JP2009074332A - 床材の施工方法および床材 - Google Patents

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直 古市
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Abstract

【課題】床暖房装置に適用しても目透きが生じることがなく、また、床面をリフォームする場合、作業性よく床下地に直貼りできる床材の施工方法および床材を提供する。
【解決手段】裏面に弾性材2を貼着した床材を合いじゃくり結合によって連結し、床下地5に敷設する床材の施工方法であって、該床材の裏面に貼着された弾性材2の長さ方向両端部の中央部近傍を平面略矩形に除去して凹部31、32を形成し、相対向する凹部31、32に上記弾性材2と同厚の当て板4を嵌入し、下側合いじゃくり片12は上記当て板4を介して床下地5に固着され、上側合いじゃくり片11は合いじゃくり結合するとともに、上側合いじゃくり片11近傍の露出した床材裏面は当て板4に接着され、残余の弾性材2は、粘着材7を介して床下地5に粘着されてなる床材の施工方法、および床材A。好ましくは、上記床材の裏面に貼着される弾性材2がカルプ層とされる。
【選択図】図4

Description

本願発明は、床材の施工方法および床材に関し、特に床暖房装置に適切に対応できる仕上げ用床材やリフォームの際に容易に施工できる床材に関するものである。
近年、和室より洋式の快適な居住空間、例えばリビングルームが求められる傾向にあり、一般の家屋や集合住宅のリビングルームにあっては、冬期に部屋全体を暖房したり、床面を暖める床暖房装置が普及しつつある。この床暖房装置は、床下地材上に配されて、かつ、ヒータを有するいわゆるヒータパネルを用いることによって、工事の省力化、コストの低減、保守性の向上が図られている。この場合、上記ヒータパネルを用いて床暖房部を形成するとき、通常の床面と略同等の見映えを有する床暖房部の床仕上げ材を作業性よく施工できることがひとつの課題となっている。
上記課題を解決するため、特許第2840193号公報に示されるように、床板と同一平面となるように埋め込んで使用され、床暖房部の床面を形成するための床仕上げ材が知られている。上記床仕上げ材は、本願図6に示すように、床下地材B上に配されかつヒータを有する平板状のヒータ部Cの上面に接着剤を用いることなく載置され、かつ取り外し可能な見切り材によりこの床下地材Bに取り付けられるとともに、芯材の上面に床仕上げをした上板Eを接合し、かつ下面に下板Dが接合された積層基材からなり、かつ上板Eと下板Dとを同材質として構成されている。そして、前記積層基材は、その両側縁を合いじゃくり状としたことを特徴とすると記載されている。
特許第2840193号公報
上記上板Eは、合板などからなる矩形板状の芯材と、この芯材に貼着されるナラなどの突き板とからなり、突き板の表面は、例えば、フローリング材である床板の表面と色調を合わせるように適宜塗料が塗布されて床仕上げが施され、その外観性が高められている。しかしながら、床暖房部を使用するときと、使用しないとき等、温度の上昇と下降が繰り返される場合や、夏、冬等の温度差により、上記上板Eの長さ方向端部の突き合わせ面どうしの間に隙間ができる、いわゆる目透きが生じるという問題がある。
本願発明は、上記背景技術に鑑みてなしたものであり、その目的は、床暖房装置に適用しても目透きを生じることのない、また、床面をリフォームする場合、作業性よく床下地に直貼りできる床材の施工方法および床材を提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明に係る床材の施工方法は、裏面に弾性材を貼着した床材を合いじゃくり結合によって連結し、床下地に敷設する床材の施工方法であって、該床材の裏面に貼着された弾性材の長さ方向両端部の中央部近傍を平面略矩形に除去して凹部を形成し、相対向する凹部に上記弾性材と同厚の当て板を嵌入し、下側合いじゃくり片は上記当て板を介して床下地に固着され、上側合いじゃくり片は合いじゃくり結合するとともに、上側合いじゃくり片近傍の露出した床材裏面は当て板に接着され、残余の弾性材は、粘着材を介して床下地に粘着されてなることを特徴としている。
上記床材としては、特に限定されず、ムクの木材、化粧合板、MDF複合合板、WPB(ウッドプラスチックボード)、中密度繊維板(MDF)、パーティクルボード等の木質材料系、または、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂等の合成樹脂材料系、あるいは両者の複合系等種々の床材が用いられる。中でも、木質系の材料からなるものが好ましく用いられる。
上記弾性材としては、例えば、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロルスルホン化ポリエチレンゴム、ポリウレタンゴム、ブチルゴム、ポリイソプロピレンゴム等の合成ゴム、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、ポリアクリル樹脂、ポリエステル、ポリアミド等をあげることができる。これらは低度に発泡してもよく、シート体として用いられる。
上記当て板としては、特に限定されるものではないが、釘、ビス等の固着手段を用いることを考慮すると、ムクの板、合板等、木質材料が好ましく用いられる。
本願請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の床材の施工方法において、上記床材の裏面に貼着される弾性材がカルプ層であることを特徴としている。カルプとは、カルシウムイオンプラスチックの略で、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂に無機物を添加して発泡させた素材であり、シート体に成形し、上記床材の裏面に貼着して用いられる。
本願請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の床材の施工方法において、上記床材の裏面に貼着された弾性材を床下地に粘着する粘着材が両面粘着テープとされる。
本願請求項4記載の発明は、裏面に弾性材を貼着した床材を合いじゃくり結合によって連結し、床下地に敷設される床材であって、該床材の裏面に貼着された弾性材の長さ方向両端部の中央部近傍を平面略矩形に除去して凹部を形成し、相対向する凹部に弾性材と同厚の当て板を嵌入し、下側合いじゃくり片は上記当て板を介して床下地に固着され、上側合いじゃくり片は合いじゃくり結合するとともに、上側合いじゃくり片近傍の露出した床材裏面は当て板に接着され、残余の弾性材は、粘着材により床下地に粘着される床材であることを特徴としている。
本願請求項1記載の発明に係る床材の施工方法においては、床材の裏面に貼着された弾性材の長さ方向両端部の中央部近傍を平面略矩形に除去して凹部を形成し、相対向する凹部に上記弾性材と同厚の当て板を嵌入し、下側合いじゃくり片は上記当て板を介して床下地に釘等の固着手段によりしっかりと床下地に固着されるため、床材の長さ方向、幅方向への移動を防ぐことができる。また、上側合いじゃくり片は、上記下側合いじゃくり片と合いじゃくり結合するとともに、上側合いじゃくり片近傍の露出した床材裏面が、接着剤により当て板に接着されるため、長さ方向端部の突き合わせ面どうしをしっかりと接合することができる。さらに、残余の弾性材は、粘着材により床下地に粘着されるため、床材全体が床下地にしっかりと敷設され、床面が一体化するため、床材の接合部に目透きが起こりにくく、床暖房装置に対しても適切に対応することができる。
本願請求項2記載の発明に係る床材においては、特に、弾性材がカルプ層であるため、床下地の凹凸部をクッション性よく吸収し、歩行感を向上させることができる。
本願請求項3記載の発明に係る床材においては、特に、上記弾性材を粘着する粘着材が両面粘着テープであるため、床材全体が一体化するとともに、床下地にしっかりと粘着し、床材の接合部に目透きが起こりにくく、床暖房装置に対しても適切に対応することができる。
本願請求項4記載の発明に係る床材においては、床材の裏面に貼着された弾性材の長さ方向両端部の中央部近傍を平面略矩形に除去して凹部を形成し、相対向する凹部に弾性材と同厚の当て板を嵌入し、下側合いじゃくり片は上記当て板を介して床下地に固着され、上側合いじゃくり片は合いじゃくり結合するとともに、上側合いじゃくり片近傍の露出した床材裏面は当て板に接着され、残余の弾性材は、粘着材により床下地に粘着されるため、本発明の床材を床下地に敷設することにより、温度変化に対して目透きが生じることなく、また、リフォームの際は、床材を1ピースごとに剥がし、容易に交換することができる。また、既存の床や捨て貼り板の上に容易に作業性よく施工することができる。
図1は、本願発明の実施形態にかかる床材Aを示す斜視図である。図2は、上記床材Aの裏面を示す裏面図である。図1に示すように、上記床材Aの床材本体1の四辺には合いじゃくり結合するための実部が設けられ、長さ方向両端部には、上側合いじゃくり片11、下側合いじゃくり片12が突設されるとともに、幅方向両側面にも側面合いじゃくり上片13、側面合いじゃくり下片14が設けられている。そして上記床材本体1の裏面には弾性材2としてカルプ層が貼着され、床下地の不陸を吸収するとともに、クッション性を与えて、歩行感の向上が図られている。
図2に示されるように、床材本体1の裏面に貼着された弾性材2の長さ方向両端部の中央部近傍は平面略矩形に取り除かれて凹部31、32を形成し、この凹部31、32には弾性材2と略同厚の当て板4が嵌入される。
図3は、上記床材Aと当て板4とを用いる本発明にかかる床材の施工方法を示す説明図である。まず、床下地5の上に適宜な間隔を設けて粘着材7としての両面粘着テープを貼着する。ついで、その粘着面の上に上記凹部32に当て板4の約1/2を嵌入した床材Aの弾性材2を粘着させ、下側合いじゃくり片12を床下地5に釘等の固着手段6で固着する。上記のようにして床材本体1の下側合いじゃくり片12を床下地5に固着した後、相対向する他方の長さ方向の一端部の上側合いじゃくり片11を下側合いじゃくり片12の上に載置して合いじゃくり結合させる。
すなわち、図4に示すように、当て板4の残余の約1/2の上に上側合いじゃくり片11近傍の露出した裏面を接着剤8によって接着する。このようにすることによって、相対向する2枚の床材Aは、その長さ方向の端部でしっかりと合いじゃくり結合される。床面を構成する床材Aの長さ方向両端部をこのように結合することにより、床面が一体化するため、寒暖あるいは床暖房装置の使用、不使用による温度変化に対して床面全体で伸縮し、その結果、床材Aの接合部に目透きが起こりにくく、床暖房装置に対しても適切に対応することができる。なお、上記施工方法では、予め、床下地5の上に粘着材7としての両面粘着テープを貼着したが、該粘着材7を床材Aの弾性材2の裏面に貼着させた後に該床材Aを床下地5に敷設してもよい。
図5は本発明の床材の施工方法を実施し、床材Aを床下地に敷設した状態を示す部分断面斜視図である。図5に示すように、床材Aの床材本体1の幅方向側面に突設された側面合いじゃくり上片13と、隣接する床材本体1の幅方向側面に突設された側面合いじゃくり下片14とがしっかりと合いじゃくり結合し、床材本体1の裏面に貼着された弾性材2が粘着材7を介して床下地5にしっかりと粘着されている。このように、本発明の床材Aを床下地5に敷設することにより、温度変化に対して目透きが生じることなく、また、リフォームの際は、床材Aを1ピースごとに剥がし、容易に交換することができる。また、既存の床や捨て貼り板の上にも容易に作業性よく施工することができる。
以上述べた実施形態においては、凹部31、32は平面略矩形とされ、長方形とされているが、これに限られず、角を取り、略長方形としてもよい。あるいは楕円形としてもよい。このように本発明は、設計変更自在であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、本発明の技術的範囲に含まれる。
本願発明の実施形態にかかる床材を示す斜視図。 本願発明の実施形態にかかる床材の裏面を示す裏面図。 本願発明にかかる床材の施工方法において下側合いじゃくり片を床下地に固着した状態を示す説明図。 床下地に固着された下側合いじゃくり片の上に、相対向する他方の長さ方向の上側合いじゃくり片を載置して合いじゃくり結合させ、上側合いじゃくり片近傍の露出した裏面を接着した状態を示す説明図。 本願発明にかかる床材を床下地に敷設した状態を示す部分断面斜視図。 公知の床仕上げ材。
符号の説明
A 本願発明にかかる床材
1 床材本体
11上側合いじゃくり片
12下側合いじゃくり片
13側面合いじゃくり上片
14側面合いじゃくり下片
2 弾性材
31凹部
32凹部
4 当て板
5 床下地
6 固着手段
7 粘着材
8 接着剤
B 公知の床仕上げ材における床下地材
C 公知の床仕上げ材におけるヒータ部
D 公知の床仕上げ材における下板
E 公知の床仕上げ材における上板

Claims (4)

  1. 裏面に弾性材を貼着した床材を合いじゃくり結合によって連結し、床下地に敷設する床材の施工方法であって、該床材の裏面に貼着された弾性材の長さ方向両端部の中央部近傍を平面略矩形に除去して凹部を形成し、相対向する凹部に上記弾性材と同厚の当て板を嵌入し、下側合いじゃくり片は上記当て板を介して床下地に固着され、上側合いじゃくり片は合いじゃくり結合するとともに、上側合いじゃくり片近傍の露出した床材裏面は当て板に接着され、残余の弾性材は、粘着材を介して床下地に粘着されてなる床材の施工方法。
  2. 上記床材の裏面に貼着される弾性材がカルプ層である請求項1記載の床材の施工方法。
  3. 上記床材の裏面に貼着された弾性材を床下地に粘着する粘着材が両面粘着テープである請求項1記載の床材の施工方法。
  4. 裏面に弾性材を貼着した床材を合いじゃくり結合によって連結し、床下地に敷設される床材であって、該床材の裏面に貼着された弾性材の長さ方向両端部の中央部近傍を平面略矩形に除去して凹部を形成し、相対向する凹部に弾性材と同厚の当て板を嵌入し、下側合いじゃくり片は上記当て板を介して床下地に固着され、上側合いじゃくり片は合いじゃくり結合するとともに、上側合いじゃくり片近傍の露出した床材裏面は当て板に接着され、残余の弾性材は、粘着材により床下地に粘着される床材。
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JP2016108755A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 床材および床材の施工方法

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