JP2004227222A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポインティングデバイスを筐体に実装する際の組立て性を高めることができる電子機器を提供する。
【解決手段】外壁10cを有する筐体10は、平坦な入力面18aを筐体10の内面10bに重ねて、ポインティングデバイス17を収容している。筐体10の外壁10cは筐体10の外方に露出された外面10aのうちポインティングデバイス17の入力面18aに対応する位置に入力操作用の操作領域30を設けている。これにより、ポインティングデバイス17は入力面18aを筐体10の内面10bに重ねた状態で筐体10に収容できるので、組立て性が向上する。
【選択図】 図2
【解決手段】外壁10cを有する筐体10は、平坦な入力面18aを筐体10の内面10bに重ねて、ポインティングデバイス17を収容している。筐体10の外壁10cは筐体10の外方に露出された外面10aのうちポインティングデバイス17の入力面18aに対応する位置に入力操作用の操作領域30を設けている。これにより、ポインティングデバイス17は入力面18aを筐体10の内面10bに重ねた状態で筐体10に収容できるので、組立て性が向上する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平坦な入力面を有するポインティングデバイスを備えたポータブルコンピュータのような電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばポータブルコンピュータのような電子機器には、前部筐体と後部筐体とにより構成されて外壁を形成する筐体に、平坦な入力面を有する入力装置を収容したものが知られている。この種の入力装置としては、例えば、静電容量を感知するシートを用いて情報を入力するポインティングデバイスや、圧力を感知する感圧フィルムを用いて情報を入力するタッチパネル等がある。
【0003】
入力装置を備えた電子機器は、従来、前部筐体の一部を開口させ、この開口に対応する位置に入力面が設けられるように入力装置を前部筐体の内面側に配置している。前部筐体の内面と入力面との間には、入力面を入力操作から保護する保護シートが設けられている。保護シートは前部筐体の開口を閉塞するように前部筐体の内面に重ねられている。入力装置と保護シートとの間は枠状の支持部材で密閉されている。入力装置は支持部材及び保護シートを介して接続部材により前部筐体と連結されている。そして、入力装置を覆うように前部筐体に後部筐体を連結させることで、入力装置を筐体の内部に収容している(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−329978号公報(段落0022〜段落0038、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、特許文献1に記載されている技術では、筐体に設けられた開口を閉塞するように入力面を保護する保護シートを設け、この保護シートを介して入力装置を前部筐体に連結している。そのため、入力装置を筐体に収容する際の作業工程が多く、組立てが面倒である。
【0006】
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもので、ポインティングデバイスを筐体に収容する際の組立て性を高めることができる電子機器の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の1つの形態に係る電子機器は、外面を有する筐体と、平坦な入力面を有し、この入力面を上記筐体の内面に重ねて上記筐体に収容されているポインティングデバイスと、上記筐体の外面のうち上記ポインティングデバイスの少なくとも一部に対応する位置に設けられた操作領域と、を設けたことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、入力面を筐体の内面に重ねてポインティングデバイスを筐体内に収容するので、入力面を保護する保護カバーが不要であり、組立てが容易である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を、電子機器としてのポータブルコンピュータに適用した図1〜図3を参照して説明する。
【0010】
図1は、ノート型のポータブルコンピュータ1を開示している。このポータブルコンピュータ1は、機器本体2と、液晶ディスプレイユニット3とを備えている。
【0011】
機器本体2は、不透明に着色された樹脂製の筐体10を有している。この筐体10は、ケース11とカバー12とを有して、偏平な箱状に形成されている。ケース11とカバー12とからなる筐体10の外壁10cは、筐体10の外方に露出された外面10aを有している。
【0012】
カバー12は、第1カバー12aと第2カバー12bとを有している。第1カバー12aの外方に露出された外面はパームレスト13を有している。第2カバー12bは第1カバー12aの後方に配置されており、この第2カバー12bにキーボード14が取付けられている。なお、この実施形態では、カバー12を複数の部材(第1カバー12a及び第2カバー12b)で形成しているが、カバー12は1つの部材で形成してもよい。第2カバー12bの後端部には、筐体10の幅方向に離間して一対のディスプレイ支持の脚部15が設けられている。
【0013】
液晶ディスプレイユニット3は、ディスプレイハウジング20及びこのディスプレイハウジング20に収容された液晶パネル21を備えている。ディスプレイハウジング20の前壁には、表示用の開口部22が設けられている。この開口部22は前壁の大部分にわたる大きさを有しており、この開口部22を通じて液晶パネル21の表示画面がディスプレイハウジング20の外方に露出されている。
【0014】
ディスプレイハウジング20は、その一端部に一対の連結凹部23を有している。これら連結凹部23は、ディスプレイハウジング20の前方、下方、後方に向けて開放する窪みにて構成されている。連結凹部23は、ディスプレイハウジング20の幅方向に離間して配置されており、夫々筐体10の脚部15に導かれている。そして、これら連結凹部23は、筐体10の後端部に夫々ヒンジ金具(図示せず)を介して回動可能に支持されている。
【0015】
そのため、液晶ディスプレイユニット3は、パームレスト13やキーボード14を上方から覆うように倒される閉じ位置と、パームレスト13やキーボード14を露出させるように起立する開き位置とにわたって回動可能となっている。なお、図1では、ポータブルコンピュータ1を開き位置で示している。
【0016】
筐体10の内部には、図2及び図3に示すように、プリント配線板16、HDD(図示せず)、及び、入力装置としてのポインティングデバイス17等が収容されている。プリント配線板16及びHDDは底壁にねじ止めされている。ポインティングデバイス17は入力シート18と駆動装置(図示せず)とを備えている。入力シート18は、例えば静電容量を感知するシートであって、一方の面が平坦な入力面18aとなっている。駆動装置は、入力シート18と電気的に接続されている。このポインティングデバイス17は、入力面18aを筐体10の内面10b、例えば第1カバー12aの内面中央部に重ねて貼り付けることで筐体10に収容されている。
【0017】
ところで、このポータブルコンピュータ1では、筐体10が不透明に着色された樹脂製であり、ポインティングデバイス17が筐体10内に収容されているので、筐体10の外側からでは入力面18aの位置が視認できない。そのため、このポータブルコンピュータ1では、筐体10の外面10aのうち、ポインティングデバイス17の少なくとも一部、例えば、入力面18aの略全面に対応する位置に入力操作用の操作領域30を設けている。つまり、このポータブルコンピュータ1では、入力シート18が第1カバー12aの内面中央部に重ねられているため、操作領域30は第1カバー12aの外面であるパームレスト13の中央部に設けられることとなる。
【0018】
操作領域30は、視覚或いは触覚によりその周囲と判別できるようにすればよい。操作領域30は、例えば、先端面31aが入力面18aと実質的に同じ面積となるように形成された凹部31を有するようにすることで実現できる。すなわち、凹部31の底面31aが操作領域30となる。
【0019】
なお、筐体10の内面10bの操作領域30に対応する位置は、図3(A)に示すように、周囲と面一としてもよい。また、入力面18aを筐体10の内面10aに重ねる際に入力シート18と操作領域30との位置合わせがし易いように、筐体10の内面10bの操作領域30に対応する位置を周囲の面と非連続となる面としてもよい。これは、筐体10の成型時に、先端面(下面)32aが入力面18aと実質的に同じ面積となる凸部32(図3(B)参照)を筐体10の内面10bに形成することで実現できる。
【0020】
このポータブルコンピュータ1では、ポインティングデバイス17を以下のようにして筐体10に収容する。まず、駆動装置と電気的に接続させた入力シート18の入力面18aを筐体10の内面10b(第1カバー12aの内面)の操作領域30に対応する位置に重ねる。粘着材で入力面18aを第1カバー12aの内面に貼り付ける。なお、入力面18aに予め粘着層を形成しておいてもよい。ポインティングデバイス17が貼り付けられた第1カバー12a及びキーボード14が取付けられた第2カバー12bをケース11に夫々取付ける。以上により、ポインティングデバイス17を筐体10に収容できる。
【0021】
上述のように、このポータブルコンピュータ1によれば、入力面18aを筐体10の内面10bに重ねてポインティングデバイス17を筐体10に収容できるので、入力面18aを保護する保護カバーが不要である。したがって、ポインティングデバイス17を筐体10に収容する際の組立て性を高めることができる。しかも、保護カバーを省略できるので、ポータブルコンピュータ1を軽量化できる。
【0022】
さらに、このポータブルコンピュータ1では、入力シート18を筐体10の内面10bに貼り付けることでポインティングデバイス17を筐体10に固定しているため、保護カバーだけでなくポインティングデバイス17を筐体10に取付けるための取付け部材も省略できる。したがって、さらなる組立て性の向上と軽量化が実現できる。
【0023】
また、このポータブルコンピュータ1では、筐体10の外方に露出された外面10aのうちポインティングデバイス17の少なくとも一部に対応する位置に入力操作用の操作領域30を設けたので、入力面18aを筐体10の内面10bに重ねてポインティングデバイス17を筐体10に収容しても、筐体10の外側から入力面18aの位置を容易に判別でき、操作性がよい。
【0024】
しかも、操作領域30は、視覚或いは触覚によりその周囲と判別されるものであればよく、筐体10にポインティングデバイス17を外部に露出させるための開口を設ける必要もない。したがって、筐体10をデザインする上での自由度が向上するので、意匠性にも優れている。
【0025】
さらに、この実施形態では、筐体10の成型時に所定の位置に凹部31を形成することで、操作領域30を筐体10の外面10aに設けることができる。すなわち、操作領域30を設けるために製造工程の追加を必要としないので、操作領域30の形成が容易である。
【0026】
また、筐体10を樹脂製とすることは、静電容量を感知する入力シート18の入力面18aを筐体10に接触するように重ねても、ポインティングデバイス17の動作に影響を与え難い点で好ましい。さらに、筐体10の外面10aにはパームレスト14が設けられており、このパームレスト14に操作領域30が設けられているので、ポインティングデバイス17の操作性がよい。
【0027】
以下、本発明の第2の実施形態を、図4を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1では、操作領域30が凸部33を有している。すなわち、凸部33の先端面33aが操作領域30となる。凸部33は、例えば、先端面(上面)33aが入力面18aと実質的に同じ面積となるように形成されている。なお、筐体10の内面10bの操作領域30に対応する位置は、図4(A)に示すように、周囲と面一としてもよい。また、入力面18aを筐体10の内面10bに重ねる際に入力シート18と操作領域30との位置合わせがし易いように、筐体10の内面10bの操作領域30に対応する位置を周囲の面と非連続となる面としてもよい。これは、例えば、底面34aが入力面18aと実質的に同じ面積となる凹部34を筐体10の内面10bに形成することで実現できる(図4(B)参照)。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0028】
この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、筐体10の成型時に所定の位置に凸部33を形成することで、操作領域30を筐体10の外面10aに設けることができる。すなわち、操作領域30を設けるために製造工程の追加を必要としないので、操作領域30の形成が容易である。
【0029】
以下、本発明の第3の実施形態を、図5を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、操作領域30が有する凹部31の底面31aの略全面に操作領域30を表示するシールが貼り付けられている。シール35には、紙又は樹脂製のフィルムの一方の面35aに粘着材を塗布したものを用いることができる。また、シール35の粘着材が塗布されていない他方の面35bには、所望により、色或いは柄を印刷等により施してもよい。また、シール35は、平坦に形成された筐体10の外面10aに貼り付けて操作領域30を表示させてもよい。また、第1或いは第2の実施形態のように、操作領域30が凹部31或いは凸部33を有するように形成し、この凹部31の底面31a或いは凸部33の先端面33aにシール35を貼り付けてもよい。平坦に形成された筐体10の外面10aに貼り付ける場合には、操作領域30を良好に表示するために、シール35の他方の面35bを筐体10の外面10aとは異なる色或いは柄とするとよい。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0030】
この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、操作領域30を表示するシール35は、所望の色或いは柄を印刷等により施すことができるので、筐体10の意匠性を向上させることができる。
【0031】
以下、本発明の第4の実施形態を、図6を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、操作領域30に、この操作領域30を表示する第1塗装層36を設け、操作領域30とは異なる領域に第1塗装層36とは色或いは柄の異なる第2塗装層37を設けている。その場合、操作領域30は、その周囲と面一に形成してもよい。また、第1或いは第2の実施形態のように、操作領域30が凹部31或いは凸部33を有するように形成し、この凹部31の底面31a或いは凸部33の先端面33aに第1塗装層36を設けてもよい。さらに、第2塗装層37は省略してもよい。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0032】
この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。なお、筐体10とは異なる色の第2塗装層37を設けるとともに第1塗装層36を省略してもよい。このようにすることにより、筐体10の色となる操作領域30を第2塗装層37の色となるその周囲と区別できる。
【0033】
以下、本発明の第5の実施形態を、図7を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、操作領域30がその周囲とは異なる表面粗さに形成されている。このとき、第1或いは第2の実施形態のように、操作領域30が凹部31或いは凸部33を有するように形成し、この凹部31の底面31a或いは凸部33の先端面33aをその周囲とは異なる表面粗さに形成してもよい。操作領域30の周囲は、操作領域30とは異なる表面粗さに形成してもよく、粗面化しなくてもよい。さらに、操作領域30を粗面化せず、操作領域30の周囲を粗面化してもよい。
【0034】
この実施形態では、筐体10の外面10aを平坦に形成するとともに、操作領域30のみ所望の表面粗さに形成している(図7参照(B)(C)参照)。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0035】
以下、本発明の第6の実施形態を、図8を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、操作領域30をその周囲と面一に形成するとともに、操作領域30をメッシュ状に形成している。このメッシュ状の部分は、筐体10の外壁10cの操作領域30に、例えば円形或いは多角形の孔38を所定の間隔で設けることで形成することができる。孔38の大きさ、形状、間隔は任意である。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0036】
以下、本発明の第7の実施形態を、図9を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1では、操作領域30をその周囲と面一に形成するとともに、操作領域30に例えば半球状の複数の凹み39を所定の間隔で形成している。これらの凹み39の大きさ、形状、間隔は任意である。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0037】
以下、本発明の第8の実施形態を、図10を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1では、操作領域30をその周囲と面一に形成するとともに、操作領域30に例えば半球状の複数の突起40を所定の間隔で形成している。これらの突起40の大きさ、形状、間隔は任意である。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0038】
なお、第1或いは第2の実施形態のように、操作領域30が凹部31或いは凸部33を有するように形成し、第6の実施形態に記載したメッシュ状部分、第7の実施形態に記載した複数の複数の凹み39、及び第8の実施形態に記載した複数の突起40を、凹部31の底面31a或いは凸部33の先端面33aに形成してもよい。
【0039】
以下、本発明の第9の実施形態を、図11を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1では、入力シート18が互いに異なる入力を実行する複数、例えば2つの入力セクションに分割されたポインティングデバイス17を採用している。例えば、第1入力セクションは、表示画面上のポインタの移動等の入力操作に用いられ、第2の入力セクションは、画面のスクロール等の入力操作に用いられる。これに伴い、操作領域30は、ポインティングデバイス17の2つの入力セクションに対応させて、互いに異なる入力操作を実行する第1操作セクション41及び第2操作セクション42に分割されている。
【0040】
この実施形態では、操作領域30が凹部31を有するように形成し、この凹部31内に第1操作セクション41と第2操作セクション42とを分割するリブ43を設けている。重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0041】
なお、入力シート18の入力セクションの数は任意であり、操作セクションは入力セクションの一部又は全部に対応させて分割させればよい。また、操作セクションは、リブにより分割するだけでなく、溝、シール、塗装、メッシュ、表面粗さ、複数の凹み、複数の突起等、或いはこれらの組合せにより、隣り合う操作セクションが判別できるように分割してもよい。さらに、操作領域30は、凹部31を有していなくてもよく、操作領域30をその周囲と面一にする或いは操作領域30が凸部33を有するようにしてもよい。その場合も、リブ、溝、シール、塗装、メッシュ、表面粗さ、複数の凹み、複数の突起等、或いはこれらの組合せにより、隣り合う操作セクションが区別できるようにすればよい。
【0042】
以下、本発明の第10の実施形態を、図12を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、外壁10cを有する透明な筐体10を備えている。すなわち、ケース11、第1カバー12a、及び第2カバー12bが、例えばアクリル等の透明樹脂により形成されている。なお、筐体10は、無色透明であっても有色透明であってもよい。有色透明の場合、黒色透明、及び透明と黒色透明との中間色であるグレー系の透明を含む。
【0043】
そして、筐体10の内面10aとポインティングデバイス17との間の少なくとも一部、この実施形態では入力面18aの略全域に対応する領域に第1着色層51を設けている。また、筐体10の内面10cの操作領域30に対応する領域以外の領域には、第1着色層51とは異なる色の着色層52を設けている。着色層51,52は、不透明層であっても透明層であってもよく、色は、黒、白、及びこれらの中間色であるグレーを含む。これら着色層51,52は、シールや塗装により設けることができる。
【0044】
また、筐体10の外面10aのポインティングデバイス17の少なくとも一部、例えば入力面18aの略全面に対応する位置に、入力操作用の操作領域30を設けてもよい。操作領域30は、視覚或いは触覚によりその周囲と判別されるものであればよく、第1〜第9の実施形態に記載した操作領域30のいずれも適用できる。なお、操作領域30は省略可能である。この実施形態では、例えば、操作領域30が凹部31を有している。他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0045】
この実施形態では、筐体10の内面10aの他の部分とは異なる色の着色層51が透明筐体10を透過して視認できるので、着色層51により筐体10の外方から入力面18aの位置が判別できる。したがって、この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0046】
なお、この実施形態では、筐体10全体を透明にしたが、操作領域30が設けられている部分のみを透明にすれば筐体10全体を透明にしなくてもよい。例えば、パームレスト13に操作領域30が設けられているこの実施形態では、少なくとも第1カバー12aを透明部材にすればよい。
【0047】
本発明では、筐体10の内面10aとポインティングデバイス17との間の少なくとも一部に筐体10の内面10aの他の部分とは異なる色の着色層51を設ければよいので、着色層52を省略するとともに筐体10の内面10aとポインティングデバイス17との間の少なくとも一部に筐体10の色とは異なる色の着色層51を設けるようにしてもよい。また、着色層51を省略するとともに筐体10の内面10aとポインティングデバイス17との間の少なくとも一部を除く領域に筐体10の色とは異なる色の着色層52を設けるようにしてもよい。
【0048】
本発明は、上記第1〜第10の実施形態に限定されるものではない。ポインティングデバイス17の入力面18aは筐体10の内面10bのどこに重ねてもよく、操作領域30はポインティングデバイス17の少なくとも一部に対応する位置に設ければよい。
【0049】
また、本発明に係る電子機器は、ポータブルコンピュータに制約されるものではなく、電子手帳やPDA等、種々の電子機器に広く適用することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、ポインティングデバイスを筐体に実装する際の組立て性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータを示す斜視図。
【図2】図1のポータブルコンピュータが備える筐体を一部切り欠いて示す側面図。
【図3】(A)(B)は図1のポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図4】(A)(B)は本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図6】本発明の第4の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図7】(A)は本発明の第5の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す斜視図。(B)は図7(A)のポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。(C)は図7(B)中一点鎖線Xで囲まれた領域を拡大して示す断面図。
【図8】(A)は本発明の第6の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す斜視図。(B)は図8(A)のポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図9】本発明の第7の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図10】本発明の第8の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図11】(A)は本発明の第9の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す斜視図。(B)は図8(A)のポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図12】本発明の第10の実施形態に係るポータブルコンピュータのポインティングデバイス近傍を示す断面図。
【符号の説明】
1…電子機器(ポータブルコンピュータ)、10…筐体、10a…外面、10b…内面、17…ポインティングデバイス、18a…入力面、30…操作領域、31…凹部、33…凸部、35…シール、36…塗装層、39…凹み、40…突起、41,42…操作セクション
【発明の属する技術分野】
本発明は、平坦な入力面を有するポインティングデバイスを備えたポータブルコンピュータのような電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばポータブルコンピュータのような電子機器には、前部筐体と後部筐体とにより構成されて外壁を形成する筐体に、平坦な入力面を有する入力装置を収容したものが知られている。この種の入力装置としては、例えば、静電容量を感知するシートを用いて情報を入力するポインティングデバイスや、圧力を感知する感圧フィルムを用いて情報を入力するタッチパネル等がある。
【0003】
入力装置を備えた電子機器は、従来、前部筐体の一部を開口させ、この開口に対応する位置に入力面が設けられるように入力装置を前部筐体の内面側に配置している。前部筐体の内面と入力面との間には、入力面を入力操作から保護する保護シートが設けられている。保護シートは前部筐体の開口を閉塞するように前部筐体の内面に重ねられている。入力装置と保護シートとの間は枠状の支持部材で密閉されている。入力装置は支持部材及び保護シートを介して接続部材により前部筐体と連結されている。そして、入力装置を覆うように前部筐体に後部筐体を連結させることで、入力装置を筐体の内部に収容している(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−329978号公報(段落0022〜段落0038、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、特許文献1に記載されている技術では、筐体に設けられた開口を閉塞するように入力面を保護する保護シートを設け、この保護シートを介して入力装置を前部筐体に連結している。そのため、入力装置を筐体に収容する際の作業工程が多く、組立てが面倒である。
【0006】
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもので、ポインティングデバイスを筐体に収容する際の組立て性を高めることができる電子機器の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の1つの形態に係る電子機器は、外面を有する筐体と、平坦な入力面を有し、この入力面を上記筐体の内面に重ねて上記筐体に収容されているポインティングデバイスと、上記筐体の外面のうち上記ポインティングデバイスの少なくとも一部に対応する位置に設けられた操作領域と、を設けたことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、入力面を筐体の内面に重ねてポインティングデバイスを筐体内に収容するので、入力面を保護する保護カバーが不要であり、組立てが容易である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を、電子機器としてのポータブルコンピュータに適用した図1〜図3を参照して説明する。
【0010】
図1は、ノート型のポータブルコンピュータ1を開示している。このポータブルコンピュータ1は、機器本体2と、液晶ディスプレイユニット3とを備えている。
【0011】
機器本体2は、不透明に着色された樹脂製の筐体10を有している。この筐体10は、ケース11とカバー12とを有して、偏平な箱状に形成されている。ケース11とカバー12とからなる筐体10の外壁10cは、筐体10の外方に露出された外面10aを有している。
【0012】
カバー12は、第1カバー12aと第2カバー12bとを有している。第1カバー12aの外方に露出された外面はパームレスト13を有している。第2カバー12bは第1カバー12aの後方に配置されており、この第2カバー12bにキーボード14が取付けられている。なお、この実施形態では、カバー12を複数の部材(第1カバー12a及び第2カバー12b)で形成しているが、カバー12は1つの部材で形成してもよい。第2カバー12bの後端部には、筐体10の幅方向に離間して一対のディスプレイ支持の脚部15が設けられている。
【0013】
液晶ディスプレイユニット3は、ディスプレイハウジング20及びこのディスプレイハウジング20に収容された液晶パネル21を備えている。ディスプレイハウジング20の前壁には、表示用の開口部22が設けられている。この開口部22は前壁の大部分にわたる大きさを有しており、この開口部22を通じて液晶パネル21の表示画面がディスプレイハウジング20の外方に露出されている。
【0014】
ディスプレイハウジング20は、その一端部に一対の連結凹部23を有している。これら連結凹部23は、ディスプレイハウジング20の前方、下方、後方に向けて開放する窪みにて構成されている。連結凹部23は、ディスプレイハウジング20の幅方向に離間して配置されており、夫々筐体10の脚部15に導かれている。そして、これら連結凹部23は、筐体10の後端部に夫々ヒンジ金具(図示せず)を介して回動可能に支持されている。
【0015】
そのため、液晶ディスプレイユニット3は、パームレスト13やキーボード14を上方から覆うように倒される閉じ位置と、パームレスト13やキーボード14を露出させるように起立する開き位置とにわたって回動可能となっている。なお、図1では、ポータブルコンピュータ1を開き位置で示している。
【0016】
筐体10の内部には、図2及び図3に示すように、プリント配線板16、HDD(図示せず)、及び、入力装置としてのポインティングデバイス17等が収容されている。プリント配線板16及びHDDは底壁にねじ止めされている。ポインティングデバイス17は入力シート18と駆動装置(図示せず)とを備えている。入力シート18は、例えば静電容量を感知するシートであって、一方の面が平坦な入力面18aとなっている。駆動装置は、入力シート18と電気的に接続されている。このポインティングデバイス17は、入力面18aを筐体10の内面10b、例えば第1カバー12aの内面中央部に重ねて貼り付けることで筐体10に収容されている。
【0017】
ところで、このポータブルコンピュータ1では、筐体10が不透明に着色された樹脂製であり、ポインティングデバイス17が筐体10内に収容されているので、筐体10の外側からでは入力面18aの位置が視認できない。そのため、このポータブルコンピュータ1では、筐体10の外面10aのうち、ポインティングデバイス17の少なくとも一部、例えば、入力面18aの略全面に対応する位置に入力操作用の操作領域30を設けている。つまり、このポータブルコンピュータ1では、入力シート18が第1カバー12aの内面中央部に重ねられているため、操作領域30は第1カバー12aの外面であるパームレスト13の中央部に設けられることとなる。
【0018】
操作領域30は、視覚或いは触覚によりその周囲と判別できるようにすればよい。操作領域30は、例えば、先端面31aが入力面18aと実質的に同じ面積となるように形成された凹部31を有するようにすることで実現できる。すなわち、凹部31の底面31aが操作領域30となる。
【0019】
なお、筐体10の内面10bの操作領域30に対応する位置は、図3(A)に示すように、周囲と面一としてもよい。また、入力面18aを筐体10の内面10aに重ねる際に入力シート18と操作領域30との位置合わせがし易いように、筐体10の内面10bの操作領域30に対応する位置を周囲の面と非連続となる面としてもよい。これは、筐体10の成型時に、先端面(下面)32aが入力面18aと実質的に同じ面積となる凸部32(図3(B)参照)を筐体10の内面10bに形成することで実現できる。
【0020】
このポータブルコンピュータ1では、ポインティングデバイス17を以下のようにして筐体10に収容する。まず、駆動装置と電気的に接続させた入力シート18の入力面18aを筐体10の内面10b(第1カバー12aの内面)の操作領域30に対応する位置に重ねる。粘着材で入力面18aを第1カバー12aの内面に貼り付ける。なお、入力面18aに予め粘着層を形成しておいてもよい。ポインティングデバイス17が貼り付けられた第1カバー12a及びキーボード14が取付けられた第2カバー12bをケース11に夫々取付ける。以上により、ポインティングデバイス17を筐体10に収容できる。
【0021】
上述のように、このポータブルコンピュータ1によれば、入力面18aを筐体10の内面10bに重ねてポインティングデバイス17を筐体10に収容できるので、入力面18aを保護する保護カバーが不要である。したがって、ポインティングデバイス17を筐体10に収容する際の組立て性を高めることができる。しかも、保護カバーを省略できるので、ポータブルコンピュータ1を軽量化できる。
【0022】
さらに、このポータブルコンピュータ1では、入力シート18を筐体10の内面10bに貼り付けることでポインティングデバイス17を筐体10に固定しているため、保護カバーだけでなくポインティングデバイス17を筐体10に取付けるための取付け部材も省略できる。したがって、さらなる組立て性の向上と軽量化が実現できる。
【0023】
また、このポータブルコンピュータ1では、筐体10の外方に露出された外面10aのうちポインティングデバイス17の少なくとも一部に対応する位置に入力操作用の操作領域30を設けたので、入力面18aを筐体10の内面10bに重ねてポインティングデバイス17を筐体10に収容しても、筐体10の外側から入力面18aの位置を容易に判別でき、操作性がよい。
【0024】
しかも、操作領域30は、視覚或いは触覚によりその周囲と判別されるものであればよく、筐体10にポインティングデバイス17を外部に露出させるための開口を設ける必要もない。したがって、筐体10をデザインする上での自由度が向上するので、意匠性にも優れている。
【0025】
さらに、この実施形態では、筐体10の成型時に所定の位置に凹部31を形成することで、操作領域30を筐体10の外面10aに設けることができる。すなわち、操作領域30を設けるために製造工程の追加を必要としないので、操作領域30の形成が容易である。
【0026】
また、筐体10を樹脂製とすることは、静電容量を感知する入力シート18の入力面18aを筐体10に接触するように重ねても、ポインティングデバイス17の動作に影響を与え難い点で好ましい。さらに、筐体10の外面10aにはパームレスト14が設けられており、このパームレスト14に操作領域30が設けられているので、ポインティングデバイス17の操作性がよい。
【0027】
以下、本発明の第2の実施形態を、図4を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1では、操作領域30が凸部33を有している。すなわち、凸部33の先端面33aが操作領域30となる。凸部33は、例えば、先端面(上面)33aが入力面18aと実質的に同じ面積となるように形成されている。なお、筐体10の内面10bの操作領域30に対応する位置は、図4(A)に示すように、周囲と面一としてもよい。また、入力面18aを筐体10の内面10bに重ねる際に入力シート18と操作領域30との位置合わせがし易いように、筐体10の内面10bの操作領域30に対応する位置を周囲の面と非連続となる面としてもよい。これは、例えば、底面34aが入力面18aと実質的に同じ面積となる凹部34を筐体10の内面10bに形成することで実現できる(図4(B)参照)。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0028】
この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、筐体10の成型時に所定の位置に凸部33を形成することで、操作領域30を筐体10の外面10aに設けることができる。すなわち、操作領域30を設けるために製造工程の追加を必要としないので、操作領域30の形成が容易である。
【0029】
以下、本発明の第3の実施形態を、図5を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、操作領域30が有する凹部31の底面31aの略全面に操作領域30を表示するシールが貼り付けられている。シール35には、紙又は樹脂製のフィルムの一方の面35aに粘着材を塗布したものを用いることができる。また、シール35の粘着材が塗布されていない他方の面35bには、所望により、色或いは柄を印刷等により施してもよい。また、シール35は、平坦に形成された筐体10の外面10aに貼り付けて操作領域30を表示させてもよい。また、第1或いは第2の実施形態のように、操作領域30が凹部31或いは凸部33を有するように形成し、この凹部31の底面31a或いは凸部33の先端面33aにシール35を貼り付けてもよい。平坦に形成された筐体10の外面10aに貼り付ける場合には、操作領域30を良好に表示するために、シール35の他方の面35bを筐体10の外面10aとは異なる色或いは柄とするとよい。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0030】
この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、操作領域30を表示するシール35は、所望の色或いは柄を印刷等により施すことができるので、筐体10の意匠性を向上させることができる。
【0031】
以下、本発明の第4の実施形態を、図6を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、操作領域30に、この操作領域30を表示する第1塗装層36を設け、操作領域30とは異なる領域に第1塗装層36とは色或いは柄の異なる第2塗装層37を設けている。その場合、操作領域30は、その周囲と面一に形成してもよい。また、第1或いは第2の実施形態のように、操作領域30が凹部31或いは凸部33を有するように形成し、この凹部31の底面31a或いは凸部33の先端面33aに第1塗装層36を設けてもよい。さらに、第2塗装層37は省略してもよい。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0032】
この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。なお、筐体10とは異なる色の第2塗装層37を設けるとともに第1塗装層36を省略してもよい。このようにすることにより、筐体10の色となる操作領域30を第2塗装層37の色となるその周囲と区別できる。
【0033】
以下、本発明の第5の実施形態を、図7を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、操作領域30がその周囲とは異なる表面粗さに形成されている。このとき、第1或いは第2の実施形態のように、操作領域30が凹部31或いは凸部33を有するように形成し、この凹部31の底面31a或いは凸部33の先端面33aをその周囲とは異なる表面粗さに形成してもよい。操作領域30の周囲は、操作領域30とは異なる表面粗さに形成してもよく、粗面化しなくてもよい。さらに、操作領域30を粗面化せず、操作領域30の周囲を粗面化してもよい。
【0034】
この実施形態では、筐体10の外面10aを平坦に形成するとともに、操作領域30のみ所望の表面粗さに形成している(図7参照(B)(C)参照)。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0035】
以下、本発明の第6の実施形態を、図8を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、操作領域30をその周囲と面一に形成するとともに、操作領域30をメッシュ状に形成している。このメッシュ状の部分は、筐体10の外壁10cの操作領域30に、例えば円形或いは多角形の孔38を所定の間隔で設けることで形成することができる。孔38の大きさ、形状、間隔は任意である。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0036】
以下、本発明の第7の実施形態を、図9を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1では、操作領域30をその周囲と面一に形成するとともに、操作領域30に例えば半球状の複数の凹み39を所定の間隔で形成している。これらの凹み39の大きさ、形状、間隔は任意である。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0037】
以下、本発明の第8の実施形態を、図10を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1では、操作領域30をその周囲と面一に形成するとともに、操作領域30に例えば半球状の複数の突起40を所定の間隔で形成している。これらの突起40の大きさ、形状、間隔は任意である。なお、他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0038】
なお、第1或いは第2の実施形態のように、操作領域30が凹部31或いは凸部33を有するように形成し、第6の実施形態に記載したメッシュ状部分、第7の実施形態に記載した複数の複数の凹み39、及び第8の実施形態に記載した複数の突起40を、凹部31の底面31a或いは凸部33の先端面33aに形成してもよい。
【0039】
以下、本発明の第9の実施形態を、図11を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1では、入力シート18が互いに異なる入力を実行する複数、例えば2つの入力セクションに分割されたポインティングデバイス17を採用している。例えば、第1入力セクションは、表示画面上のポインタの移動等の入力操作に用いられ、第2の入力セクションは、画面のスクロール等の入力操作に用いられる。これに伴い、操作領域30は、ポインティングデバイス17の2つの入力セクションに対応させて、互いに異なる入力操作を実行する第1操作セクション41及び第2操作セクション42に分割されている。
【0040】
この実施形態では、操作領域30が凹部31を有するように形成し、この凹部31内に第1操作セクション41と第2操作セクション42とを分割するリブ43を設けている。重複する説明は図に同符号を付して省略する。この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0041】
なお、入力シート18の入力セクションの数は任意であり、操作セクションは入力セクションの一部又は全部に対応させて分割させればよい。また、操作セクションは、リブにより分割するだけでなく、溝、シール、塗装、メッシュ、表面粗さ、複数の凹み、複数の突起等、或いはこれらの組合せにより、隣り合う操作セクションが判別できるように分割してもよい。さらに、操作領域30は、凹部31を有していなくてもよく、操作領域30をその周囲と面一にする或いは操作領域30が凸部33を有するようにしてもよい。その場合も、リブ、溝、シール、塗装、メッシュ、表面粗さ、複数の凹み、複数の突起等、或いはこれらの組合せにより、隣り合う操作セクションが区別できるようにすればよい。
【0042】
以下、本発明の第10の実施形態を、図12を参照して説明する。
このポータブルコンピュータ1は、外壁10cを有する透明な筐体10を備えている。すなわち、ケース11、第1カバー12a、及び第2カバー12bが、例えばアクリル等の透明樹脂により形成されている。なお、筐体10は、無色透明であっても有色透明であってもよい。有色透明の場合、黒色透明、及び透明と黒色透明との中間色であるグレー系の透明を含む。
【0043】
そして、筐体10の内面10aとポインティングデバイス17との間の少なくとも一部、この実施形態では入力面18aの略全域に対応する領域に第1着色層51を設けている。また、筐体10の内面10cの操作領域30に対応する領域以外の領域には、第1着色層51とは異なる色の着色層52を設けている。着色層51,52は、不透明層であっても透明層であってもよく、色は、黒、白、及びこれらの中間色であるグレーを含む。これら着色層51,52は、シールや塗装により設けることができる。
【0044】
また、筐体10の外面10aのポインティングデバイス17の少なくとも一部、例えば入力面18aの略全面に対応する位置に、入力操作用の操作領域30を設けてもよい。操作領域30は、視覚或いは触覚によりその周囲と判別されるものであればよく、第1〜第9の実施形態に記載した操作領域30のいずれも適用できる。なお、操作領域30は省略可能である。この実施形態では、例えば、操作領域30が凹部31を有している。他の構成は、図示しない部分を含めて上述した第1の実施形態と同じであるから、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0045】
この実施形態では、筐体10の内面10aの他の部分とは異なる色の着色層51が透明筐体10を透過して視認できるので、着色層51により筐体10の外方から入力面18aの位置が判別できる。したがって、この実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0046】
なお、この実施形態では、筐体10全体を透明にしたが、操作領域30が設けられている部分のみを透明にすれば筐体10全体を透明にしなくてもよい。例えば、パームレスト13に操作領域30が設けられているこの実施形態では、少なくとも第1カバー12aを透明部材にすればよい。
【0047】
本発明では、筐体10の内面10aとポインティングデバイス17との間の少なくとも一部に筐体10の内面10aの他の部分とは異なる色の着色層51を設ければよいので、着色層52を省略するとともに筐体10の内面10aとポインティングデバイス17との間の少なくとも一部に筐体10の色とは異なる色の着色層51を設けるようにしてもよい。また、着色層51を省略するとともに筐体10の内面10aとポインティングデバイス17との間の少なくとも一部を除く領域に筐体10の色とは異なる色の着色層52を設けるようにしてもよい。
【0048】
本発明は、上記第1〜第10の実施形態に限定されるものではない。ポインティングデバイス17の入力面18aは筐体10の内面10bのどこに重ねてもよく、操作領域30はポインティングデバイス17の少なくとも一部に対応する位置に設ければよい。
【0049】
また、本発明に係る電子機器は、ポータブルコンピュータに制約されるものではなく、電子手帳やPDA等、種々の電子機器に広く適用することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、ポインティングデバイスを筐体に実装する際の組立て性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータを示す斜視図。
【図2】図1のポータブルコンピュータが備える筐体を一部切り欠いて示す側面図。
【図3】(A)(B)は図1のポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図4】(A)(B)は本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図6】本発明の第4の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図7】(A)は本発明の第5の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す斜視図。(B)は図7(A)のポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。(C)は図7(B)中一点鎖線Xで囲まれた領域を拡大して示す断面図。
【図8】(A)は本発明の第6の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す斜視図。(B)は図8(A)のポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図9】本発明の第7の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図10】本発明の第8の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図11】(A)は本発明の第9の実施形態に係るポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す斜視図。(B)は図8(A)のポータブルコンピュータの操作領域近傍を示す断面図。
【図12】本発明の第10の実施形態に係るポータブルコンピュータのポインティングデバイス近傍を示す断面図。
【符号の説明】
1…電子機器(ポータブルコンピュータ)、10…筐体、10a…外面、10b…内面、17…ポインティングデバイス、18a…入力面、30…操作領域、31…凹部、33…凸部、35…シール、36…塗装層、39…凹み、40…突起、41,42…操作セクション
Claims (15)
- 外面を有する筐体と、
平坦な入力面を有し、この入力面を上記筐体の内面に重ねて上記筐体に収容されているポインティングデバイスと、
上記筐体の外面のうち上記ポインティングデバイスの少なくとも一部に対応する位置に設けられた操作領域と、を設けたことを特徴とする電子機器。 - 上記操作領域は凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 上記操作領域は凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 上記操作領域に、この領域を表示するシールが貼り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電子機器。
- 上記操作領域に、この領域を表示する塗装層が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電子機器。
- 上記操作領域がその周囲とは異なる表面粗さに形成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電子機器。
- 上記操作領域がメッシュ状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電子機器。
- 上記操作領域に複数の凹みが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電子機器。
- 上記操作領域に複数の突起が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電子機器。
- 上記操作領域が互いに異なる入力操作を実行する複数の操作セクションに分割されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
- 透明な外壁を有する筐体と、
平坦な入力面を有し、この入力面を上記筐体の内面に重ねて上記筐体に収容されているポインティングデバイスと、を具備しており、
上記筐体の内面と上記ポインティングデバイスとの間の少なくとも一部に対応する位置に、上記筐体の内面の他の部分とは異なる色の着色層を設けたことを特徴とする電子機器。 - 上記筐体の外壁は上記筐体の外方に露出された外面を有し、この外面のうち上記ポインティングデバイスの少なくとも一部に対応する位置に、入力操作用の操作領域を設けたことを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
- 上記操作領域は凹部を有することを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
- 上記筐体は樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1又は11に記載の電子機器。
- 上記筐体の外方に露出された外面はパームレストを有し、上記操作領域が上記パームレストに設けられていることを特徴とする請求項1又は12に記載の電子機器。
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