JP2004231557A - エピネフリン含有抗腫瘍剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】選択的に腫瘍に作用し、腫瘍を壊死させる抗腫瘍剤を見出し、副作用の少ない癌治療法を提供する。
【解決手段】エピネフリンを、昇圧作用を示さない濃度で、癌に罹患したヒトを含む動物被検体に投与することにより、副作用を起こすことなく、有効な抗腫瘍効果を得ることができる。
【選択図】 なし
【解決手段】エピネフリンを、昇圧作用を示さない濃度で、癌に罹患したヒトを含む動物被検体に投与することにより、副作用を起こすことなく、有効な抗腫瘍効果を得ることができる。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エピネフリンの腫瘍壊死作用による抗腫瘍効果に基づく新しい医薬用途に関する。更に詳細には、本発明は、エピネフリンを活性成分として含む抗腫瘍剤、及び抗腫瘍剤の製造のためのエピネフリンの使用を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
癌の治療法については、腫瘍に毒性を示す化学物質の使用、放射線治療、生体内免疫機能の賦活化による腫瘍排除作用に基づく免疫療法等、多岐に亘っている。
【0003】
腫瘍細胞は、元来正常細胞であったものが何らかの原因で癌化した細胞であるため、腫瘍細胞に対して細胞毒性を示す化学物質や放射線は、正常細胞に対しても程度の差こそあれ毒性を示すことになる。正常細胞に対する毒性を低減する手段として、前記化学物質の腫瘍への選択的なターゲッティングについて研究が行われているが、満足できる抗腫瘍効果が得られるものは非常に少ない。また、前記化学物質の腫瘍への直接投与も行われているが、腫瘍は生体内に存在するため、外科手術の補助的役割に留まり、その抗腫瘍効果も限定的なものである。
【0004】
生体内の免疫機構は全身に及ぶものであり、かつ複雑であるため、その制御は非常に困難である。そのため、癌治療のための免疫賦活化が、予期せぬ重篤な副作用を誘起することも少なくない。
【0005】
従って、腫瘍に対して選択的に作用して有効な抗腫瘍効果を表し、かつ副作用の少ない抗腫瘍剤に対する要望は未だ高い。
【0006】
一方、エピネフリンは、副腎髄質ホルモンに属する生体内生理活性物質であり、昇圧作用を有することが知られている(例えば、非特許文献1及び2参照。)。しかしながら、エピネフリンの抗腫瘍効果については全く知られていなかった。
【0007】
【非特許文献1】
島本ら著「薬理学」医学書院、1964年、p.340
【非特許文献2】
高木ら著「薬物学」南山堂、1967年、p.118
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、腫瘍に選択的に作用して細胞壊死に導く薬剤のための有効成分としてエピネフリンを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、エピネフリンが、癌に罹患した動物被検体に投与したときに、腫瘍を壊死させることを初めて見出した。
即ち、本発明は、エピネフリンまたはその薬学的に許容し得る塩を活性成分として含む抗腫瘍剤である。
また、本発明は、抗腫瘍剤を製造するためのエピネフリンまたはその薬学的に許容し得る塩の使用である。
【0010】
【発明の実施の形態】
エピネフリン(アドレナリン、(R)−1−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−2−(メチルアミノ)エタール、分子量183.21)は、副腎髄質ホルモンであり、カテコールアミン類に属する。
【0011】
エピネフリンは、一般的に昇圧物質として周知のものであり、交感神経のα,β受容体に作用する。
即ち、循環器系に対して、
1)心臓においては、洞房結節の刺激発生のペースをはやめて心拍数を増加させ、心筋の収縮力を強め、心拍出量を増大するので強心作用を表す、
2)血管に対しては、収縮作用と拡張作用の両方を表し、心臓の冠動脈を拡張し、皮膚毛細血管を収縮させ末梢抵抗を増加させて血圧を上昇させる。
また、血管以外の平滑筋に対して、
1)気管支筋に対して弛緩作用を表し、気管支を拡張させて呼吸量を増加させる、
2)虹彩筋に対する収縮作用により散瞳が見られる。
【0012】
上記のようにエピネフリンの薬効については詳細に調べられていたが、エピネフリンの腫瘍に対する作用については全く知られていなかった。
エピネフリンは、当業者には周知の化合物であり、周知の方法によって合成することができる。本発明においては、エピネフリンは、薬学的に許容し得る塩であってもよく、塩としては、例えば、硫酸、リン酸、塩酸、シュウ酸などの酸との酸付加塩、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩などが挙げられる。
【0013】
エピネフリンは、ヒトを含む動物被検体への全身性の投与、好ましくは静脈内投与することによって有効な抗腫瘍効果を発揮する。
【0014】
エピネフリンを、ヒトを含む動物被検体の血圧を上昇させない濃度(約0.3mg/ml)に希釈し、数十分に亘って、好ましくは2時間以上の輸液投与によって、有効な抗腫瘍効果を得ることができる。従って、エピネフリンの従来の薬効を発現させることなく、即ち副作用を最小限に留めて、有効な抗腫瘍効果を得ることが可能である。
エピネフリンの投与量は、投与法、投与ルート、投与形態、投与する対象などによって変動し得るが、通常0.09〜0.9mg/kg体重である。
静脈内投与、輸液投与する際の投与剤形としては、通常使用されている剤形がそのまま使用できる。
【0015】
元来、エピネフリンは生体内に存在するものであり、本発明の低濃度による使用においては、予期せぬ重篤な副作用が発生する可能性は極めて低い。
【0016】
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、当該実施例により本発明は制限されない。
【0017】
【実施例】
実験動物は、雄のDonryuラット(Crj−Donryu;日本チャールズリバー製、体重300〜320g)を用いた。
また、腫瘍細胞として、ラット肉腫LY80を使用した。
【0018】
腫瘍モデルラットの作成:
細胞数約2x106個のLY80をラット背面皮下に生着させた。
【0019】
作成した腫瘍モデルラット4匹を1群として、以下に記載する3群について抗腫瘍効果を調べた。
1)対照群:生理食塩水
2)メトキサミン群:塩酸メトキサミン2mg/ml溶液
上記溶液は、メキサン(登録商標)(日本新薬社製)10mg/mlを生理食塩水によって希釈して調製した。
塩酸メトキサミン(α−(1−アミノエチル)−2,5−ジメトキシ−ベンジルアルコール塩酸塩)は、血圧上昇作用として、α1作用により末梢血管を収縮し末梢血管抵抗を増大させる。昇圧作用はエピネフリンより弱い(医薬品要覧第5版、大阪府病院薬剤師会編集、薬事時報社平成5年8月31日第2刷発行、p.646−647)。従って、以下のエピネフリン群で用いるエピネフリン溶液と同等の昇圧作用を示す濃度として、2mg/mlを設定した。
3)エピネフリン群:エピネフリン0.3mg/ml溶液
上記溶液は、ボスミン(登録商標)注(第一製薬社製)(添加物として亜硫酸水素ナトリウム0.5mg,クロロブタノール3mgを含有)1mg/mlを生理食塩水によって希釈して調製した(医薬品要覧第5版、大阪府病院薬剤師会編集、薬事時報社平成5年8月31日第2刷発行、p.962−963)。
【0020】
上記3群について、それぞれの溶液をラットの尾静脈より微量注入装置(compact infusion pump model 975、Harvard Apparatus社製)を用い、流速0.0075ml/分で2時間持続注入した。投与2日後、ラットを屠殺し、摘出した腫瘍組織をパラフィンで固定し、最大割面で切断して標本切片を作製した。標本切片についてはヘマトキシリン・エオジン染色を行い、細胞壊死を起こしている腫瘍部分の面積を測定し、最大割面の面積に対する割合を算出して腫瘍壊死のパーセントとした。
【0021】
得られた結果を以下の表1にまとめる。また、図1にグラフとして表す。
【0022】
エピネフリン群において、対照群に比べて有意な腫瘍壊死が認められた。塩酸メトキサン群においては、対照群と同様な効果であり、有意な腫瘍壊死は認められなかった。
腫瘍の最大割面の面積は、3群ともほぼ同等であることから、エピネフリンの効果は、腫瘍または腫瘍細胞の単なる物理的な破壊によるものではないと推測された。
【0023】
【発明の効果】
エピネフリンは、昇圧作用を示さない使用濃度において、抗腫瘍効果を示した。また、動物被検体において所見上の異常は認められなかった。従って、エピネフリンは、腫瘍に選択的に作用し、かつ副作用のないまたは極めて少ない抗腫瘍剤を提供し、その使用は癌の有効な治療に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】対照群、塩酸メトキサン群、エピネフリン群について、縦軸を腫瘍壊死のパーセントとして、それぞれの抗腫瘍効果を棒グラフとして表す。棒グラフ先端のバー(「T」字形のもの)は、標準偏差を表す。
【発明の属する技術分野】
本発明は、エピネフリンの腫瘍壊死作用による抗腫瘍効果に基づく新しい医薬用途に関する。更に詳細には、本発明は、エピネフリンを活性成分として含む抗腫瘍剤、及び抗腫瘍剤の製造のためのエピネフリンの使用を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
癌の治療法については、腫瘍に毒性を示す化学物質の使用、放射線治療、生体内免疫機能の賦活化による腫瘍排除作用に基づく免疫療法等、多岐に亘っている。
【0003】
腫瘍細胞は、元来正常細胞であったものが何らかの原因で癌化した細胞であるため、腫瘍細胞に対して細胞毒性を示す化学物質や放射線は、正常細胞に対しても程度の差こそあれ毒性を示すことになる。正常細胞に対する毒性を低減する手段として、前記化学物質の腫瘍への選択的なターゲッティングについて研究が行われているが、満足できる抗腫瘍効果が得られるものは非常に少ない。また、前記化学物質の腫瘍への直接投与も行われているが、腫瘍は生体内に存在するため、外科手術の補助的役割に留まり、その抗腫瘍効果も限定的なものである。
【0004】
生体内の免疫機構は全身に及ぶものであり、かつ複雑であるため、その制御は非常に困難である。そのため、癌治療のための免疫賦活化が、予期せぬ重篤な副作用を誘起することも少なくない。
【0005】
従って、腫瘍に対して選択的に作用して有効な抗腫瘍効果を表し、かつ副作用の少ない抗腫瘍剤に対する要望は未だ高い。
【0006】
一方、エピネフリンは、副腎髄質ホルモンに属する生体内生理活性物質であり、昇圧作用を有することが知られている(例えば、非特許文献1及び2参照。)。しかしながら、エピネフリンの抗腫瘍効果については全く知られていなかった。
【0007】
【非特許文献1】
島本ら著「薬理学」医学書院、1964年、p.340
【非特許文献2】
高木ら著「薬物学」南山堂、1967年、p.118
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、腫瘍に選択的に作用して細胞壊死に導く薬剤のための有効成分としてエピネフリンを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、エピネフリンが、癌に罹患した動物被検体に投与したときに、腫瘍を壊死させることを初めて見出した。
即ち、本発明は、エピネフリンまたはその薬学的に許容し得る塩を活性成分として含む抗腫瘍剤である。
また、本発明は、抗腫瘍剤を製造するためのエピネフリンまたはその薬学的に許容し得る塩の使用である。
【0010】
【発明の実施の形態】
エピネフリン(アドレナリン、(R)−1−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−2−(メチルアミノ)エタール、分子量183.21)は、副腎髄質ホルモンであり、カテコールアミン類に属する。
【0011】
エピネフリンは、一般的に昇圧物質として周知のものであり、交感神経のα,β受容体に作用する。
即ち、循環器系に対して、
1)心臓においては、洞房結節の刺激発生のペースをはやめて心拍数を増加させ、心筋の収縮力を強め、心拍出量を増大するので強心作用を表す、
2)血管に対しては、収縮作用と拡張作用の両方を表し、心臓の冠動脈を拡張し、皮膚毛細血管を収縮させ末梢抵抗を増加させて血圧を上昇させる。
また、血管以外の平滑筋に対して、
1)気管支筋に対して弛緩作用を表し、気管支を拡張させて呼吸量を増加させる、
2)虹彩筋に対する収縮作用により散瞳が見られる。
【0012】
上記のようにエピネフリンの薬効については詳細に調べられていたが、エピネフリンの腫瘍に対する作用については全く知られていなかった。
エピネフリンは、当業者には周知の化合物であり、周知の方法によって合成することができる。本発明においては、エピネフリンは、薬学的に許容し得る塩であってもよく、塩としては、例えば、硫酸、リン酸、塩酸、シュウ酸などの酸との酸付加塩、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属との塩などが挙げられる。
【0013】
エピネフリンは、ヒトを含む動物被検体への全身性の投与、好ましくは静脈内投与することによって有効な抗腫瘍効果を発揮する。
【0014】
エピネフリンを、ヒトを含む動物被検体の血圧を上昇させない濃度(約0.3mg/ml)に希釈し、数十分に亘って、好ましくは2時間以上の輸液投与によって、有効な抗腫瘍効果を得ることができる。従って、エピネフリンの従来の薬効を発現させることなく、即ち副作用を最小限に留めて、有効な抗腫瘍効果を得ることが可能である。
エピネフリンの投与量は、投与法、投与ルート、投与形態、投与する対象などによって変動し得るが、通常0.09〜0.9mg/kg体重である。
静脈内投与、輸液投与する際の投与剤形としては、通常使用されている剤形がそのまま使用できる。
【0015】
元来、エピネフリンは生体内に存在するものであり、本発明の低濃度による使用においては、予期せぬ重篤な副作用が発生する可能性は極めて低い。
【0016】
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、当該実施例により本発明は制限されない。
【0017】
【実施例】
実験動物は、雄のDonryuラット(Crj−Donryu;日本チャールズリバー製、体重300〜320g)を用いた。
また、腫瘍細胞として、ラット肉腫LY80を使用した。
【0018】
腫瘍モデルラットの作成:
細胞数約2x106個のLY80をラット背面皮下に生着させた。
【0019】
作成した腫瘍モデルラット4匹を1群として、以下に記載する3群について抗腫瘍効果を調べた。
1)対照群:生理食塩水
2)メトキサミン群:塩酸メトキサミン2mg/ml溶液
上記溶液は、メキサン(登録商標)(日本新薬社製)10mg/mlを生理食塩水によって希釈して調製した。
塩酸メトキサミン(α−(1−アミノエチル)−2,5−ジメトキシ−ベンジルアルコール塩酸塩)は、血圧上昇作用として、α1作用により末梢血管を収縮し末梢血管抵抗を増大させる。昇圧作用はエピネフリンより弱い(医薬品要覧第5版、大阪府病院薬剤師会編集、薬事時報社平成5年8月31日第2刷発行、p.646−647)。従って、以下のエピネフリン群で用いるエピネフリン溶液と同等の昇圧作用を示す濃度として、2mg/mlを設定した。
3)エピネフリン群:エピネフリン0.3mg/ml溶液
上記溶液は、ボスミン(登録商標)注(第一製薬社製)(添加物として亜硫酸水素ナトリウム0.5mg,クロロブタノール3mgを含有)1mg/mlを生理食塩水によって希釈して調製した(医薬品要覧第5版、大阪府病院薬剤師会編集、薬事時報社平成5年8月31日第2刷発行、p.962−963)。
【0020】
上記3群について、それぞれの溶液をラットの尾静脈より微量注入装置(compact infusion pump model 975、Harvard Apparatus社製)を用い、流速0.0075ml/分で2時間持続注入した。投与2日後、ラットを屠殺し、摘出した腫瘍組織をパラフィンで固定し、最大割面で切断して標本切片を作製した。標本切片についてはヘマトキシリン・エオジン染色を行い、細胞壊死を起こしている腫瘍部分の面積を測定し、最大割面の面積に対する割合を算出して腫瘍壊死のパーセントとした。
【0021】
得られた結果を以下の表1にまとめる。また、図1にグラフとして表す。
【0022】
エピネフリン群において、対照群に比べて有意な腫瘍壊死が認められた。塩酸メトキサン群においては、対照群と同様な効果であり、有意な腫瘍壊死は認められなかった。
腫瘍の最大割面の面積は、3群ともほぼ同等であることから、エピネフリンの効果は、腫瘍または腫瘍細胞の単なる物理的な破壊によるものではないと推測された。
【0023】
【発明の効果】
エピネフリンは、昇圧作用を示さない使用濃度において、抗腫瘍効果を示した。また、動物被検体において所見上の異常は認められなかった。従って、エピネフリンは、腫瘍に選択的に作用し、かつ副作用のないまたは極めて少ない抗腫瘍剤を提供し、その使用は癌の有効な治療に貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】対照群、塩酸メトキサン群、エピネフリン群について、縦軸を腫瘍壊死のパーセントとして、それぞれの抗腫瘍効果を棒グラフとして表す。棒グラフ先端のバー(「T」字形のもの)は、標準偏差を表す。
Claims (4)
- エピネフリンまたはその薬学的に許容し得る塩を活性成分として含む抗腫瘍剤。
- 静脈注射用である請求項1記載の抗腫瘍剤。
- 輸液投与用である請求項1記載の抗腫瘍剤。
- 抗腫瘍剤を製造するためのエピネフリンまたはその薬学的に許容し得る塩の使用。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003021254A JP2004231557A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | エピネフリン含有抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003021254A JP2004231557A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | エピネフリン含有抗腫瘍剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004231557A true JP2004231557A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32950641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003021254A Pending JP2004231557A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | エピネフリン含有抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004231557A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013188138A1 (en) * | 2012-06-11 | 2013-12-19 | The Regents Of The University Of California | Inhibitors of hippo-yap signaling pathway |
JP2014180234A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Toa Eiyo Ltd | 急性心不全モデル、これを用いた急性心不全治療薬の評価方法、及び、急性心不全モデルの作製方法 |
JP2020528928A (ja) * | 2017-09-08 | 2020-10-01 | インシグニス セラピュティクス, インコーポレイテッドInsignis Therapeutics, Inc. | ジピベフリンの使用方法 |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003021254A patent/JP2004231557A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013188138A1 (en) * | 2012-06-11 | 2013-12-19 | The Regents Of The University Of California | Inhibitors of hippo-yap signaling pathway |
JP2014180234A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Toa Eiyo Ltd | 急性心不全モデル、これを用いた急性心不全治療薬の評価方法、及び、急性心不全モデルの作製方法 |
JP2020528928A (ja) * | 2017-09-08 | 2020-10-01 | インシグニス セラピュティクス, インコーポレイテッドInsignis Therapeutics, Inc. | ジピベフリンの使用方法 |
JP2021063135A (ja) * | 2017-09-08 | 2021-04-22 | インシグニス セラピュティクス, インコーポレイテッドInsignis Therapeutics, Inc. | ジピベフリンの使用方法 |
US11213496B2 (en) | 2017-09-08 | 2022-01-04 | Insignis Therapeutics, Inc. | Methods of using dipivefrin |
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