JP2004230874A - 樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】カッタケースの内部を可視化する。
【解決手段】カッタケース1の円筒面23には、カッタケース1の外部に配設されているカメラ15に接続された光ファイバスコープ14を導入するための導入口24と、カッタケース1の外部に配設されている光源19に接続された光ファイバスコープ18を導入するための導入口25とが形成されている。光ファイバスコープ14、18の各先端部分は、撮像すべき対象の近傍まで導入されて固定され、また、光ファイバスコープ18の先端部は、光ファイバスコープ14によってカッタ刃5による樹脂2の切断状況を良好な明るさのもとで撮像が可能なように領域20を照射するように固定されている。撮像された状況は画像表示装置17により監視される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転中のホットカット装置の内部を可視化するための、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カッタケース内にて、押出し溶融樹脂を回転カッタにより切断してペレット化し、このペレットを水流により冷却して冷却水とペレットの混流物として排出し、ペレットを製造するホットカット装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来の、各種樹脂材料をペレット化する装置であるホットカット装置の一例を図5に示す。
【0004】
不図示の樹脂混錬押出機などにより圧送された溶融樹脂202は、ダイプレート203に並列に形成されたダイ孔204より連続的にカッタケース201内に押し出される。円筒状のカッタケース201にはダイプレート203に対向してカッタユニット206が設けられている。カッタユニット206のカッタホルダ208にはカッタ刃205が取り付けられており、モータ207により回転駆動されるとともに前後移動用ハンドルによって前後進可能となっている。ダイ孔204から連続的にカッタケース201内に押し出された樹脂は、モータ207により回転駆動されるカッタ刃205により連続的に切断されてペレット209となる。ペレット209は遠心力によりカッタケース201内面へ飛ばされる。空気211で満たされたカッタケース201内には水流入口210から供給された冷却水の水流211による水膜が形成されており(例えば、特許文献2の図1参照)、ペレット209は冷却固化されるとともに、カッタケース201下部にある水流出口212から、冷却水とペレット209の混流物として連続排出される。
【0005】
【特許文献1】
特開平1−168404号公報
【特許文献2】
特開平11−300739号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ホットカット装置においては、カッタケースの内部で溶融樹脂が切れ不良となると内部で詰まり、大きなトラブルへつながる可能性があった。このため、カッタケースの内部で溶融樹脂の切れ不良が発生していないかどうかを監視する必要があったが、従来の装置は、上述したように、ダイプレートと円筒状のカッタケース、カッタユニットに囲まれた構成であるため、カッタケースの内部を観察することが困難であった。カッタケースの円筒部分に透明の窓を設けたとしても、カッタケースの円筒内面に沿って冷却水とペレットの混流物が流れているために内部の観察は不可能であった。そこで、モータが取り付けられたカッタケースの端面側に、カッタユニットに干渉しないような小さな窓を設けてみたが、窓が小さいためにやはり内部が観察しにくい欠点があった。
【0007】
そこで、本発明は、カッタケースの内部での溶融樹脂の切れ不良等の監視を可能とする樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムは、押し出された溶融樹脂が切断されてペレット化される際の切断状況を監視するための樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムであって、
溶融樹脂が押し出されるダイ孔が形成されたダイプレートと、
前記ダイ孔より押し出された溶融樹脂を切断するカッタ刃を保持するカッタホルダを備え、前記カッタホルダを回転駆動させるカッタユニットと、
前記ダイ孔より押し出された溶融樹脂を切断するカッタ刃を回転可能に保持したカッタユニットと、
前記カッタユニットにより切断されたペレットを捕集するカッタケースと、
前記カッタケースの内部を撮像するカメラと、
前記カメラによって撮像された画像を表示する画像表示装置と、を有することを特徴とする。
【0009】
上記のとおりの本発明の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムは、ペレットを捕集するカッタケースの内部を撮像するカメラと、カメラによって撮像された画像を表示する画像表示装置とを有するので、カッタケース内が可視化され、樹脂を切断する際に切れ不良等が発生していないかどうかを容易に監視することができる。
【0010】
また、本発明の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムは、カッタケースの外部に配置されたカメラと、一端がカッタケースの内部に導入され、他端がカメラに接続された光ファイバスコープを有するものであってもよい。この場合、カメラが外部に配置されているので、カメラが熱によって破損するおそれがない。なお、低融点の樹脂を処理する場合にはカッタケースの内部にカメラを備えている構成としてもよい。これにより、システムの簡略化が図れる。
【0011】
また、本発明の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムは、カメラによるカッタケースの内部の観察に必要な光量がカッタケース内で得られない場合には、カッタケースの内部を照らす光源を有するものであってもよい。この場合、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムは、カッタケースの外部に配置された光源と、一端がカッタケースの内部に導入され、他端が光源に接続された光ファイバスコープとを有する構成としてもよいし、あるいは、カッタケースの外部に光源を備え、カッタケースに、光源が発した光をカッタケースの内部に入射させるための窓が形成されている構成としてもよい。また、光源は、ストロボ照明などの発光周期が可変のものであってもよい。
【0012】
また、本発明の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムは、カメラによって撮像された画像を記録する記録手段を有するものであってもよい。
【0013】
また、上述した本発明の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムにおける、カメラ、および光ファイバスコープの先端部からダイプレートのダイス面までの距離は、30〜200mmの範囲内とするのが好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本実施形態における、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムの模式図を示す。
【0015】
本実施形態の樹脂混練押出機用ホットカット装置は、樹脂2を連続的に押し出すための、ダイ孔4が並列して形成されたダイプレート3と、ダイ孔4より押し出された樹脂2を連続的に切断してペレット9とするためのカッタユニット6と、ペレット9を水流11により冷却して捕集し、冷却水とペレット9の混流物として連続排出するカッタケース1と、一端がカッタケース1内に導入された光ファイバスコープ14の他端に接続された、カッタケース1内を撮像するカメラ15と、カメラ15で撮像された画像を表示する画像表示装置17と、一端がカッタケース1内に導入された光ファイバスコープ18の他端に接続された、カメラ15で撮像するカッタケース1内の領域に光を照射する光源19とを有する。
【0016】
ダイプレート3には不図示の樹脂混錬押出機が接続されており、この樹脂混錬押出機により圧送されてきた樹脂がダイ孔4よりカッタユニット6へと連続的に押し出される。
【0017】
カッタユニット6のカッタホルダ8はカッタ刃5を備えており、モータ7により回転駆動されるとともに前後移動用ハンドルによって前後進可能となっている。ダイ孔4から連続的にカッタケース1内に押し出された樹脂2は、モータ7により回転駆動されるカッタ刃5により連続的に切断されてペレット9となる。
【0018】
カッタケース1は円筒状であり、円筒面23と、ダイプレート3が取り付けられた第1の側面21と、第1の側面21に対向する面であり、カッタユニット6が取り付けられた第2の側面22とで概ね構成されている。
【0019】
カッタケース1には冷却水を供給するための水流入口10と、冷却水とペレット9の混流物を連続排出するための水流出口12がカッタケース1の下部に形成されている。回転するカッタ刃5により切断された際の遠心力によりカッタケース201内面へ飛ばされたペレット209は、水流入口10から供給され、カッタケース1の内壁面に形成された水流11による水膜により冷却されて上述した水流出口12より混流物として連続的に排出される。
【0020】
また、カッタケース1の円筒面23には、カッタケース1の外部に配設されているカメラ15に接続された光ファイバスコープ14を導入するための導入口24と、カッタケース1の外部に配設されている光源19に接続された光ファイバスコープ18を導入するための導入口25とが形成されている。これら導入口24、25は不図示のシール剤によりシールされている。なお、本実施形態では、導入口24、25が円筒面23に形成された例を示したが、これに限定されるものではなく、必要であれば、第1の側面21、あるいは第2の側面22に形成されているものであってもよい。第2の側面22にはカッタユニット6が取り付けられているが、導入口24、25は、線径の細い光ファイバスコープ14、15を導入するのに必要な開口面積をとるだけでよいので、導入口24、25とカッタユニット6との干渉が問題となることはない。
【0021】
カッタユニット6へと導入された光ファイバスコープ14、18の各先端部分は、撮像すべき対象の近傍まで導入され、不図示の固定部材により固定されている。光ファイバスコープ14の先端部14aは、水流11およびペレット9との旋回流に邪魔されることなく、カッタ刃5による樹脂2の切断状況を観察できる位置に固定されている。また、光源19に接続された光ファイバスコープ18の先端部は、光ファイバスコープ14によってカッタ刃5による樹脂2の切断状況を良好な明るさのもとで撮像が可能なように、図1に示す領域20を照射するように固定されている。
【0022】
光ファイバスコープ14に接続されたカメラ15により撮像された画像データは、信号伝送経路16を介してカメラ15から画像表示装置17へと伝達される。空気13で満たされたカッタケース1内は、カッタケース1の内壁面を水流11とペレット9とが旋回しながら冷却されている状態にあるが、光ファイバスコープ14は、水流11およびペレット9との旋回流に邪魔されることなく、かつ、光源19に接続された光ファイバスコープ18により十分な光量が供給されているため、樹脂2がカッタ刃5により切断されている状況を良好な状態で撮像することができる。よって、作業者は、画像表示装置17による樹脂の切れ不良等を容易に監視することができ、樹脂の切れ不良による詰まりが発生した場合にも即座に対応することができることとなる。
(第2の実施形態)
図2に、本実施形態における、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムの模式図を示す。なお、本実施形態の基本的な構成は、第1の実施形態で説明した樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムと同様であるため、異なる部分のみについて説明する。また、本実施形態の説明に用いる符号は、第1の実施形態と同じ部材には第1の実施形態と同じ符号を用いるものとする。
【0023】
本実施形態のカッタケース1は、円筒面23に、カッタケース1の外部に配設されている光源39からの光をカッタケース1の内部に導入するための透明な窓40が設けられている。よって、第2の側面22には、カッタケース1の外部に配設されているカメラ15に接続された光ファイバスコープ14を導入するための導入口24のみが形成されており、第1の実施形態で示した光ファイバスコープ18を導入するための導入口25は形成されていない。
【0024】
窓40は、図2に示すように、光源39が発する光がカッタ刃5により樹脂2が切断されている領域を含む領域7を照らすことができるように、カッタケース1内に入り込んだ形状となっている。
【0025】
以上説明したように、本実施形態によれば、光ファイバスコープ14に接続されたカメラ15は、水流11およびペレット9との旋回流に邪魔されることなく、かつ、光源39が発する光が窓40から入射し、カッタ刃5により樹脂2が切断されている領域を照らすため、樹脂2がカッタ刃5により切断されている状況を良好な状態で撮像することができる。よって、本実施形態も、第1の実施形態と同様に、作業者は、画像表示装置17による樹脂の切れ不良等を容易に監視することができ、樹脂の切れ不良による詰まりが発生した場合にも即座に対応することができる。
(第3の実施形態)
図3に、本実施形態における、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムの模式図を示す。なお、本実施形態の基本的な構成も、第1の実施形態で説明した樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムと同様であるため、異なる部分のみについて説明する。また、本実施形態の説明に用いる符号は、第1の実施形態と同じ部材には第1の実施形態と同じ符号を用いるものとする。
【0026】
第1の実施形態では、カメラ15がカッタケース1の外部に配設された構成となっていたが、本実施形態では、カメラ15aがカッタケース1の内部に配置された構成となっている。このカメラ15aは、水流11およびペレット9との旋回流に邪魔されることなく、カッタ刃5による樹脂2の切断状況を観察できる位置に固定されている。
【0027】
本実施形態の構成は、カッタケース1内に溶融樹脂が存在するため、カメラ15aが熱によって破損してしまうおそれがあるので高融点樹脂の処理装置には利用できないが、低融点樹脂処理装置においては、カメラ15aに接続する光ファイバスコープが不要となるため、より簡単な構成で、第1の実施形態と同様の機能を実現することができる。また、第2の実施形態との組み合わせ、すなわち、光源側にも光ファイバスコープを用いずにカッタケース1に透明な窓を設け、外部に配設された光源からの光を入射させる構成とするものであってもよい。
【0028】
以上説明したように、本実施形態によれば、カメラ15aは、水流11およびペレット9との旋回流に邪魔されることなく、かつ、光ファイバスコープ18により十分な光量が供給されているため、樹脂2がカッタ刃5により切断されている状況を良好な状態で撮像することができる。よって、本実施形態も、第1の実施形態と同様に、作業者は、画像表示装置17による樹脂の切れ不良等を容易に監視することができ、樹脂の切れ不良による詰まりが発生した場合にも即座に対応することができる。
(第4の実施形態)
図4に、本実施形態における、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムの模式図を示す。なお、本実施形態の基本的な構成も、第1の実施形態で説明した樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムと同様であるため、異なる部分のみについて説明する。また、本実施形態の説明に用いる符号は、第1の実施形態と同じ部材には第1の実施形態と同じ符号を用いるものとする。
【0029】
第1の実施形態では、光ファイバスコープ14を介してカメラ15で撮像された画像を画像表示装置17によりモニタリングする構成となっていたが、本実施形態では、画像表示装置17の代わりにパーソナルコンピュータ50が接続された構成となっている。すなわち、光ファイバスコープ14を介してカメラ15で撮像された画像の画像データをパーソナルコンピュータ50に取り込み、パーソナルコンピュータ50内の記録手段に画像を記録することができ、必要があれば、画像処理を行うことも可能な構成となっている。
【0030】
以上説明したように、本実施形態によれば、光ファイバスコープ14に接続されたカメラ15は、水流11およびペレット9との旋回流に邪魔されることなく、かつ、光ファイバスコープ18により十分な光量が供給されているため、樹脂2がカッタ刃5により切断されている状況を良好な状態で撮像することができる。よって、作業者は、パーソナルコンピュータ50による樹脂の切れ不良等を容易に監視することができ、樹脂の切れ不良による詰まりが発生した場合にも即座に対応することができることとなる。
【0031】
なお、上記各実施形態による光ファイバスコープ14の先端部14a、あるいはカッタケース1内の設置されるカメラ15aの最適な設置位置はダイプレート3の正面またはその近辺が好ましく、光ファイバスコープ14の先端部14a、あるいはカメラ15aからダイプレート3のダイス面3aまでの距離l=30〜200mm(図3、4参照)が好ましい。
【0032】
この位置を逸脱し、ダイプレート3に近づけると観察が不可能となり、逆に離れすぎると画像が暗くなることで、これもまた観察不可能となる。またカッタケース1の円筒面23側に近い場合、カッタケース1の内周面には水流11が流れているため光ファイバスコープ14(あるいはカメラ15a)および水流11の流れの双方に悪影響を及ぼす恐れがある。
【0033】
また、各実施形態では、独立の光源19、39を使用した例で示したが、これは光量不足を補うためであり、観察状況により、あるいは必要な光量が確保できれば、撮像領域を照射するための別置きの光源19、39および光ファイバスコープ18を必要とせず、カメラ15に接続される撮像用の光ファイバスコープ14のみを使用した構成とするものであってもよい。
【0034】
また、各実施形態において撮像される画像は、静止画もしくは動画のいずれであってもよく、また、光源19、39としては、ストロボ照明などの発光周期が可変な照明であってもよい。
【0035】
また、各実施形態においては光源19、39はカッタケース1の外部に配置された例を示したが、これに限定されるものではなく、熱によって破損する可能性の少ない低融点樹脂処理装置の場合、防水、耐熱加工を施すなどしてカッタケース1の内部に配置するものであってもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ペレットを捕集するカッタケース内にその内部を撮像するカメラと、カメラによって撮像された画像を表示する画像表示装置とを有するので、カッタケース内において、樹脂の切断を切断する際、切れ不良等が発生していないかどうかを容易に監視することができる。よって、切れ不良等が発生した場合にも即座に発見できるため、大きなトラブルに繋がることなく対処することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムの模式図である。
【図2】本発明の第2の実施形態における、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムの模式図である。
【図3】本発明の第3の実施形態における、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムの模式図である。
【図4】本発明の第4の実施形態における、樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムの模式図である。
【図5】従来の樹脂混練押出機用ホットカット装置の一例の模式図である。
【符号の説明】
1 カッタケース
2 樹脂
3 ダイプレート
3a ダイス面
4 ダイ孔
5 カッタ刃
6 カッタユニット
7 モータ
7、20 領域
8 カッタホルダ
9 ペレット
10 水流入口
11 水流
12 水流出口
13 空気
14a 先端部
14、18 光ファイバスコープ
15、15a カメラ
16 信号伝送経路
17 画像表示装置
19、39 光源
21 第1の側面
22 第2の側面
23 円筒面
24、25 導入口
40 窓
50 パーソナルコンピュータ

Claims (9)

  1. 押し出された溶融樹脂が切断されてペレット化される際の切断状況を監視するための樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システムであって、
    溶融樹脂が押し出されるダイ孔(4)が形成されたダイプレート(3)と、
    前記ダイ孔(4)より押し出された溶融樹脂を切断するカッタ刃(5)を保持するカッタホルダ(5)を備え、前記カッタホルダ(5)を回転駆動させるカッタユニット(6)と、
    前記カッタ刃(5)により切断されたペレットを捕集するカッタケース(1)と、
    前記カッタケース(1)の内部を撮像するカメラ(15、15a)と、
    前記カメラ(15、15a)によって撮像された画像を表示する画像表示装置(17)と、を有することを特徴とする樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
  2. 前記カッタケース(1)の外部に配置された前記カメラ(15)と、一端が前記カッタケース(1)の内部に導入され、他端が前記カメラ(15)に接続された光ファイバスコープ(14)とを有する、請求項1に記載の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
  3. 前記カッタケース(1)の内部に前記カメラ(15a)を備えている、請求項1に記載の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
  4. 前記カッタケース(1)の内部を照らす光源(19、39)を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
  5. 前記カッタケース(1)の外部に配置された光源(19)と、一端が前記カッタケース(1)の内部に導入され、他端が前記光源(19)に接続された光ファイバスコープ(18)とを有する、請求項4に記載の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
  6. 前記カッタケース(1)の外部に前記光源(39)を備え、前記カッタケース(1)に、前記光源(39)が発した光を前記カッタケース(1)の内部に入射させるための窓(40)が形成されている、請求項4に記載の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
  7. 前記光源(19、39)は発光周期が可変である、請求項4から6のいずれか1項に記載の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
  8. 前記カメラ(15、15a)によって撮像された画像を記録する記録手段を有する、請求項1から7のいずれか1項に記載の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
  9. 前記カメラ(15a)、および前記光ファイバスコープ(14)の先端部(14a)から前記ダイプレート(3)のダイス面(3a)までの距離が30〜200mmの範囲内である、請求項1から8のいずれか1項に記載の樹脂混練押出機用ホットカット装置の可視化システム。
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