JP2004225215A - ビールラベル原紙およびビールラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】ビール瓶の洗浄工程で発生する滓からコストが嵩まない簡易な処理でビールラベル再生パルプが得られ、かつ付加価値の高いビールラベルに再利用される、環境に配慮されたビールラベル原紙とビールラベルの提供にある。
【解決手段】回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓がスクリーン処理されて回収されるビールラベル再生パルプを用いたビールラベル原紙10であって、前記ビールラベル再生パルプが5〜20重量%で、該ビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が5〜40重量%を含むパルプ材料を用いて抄紙されているビールラベル原紙で、この表面にアンカーコート層12を介してアルミニウム蒸着薄膜層14が施されているビールラベル1とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓がスクリーン処理されて回収されるビールラベル再生パルプを用いたビールラベル原紙10であって、前記ビールラベル再生パルプが5〜20重量%で、該ビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が5〜40重量%を含むパルプ材料を用いて抄紙されているビールラベル原紙で、この表面にアンカーコート層12を介してアルミニウム蒸着薄膜層14が施されているビールラベル1とするものである。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビール瓶に貼付するビールラベルに関するものであり、さらに詳細には、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベルの再生パルプを用いた環境対応型のビールラベル原紙とそれを用いたビールラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回収されたビール瓶の洗浄工程で、貼付されているビールラベルが4%程度のアルカリ溶液で剥がされ、その溶液に溶かされている滓(再生パルプを主体とした浮遊物)は、廃棄物に係わる環境問題に配慮して、肥料やセメント、あるいは一般再生紙の原料として再利用されていた。
【0003】
しかし、上記肥料やセメントの原料としての再利用では、その付加価値が低く、また一般再生紙としての再利用では、分離パルパーによる印刷インキ等の剥がしやそのインキを浮遊させて除去するフロテーターによる脱墨工程、異物等を完全に除去するスクリーンによるスクリーニング工程、さらにウオッシャーによる洗浄工程等多くの処理工程と水量を必要とし、製造コストが嵩むという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、回収されたビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓からコストが嵩まない簡易な処理でビールラベル再生パルプが得られ、肥料やセメントへの再利用に比べ付加価値の高いビールラベル再生パルプとして再利用される、環境に配慮されたビールラベル原紙およびそれを用いたビールラベルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓がスクリーン処理されて回収されるビールラベル再生パルプを用いたビールラベル原紙であって、前記ビールラベル再生パルプが乾燥状態で5〜20重量%で、該ビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%を含むパルプ材料を用いて抄紙されていることを特徴とするビールラベル原紙としたものである。
【0006】
上記請求項1の発明によれば、ビールラベル原紙用に、スクリーン処理で異物を取り除くのみの簡易な処理で得られたビールラベル再生パルプを用いているので、従来の一般再生紙とすることに比べコスト低減が図られ、かつ肥料やセメントへの再利用に比べ付加価値の高いビールラベル原紙とすることができ、このビールラベル再生パルプが乾燥状態で5〜20重量%とすることによって、ビールラベルとしての物性は、バージンパルプ100%のものに比べ、特に劣ることがなく、環境に配慮されたビールラベルとすることができる。このビールラベル再生パルプの含有が5重量%に満たないと環境に寄与することが少なくなり、20重量%を越えると、表面の黒ずみが多くなったり、異物数が増えたりするので好ましくない。
【0007】
さらに上記5〜20重量%のビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%とすることによって、より環境に配慮されたビールラベル原紙とすることができる。
【0008】
さらに付随的作用効果として、このビールラベル再生パルプは、木材等から得られるバージンパルプに比べ、パルプ繊維の伸縮が少ないことから、得られたビールラベル原紙にカールが少なくなり、ビール瓶へのラベル貼り工程でのトラブルの少ないビールラベル原紙となる効果が付与されるものである。
【0009】
また、請求項2の発明では、上記請求項1に記載のビールラベル原紙の表面にアンカーコート層を介して金属蒸着薄膜が施されていることを特徴とするビールラベルとしたものである。
【0010】
上記請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載のビールラベル原紙の表面にアンカーコート層を介して金属蒸着薄膜が施されていので、表面に少々の黒ずみや異物があったとしても、この金属蒸着薄膜で隠蔽されて、その上への印刷の美粧性等に支障がなく、かつこの金属蒸着薄膜が金属光沢を有するのでデザイン効果のあるビールラベルを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0012】
本発明は、図1の側断面図に示すように、例えばビールラベル原紙(10)の表面に、目止めのためのアンカーコート層(12)を介して、アルミニウム蒸着薄膜層(14)が施されているビールラベル(1)に関するものであり、このアルミニウム蒸着薄膜層(14)上に、このアルミニウム蒸着薄膜層(14)を保護するオーバーコート層(15)を介して印刷層(16)が施され、さらにこの印刷層(16)を保護するOPニス層(18)が施されている金属光沢を有する美粧性に優れたビールラベル(1)である。
【0013】
上記請求項1に係る発明は、図1に示すビールラベル原紙(10)に、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓から回収されたビールラベル再生パルプを用いたもので、そのビールラベル再生パルプを乾燥状態で5〜20重量%含み、このビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%含み、その残りがバージンパルプでなる混成パルプ材料を用いて抄紙してビールラベル原紙(10)とするものである。
【0014】
また、上記請求項2に係る発明は、上記混成パルプ材料で抄紙されたビールラベル原紙(10)の表面に、この表面の凹凸や微細孔等を目止めするアンカーコート層(12)を施し、この上に施されるアルミニウム蒸着薄膜層(14)のビールラベル原紙(10)への浸み込みを防ぎ、かつ平滑で光沢のあるアルミニウム蒸着薄膜層(14)とし、さらにこのアルミニウム蒸着薄膜層(14)の形成によって、上記簡易な処理即ち簡易なスクリーニング処理で異物を除去する工程のみで得られたビールラベル再生パルプが含有しているビールラベル原紙(10)の表面が少々黒ずんでいても、あるいは少々の微細な異物で汚れていたとしても、このアルミニウム蒸着薄膜層(14)で隠蔽され、その上への印刷層(16)の美粧性等に支障がなく、かつこのアルミニウム蒸着薄膜層(14)が金属光沢を有するのでデザイン効果のあるビールラベル(1)とするものである。
【0015】
上記本発明のビールラベル(1)を構成するアンカーコート層(12)として、例えばメラミン樹脂、アルキッド樹脂、ポリフェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか、もしくはこれら樹脂の2種以上の混合でなる樹脂が用いられ、これら樹脂は、熱硬化性樹脂でなり、キシレン、トルエンを主成分とした溶剤に溶解して塗布液とし、グラビア方式あるいはロールコート方式等でビールラベル原紙(10)の凹凸、ピンホール等の目止めを行うものである。
【0016】
また、本発明のビールラベル(1)を構成する金属蒸着薄膜として、特にコスト上からも有利なアルミニウム蒸着薄膜層(14)が挙げられ、そのアルミニウム蒸着薄膜層(14)は、一般的には、例えば、巻取り式真空蒸着機を用い、アンカーコート層(12)が施されたウエブ状のビールラベル原紙(10)に、1400℃前後に加熱された蒸発源中のアルミニウムを真空度10(−2乗)Pa程度に保持された真空ドラム中で、300〜1000Åの膜厚で得られるものである。
【0017】
上記アルミニウム蒸着薄膜層(14)は、ビールラベル原紙(10)の面にアンカーコート層(12)を介して設けられているので、膜面が平滑でピンホール等もなく、かつ金属光沢があり、この上のオーバーコート層(15)を介して設けられる印刷層(16)に美粧性等を付与したデザイン効果のあるビールラベル(1)とするものである。
【0018】
また、上記アルミニウムの金属薄膜層(14)を保護するオーバーコート層(16)としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂をトルエン、酢酸ブチル等の溶剤に溶解して塗布液とし、あるいは水性(水溶性またはエマルジョン)の塗布液とし、グラビア方式あるいはロールコート方式等で得ることができる。
【0019】
上記のようにして得られたウエブ状で多面付けされたビールラベルを、個々のビールラベルに打ち抜いて、それらをラベラー(ラベル貼り機)のフィダー部に積載し、そのフィーダー部から一枚づつ取り出して、その裏面に例えばアクリル系のエマルジョン型接着剤を塗布し、ビール瓶に貼り合わせる。
【0020】
このビール瓶に貼り合わせるラベラーで、上記本発明のビールラベルは、従来のバージンパルプ100%のものに比べカールが少なく、このラベラーでのトラブル(フィーダーミス等)が少なくなるというラベラー適性に優れるものとすることができる。
【0021】
【実施例】
次に実施例により、本発明を具体的に説明する。
〈実施例1〉
ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓をスクリーニング処理で異物を除去したビールラベル再生パルプ15重量%(乾燥状態で)に、新聞紙等から得られた一般再生パルプ20重量%(乾燥状態で)と木材から得られるバージンパルプ65重量%(乾燥状態で)を混合したパルプ材料を用いて、坪量45g/m2 の紙に抄紙し、これにクレーコートして坪量60g/m2 のウエブ状のビールラベル原紙を得た。
【0022】
上記で得られたウエブ状のビールラベル原紙の異物検知機による検知回数は、7回/6000mであった。
【0023】
続いて上記で得られたビールラベル原紙の表面に、アミドアルキッド樹脂をバインダーとし、キシレン、トルエンを主溶剤とする塗布液をグラビア方式により厚さ4μm(ドライ)で塗布しアンカーコート層を形成した。
【0024】
続いてこのアンカーコート層上に真空蒸着法にて約500Åのアルミニウムの蒸着によるアルミニウム蒸着薄膜層を形成した。
【0025】
上記で形成されたアルミニウム蒸着薄膜層上の異物検知機による検知回数は、2回/6000mに減少していた。
【0026】
上記で形成されたアルミニウム蒸着薄膜層上にアクリル樹脂をトルエン、酢酸ブチル等の溶剤に溶解して塗布液を用いてロールコーターで塗布してオーバーコート層を形成し、その上にグラビア印刷法で絵柄等の印刷層を多面付けで形成し、グラビアOPニスで印刷層を保護し、それらを打ち抜いて個々のビールラベルを得た。
【0027】
〈実施例2〉
アンカーコート層とその上のアルミニウム蒸着薄膜層を施さない以外は、実施例1と同様にして蒸着なしのビールラベルを得た。
【0028】
〈比較例1〉
抄紙に使用するパルプ材料を木材から得られるバージンパルプのみとした以外は、実施例1と同様にしてビールラベルを得た。
【0029】
〈比較例2〉
アンカーコート層とその上のアルミニウム蒸着薄膜層を施さない以外は、比較例1と同様にして蒸着なしのビールラベルを得た。
【0030】
上記実施例1、2で得られた本発明のビールラベルと、比較例1、2で得られた従来のビールラベルについて、下記ラベル物性(耐摩擦性、耐アルカリ性、耐水性、水中伸度、洗ビン性)および実施例1と比較例1については、ラベラー適性として、高湿度(28℃、70%)下から低湿度(25℃、40%)下へ環境変化させた時のカール変化で評価し、その結果を表1に示した。
〔ラベル物性〕
耐摩擦性: 500gの重しで1200回濾紙で擦った時の表面の状態。
耐アルカリ性:500ppmのアンモニア水中に3時間浸漬った時の表面の状態。
耐水性: ラベル状態で水に24時間浸漬した時の状態。
水中伸度: ラベル状態で水に2分間浸漬した時の伸び率。
洗ビン性: アクリル板に両面粘着テープで固定し、4%、75℃NaOH液に浸漬した時の状態。
【0031】
【表1】
【0032】
上記表1より、ビールラベル再生パルプが含有する実施例1とバージンパルプのみを用いた比較例1の蒸着ビールラベルでは、耐摩擦性、耐アルカリ性、耐水性、水中伸度、洗ビン性のいずれもに差がなく、ビールラベルとしては特に問題のあるものではなかった。また、ラベラー適性では、実施例1のアルミニウム蒸着薄膜層が施されたビールラベルは、従来の比較例1のビールラベルに比べカールの変動が少なく、ラベラー適性のあるものであった。
また、実施例2と比較例2の蒸着無しのビールラベルでは、耐摩擦性、耐アルカリ性、耐水性のいずれもが差がなく、かつ蒸着された実施例1と比較例1のビールラベルとも差がないが、水中伸度では蒸着された実施例1と比較例1のビールラベルとは差があり両者共僅か伸び率が高く、かつ洗ビン性にも僅かに劣るものであった。しかし特に問題となる値ではなかった。
【0033】
以上の物性比較より、ビールラベル再生パルプを使用したビールラベルでは、ビールラベルとしての各種物性には特に問題がなく、逆にラベラー適性では、カールの変動が少なく、ラベラー(ラベル貼り機)でのトラブル等が少ないビールラベルであった。また、実施例1で見られるように、ビールラベル原紙では、7回/6000mの割合で異物が検知されたものが、その上にアンカーコート層を介してアルミニウム蒸着薄膜層を形成することによって2回/6000mの割合まで異物の検知回数を低減することができるものであった。即ち簡易なスクリーニング処理で得られるビールラベル再生パルプを用いても特に問題のあるものではなかった。
【0034】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明においては、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓がスクリーン処理されて回収されるビールラベル再生パルプを用いたビールラベル原紙において、このビールラベル原紙用として、スクリーン処理で異物を取り除くのみの簡易な処理で得られたビールラベル再生パルプを用いているので、従来の一般再生紙とすることに比べ、コスト低減が図られ、かつ肥料やセメントへの再利用に比べ付加価値の高いビールラベル原紙とすることができ、このビールラベル再生パルプが乾燥状態で5〜20重量%とすることによって、ビールラベルとしての物性は、バージンパルプ100%のものに比べ、特に劣ることがなく、環境に配慮されたビールラベル原紙を提供できる効果がある。
【0035】
さらに上記5〜20重量%のビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%とすることによって、より環境に配慮されたビールラベル原紙とすることができる。
【0036】
さらに付随的効果として、このビールラベル再生パルプは、木材等から得られるバージンパルプに比べ、パルプ繊維の伸縮が少ないことから、得られたビールラベル原紙にカールが少なくなり、ビール瓶へのラベル貼り工程でのトラブルの少ないビールラベル原紙となる効果が付与されるものである。
【0037】
また、上記請求項2に係る発明においては、上記請求項1に係る発明のビールラベル原紙の表面にアンカーコート層を介して金属蒸着薄膜が施すことによって、表面に少々の黒ずみや異物があったとしても、この金属蒸着薄膜で隠蔽されて、その上への印刷の美粧性等に支障がなく、かつこの金属蒸着薄膜が金属光沢を有するのでデザイン効果のあるビールラベルとする効果があ。
【0038】
従って本発明は、ビール瓶に貼付するビールラベルで、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベルの再生パルプを用いた環境対応型のビールラベル原紙とそれを用いたビールラベルとして、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビールラベルの一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥ビールラベル
10‥‥ビールラベル原紙
12‥‥アンカーコート層
14‥‥アルミニウム蒸着薄膜層
15‥‥オーバーコート層
16‥‥印刷層
18‥‥OPニス層
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビール瓶に貼付するビールラベルに関するものであり、さらに詳細には、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベルの再生パルプを用いた環境対応型のビールラベル原紙とそれを用いたビールラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回収されたビール瓶の洗浄工程で、貼付されているビールラベルが4%程度のアルカリ溶液で剥がされ、その溶液に溶かされている滓(再生パルプを主体とした浮遊物)は、廃棄物に係わる環境問題に配慮して、肥料やセメント、あるいは一般再生紙の原料として再利用されていた。
【0003】
しかし、上記肥料やセメントの原料としての再利用では、その付加価値が低く、また一般再生紙としての再利用では、分離パルパーによる印刷インキ等の剥がしやそのインキを浮遊させて除去するフロテーターによる脱墨工程、異物等を完全に除去するスクリーンによるスクリーニング工程、さらにウオッシャーによる洗浄工程等多くの処理工程と水量を必要とし、製造コストが嵩むという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、回収されたビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓からコストが嵩まない簡易な処理でビールラベル再生パルプが得られ、肥料やセメントへの再利用に比べ付加価値の高いビールラベル再生パルプとして再利用される、環境に配慮されたビールラベル原紙およびそれを用いたビールラベルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓がスクリーン処理されて回収されるビールラベル再生パルプを用いたビールラベル原紙であって、前記ビールラベル再生パルプが乾燥状態で5〜20重量%で、該ビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%を含むパルプ材料を用いて抄紙されていることを特徴とするビールラベル原紙としたものである。
【0006】
上記請求項1の発明によれば、ビールラベル原紙用に、スクリーン処理で異物を取り除くのみの簡易な処理で得られたビールラベル再生パルプを用いているので、従来の一般再生紙とすることに比べコスト低減が図られ、かつ肥料やセメントへの再利用に比べ付加価値の高いビールラベル原紙とすることができ、このビールラベル再生パルプが乾燥状態で5〜20重量%とすることによって、ビールラベルとしての物性は、バージンパルプ100%のものに比べ、特に劣ることがなく、環境に配慮されたビールラベルとすることができる。このビールラベル再生パルプの含有が5重量%に満たないと環境に寄与することが少なくなり、20重量%を越えると、表面の黒ずみが多くなったり、異物数が増えたりするので好ましくない。
【0007】
さらに上記5〜20重量%のビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%とすることによって、より環境に配慮されたビールラベル原紙とすることができる。
【0008】
さらに付随的作用効果として、このビールラベル再生パルプは、木材等から得られるバージンパルプに比べ、パルプ繊維の伸縮が少ないことから、得られたビールラベル原紙にカールが少なくなり、ビール瓶へのラベル貼り工程でのトラブルの少ないビールラベル原紙となる効果が付与されるものである。
【0009】
また、請求項2の発明では、上記請求項1に記載のビールラベル原紙の表面にアンカーコート層を介して金属蒸着薄膜が施されていることを特徴とするビールラベルとしたものである。
【0010】
上記請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載のビールラベル原紙の表面にアンカーコート層を介して金属蒸着薄膜が施されていので、表面に少々の黒ずみや異物があったとしても、この金属蒸着薄膜で隠蔽されて、その上への印刷の美粧性等に支障がなく、かつこの金属蒸着薄膜が金属光沢を有するのでデザイン効果のあるビールラベルを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0012】
本発明は、図1の側断面図に示すように、例えばビールラベル原紙(10)の表面に、目止めのためのアンカーコート層(12)を介して、アルミニウム蒸着薄膜層(14)が施されているビールラベル(1)に関するものであり、このアルミニウム蒸着薄膜層(14)上に、このアルミニウム蒸着薄膜層(14)を保護するオーバーコート層(15)を介して印刷層(16)が施され、さらにこの印刷層(16)を保護するOPニス層(18)が施されている金属光沢を有する美粧性に優れたビールラベル(1)である。
【0013】
上記請求項1に係る発明は、図1に示すビールラベル原紙(10)に、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓から回収されたビールラベル再生パルプを用いたもので、そのビールラベル再生パルプを乾燥状態で5〜20重量%含み、このビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%含み、その残りがバージンパルプでなる混成パルプ材料を用いて抄紙してビールラベル原紙(10)とするものである。
【0014】
また、上記請求項2に係る発明は、上記混成パルプ材料で抄紙されたビールラベル原紙(10)の表面に、この表面の凹凸や微細孔等を目止めするアンカーコート層(12)を施し、この上に施されるアルミニウム蒸着薄膜層(14)のビールラベル原紙(10)への浸み込みを防ぎ、かつ平滑で光沢のあるアルミニウム蒸着薄膜層(14)とし、さらにこのアルミニウム蒸着薄膜層(14)の形成によって、上記簡易な処理即ち簡易なスクリーニング処理で異物を除去する工程のみで得られたビールラベル再生パルプが含有しているビールラベル原紙(10)の表面が少々黒ずんでいても、あるいは少々の微細な異物で汚れていたとしても、このアルミニウム蒸着薄膜層(14)で隠蔽され、その上への印刷層(16)の美粧性等に支障がなく、かつこのアルミニウム蒸着薄膜層(14)が金属光沢を有するのでデザイン効果のあるビールラベル(1)とするものである。
【0015】
上記本発明のビールラベル(1)を構成するアンカーコート層(12)として、例えばメラミン樹脂、アルキッド樹脂、ポリフェノール樹脂、アクリル樹脂のいずれか、もしくはこれら樹脂の2種以上の混合でなる樹脂が用いられ、これら樹脂は、熱硬化性樹脂でなり、キシレン、トルエンを主成分とした溶剤に溶解して塗布液とし、グラビア方式あるいはロールコート方式等でビールラベル原紙(10)の凹凸、ピンホール等の目止めを行うものである。
【0016】
また、本発明のビールラベル(1)を構成する金属蒸着薄膜として、特にコスト上からも有利なアルミニウム蒸着薄膜層(14)が挙げられ、そのアルミニウム蒸着薄膜層(14)は、一般的には、例えば、巻取り式真空蒸着機を用い、アンカーコート層(12)が施されたウエブ状のビールラベル原紙(10)に、1400℃前後に加熱された蒸発源中のアルミニウムを真空度10(−2乗)Pa程度に保持された真空ドラム中で、300〜1000Åの膜厚で得られるものである。
【0017】
上記アルミニウム蒸着薄膜層(14)は、ビールラベル原紙(10)の面にアンカーコート層(12)を介して設けられているので、膜面が平滑でピンホール等もなく、かつ金属光沢があり、この上のオーバーコート層(15)を介して設けられる印刷層(16)に美粧性等を付与したデザイン効果のあるビールラベル(1)とするものである。
【0018】
また、上記アルミニウムの金属薄膜層(14)を保護するオーバーコート層(16)としては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂をトルエン、酢酸ブチル等の溶剤に溶解して塗布液とし、あるいは水性(水溶性またはエマルジョン)の塗布液とし、グラビア方式あるいはロールコート方式等で得ることができる。
【0019】
上記のようにして得られたウエブ状で多面付けされたビールラベルを、個々のビールラベルに打ち抜いて、それらをラベラー(ラベル貼り機)のフィダー部に積載し、そのフィーダー部から一枚づつ取り出して、その裏面に例えばアクリル系のエマルジョン型接着剤を塗布し、ビール瓶に貼り合わせる。
【0020】
このビール瓶に貼り合わせるラベラーで、上記本発明のビールラベルは、従来のバージンパルプ100%のものに比べカールが少なく、このラベラーでのトラブル(フィーダーミス等)が少なくなるというラベラー適性に優れるものとすることができる。
【0021】
【実施例】
次に実施例により、本発明を具体的に説明する。
〈実施例1〉
ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓をスクリーニング処理で異物を除去したビールラベル再生パルプ15重量%(乾燥状態で)に、新聞紙等から得られた一般再生パルプ20重量%(乾燥状態で)と木材から得られるバージンパルプ65重量%(乾燥状態で)を混合したパルプ材料を用いて、坪量45g/m2 の紙に抄紙し、これにクレーコートして坪量60g/m2 のウエブ状のビールラベル原紙を得た。
【0022】
上記で得られたウエブ状のビールラベル原紙の異物検知機による検知回数は、7回/6000mであった。
【0023】
続いて上記で得られたビールラベル原紙の表面に、アミドアルキッド樹脂をバインダーとし、キシレン、トルエンを主溶剤とする塗布液をグラビア方式により厚さ4μm(ドライ)で塗布しアンカーコート層を形成した。
【0024】
続いてこのアンカーコート層上に真空蒸着法にて約500Åのアルミニウムの蒸着によるアルミニウム蒸着薄膜層を形成した。
【0025】
上記で形成されたアルミニウム蒸着薄膜層上の異物検知機による検知回数は、2回/6000mに減少していた。
【0026】
上記で形成されたアルミニウム蒸着薄膜層上にアクリル樹脂をトルエン、酢酸ブチル等の溶剤に溶解して塗布液を用いてロールコーターで塗布してオーバーコート層を形成し、その上にグラビア印刷法で絵柄等の印刷層を多面付けで形成し、グラビアOPニスで印刷層を保護し、それらを打ち抜いて個々のビールラベルを得た。
【0027】
〈実施例2〉
アンカーコート層とその上のアルミニウム蒸着薄膜層を施さない以外は、実施例1と同様にして蒸着なしのビールラベルを得た。
【0028】
〈比較例1〉
抄紙に使用するパルプ材料を木材から得られるバージンパルプのみとした以外は、実施例1と同様にしてビールラベルを得た。
【0029】
〈比較例2〉
アンカーコート層とその上のアルミニウム蒸着薄膜層を施さない以外は、比較例1と同様にして蒸着なしのビールラベルを得た。
【0030】
上記実施例1、2で得られた本発明のビールラベルと、比較例1、2で得られた従来のビールラベルについて、下記ラベル物性(耐摩擦性、耐アルカリ性、耐水性、水中伸度、洗ビン性)および実施例1と比較例1については、ラベラー適性として、高湿度(28℃、70%)下から低湿度(25℃、40%)下へ環境変化させた時のカール変化で評価し、その結果を表1に示した。
〔ラベル物性〕
耐摩擦性: 500gの重しで1200回濾紙で擦った時の表面の状態。
耐アルカリ性:500ppmのアンモニア水中に3時間浸漬った時の表面の状態。
耐水性: ラベル状態で水に24時間浸漬した時の状態。
水中伸度: ラベル状態で水に2分間浸漬した時の伸び率。
洗ビン性: アクリル板に両面粘着テープで固定し、4%、75℃NaOH液に浸漬した時の状態。
【0031】
【表1】
【0032】
上記表1より、ビールラベル再生パルプが含有する実施例1とバージンパルプのみを用いた比較例1の蒸着ビールラベルでは、耐摩擦性、耐アルカリ性、耐水性、水中伸度、洗ビン性のいずれもに差がなく、ビールラベルとしては特に問題のあるものではなかった。また、ラベラー適性では、実施例1のアルミニウム蒸着薄膜層が施されたビールラベルは、従来の比較例1のビールラベルに比べカールの変動が少なく、ラベラー適性のあるものであった。
また、実施例2と比較例2の蒸着無しのビールラベルでは、耐摩擦性、耐アルカリ性、耐水性のいずれもが差がなく、かつ蒸着された実施例1と比較例1のビールラベルとも差がないが、水中伸度では蒸着された実施例1と比較例1のビールラベルとは差があり両者共僅か伸び率が高く、かつ洗ビン性にも僅かに劣るものであった。しかし特に問題となる値ではなかった。
【0033】
以上の物性比較より、ビールラベル再生パルプを使用したビールラベルでは、ビールラベルとしての各種物性には特に問題がなく、逆にラベラー適性では、カールの変動が少なく、ラベラー(ラベル貼り機)でのトラブル等が少ないビールラベルであった。また、実施例1で見られるように、ビールラベル原紙では、7回/6000mの割合で異物が検知されたものが、その上にアンカーコート層を介してアルミニウム蒸着薄膜層を形成することによって2回/6000mの割合まで異物の検知回数を低減することができるものであった。即ち簡易なスクリーニング処理で得られるビールラベル再生パルプを用いても特に問題のあるものではなかった。
【0034】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明においては、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓がスクリーン処理されて回収されるビールラベル再生パルプを用いたビールラベル原紙において、このビールラベル原紙用として、スクリーン処理で異物を取り除くのみの簡易な処理で得られたビールラベル再生パルプを用いているので、従来の一般再生紙とすることに比べ、コスト低減が図られ、かつ肥料やセメントへの再利用に比べ付加価値の高いビールラベル原紙とすることができ、このビールラベル再生パルプが乾燥状態で5〜20重量%とすることによって、ビールラベルとしての物性は、バージンパルプ100%のものに比べ、特に劣ることがなく、環境に配慮されたビールラベル原紙を提供できる効果がある。
【0035】
さらに上記5〜20重量%のビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%とすることによって、より環境に配慮されたビールラベル原紙とすることができる。
【0036】
さらに付随的効果として、このビールラベル再生パルプは、木材等から得られるバージンパルプに比べ、パルプ繊維の伸縮が少ないことから、得られたビールラベル原紙にカールが少なくなり、ビール瓶へのラベル貼り工程でのトラブルの少ないビールラベル原紙となる効果が付与されるものである。
【0037】
また、上記請求項2に係る発明においては、上記請求項1に係る発明のビールラベル原紙の表面にアンカーコート層を介して金属蒸着薄膜が施すことによって、表面に少々の黒ずみや異物があったとしても、この金属蒸着薄膜で隠蔽されて、その上への印刷の美粧性等に支障がなく、かつこの金属蒸着薄膜が金属光沢を有するのでデザイン効果のあるビールラベルとする効果があ。
【0038】
従って本発明は、ビール瓶に貼付するビールラベルで、回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベルの再生パルプを用いた環境対応型のビールラベル原紙とそれを用いたビールラベルとして、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビールラベルの一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥ビールラベル
10‥‥ビールラベル原紙
12‥‥アンカーコート層
14‥‥アルミニウム蒸着薄膜層
15‥‥オーバーコート層
16‥‥印刷層
18‥‥OPニス層
Claims (2)
- 回収ビール瓶の洗浄工程で発生するビールラベル滓がスクリーン処理されて回収されるビールラベル再生パルプを用いたビールラベル原紙であって、前記ビールラベル再生パルプが乾燥状態で5〜20重量%で、該ビールラベル再生パルプと新聞紙等から得られる一般再生パルプの合計が乾燥状態で5〜40重量%を含むパルプ材料を用いて抄紙されていることを特徴とするビールラベル原紙。
- 上記請求項1に記載のビールラベル原紙の表面にアンカーコート層を介して金属蒸着薄膜が施されていることを特徴とするビールラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003015787A JP2004225215A (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | ビールラベル原紙およびビールラベル |
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Publications (1)
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ID=32903437
Family Applications (1)
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JP2003015787A Pending JP2004225215A (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | ビールラベル原紙およびビールラベル |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004225215A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009537706A (ja) * | 2006-05-23 | 2009-10-29 | エム−リール オサケ ユキチュア ユルキネン | ラベル貼り付け特性が改善されたコート紙 |
CN116003671A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-04-25 | 河北昊泽化工有限公司 | 一种阳离子啤酒标签抗碱乳液的制备方法及生产设备 |
-
2003
- 2003-01-24 JP JP2003015787A patent/JP2004225215A/ja active Pending
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