JP2004231126A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コラム軸と舵取機構とを連結する中間軸5を、円筒形の第1軸51に第2軸52を内嵌し、径方向に打設される連結ピン55により連結する。連結ピン55の打設のために第1軸51の周壁に、径方向に対向する位置にて貫通形成された2つのピン孔53,53の一方に、これよりも狭幅の長孔56を第1軸51の先端に向けて連設し、また他方に、これよりも狭幅の長孔57を第1軸51の基端に向けて連設し、中間軸5に軸長方向の力が加わったとき、長孔56,57を案内とする連結ピン55の傾倒により、第1軸51と第2軸52とを屈曲させる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コラム軸と舵取機構とを連結する中間軸が、車両の前面衝突時に発生するステアリングホイールの突き上げを防止するための構造を備えるステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の操舵は、車室の内部に配されたステアリングホイールに加えられる回転トルク(操舵トルク)を、操舵用の車輪(一般的には前輪)の舵取りのために車室の外部に配された舵取機構に伝えて行われる。このような操舵を行わせるためのステアリング装置は、車室の内部に軸回りでの回転自在に支持されたコラム軸の上端部に、運転者に対面するようにステアリングホイールを取付ける一方、前記コラム軸の下端部を、両端にユニバーサルジョイント等の連結部材を備える中間軸を介して前記舵取機構の入力軸に連結して構成されている。
【0003】
このようなステアリング装置においては、車両の前面衝突時に、車両の前部の潰れに伴ってエンジン等の構成部材の衝突(一次衝突)により舵取機構が後方に押されて移動し、該舵取機構に連結されたステアリングホイールが後方に突き上げられ、運転者に危害を及ぼすことを防止するための突き上げ防止構造が備えられている。
【0004】
この突き上げ防止構造は、多くの場合、コラム軸と舵取機構とを連結する中間軸を利用し、該中間軸を、筒形をなす第1軸と、この第1軸に内嵌されてセレーション結合された第2軸とに分割する一方、これらの間に、軸長方向への作用力に対する両軸の相対移動を拘束する拘束手段を設けて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
以上の如き中間軸を備えるステアリング装置においては、車両の前面衝突に伴う舵取機構の後方移動により前記拘束手段による拘束力を超える軸長方向の作用力が中間軸に加わった場合、筒形をなす第1軸の内部に第2軸が入り込み、中間軸の全体長が短縮して舵取機構の後方への移動が吸収され、ステアリングホイールの突き上げを緩和することができる。また通常時においては、中間軸を構成する第1軸及び第2軸は、前記拘束手段による拘束下にてセレーションの作用により一体回転し、コラム軸の回転トルクを舵取機構に伝える作用をなす。
【0006】
なお前記拘束手段は、種々の構成にて実用化されており、特許文献1においては、第2軸の嵌合部に周設された凹溝と、第1軸の周壁を内側にかしめて形成され、前記凹溝に係合する凸部とを備え、第1軸と第2軸とは、所定限度を超える軸長方向力の作用時に凸部の変形を伴って軸長方向の相対移動せしめられる構成となっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−272447号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上の如く構成された従来のステアリング装置においては、舵取機構の後方移動の許容長さが、第1軸又は第2軸の長さ、換言すれば、中間軸の略半長を超えることができず、一次衝突に伴う舵取機構の後方移動の量が大きい場合、ステアリングホイールの突き上げを効果的に防止することが難しいという問題があった。
【0009】
この問題は、中間軸の全長を大きくすることにより解消し得るが、中間軸の長さは、車室の内部でのコラム軸の支持位置と、車室の外部における舵取機構の配設位置との相対的な位置関係により限定されることから、十分な移動許容長さを確保し得る長大な中間軸を採用することは難しい。
【0010】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、車両の前面衝突に伴う舵取機構の後方移動を、限定された長さの中間軸により広範囲に許容し、一次衝突に伴うステアリングホイールの突き上げを防止して、運転者の安全確保を図り得るステアリング装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明に係るステアリング装置は、車室の内部に支持されたコラム軸と車室の外部に配された舵取機構の入力軸とを中間軸により連結してあるステアリング装置において、前記中間軸は、円筒形をなす第1軸と、該第1軸の円筒部に先端を内嵌された第2軸と、前記第1軸及び第2軸の嵌合部に径方向に打設され、両軸を連結する連結ピンと、前記第1軸及び第2軸に加わる所定の力の作用により、両軸の軸長方向への前記連結ピンの傾倒を伴って前記第1軸と前記第2軸とを屈曲させる屈曲手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
本発明においては、コラム軸と舵取機構の入力軸とを連結する中間軸が、円筒形をなす第1軸に第2軸を内嵌し連結ピンの打設により連結して構成してあり、これらの第1軸と第2軸とが、軸長方向への連結ピンの傾倒を伴って屈曲することにより、一次衝突に伴う舵取機構の後方移動を許容し、コラム軸の上端に取り付けたステアリングホイールの突き上げを防止する。このような屈曲による前記後方移動の許容量は、中間軸の長さにより制限されることがなく、一次衝突に伴うステアリングホイールの突き上げを確実に防ぐことができる。
【0013】
本発明の第2発明に係るステアリング装置は、第1発明における屈曲手段が、前記第1軸の周壁の径方向に対向する位置に前記連結ピンを打設すべく貫通形成された一対のピン孔の夫々に、前記第1軸の軸長方向に互いに逆向きに連設され、前記ピン孔よりも狭幅の長孔を備えることを特徴とする。
【0014】
この発明においては、第1軸の周壁を貫通するピン孔に長孔を連設する簡素な構成により、ピン孔に打設される連結ピンの傾倒、及びこの傾倒に伴う第1、第2軸の屈曲を確実に行わせて、一次衝突に伴うステアリングホイールの突き上げを防止する。
【0015】
本発明の第3発明に係るステアリング装置は、第2発明における第1軸が、前記ピン孔の形成部分よりも端部側に、端部に向けて内径を拡大する拡径部を備え、前記第2軸が、前記連結ピンを打設すべく貫通形成されたピン孔よりも端部側に、端部に向けて外径を縮小する縮径部を備えることを特徴とする。
【0016】
この発明においては、第1軸の先端に設けた拡径部及び第2軸の先端に設けた縮径部の作用により、第1,第2軸の屈曲開始を補助し、この屈曲を一層確実に行わせて、一次衝突に伴うステアリングホイールの突き上げを防止する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係るステアリング装置の全体構成を示す模式図である。
【0018】
図中1は、コラム軸であり、該コラム軸1は、円筒形をなすコラムハウジング2の内部に同軸的に支承され、該コラムハウジング2の中途部に固設されたアッパブラケット3とコラムハウジング2の一端部に固設されたロアブラケット4とにより、ロアブラケット4の側を前下方(図における左下方)に向けた傾斜姿勢に支持されている。
【0019】
コラムハウジング2の上部に突出するコラム軸1の上端部には、車室内部の運転者に対面するようにステアリングホイール10が嵌着固定され、同じく下部に突出するコラム軸1の下端部は、両端にユニバーサルジョイント50,50を備える中間軸5を介して舵取機構6の入力軸60に連結されている。
【0020】
以上の構成により操舵のためのステアリングホイール10の回転操作は、コラム軸1及び中間軸5を介して舵取機構6の入力軸60に伝達され、該舵取機構6の動作により操舵がなされる。なお、図1に示すステアリング装置は、コラムハウジング2の下端部近傍に取付けられた操舵補助用のモータ20を備え、該モータ20の回転力をコラムハウジング2内部のコラム軸1に伝え、ステアリングホイール10の回転操作によりなされる操舵を補助する電動パワーステアリング装置として構成されているが、本発明に係るステアリング装置は、運転者によりステアリングホイール10に加えられる回転操作力のみによって操舵を行わせるマニュアル式のステアリング装置であってもよく、また舵取機構6に付設された油圧シリンダの発生力により操舵を補助する油圧パワーステアリング装置であってもよい。
【0021】
また図1に示すステアリング装置は、コラムハウジング2の中途部に、内外に嵌合する内筒21及び外筒22を備え、コラム軸1も同様の嵌合部を備えており、コラムハウジング2及びコラム軸1が、ステアリングホイール10に下向きに加わる所定限度を超える軸長方向力の作用により短縮するようになしてある。更に、コラムハウジング2を支持するアッパブラケット3は、ステアリングホイール10に下向きに加わる所定限度を超える軸長方向力の作用により車体から離脱するブレークアウエイブラケットとして構成されている。
【0022】
これらの構成により、車両の前面衝突時に、前方への慣性の作用によりステアリングホイール10に運転者が衝突(二次衝突)したとき、アッパブラケット3が離脱し、またコラムハウジング2及びコラム軸1が適宜の抵抗下にて短縮して、二次衝突のエネルギを吸収する作用をなし、ステアリングホイール10に衝突する運転者のダメージを軽減することができる。
【0023】
この二次衝突のエネルギ吸収構造は、多くの車両に従来から採用されている公知の構造であり、本発明に係るステアリング装置の特徴部分ではないから、構成及び動作の詳細な説明は省略する。
【0024】
一方、車両の前面衝突時には、該車両の前部の潰れに伴って、図示しないエンジン等の構成部品が舵取機構6に衝突(一次衝突)し、該舵取機構6が後方に押されて移動し、該舵取機構6に前述の如く連結されたコラム軸1の上端に取り付けられたステアリングホイール10が後方に突き上げられて運転者に危害を虞れがある。本発明に係るステアリング装置は、このようなステアリングホイール10の突き上げを防止すべく、舵取機構6の入力軸60とコラム軸1とを連結する中間軸5が、以下に示す特徴的な構成を備えている。
【0025】
図2は、中間軸5の一部破断側断面図である。図示の如く中間軸5は、中空の円筒形をなす第1軸51と、中実の第2軸52とを備え、第2軸52の先端部を第1軸51の先端部に適長内嵌し、第1軸51及び第2軸52の他方との嵌合部に径方向に貫通形成されたピン孔53,54を設け、このピン孔53,54に打設された連結ピン55により、第1軸51と第2軸52とを連結して構成されている。また第1軸51及び第2軸52の基端部には、コラム軸1及び舵取機構6の入力軸60との連結のためのユニバーサルジョイント50,50が夫々嵌着されている。
【0026】
図3は、第1軸51及び第2軸52の連結部の分解斜視図である。本図に示す如く円筒形をなす第1軸51のピン孔53は、第1軸51の周壁を径方向に対向する位置に貫通形成されており、これらのピン孔53,53には、軸長方向に延びる長孔56,57が夫々連設されている。長孔56,57は、ピン孔53,53の内径よりもわずかに狭い幅を有しており、一方のピン孔53に連設された長孔56は、第1軸51の先端部に向けて延長され、他方のピン孔53に連設された長孔57は、第1軸51の基端部に向けて、即ち、前記長孔56と逆向きに延長されている。
【0027】
また第2軸52のピン孔54は、先端から適長離れた位置を径方向に貫通する円孔として形成されており、第2軸52のピン孔54の形成位置よりも先端側には、端部に向けて外径をなだらかに縮小する縮径部58が設けられている。同様に第1軸51のピン孔53,53の形成位置よりも先端側には、端部に向けて内径をなだらかに拡大する拡径部59が設けられている。
【0028】
以上の如く構成された中間軸5には、車両の前面衝突時に、前述の如く生じる舵取機構6の後方移動に伴って車室内に支持されたコラム軸1との間にて軸長方向の力が加わる。図4は、このような軸長方向力の作用下での中間軸5の動作を示す説明図である。前記軸方向力は、図4(a)中に白抜矢符により示す如く、舵取機構6側の第1軸51からコラム軸1側の第2軸52に向けて加わる。
【0029】
ここで、連結ピン55が打設された第1軸51のピン孔53,53の一方には、先端に向かう長孔56が連設されており、該長孔56の幅は、ピン孔53の内径、即ち、連結ピン55の外径よりもわずかに小さくしてあることから、前記軸長方向力が所定限度を超えた場合、連結ピン55は、図4(a)中に矢符により示す如く、長孔56を拡幅変形させつつ該長孔56内に進入する。
【0030】
またピン孔53,53の他方は、先端側が閉じられた形状を有することから、連結ピン55には、ピン孔53との当接部からの反力が、逆向き、即ち、第1軸51の基端側に向けて加わる。ここで他方のピン孔53には、基端に向かう長孔57が連設されており、該長孔57の幅は、ピン孔53の内径よりもわずかに小さくしてあることから、前記反力の作用により連結ピン55は、図4(a)中に矢符により示す如く、長孔57を拡幅変形させつつ該長孔57内に進入する。
【0031】
このように、第1軸51及び第2軸52に所定限度を超える軸長方向力が作用した場合、連結ピン55の一端部が第1軸51の先端に向けて、同じく他端部が第1軸51の基端に向けて夫々変位し、この変位に伴って連結ピン55は、第1軸51及び第2軸52の軸長方向に傾倒することとなり、該連結ピン55が密に嵌合するピン孔54を有する第2軸52は、連結ピン52の傾倒に伴って、図4(b)に示す如く、第1軸51に対して屈曲する。
【0032】
第1軸51の先端部に設けられた拡径部59、及び第2軸52の先端部に設けられた縮径部58は、第1軸51に対する第2軸52の屈曲を、拡径部59と第2軸52の外径との隙間、及び縮径部58と第1軸51の内径との隙間の範囲内にて抵抗なく行わせ、連結ピン52の傾倒に伴う屈曲の開始を補助する作用をなす。なお、屈曲を開始した後の第1軸51と第2軸52とには、前記軸方向力がモーメント力として加わるようになり、両軸51,52の屈曲は、連結ピン52が長孔56,57の端部に当接し、該連結ピン57の傾倒限界を超えた後も進行し、最終的には、第1軸51と第2軸52とが分離した状態となる。
【0033】
以上の如き中間軸5の動作により、前述した一次衝突に伴う舵取機構6の後方への移動が許容され、コラム軸1、及び該コラム軸1の上端に取り付けたステアリングホイール10に伝わることがなく、該ステアリングホイール10の突き上げを防止し、運転者に危害を及ぼす虞れを未然に回避することができる。
【0034】
このとき、舵取機構6の後方への移動は、中間軸5を構成する第1軸51及び第2軸52が連結ピン55の傾倒に伴って屈曲することにより許容され、これらの第1軸51と第2軸52とは、最終的に分離させることも可能である。従って、中間軸5の初期長さに影響されることなく、舵取機構6の後方移動を長ストロークに亘って許容することができ、この移動によるステアリングホイール10の突き上げを確実に防止することができる。図1には、一次衝突により後方に移動した舵取機構6、及びこの移動後の中間軸5の状態が2点鎖線により示してある。
【0035】
中間軸5は、第1軸51と第2軸52とを連結ピン55により連結してなる簡素な構成であり、また、連結ピン55の傾倒を伴って第1軸51と第2軸52とを屈曲させる屈曲手段は、第1軸51の周壁を貫通するピン孔53,53に互いに逆向きに延びる長孔56,57を連設するという簡素な構成により実現することが可能である。このように本発明に係るステアリング装置においては、一次衝突に伴うステアリングホイール10の突き上げを、簡素な構成により効果的に防止することができる。
【0036】
なお、第1軸51と第2軸52とを屈曲させる屈曲手段は、第1軸51のピン孔53,53に長孔56,57を連設する構成に限らず、例えば、一方のピン孔53の一側、及び他方のピン孔53の他方に、所定限度を超える力の作用時に破壊される脆弱部を設ける等、他の構成により実現することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明に係るステアリング装置においては、車両の前面衝突時に一次衝突に伴って生じるステアリングホイールの突き上げを、簡素な構成により確実に防止することができ、突き上げられたステアリングホイールが運転者に危害を及ぼす虞れを未然じ回避し、運転者の安全確保に有用である等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリング装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明に係るステアリング装置の特徴部分である中間軸の一部破断側断面図である。
【図3】中間軸を構成する第1軸及び第2軸の連結部の分解斜視図である。
【図4】軸長方向力の作用下での中間軸の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 コラム軸
5 中間軸
6 舵取機構
51 第1軸
52 第2軸
53 ピン孔
54 ピン孔
55 連結ピン
56 長孔
57 長孔
58 縮径部
59 拡径部
60 入力軸
Claims (3)
- 車室の内部に支持されたコラム軸と車室の外部に配された舵取機構の入力軸とを中間軸により連結してあるステアリング装置において、
前記中間軸は、円筒形をなす第1軸と、該第1軸の円筒部に先端を内嵌された第2軸と、前記第1軸及び第2軸の嵌合部に径方向に打設され、両軸を連結する連結ピンと、前記第1軸及び第2軸に加わる所定の力の作用により、両軸の軸長方向への前記連結ピンの傾倒を伴って前記第1軸と前記第2軸とを屈曲させる屈曲手段とを備えることを特徴とするステアリング装置。 - 前記屈曲手段は、前記第1軸の周壁の径方向に対向する位置に前記連結ピンを打設すべく貫通形成された一対のピン孔の夫々に、前記第1軸の軸長方向に互いに逆向きに連設され、前記ピン孔よりも狭幅の長孔を備える請求項1記載のステアリング装置。
- 前記第1軸は、前記ピン孔の形成部分よりも端部側に、端部に向けて内径を拡大する拡径部を備え、前記第2軸は、前記連結ピンを打設すべく貫通形成されたピン孔よりも端部側に、端部に向けて外径を縮小する縮径部を備える請求項2記載のステアリング装置。
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