JP2004225297A - 縁甲板の施工構造 - Google Patents

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Morio Hayashi
守男 林
Takashi Goto
高史 後藤
Minoru Hoshino
稔 星野
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Abstract

【課題】縁甲板を相互に接続するとともに、効率よく、かつ、仕上がり後の見栄えよく、複数の縁甲板を床下地材に施工する構造を提供する。
【解決手段】一方の縁甲板1の側面に突設された接合凸部を、他方の縁甲板1の側面に設けられた接合凹部に嵌合して相互に接続し、複数の縁甲板1を床下地材6に施工する構造において、上記接続部の裏面と上記床下地材6との間の長さ方向に両面粘着テープ4を介装して貼着するとともに、該隣り合う両面粘着テープ4の間の長さ方向に沿って接着剤5を線状に塗布し床下地材6に接着する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、縁甲板の施工構造に関する。さらに詳しくは、細幅で長尺の縁甲板を床下地材に施工する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、床材を床下地材に施工する構造については、種々の技術が提案されている。(例えば、特許文献1、2、3、4参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−176409号公報(第1−3頁、第1図)
【特許文献2】
特開平10−205107号公報(第1−3頁、第1図、第2図)
【特許文献3】
特開平10−61157号公報(第1−3頁、第1−4図)
【特許文献4】
特開2001−73535号公報(第1−3頁、第1−4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
縁甲板は、床材のうち、細幅で長尺のものを指し、従来は無垢の材木を細幅、長尺に加工して、住宅の縁側、廊下等の表面材に使用していた。しかしながら、無垢材が高価であり、また、環境保護の観点等から、近年は、合板等の木質基材に突板を貼着した木質系縁甲板や、合成樹脂板に木目調の化粧シートを貼り付けた合成縁甲板を使用するのが一般的となっている。一方、上記したように、細幅であることから、一定の幅の床面仕上げに要する使用枚数が多くなるため、施工に手間がかかり、また、長尺物を見栄えよく仕上げるには長年の経験が必要となる。
【0005】
ところで、上記縁甲板は、その側面に設けられた雄実を他の縁甲板の側面に設けられた雌実に嵌合して相互を接続する実結合するとともに、床下地材に固定することが一般的に行われている。従来は、釘を雄実の部分に斜めに貫通して床下地材に打ち付け、その雄実に雌実を嵌めて固定していたが、釘固定部が盛り上がるため、外観よく仕上げるためには、熟練を要する。一方、雄実と雌実とを接着し、さらに床下地材に接着、固定する方法も知られているが、多数の縁甲板の雄実と雌実に接着剤を塗布して、床下地材に施工するには、手間がかかり、作業性が悪いという問題がある。このような問題を解決するために、上記した公知の床材の施工構造を適用することは可能であるが、細幅、長尺の縁甲板に適用しても、必ずしも満足すべき結果が得られるとはいえない。そこで、本発明は、上記縁甲板を相互に接続するとともに、効率よく、かつ、仕上がり後の見栄えよく、縁甲板を床下地材に施工する構造を提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においてはつぎのような技術的手段を講じている。すなわち、本発明によれば、一方の縁甲板の側面に突設された接合凸部を、他方の縁甲板の側面に設けられた接合凹部に嵌合して相互に接続し、複数の縁甲板を床下地材に施工する構造において、上記接続部の裏面と上記床下地材の間の長さ方向に両面粘着テープを介装して貼着するとともに、該隣り合う両面粘着テープの間の長さ方向に沿って接着剤を線状に塗布し床下地材に接着したことを特徴とする縁甲板の施工構造が提供される。このようにすることによって、細幅で長尺の縁甲板を効率よく、かつ、仕上がり後の見栄えよく、床下地材に施工することができる。
【0007】
上記両面粘着テープがクッション性材料の表裏面を貼着可能としているとともに、上記接着剤が弾性接着層を形成するものとすることが好ましい。例えば、両面粘着テープとして、ウレタン系樹脂等の合成樹脂発泡体、合成ゴム等のゴム発泡体等のクッション性材料の表裏面に粘着材を塗布したものを用いることにより、上記両面粘着テープが緩衝材として機能する。また、接着剤としてウレタン系接着剤、合成ゴム系接着剤を用いることにより、形成された接着層が弾性を有しているため、上記と同様に緩衝材として機能する。このようにすることにより、縁甲板と床下地材との間に耐衝撃性や防音性等を付与する緩衝材を介装したと同様の効果を得ることができる。
【0008】
上記縁甲板が、合成樹脂板の表面に木目模様の化粧シートを貼着してなる、合成縁甲板とすることが好ましい。このようにすることによって、自然木の外観を有するとともに、加熱、吸湿等により寸法変化をすることのない縁甲板の定尺品を安定して供給することができる。
【0009】
上記縁甲板接続部が、雄実を雌実に嵌合する実結合とされることが好ましい。実結合とすることによって、隣り合う縁甲板どうしを、相互に密接に接続できるとともに、この実結合部の裏面と床下地材とを、両面粘着テープによってしっかりと貼着することができる。
【0010】
上記縁甲板接続部が、下じゃくり部と上じゃくり部とを結合する相じゃくり結合とされることが好ましい。相じゃくり結合とすることによって、隣り合う縁甲板どうしを、相互に密接に接続できるとともに、この相じゃくり結合部の裏面と床下地材とを、両面粘着テープによってしっかりと貼着することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、実施例により、さらに詳細に説明する。縁甲板として、細幅の合成樹脂薄板の表面に、木目模様の化粧シートを貼着した合成縁甲板を用いた。すなわち、図1に示す部分分解斜視図から明らかなように、上記縁甲板1を実結合によって接続し、この実結合部2の裏面をその長さ方向に沿って両面粘着テープ4を介装し、床下地材6に貼着した。さらに、隣り合う2本の両面粘着テープ4の間に接着剤5を線状に塗布して床下地材6に接着した。
【0012】
図2は、図1に示す縁甲板の施工構造の部分拡大側断面図である。図2からよくわかるように、縁甲板1どうしは、その側面に一体的に成形して設けられた雄実21を雌実22に嵌合することによって接続され、実結合部2の裏面に介装された両面粘着テープ4によって床下地材6に貼着されている。さらに、縁甲板1の裏面中間部には接着剤5が塗布され、床下地材6に接着されている。なお、本実施例においては、接着剤5は1条であるが、縁甲板1の幅に応じて2本の両面粘着テープ4の間に複数条の接着剤5を塗布してもよい。
【0013】
図3は、縁甲板1どうしを相じゃくり構造によって接続した場合の、縁甲板の施工構造を示す部分拡大側断面図である。図3からよくわかるように、縁甲板1どうしは、下じゃくり部31と上じゃくり部32とを相じゃくり結合で、カギ型に嵌合することによって接続され、相じゃくり結合部3の裏面に介装された両面粘着テープ4によって床下地材6に貼着されている。さらに、縁甲板1の裏面中間部には接着剤5が塗布され、床下地材6に接着されている。
【0014】
このように、本発明の縁甲板の施工構造を用いれば、縁甲板を、釘を用いることなく、簡単に、かつ、仕上がり後の見栄えよく、床下地材に施工することができる。また、既述したように、両面粘着テープとして、クッション性材料の表裏面を貼着可能としたものを用い、接着剤として弾性を有する接着層を形成するものを用いることにより、縁甲板と床下地材との間に緩衝材を介装したと同様の効果を得ることができる。その結果、本発明により縁甲板を床下地材に施工したとき、耐衝撃性や防音性に優れた床とすることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の発明は、一方の縁甲板1の側面に突設された接合凸部を、他方の縁甲板1の側面に設けられた接合凹部に嵌合して相互に接続し、複数の縁甲板1を床下地材6に施工する構造において、上記接続部の裏面と上記床下地材6との間の長さ方向に両面粘着テープ4を介装して貼着するとともに、該隣り合う両面粘着テープ4の間の長さ方向に沿って接着剤5を線状に塗布し床下地材6に接着したことを特徴とする縁甲板の施工構造である。このようにすることによって、細幅で長尺の縁甲板1を効率よく、かつ、仕上がり後の見栄えよく、床下地材6に施工することができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、上記両面粘着テープ4がクッション性材料の表裏面を貼着可能としているとともに、上記接着剤5が弾性接着層を形成するものとされる。例えば、両面粘着テープ4として、ウレタン系樹脂等の合成樹脂発泡体、合成ゴム等のゴム発泡体等のクッション性材料の表裏面に粘着材を塗布したものを用いることにより、上記両面粘着テープ4が緩衝材として機能する。また、接着剤5としてウレタン系接着剤、合成ゴム系接着剤を用いることにより、形成された接着層が弾性を有しているため、上記と同様に緩衝材として機能する。このようにすることにより、請求項1に記載の発明の効果に加えて、縁甲板1と床下地材6との間に耐衝撃性や防音性等を付与する緩衝材を介装したと同様の効果を得ることができる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、上記縁甲板1が、合成樹脂板の表面に木目模様の化粧シートを貼着してなる、合成縁甲板とされる。このようにすることによって、請求項1に記載の発明の効果に加えて、自然木の外観を有するとともに、加熱、吸湿等により寸法変化をすることのない縁甲板の定尺品を安定して供給することができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、上記縁甲板接続部が、雄実21を雌実22に嵌合する実結合とされる。実結合とすることによって、請求項1に記載の発明の効果に加えて、隣り合う縁甲板1どうしを、相互に密接に接続できるとともに、この実結合部2の裏面を、両面粘着テープ4によってしっかりと床下地材6に貼着することができる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、上記縁甲板接続部が、下じゃくり部31と上じゃくり部32とを結合する相じゃくり結合とされる。相じゃくり結合とすることによって、請求項1に記載の発明の効果に加えて、隣り合う縁甲板1どうしを、相互に密接に接続できるとともに、この相じゃくり結合部32の裏面を、両面粘着テープ4によってしっかりと床下地材6に貼着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる縁甲板の施工構造を示す部分分解斜視図である。
【図2】隣り合う縁甲板を実結合で接続した本発明の縁甲板の施工構造の部分側断面図である。
【図3】隣り合う縁甲板を相じゃくり結合で接続した本発明の縁甲板の施工構造の部分側断面図である。
【符号の説明】
1 縁甲板
2 実結合部
21 雄実
22 雌実
3 相じゃくり結合部
31 下じゃくり部
32 上じゃくり部
4 両面粘着テープ
5 接着剤
6 床下地材

Claims (5)

  1. 一方の縁甲板の側面に突設された接合凸部を、他方の縁甲板の側面に設けられた接合凹部に嵌合して相互に接続し、複数の縁甲板を床下地材に施工する構造において、上記接続部の裏面と上記床下地材との間の長さ方向に両面粘着テープを介装して貼着するとともに、該隣り合う両面粘着テープの間の長さ方向に沿って接着剤を線状に塗布し床下地材に接着したことを特徴とする縁甲板の施工構造。
  2. 上記両面粘着テープが、クッション性材料の表裏面を貼着可能としているとともに、上記接着剤が弾性接着層を形成するものである請求項1に記載の縁甲板の施工構造。
  3. 上記縁甲板が、合成樹脂板の表面に木目模様の化粧シートを貼着してなる合成縁甲板である請求項1に記載の縁甲板の施工構造。
  4. 上記縁甲板接続部が、雄実を雌実に嵌合する実結合である請求項1に記載の縁甲板の施工構造。
  5. 上記縁甲板接続部が、下じゃくり部と上じゃくり部とを結合する相じゃくり結合である請求項1に記載の縁甲板の施工構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024408A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Daiken Trade & Ind Co Ltd 床材の施工構造、床材の除去方法及び床材の更新方法

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