JP4223674B2 - 平版印刷版の梱包構造及び梱包方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平版印刷版の束を荷崩れや損傷を防止しつつ運搬可能とする平版印刷版の梱包構造及び、この梱包構造を用いた版印刷版の梱包方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
感光性印刷版、感熱性印刷版等の平版印刷版が平積み状態で積載されるパレットとしては、例えば、特開2000−118533号公報に記載されているものがある。このパレットは、製造コストの低減等のために段ボールを素材としており、平版印刷版が積載される積載板と、この積載板と平行に配置された底板と、積載板と底板との間に配置されて積載板と底板とを連結した複数の脚部とにより構成されている。このパレットでは、積載板と底板との間における一対の脚部間が挿入穴とされており、この挿入穴にフォークリフトのフォーク等の挿入部材が挿入され、この挿入部材により持ち上げられた状態でパレットは運搬される。
【0003】
一方、平版印刷版の製造ラインには、規定サイズに切断加工されべルトコンベア上から1枚ずつ順次投下される平版印刷版を所定の集積位置へ装填されたパレット上に自動的に集積する集積装置を備えたものがある。このような集積装置で用いられるパレットは、その集積板の面方向に沿った形状(面形状)が平版印刷版の面形状と同一であることが望ましい。すなわち、このような集積装置では、例えば、べルトコンベア上から投下される平版印刷版をストッパ部材により緩衝しつつ、慣性力を失い落下する平版印刷版をガイド板により積載板上まで案内する。このとき、積載板の面形状が平版印刷版の面形状と一致している方が、積載板上に集積された平版印刷版の面方向に沿った位置決め精度を向上できる。
【0004】
また積載板上に集積された所定枚数の平版印刷版を、防湿、遮光等のために内装紙により包装する際にも、積載板の面形状が平版印刷版の面形状と一致していれば、内装紙の端部を一定の厚さを有する積載板の側端面に粘着テープ等により貼付けて内装紙を固定できるので、内装紙による包装作業が容易になり、さらに平版印刷版の端面に粘着テープを貼付ける必要がなくなり、品質上問題となることがある粘着テープから平版印刷版への糊の転移も防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−118533号公報記載の平版印刷版積載用のパレットでは、平版印刷版の形状に対応する形状とされる積載板がパレットの天板に固着された構造になっているので、集積装置に装填される積載板の面形状を平版印刷版の面形状と一致させようとすれば、製造ラインで製造される平版印刷版のサイズ毎にそれぞれ形状が異なる複数種類のパレットを用意する必要がある。このため、パレットが多品種で少量生産となってパレットの製造コストを抑制できず、また平版印刷版の製造工場でも、多種類のパレットをストックしておかなければならず、コスト的にもスペース的にも効率が良くないという問題がある。
【0006】
またパレット上に積載された所定枚数の平版印刷版は、内装紙等の包装材により包装された後に金属製又は樹脂製のベルトによりパレットに結束固定される。従って、パレット上の平版印刷版には包装材を介してベルトから大きな加圧力が作用する。この加圧力による平版印刷版の局部変形や受圧部での品質変化を防止するため、内装紙により包装(内装)されたパレット上の平版印刷版は十分な厚みがある段ボール等の外装材により更に包装(外装)され、この外装材によりベルトから保護されていた。従って、パレットを用いた従来の平版印刷版の梱包構造では、多量の内装紙や外装材等の包装材が必要になるが、このような包装材は、事実上リーユースが不能で、多くの場合ユーザにより廃棄される。このため、従来のパレットを用いた平版印刷版の梱包構造は、省資源の観点からもコスト低減の観点からも無駄が多かった。
【0007】
本発明の目的は、上記事実を考慮して、平版印刷版の梱包に用いる梱包材料のサイズ等を変えることなく、サイズがそれぞれ異なる多種類の平版印刷版を簡単に梱包でき、かつ開梱後の梱包材料を効率的にリユースできる平版印刷版の梱包構造及び梱包方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の平版印刷版の梱包構造によれば、結束部材が積載部材の積載面上における平版印刷版の束に巻き付けられ、この結束部材により平版印刷版間の相対移動が拘束されると共に、平版印刷版の束が積載部材に結束固定されることにより、平版印刷版の束を構成する平版印刷版間のずれが防止されると共に、平版印刷版の束の積載部材に対するずれが防止される。
【0009】
またボックスパレットにおけるパレット部上に積載された積載部材及び平版印刷版の束が、遮光性及び防湿性を有する内装部材により包み込まれることにより、内装部材により平版印刷版へ光及び湿度の接触されるので、光及び湿度の影響による平版印刷版の品質変化を長期防止できる。
【0010】
また中空状のスペーサ部材がボックスパレットにおけるボックス部と積載部材及び平版印刷版の束との隙間内に挿入され、かつスペーサ部材内にボックス部と積載部材及び平版印刷版の束との隙間容積に応じた量の流体が充填されることにより、流体が充填されたスペーサ部材によりボックス部内に格納された積載部材及び平版印刷版の束の移動を拘束でき、かつ外部からの衝撃を緩衝して平版印刷版の束を保護できる。
【0011】
このとき、梱包される平版印刷版のサイズに応じてボックス部と積載部材及び平版印刷版の束との隙間容積が変化した場合でも、中空袋状のスペーサ部材内へ充填する流体の量を隙間容積に応じて調整することにより、ボックス部内での積載部材及び平版印刷版の束の移動を確実に拘束できる。具体的には、スペーサ部材が積載部材及び平版印刷版の束の双方へ十分な圧接力で圧接するようにスペーサ部材内へ流体を充填すれば、ボックス部内での積載部材及び平版印刷版の束の移動を拘束できる。スペーサ部材内へ充填する流体は液体及び気体の何れでも良いが、例えば、スペーサ部材の破損等により流体漏れが発生した場合も、平版印刷版への品質影響が無く、かつコスト的にも安価な空気が充填及び排気可能とされたエアバックをスペーサ部材として適用できる。
【0012】
ここで、主要な梱包材料であるボックスパレット及びスペーサ部材については、束を構成する平版印刷版のサイズに影響されることなく、複数サイズの平版印刷版の束を梱包でき、かつ構造的に使用による劣化も少ないので、開梱後もこれら主要な梱包材料については簡単にリユースできる。
【0013】
また積載部材及び前記パレット部の一方に凹部を設けると共に、積載部材及び前記パレット部の他方に積載部材がパレット部上に積載される際に凹部内へ嵌挿し、積載部材を所定の基準位置へ位置決めし積載部材の面方向に沿った移動を拘束する凸部を設けるようにすれば、積載部材をパレット上に載置しつつ、凸部を凹部内へ嵌挿することにより、積載部材及び平版印刷版の束がボックス部内の所定の基準位置へ位置決めされるので、積載部材及び平版印刷版の束の位置決め作業が簡単になり、さらにスペーサ部材によりボックス部内における積載部材及び平版印刷版の束の上方への移動のみを拘束することにより、ボックス部内における積載部材及び平版印刷版の移動を確実に拘束できるので、スペーサ部材の使用量を減少し、あるいはスペーサ部材の使用量を増加することなくボックス部内における積載部材及び平版印刷版に対する拘束力を増大できる。
【0014】
本発明の平版印刷版の梱包方法によれば、積載部材及び平版印刷版の束がボックス部内に格納された後に、ボックス部と積載部材及び平版印刷版の束との隙間内に挿入されたスペーサ部材内に、積載部材及び平版印刷版の束の一方又は双方へ圧接するまで流体を充填することより、予めスペーサ部材内へ充填する流体の適正量を設定しておかなくても、スペーサ部材内へ流体を充填しつつスペーサ部材内の流体圧又はスペーサ部材へ流体を供給する流体回路の背圧を測定すれば、スペーサ部材が積載部材及び平版印刷版の束へ及ぼしている圧接力を推定し、この圧接力が適正値となる流体がスペーサ部材へ充填されたタイミングを精度良く判断できる。この結果、平版印刷版のサイズ等に影響されることなく、スペーサ部材内へ適正量の流体を安定的に充填できるようになるので、ボックス部内における積載部材及び平版印刷版の束の移動を確実に拘束できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る平版印刷版の梱包構造及び梱包方法について説明する。
【0016】
(第1の実施形態)
先ず、図1に基づいて本発明の第1の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造における中間梱包体10について説明する。図1に示される中間梱包体10は、所定枚数の平版印刷版14が積載される積載部材12を備えている。積載部材12には、図1(A)に示されるようにその面央部に厚さ方向に沿って貫通する嵌挿穴16が穿設されている。この嵌挿穴16は、その面方向に沿った断面形状が長方形とされている。また積載部材12は、その上面部の面方向に沿った形状(面形状)が平版印刷版14の面形状と略同一とされている。この平版印刷版14は、長方形の薄肉板状に形成されたアルミニウム製の支持体上に感光層又は感熱層が塗布されたものであり、この平版印刷版14にはデジタル画像処理を用いた自動製版システムへ適応可能なPS版やCTP版等が含まれている。
【0017】
積載部材12は、例えば、複数枚の段ボールを厚さ方向に沿って積層し、これらの段ボールを接着剤等により貼り合わすことにより構成されている。このとき、積載部材12を構成する複数枚の段ボールは、厚さ方向に沿って隣接する段ボールとの間で波目方向が互いに直交するような方向とされてそれぞれ積層されている。これにより、積載部材12は特定方向の曲げ応力に対して脆弱化することが防止されている。また積載部材12を構成する段ボールの表裏面をクロス貼りとして、積載部材12の耐久性、特に表面部分の耐久性を高めるようにしても良い。
【0018】
積載部材12の素材となる段ボールの種類については、次のような条件により適宜選択される。先ず、段ボールの段(フルート)を好ましい順に挙げると、BAフルート又はABフルート、Aフルート、Bフルート、Cフルートである。また、段ボールの表ライナー及び裏ライナーの級を好ましい順に挙げると、AA級、A級、B級、C級であり、表ライナー及び裏ライナーの坪量としては、160(g/m2)以上440(g/m2)以下が適当である。また段ボールの中しんの種類を好ましい順に挙げると、強化中しん、A級、B級、C級であり、中しんの坪量としては、100(g/m2)以上280(g/m2)以下が適当である。
【0019】
積載部材12の下部側には、図1(B)に示されるようにシートパレット18が敷かれている。シートパレット18は、厚紙、段ボール等の柔軟性を有するシート状材料により形成されており、長手方向に沿った両端部がそれぞれ積載部材12の側方へ延出する被挟持部20とされている。またシートパレット18の中央部には、図1(A)に示されるように積載部材12の嵌挿穴16に対応する開口部22が形成されており、積載部材12は、シートパレット18上に載置され、その嵌挿穴16のセンタが開口部22のセンタと略一致するように位置合わせされる。
【0020】
次に、本実施形態に係る積載部材12上に積載される平版印刷版14を加工するための加工ラインについて説明する。図6に示されるように加工ライン110の上流側には、あらかじめロール状に巻かれたウエブ112を巻き出す送出機114が配設されている。送出機114から送り出された長尺状のウエブ112がレベラ115でカール矯正され、送りローラ118に至ると、合紙117が貼り合わされ、帯電により密着されてノッチャー120に至る。なお、この合紙117としては、例えば、漂白クラフトパルプから抄造した坪量20〜60g/m2、密度0.7〜0.85g/cm3、水分4〜6%、ベック平滑度10〜800秒、PH4〜6のものを適用できる。
【0021】
ノッチャー120は、ウエブ112に打ち抜き部を設け、裁断ローラ122の上刃及び下刃が、打ち抜き位置でウエブ112の幅方向へ移動できるようにする。これにより、ウエブ112と合紙117とをまとめて連続裁断しながら、ウエブ112の裁断幅を変更することが可能となる。裁断で生じた裁断屑は、図示しないチョッパへ送られて細かく切断された後、回収コンベア124によって回収箱126内に回収される。
【0022】
なお、加工ライン110では、裁断ローラ122とその周辺部材(図示省略)とで裁断ユニット128が構成されると共に、この裁断ユニット128が2組用意されている。これにより、刃交換等の段取作業を、ライン外の使用していない裁断ユニット128で行うことができ、加工ライン110のライン停止時間を最小限にすることが可能となっている。
【0023】
このようにして、所定の裁断幅に裁断されたウエブ112は、測長装置130により送り長が検出され、指示されたタイミングで走間カッタ132により切断される。これにより、設定されたサイズの平版印刷版14が製造される。この平版印刷版14は、走間カッタ132の下流側に設けられたべルトコンベア134上に載置される。べルトコンベア134の下流側には、平版印刷版14の搬送経路としてべルトコンベア136からなる搬送経路とべルトコンベア138からなる搬送経路とが並列的に設けられている。またべルトコンベア134からべルトコンベア136,138への分岐部には、べルトコンベア134上を搬送される平版印刷版14をべルトコンベア136及びべルトコンベア138の何れか一方に振り分けるためのゲート機構(図示省略)が配置されている。
【0024】
べルトコンベア136及びべルトコンベア138によりそれぞれ平版印刷版14が投下される集積位置には、パレット10が予め装填された集積装置140が配置されている。この集積装置140は、べルトコンベア140の直下からパレット10の側方まで延在するガイド部材(図示省略)、平版印刷版14の積載枚数に応じてパレット10を高さ方向へ位置調整するリフタ142等を備え、べルトコンベア136,138上から順次投下される平版印刷版14をパレット10の積載部材12上へ案内し、これらの平版印刷版14のサイズ等に応じて200〜2000枚程度の平版印刷版14が平積み状態で積層された平版印刷版の束13(図1参照)を構成する。このとき、束13を構成する平版印刷版14は、面方向に沿って積載部材12の上面から側方へはみ出さないようにそれぞれ積層される。
【0025】
積載部材12上の束13の少なくとも最上部には2〜3枚程度の保護シート146が積層される。この保護シート146としては、例えば、故紙から抄造した坪量200〜1500g/m2、密度0.7〜0.85g/cm3、水分4〜8%、ベック平滑度3〜20秒、PH4〜6の厚紙を適用できる。また加工ライン110の終端部には結束装置(図示省略)が配置されており、この結束装置は、集積装置のリフタ上の束13及びシートパレット18に結束ベルト24を巻き付け、図1(C)に示されるように結束ベルト24により束13及びシートパレット18を積載部材12に結束固定する。
【0026】
なお、本実施形態に係る平版印刷版の加工ライン110では、加工完了した平版印刷版14を集積装置により積載部材12上に自動的に集積しているが、ベルトコンベア140から投下された平版印刷版14を20〜30枚程度の束とし、この束を作業者が手作業により積載部材12上へ運搬、積載し、図1(B)に示されるような200〜2000枚程度の平版印刷版14からなる束13を積載部材12上へ構成するようにしても良い。
【0027】
束13及びシートパレット18が、図1(C)に示されるように結束ベルト24により積載部材12に結束固定されることにより、束13を構成する平版印刷版14の他の平版印刷版14に対する相対移動(ずれ)が防止されると共に、束13及びシートパレット18の積載部材12に対する移動がそれぞれ拘束される。また積載部材12には、束13からの荷重及び結束ベルト24からの張力が作用することから、束13からの荷重及び結束ベルト24からの張力を受けても圧縮変形や座屈等の破損が生じない十分な強度が必要となる。
【0028】
また、結束ベルト24により積載部材12の下部側にシートパレット18を結束することにより、このようなシートパレット18に適応するプル・プッシュ機構を中間梱包体10の積替位置又は運搬装置へ配設しておけば、プル・プッシュ機構により被挟持部20を挟持させてシートパレット18を引張り又は押圧することにより、積替位置と運搬装置との間での中間梱包体10の移動が可能になる。但し、このようなプル・プッシュ機構の使用を前提としない場合には、シートパレット18を省略しても良い。
【0029】
上記のようにして平版印刷版の加工ライン110にて、構成(梱包)された中間梱包体10は、自走台車、ローラコンベア、フォークリフト等の運搬装置により加工ライン110から包装・梱包ラインへ運搬される。ここで、中間梱包体10は、図5に示されるように折り畳み及び組立可能なボックスパレット26内へ格納される。このボックスパレット26は、図5(F)に示されるように組立状態では略直方体の筐体状とされており、その底板部として肉厚板状のパレット部28が設けられている。またボックスパレット26は、パレット部28に対して着脱可能とされた一対の側板30と、パレット部28に対して下端部が揺動可能に連結された一対の側板32と、パレット部28上に側板30,32と共にボックス部29を構成する蓋板34とを備えている。
【0030】
次に、ボックスパレット26の組立方法を簡単に説明する。ボックスパレット26は、図5(A)に示される折畳状態ではパレット部28上に側板30,32及び蓋板34がそれぞれ平積み状態で重ねられている。この折畳状態のボックスパレット26を組み立てる際には、先ず、図5(B)に示されるように蓋板34及び一対の側板30をパレット部28上から持ち上げた後に、図5(C)〜(D)に示されるように一対の側板32をそれぞれパレット部28上面から上方へ立ち上がるように揺動させる。
【0031】
次いで、図5(D)〜(E)に示されるように一対の側板30をパレット部28上における一対の側板32間に嵌め込む。これにより、パレット部28上には上面側が開口した筐体が構成される。従って、この筐体の上面開口に蓋板34を嵌めることにより、図5(F)に示されるようにパレット部28上には、側板30,32及び蓋板34により外部から遮蔽されたボックス部29が構成される。またボックスパレット26を折り畳む際には、上述した組立工程(図5(A)〜(F))とは逆の順番で作業が行われ、ボックスパレット26が図5(F)に示される組立状態から図5(A)に示される折畳状態とされ、パレット部28上に側板30,32及び蓋板34が平積み状態で重ねられる。
【0032】
ボックスパレット26のパレット部28は、多数回の繰り返し使用に耐え得るように、樹脂、木材、金属等の十分な強度及び耐久性を有する材料により形成されている。このパレット部28の各側端面には、図5に示されるように挿入穴36が開口している。このパレット部28の挿入穴36には、図3に示されるように束13を格納したボックスパレット26の運搬時にフォークリフトのフォーク等の挿入部材(図示省略)が挿入され、この挿入部材によりボックスパレット26が持ち上げられて運搬される。
【0033】
パレット部28の上面は中間梱包体10が載置される載置面38とされており、この載置面38の上面中央部には、図2に示されるように高さ方向に沿って扁平な直方体状とされた嵌挿部材40が固着されている。この嵌挿部材40の面方向に沿った断面形状は、積載部材12における嵌挿穴16の断面形状に対応する形状とされている。
【0034】
ボックスパレット26内へ中間梱包体10を格納する際には、先ず、中間梱包体10をパレット部28上に載置しつつ、積載部材12の嵌挿穴16内へシートパレット18の開口部22を通して嵌挿部材40を嵌挿する。これにより、面方向に沿って積載部材12の中心とパレット部28の中心とが一致するように中間梱包体10が位置決めされると共に、中間梱包体10のパレット部28上での面方向に沿った移動が拘束される。次いで、図2(A)に示されるように側板30,32が組み立てられ、パレット部28上に上面が開口した筐体が構成され、この筐体内にはパレット部28上に積載された中間梱包体10が配置される。このとき、ボックスパレット26は、ボックス部29の内寸法が中間梱包体10に対して高さ方向、幅方向及び奥行方向に沿ってそれぞれ一定値以上長いものが選択される。
【0035】
パレット部28上には、図2(A)に示されるように蛇腹状に折り畳まれ、中間梱包体10を包装するための包装部材42が中間梱包体10の外周側に設置されている。この包装部材42は展開状態で筒状となるように形成されており、その下端部がパレット部28上面に密着するように取り付けられている。この包装部材42は、中間梱包体10が積載される前に予めパレット部28へ取り付けても、また中間梱包体10が積載された後に予めパレット部28へ取り付けるようにしても良い。包装部材42は図2(B)に示されるように上方へ展開可能とされており、上方へ展開することより中間梱包体10の側面部分を覆うようになっている。また中間梱包体10上には、中間梱包体10の上面部分を覆うように平板状の包装部材44が載置される。この包装部材44は、その外周端付近が全周に亘って包装部材42の上端部付近に粘着テープ46により貼り合わされる。これにより、包装部材42,44は中間梱包体10を包み込み、この中間梱包体10を外部から隔離された空間内に収納する。
【0036】
ここで、包装部材42,44は遮光性及び防湿性を有する材料を素材とし、光及び湿気を遮断する。このような包装部材42,44の素材としては、例えば、6μmのアルミ箔を13μmの低密度ポリエチレンで坪量85g/m2のクラフト紙に貼り合わせたアルミクラフト紙、非親水性の樹脂からなる樹脂シート、フィルム状の金属材料を積層した金属シートを用いることができる。なお、包装部材42,44を多数回の繰返し使用(リユース)することを前提とする場合には、一般的にアルミクラフト紙等の紙を含むものより、樹脂シートや金属シートが素材として有利である。
【0037】
なお、本実施形態では、粘着テープ46により包装部材42に包装部材44を貼り合わせて中間梱包体10を包装したが、中間梱包体10の高さに対して筒長が十分長いも筒状の包装部材を用い、展開状態とした包装部材の上端部をベルト等で絞って密閉することにより、筒状の包装部材のみを用いて中間梱包体10を包装するようにしても良い。
【0038】
包装部材42による中間梱包体10の包装が完了すると、ボックス部29内には、図2(C)に示されるように複数個(本実施形態では5個)のエアバッグ48が挿入される。このエアバッグ48は中空袋状に形成されており、空気を充填及び排気するためのバルブ部(図示省略)を備えている。エアバッグ48は内部に空気が充填されていない収縮状態では薄いシート状になっており、空気の充填量の増加に伴い外形寸法が三次元的に膨張するが、この外形寸法の膨張は主として厚さ方向に生じるようになっている。
【0039】
6個のうち5個のエアバッグ48は、図2(C)に示されるように包装部材42,44により包装された中間梱包体10の各側面部と側板30,32との間に形成される隙間にそれぞれ挿入される。このとき、収縮状態としたエアバッグ48を中間梱包体10と側板30,32との間に挿入しても良いが、図2(C)に示されるようにある程度空気を充填し、エアバッグ48に厚みを付けることにより隙間への挿入作業が簡単になる。また残りの1個のエアバッグ48は、包装部材42により包装された中間梱包体10の上面に載置される。従って、蓋板34が閉められた状態では、エアバッグ48は蓋板34下面と中間梱包体10上面との間に形成される隙間内に位置する。各エアバッグ48は、その厚さ方向が中間梱包体10とボックス部29との隙間の幅方向と一致するように、これらの隙間内へ挿入される。
【0040】
また、各エアバッグ48に設けられたバルブ部には、外部からボックス部29内へ導入された高圧用ガスホース等からなるエア配管(図示省略)が接続され、このエア配管を通してボックス部29の外部に設置されたエアコンプレッサ、エアタンク等のエアー源(図示省略)からエアバッグ48内へ高圧エアが供給可能になっている。またエア配管には回路の内部圧力(背圧)を測定するための圧力計が設けられている。
【0041】
エアバッグ48がボックス部29内へ挿入されると、蓋板34が側板30,32により構成された筐体の上面開口へ嵌め込まれ、固定される。これにより、ボックス部29が組み立てられ、包装部材42,44により包装された中間梱包体10がボックス部29内へ格納される。この状態で、エアー源からエアバッグ48内へ圧力計により測定される背圧が所定の目標値になるまで高圧エアを供給する。ここで、背圧の目標値は、エアバッグ48が中間梱包体10へ所要の加圧力で圧接した時のエアバッグ48の内圧を予め測定しておき、この内圧の測定値に基づいて設定される。これにより、背圧の測定値が目標値になった時には、図3に示されるようにエアバッグ48は、包装部材42,44を介して中間梱包体10の各側面部及び上面部にそれぞれ均等な加圧力(気体圧力)を作用させ、この加圧力によりボックス部29内における中間梱包体10の移動を拘束すると共に、包装部材42を中間梱包体10の外面へ確実に密着させる。このように平版印刷版14(束13)を梱包したボックスパレット26は、パレット部28の挿入穴36内へフォークリフトのフォーク等の挿入部材を挿入することにより、前記挿入部材により持ち上げて運搬可能になる。
【0042】
一方、図3に示されるようにボックスパレット26等の梱包材料により梱包された束13は出荷されてユーザにより開梱される。ボックスパレット等の梱包材料により梱包された束13を開梱する際には、先ず、ボックスパレット26の蓋板34を取り外した後、各エアバッグ48のバルブ部を開放してエアバッグ48内の空気をある程度排気させる。これにより、各エアバッグ48がボックス部29内から簡単に取り出せる。エアバッグ48が取り出されたならば、包装部材42,44を貼り合わせた粘着テープ46(図2(B)参照)を剥がし、包装部材44を取り出すと共に、包装部材42をパレット部28側へ蛇腹状に折り畳む。
【0043】
次いで、ボックス部29における前後の一対の側板30をパレット部28から取り外し、この状態でプル・プッシュ機構によりシートパレット18を挟持すれば、プル・プッシュ機構及びフォークリフト等の運搬装置により中間梱包体10を簡単に搬送できるようになる。所望の位置に搬送された中間梱包体10は結束ベルト24が外されて開梱が完了する。
【0044】
次に、本実施形態の平版印刷版の梱包構造及び梱包方法による作用について説明する。本実施形態の平版印刷版の梱包構造によれば、エアバッグ48がボックスパレット26におけるボックス部29と包装部材42,44により包装された中間梱包体10との隙間内に挿入され、エアバッグ48内にボックス部29と中間梱包体10との隙間容積に応じた量の高圧エアが充填されることにより、高圧エアが充填されたエアバッグ48によりボックス部29内に格納された中間梱包体10を拘束でき、かつ外部からの衝撃を緩衝して束13を保護できる。
【0045】
このとき、梱包される平版印刷版14のサイズに応じてボックス部29と中間梱包体10との隙間容積が変化した場合でも、エアバッグ48内へ充填する高圧エアの量を隙間容積に応じて調整することにより、ボックス部29内での中間梱包体10の移動を確実に拘束できる。具体的には、エアバッグ48が中間梱包体10における積載部材12及び束13の一方又は双方へ十分な圧接力で圧接するようにエアバッグ48へ高圧エアを充填すれば、ボックス部29内での中間梱包体の移動を拘束できる。この結果、主要な梱包材料であるボックスパレット26及びエアバッグ48については、束13を構成する平版印刷版のサイズに影響されることなく、複数サイズの平版印刷版14からなる束13を梱包でき、かつ構造的に繰り返し使用による劣化も少ないので、開梱後もこれら主要な梱包材料については簡単にリユースでき、かつ梱包材料のコスト及び保管スぺースの抑制が可能になる。
【0046】
なお、本実施形態では、ボックス部29と中間梱包体10の間に挿入されるスペーサ部材として高圧エアが充填されるエアバッグ48を用いたが、このようなスペーサ部材としては、気体以外の液体、粘性流体等が充填されて膨張するものでも良く、また充填後に容積が膨張する発泡性材料が充填されるものでも良い。
【0047】
また本発明の平版印刷版の梱包方法によれば、中間梱包体10がボックスパレット26におけるパレット部28上に積載され、ボックス部29内に格納された後に、ボックス部29と中間梱包体10との隙間内に挿入されたエアバッグ48内に中間梱包体10へ圧接するまで高圧エアを充填することより、予めエアバッグ48内へ充填する高圧エアの量を定めておかなくても、エアバッグ48内へ高圧エアを充填しつつエアバッグ48内へ高圧エアを供給するエア配管の背圧を測定すれば、エアバッグ48が中間梱包体10へ及ぼしている加圧力を推定し、この加圧力が適正値となる高圧エアがエアバッグ48内へ充填されたタイミングを精度良く判断できる。この結果、平版印刷版14のサイズ等に影響されることなく、エアバッグ48内へ適正量の高圧エアを安定的に充填できるようになるので、ボックス部29内における中間梱包体10の移動を確実に拘束できる。
【0048】
但し、ボックス部29の蓋板34を外したままエアバッグ48内へ高圧エアを充填しつつ、作業者が目視及び手触りにてエアバッグ48の膨張を確認し、エアバッグ48内へ適正な高圧エアが充填されたタイミングを判断するようにしても良い。
【0049】
(第2の実施形態)
図4には本発明の第2の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造が示されている。なお、本発明の第2の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造で、第1の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造と構成及び作用が同一の部材については、同一符号を付して説明を省略する。ここで、本実施形態に係る梱包構造で、第1の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造と異なる点は、スペーサ部材としてのエアバッグの形状及び構造と、包装部材42,44が省略されている点のみであり、他の点については第1の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造と共通化されている。
【0050】
本実施形態に係るエアバッグ50は、下面側が開口した略筐体状に形成され、その皮殻部が遮光性及び防湿性を有する素材により構成されている。このエアバッグ50は、ある程度エアが充填された状態で、パレット部28及び側板30,32からなる筐体内に配置された中間梱包体10の側面部及び上面部を覆うように中間梱包体10へ被せられる。この後に、前記筐体の上面開口部に蓋板34が嵌め込まれ、中間梱包体10がボックス部29内に格納されると、エアバッグ50内には、図4に示されるように高圧エアが追加充填されて中間梱包体10の側面部及び上面部へそれぞれ均一な加圧力で圧接する。またエアバッグ50は、高圧エアが充填されて中間梱包体10へ圧接した状態では、その下端部がパレット部28の載置面38へ圧接するようになっている。これにより、高圧エアが充填されたエアバッグ50によりボックス部29内に格納された中間梱包体10の移動が拘束される。またエアバッグ50自体が遮光性及び防止性を有することから、エアバッグ50内への光及び湿気の侵入を防止できるので、中間梱包体10における平版印刷版14を光及び湿気から保護できる。
【0051】
従って、本実施形態に係る平版印刷版の梱包構造によれば、第1の実施形態に係る梱包構造と同様な作用及び効果を得られ、さらに遮光性及び防湿性を有する包装部材により中間梱包体10を包装(内装)しなくても、平版印刷版14を光及び湿気から保護できるので、第1の実施形態と比較して梱包構造及び梱包作業を簡略化できる。
【0052】
なお、図6に示される加工ライン110は、本実施形態に係る積載部材12上に平版印刷版14の束13を構成するための装置の一例にすぎず、このような加工ライン110以外の平版印刷版の製造装置(加工装置を含む)や手作業により構成される平版印刷版の束13についても、本実施形態に係る梱包構造及び梱包方法を適用できることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の平版印刷版の梱包構造及び梱包方法によれば、平版印刷版の梱包に用いる梱包材料のサイズ等を変えることなく、サイズがそれぞれ異なる多種類の平版印刷版を簡単に梱包でき、かつ開梱後の梱包材料を効率的にリユースできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る平版印刷版の中間梱包体の構成及びその梱包工程を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造の梱包工程を示す側面断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造の構成を示す側面断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造の構成を示す側面断面図である。
【図5】 本発明の実施形態に係る平版印刷版の梱包構造におけるボックスパレットの構造及び組立・折畳工程を示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る梱包構造及び梱包方法が適用される平版印刷版の加工ラインの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 中間梱包体
12 積載部材
13 束(平版印刷版の束)
14 平版印刷版
16 嵌挿穴(凹部)
24 結束ベルト(結束部材)
26 ボックスパレット
28 パレット部
29 ボックス部
40 嵌挿部材(凸部)
42,44 包装部材
46 粘着テープ(包装部材)
48 エアバッグ(スペーサ部材)
50 エアバッグ(スペーサ部材)

Claims (6)

  1. 上面部にパレット本体上に積載される平版印刷版の面形状に対応する面形状とされた積載面が設けられ、該積載面上に所定枚数の平版印刷版が積層されて平版印刷版の束が構成される積載部材と、
    前記積載面上における平版印刷版の束に巻き付けられて平版印刷版間の相対移動を拘束すると共に、平版印刷版の束を前記積載部材に結束固定する結束部材と、
    前記積載部材に結束された平版印刷版の束が積載されるパレット部及び、前記積載部材及び平版印刷版の束を格納するボックス部が設けられたボックスパレットと
    記ボックス部と前記積載部材及び平版印刷版の束との隙間内に挿入され、該隙間の容積に応じた量の流体が充填され、前記積載部材及び前記平版印刷版の束の双方に圧接する中空袋状のスペーサ部材と、
    を有することを特徴とする平版印刷版の梱包構造。
  2. 前記積載部材及び前記パレット部の一方に設けられた凹部と、
    前記積載部材及び前記パレット部の他方に設けられ、前記積載部材が前記パレット部上に積載される際に前記凹部内へ嵌挿され、前記積載部材を所定の基準位置へ位置決めし該積載部材の面方向に沿った移動を拘束する凸部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の平版印刷版の梱包構造。
  3. 前記スペーサ部材は、内部に加圧空気が充填されて膨張するエアバッグであることを特徴とする請求項1又は2記載の平版印刷版の梱包構造。
  4. 前記ボックスパレットは、前記ボックス部が前記パレット部上へ平積み状態となるように折畳み可能とされたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の平版印刷版の梱包構造。
  5. 前記ボックスパレットに設置され、前記パレット部上に積載された前記積載部材及び平版印刷版の束を包み込む、遮光性及び防湿性を有する包装部材を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の平版印刷版の梱包構造。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の平版印刷版の梱包構造を用いた平版印刷版の梱包方法であって、
    前記積載部材及び平版印刷版の束が前記ボックス部内に格納された後に、
    前記ボックス部と前記積載部材及び平版印刷版の束との隙間内に挿入されたスペーサ部材内に、前記積載部材及び平版印刷版の束の一方又は双方へ圧接するまで流体を充填することを特徴とする平版印刷版の梱包方法。
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