JP2004232875A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃焼室11が内部に形成される燃焼盤16と、燃焼室11内に配置される気化筒39と、この気化筒39内に位置して当該気化筒39内に送られる空気を案内する送風筒41と、この送風筒41の軸線に対して交わる方向に位置する空気供給路17を介して当該送風筒41内に空気を供給する送風機14とを備えてバーナー10が構成されている。気化筒39の頂部下面側には燃料拡散体42が設けられているとともに、当該燃料拡散体42の外周側に、送風筒41を通じて気化筒39内に導入された空気を周方向に拡散させるための羽根63を備えた空気拡散部材60が設けられている。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液体燃料燃焼装置に係り、更に詳しくは、気化燃料と燃焼用空気との混合を良好に行うことができるとともに、燃焼面に対して混合気を均一に供給することができる液体燃料燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、給湯機等に用いられる液体燃料燃焼装置として、例えば、図6に示されるようなバーナー90が知られている。このバーナー90は、灯油等の燃料が燃焼する平面視略方形状の燃焼室91Aが内部に形成された燃焼盤91と、この燃焼盤91内の略中央に設けられた下向き開放型の気化筒92と、当該気化筒92の下方に微細な隙間S1を隔てて設けられた飛散リング93と、燃焼盤91を下方から支持するとともに、上部が開放する有底容器状をなす平面視略方形状の燃焼用空気箱94と、この燃焼用空気箱94の図6中右端側から外側に向かって略水平方向に延びる空気供給路96と、この空気供給路96を介して燃焼用空気箱94内の燃焼用空気室94Aに空気を供給する送風機98と、燃焼用空気室94Aに供給された空気を気化筒92内に案内する送風筒100と、この送風筒100の上部内側に位置して気化筒92と共に回転する燃料拡散体102とを備えて構成されている。
【0003】
このバーナー90は、前記隙間S1から燃焼室91A内に飛散された液体燃料を着火して噴霧燃焼を行い、この噴霧燃焼の燃焼熱で気化筒92を加熱することで当該気化筒92内の液体燃料を気化する。この気化した燃料は、送風筒100の上端側と燃料拡散体102の下端側との間に形成された空気噴出通路104から気化筒92の内部に噴出された空気と混合される。当該混合気は、燃焼盤91の外側に設けられたガス室97を経て燃焼盤91の炎孔99から噴出され、この噴出された混合気が着火されて炎孔99の出口から燃焼盤91の内方に向かう火炎を形成することで気化燃焼が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記バーナー90にあっては、前記送風筒100の上端部から気化筒92の周壁下方に向かって空気の流れ方向が急激に反転する構造により、圧力損失が大きくなるという固有の問題を有する。
【0005】
また、送風筒100の軸線に対して交差する方向から送風筒100内に空気が供給される構造となっているため、図6中矢印で模式的に示すように、送風筒100内での空気の流れが空気供給路96から離れた場所側(同図中左端側)に偏ってしまう傾向がある。この結果、空気噴出通路104から気化筒92の内部に噴出される空気の流量が気化筒92の周方向でばらつき、前記炎孔99から噴出される混合気量もばらつくことになる。そのため、送風筒100の周方向に沿って、気化燃料及び燃焼用空気の混合比率の均一性が確保できなくなり、炎孔99から燃焼室内に形成される火炎の大きさにばらつきを生じさせ、これが、安定燃焼範囲を狭くする要因となっている。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、気化燃料と燃焼用空気との混合を良好に行い、燃焼面に対して混合気を均一に供給して安定した燃焼状態を確保することができる液体燃料燃焼装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、燃焼室内に設けられた気化筒から前記燃焼室に飛散された液体燃料を着火して噴霧燃焼を行い、この噴霧燃焼の燃焼熱で気化筒を加熱することで当該気化筒内の液体燃料を気化し、当該気化した燃料をガス室を経て燃焼盤の炎孔から噴出させて気化燃焼を行う燃焼部を有するとともに、前記気化筒内に設けられた送風筒内に空気を供給する送風機を有する液体燃料燃焼装置において、
前記送風筒の空気導入側から前記液体燃料が飛散される位置までの空気通路内に、空気拡散部材を回転可能に設ける、という構成を採っている。このような構成によれば、気化燃料と、送風筒を通じて供給される送風機からの空気が送風筒の周方向において均一に混合されるようになる。従って、燃焼盤の炎孔から燃焼室内に形成される火炎の大きさのバラツキが一様となる安定燃焼を実現することができる。
【0008】
本発明において、前記空気拡散部材は、前記気化筒に設けられる、という構成を採るとよい。これにより、送風筒を通じて供給される空気が、気化筒の内周に沿う略全領域において等しく拡散される状態となり、これによって気化燃料との混合を均一に行うことができる。
【0009】
また、前記空気拡散部材は、前記気化筒に取り付けられた燃料拡散体の外周側に設けられた複数の羽根を含んで構成され、各羽根の面は、前記空気導入側からの空気流によって回転が促進される方向に角度変位する、という構成を採ることが好ましい。このような構成では、混合気の均一なる拡散をもとより達成できる他、送風機からの空気の流れを利用して気化筒の回転を促進できるようになり、当該気化筒駆動用のモータの負荷も軽減することができる。
【0010】
なお、本明細書において、「噴霧燃焼」とは、液体燃料を着火することによって行われる燃焼を意味し、「気化燃焼」とは、気化した液体燃料を空気と混合することにより得られる混合気を燃焼させる燃焼を意味する。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1には、本実施例に係る液体燃料燃焼装置としてのバーナーの概略平面図が示され、図2には、図1に対して部品を一部取り外した状態のバーナーの一部拡大平面図が示されている。また、図3には、図1のX−X線矢視概略端面図が示され、図4には、図3の一部拡大図が示されている。これらの図において、バーナー10は、平面視で略方形となる燃焼室11を含む燃焼部としての上部構成体12と、この上部構成体12を下方から支持するとともに、上部が開放する有底容器状をなす平面視略方形状の燃焼用空気箱13(図3,図4参照)と、この燃焼用空気箱13の一側部における延出方向略中央(図1中上下方向略中央)から外側に向かって略水平方向に延びる空気供給路17と、この空気供給路17を介して燃焼用空気箱13内の燃焼用空気室13Aに空気を供給する送風機14とを備えて構成されている。
【0013】
前記上部構成体12は、図4に示されるように、外側に位置する有底略角筒状の燃焼室外筒15と、この燃焼室外筒15の内側に設けられた有底略角筒状の燃焼盤16と、当該燃焼盤16の内側略中央に位置するとともに、灯油等の液体燃料を気化して空気との混合気を形成する混合気形成手段18と、当該混合気形成手段18の下部側に設けられるとともに、燃焼室11内に前記燃焼用空気室13Aからの空気を導入する空気導入部19とを備えて構成されている。なお、本実施例では、燃焼盤16と混合気形成手段18との間に形成される空間が前記燃焼室11となっている。
【0014】
前記燃焼室外筒15は、平面視で略方形状の外形を有する底壁15Aと、この底壁15Aの外周から上方に起立する四辺の側壁15Bとからなる。底壁15Aには、略中央領域に第1中央貫通穴21が形成されているとともに、この第1中央貫通穴21の周方向に沿う複数箇所、本実施例では周方向略90度間隔位置に第1中央貫通穴21よりも小径の第1外側貫通穴22が形成されている。
【0015】
前記燃焼盤16は、燃焼室外筒15の内方に隙間を隔てて配置されており、当該隙間によって前記混合気形成手段18で形成された混合気を通過させるガス室24が形成されている。また、燃焼盤16は、平面視で略方形状の外形を有する底壁16Aと、この底壁16Aの外周から上方に起立する四辺の側壁16Bとにより構成されている。底壁16Aの中央部には、前記第1中央貫通穴21と第1外側貫通穴22の各上方に、第2中央貫通穴26と第2外側貫通穴27とがそれぞれ形成されている。また、側壁16Bには、前記ガス室24からの混合気を燃焼室11内に噴出可能とする多数の炎孔29が形成されているとともに、当該側壁16Bの上部に筒状部材33が設けられている。この筒状部材33は、内外二重壁構造とされ、その間が空気室35として構成されている。この空気室35は、空気供給路17(図3参照)を通る空気を一部分岐させる空気連通路34の一端(上端)が連通されており、空気室35の上部に形成された送気孔37から空気を上方に噴出することで、筒状部材33の上方に設けられる図示しない熱交換体の壁面の結露等を防止するようになっている。
【0016】
前記混合気形成手段18は、図4に示されるように、下部が開放する釣鐘型の気化筒39と、この気化筒39の下端との間に微細な隙間S1を隔てて配置されて液体燃料が飛散される位置を形成する飛散リング40と、前記第1中央貫通穴21の形成縁領域に支持されるとともに、上端側が気化筒39内で開放する一方で下端側が燃焼用空気室13A側に開放する空気流路Aを内部に形成してなる略円筒状の送風筒41と、この送風筒41の上方に位置するように前記気化筒39に取り付けられた燃料拡散体42と、この燃料拡散体42に液体燃料を供給する燃料供給管44とにより構成されている。
【0017】
前記送風筒41は両端が開放する略円筒形状をなし、空気導入側すなわち図3中下端側に形成されたフランジ部52が燃焼室外筒15の第1中央貫通穴21回りに固定されている。この送風筒41を構成する周壁51は、内部上端側で燃料拡散体42の下端側を囲むことのできる起立高さ及び内径に設けられ、周壁51の上端側と燃料拡散体42との間に燃焼用空気室13Aから供給された空気の出口となる空気噴出通路54が形成されている。従って、送風筒41は、その軸線が空気供給路17Aの延出方向に交わる配置となり、空気供給路17Aから噴出された空気は送風筒41の軸線に対して交差する方向に流れることとなる。
【0018】
前記燃料拡散体42は、図4及び図5に示されるように、上下両側が開放する略円筒状の側部42Aと、この側部42Aの上端に連なる外向きのフランジ部42Bと、側部42Aの下端側に連なるとともに、反転フック状に設けられて燃料供給管44からの液体燃料を受け取り可能な受け部42Cと、フランジ部42Bの上面側に微小な隙間S2を隔てて固定される頂部42Dとからなる。気化筒39及び燃料拡散体42は、その中央部に位置する共通の回転軸46によって支持されており、当該回転軸46を出力軸とするモータ47の駆動によって一体回転可能に設けられている。この際、燃料拡散体42の受け部42Cに供給された液体燃料は、回転に伴う遠心力によって、前記隙間S2から気化筒39の内壁39B上部に向かって噴出するようになっている。
【0019】
前記燃料拡散体42において、側部42Aの外周側には、空気拡散部材60が設けられている。この空気拡散部材60は、前記フランジ部42Bの下面側に固定されるリング板61と、このリング板61の下面側において周方向略90度間隔位置に配置された四個の羽根63とにより構成されている。これらの羽根63は、リング板61の内周縁において、周方向略90度間隔位置で下方に折り曲げられた基部片63Aと、この基部片63Aの側縁に連なって径方向外側に向けられた羽根本体63Bとにより構成されている。各羽根本体63Bは、その面が仮想垂直線に対して傾斜した位置となるように設けられ、これにより、前記空気流路Aからの空気流を受けて気化筒39の回転をより促進する機能も兼ねるようになっている。
【0020】
前記燃焼室11内に空気を送り込むための空気導入部19は、前記第1及び第2外側貫通穴22,27間を連結する送気筒49と、この送気筒49の上端開放側と飛散リング40との間に設けられて当該飛散リング40との間に送気間隙Pを形成可能な送気案内リング50とにより構成されている。この空気導入部19は、前記送風機14から燃焼用空気室13Aを通過した空気が送気筒49によって形成される送風通路49Aを通って送気間隙Pから燃焼室11内に供給可能となっている。
【0021】
前記送風機14は、ここでは詳細構造を省略するが、図示しないモータの駆動によってファンF(図3参照)が回転し、燃焼用空気箱13の内部に形成された燃焼用空気室13Aに送り込めるようになっている。なお、送風機14としては、軸流式、遠心式、斜流式、或いは横流式のもの等を採用することができる。また、本実施例においては、ファンF及び気化筒39を別個のモータで回転させる構造となっているが、共通のモータによってファンF及び気化筒39を回転させてもよい。
【0022】
次に、前記バーナー10の燃焼動作について図3を参照しながら説明する。
【0023】
先ず、図示しないスイッチを投入すると、送風機14とモータ47が同時に作動する。送風機14が作動することにより、当該送風機14から空気供給路17を介して燃焼用空気室13Aを経由した空気が、送風筒41の内部を通って空気噴出通路54から噴出され、気化筒39の内壁39B側に供給されるとともに、前記送風通路49A及び送気間隙Pを通って燃焼室11内に供給される。
【0024】
一方、モータ47が作動することにより、気化筒39及び燃料拡散体42が同時に回転する。そして、燃料供給管44から燃料拡散体42の受け部42Cに灯油等の液体燃料が供給される。この液体燃料は、燃料拡散体42の回転によって燃料拡散体42に形成された微細な隙間S2から気化筒39の内壁39Bに向かって噴出され、更に、気化筒39と飛散リング40との間に形成された隙間S1から燃焼室11内に飛散される。この飛散された液体燃料は、燃焼室11内に延びるイグナイター等の点火装置(図示省略)の火花によって着火され、噴霧燃焼が開始する。また、気化筒39の回転により、空気拡散体60が同時に回転することで、送風筒41の軸線に対して交わる方向から空気が供給される構成であっても、空気は気化筒39内の周方向に均一に供給されることとなる。
【0025】
噴霧燃焼が開始されると、その燃焼熱によって気化筒39が加熱され、気化筒39の内壁39Bに噴出された液体燃料が気化する。そして、当該気化した燃料は、空気噴出通路54から噴出されて周方向に均一に拡散された空気と混合して混合気となり、当該混合気がガス室24を通って燃焼盤16の各炎孔29から燃焼室11内に噴出され、気化燃焼が行われる。
【0026】
従って、このような実施例によれば、気化筒39の回転と同時に空気拡散部材60が回転するため、送風筒51内に導入される空気を周方向において均一に拡散できるようになり、気化燃料及び空気の混合比率のバラツキを防止することが可能となる。そのため、ガス室24を経て炎孔29から噴出する混合気も等しく燃焼室内に噴出し、均一なる火炎を形成して安定した燃焼状態を維持することができる。
【0027】
また、空気拡散部材60を設けているため、送風機14に連なる空気供給路17の向きを送風筒51の軸線と交わる方向とした場合に生じ得る空気の偏流も解消でき、これにより、バーナー10の高さ抑制も達成することができる。
【0028】
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施の形態に対し、形状、位置、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、位置などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0029】
例えば、前記実施例では、空気拡散部材60が燃料拡散体42の外周側に取り付けられた場合を図示、説明したが、前記羽根本体63Bと同様の羽根を回転軸46回りに設けたり、気化筒39の内壁部39Bに設ける構成も採用することができる。要するに、空気拡散部材60は、送風筒41の空気導入側から飛散リング40までの空気通路内で回転可能に配置されていればよい。また、前記羽根本体63Bは、燃料拡散体42の側部42Aの外周面に直接設けることもでき、その数も、必要に応じて増加、減少させることができる。
【0030】
また、前記実施例では、平面視で略方形状をなす燃焼室11を備えたバーナー10について説明したが、本発明はこれに限らず、平面視で略円形状をなす燃焼室等、他の形状の燃焼室を備えたバーナーについても適用可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、気化燃料及び空気が送風筒の周方向において均一に混合されることとなり、燃焼盤の炎孔から燃焼室内に形成される火炎の大きさのバラツキをなくして安定した燃焼を達成することができる、という従来にない優れた効果を奏する液体燃料燃焼装置を提供することができる。
【0032】
特に、空気拡散部材を複数の羽根によって構成し、空気導入側からの空気流によって回転が促進される方向に角度変位するように構成した場合には、気化筒の駆動用のモータの負荷も軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るバーナーの概略平面図。
【図2】図1に対して気化筒及び飛散リングを外した状態のバーナーの一部拡大平面図。
【図3】図1のX−X線矢視概略端面図。
【図4】図3の一部拡大図。
【図5】燃料拡散体及び空気拡散部材の分解斜視図。
【図6】従来例におけるバーナーの矢視概略端面図。
【符号の説明】
10…バーナー(液体燃料燃焼装置)、11…燃焼室、14…送風機、16…燃焼盤、24…ガス室、29…炎孔、39…気化筒、41…送風筒、42…燃料拡散体、60…空気拡散体、63…羽根、63B…羽根本体
Claims (4)
- 燃焼室内に設けられた気化筒から前記燃焼室に飛散された液体燃料を着火して噴霧燃焼を行い、この噴霧燃焼の燃焼熱で気化筒を加熱することで当該気化筒内の液体燃料を気化し、当該気化した燃料をガス室を経て燃焼盤の炎孔から噴出させて気化燃焼を行う燃焼部を有するとともに、前記気化筒内に設けられた送風筒内に空気を供給する送風機を有する液体燃料燃焼装置において、
前記送風筒の空気導入側から前記液体燃料が飛散される位置までの空気通路内に、空気拡散部材を回転可能に設けたことを特徴とする液体燃料燃焼装置。 - 前記空気拡散部材は、前記気化筒に設けられていることを特徴とする請求項1記載の液体燃料燃焼装置。
- 前記空気拡散部材は、前記気化筒に取り付けられた燃料拡散体の外周側に設けられた複数の羽根を含んで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の液体燃料燃焼装置。
- 前記各羽根の面は、前記空気導入側からの空気流によって気化筒の回転が促進される方向に角度変位していることを特徴とする請求項3記載の液体燃料燃焼装置。
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JP2003018417A JP2004232875A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003018417A JP2004232875A (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | 液体燃料燃焼装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20130135056A (ko) * | 2012-05-30 | 2013-12-10 | 정무성 | 알코올 기반 액체 연료 버너 |
-
2003
- 2003-01-28 JP JP2003018417A patent/JP2004232875A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20130135056A (ko) * | 2012-05-30 | 2013-12-10 | 정무성 | 알코올 기반 액체 연료 버너 |
KR102067257B1 (ko) | 2012-05-30 | 2020-01-16 | (주)엠에스비 | 알코올 기반 액체 연료 버너 |
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