JP2004220982A - ステアリングスイッチ - Google Patents

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Eiji Yamatani
栄次 山谷
Kazuhiko Abe
和彦 阿部
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Abstract

【課題】簡単な構造で安価に製造でき、しかも耐久性に優れたステアリングスイッチを提供すること。
【解決手段】操作部7とスイッチ基板10に設けられたタクトスイッチ9との間に、操作部7と同一平面内で揺動するシーソー部材8を設け、このシーソー部材8の端部8dにタクトスイッチ9の可動部9aと当接する接点押圧突起8eを設け、操作部7に、ボタン7bを下方へ押圧したときシーソー部材8の平面部8aを押圧するシーソー押圧部7dと、レバー7aを上方へ引き上げたときシーソー部材8の端部8bを引き上げるシーソー引張部7eとを設けた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリングホイールに設けられるステアリングスイッチに係り、詳しくは、操作部の揺動方向に拘わらず同一のスイッチ信号が出力されるステアリングスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のステアリングスイッチとしては、例えば、図7に示すようなものが知られている。図において、ステアリングスイッチは、運転者の指で操作される操作部と、ON信号を出力するスイッチ本体部とから構成されている。
【0003】
操作部は、長さ方向中央に挿通された揺動ピンにより、図の上下方向へ揺動する。スイッチ本体部には、金属の平板で形成され中央に曲面部を有するレバー部と、スイッチ本体部内部の図示しない可動接点と固定接点とを離接させる駆動部とを備えている。
【0004】
すなわち、操作部をどちら側に操作しても、レバー部が駆動部を押圧する方向に弾性変形するため、操作方向に拘わらず同一のON信号を出力することができる(例えば、特許文献1の図3参照。)。
【0005】
また、図8に示す構造のステアリングスイッチも公知である。このステアリングスイッチは、操作部の先端に曲折部が形成され、この曲折部を挟んで駆動部を備えたスイッチ本体部が対向配置されている。これら2つのスイッチ本体部は、出力端子が並列に接続されている。
【0006】
すなわち、操作部を図の上方に操作したときには曲折部よりも手前側のスイッチ本体部からON信号が出力され、一方、下方に操作したときには奥側のスイッチ本体部からON信号が出力される。ところが、2つのスイッチ本体部は出力端子が並列に接続されているため、操作方向に拘わらず同一のON信号を出力することができる(例えば、特許文献1の図4参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平2001−14986号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のステアリングスイッチのうち前者にあっては、レバー部を弾性変形させて駆動部を押圧する構造であるため、レバー部に永久変形が生じてスイッチが動作しなくなる可能性がある。さらに、レバー部が操作部と摺接するため、レバー部の摺接部分に削れが発生し、操作力の変化や操作時に引っ掛かり感が発生することがある。
【0009】
また、操作部を上方へ操作したときには、操作部を下方へ操作したときよりもレバー部を押圧する力点が支点に近づくため、駆動部を押圧するのにより大きな力が必要となる。すなわち、操作方向によって操作フィーリングが大きく異なり、運転者に違和感を与えてしまう。
【0010】
また、後者にあっては、2つのスイッチ本体部を要する構造上、装置が高価であるとともに、実装面積が大きいため設置レイアウトの制約が大きい。
【0011】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、簡単な構造で安価に製造でき、しかも耐久性に優れたステアリングスイッチを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明請求項1に記載のステアリングスイッチでは、一端をステアリングホイールに揺動自在に支持し、他端側を運転者の指で揺動操作する操作部と、可動接点が固定接点と接触したときスイッチ回路を通電させる接点部材と、前記操作部と可動接点との間に位置し、操作部に従動して可動接点を押圧する従動部材と、を備えたステアリングスイッチにおいて、前記従動部材を、ステアリングホイールに揺動自在に支持したシーソー部材とし、このシーソー部材の一端側に、一方向へ揺動したとき可動接点を押圧可能な接点押圧突起を形成し、前記シーソー部材の揺動軸位置よりも接点押圧突起側の位置を被押圧部、揺動軸位置に対して被押圧部と反対側の位置を被引張部としたとき、前記操作部に、操作部を一方向へ揺動させたとき、シーソー部材の被押圧部を押圧するシーソー押圧部と、操作部を他方向へ揺動させたとき、シーソー部材の被引張部を引張するシーソー引張部と、を設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のステアリングスイッチにおいて、前記接点部材として、タクトスイッチを設けたことを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のステアリングスイッチにおいて、前記接点部材として、金属ドーム型スイッチを設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、運転者が操作部を一方向へ揺動させたとき、シーソー押圧部がシーソー部材の被押圧部を押圧することにより、接点押圧突起が可動接点を押圧する方向にシーソー部材が揺動し、可動接点が固定接点と接触してスイッチ回路が通電する。
【0016】
一方、運転者が操作部を他方向へ揺動させたとき、シーソー引張部がシーソー部材の被引張部を引張することにより、接点押圧突起が可動接点を押圧する方向にシーソー部材が揺動し、可動接点が固定接点と接触してスイッチ回路が通電する。
【0017】
従って、運転者が操作部をどちらの方向へ揺動操作した場合でも、シーソー部材の接点押圧突起が可動接点を押圧する方向へ揺動するため、操作部の揺動方向に拘わらず同一のスイッチ信号が出力される。
【0018】
すなわち、本発明では、操作部の揺動に追従して可動接点を押圧する従動部材として、揺動するシーソー部材のみを用いている。そして、操作部にシーソー押圧部とシーソー引張部とを設けることにより、操作部の揺動方向に拘わらず、接点押圧突起が可動接点を押圧する方向へシーソー部材を揺動させ、同一のスイッチ信号出力を実現している。
【0019】
よって、本発明のステアリングスイッチにあっては、従動部材として部品の弾性変形や摺動機構を採用した従来技術と比較して、構造が簡単であるとともに、部品の削れ、永久変形等に起因する操作感の変化、操作の不具合が発生しにくく、耐久性に優れている。さらに、接点部材を1つしか用いないため、2つの接点部材を要する構造の従来技術よりも安価に製造することができる。
【0020】
また、接点部材として、タクトスイッチを用いてもよい。さらに、金属ドーム型の接点部材を用いることにより、接点部材の軽量化および薄型化を図ることができ、ステアリングホイールに対する取り付け位置のレイアウト自由度を高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のステアリングスイッチを第1実施例と第2実施例とに基づいて説明する。
【0022】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は本発明のステアリングスイッチを適用したステアリングホイールを示す正面図、図2は図1のS2−S2断面図である。
【0023】
図において、ステアリングホイール1は、図外のステアリングシャフトに固定されたパッド2と、運転者に把持されるリング3と、これら2つの部材2,3を連結するスポーク4とから構成されている。そして、ステアリングスイッチ5は、パッド2の左右対称位置にそれぞれ設けられ、操作部7のレバー7aが、パッド2、リング3およびスポーク4で囲まれた空間部6に突出している。
【0024】
運転者は、リング3を把持した状態で、レバー7aを指で引き上げ操作するか、または操作部7の上面に設けられたボタン7bを指で押圧操作することにより、ステアリングスイッチ5がONされ、ステアリングスイッチ5に割り当てられた所定の機器操作が実施される。
【0025】
次に、図3を用いてステアリングスイッチ5の構造を説明する。
図において、ステアリングスイッチ5は、上述した操作部7と、シーソー部材8と、タクトスイッチ9と、スイッチ基板10とを主要な構成としている。
【0026】
操作部7のレバー7aと反対側の端部には、回転軸7cが左右に突設され、この回転軸7cは、ブラケット11の上部に対向して設けられた一対の第1凹部11a,11aにより、ブラケット11に対して図の上下方向に揺動可能に設けられている。また、ブラケット11は、パッド2にねじ12を用いて固定されている。
【0027】
操作部7の下面側には、回転軸7cと近接してシーソー押圧部7dが形成されるとともに、このシーソー押圧部7dよりもレバー7a側には、先端が90度曲折したシーソー引張部7eが形成されている。
【0028】
ここで、図4に示すように、操作部7の揺動中心Oから、
▲1▼レバー7aの下端までの距離をw
▲2▼ボタン7bの頂部までの距離をx
▲3▼端部8bとシーソー引張部7eとの接触位置までの距離をy
▲4▼平面部8aとシーソー押圧部7dとの接触位置までの距離をz
としたとき、w,x,y,zの関係は、w:y=x:zを満たすように設定されている。
【0029】
シーソー部材8は、中央の左右に突設された回転軸8cが、ブラケット11の下部に対向して設けられた一対の第2凹部11b,11bにより、ブラケット11に対して図の上下方向に揺動可能に設けられている。
【0030】
シーソー部材8の上面には平面部8aが設定され、この平面部8aには、シーソー押圧部7dが当接している。また、シーソー部材8の端部8bは、シーソー引張部7eの先端に形成された曲折部分の上面と当接している。なお、平面部8aとシーソー押圧部7dとの接触位置からシーソー部材8の揺動中心O(図4)までの距離と、端部8bとシーソー引張部7eとの接触位置から揺動中心Oまでの距離とは、同一に設定されている。
【0031】
また、シーソー部材8の端部8bと反対側の端部8dの下面には、接点押圧突起8eが形成されている。この接点押圧突起8eの先端は、ブラケット11に形成された貫通孔11cから下方へ突出し、後述するタクトスイッチ9の可動部9aと当接している。
【0032】
すなわち、運転者が操作部7のボタン7bを下方へ押圧操作したとき、シーソー押圧部7dがシーソー部材8の平面部8aを下方へ押圧する。また、運転者がレバー7aを上方へ引き上げ操作したとき、シーソー引張部7eがシーソー部材8の端部8bを上方へ引き上げるよう構成されている。
【0033】
タクトスイッチ9は、ねじ12によりブラケット11と共にパッド2にボルト締結されたスイッチ基板10上に設けられている。このタクトスイッチ9の内部には、図外の可動接点と固定接点とが離間して設けられ、可動接点は、図外のスプリングによって固定接点と離間する方向に付勢されている。また、タクトスイッチ9の上部には、可動部9aが突設され、この可動部9aがスプリング力に抗して可動接点をタクトスイッチ9内部に押し込まれたとき、可動接点と固定接点とが接触する。
【0034】
スイッチ基板10にはスイッチ回路が設けられ、このスイッチ回路は、タクトスイッチ9の可動接点と固定接点とが接触したとき通電し、パッド2に内設されたステアリングハーネスを介して所定機器にON信号を出力する。
【0035】
次に、作用を説明する。
[ステアリングスイッチ操作作用]
図5(イ)に、運転者が操作していないときのステアリングスイッチの状態を示す。このとき、タクトスイッチ9の可動部9aは、可動接点の付勢力によってタクトスイッチ9の上方に突出した状態であり、操作部7およびシーソー部材8は、水平な状態となっている。
【0036】
図5(イ)の状態から、運転者が操作部7のボタン7bを下方へ押圧すると、操作部7は回転軸7cを中心として下方へ揺動する。このとき、シーソー部材8の平面部8aが操作部7のシーソー押圧部7dにより下方へ押圧され、シーソー部材8は、回転軸8cを中心として端部8dが下方へ移動する方向に揺動する。
【0037】
すると、図5(ロ)に示すように、シーソー部材8の揺動により接点押圧突起8eがタクトスイッチ9の可動部9aを押圧し、可動部9aがタクトスイッチ9内に押し込まれ、スイッチ基板10のスイッチ回路からON信号が出力される。
【0038】
次に、図5(イ)の状態から、運転者が操作部7のレバー7aを上方へ引き上げると、操作部7は回転軸7cを中心として上方へ揺動する。このとき、シーソー部材8の端部8bが操作部7のシーソー引張部7eにより上方へ引き上げられ、シーソー部材8は、回転軸8cを中心として端部8bが上方へ移動する方向に揺動する。
【0039】
すると、図5(ハ)に示すように、シーソー部材8の揺動により接点押圧突起8eがタクトスイッチ9の可動部9aを押圧し、可動部9aがタクトスイッチ9内に押し込まれ、スイッチ基板10のスイッチ回路からON信号が出力される。
【0040】
[操作フィーリングについて]
図4において、力点(レバー7aの下端,ボタン7bの頂部)と作用点(端部8bとシーソー引張部7eとの接触位置,平面部8aとシーソー押圧部7dとの接触位置)の関係から、レバー7aの下端に指を掛けて操作部7を引き上げる力は、w/y倍されてシーソー引張部7eからシーソー部材8の端部8bに出力される。一方、ボタン7bの頂部を指で押圧し操作部を押し下げる力は、x/z倍されてシーソー押圧部7dからシーソー部材8の平面部8aに出力される。
【0041】
ここで、上述したように、w,x,y,zの関係は、w:y=x:z、すなわち、w/y=x/zを満たすように設定されている。よって、運転者がレバー7aを引き上げる力と、ボタン7bを押圧する力が同一であるとき、シーソー引張部7eが端部8bを引き上げる力と、シーソー押圧部7dが平面部8aを押し下げる力は同一となる。
【0042】
さらに、平面部8aとシーソー押圧部7dとの接触位置からシーソー部材8の揺動中心Oまでの距離と、端部8bとシーソー引張部7eとの接触位置から揺動中心Oまでの距離とは、同一に設定されているため、運転者が操作部7をどちら側に揺動操作した場合であっても、運転者の指には同一の反力が伝わる。
【0043】
次に、効果を説明する。
第1実施例のステアリングスイッチにあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
【0044】
(1) 操作部7の揺動に追従して揺動するシーソー部材8の端部8d側に接点押圧突起8eを設け、この接点押圧突起8eによりタクトスイッチ9の可動部9aを押圧してスイッチ回路を通電させる構成としたため、部品の弾性変形や摺動機構を利用した従来技術と比較して、部品の削れ、永久変形等に起因する操作感の変化、操作の不具合が発生しにくく、耐久性に優れている。
【0045】
(2) 1つのタクトスイッチ9を用いる構成であるため、2つの接点部材を要する構造の従来技術よりも、簡単な構造で安価に製造することができる。
【0046】
(3) 操作部7のレバー7aに指を掛けて引き上げ操作したときと、操作部7のボタン7bに指を乗せて押圧操作したときでは、どちらも指に同一の反力が伝わる構成としたため、操作方向に拘わらず同じ操作フィーリングが得られる。
【0047】
(第2実施例)
まず、構成を説明する。
第2実施例のステアリングスイッチは、タクトスイッチに代えて、金属ドーム型の接点部材を用いた点で第1実施例と異なる。
【0048】
図6(イ)において、13は金属ドームであり、ドーム状の可動接点と、スイッチ基板10の回路上に固定された固定接点とから構成され、可動接点の弾性変形により固定接点と接触する。この金属ドーム13には、シーソー部材8の接点押圧突起8eの先端が当接している。
【0049】
また、金属ドーム13は、第1実施例のタクトスイッチ9と比較して、高さ方向の寸法が短いため、スイッチ基板10とブラケット11のスイッチ基板10上方に位置する部分との距離hは、第1実施例よりも狭く設定されている。
【0050】
次に、作用を説明する。
[ステアリングスイッチ操作作用]
図6(イ)の状態から、運転者が操作部7のボタン7bを下方へ押圧すると、操作部7は回転軸7cを中心として下方へ揺動する。このとき、シーソー部材8の平面部8aが操作部7のシーソー押圧部7dにより下方へ押圧され、シーソー部材8は、回転軸8cを中心として端部8dが下方へ移動する方向に揺動する。
【0051】
すると、図6(ロ)に示すように、シーソー部材8の揺動により接点押圧突起8eが金属ドーム13の可動接点を押圧し、可動接点が弾性変形して固定接点と接触するため、スイッチ基板10のスイッチ回路からON信号が出力される。
【0052】
次に、図6(イ)の状態から、運転者が操作部7のレバー7aを上方へ引き上げると、操作部7は回転軸7cを中心として上方へ揺動する。このとき、シーソー部材8の端部8bが操作部7のシーソー引張部7eにより上方へ引き上げられ、シーソー部材8は、回転軸8cを中心として端部8bが上方へ移動する方向に揺動する。
【0053】
すると、図6(ハ)に示すように、シーソー部材8の揺動により接点押圧突起8eが金属ドーム13の可動接点を押圧し、可動接点が弾性変形して固定接点と接触するため、スイッチ基板10のスイッチ回路からON信号が出力される。
【0054】
次に効果を説明する。
第2実施例のステアリングスイッチにあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
【0055】
(4) スイッチ回路を通電させる接点部材として金属ドーム13を用いたため、接点部材にタクトスイッチ9を用いた第1実施例と比較して、部品の軽量化および薄型化を図ることができる。また、スイッチ基板10とブラケット11との距離hを短く設定することができるため、取り付け位置のレイアウト自由度が高い。
【0056】
(その他の実施例)
以上、本発明の実施の形態を第1実施例と第2実施例とに基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0057】
例えば、操作部において、シーソー押圧部とシーソー引張部とを第1および第2実施例とは逆の位置に設けるとともに、シーソー部材の反対の端部に接点押圧突起を設けた構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステアリングスイッチを適用したステアリングホイールを示す正面図である。
【図2】図1のS2−S2断面図である。
【図3】ステアリングスイッチの構造を示す縦断面図である。
【図4】第1実施例の作用を示すステアリングスイッチの模式図である。
【図5】第1実施例の作用を示すステアリングスイッチの縦断面図である。
【図6】第2実施例の作用を示すステアリングスイッチの縦断面図である。
【図7】従来のステアリングスイッチの一例を示す図である。
【図8】従来のステアリングスイッチの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール
2 パッド
3 リング
4 スポーク
5 ステアリングスイッチ
6 空間部
7 操作部
7a レバー
7b ボタン
7c 回転軸
7d シーソー押圧部
7e シーソー引張部
8 シーソー部材
8a 平面部
8b 端部
8c 回転軸
8d 端部b
8e 接点押圧突起
9 タクトスイッチ
9a 可動部
10 スイッチ基板
11 ブラケット
11a 第1凹部
11b 第2凹部
11c 貫通孔
12 ねじ
13 金属ドーム

Claims (3)

  1. 一端をステアリングホイールに揺動自在に支持し、他端側を運転者の指で揺動操作する操作部と、
    可動接点が固定接点と接触したときスイッチ回路を通電させる接点部材と、
    前記操作部と可動接点との間に位置し、操作部に従動して可動接点を押圧する従動部材と、
    を備えたステアリングスイッチにおいて、
    前記従動部材を、ステアリングホイールに揺動自在に支持したシーソー部材とし、
    このシーソー部材の一端側に、一方向へ揺動したとき可動接点を押圧可能な接点押圧突起を形成し、
    前記シーソー部材の揺動軸位置よりも接点押圧突起側の位置を被押圧部、揺動軸位置に対して被押圧部と反対側の位置を被引張部としたとき、
    前記操作部に、操作部を一方向へ揺動させたとき、シーソー部材の被押圧部を押圧するシーソー押圧部と、操作部を他方向へ揺動させたとき、シーソー部材の被引張部を引張するシーソー引張部と、を設けたことを特徴とするステアリングスイッチ。
  2. 請求項1に記載のステアリングスイッチにおいて、
    前記接点部材として、タクトスイッチを設けたことを特徴とするステアリングスイッチ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のステアリングスイッチにおいて、
    前記接点部材として、金属ドーム型スイッチを設けたことを特徴とするステアリングスイッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005138787A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Alps Electric Co Ltd ステアリングスイッチ装置
CN104576155A (zh) * 2014-07-02 2015-04-29 苏州旲烔机电科技有限公司 汽车方向盘遥控开关总成

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