JP2010017377A - 内視鏡システム、内視鏡用光源装置、並びに内視鏡用光源装置の動作制御方法 - Google Patents

内視鏡システム、内視鏡用光源装置、並びに内視鏡用光源装置の動作制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010017377A
JP2010017377A JP2008181134A JP2008181134A JP2010017377A JP 2010017377 A JP2010017377 A JP 2010017377A JP 2008181134 A JP2008181134 A JP 2008181134A JP 2008181134 A JP2008181134 A JP 2008181134A JP 2010017377 A JP2010017377 A JP 2010017377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
socket
illumination
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008181134A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Shidara
健一 設楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008181134A priority Critical patent/JP2010017377A/ja
Publication of JP2010017377A publication Critical patent/JP2010017377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】コストを掛けずに、且つ、清掃を行わなくとも、照明光の光量を本来の明るさに保つ。
【解決手段】光源用ソケット19と集光レンズ73との間の光路上に、ロータリーシャッタ57を配置する。光源装置12のCPU58は、電子内視鏡10の使用終了時に押される検査ボタン51のオフ操作に応じ、ロータリーシャッタ57を遮光位置へ移動させる。光源用コネクタ17が光源用ソケット19から外されるときには、光源用ソケット19と集光レンズ73との間は、ロータリーシャッタ57の各遮光部91a、91bのいずれかにより遮断されている。ファン77の回転により光源用ソケット19の開口より塵埃が侵入しても、集光レンズ73に塵埃が付着することはない。
【選択図】図2

Description

本発明は、被検体内を撮像する内視鏡と、被検体内を照明する照明光を内視鏡に供給する光源装置とを備えた内視鏡システム、内視鏡用光源装置、並びに内視鏡用光源装置の動作制御方法に関する。
従来、医療や工業分野において、内視鏡システムを利用した検査が広く普及している。内視鏡システムは、内視鏡と、プロセッサ装置と、光源装置とを備える。内視鏡は、被検体内を撮像する撮像素子、および被検体内を照明する照明光を導光するライトガイドを有する。内視鏡は、撮像素子の信号線が繋がれた通信用コネクタ、およびライトガイドの入射端が露呈した光源用コネクタをさらに有する。内視鏡は、これらのコネクタを介して、プロセッサ装置、および光源装置と着脱自在に接続される。
プロセッサ装置は、内視鏡の通信用コネクタが着脱自在に接続される通信用ソケットを有し、撮像素子と信号の遣り取りをして内視鏡画像を生成する。内視鏡画像はモニタ等に表示され、検査に供せられる。
光源装置は、照明光を発する光源、ファン、内視鏡の光源用コネクタが着脱自在に接続される光源用ソケット、および光源からの照明光をライトガイドの入射端に集光する集光レンズ等の光学部材を有する。ファンは、熱源である光源の近傍に配置される。ファンには、光源装置内部の熱気を、通気口から外部に排出する吸気ファンが用いられる。通気口は、光源用ソケットの反対側(光源側)の光源装置の外装カバーに形成されている。光学部材は、光源と光源用ソケットの間に配置されている。
施術者は、検査が終了すると、スイッチ操作によりプロセッサ装置から撮像素子への給電をオフし、また光源装置の光源を消灯させる。そして、各コネクタを各ソケットから抜去し、内視鏡と各装置とを離脱させる。
このとき、施術者は、次回の検査に備える、操作が面倒等の理由で、光源装置の主電源をオフしないことが多い。光源装置の主電源をオフしないと、ファンは回転を続ける。光源用コネクタが抜去されて光源用ソケットが開口した状態でファンが回転を続けると、光源用ソケットから通気口へと気流の経路が形成される。このため、光源用ソケットから光源装置内部に外気とともに塵埃が侵入し、光学部材に塵埃が付着してしまう。光学部材に塵埃が付着すると、光学部材の透過率が低下し、照明光の本来の光量をライトガイドに入射させることができなくなる問題が発生する。
かかる問題を解決するために、従来の光源装置では、ビデオデッキ等に採用されている開閉可能な蓋を、光源用ソケットの開口に設けている。この蓋は、例えば、開口を閉じる位置にバネ付勢されている。蓋は、光源用コネクタが接続されるときにはバネの付勢に抗して開き、光源用コネクタが抜去されたときにはバネの付勢力で閉じて開口を塞ぎ、外部からの塵埃の侵入を防ぐ。
また、上記同様の光学部材の塵埃対策として、特許文献1が提案されている。特許文献1では、光学部材であるダイクロックミラーをミラーボックスに収容している。ミラーボックスには、ダイクロックミラーに向けて光を通す開口が形成されており、この開口を塵埃侵入防止用の光透過性のカバー板で塞いでいる。また、カバー板上の埃を払うブラシを設ける態様も記載されている。
特開2007−089861号公報
しかしながら、従来の蓋を用いる方法、および特許文献1に記載の発明は、いずれも蓋、カバー板やブラシといった部品が必要である。このため、装置構造が複雑化し、コストアップの一因になる。加えて、ブラシを使用した清掃が必要であった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを掛けずに、且つ、清掃を行わなくとも、照明光の光量を本来の明るさに保つことにある。
上記目的を達成するために、本発明の内視鏡システムは、被検体内を撮像する撮像素子、前記被検体内を照明する照明光を導光するライトガイド、前記撮像素子の信号線が繋がれた通信用コネクタ、および前記ライトガイドの入射端が露呈した光源用コネクタを有する内視鏡と、前記通信用コネクタが着脱自在に接続される通信用ソケットを有し、前記撮像素子と信号の遣り取りをして内視鏡画像を生成するプロセッサ装置と、前記照明光を発する光源、前記光源用コネクタが着脱自在に接続される光源用ソケット、前記光源からの前記照明光を前記ライトガイドの入射端に入射させる光学部材、前記光源用ソケットと前記光学部材の間に設けられ、前記照明光を通過させる通光位置と前記照明光を遮光する遮光位置とで移動自在な遮光部材、および前記遮光部材の駆動を制御する駆動制御手段を有する光源装置と、前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを、直接的または間接的に検出する検出手段とを備え、前記駆動制御手段は、前記検出手段により前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを検出した場合、前記遮光部材を前記遮光位置に移動させることを特徴とする。
なお、「前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを、直接的または間接的に検出する」の「直接的」とは、文字通り光源用コネクタと光源用ソケットの着脱状態を検出することである。一方、「間接的」とは、検出の対象となっている現象の次に、光源用コネクタが光源用ソケットから抜かれるであろうと予測し、該現象の有無を検出することで、直接的な検出に代える態様を指す。
前記遮光部材は、前記照明光の光路上に回転可能に取り付けられ、前記照明光を通過させる照明期間、および前記照明光を遮光する遮光期間を一定周期で交互に設けるためのロータリーシャッタである。また、前記光学部材は、前記光源からの前記照明光を前記ライトガイドの入射端に集光する集光レンズである。
前記遮光部材は、前記光源用ソケット、または前記光学部材のうち、いずれかの近傍に配置されている。
前記検出手段は、前記撮像素子への給電をオフするための第一操作手段の操作入力状態を検出する。または、前記検出手段は、前記通信用コネクタと前記通信用ソケットの着脱状態を検出する。
前記検出手段は、前記光源を消灯させるための第二操作手段の操作入力状態を検出する。または、前記検出手段は、前記光源用コネクタと前記光源用ソケットの着脱状態を検出する。あるいは、前記検出手段は、前記内視鏡画像の生成状態を検出する。
本発明の内視鏡用光源装置は、被検体内を照明する照明光を発する光源と、前記照明光を導光するライトガイドの入射端が露呈した内視鏡の光源用コネクタが着脱自在に接続される光源用ソケットと、前記光源からの前記照明光を前記ライトガイドの入射端に入射させる光学部材と、前記光源用ソケットと前記光学部材の間に設けられ、前記照明光を通過させる通光位置と前記照明光を遮光する遮光位置とで移動自在な遮光部材と、前記遮光部材の駆動を制御する駆動制御手段とを備え、前記駆動制御手段は、前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを、直接的または間接的に検出手段で検出した場合、前記遮光部材を前記遮光位置に移動させることを特徴とする。
また、本発明の内視鏡用光源装置の動作制御方法は、被検体内を照明する照明光を導光するライトガイドの入射端が露呈した内視鏡の光源用コネクタが光源用ソケットから抜去されることを、直接的または間接的に検出する検出ステップと、前記検出ステップで前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを検出した場合、光源からの前記照明光を前記ライトガイドの入射端に入射させる光学部材と前記光源用ソケットとの間に設けられ、前記照明光を通過させる通光位置と前記照明光を遮光する遮光位置とで移動自在な遮光部材を、前記遮光位置に移動させる駆動制御ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、既存の遮光部材で光学部材に塵埃が付着することを防止するから、コストを掛けずに、且つ、清掃を行わなくとも、塵埃の付着による光学部材の透過率の低下を防止することができ、ひいては照明光の光量を本来の明るさに保つことができる。
[第一実施形態]
図1および図2に示すように、電子内視鏡システム2は、被検者の体腔(被検体)内を撮影する電子内視鏡10と、内視鏡画像を生成するプロセッサ装置11と、体腔内を照明するための照明光を電子内視鏡10に供給する光源装置12とから構成されている。
電子内視鏡10は、体腔内に挿入される可撓性の挿入部13と、挿入部13の基端部分に連設され、施術者が手元で操作を行う操作部14と、操作部14に接続されるユニバーサルコード15と、ユニバーサルコード15の先端に設けられた通信用コネクタ16および光源用コネクタ17とから構成される。通信用コネクタ16および光源用コネクタ17はそれぞれ、プロセッサ装置11および光源装置12の外装カバーの前面に設けられた通信用ソケット18および光源用ソケット19に着脱自在に接続される。
挿入部13の先端部20には、観察窓30、照明窓31が設けられている。観察窓30の奥には、体腔内の像光を取り込むための光学系32が取り付けられ、さらに光学系32の奥には、CCD33が取り付けられている。なお、撮像素子としてはCCD33に限らず、CMOSを用いてもよい。
CCD33には、ユニバーサルコード15を介してプロセッサ装置11との各種信号の遣り取りを媒介するための信号線34、35が接続されている。信号線34、35は、ユニバーサルコード15、通信用コネクタ16、および通信用ソケット18を介してプロセッサ装置11に接続される。通信用コネクタ16には、プロセッサ装置11への着脱状態(通信用コネクタ16が通信用ソケット18に差し込まれているか否か)を検出するための検出ピン36が設けられている。
照明窓31の奥には、照射レンズ37が設けられている。照射レンズ37には、光源38からの照明光を導くライトガイド39の出射端が面している。ライトガイド39は、多数の光ファイバー(例えば、石英からなる)を束ねて形成される。ライトガイド39は、挿入部13、操作部14、ユニバーサルコード15、および光源用コネクタ17の内部を通っており、光源用コネクタ17の後方に入射端40が露呈している。光源用コネクタ17を光源用ソケット19に接続すると、光源用ソケット19の開口を通じて、ライトガイド39の入射端40が光源装置12の内部に挿入される。
プロセッサ装置11の外装カバーの前面には、プロセッサ装置11の電源のオン/オフ操作をするための主電源スイッチ50と、検査開始時と終了時に押され、CCD33への給電をオン/オフするための検査ボタン(第一操作手段に相当)51が設けられている。
プロセッサ装置11には、主電源スイッチ50により駆動され、各部へ電力を供給する主電源回路52、タイミング/ドライバ回路53、信号処理部54、プロセッサ装置11を統括的に制御するCPU55が備えられている。
タイミング/ドライバ回路53は、通信用ソケット18、通信用コネクタ16、信号線34を介して、CCD33に接続される。タイミング/ドライバ回路53は、CPU55からの指示を受け、生成したタイミング信号(クロックパルス)により、CCD33の蓄積電荷の読み出しタイミング、CCD33の電子シャッタのシャッタ速度等を制御する。
信号処理部54は、信号線35、通信用コネクタ16、通信用ソケット18を介して、CCD33に接続される。CCD33から出力された撮像信号は、信号処理部54で増幅、A/D変換等の各種画像処理が施されて映像信号とされ、プロセッサ装置11にケーブル接続されたモニタ56に内視鏡画像として表示される。
CPU55は、プロセッサ装置11内の各部を統括的に制御する他、検査ボタン51のオン/オフ操作を監視している。CPU55は、検査ボタン51がオン操作されると、検査開始と判断してタイミング/ドライバ回路53にCCD33の駆動を指示する。タイミング/ドライバ回路53は、CCD33への給電を開始するとともに、前述のタイミング信号をCCD33に送る。これにより、CCD33による体腔内の撮像が開始される。
また、CPU55は、検出ピン36の導通の有無を監視し、通信用コネクタ16と通信用ソケット18の着脱状態を検出する。通信用コネクタ16が通信用ソケット18に接続され、検出ピン36の導通が検出されると、CPU55は、電子内視鏡10に内蔵されている図示しない半導体メモリに保存された、電子内視鏡10の種類やスコープ径を示す型番等の識別情報を受信する。CPU55は、受信した識別情報を元に、ロータリーシャッタ57を回転させるか否かを判断する。
ロータリーシャッタ57を回転させるか否かの判断は、例えば、識別情報のスコープ径に応じて行われる。スコープ径が細く、従ってライトガイドを構成する光ファイバの本数も少ない電子内視鏡は、照明光の積算光量が小さい(照明光による発熱量が小さい)ので、ロータリーシャッタ57を回転させないと判断する。逆に、スコープ径が太い電子内視鏡の場合は、照明光による発熱を抑えるため、ロータリーシャッタ57を回転させると判断する。
CPU55と光源装置12の各部を制御するCPU58とは、各装置11、12に設けられた通信回路59、60により電気的に接続されており、通信回路59、60を通じて各信号の遣り取りを行う。これにより、光源装置12のCPU58は、検査ボタン51のオン/オフ操作を認識し、また、ロータリーシャッタ57を回転させるか否かの判断結果を受信する。
光源装置12は、前述の光源38、照明光の照明期間を制御するロータリーシャッタ57、およびCPU58の他に、各部へ電力を供給する主電源回路70、照明光の光量を調節する絞り調節機構71、絞り調節機構71を駆動させるアイリスドライバ72、集光レンズ73、ロータリーシャッタ57を回転させるモータ74、モータ74を駆動させるモータドライバ75、ロータリーシャッタ57の回転位置を検出する位置センサ76、光源装置12内を冷却するファン77から構成されている。
光源装置12の外装カバーの前面には、主電源回路70の駆動をオン/オフして、光源装置12全体の電源のオン/オフ操作をするための主電源スイッチ78、光源38の点灯と消灯とを指示する光源スイッチ(第二操作手段に相当)79が設けられている。
光源38は、光源スイッチ79がオン操作されると、CPU58の指示の下、図示しない光源点灯回路により点灯し、前面に位置する絞り調節機構71へと照明光を照射する。なお、光源38は、例えばキセノン光源、ハロゲン光源、LED(発光ダイオード)、蛍光発光素子、またはLD(レーザーダイオード)等が使用される。
絞り調節機構71は、光源38と集光レンズ73との間に位置し、モニタ56に表示される内視鏡画像の明るさが略一定となるように、照明光の光量を調節する。絞り調節機構71は、照明光を通過させる絞り径を可変させる絞り羽根、およびこの絞り羽根を移動させるモータから構成され、絞り径の変化により照明光の通過面積を変化させて、ライトガイド39の入射端40へ入射させる照明光の光量を調節する。
CPU58は、プロセッサ装置11の図示しない測光回路で算出された画像データの測光値を判断し、必要に応じて、アイリスドライバ72を駆動制御して絞り調節機構71の絞り径を変化させる。アイリスドライバ72は、CPU58より絞り径を小さくする指示を受信すると、絞り羽根が閉じて照明光の光径を小さくするように、絞り調節機構71を駆動させる。一方、絞り径を大きくする指示を受信すると、絞り羽根が開いて照明光の光径を広げるように、絞り調節機構71を駆動させる。このようにして、照明光の光量が調節される。
絞り調節機構71は、CPU58の指示に基づくアイリスドライバ72によって駆動される。アイリスドライバ72は、主電源回路70から電力が供給されるとともに、CPU58からの駆動制御信号を受けて絞り調節機構71を駆動する。
集光レンズ73は、絞り調節機構71とロータリーシャッタ57との間に位置し、絞り調節機構71で光量調節された照明光を集光する。集光レンズ73で集光された照明光は、ロータリーシャッタ57を介して入射端40へ入射し、ライトガイド39によって照射レンズ37まで導かれ、照明窓31を通して体腔内を照明する。
ロータリーシャッタ57は、集光レンズ73と光源用ソケット19との間に位置し、入射端40に対面している。また、ロータリーシャッタ57の位置は、集光レンズ73よりも光源用ソケット19側に寄せられており、光源用ソケット19の近傍に配置されている。
図3に示すように、ロータリーシャッタ57は、互いに対向する二箇所に扇型の切り欠き部を有する略円板状を成している。この切り欠き部はそれぞれ、絞り調節機構71、集光レンズ73を介した照明光を通過させる、第一通光部90aと第二通光部90bである。そして、各通光部90a、90bとそれぞれ隣り合い、互いに対向する二箇所に位置しているのが、照明光を遮光する第一遮光部91aと第二遮光部91bである。
ロータリーシャッタ57は、光源38の光軸と平行に配されたモータ74の回転軸74aに接続されている。モータ74はパルスモータからなり、モータドライバ75から供給される駆動パルスにより回転する。モータドライバ75の駆動によりモータ74が回転し、回転軸74aとともにロータリーシャッタ57が回転する。ロータリーシャッタ57の回転により、各通光部90a、90bと各遮光部91a、91bとが、入射位置(入射端40に対面する位置)に交互に移動する。なお、モータ74はDCモータ等他のモータでもよい。
図3(A)に示すように、集光レンズ73の前面に各通光部90a、90bが位置しているとき、ロータリーシャッタ57は照明光を通過させる通光位置にあり、集光レンズ73で集光された照明光を入射端40へ通過させる。ロータリーシャッタ57が通光位置にあるときには、光が照射される照明期間となる。
図3(B)に示すように、集光レンズ73の前面に各遮光部91a、91bが位置しているとき、ロータリーシャッタ57は照明光を遮光する遮光位置にあり、このときは光が遮光される遮光期間となる。遮光期間には、各遮光部91a、91bにより、光源用ソケット19の開口が塞がれて光源用ソケット19と集光レンズ73との間が遮断される。
CPU58は、位置センサ76から出力される信号と、CPU55から通信回路59、60を経由して入力されるCCD33の電荷蓄積期間に基づき、CCD33の電荷蓄積期間と照明期間を同期させ、それ以外の期間は遮光期間とするように、ロータリーシャッタ57の回転を制御する。CCD33の電荷蓄積期間以外は照明光を遮光するため、連続的に照明光をあてた場合よりも積算光量が減少し、先端部20における発熱量が低下する。
位置センサ76は、フォトセンサ等から構成され、ロータリーシャッタ57の外周近傍に配置されている。位置センサ76は、ロータリーシャッタ57の回転位置が、通光位置から遮光位置に切り替わるとき、第一通光部90aと第一遮光部91a、第二通光部90bと第二遮光部91bの各境界92a、92bがその近傍を通過することを検出できる位置、およびロータリーシャッタ57の回転位置が、遮光位置から通光位置に切り替わるとき、第一遮光部91aと第二通光部90b、第二遮光部91bと第一通光部90aの各境界93a、93bがその近傍を通過することを検出できる位置に設けられている。位置センサ76は、各遮光部91a、91bが通過しているときはオン信号、各通光部90a、90bが通過しているときはオフ信号を、それぞれCPU58へ出力する。
図3(A)に示すように、各境界92a、92bが位置センサ76の近傍を通過するとき、位置センサ76の出力はオフ信号からオン信号に切り替わる。CPU58は、位置センサ76からの信号を受けて、ロータリーシャッタ57が遮光期間の開始位置にあることを検出する。一方、図3(B)に示すように、各境界93a、93bが位置センサ76の近傍を通過するとき、CPU58は、ロータリーシャッタ57が照明期間の開始位置にあることを検出する。
ファン77は吸気ファンであり、熱源である光源38の近傍に配置される。ファン77は、主電源スイッチ78がオン操作されると同時に回転して、光源装置12内の排気を行う。光源装置12の外装カバーの背面(光源用ソケット19の反対側)には、ファン77の回転によって吸気される熱気を外部へ排出させるための通気口80が設けられている。ファン77は、光源38の点灯により光源装置12内で滞留する熱気を通気口80へ排出することで、光源装置12内を冷却して適切な温度に保ち、過剰な熱気による光源装置12内の各部の劣化や損傷を防ぐ。ファン77は、一度回転を開始すると、光源スイッチ79のオフ操作に応じ光源38が消灯した後も回転を続ける。主電源スイッチ78がオフ操作されると、ファン77は回転を停止する。
検査ボタン51がオフ操作されると、その旨を示す信号が通信回路59、60を通してCPU55からCPU58に送られる。CPU58は、検査ボタン51がオフ操作されたことを表す信号を受けて、ロータリーシャッタ57を遮光位置に停止させる。
すなわち、CPU58は、モータドライバ75を作動させ、駆動パルスを一回出力させる毎に、位置センサ76の出力を監視する。CPU58は、各境界92a、92bのいずれか一方が、位置センサ76の近傍を通過するとき(図3(A)の状態)のオフ信号からオン信号への切り替わりを検出すると、各遮光部91a、91bのいずれか一方の中央付近が入射位置にくるように、所定数の駆動パルスをモータドライバ75から出力させる。その後、モータドライバ75の駆動を停止し、モータ74およびロータリーシャッタ57の回転を停止させる。このようにして、ロータリーシャッタ57は、集光レンズ73の前面を完全に覆う遮光位置への移動を完了する。
上記構成の作用について説明する。電子内視鏡システム2で検査を行う際には、通信用コネクタ16を通信用ソケット18に接続し、光源用コネクタ17を光源用ソケット19に接続することで、電子内視鏡10を各装置11、12に接続する。次に、プロセッサ装置11の主電源スイッチ50と光源装置12の主電源スイッチ78とをオン操作する。各主電源スイッチ50、78がオン操作されると、各主電源回路52、70から電力が供給されて、各CPU55、58が起動する。同時に、ファン77が回転を開始する。続いて、検査ボタン51をオン操作し、CCD33への給電を開始するとともに、光源スイッチ79をオン操作して光源38を点灯させ、検査を開始する。
CPU55は、主電源スイッチ50がオン操作されたときに、通信用コネクタ16と通信用ソケット18の着脱状態を、検出ピン36の導通の有無により判別し、CPU58へ判別結果を送信する。検出ピン36の導通が検出されると、CPU55は、接続された電子内視鏡10より受信した識別情報に基づき、ロータリーシャッタ57を回転させるか否かを判断する(図4、5のS4)。そして、通信回路59、60を介して判断結果をCPU58へ送信する。
ロータリーシャッタ57を回転させない判断がなされた場合(S4でNO)、ロータリーシャッタ57は電源オン時は遮光位置に停止しているので(S6でNO)、CPU58は、位置センサ76の検出結果に基づき、ロータリーシャッタ57を通光位置へ配置させる(S7)。
CPU58は、モータドライバ75を作動させ、駆動パルスを一回出力させる毎に、位置センサ76の出力を監視する。CPU58は、各境界93a、93bのいずれか一方が、位置センサ76の近傍を通過するとき(図3(B)の状態)の、位置センサ76の信号のオン信号からオフ信号への切り替わりを検出すると、各通光部90a、90bのいずれか一方の中央付近が入射位置にくるように、所定数の駆動パルスをモータドライバ75から出力させる。その後、モータドライバ75の駆動を停止させ、モータ74およびロータリーシャッタ57を停止させる。このようにして、各通光部90a、90bのいずれか一方の中央付近が入射位置に配置され、ロータリーシャッタ57は、集光レンズ73の前面を完全に開放する通光位置への移動を完了する。
一方、ロータリーシャッタ57を回転させる判断がなされた場合(S4でYES)は、ロータリーシャッタ57を通光位置に移動させず、遮光位置のままとする。なお、ロータリーシャッタ57を回転させない判断がなされた場合と同様に、ロータリーシャッタ57を通光位置に移動させてもよい。この場合はロータリーシャッタ57を回転させるか否かの判断に関わらず、主電源スイッチ78がオン操作されると、必ずロータリーシャッタ57が通光位置に移動する。
光源スイッチ79をオン操作すると、CPU58は、光源38を点灯させるための指示信号を図示しない光源点灯回路に送信する。光源点灯回路は、光源38を点灯させ、光源は照明光を発する。このとき、ロータリーシャッタ57を回転させない判断がなされていた場合、ロータリーシャッタ57は通光位置に移動されているので、照明光はそのままロータリーシャッタ57の各通光部90a、90bの一方を通過する。
一方、ロータリーシャッタ57を回転させる判断がなされていた場合は、CPU58は、プロセッサ装置11内のCPU55から通信回路59、60を経由してCPU58に入力されるCCD33の電荷蓄積期間に同期させた駆動パルスをモータドライバ75から継続して出力させて、モータ74およびロータリーシャッタ57を回転させる(S5)。ロータリーシャッタ57は、回転して各通光部90a、90bと各遮光部91a、91bとを交互に入射位置に移動させ、照明期間と遮光期間とを交互に繰り返し設けながら、通光位置にあるときに照明光を通過させ入射端38に入射させる。
このようにして、照明窓31から照明光が照射されると、施術者はモニタ56の内視鏡画像を確認しながら被検者の体腔内に挿入部13を挿入し、検査部位に先端部20を到達させて観察を行う。
検査部位の観察終了後、モニタ56の内視鏡画像を確認しながら、挿入部13を体腔内から抜去する。電子内視鏡10の抜去が完了したら、光源スイッチ79をオフ操作し、光源38を消灯させる。このとき、ロータリーシャッタ57が回転していた場合、CPU58はモータドライバ75の駆動パルスを停止させ、モータ74とともにロータリーシャッタ57の回転を停止させる。続いて、検査ボタン51をオフ操作して検査を終了すると、ロータリーシャッタ57を遮光位置に移動させ、モニタ56の内視鏡画像も消え、電子内視鏡10の使用が終了される。
電子内視鏡10の使用終了時のロータリーシャッタ57の制御について、図4を用いて説明する。電子内視鏡10の使用中、検査ボタン51はオン状態である(S1でNO)。検査が終了して検査ボタン51がオフ操作されると(S1でYES)、CPU55は、各通信回路59、60を介して、その旨を示す信号をCPU58へ送信する。信号を受信したCPU58は、位置センサ76からの信号を元に、適宜モータドライバ75を制御して、ロータリーシャッタ57を遮光位置へ配置させる(S2)。
CPU58は、主電源スイッチ78がオン状態であれば(S3でNO)、ファン77を回転させ続け、光源装置12内の冷却を続ける。主電源スイッチ78がオフ操作されると(S3でYES)、CPU58は駆動を停止し、ファン77の回転が停止し、その他、光源装置12の各部の動作も終了する。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態について、図5を用いて説明する。なお、第一実施形態と共通する部品については図1ないし図3にて付した符号を用いて説明し、また、重複する内容については説明を割愛する。
電子内視鏡10の使用中、通信用コネクタ16は通信用ソケット18に接続されており、従って検出ピン36は導通してCPU55へオン信号を出力している(S11でNO)。電子内視鏡10の使用終了後、通信用コネクタ16が通信用ソケット18から外され、検出ピン36が非導通となってオン信号からオフ信号に変化すると(S11でYES)、CPU55は、各通信回路59、60を介して検出結果をCPU58へ送信する。その後の処理は第一実施形態と同様であり、ロータリーシャッタ57を遮光位置に配置させ(S2)、主電源がオフされる(S3でNO)までファン77を回転させ続ける。
以上説明したように、電子内視鏡10の使用終了後、光源用コネクタ17が光源用ソケット19から外されるときに、ロータリーシャッタ57の各遮光部91a、91bのいずれか一方を入射位置に移動させ、光源用ソケット19の開口を塞いで光源用ソケット19と集光レンズ73との間を遮断するので、ファン77の回転中に光源用コネクタ17が外され、光源用ソケット19が開口した状態であっても、光源用ソケット19の開口から取り込まれた塵埃が集光レンズ73へ付着することはない。従って、照明光の光量を本来の明るさに保つことができる。
検出ピン36や検査ボタン51は、現行のプロセッサ装置に標準装備されている。上記各実施形態は、検査ボタン51がオフ操作されたこと、または検出ピン36が非導通となったことを受けて、ロータリーシャッタ57を遮光位置に移動させるというプログラムを組めば、簡単に実現することができる。このため、現行のプロセッサ装置に本発明を適用しようとした場合、ハードウェアの追加をせずとも、ソフトウェアの変更だけで対処することができる。
施術者の不注意で、光源38が消灯されないまま光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去されてしまうと、照明光が光源用ソケット19の開口から漏れて患者の目に入ることが懸念されるが、光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去されたときは、必ずロータリーシャッタ57が遮光位置に移動して照明光を遮っているので、防眩の効果もある。
また、ロータリーシャッタ57の位置は、光源用ソケット19と集光レンズ73との間であるが、上記各実施形態では光源用ソケット19の近傍に配置することで、各遮光部91a、91bのいずれか一方が光源用ソケット19の開口を覆う状態となり、集光レンズ73のみならず、光源装置12内への塵埃の侵入を防ぎ、光源装置12の各部への塵埃の付着も防ぐことができる。
上記各実施形態では、光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去されることを検出する検出手段として、それぞれ、検査ボタン51、通信用コネクタ16の検出ピン36を用いているが、その他、光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去されることを検出することができれば、これらに限ることはない。
電子内視鏡10が体腔内から抜去され、光源スイッチ79をオフ操作して光源38を消灯させるときも、検査が終了し、光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去されると考えられるので、光源スイッチ79のオフ操作の際に、CPU58がこれを検出する方法でもよい。この場合のロータリーシャッタ57の制御は、上記各実施形態に示した内容と同様であり、CPU58は、検査ボタン51に代えて光源スイッチ79のオン/オフの信号を監視すればよい。
また、光源用コネクタ17に、検出ピン36と同様の検出ピンを設け、これを検出手段としてもよい。その場合の制御は、上記各実施形態で示した内容と同様であり、CPU58は、通信用コネクタ16の検出ピン36に代えて光源用コネクタ17に設けられた検出ピンのオン/オフの信号を監視すればよい。
あるいは、モニタ56に表示される内視鏡画像が、通信異常等により正常に表示されなくなった場合も、光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去されると考えられるので、内視鏡画像の生成状態を検出する異常検出部を用いてもよい。
異常検出部は、例えば、信号処理部54の前段で画像データに検出データを付加し、信号処理部54から実際に出力される画像データと、正常動作時に出力されるであろう画像データとを比較する。そして、これらの画像データが一致する場合は内視鏡画像が正常に生成されていると判断し、一致しない場合は正常に生成されていないと判断する。もしくは、異常検出部は、CPU55のハングアップを検出するウォッチドッグタイマであってもよい。異常検出部で内視鏡画像が正常に生成されていないと判断すると、上記各実施形態に示したように、ロータリーシャッタ57を遮光位置に配置する。
異常検出部は、上記で例示した他にも、通信用コネクタ16が通信用ソケット18に着実に接続されているときのみにオンするセンサを設け、通信用コネクタ16と通信用ソケット18との接触不良を検出するものであってもよい。
以上、光源用コネクタが光源用ソケットから抜去されることを、直接的または間接的に検出する方法として、検査ボタン51の操作入力状態、検出ピン36の導通の有無(通信用コネクタ16と通信用ソケット18の着脱状態)、光源スイッチ79の操作入力状態、光源用コネクタ17と光源用ソケット19の着脱状態、内視鏡画像の生成状態を挙げたが、本発明はこれに限定されない。検出の対象となっている現象の次に、光源用コネクタが光源用ソケットから抜かれるであろうと予測し、該現象の有無を検出することで、直接的な検出に代えるものであれば、如何なるものでもよい。例えば、光源用コネクタに指が掛かったことを検知する、光源用コネクタに掛かる引っ張り力を検知する、あるいは、内視鏡の挿入部が被検体から抜かれたことを検知してもよい。
なお、上記各実施形態では、検査が終了して光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去されることを想定しているが、施術者がコードに足を引っ掛ける等して、検査の途中で不意に光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去された場合も、同様に対処することが可能である。
上記各実施形態では、遮光部材として、ロータリーシャッタ57を例に用いたが、絞り調節機構71を遮光部材として用いてもよい。その場合は、上記各実施形態にて光源38と集光レンズ73との間に配置されている絞り調節機構71を、集光レンズ73とロータリーシャッタ57との間に配置すればよい。
そして、上記各実施形態で示した光源用コネクタ17が光源用ソケット19から抜去されたときのロータリーシャッタ57の制御と同様に、各検出手段による検出信号に基づき、CPU58は、絞り調節機構71の絞り径が最小(全閉)となるようにアイリスドライバ72を駆動させる。絞り調節機構71の絞り径が最小となれば、絞り羽根が集光レンズ73の前面を覆うように移動し、光源用ソケット19との間を遮断する。このようにしても、集光レンズ73への塵埃の付着を防ぐことができる。
但し、上記の如く絞り調節機構71を遮光部材として用いた場合、集光レンズ73で光径がある程度絞られている照明光の光量をさらに調節する必要があるため、絞り調節機構71には精密な調節が要求される。このため、遮光部材としては、上記各実施形態で示したロータリーシャッタ57を用いることがより好ましい。
上記各実施形態では、ロータリーシャッタ57の位置は、光源用ソケット19と集光レンズ73との中間位置よりも、光源用ソケット19側に近付けて配置されているが、これとは逆に、集光レンズ73側に近づけて、各遮光部91a、91bが集光レンズ73の表面を覆うように配置しても、集光レンズ73への防塵効果は充分得られる。要するに、ファン77の吸気によって光源用ソケット19の開口から流入する外気が、集光レンズ73に当たらなければよく、ロータリーシャッタ57と光源用ソケット19、または集光レンズ73との距離が、好ましくは10mm以下であればよい。
上記各実施形態では、位置センサ76の設置箇所は、ロータリーシャッタ57の外周近傍であるが、これに限らず、ロータリーシャッタ57の遮光位置と通光位置を検出可能な位置であればよい。例えばロータリーシャッタ57の内部に配されてもよい。また、位置センサ76としては、フォトセンサに限らず、他の光電センサや他の方法を用いてもよい。
例えば、モータドライバ75からモータ74へ供給される駆動パルスをカウントするカウンタと、ロータリーシャッタ57が通光位置となる停止位置に応じたカウンタ出力値が格納された記憶手段とを光源装置12に設ける。そして、駆動パルスをカウンタで実測したカウンタ出力値と、記憶手段のカウンタ出力値とが一致したとき、ロータリーシャッタ57が通光位置にあることを検出する。
なお、塵埃の付着を防止する光学部材は集光レンズ73に限らない。従来技術で記載したダイクロックミラー等の他の光学部材でもよい。
上記各実施形態では、ロータリーシャッタ57の切り欠き部(通光部)が二箇所の場合を例示して説明したが、切り欠き部は二箇所に限定されるものではない。切り欠き部の個数は一箇所であっても、三箇所以上であっても何ら問題はない。
上記各実施形態では、電子内視鏡10を使用した場合で説明したが、電子内視鏡10に限らず、超音波内視鏡にも適用することができる。あるいは、生体観察用ではなく、工業用の内視鏡にも適用することができる。また、プロセッサ装置と光源装置とを別体としているが、これらを一体化したものについても、本発明を適用することができる。
電子内視鏡システムの概略構成を示す図である。 電子内視鏡システムの構成を示すブロック図である。 ロータリーシャッタと集光レンズの位置関係を示す図であり、(A)は、ロータリーシャッタが通光位置にある状態、(B)は遮光位置にある状態をそれぞれ示す。 第一実施形態に係るロータリーシャッタの制御を示すフローチャートである。 第二実施形態に係るロータリーシャッタの制御を示すフローチャートである。
符号の説明
2 電子内視鏡システム
10 電子内視鏡
11 プロセッサ装置
12 光源装置
16 通信用コネクタ
17 光源用コネクタ
18 通信用ソケット
19 光源用ソケット
33 CCD
36 検出ピン
38 光源
39 ライトガイド
50 主電源スイッチ
51 検査ボタン
55 CPU
57 ロータリーシャッタ
58 CPU
71 絞り調節機構
73 集光レンズ
76 位置センサ
77 ファン
79 光源スイッチ
90a、90b 第一、第二通光部
91a、91b 第一、第二遮光部

Claims (11)

  1. 被検体内を撮像する撮像素子、前記被検体内を照明する照明光を導光するライトガイド、前記撮像素子の信号線が繋がれた通信用コネクタ、および前記ライトガイドの入射端が露呈した光源用コネクタを有する内視鏡と、
    前記通信用コネクタが着脱自在に接続される通信用ソケットを有し、前記撮像素子と信号の遣り取りをして内視鏡画像を生成するプロセッサ装置と、
    前記照明光を発する光源、前記光源用コネクタが着脱自在に接続される光源用ソケット、前記光源からの前記照明光を前記ライトガイドの入射端に入射させる光学部材、前記光源用ソケットと前記光学部材の間に設けられ、前記照明光を通過させる通光位置と前記照明光を遮光する遮光位置とで移動自在な遮光部材、および前記遮光部材の駆動を制御する駆動制御手段を有する光源装置と、
    前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを、直接的または間接的に検出する検出手段とを備え、
    前記駆動制御手段は、前記検出手段により前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを検出した場合、前記遮光部材を前記遮光位置に移動させることを特徴とする内視鏡システム。
  2. 前記遮光部材は、前記照明光の光路上に回転可能に取り付けられ、前記照明光を通過させる照明期間、および前記照明光を遮光する遮光期間を一定周期で交互に設けるためのロータリーシャッタであることを特徴とする請求項1記載の内視鏡システム。
  3. 前記光学部材は、前記光源からの前記照明光を前記ライトガイドの入射端に集光する集光レンズであることを特徴とする請求項1または2記載の内視鏡システム。
  4. 前記遮光部材は、前記光源用ソケット、または前記光学部材のうち、いずれかの近傍に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の内視鏡システム。
  5. 前記検出手段は、前記撮像素子への給電をオフするための第一操作手段の操作入力状態を検出することを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の内視鏡システム。
  6. 前記検出手段は、前記通信用コネクタと前記通信用ソケットの着脱状態を検出することを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の内視鏡システム。
  7. 前記検出手段は、前記光源を消灯させるための第二操作手段の操作入力状態を検出することを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の内視鏡システム。
  8. 前記検出手段は、前記光源用コネクタと前記光源用ソケットの着脱状態を検出することを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の内視鏡システム。
  9. 前記検出手段は、前記内視鏡画像の生成状態を検出することを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の内視鏡システム。
  10. 被検体内を照明する照明光を発する光源と、
    前記照明光を導光するライトガイドの入射端が露呈した内視鏡の光源用コネクタが着脱自在に接続される光源用ソケットと、
    前記光源からの前記照明光を前記ライトガイドの入射端に入射させる光学部材と、
    前記光源用ソケットと前記光学部材の間に設けられ、前記照明光を通過させる通光位置と前記照明光を遮光する遮光位置とで移動自在な遮光部材と、
    前記遮光部材の駆動を制御する駆動制御手段とを備え、
    前記駆動制御手段は、前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを、直接的または間接的に検出手段で検出した場合、前記遮光部材を前記遮光位置に移動させることを特徴とする内視鏡用光源装置。
  11. 被検体内を照明する照明光を導光するライトガイドの入射端が露呈した内視鏡の光源用コネクタが光源用ソケットから抜去されることを、直接的または間接的に検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで前記光源用コネクタが前記光源用ソケットから抜去されることを検出した場合、光源からの前記照明光を前記ライトガイドの入射端に入射させる光学部材と前記光源用ソケットとの間に設けられ、前記照明光を通過させる通光位置と前記照明光を遮光する遮光位置とで移動自在な遮光部材を、前記遮光位置に移動させる駆動制御ステップとを備えることを特徴とする内視鏡用光源装置の動作制御方法。
JP2008181134A 2008-07-11 2008-07-11 内視鏡システム、内視鏡用光源装置、並びに内視鏡用光源装置の動作制御方法 Pending JP2010017377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008181134A JP2010017377A (ja) 2008-07-11 2008-07-11 内視鏡システム、内視鏡用光源装置、並びに内視鏡用光源装置の動作制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008181134A JP2010017377A (ja) 2008-07-11 2008-07-11 内視鏡システム、内視鏡用光源装置、並びに内視鏡用光源装置の動作制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010017377A true JP2010017377A (ja) 2010-01-28

Family

ID=41702850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008181134A Pending JP2010017377A (ja) 2008-07-11 2008-07-11 内視鏡システム、内視鏡用光源装置、並びに内視鏡用光源装置の動作制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010017377A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011114771A1 (ja) * 2010-03-16 2011-09-22 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 コネクタ接続システム、光源装置、内視鏡
JP2015138245A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 オリンパス株式会社 光ファイバの接続アダプタおよび内視鏡装置
JP2017124213A (ja) * 2013-03-15 2017-07-20 デピュイ・シンセス・プロダクツ・インコーポレイテッド 光制御された環境において感知する内視鏡
CN111513664A (zh) * 2020-05-06 2020-08-11 深圳开立生物医疗科技股份有限公司 光量控制方法、装置及相关设备
US10785461B2 (en) 2012-07-26 2020-09-22 DePuy Synthes Products, Inc. YCbCr pulsed illumination scheme in a light deficient environment
US10911649B2 (en) 2014-03-21 2021-02-02 DePuy Synthes Products, Inc. Card edge connector for an imaging sensor
US10917562B2 (en) 2013-03-15 2021-02-09 DePuy Synthes Products, Inc. Super resolution and color motion artifact correction in a pulsed color imaging system
US11083367B2 (en) 2012-07-26 2021-08-10 DePuy Synthes Products, Inc. Continuous video in a light deficient environment

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011114771A1 (ja) * 2010-03-16 2011-09-22 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 コネクタ接続システム、光源装置、内視鏡
CN102804515A (zh) * 2010-03-16 2012-11-28 奥林巴斯医疗株式会社 连接器连接系统、光源装置和内窥镜
US11070779B2 (en) 2012-07-26 2021-07-20 DePuy Synthes Products, Inc. YCBCR pulsed illumination scheme in a light deficient environment
US10785461B2 (en) 2012-07-26 2020-09-22 DePuy Synthes Products, Inc. YCbCr pulsed illumination scheme in a light deficient environment
US11083367B2 (en) 2012-07-26 2021-08-10 DePuy Synthes Products, Inc. Continuous video in a light deficient environment
US11863878B2 (en) 2012-07-26 2024-01-02 DePuy Synthes Products, Inc. YCBCR pulsed illumination scheme in a light deficient environment
JP2017124213A (ja) * 2013-03-15 2017-07-20 デピュイ・シンセス・プロダクツ・インコーポレイテッド 光制御された環境において感知する内視鏡
US10917562B2 (en) 2013-03-15 2021-02-09 DePuy Synthes Products, Inc. Super resolution and color motion artifact correction in a pulsed color imaging system
US11185213B2 (en) 2013-03-15 2021-11-30 DePuy Synthes Products, Inc. Scope sensing in a light controlled environment
WO2015111413A1 (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 オリンパス株式会社 光ファイバの接続アダプタおよび内視鏡装置
JP2015138245A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 オリンパス株式会社 光ファイバの接続アダプタおよび内視鏡装置
US10911649B2 (en) 2014-03-21 2021-02-02 DePuy Synthes Products, Inc. Card edge connector for an imaging sensor
US11438490B2 (en) 2014-03-21 2022-09-06 DePuy Synthes Products, Inc. Card edge connector for an imaging sensor
CN111513664A (zh) * 2020-05-06 2020-08-11 深圳开立生物医疗科技股份有限公司 光量控制方法、装置及相关设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010017377A (ja) 内視鏡システム、内視鏡用光源装置、並びに内視鏡用光源装置の動作制御方法
JP4959469B2 (ja) 光源装置
JP5000429B2 (ja) 光源装置
US20210307599A1 (en) Medical light source device and medical observation system
JP2007244680A (ja) 撮像システム
JP2022179746A (ja) 医療用制御装置、医療用観察システム、制御装置及び観察システム
JP2009213742A (ja) 内視鏡用光源装置
JP2009201887A (ja) 内視鏡システム
JP2009201543A (ja) 内視鏡システム
JP2006271869A (ja) 電子内視鏡装置
JP4855987B2 (ja) 内視鏡システム
US8562514B2 (en) Medical apparatus and endoscope system with memory function
JP2009213631A (ja) 内視鏡用先端フードおよびそれを備える内視鏡ユニット
JP5067938B2 (ja) 内視鏡の光源装置、および内視鏡システム
JP2009207806A (ja) 内視鏡の光源装置
JP5557699B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2007000373A (ja) 電子内視鏡
JP2009247666A (ja) 内視鏡用光源装置
JP5028284B2 (ja) 内視鏡の光源装置、および内視鏡システム
JP5467967B2 (ja) 内視鏡システム
JP5203783B2 (ja) 内視鏡システム
JP2015112154A (ja) 内視鏡
JP5438550B2 (ja) 内視鏡用撮像光学系及び内視鏡システム
WO2016143164A1 (ja) 冷却装置
JP2010088657A (ja) 内視鏡用光源装置