JP2004231078A - 三輪自転車 - Google Patents

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Abstract

【課題】後輪からの振動が後部座席に伝わることを最小限に抑えることができながら、後輪軸に対する軸間距離の変動を吸収するための機構を設けなくても済む三輪自転車を提供する。
【解決手段】左右一対の後輪2側へ伝達する駆動力が入力される入力軸21と、後輪軸23を揺動自在に支持する揺動中心軸24とを、同軸心に配設した。これにより、後輪2が揺動中心軸24を中心として揺動するようにサスペンション機構を装着することができながら、伝達輪体27A,30A、27B,30B間の相対位置の距離変動を吸収するための機構が不要となり、製造コストを低減させることができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は三輪自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】
車体後部に左右一対の後輪を備えた三輪自転車は、一般の二輪の自転車と比較して、停止状態や低速状態でも起立姿勢を安定して維持できる利点があるとともに、左右の後輪の間に、荷物を載せる荷台や人を載せる後部座席を設置できる利点がある。
【0003】
この種の三輪自転車に関する技術として、特許文献1に、三輪自転車の後輪駆動装置が開示されている。この三輪自転車の後輪駆動装置は、図8に示すように、左右一対の後輪50の内側側面に、同軸心で一体的に回転する後輪ギヤ51をそれぞれ取り付け、これらの後輪50や後輪ギヤ51の軸(後輪軸と称す)57よりも上方箇所に、入力チェーン52および入力ギヤ53を介して車体前部側からの駆動力を入力する入力軸54を配設し、入力軸54の両側に取り付けた駆動ギヤ55と前記後輪ギヤ51とを伝達チェーン56で連結した構造である。
【0004】
なお、後輪50や後輪ギヤ51の支持構造や、駆動ギヤ55の支持構造については、特許文献1には具体的な記載がないが、車体後部に設けたフレームにより、後輪軸57と入力軸54とをそれぞれ所定の固定位置で支持する構成であると考えられる。
【0005】
この後輪駆動装置によれば、入力ギヤ53や片側の駆動ギヤ55として、一方向クラッチを内装したフリーギヤ構造を採用することで、左右の後輪50が異なる回転となることが許容されるので、一本の車軸で左右の後輪を結合して一体的に回転させる構造の場合と比べて、走行時の回転半径を小さくすることができる。
【0006】
【特許文献1】
実開平6−32290号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の構造では、後輪軸57と入力軸54とをそれぞれ所定の固定位置で支持する構造であるので、後部支持フレームにより後輪軸57と入力軸54とを所定位置で支持するとともに、後部支持フレームに、人が乗る後部座席を取り付けた場合には、後輪50が地面から受けた振動が、前記後部座席に直接伝わってしまい、乗り心地が極めて悪くなってしまう。
【0008】
これに対処する手法としては、後輪軸57をサスペンション機構により支持して、後輪50が地面から受けた振動を前記サスペンション機構により吸収することが考えられる。しかしながら、この場合には、三輪自転車の走行時に後輪軸57と入力軸54との相対位置が変動するため、これらの相対位置の距離変動を吸収するための機構が別途に必要となり、例えば、前記伝達チェーン56などにより、後輪軸57と入力54とを連結した場合には、チェーンテンショナーなどを設ける必要があるなど、製造コストの増加を招いてしまう。
【0009】
本発明は上記課題を解決するもので、後輪からの振動が後部座席に伝わることを最小限に抑えることができながら、後輪軸に対する軸間距離の変動を吸収するための機構を設けなくても済む三輪自転車を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1に記載の三輪自転車は、左右一対の後輪側へ伝達する駆動力が入力される入力軸と、後輪軸を揺動自在に支持する揺動中心軸と、前記入力軸に取り付けられた左右一対の駆動側伝達輪体と、前記後輪軸に取り付けられて、前記駆動側伝達輪体からの駆動力が、無端状体を介してまたは直接に伝達される左右の従動側伝達輪体とを備え、前記入力軸と前記揺動中心軸とを同軸心に配設したことを特徴とする。
【0011】
この構成により、後輪が揺動中心軸を中心として揺動するようにサスペンション機構を装着することができながら、入力軸と揺動中心軸とが同軸心に配設されているため、後輪が揺動中心軸を中心として揺動した場合でも、入力軸に取り付けた駆動側伝達輪体と後輪軸に取り付けた従動側伝達輪体との距離が変化せずに一定となる。この結果、これらの伝達輪体同士を無端状体を介して連動させる場合、または伝達輪体同士を直接連動させる場合の何れの場合でも、これらの伝達輪体間の相対位置の距離変動を吸収するための機構が不要となり、製造コストを低減させることができる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の三輪自転車において、入力軸に、入力軸への駆動力を入力する1つの1次入力輪体と、入力軸からの駆動力を出力する2つの1次出力輪体とを取り付け、前記入力軸を左右に2分割し、左分割入力軸の左端部に形成した右ねじの雄ねじ部に、左側の1次出力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させて、この左側の1次出力輪体を取り付け、左分割入力軸の右端部外周に形成した右ねじの雄ねじ部に、1次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させて、この1次入力輪体を取り付け、右分割入力軸の右端部近傍箇所に形成した右ねじの雄ねじ部に、右側の1次出力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させて、この右側の1次出力輪体を取り付け、左分割入力軸の右端部内周に形成した左ねじの雌ねじ部に、右分割入力軸の左端部外周に形成した左ねじの雄ねじ部を螺合させて、左右の分割入力軸同士を結合させたことを特徴とする。
【0013】
この構成により、1次入力輪体や左右の1次出力輪体として、そのボス部の雌ねじ部が右ねじである標準部品を使用でき、製造コストを低減させることができる。すなわち、雌ねじ部を左ねじにした場合には特注品となって製造コストが極めて高くなるが、このようなことがない。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の三輪自転車において、左右の後輪軸に、入力軸からの駆動力を入力する2次入力輪体を、それぞれ左右の後輪軸に一体的に回転するように取り付けられた輪体受けを介して、取り付けるように構成し、左側の2次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を、左側の輪体受けの右側外周に形成した右ねじの雄ねじ部に螺合させて、左側の2次入力輪体を取り付け、右側の2次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を、右側の輪体受けの左側外周に形成した右ねじの雄ねじ部に螺合させて、右側の2次入力輪体を取り付けたことを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、入力軸からの駆動力を入力する2次入力輪体として、そのボス部の雌ねじ部が右ねじである標準部品を使用でき、製造コストを低減させることができる。すなわち、雌ねじ部を左ねじにした場合には特注品となって製造コストが極めて高くなるが、このようなことがない。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の三輪自転車において、自転車のフレームが前部フレームと後部フレームとに分割され、これらの前部フレームと後部フレームとが結合されて組み付けられていることを特徴とする。
【0017】
この構成により、三輪自転車を、前部フレームに取り付けられた部分と、後部フレームに取り付けられた部分とに分割して運搬することが可能となり、フレームが前後に分割されていないものと比較して、運搬を容易に行うことができる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の三輪自転車において、人を乗せる後部座席が後輪間に配設されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の三輪自転車において、後輪軸を、入力軸および揺動中心軸よりも後方に配設していることを特徴とする。
【0019】
この構成において、運転者が乗るサドル位置から入力軸までの距離が決まっており、入力軸や揺動中心軸および後輪軸の上方に後部座席を配置した場合に、入力軸や揺動中心軸よりも後方に後輪軸が配置されているため、運転者が乗るサドル位置と後部座席との間に、後部座席に対して乗り降りするスペースを取り易くなる。
【0020】
請求項7記載の発明は、請求項5に記載の三輪自転車において、後輪軸を、入力軸および揺動中心軸よりも前方に配設していることを特徴とする。
この構成において、運転者が乗るサドル位置から入力軸までの距離が決まっており、入力軸や揺動中心軸および後輪軸の上方に後部座席を配置した場合に、入力軸や揺動中心軸よりも前方に後輪軸が配置されているため、運転者が乗るサドル位置と後部座席とを近づけることができて、三輪自転車を前後方向にコンパクト化し易くなる。
【0021】
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れかに記載の三輪自転車において、自転車のフレームが前部フレームと後部フレームとに分割され、後部フレームは、前部フレームに連結され、前部フレームとの連結部から後方に延設された固定前後フレームと、前記固定前後フレームから両側方に延設され、入力軸および揺動中心軸を回転自在に支持する固定横フレームと、後部車体の底部をなす固定底部フレームと、揺動中心軸を中心として揺動自在に支持され、後輪軸を回転自在に支持する揺動フレームとを有し、人を乗せる後部座席を、この脚部が前記固定底部フレームに取り付けられた状態で固定し、前記後部座席と揺動フレームとの間に、サスペンション機構を介装したことを特徴とする。
【0022】
この構成により、後部車体を安定して支持できるとともに、サスペンション機構を介して後部座席を支持できて、後輪からの振動をサスペンション機構により吸収することができる。
【0023】
請求項9記載の発明は、請求項8に記載の三輪自転車において、人を乗せる後部座席が後輪間に配設され、後部座席に設けられた足載せ台が、後輪軸よりも下方に配置されていることを特徴とする。
【0024】
この構成により、足載せ台を低い位置に配置できて、乗車し易くなる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。なお、以下に述べる左右方向は、自転車の運転者の左右方向と同方向とする。
図1は本発明の実施の形態に係る三輪自転車の全体斜視図、図2は同三輪自転車の全体側面図、図3は同三輪自転車の後部の平面図、図4は同三輪自転車の入力軸およびその近傍箇所の部分切欠平面図、図5は同三輪自転車の左側の後輪軸およびその近傍箇所の部分切欠平面図、図6は同三輪自転車の右側の後輪軸およびその近傍箇所の部分切欠平面図、図7は同三輪自転車の後部の側面図で、図7(a)は外力を受けていない状態を示し、図7(b)は地面から上向きの力を受けた状態を示す。
【0026】
図1、図2に示すように、この三輪自転車は、1つの前輪1と、左右一対の後輪2と、前輪1を支持するとともにハンドル3、サドル4、前部フレーム5、ペダル6、補助駆動ユニット7などが設けられている前部車体8と、左右の後輪2間に後部座席9が配設され、後部フレーム20を有する後部車体10とから構成されている。また、前部フレーム5のチェーンステー5aとバックホーク5bとの各後端部が前部連結板5cに固着されて結合されている。そして、後部車体10の骨格部をなす後部フレーム20前端に後部連結板12が固着され、この後部連結板12と前部連結板5cとをボルト結合させることにより、前部車体8と後部車体10とを連結させている。
【0027】
なお、この実施の形態では、三輪自転車は電動自転車であり、補助駆動ユニット7に内蔵された電動モータの補助駆動力を、人の踏力に加えることができるように構成されている場合を述べているが、これに限るものではなく、補助駆動ユニット7を有せず、人力だけで駆動する三輪自転車にも、以下の構成を適用可能である。また、図1における5dは駆動力を後部車体10側に入力する入力チェーン13の上部前寄り部分を覆う前部チェーンカバー、14は、後部フレーム20の一部をなす固定前後フレーム11の上方に取り付けられて入力チェーン13の上部後方側を覆う後部チェーンカバーである。
【0028】
図2、図3に示すように、後部フレーム20は、後部車体10の幅方向中央箇所下部において前後方向に延びるように配設されている固定前後フレーム11と、左右に延設され、固定前後フレーム11の前後方向略中央位置の上辺部に固着された固定横フレーム15と、固定前後フレーム11の下辺部における前後方向の前端部位置と後端部位置とに固着されて、後部座席9の底面を支持する固定底部フレーム16と、後述する揺動フレーム29とから構成されている。そして、この固定底部フレーム16における後部寄り箇所に、後部座席9の椅子の脚部9aが取り付けられた状態で、後部座席9が固定されている。後部座席9には、座部9bや背あて部9c、下カバー部9dが設けられており、また、固定底部フレーム16の前側部分の上面には、足載せ台9fが固着されている。この足載せ台9fは、後輪軸23よりも低い位置に取り付けられており、このように足載せ台9fを低い位置に配置することで、乗車し易くなり、利便性が向上するように図られている。さらに、後部座席9を両側方および後方から覆う後部車体カバー17が固定底部フレーム16に取り付けられており、後部車体カバー17の上部側面には、折畳式の幌屋根18が取り付けられている。
【0029】
図3に示すように、固定横フレーム15の幅方向中央部には入力軸支持ブラケット22が固着されており、この入力軸支持ブラケット22は、左右一対の後輪2側へ伝達する駆動力、すなわちペダル6からの踏力および補助駆動ユニット7の補助駆動力が入力チェーン13を介して入力される入力軸21を回転自在に支持している。固定横フレーム15の両側部寄り箇所、すなわち、入力軸支持ブラケット22の両側方箇所には、揺動中心軸支持ブラケット25がそれぞれ固着されており、これらの揺動中心軸支持ブラケット25は、後輪軸23を揺動自在に支持する揺動中心軸24を回転自在に支持している。ここで、これらの入力軸支持ブラケット22と揺動中心軸支持ブラケット25とにより、入力軸21の軸心21aと揺動中心軸24の軸心21aとが側面から見て同じ位置となる、同軸心位置に配設されて支持されている。また、この実施の形態では、入力軸支持ブラケット22と揺動中心軸支持ブラケット25とが固定横フレーム15から後方に延びた姿勢で固着されている。
【0030】
入力軸21には、その幅方向中央寄り位置に、入力チェーン13からの駆動力を入力する1次入力ギヤ26が取り付けられ、また、入力軸21の両側部には、入力軸21の駆動力を出力する駆動側伝達輪体としての左右の1次出力ギヤ27A、27Bが入力軸21と一体的に回転するように取り付けられている。ここで、1次入力ギヤ26は、ラッチ機構などからなる一方向クラッチが内蔵されたフリーギヤで構成されている。そして、入力チェーン13が前進方向に駆動されて1次入力ギヤ26の上部側が前側に移動するように回転される場合には、この駆動力を入力軸21に伝達するが、入力チェーン13が後退方向に駆動された場合や、1次入力ギヤ26が停止した状態で、入力軸21の上部が前側に回転するなど、1次入力ギヤ26よりも入力軸21が相対的に前進方向に回転することが、許容されるようになっている。
【0031】
揺動中心軸24には、後輪軸受28を介して、後輪軸23を回転自在に支持する揺動フレーム29が、揺動中心軸24を中心として揺動自在に組みつけられ、この揺動フレーム29により左右の後輪軸23が連結されている。
【0032】
左右の後輪軸23における1次出力ギヤ27A、27Bに対応する位置には、従動側伝達輪体としての2次ギヤ30A、30Bがそれぞれ取り付けられ、これらの1次出力ギヤ27A、27Bと2次ギヤ30A、30Bとにわたって、無端状体としての伝達チェーン31が掛け渡されている。ここで、左右の2次ギヤ30A、30Bは、一方向クラッチが内蔵されたフリーギヤで構成され、左右の2次ギヤ30A、30Bの上部側が前側に回転される場合など、後輪軸23に対して2次ギヤ30A、30Bが前進方向に回転する場合には、この駆動力を後輪軸23に伝達するが、例えば、2次ギヤ30A、30Bが停止した状態で、後輪軸23の上部が前側に回転するなど、2次ギヤ30A、30Bよりも後輪軸23が相対的に前進方向に回転することが、許容されるようになっている。
【0033】
さらに、後部車体10に設けられている全てのギヤ、すなわち、1次入力ギヤ26、左右の1次出力ギヤ27A、27B、左右の2次ギヤ30A、30Bは、そのボス部に形成された雌ねじ部26a,27a,27b,30a,30bが全て右ねじである標準部品が用いられている。
【0034】
すなわち、図4に示すように、入力軸21の左端部は、その端部に右ねじの雄ねじ部21aが形成されているとともにその内側に鍔部21bが形成された一般的な、ねじ取付構造とされ、入力軸21が前進方向(a方向)に回転することにより、左の1次出力ギヤ27Aが鍔部21b側に押し付けられて、いわゆる締め付け方向に規制されて位置決めされるようになっている。
【0035】
一方、入力軸21における1次入力ギヤ26が取り付けられる箇所では、入力軸21が左右に2分割されており、左分割入力軸21Aの右端部外周に右ねじの雄ねじ部21cが形成され、この雄ねじ部21cに、1次入力ギヤ26のボス部に形成された右ねじの雌ねじ部26aが螺合されて、1次入力ギヤ26が前進方向(a方向)に回転することにより、1次入力ギヤ26が、雄ねじ部21cの内側に形成された鍔部21d側に押し付けられて、いわゆる締め付け方向に規制されて位置決めされるようになっている。
【0036】
また、左分割入力軸21Aの右端内周には左ねじからなる雌ねじ部21eが形成され、この雌ねじ部21eに、右分割入力軸21Bの左端外周に形成された左ねじの雄ねじ部21fが螺合されており、左分割入力軸21Aが前進方向(a方向)に回転することにより、右分割入力軸21Bが左分割入力軸21Aに締め付けられた状態で位置決め固定されるようになっている。
【0037】
また、右分割入力軸21Bは、左端の雄ねじ部21fが最も小径で、右側ほど太径の段付き形状に形成され、右端に最も太径の鍔部21gが形成されており、その内側に右ねじからなる雄ねじ部21hが形成されている。そして、右分割入力軸21Bが左分割入力軸21Aに組みつけられる前に、右の1次出力ギヤ27Bが右分割入力軸21Bの左側部分から入れられ、右の1次出力ギヤ27Bの右雌ねじ部27bが、右分割入力軸21Bにおける右端近傍の右ねじの雄ねじ部21hに螺合されており、右分割入力軸21Bが前進方向(a方向)に回転することにより、右の1次出力ギヤ27Bが右分割入力軸21Bの右端に形成された鍔部21g側に押し付けられて、いわゆる締め付け方向に規制されて位置決めされるようになっている。
【0038】
また、図5に示すように、左の後輪軸23の右端部には、2次入力ギヤ30Aを取り付けるためのフリーギヤ受け35が、左の後輪軸23と一体的に回転するように取り付けられており、このフリーギヤ受け35の右側外周に右ねじの雄ねじ部35aが形成され、この左側に雄ねじ部35aよりも大径の鍔部35bが形成されている。そして、フリーギヤ受け35の雄ねじ部35aに、フリーギヤからなる左の2次ギヤ30Aの右ねじの雌ねじ部30aが螺合されて、左の2次ギヤ30Aが前進方向(a方向)に回転することにより、この2次入力ギヤ30Aが、フリーギヤ受け35の鍔部35b側に押し付けられて、いわゆる締め付け方向に規制されて位置決めされるようになっている。なお、図5における36は、2次入力ギヤ30Aがフリーギヤ受け35から脱落することを防止するシャフトストッパである。
【0039】
さらに、図6に示すように、右の後輪軸23の左端部には、2次入力ギヤ30Bを取り付けるためのフリーギヤ受け37が、右の後輪軸23と一体的に回転するように取り付けられており、このフリーギヤ受け37の右側外周に右ねじの雄ねじ部37aが形成され、この左側に雄ねじ部37aよりも大径の鍔部37bが形成されている。そして、フリーギヤ受け37の雄ねじ部37aに、フリーギヤからなる右の2次ギヤ30Bの右ねじの雌ねじ部30bが螺合されて、右の2次ギヤ30Bが前進方向(a方向)に回転することにより、この2次入力ギヤ30Bが、フリーギヤ受け37の鍔部37b側に押し付けられて、いわゆる締め付け方向に規制されて位置決めされるようになっている。
【0040】
また、図7に示すように、揺動フレーム29の後端部と、後部座席9の座部9bを支持する座部支持フレーム9gとの間には、サスペンションばね32を備えたサスペンション機構33が介装されている。そして、後輪2が地面から受けた振動が、前記サスペンション機構33により吸収される状態で、後部座席9が支持されている。なお、34は後輪用のディスクブレーキ装置である。
【0041】
上記構成によれば、後部座席9がサスペンション機構33で受けられた状態で後部車体10に支持されているので、三輪自転車を走行させた際に、地面から後輪2に振動を受けた場合でも、この振動が、サスペンション機構33で吸収され、後部座席9に載った利用者の乗り心地が良好となる。
【0042】
そして、このようにサスペンション機構33を装着して、利用者の乗り心地を向上させることができながら、入力軸21と揺動中心軸24とが同軸心に配設されているため、後輪2が揺動中心軸24を中心として揺動した場合でも、図7(a)、(b)に示すように、入力軸21に取り付けた1次出力ギヤ27A、27Bと、後輪軸23に取り付けた2次ギヤ30A、30Bとの距離が変化せずに一定であり、この結果、これらの1次出力ギヤ27A、27Bと2次ギヤ30A、30Bとを連動させる伝達チェーン31の距離変動を吸収するためのチェーンテンショナーなどの機構が不要となり、その分だけ製造コストを低減させることができる。
【0043】
また、左右の分割入力軸21A、21Bを連結するねじ部分は左ねじであるため、この部分の製造コストについては若干の製造コストの上昇を招くものの、後部車体10に設けられている全てのギヤ、すなわち、1次入力ギヤ26、左右の1次出力ギヤ27A、27B、左右の2次ギヤ30A、30Bは、そのボス部に形成された雌ねじ部26a,27a,27b,30a,30bが全て右ねじである標準部品が用いられているため、総合的には、製造コストを低減させることができる。すなわち、ギヤの雌ねじ部を左ねじにした場合には特注品となって製造コストが極めて高くなるが、このようなことがない。
【0044】
また、自転車のフレームが前部フレーム5と後部フレーム20とに分割され、これらの前部フレーム5と後部フレーム20とが結合されて組み付けられているので、この三輪自転車を前部フレーム5と後部フレーム20とに分割して運搬することが可能となり、フレームが前後に分割されていないものと比較して、運搬を容易に行うことができる。
【0045】
また、上記構成によれば、入力軸21や揺動中心軸24よりも後方に後輪軸23を配置しているため、運転者が乗るサドル4位置から入力軸21までの距離を所定距離に決めた場合に、運転者が乗るサドル4位置と後部座席9との間に、後部座席9に対して人が乗り降りするスペースを取り易くなり、利便性が向上する。さらに、後部座席9に設けられた足載せ台9fが、後輪軸23よりも下方に配置されているので、足載せ台9fを低い位置に配置できて、乗車し易くなる。
【0046】
また、この構成により、後部車体10を安定して支持できるとともに、サスペンション機構33を介して後部座席9を支持しているので、後輪2からの振動をサスペンション機構33により吸収することができ、乗り心地が良好となる。また、1次入力ギヤ26や2次ギヤ30A、30Bとしてフリーギヤを用いて、左右の後輪2が差動できる構造としたので、走行時の回転半径を小さくすることができるとともに、曲がって走行する際などに、片方の後輪2が地面に対して空回りしなくて済んで、耐久性が向上する。
【0047】
なお、上記実施の形態においては、入力軸21や揺動中心軸24よりも後方に後輪軸23を配置した場合を述べたが、これに限るものではなく、後輪軸23を入力軸21や揺動中心軸24よりも前方に配置してもよい。この場合は、運転者が乗るサドル位置と後部座席9との間の人が乗り降りするスペースが狭くなる欠点があるものの、後輪軸23や後部座席9を前寄りに配置しやすくなって、三輪自転車を前後方向にコンパクト化し易くなる。さらに、上記図3などに示す、揺動中心軸24を省いて、揺動中心軸支持ブラケット25を後方まで延設し、この揺動中心軸支持ブラケット25により後輪軸23自体を回動自在に支持するように構成してもよい。
【0048】
また、上記実施の形態では、駆動側伝達輪体や従動側伝達輪体としてギヤ27A、27B、30A、30Bを用い、無端状体として伝達チェーン31を用いた場合を述べたが、これに限るものではなく、プーリやベルトを用いることもできる。また、直接ギヤ同士を噛み合わせることも可能であるが、この場合には、ギヤ間の距離があまり離れていない場合に限られる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、左右一対の後輪側へ伝達する駆動力が入力される入力軸と、後輪軸を揺動自在に支持する揺動中心軸とを、同軸心に配設したことにより、後輪が揺動中心軸を中心として揺動するようにサスペンション機構を装着することができながら、伝達輪体間の相対位置の距離変動を吸収するための機構が不要となり、製造コストを低減させることができる。
【0050】
また、入力軸を左右に2分割し、左分割入力軸の左端部に形成した右ねじの雄ねじ部に、左側の1次出力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させ、左分割入力軸の右端部外周に形成した右ねじの雄ねじ部に、1次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させ、右分割入力軸の右端部近傍箇所に形成した右ねじの雄ねじ部に、右側の1次出力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させ、左分割入力軸の右端部内周に形成した左ねじの雌ねじ部に、右分割入力軸の左端部外周に形成した左ねじの雄ねじ部を螺合させることで、1次入力輪体や1次出力輪体として、そのボス部の雌ねじ部が右ねじである標準部品を使用でき、製造コストを低減させることができる。
【0051】
また、左右の後輪軸に、入力軸からの駆動力を入力する2次入力輪体を、それぞれ左右の後輪軸に一体的に回転するように取り付けられた輪体受けを介して、取り付けるように構成し、左側の2次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を、左側の輪体受けの右側外周に形成した右ねじの雄ねじ部に螺合させ、右側の2次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を、右側の輪体受けの左側外周に形成した右ねじの雄ねじ部に螺合させることで、入力軸からの駆動力を入力する2次入力輪体も、そのボス部の雌ねじ部が右ねじである標準部品を使用でき、製造コストをさらに低減させることができる。
【0052】
さらに、自転車のフレームを前部フレームと後部フレームとに分割して組み付けることで、運搬を容易に行うことができる。
また、後輪軸を、入力軸および揺動中心軸よりも後方に配設することで、運転者が乗るサドル位置と後部座席との間に、後部座席に対して乗り降りするスペースを取り易くなって、利便性が向上する。
【0053】
また、後輪軸を、入力軸および揺動中心軸よりも前方に配設することで、運転者が乗るサドル位置と後部座席とを近づけることができて、三輪自転車を前後方向にコンパクト化し易くなる。
【0054】
また、人を乗せる後部座席と揺動フレームとの間に、サスペンション機構を介装することで、後輪からの振動をサスペンション機構により吸収することができて、乗り心地を向上させることができる。
【0055】
さらに、後部座席に設けられた足載せ台を、後輪軸よりも下方に配置することで、足載せ台を低い位置に配置できて、乗車し易くなり、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る三輪自転車の全体斜視図である。
【図2】同三輪自転車の全体側面図である。
【図3】同三輪自転車の後部の平面図である。
【図4】同三輪自転車の入力軸およびその近傍箇所の部分切欠平面図である。
【図5】同三輪自転車の左側の後輪軸およびその近傍箇所の部分切欠平面図である。
【図6】同三輪自転車の右側の後輪軸およびその近傍箇所の部分切欠平面図である。
【図7】同三輪自転車の後部の側面図で、(a)は外力を受けていない状態を示し、(b)は地面から上向きの力を受けた状態を示す。
【図8】従来の三輪自転車の後輪駆動装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 前輪
2 後輪
4 サドル
5 前部フレーム
5c 前部連結板
6 ペダル
7 補助駆動ユニット
8 前部車体
9 後部座席
9f 足載せ台
9g 座部支持フレーム
10 後部車体
11 固定前後フレーム
12 後部連結板
13 入力チェーン
15 固定横フレーム
16 固定底部フレーム
20 後部フレーム
21 入力軸
21a,21c,21h,21f,35a,37a 雄ねじ部
21b,21d,21g,35b,37b 鍔部
21A 左分割入力軸
21B 右分割入力軸
22 入力軸支持ブラケット
23 後輪軸
24 揺動中心軸
25 揺動中心軸支持ブラケット
26 1次入力ギヤ
21e,26a,27a,27b,30a,30b 雌ねじ部
27A、27B 1次出力ギヤ
28 後輪軸受
29 揺動フレーム
30A、30B 2次ギヤ
31 伝達チェーン(無端状体)
32 サスペンションばね
33 サスペンション機構
35,37 フリーギヤ受け

Claims (9)

  1. 左右一対の後輪側へ伝達する駆動力が入力される入力軸と、
    後輪軸を揺動自在に支持する揺動中心軸と、
    前記入力軸に取り付けられた左右一対の駆動側伝達輪体と、
    前記後輪軸に取り付けられて、前記駆動側伝達輪体からの駆動力が、無端状体を介してまたは直接に伝達される左右の従動側伝達輪体とを備え、
    前記入力軸と前記揺動中心軸とを同軸心に配設したことを特徴とする三輪自転車。
  2. 入力軸に、入力軸への駆動力を入力する1つの1次入力輪体と、入力軸からの駆動力を出力する2つの1次出力輪体とを取り付け、
    前記入力軸を左右に2分割し、
    左分割入力軸の左端部に形成した右ねじの雄ねじ部に、左側の1次出力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させて、この左側の1次出力輪体を取り付け、左分割入力軸の右端部外周に形成した右ねじの雄ねじ部に、1次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させて、この1次入力輪体を取り付け、
    右分割入力軸の右端部近傍箇所に形成した右ねじの雄ねじ部に、右側の1次出力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を螺合させて、この右側の1次出力輪体を取り付け、
    左分割入力軸の右端部内周に形成した左ねじの雌ねじ部に、右分割入力軸の左端部外周に形成した左ねじの雄ねじ部を螺合させて、左右の分割入力軸同士を結合させたことを特徴とする請求項1に記載の三輪自転車。
  3. 左右の後輪軸に、入力軸からの駆動力を入力する2次入力輪体を、それぞれ左右の後輪軸に一体的に回転するように取り付けられた輪体受けを介して、取り付けるように構成し、
    左側の2次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を、左側の輪体受けの右側外周に形成した右ねじの雄ねじ部に螺合させて、左側の2次入力輪体を取り付け、
    右側の2次入力輪体に形成した右ねじの雌ねじ部を、右側の輪体受けの左側外周に形成した右ねじの雄ねじ部に螺合させて、右側の2次入力輪体を取り付けたことを特徴とする請求項1または2に記載の三輪自転車。
  4. 自転車のフレームが前部フレームと後部フレームとに分割され、これらの前部フレームと後部フレームとが結合されて組み付けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の三輪自転車。
  5. 人を乗せる後部座席が後輪間に配設されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の三輪自転車。
  6. 後輪軸を、入力軸および揺動中心軸よりも後方に配設していることを特徴とする請求項5に記載の三輪自転車。
  7. 後輪軸を、入力軸および揺動中心軸よりも前方に配設していることを特徴とする請求項5に記載の三輪自転車。
  8. 自転車のフレームが前部フレームと後部フレームとに分割され、
    後部フレームは、前部フレームに連結され、前部フレームとの連結部から後方に延設された固定前後フレームと、前記固定前後フレームから両側方に延設され、入力軸および揺動中心軸を回転自在に支持する固定横フレームと、後部車体の底部をなす固定底部フレームと、揺動中心軸を中心として揺動自在に支持され、後輪軸を回転自在に支持する揺動フレームとを有し、
    人を乗せる後部座席を、この脚部が前記固定底部フレームに取り付けられた状態で固定し、
    前記後部座席と揺動フレームとの間に、サスペンション機構を介装したことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の三輪自転車。
  9. 人を乗せる後部座席が後輪間に配設され、
    後部座席に設けられた足載せ台が、後輪軸よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の三輪自転車。
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