JP2004224387A - 積載物包装方法 - Google Patents

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Wataru Sekino
渉 関野
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Abstract

【目的】包装材の積載物の高さを越える部分が折れ曲がることを防止する。
【構成】平版印刷版の積層束10を積載部材12上に積載し、積層束10の側面に内装紙16を巻き付ける。内装紙16の積層束10の高さを越える部分には積層束10の高さ方向に延びる折り目16Aを内装紙16の周方向に連続して形成する。これによって、内装紙16の積層束10の高さを越える部分が真直に自立するので、自動包装する際に、包装不良が発生しない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、積載部材上に積載された積載物を包装する積載物包装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
平版印刷版は、パレット上に載置された積載部材上に積層され、遮光、防湿、運搬等を目的として内装紙で包装される。この際、幅が積層束の高さを越える内装紙を積層束の側面に1周巻付けたところでカットし、先端部と後端部を接着する。そして、内装紙の積層束の高さを越えた部分を折り畳んでテープ止めする。(例えば、特許文献1、或いは特許文献2参照)
しかしながら、内装紙が薄く所謂「腰」が弱い場合、図5に示すように、内装紙10の積層束12の高さを越える部分が自重で折れ曲がってしまうことがある。このため、作業員が手作業で包装する場合は、元の状態に戻すことができるが作業性が悪くなる。また、自動包装する場合は、元の状態に戻すことなく折れ曲がった状態で包装してしまうので、包装不良となる。
【0003】
また、内装紙の厚さを厚くすれば、「腰」を強くできるので、内装紙の積層束の高さを越える部分の折れ曲がりを防止できるが、コストアップ、内装紙を折り畳む際の作業性の悪化という問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−118533号公報
【特許文献2】
特開2002−145266号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の事情に鑑み、本発明は、積載物の側面を覆った薄く「腰」の弱い包装材の積載物の高さを越える部分が、折れ曲がることを防止することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の積載物包装方法は、パレット上に載置された積載部材に積載物を積載し、前記積載物の高さを越える幅の包装材で前記積載物の側面を覆い、前記包装材の前記積載物の高さを越えた部分を折り畳んで前記積載物を包装する積載物包装方法であって、前記包装材には少なくとも前記積載物の高さを越えた部分に前記包装材の幅方向に延びる折り目が繰り返して形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の積載物包装方法では、積載物が、パレット上に載置された積載部材に積載され、積載物の高さを越える幅の包装材で側面を覆われる。そして、少なくとも包装材の積載物の高さを越えた部分には包装材の幅方向に延びる折り目が繰り返して形成されている。このため、包装材の積載物の高さを越える部分の「腰」が強くなり自立できるので、折れ曲がることが防止される。
【0008】
これによって、包装材の積載物の高さを越える部分を人手で折り畳んで積載物を包装する時、折れ曲がった包装材を元の状態に戻す必要がないので、作業性が向上する。また、自動包装する場合、包装材の積載物の高さを越える部分が折れ曲がっていないので、包装不良が発生しない。
【0009】
請求項2に記載の積載物包装方法は、請求項1に記載の積載物包装方法であって、前記折り目は、前記積載物の側面に巻付けられていく前記包装材が、噛合する歯車の間を通過することで形成されることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の積載物包装方法では、包装材が、噛合する歯車の間を通過して積載物の側面に巻付けられるまでに、積載物の高さを越える部分に、又は全幅に渡って積載物の高さ方向に延びる折り目を形成する。このため、予め折り目が形成された特注の包装材を使用する必要がなく、材料コストを低減することができる。
【0011】
請求項3に記載の積載物包装方法は、請求項1又は2に記載の積載物包装方法であって、前記包装材は、前記折り目の山又は谷のピッチが10〜50mm、山の高さが5〜20mmの波形状に形成されることを特徴とする。
【0012】
後述する実験で、クラフト紙等の薄紙では、折り目の山又は谷のピッチが10〜50mm、山の高さが5〜20mmの場合に、包装材の積載物の高さを越える部分(1000mm)が真直に自立することが確認されている。
【0013】
請求項4に記載の積載物包装方法は、請求項3に記載の積載物包装方法であって、前記包装材をクラフト紙、又はクラフト紙にアルミ箔をラミネートした紙とすることを特徴とする。
【0014】
後述する実験で、包装材がクラフト紙であれば波形状を形成でき、包装材がクラフト紙にアルミ箔をラミネートした紙であれば波形状を維持できることが確認されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る平版印刷版(積載物)の包装方法について説明する。
【0016】
図1に示すように、パレット12上に段ボール製の積載部材14を載置する。積載部材14上には、0.3×1310×1050mmのアルミ板に感光層が塗布された平版印刷版と、漂白クラフトパルプから抄造した合紙とを交互に積層し、故紙から抄造した保護用厚紙最上段及び最下段にを配置した積層束10を積載する。
【0017】
なお、積層束10は、この他、合紙の無いもの、平版印刷版の保護用厚紙が積層束10毎に入らないもの等種々のものがある。
【0018】
そして、先端保持機構(図示せず)によって内装紙16の先端部を積層束10の側面に当接させて保持し、パレット12が載置されたターンテーブル(図示せず)を旋回させ、内装紙16を積層束10の側面に巻付けていく。この際、クラフトテープ18を内装紙16の下端部と積載部材14の側面に巻付けていき、内装紙16の下端部を積載部材14の側面に接着する。
【0019】
なお、内装紙16は遮光、防湿性を確保することを目的として、本実施形態ではクラフト紙にアルミ箔をラミネートしたアルミクラフト紙が使用されているが、この他、クラフト紙、アルミクラフト紙のアルミ箔上に低密度ポリエチレン層、又は黒ポリエチレンフィルムを貼り合わせたもの等が使用される。
【0020】
ここで、内装紙16の幅は、積層束10の高さを越え、後に積層束10の高さを越えた部分を折り畳んで積層束10の上面を覆うことができるサイズとされている。また、積層束10と、内装紙16が巻取られた内装紙ロール20との間には、ローラ状の歯車22が設けられ、歯と歯を噛み合わせている。この歯車22の歯と歯の間を、内装紙16の積層束10の高さを越える部分が通過すると、内装紙16の幅方向に延びる折り目16Aが内装紙16の搬送方向に連続して形成される。
【0021】
そして、図2に示すように、内装紙16が積層束10の側面に1周巻付けられたところで、内装紙16をカットし、後端部と先端部をテープ又はホットメルト等の接着剤で接着する。
【0022】
ここで、内装紙16の積層束10の高さを越える部分は、積層束10の高さ方向に延びる折り目16Aを内装紙16の周方向に連続して形成されて波形状をしている。このため、この部分は、所謂「腰」が強くなり、積層束10に支えられていなくても真直に自立する。
【0023】
この後、図3に示すように、内装紙16の折り目16A(図1、図2参照)を伸ばしながら上部を折り畳んで積層束10の上面を覆い、テープ止めする。この際、内装紙16の上部は直立しており人手で折れ曲がりを直す必要がないので、作業性が向上する。また、自動包装の場合でも、折れ曲がったまま包装することがないため包装不良となることがない。
【0024】
なお、図4(A)に示す内装紙16の折り目16Aの山又は谷のピッチAと、山の高さBが、10mm≦A≦50mm、5≦B≦20mmであれば内装紙16の上部が略真直に自立するので望ましく、10mm≦A≦20mm、5≦B≦10mmであれば内装紙16の上部の自立を長時間維持できるのでさらに望ましいことが実験で確認された。50mm≧A、A≦10mm、B≧20mm、B≦5mmであっても、内装紙16が自立すれば包装可能である。
【0025】
また、内装紙16はクラフト紙でも波形状を形成できるが、クラフト紙にアルミ箔をラミネートした紙であれば波形状を長時間維持できることが実験で確認された。
【0026】
さらに、本発明で言う「折り目」とは、視認できる折り目だけを指すのではなく、図4(B)に示すように、いわゆる角のない波目16Bを形成するためにレベラー等のように互い違いに配置されたローラで内装紙16にクセを付けた山又は谷の部分も含むものである。
【0027】
また、内装紙16が積層束10を越える長さは、積層束10の高さで決まるものではなく、内装紙16を折り込むため積層束10の平面サイズで決定されるもので、本実施形態では、700mmとされている。
【0028】
また、折り目は内装紙16の全幅に渡って形成してもよく、予め折り目の付いた内装紙16で積層束10を包装してもよい。
【0029】
さらに、帯状の内装紙16を積層束10の側面に巻き付けるという方法以外に、筒状の内装紙16を積層束10に上から被せるという方法でもよい。
【0030】
なお、本実施形態では、平版印刷版の積層束を内装紙で包装する例について説明したが、積載物の高さを越える包装材で積載物の側面を覆い、積載物の高さを越える部分を折り曲げて積載物を包装するような他の例についても適用可能である。
【0031】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、積載物の側面を覆った薄く「腰」の弱い包装材の積載物の高さを越える部分が、折れ曲がることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る平版印刷版の包装方法を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係る平版印刷版の包装方法を示す斜視図である。
【図3】本実施形態に係る平版印刷版の包装方法を示す斜視図である。
【図4】(A)本実施形態に係る平版印刷版の包装方法による内装紙の波形状を示す平面図である。
(B)本実施形態に係る平版印刷版の包装方法による内装紙の波形状を示す平面図である。
【図5】従来例に係る平版印刷版の包装方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 積層束(積載物)
12 パレット
14 積載部材
16 内装紙(包装材)
16A 折り目
16B 折り目
22 歯車

Claims (4)

  1. パレット上に載置された積載部材に積載物を積載し、前記積載物の高さを越える幅の包装材で前記積載物の側面を覆い、前記包装材の前記積載物の高さを越えた部分を折り畳んで前記積載物を包装する積載物包装方法であって、
    前記包装材には少なくとも前記積載物の高さを越えた部分に前記包装材の幅方向に延びる折り目が繰り返して形成されていることを特徴とする積載物包装方法。
  2. 前記折り目は、前記積載物の側面に巻付けられていく前記包装材が、噛合する歯車の間を通過することで形成されることを特徴とする請求項1に記載の積載物包装方法。
  3. 前記包装材は、前記折り目の山又は谷のピッチが10〜50mm、山の高さが5〜20mmの波形状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の積載物包装方法。
  4. 前記包装材をクラフト紙、又はクラフト紙にアルミ箔をラミネートした紙とすることを特徴とする請求項3に記載の積載物包装方法。
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