもらうように、一括配送希望1th,2thの欄をクリックする。なお、一括配送は、一回で配送する場合に限定されるものではなく、たとえば、複数回に分けて配送する場合をも含むものとする。
【0028】
また、購入者は、配送希望日時を入力することにより、各一括配送の日時を指定することができる。さらに、配送予定日時の通知を希望するときは、通知先電子メールアドレスを入力することにより、確認された配送予定日時の通知を受けることができる。
すなわち、代理購入配送サーバ301は、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確認された配送予定日時を電子メールにて早急に通知するので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放される。また、購入者は、複数の販売者から複数の商品を購入した場合であっても、各商品の配送予定日時をまとめて通知されるので、容易に把握することができる。
なお、「確認された配送予定日時」とは、販売者から送信される配送センターへの商品の納品予定日を確認し、この納品予定日にもとづいて計画された配送予定日時、又は、配送センターへの商品の納品を確認し、実際の納品日にもとづいて計画された配送予定日時をいうものとする。
【0029】
また、購入者が配送に関して指定できる内容は、上記配送希望日時に限定されるものではなく、たとえば、一括配送1thの配送先を自宅に指定し、一括配送2thの配送先を勤め先に指定することができる。さらに、購入した商品を、たとえば、近所のコンビニエンスストアとし、購入者がコンビニエンスストアに商品をとりに行くといった配送形態をも指定することができる。このようにすると、購入者は、より都合のよい配送を指定することができ、たとえば、購入者が夜遅く帰宅する場合であっても、配送センターとしての近所のコンビニエンスストアなどから商品を受け取ることができ、購入者が都合よく商品を受け取ることができる。
【0030】
また、代理購入配送サーバ301は、販売者端末201からの販売者が販売したい商品の価格、サイズ、重量等の商品情報を、通信ネットワーク101を介してあらかじめ登録してあり、購入者が購入した商品の一括配送を指定する際に、この情報を検索し一括配送が可能な商品の組み合わせであるかどうかを判断する。
そして、一括配送できない商品の組み合わせであるときは、その旨を配送条件指定画面に表示する。
【0031】
代理購入配送サーバ301は、図4に示す「配送注文する」がクリックされると、図5に示す最終確認画面を購入者端末401に送信する。
この最終確認画面には、配送費用が表示されている。なお、一括配送される商品群の配送費用は、代理購入配送サーバ301によって、登録された商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて算出される。このようにすると、代理購入配送サーバ301が一括配送による配送費用を自動的に算出するので、配送費用の算出に要する労力を削減できる。
なお、最終確認画面は、同図に示す構成に限定されるものではなく、たとえば、配送情報を含めてもよい。
【0032】
購入者は、上記配送費用をも含めた購入費用を確認し、「OK」をクリックすることにより、注文処理を完了する。
この際、代理購入配送サーバ301は、図6に示すように、最終画面とほぼ同様の内容を表示した注文完了画面を表示してもよく、このようにすると、購入者は、この注文完了画面データを購入者端末401に保存することにより、注文情報を容易に保管することができる。
【0033】
また、代理購入配送サーバ301は、商品を購入する旨の購入情報及び購入する商品の配送情報を受信すると、商品の販売者の販売者端末201に、この販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する。
【0034】
ここで、代理購入配送サーバ301は、図7に示すように、配送センターを決定している。
同図において、配送情報から配送先住所を検索し(ステップS1)、配送先住所に近い順に配送センターの候補一覧を作成する(ステップS2)。続いて、候補一覧から配送先住所に最も近い配送センターを選択し(ステップS3)、購入情報からこの配送センターが商品特性(たとえば、家具等の大きな商品を扱うことができるか、又は、冷凍庫や冷凍庫付き配送車があるかといった条件)を満足することができるか否かを判断する(ステップS4)。そして、商品特性を満足できないときは、選択した配送センターを候補一覧から削除し(ステップS5)、ステップS3に戻る。また、配送条件を満足するときは、配送センターを決定する(ステップS6)。
このようにすると、代理購入配送サーバ301は、配送先の住所及び商品特性に応じて、商品を一時的に集積するのに最も適した配送センターを自動的に選択することができる。
【0035】
また、代理購入配送サーバ301は、配送センターに注文された商品が納品されたこと、及び、購入者からの入金が完了したことを確認した後、配送情報にもとづいて商品を一括配送する。
なお、配送センターは、代理購入配送サーバ301の配送指定にもとづいて商品を配送するとともに、販売者から送られてきた商品を一次的に集積することができればよく、代理購入配者が直接行わなくてもよく、委託により専門の配送業者が行ってもよい。
【0036】
購入者端末401は、代理購入配送者に複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者が所有する端末であり、一般的に、通信ネットワーク101と接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。
なお、本実施形態では、購入者が複数の販売者から複数の商品の購入を希望する場合としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、一つの販売者から複数の商品を購入する場合、あるいは、一つの販売者から商品一つを購入する場合でもよい。
【0037】
購入者端末401は、代理購入配送サーバ301が通信ネットワーク101上に掲載しているホームページにアクセスし、まず、配送先住所を登録する。続いて、ホームページ内の商品情報を画面に表示する。
上記商品情報は、たとえば、コンパクトディスク、書籍、DVD等の商品の商品名称、商品ID、価格、配送時のサイズ、配送時の重量等の各情報を含んでいる。また、この商品情報は、販売者,商品の分類,及び価格等に応じて検索することができる構成とするとよく、このようにすると、購入者は、希望する商品を容易に見つけることができる。
なお、配送先住所を登録する段階は、上記段階に限定されるものではなく、購入する商品を選んだ後に配送先住所を入力してもよい。
【0038】
購入者端末401は、配送先の住所、購入を希望する商品、購入希望商品うち一括して配送を希望する商品の情報を、通信ネットワーク101を介して代理購入配送サーバ301に送信することができる。
ここで、一括して複数の商品を配送する際、一回で配送する場合に限定されるものではなく、たとえば、四個の商品を購入した際、第一回目の配送として商品二個を先に配送し、第二回目の配送として残りの商品二個を配送してもよい。
また、購入者端末401は、購入した商品の代金、購入した商品の配送料等の購入費用を、通信ネットワーク101を介してクレジット決済等で支払う機能を有している。
【0039】
販売者端末201は、販売者の操作により、通信ネットワーク101を介して代理購入配送サーバ301に販売したい商品情報を送信する。
また、販売者端末201は、通信ネットワーク101を介して、代理購入配送サーバ301から送信された商品注文情報を受信する。
【0040】
次に、上記構成の一括購入配送システム1の動作について図面を参照して説明する。
図8は、本発明に係る一括購入配送システムの動作を説明するための概略フローチャート図を示している。
同図において、商品の購入者は、購入者端末401からネットワーク101を介して代理購入配送サーバ301にアクセスする(ステップA1)。
【0041】
次に、購入者端末401からアクセスされた代理購入配送サーバ301は、購入者端末401に配送先登録画面(図示せず)を送信する(ステップA2)。
そして、配送先登録画面を受信した購入者端末401は、配送先登録画面を表示する。次に、購入者は、同画面で配送先住所を入力した後、代理購入配送サーバ301に送信し、配送先住所を登録する(ステップA3)。
【0042】
代理購入配送サーバ301は、購入者端末401から、配送先住所を受信した後、購入した商品を一時的に集積するのに適切な配送センターを決定する(ステップA4)。
次に、代理購入配送サーバ301は、各商品情報と購入チェックリスト画面(図3参照)を購入者端末401に送信する(ステップA5)。
【0043】
購入者端末401は、商品情報及び購入チェックリスト画面を表示する(ステップA6)。
購入者は、商品情報画面で購入対象商品を指定して、購入チェックリスト画面にリストアップされた購入対象商品を確認し、購入チェック欄をクリックし、続いて、「注文する」をクリックする。これにより、購入者端末401は、代理購入配送サーバ301に購入チェックリスト画面を送出し、購入商品を代理購入配送サーバ301に登録する(ステップA7)。
【0044】
代理購入配送サーバ301は、購入者端末401から購入チェックリスト画面を受信すると、該当する商品の商品情報を検索し希望商品情報リストを作成し、購入者端末401に配送条件指定画面(図4参照)を送信する(ステップA8)。
【0045】
次に、購入者端末401は、配送条件指定画面を受信し、この画面を表示する(ステップA9)。
購入者は、購入者端末401に表示された配送条件指定画面において、一括して配送する商品を選択し、一括して配送する商品群単位で配送希望日時を入力し、「配送注文する」をクリックする。
そして、購入者端末401は、代理購入配送サーバ301に配送指定情報を送信し、一括配送を希望する商品を登録する(ステップA10)。
【0046】
また、上記配送条件指定画面において、配送予定日時の通知を希望する購入者は、通知先電子メールアドレスを入力することができ、代理購入配送サーバ301は、通知先電子メールアドレスが入力されると、購入者に確認された配送予定日時を電子メールにて通知する。このように、配送予定日時の通知を希望する購入者は、確認された配送予定日時を電子メールにて通知してもらえるので、配送予定日時が不明なことによる不安から解放される。また、購入者は、複数の販売者から複数の商品を購入した場合であっても、各商品の配送予定日時をまとめて通知されるので、容易に把握することができる。
【0047】
代理購入配送サーバ301は、配送条件指定画面を受信し配送情報を受け取ると、一括配送される商品群の配送費用を、決定された配送センターの住所や登録された商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて算出する。そして、配送費用が表示されている最終確認画面(図5参照)を購入者端末401に送信する(ステップA11)。
【0048】
最終確認画面を受信した購入者端末401は、最終確認画面を表示し(ステップA12)、購入者が画面で問題ないことを確認した後、最終確認したことを代理購入配送サーバ301に送信する。
【0049】
上記最終確認情報を受信した代理購入配送サーバ301は、購入者端末401に、入金処理画面(図示せず)を送信する(ステップA13)。
そして、購入者端末401は、入金処理画面を表示し、購入者がクレジットカード番号等クレジットカード決済に必要な情報を入力した後、代理購入配送サーバ301に入金処理情報を送信する(ステップA14)。
【0050】
次に、代理購入配送サーバ301は、購入者端末401から入金処理情報を受信すると、入金処理が終わったことを確認する(ステップA15)。そして、代理購入配送サーバ301は、最終画面とほぼ同様の内容を表示した注文完了画面(図6参照)を購入者端末401に送信する。
そして、購入者端末401が注文完了画面を表示すると、購入者は、注文処理が完了したことを確認する(ステップA16)とともに、この注文完了画面データを購入者端末401に保存することができる。これにより、購入者は、購入情報及び配送情報を容易に保管することができる。
【0051】
また、代理購入配送サーバ301は、入金処理が終わった後、購入情報に含まれる各商品を発注する発注情報と、発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を販売者端末201に送信する(ステップA17)。
そして、販売者端末201は、発注情報及び住所情報を受信すると、これら情報を受信した旨及び配送センターへの納品予定日を代理購入配送サーバ30に送信するとともに、商品販売者は、該当する商品を指定された配送センターに納品する(ステップA18)。
【0052】
次に、代理購入配送サーバ301は、配送予定日時の通知を希望する購入者が、通知先電子メールアドレスを入力したときは、配送センターへの商品の納品を確認し、実際の納品日にもとづいて配送予定日時を計画し、購入者の電子メールアドレス宛に図9に示す配送予定日時通知画面の電子メールを送り、配送予定日時を通知する(ステップA19)。
そして、購入者は、通知された配送予定日時を確認し(ステップA20)、次に、代理購入配送者は、配送センターに送られてきた商品を一時的に保管して、配送情報にもとづいて指定された商品を一括配送する(ステップA21)。
【0053】
このように、本実施形態の一括購入配送システム1によれば、複数の販売者から商品購入を希望する購入者は、代理購入配送者から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
さらに、代理購入配送者又は代理購入配送者より配送委託された配送業者が、何回も同じ配送先に配送することを少なくすることによって、購入者と配送業者との間で効率よく配送することができる。
また、販売者は納品先を選択された配送センターに限定されるので、納品先を間違えるといった人為的ミスを低減することができ、結果的に購入者と配送業者との間で効率よく配送することができる。
【0054】
[一括購入配送方法]
続いて、上記のように構成された一括購入配送システムを稼働させる一括購入配送方法について、図10を参照して説明する。
【0055】
図10は、本発明に係る一括購入配送方法を説明するための概略フローチャート図を示している。
同図において、まず、複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者端末401が、商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を、通信回線を介して代理購入配送サーバ301に送信する(ステップB1)。
続いて、代理購入配送サーバ301が、購入情報及び配送情報を受信すると、商品の販売者の販売者端末201に通信ネットワーク101を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する(ステップB2)。
【0056】
次に、販売者端末201が、発注情報及び住所情報を受信すると、代理購入配送サーバ301に通信ネットワーク101を介して、配送センターへの納品予定日を返信する(ステップB3)。
代理購入配送サーバ301が、納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を購入者端末401に送信するとともに、配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する(ステップB4)。
【0057】
上記のように、本発明における一括購入配送方法によれば、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者は、代理購入配送者から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
【0058】
[一括購入配送プログラム]
また、本発明は、一括購入配送プログラムとしても有効であり、本発明における一括購入配送プログラムは、上述した代理購入配送サーバ301に各処理を実行させる。
【0059】
すなわち、一括購入配送プログラムは、通信ネットワーク101上に、代理購入及び配送を行う旨のホームページを掲載する手順と、代理購入及び配送を希望する購入者が所有する購入者端末401から、商品を購入する旨の購入情報及び購入する商品の配送情報を受信する手順と、商品の販売者の販売者端末201に通信ネットワーク101を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する手順と、販売者が所有する販売者端末201から納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を購入者端末401に送信するとともに、配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する手順とを実行させる。
【0060】
このように、本発明は、一括購入配送プログラムとしても有効であり、複数の販売者の複数の商品の配送予定日時をまとめて購入者に通知することができるので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放され、また、各商品の配送予定日時を容易に把握することができる。
【0061】
なお、一括購入配送プログラムは、コンピュータのROMに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
ここで、外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、代理購入配送サーバ301に外部接続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0062】
そして、記録媒体に記憶されたプログラムは、コンピュータのRAMにロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した本実施形態の代理購入配送サーバ301の機能が実現される。
さらに、コンピュータで電子メールサービスプログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された電子メールサービスプログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされた電子メールサービスプログラムも、CPUにより実行され、本実施形態における代理購入配送サーバ301の自動処理を実現する。
【0063】
また、上記一括購入配送プログラムは、代理購入配送サーバ301に使用されているコンピュータのROMに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
【0064】
[代理購入配送端末]
また、本発明は、代理購入配送端末(上述した代理購入配送サーバ301)単独としても有効である。
すなわち、代理購入配送サーバ301は、複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を代理購入配送者に依頼する購入者から、商品を購入する旨の購入情報及び購入する商品の配送情報を、通信ネットワーク101を介して受信すると、商品の販売者の販売者端末201に通信ネットワーク101を介して、販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信し、かつ、配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する。さらに、配送予定日時の通知を希望する購入者に、配送予定日時を電子メールで通知する構成としてある。
このようにすると、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者に代わって、商品を一括して購入し効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に配送することができる。さらに、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確認された配送予定日時を電子メールにて通知することができる。
【0065】
なお、本発明に係る一括購入配送システムにおいて、代理購入配送端末が、配送予定日時の通知を希望する購入者に、配送予定日時を電子メールで通知するシステム,代理購入配送端末が、購入者端末からの購入情報及び配送情報にもとづいて、配送センターを選出するシステム,代理購入配送端末が、登録された商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて、一括配送される商品群の配送費用を算出するシステム,及び,代理購入配送端末が、取り扱っている商品の商品情報を購入者端末に送信するシステム配送情報が、配送希望日時,配送先及び/又は配送形態を含むシステムは、それぞれ単独で実施することができるとともに、これらの組み合わせとしても実施することができ、それぞれの効果を発揮することができる。
また、一括購入配送システムとして説明したが、代理購入配送端末,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラムとしても、同様の効果を発揮できる。
【0066】
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明における代理購入配送端末,一括購入配送システム,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラムによれば、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者は、代理購入配送者から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
さらに、代理購入配送者は、複数の商品をまとめて同じ配送先に配送することができるので、配送効率を向上させることができる。また、代理購入配送端末が販売者からの配送先を所定の配送センターに限定することによって、配送ミスを低減することができる。
【0068】
また、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確定した配送日時を電子メールにて早急に通知するので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放される。また、購入者は、複数の販売者から複数の商品を購入した場合であっても、各商品の配送予定日時をまとめて通知されるので、容易に把握することができる。
さらに、代理購入配送端末が、配送先の住所及び購入品に応じて、最も適した配送センターを販売者に指定するので、より効率的に配送を行うことができ、また、一括配送による配送費用を自動的に算出するので、算出に要する労力を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る一括購入配送システムの実施形態の基本構成を説明するための概略ブロック図を示している。
【図2】図2は、本発明に係る一括購入配送システムにおける希望商品情報リストを説明するための概略図を示している。
【図3】図3は、本発明に係る一括購入配送システムにおける購入チェックリスト画面を説明するための概略図を示している。
【図4】図4は、本発明に係る一括購入配送システムにおける配送条件指定画面を説明するための概略図を示している。
【図5】図5は、本発明に係る一括購入配送システムにおける最終確認画面を説明するための概略図を示している。
【図6】図6は、本発明に係る一括購入配送システムにおける注文完了画面を説明するための概略図を示している。
【図7】図7は、本発明に係る一括購入配送システムにおける、配送センターの決定手順を説明するための概略フローチャート図を示している。
【図8】図8は、本発明に係る一括購入配送システムの動作を説明するための概略フローチャート図を示している。
【図9】図9は、本発明に係る一括購入配送システムにおける配送予定日時通知画面を説明するための概略図を示している。
【図10】図10は、本発明に係る一括購入配送方法を説明するための概略フローチャート図を示している。
【符号の説明】
1 一括購入配送システム
101 通信ネットワーク
201 販売者端末
301 代理購入配送サーバ
401 購入者端末
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の販売者から商品の購入を希望する購入者が、購入者端末から通信回線を介して代理購入配送者の代理購入配送端末に注文を行うと、各商品を一括して販売者に発注し購入者に配送する、代理購入配送端末,一括購入配送システム,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信回線(たとえば、インターネット等のネットワークなど)を用いて商品のオンラインショッピングを行う商品販売システムが実用化されており、この商品販売システムにおいては、通信回線を介して購入者から商品の注文が受け付けられ、注文された商品は、宅配便等によって注文者の指定した住所に配送されている。
近年、さらなる配送効率の向上を目的として、複数の商品を複数の販売者から購入した際、一括配送を行うことにより配送費用を低減する宅配システム等の様々な技術が提案されている。
【0003】
例えば、特開2002−207800号公報において、予めユーザが宅配会社の提供する登録用ウェブによりユーザ登録しておくことで、宅配会社と提携している各通信販売会社に発注された各商品を一括して配送することができる宅配システムの技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この技術によれば、宅配会社は、通信販売のユーザが購入する商品に関し、自動的に宅配業務を受注することができるとともに、宅配業務が集約されることで、流通コストを低減することができる。また、通信販売会社は、割安な宅配料金で商品を提供できるので、売り上げの増加を図ることができる。さらに、ユーザにとっては、割安な宅配料金で商品を購入することができ、また、配送日を指定した場合、希望する日に購入した複数の商品を一括して受け取ることができる。
【0004】
また、特開2002−245366号公報において、複数の異なる店で複数の商品を購入しても一つの荷物としてユーザ宅に配送することができ、安価でユーザの要望に沿った配送を可能とする物流システムの技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
この技術によれば、倉庫に各店の商品を保管しておき、注文に応じてデリバリー店舗等の既存の配送手段を利用して商品の発送を行うため、安価に配送を行うことができる。
【0005】
さらに、特開2002−15240号公報では、複数の出荷地を有する商品出荷における商品出荷の運送面での効率化を図ることが可能な商品出荷システムに関する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
この技術によれば、運送元により、同一の届け先に出荷される複数の販売者の商品が一括して運送されるので、一つの運送元で一元管理された商品出荷となり運送の効率化を図ることができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−207800号公報(第2頁、第1図)
【特許文献2】
特開2002−245366号公報(第2−5頁、第1図、第8図)
【特許文献3】
特開2002−15240号公報(第2−5頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記宅配システム等の技術は、購入者が複数の販売者から商品を購入する際、各販売者のホームページにアクセスし各販売者に対し注文処理を行わなければならず、注文入力等に多くの時間を費やすこととなり、効率よく注文処理を行うことができないといった問題があった。
【0008】
また、購入者は、販売者に対し配送日時を指定できない場合、配送日時が実際に配送されない限りわからない状態となり、希望する配送日時に商品を受け取ることができない。このような事態を回避するために、購入者は、販売者に対し配送日時の確認をしようとするが、各販売者と個別に連絡をとらなければならず、販売者が複数ある場合には、効率よく配送日時の確認や通知連絡を行うことができないといった問題があった。
さらに、注文した商品が小さくかつ軽量な商品であっても、商品の販売者が異なる等の理由で、一括して配送してもらうことができないことがある。このような場合、商品の受取り者は、複数の配送予定日に配送先で商品を受け取らなければならず不便であるといった問題があった。
【0009】
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、購入者に代わって複数の販売者から複数の商品を一括購入するとともに、購入者が希望する配送日時及び配送先に購入品を一括配送し、さらに、一括配送の配送予定日時が確認できしだい、配送予定日時の通知を希望した購入者に通知できる一括購入配送システム,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラムの提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の請求項1記載の代理購入配送端末は、複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を代理購入配送者に依頼する購入者から、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を、通信回線を介して受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に通信回線を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信し、かつ、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する、前記代理購入配送者が所有する代理購入配送端末であって、配送予定日時の通知を希望する前記購入者に、配送予定日時を電子メールで通知する構成としてある。
このようにすると、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者に代わって、商品を一括して購入し効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に配送することができる。さらに、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確認された配送予定日時を電子メールにて通知することができる。
【0011】
また、本発明の請求項2記載の一括購入配送システムは、代理購入配送者に複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者が所有する、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を送信する購入者端末と、前記購入情報及び配送情報を受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に、該販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信し、かつ、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する、前記代理購入配送者が所有する代理購入配送端末と、この代理購入配送端末から前記発注情報及び住所情報を受信し、受注した前記商品を前記配送センターに納品する納品予定日を前記代理購入配送端末に返信する、前記販売者が所有する前記販売者端末と、前記購入者端末,代理購入配送端末及び販売者端末を相互に接続する通信回線とを具備した構成としてある。
【0012】
このようにすると、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者は、代理購入配送者から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
さらに、代理購入配送者は、複数の商品をまとめて同じ配送先に配送することができるので、配送効率を向上させることができる。また、代理購入配送端末が販売者からの配送先を所定の配送センターに限定することによって、配送ミスを低減することができる。
【0013】
また、請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の一括購入配送システムにおいて、前記代理購入配送端末が、配送予定日時の通知を希望する前記購入者に、配送予定日時を電子メールで通知する構成としてある。
このように、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確認された配送予定日時を電子メールにて通知するので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放される。また、購入者は、複数の販売者から複数の商品を購入した場合であっても、各商品の配送予定日時をまとめて通知されるので、容易に把握することができる。
【0014】
また、請求項4記載の発明は、上記請求項2又は3記載の一括購入配送システムにおいて、前記代理購入配送端末が、前記購入者端末からの購入情報及び配送情報にもとづいて、前記配送センターを選出する構成としてある。
このようにすると、配送先の住所及び購入品に応じて、最も適した配送センターを販売者に指定することができる。
【0015】
また、請求項5記載の発明は、上記請求項2〜4のいずれかに記載の一括購入配送システムにおいて、前記代理購入配送端末が、登録された前記商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて、一括配送される商品群の配送費用を算出する構成としてある。
このようにすると、代理購入配送端末が一括配送による配送費用を自動的に算出するので、算出に要する労力を削減できる。
【0016】
また、請求項6記載の発明は、上記請求項2〜5のいずれかに記載の一括購入配送システムにおいて、前記代理購入配送端末が、取り扱っている前記商品の商品情報を前記購入者端末に送信する構成としてある。
このようにすると、購入者は、代理購入配送者が取り扱っている商品の中から希望する商品を効率よく選ぶことができる。
【0017】
また、請求項7記載の発明は、上記請求項2〜6のいずれかに記載の一括購入配送システムにおいて、前記配送情報が、配送希望日時,配送先及び/又は配送形態を含む構成としてある。
このようにすると、購入者は、より都合のよい配送を指定することができ、たとえば、近所のコンビニエンスストアなどから商品を受け取ることもできる。
【0018】
また、本発明の請求項8記載の一括購入配送方法は、複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者端末が、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を、通信回線を介して代理購入配送端末に送信する段階と、前記代理購入配送端末が、前記購入情報及び配送情報を受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に、前記販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を、前記通信回線を介して送信する段階と、前記販売者端末が、前記発注情報及び住所情報を受信すると、前記配送センターへの納品予定日を、前記通信回線を介して前記代理購入配送端末に返信する段階と、前記代理購入配送端末が、前記納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を前記購入者端末に送信するとともに、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する段階と、を有する方法としてある。
【0019】
このように、本発明は、一括購入配送方法としても有効であり、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者端末は、代理購入配送端末から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
【0020】
また、本発明の請求項9記載の一括購入配送プログラムは、通信回線を介して複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を行う、代理購入配送者が所有する代理購入配送端末に、前記通信回線上に、前記代理購入及び配送を行う旨のホームページを掲載する手順と、前記代理購入及び配送を希望する購入者が所有する購入者端末から、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を受信する手順と、前記商品の販売者の販売者端末に前記通信回線を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する手順と、前記販売者が所有する前記販売者端末から前記納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を前記購入者端末に送信するとともに、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する手順と、を実行させる構成としてある。
【0021】
このように、本発明は、一括購入配送プログラムとしても有効であり、複数の販売者の複数の商品の配送予定日時をまとめて購入者に通知することができるので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放され、また、各商品の配送予定日時を容易に把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の一括購入配送システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
【0023】
[一括購入配送システム]
図1は、本発明に係る一括購入配送システムの実施形態の基本構成を説明するための概略ブロック図を示している。
同図において、一括購入配送システム1は、販売者端末201,代理購入配送サーバ301,購入者端末401,及びこれらを相互に接続する通信回線であるインターネット等の通信ネットワーク101とからなっている。
【0024】
代理購入配送サーバ301は、商品の代理購入配送者が所有する代理購入配送端末であり、通信ネットワーク101と接続されたWWWサーバ等の情報処理装置によって構成される。
なお、代理購入配送者とは、商品の購入者に代わって、複数の販売者の商品を購入し配送するものをいい、通信販売会社等が含まれる。
【0025】
また、代理購入配送サーバ301は、代理購入配送者のホームページを通信ネットワーク101上に掲載しており、取り扱っている商品情報を紹介している。この商品情報は、たとえば、コンパクトディスク、書籍、DVD等の商品の商品名称、価格の他、配送時のサイズ、配送時の重量等の各情報を含んでいる。
また、上記商品情報は、販売者,商品の分類,及び価格等に応じて検索することができる構成としてあり、購入者は、検索条件を設定することにより、希望する商品を容易かつ迅速に見つけることができる。
【0026】
また、代理購入配送サーバ301は、上記ホームページにアクセスした購入者が購入希望する商品を見つけ商品情報画面をクリックすると、クリックされた商品の情報を、図2に示す希望商品情報リストとしてリストアップする。この商品情報リストは、同図に示すように、商品ID,商品名,価格,配送時のサイズ,配送時の重量及び配送センターへの納入予定等の各情報を含んでいる。
そして、代理購入配送サーバ301は、この希望商品情報リストにもとづいて、図3に示す購入チェックリスト画面を作成し購入者端末401に送信する。
この購入チェックリスト画面は、同図に示すように、商品名,商品ID,価格,配送予定日及び購入チェック欄が表示してあり、商品名等を確認した購入者は購入チェック欄をクリックし、続いて、「注文する」をクリックする。
【0027】
代理購入配送サーバ301は、上記「注文する」がクリックされると、商品を購入する旨の購入情報として購入チェックリスト画面のデータを受信し、続いて、購入者端末401に図4に示す配送条件指定画面を送信する。
この配送条件指定画面は、同図に示すように、商品名,商品ID,配送可能日及び一括配送希望1th,2thの欄が表示してある。
購入者は、配送条件指定画面において配送可能日を確認し、たとえば、DVDのC及びDを先に一括配送してもらい、後日、単行本AとコンパクトディスクBを一括配送してもらうように、一括配送希望1th,2thの欄をクリックする。なお、一括配送は、一回で配送する場合に限定されるものではなく、たとえば、複数回に分けて配送する場合をも含むものとする。
【0028】
また、購入者は、配送希望日時を入力することにより、各一括配送の日時を指定することができる。さらに、配送予定日時の通知を希望するときは、通知先電子メールアドレスを入力することにより、確認された配送予定日時の通知を受けることができる。
すなわち、代理購入配送サーバ301は、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確認された配送予定日時を電子メールにて早急に通知するので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放される。また、購入者は、複数の販売者から複数の商品を購入した場合であっても、各商品の配送予定日時をまとめて通知されるので、容易に把握することができる。
なお、「確認された配送予定日時」とは、販売者から送信される配送センターへの商品の納品予定日を確認し、この納品予定日にもとづいて計画された配送予定日時、又は、配送センターへの商品の納品を確認し、実際の納品日にもとづいて計画された配送予定日時をいうものとする。
【0029】
また、購入者が配送に関して指定できる内容は、上記配送希望日時に限定されるものではなく、たとえば、一括配送1thの配送先を自宅に指定し、一括配送2thの配送先を勤め先に指定することができる。さらに、購入した商品を、たとえば、近所のコンビニエンスストアとし、購入者がコンビニエンスストアに商品をとりに行くといった配送形態をも指定することができる。このようにすると、購入者は、より都合のよい配送を指定することができ、たとえば、購入者が夜遅く帰宅する場合であっても、配送センターとしての近所のコンビニエンスストアなどから商品を受け取ることができ、購入者が都合よく商品を受け取ることができる。
【0030】
また、代理購入配送サーバ301は、販売者端末201からの販売者が販売したい商品の価格、サイズ、重量等の商品情報を、通信ネットワーク101を介してあらかじめ登録してあり、購入者が購入した商品の一括配送を指定する際に、この情報を検索し一括配送が可能な商品の組み合わせであるかどうかを判断する。
そして、一括配送できない商品の組み合わせであるときは、その旨を配送条件指定画面に表示する。
【0031】
代理購入配送サーバ301は、図4に示す「配送注文する」がクリックされると、図5に示す最終確認画面を購入者端末401に送信する。
この最終確認画面には、配送費用が表示されている。なお、一括配送される商品群の配送費用は、代理購入配送サーバ301によって、登録された商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて算出される。このようにすると、代理購入配送サーバ301が一括配送による配送費用を自動的に算出するので、配送費用の算出に要する労力を削減できる。
なお、最終確認画面は、同図に示す構成に限定されるものではなく、たとえば、配送情報を含めてもよい。
【0032】
購入者は、上記配送費用をも含めた購入費用を確認し、「OK」をクリックすることにより、注文処理を完了する。
この際、代理購入配送サーバ301は、図6に示すように、最終画面とほぼ同様の内容を表示した注文完了画面を表示してもよく、このようにすると、購入者は、この注文完了画面データを購入者端末401に保存することにより、注文情報を容易に保管することができる。
【0033】
また、代理購入配送サーバ301は、商品を購入する旨の購入情報及び購入する商品の配送情報を受信すると、商品の販売者の販売者端末201に、この販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する。
【0034】
ここで、代理購入配送サーバ301は、図7に示すように、配送センターを決定している。
同図において、配送情報から配送先住所を検索し(ステップS1)、配送先住所に近い順に配送センターの候補一覧を作成する(ステップS2)。続いて、候補一覧から配送先住所に最も近い配送センターを選択し(ステップS3)、購入情報からこの配送センターが商品特性(たとえば、家具等の大きな商品を扱うことができるか、又は、冷凍庫や冷凍庫付き配送車があるかといった条件)を満足することができるか否かを判断する(ステップS4)。そして、商品特性を満足できないときは、選択した配送センターを候補一覧から削除し(ステップS5)、ステップS3に戻る。また、配送条件を満足するときは、配送センターを決定する(ステップS6)。
このようにすると、代理購入配送サーバ301は、配送先の住所及び商品特性に応じて、商品を一時的に集積するのに最も適した配送センターを自動的に選択することができる。
【0035】
また、代理購入配送サーバ301は、配送センターに注文された商品が納品されたこと、及び、購入者からの入金が完了したことを確認した後、配送情報にもとづいて商品を一括配送する。
なお、配送センターは、代理購入配送サーバ301の配送指定にもとづいて商品を配送するとともに、販売者から送られてきた商品を一次的に集積することができればよく、代理購入配者が直接行わなくてもよく、委託により専門の配送業者が行ってもよい。
【0036】
購入者端末401は、代理購入配送者に複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者が所有する端末であり、一般的に、通信ネットワーク101と接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。
なお、本実施形態では、購入者が複数の販売者から複数の商品の購入を希望する場合としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、一つの販売者から複数の商品を購入する場合、あるいは、一つの販売者から商品一つを購入する場合でもよい。
【0037】
購入者端末401は、代理購入配送サーバ301が通信ネットワーク101上に掲載しているホームページにアクセスし、まず、配送先住所を登録する。続いて、ホームページ内の商品情報を画面に表示する。
上記商品情報は、たとえば、コンパクトディスク、書籍、DVD等の商品の商品名称、商品ID、価格、配送時のサイズ、配送時の重量等の各情報を含んでいる。また、この商品情報は、販売者,商品の分類,及び価格等に応じて検索することができる構成とするとよく、このようにすると、購入者は、希望する商品を容易に見つけることができる。
なお、配送先住所を登録する段階は、上記段階に限定されるものではなく、購入する商品を選んだ後に配送先住所を入力してもよい。
【0038】
購入者端末401は、配送先の住所、購入を希望する商品、購入希望商品うち一括して配送を希望する商品の情報を、通信ネットワーク101を介して代理購入配送サーバ301に送信することができる。
ここで、一括して複数の商品を配送する際、一回で配送する場合に限定されるものではなく、たとえば、四個の商品を購入した際、第一回目の配送として商品二個を先に配送し、第二回目の配送として残りの商品二個を配送してもよい。
また、購入者端末401は、購入した商品の代金、購入した商品の配送料等の購入費用を、通信ネットワーク101を介してクレジット決済等で支払う機能を有している。
【0039】
販売者端末201は、販売者の操作により、通信ネットワーク101を介して代理購入配送サーバ301に販売したい商品情報を送信する。
また、販売者端末201は、通信ネットワーク101を介して、代理購入配送サーバ301から送信された商品注文情報を受信する。
【0040】
次に、上記構成の一括購入配送システム1の動作について図面を参照して説明する。
図8は、本発明に係る一括購入配送システムの動作を説明するための概略フローチャート図を示している。
同図において、商品の購入者は、購入者端末401からネットワーク101を介して代理購入配送サーバ301にアクセスする(ステップA1)。
【0041】
次に、購入者端末401からアクセスされた代理購入配送サーバ301は、購入者端末401に配送先登録画面(図示せず)を送信する(ステップA2)。
そして、配送先登録画面を受信した購入者端末401は、配送先登録画面を表示する。次に、購入者は、同画面で配送先住所を入力した後、代理購入配送サーバ301に送信し、配送先住所を登録する(ステップA3)。
【0042】
代理購入配送サーバ301は、購入者端末401から、配送先住所を受信した後、購入した商品を一時的に集積するのに適切な配送センターを決定する(ステップA4)。
次に、代理購入配送サーバ301は、各商品情報と購入チェックリスト画面(図3参照)を購入者端末401に送信する(ステップA5)。
【0043】
購入者端末401は、商品情報及び購入チェックリスト画面を表示する(ステップA6)。
購入者は、商品情報画面で購入対象商品を指定して、購入チェックリスト画面にリストアップされた購入対象商品を確認し、購入チェック欄をクリックし、続いて、「注文する」をクリックする。これにより、購入者端末401は、代理購入配送サーバ301に購入チェックリスト画面を送出し、購入商品を代理購入配送サーバ301に登録する(ステップA7)。
【0044】
代理購入配送サーバ301は、購入者端末401から購入チェックリスト画面を受信すると、該当する商品の商品情報を検索し希望商品情報リストを作成し、購入者端末401に配送条件指定画面(図4参照)を送信する(ステップA8)。
【0045】
次に、購入者端末401は、配送条件指定画面を受信し、この画面を表示する(ステップA9)。
購入者は、購入者端末401に表示された配送条件指定画面において、一括して配送する商品を選択し、一括して配送する商品群単位で配送希望日時を入力し、「配送注文する」をクリックする。
そして、購入者端末401は、代理購入配送サーバ301に配送指定情報を送信し、一括配送を希望する商品を登録する(ステップA10)。
【0046】
また、上記配送条件指定画面において、配送予定日時の通知を希望する購入者は、通知先電子メールアドレスを入力することができ、代理購入配送サーバ301は、通知先電子メールアドレスが入力されると、購入者に確認された配送予定日時を電子メールにて通知する。このように、配送予定日時の通知を希望する購入者は、確認された配送予定日時を電子メールにて通知してもらえるので、配送予定日時が不明なことによる不安から解放される。また、購入者は、複数の販売者から複数の商品を購入した場合であっても、各商品の配送予定日時をまとめて通知されるので、容易に把握することができる。
【0047】
代理購入配送サーバ301は、配送条件指定画面を受信し配送情報を受け取ると、一括配送される商品群の配送費用を、決定された配送センターの住所や登録された商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて算出する。そして、配送費用が表示されている最終確認画面(図5参照)を購入者端末401に送信する(ステップA11)。
【0048】
最終確認画面を受信した購入者端末401は、最終確認画面を表示し(ステップA12)、購入者が画面で問題ないことを確認した後、最終確認したことを代理購入配送サーバ301に送信する。
【0049】
上記最終確認情報を受信した代理購入配送サーバ301は、購入者端末401に、入金処理画面(図示せず)を送信する(ステップA13)。
そして、購入者端末401は、入金処理画面を表示し、購入者がクレジットカード番号等クレジットカード決済に必要な情報を入力した後、代理購入配送サーバ301に入金処理情報を送信する(ステップA14)。
【0050】
次に、代理購入配送サーバ301は、購入者端末401から入金処理情報を受信すると、入金処理が終わったことを確認する(ステップA15)。そして、代理購入配送サーバ301は、最終画面とほぼ同様の内容を表示した注文完了画面(図6参照)を購入者端末401に送信する。
そして、購入者端末401が注文完了画面を表示すると、購入者は、注文処理が完了したことを確認する(ステップA16)とともに、この注文完了画面データを購入者端末401に保存することができる。これにより、購入者は、購入情報及び配送情報を容易に保管することができる。
【0051】
また、代理購入配送サーバ301は、入金処理が終わった後、購入情報に含まれる各商品を発注する発注情報と、発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を販売者端末201に送信する(ステップA17)。
そして、販売者端末201は、発注情報及び住所情報を受信すると、これら情報を受信した旨及び配送センターへの納品予定日を代理購入配送サーバ30に送信するとともに、商品販売者は、該当する商品を指定された配送センターに納品する(ステップA18)。
【0052】
次に、代理購入配送サーバ301は、配送予定日時の通知を希望する購入者が、通知先電子メールアドレスを入力したときは、配送センターへの商品の納品を確認し、実際の納品日にもとづいて配送予定日時を計画し、購入者の電子メールアドレス宛に図9に示す配送予定日時通知画面の電子メールを送り、配送予定日時を通知する(ステップA19)。
そして、購入者は、通知された配送予定日時を確認し(ステップA20)、次に、代理購入配送者は、配送センターに送られてきた商品を一時的に保管して、配送情報にもとづいて指定された商品を一括配送する(ステップA21)。
【0053】
このように、本実施形態の一括購入配送システム1によれば、複数の販売者から商品購入を希望する購入者は、代理購入配送者から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
さらに、代理購入配送者又は代理購入配送者より配送委託された配送業者が、何回も同じ配送先に配送することを少なくすることによって、購入者と配送業者との間で効率よく配送することができる。
また、販売者は納品先を選択された配送センターに限定されるので、納品先を間違えるといった人為的ミスを低減することができ、結果的に購入者と配送業者との間で効率よく配送することができる。
【0054】
[一括購入配送方法]
続いて、上記のように構成された一括購入配送システムを稼働させる一括購入配送方法について、図10を参照して説明する。
【0055】
図10は、本発明に係る一括購入配送方法を説明するための概略フローチャート図を示している。
同図において、まず、複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者端末401が、商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を、通信回線を介して代理購入配送サーバ301に送信する(ステップB1)。
続いて、代理購入配送サーバ301が、購入情報及び配送情報を受信すると、商品の販売者の販売者端末201に通信ネットワーク101を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する(ステップB2)。
【0056】
次に、販売者端末201が、発注情報及び住所情報を受信すると、代理購入配送サーバ301に通信ネットワーク101を介して、配送センターへの納品予定日を返信する(ステップB3)。
代理購入配送サーバ301が、納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を購入者端末401に送信するとともに、配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する(ステップB4)。
【0057】
上記のように、本発明における一括購入配送方法によれば、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者は、代理購入配送者から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
【0058】
[一括購入配送プログラム]
また、本発明は、一括購入配送プログラムとしても有効であり、本発明における一括購入配送プログラムは、上述した代理購入配送サーバ301に各処理を実行させる。
【0059】
すなわち、一括購入配送プログラムは、通信ネットワーク101上に、代理購入及び配送を行う旨のホームページを掲載する手順と、代理購入及び配送を希望する購入者が所有する購入者端末401から、商品を購入する旨の購入情報及び購入する商品の配送情報を受信する手順と、商品の販売者の販売者端末201に通信ネットワーク101を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する手順と、販売者が所有する販売者端末201から納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を購入者端末401に送信するとともに、配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する手順とを実行させる。
【0060】
このように、本発明は、一括購入配送プログラムとしても有効であり、複数の販売者の複数の商品の配送予定日時をまとめて購入者に通知することができるので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放され、また、各商品の配送予定日時を容易に把握することができる。
【0061】
なお、一括購入配送プログラムは、コンピュータのROMに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
ここで、外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、代理購入配送サーバ301に外部接続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0062】
そして、記録媒体に記憶されたプログラムは、コンピュータのRAMにロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した本実施形態の代理購入配送サーバ301の機能が実現される。
さらに、コンピュータで電子メールサービスプログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された電子メールサービスプログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。このダウンロードされた電子メールサービスプログラムも、CPUにより実行され、本実施形態における代理購入配送サーバ301の自動処理を実現する。
【0063】
また、上記一括購入配送プログラムは、代理購入配送サーバ301に使用されているコンピュータのROMに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
【0064】
[代理購入配送端末]
また、本発明は、代理購入配送端末(上述した代理購入配送サーバ301)単独としても有効である。
すなわち、代理購入配送サーバ301は、複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を代理購入配送者に依頼する購入者から、商品を購入する旨の購入情報及び購入する商品の配送情報を、通信ネットワーク101を介して受信すると、商品の販売者の販売者端末201に通信ネットワーク101を介して、販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信し、かつ、配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する。さらに、配送予定日時の通知を希望する購入者に、配送予定日時を電子メールで通知する構成としてある。
このようにすると、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者に代わって、商品を一括して購入し効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に配送することができる。さらに、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確認された配送予定日時を電子メールにて通知することができる。
【0065】
なお、本発明に係る一括購入配送システムにおいて、代理購入配送端末が、配送予定日時の通知を希望する購入者に、配送予定日時を電子メールで通知するシステム,代理購入配送端末が、購入者端末からの購入情報及び配送情報にもとづいて、配送センターを選出するシステム,代理購入配送端末が、登録された商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて、一括配送される商品群の配送費用を算出するシステム,及び,代理購入配送端末が、取り扱っている商品の商品情報を購入者端末に送信するシステム配送情報が、配送希望日時,配送先及び/又は配送形態を含むシステムは、それぞれ単独で実施することができるとともに、これらの組み合わせとしても実施することができ、それぞれの効果を発揮することができる。
また、一括購入配送システムとして説明したが、代理購入配送端末,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラムとしても、同様の効果を発揮できる。
【0066】
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明における代理購入配送端末,一括購入配送システム,一括購入配送方法及び一括購入配送プログラムによれば、複数の販売者から複数の商品を購入する購入者は、代理購入配送者から商品を一括して購入できるので、効率よく注文処理を行うことができ、また、販売者が異なる商品を一括して都合のよい日に受け取ることができる。
さらに、代理購入配送者は、複数の商品をまとめて同じ配送先に配送することができるので、配送効率を向上させることができる。また、代理購入配送端末が販売者からの配送先を所定の配送センターに限定することによって、配送ミスを低減することができる。
【0068】
また、配送予定日時の通知を希望する購入者に、確定した配送日時を電子メールにて早急に通知するので、購入者は、配送予定日時が不明なことによる不安から解放される。また、購入者は、複数の販売者から複数の商品を購入した場合であっても、各商品の配送予定日時をまとめて通知されるので、容易に把握することができる。
さらに、代理購入配送端末が、配送先の住所及び購入品に応じて、最も適した配送センターを販売者に指定するので、より効率的に配送を行うことができ、また、一括配送による配送費用を自動的に算出するので、算出に要する労力を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る一括購入配送システムの実施形態の基本構成を説明するための概略ブロック図を示している。
【図2】図2は、本発明に係る一括購入配送システムにおける希望商品情報リストを説明するための概略図を示している。
【図3】図3は、本発明に係る一括購入配送システムにおける購入チェックリスト画面を説明するための概略図を示している。
【図4】図4は、本発明に係る一括購入配送システムにおける配送条件指定画面を説明するための概略図を示している。
【図5】図5は、本発明に係る一括購入配送システムにおける最終確認画面を説明するための概略図を示している。
【図6】図6は、本発明に係る一括購入配送システムにおける注文完了画面を説明するための概略図を示している。
【図7】図7は、本発明に係る一括購入配送システムにおける、配送センターの決定手順を説明するための概略フローチャート図を示している。
【図8】図8は、本発明に係る一括購入配送システムの動作を説明するための概略フローチャート図を示している。
【図9】図9は、本発明に係る一括購入配送システムにおける配送予定日時通知画面を説明するための概略図を示している。
【図10】図10は、本発明に係る一括購入配送方法を説明するための概略フローチャート図を示している。
【符号の説明】
1 一括購入配送システム
101 通信ネットワーク
201 販売者端末
301 代理購入配送サーバ
401 購入者端末
Claims (9)
- 複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を代理購入配送者に依頼する購入者から、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を、通信回線を介して受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に通信回線を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信し、かつ、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する、前記代理購入配送者が所有する代理購入配送端末であって、
配送予定日時の通知を希望する前記購入者に、配送予定日時を電子メールで通知することを特徴とする代理購入配送端末。 - 代理購入配送者に複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者が所有する、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を送信する購入者端末と、
前記購入情報及び配送情報を受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に、該販売者が取り扱う商品を発注する発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信し、かつ、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する、前記代理購入配送者が所有する代理購入配送端末と、
この代理購入配送端末から前記発注情報及び住所情報を受信し、受注した前記商品を前記配送センターに納品する納品予定日を前記代理購入配送端末に返信する、前記販売者が所有する前記販売者端末と、
前記購入者端末,代理購入配送端末及び販売者端末を相互に接続する通信回線と
を具備したことを特徴とする一括購入配送システム。 - 前記代理購入配送端末が、配送予定日時の通知を希望する前記購入者に、配送予定日時を電子メールで通知することを特徴とする請求項2記載の一括購入配送システム。
- 前記代理購入配送端末が、前記購入者端末からの購入情報及び配送情報にもとづいて、前記配送センターを選出することを特徴とする請求項2又は3記載の一括購入配送システム。
- 前記代理購入配送端末が、登録された前記商品を梱包するときのサイズ及び重量にもとづいて、一括配送される商品群の配送費用を算出することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の一括購入配送システム。
- 前記代理購入配送端末が、取り扱っている前記商品の商品情報を前記購入者端末に送信することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の一括購入配送システム。
- 前記配送情報が、配送希望日時,配送先及び/又は配送形態を含むことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の一括購入配送システム。
- 複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を依頼する購入者端末が、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を、通信回線を介して代理購入配送端末に送信する段階と、
前記代理購入配送端末が、前記購入情報及び配送情報を受信すると、前記商品の販売者の販売者端末に、前記販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を、前記通信回線を介して送信する段階と、
前記販売者端末が、前記発注情報及び住所情報を受信すると、前記配送センターへの納品予定日を、前記通信回線を介して前記代理購入配送端末に返信する段階と、
前記代理購入配送端末が、前記納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を前記購入者端末に送信するとともに、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する段階と、
を有することを特徴とする一括購入配送方法。 - 通信回線を介して複数の販売者から複数の商品の代理購入及び配送を行う、代理購入配送者が所有する代理購入配送端末に、
前記通信回線上に、前記代理購入及び配送を行う旨のホームページを掲載する手順と、
前記代理購入及び配送を希望する購入者が所有する購入者端末から、前記商品を購入する旨の購入情報及び購入する前記商品の配送情報を受信する手順と、
前記商品の販売者の販売者端末に前記通信回線を介して、該販売者が取り扱う商品を発注する旨の発注情報及び発注した商品を一時的に集積する配送センターの住所情報を送信する手順と、
前記販売者が所有する前記販売者端末から前記納品予定日を受信すると、該納品予定日にもとづいた配送予定日時を前記購入者端末に送信するとともに、前記配送センターに集積された複数の商品を一括して配送指定する手順と、
を実行させるための一括購入配送プログラム。
Priority Applications (1)
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