JP2004220648A - 記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁気記録再生部を制御する第1マイコン4とディスク記録再生部を制御する第2マイコン5aが相互通信可能に設定される。ダビング専用本体キー(ディスクダビング本体キー2a,VCRダビング本体キー2b)の操作による入力信号と、リモコン信号受信部3で受信したダビングを指示するリモコン信号とを第1マイコン4が検知し、入力信号の種類を判別し、磁気記録再生部を再生あるいは記録状態にし、相互通信を介して第2マイコン5aに指示を行って、第2マイコン5aがディスクを再生あるいは記録状態にする。これにより、ダビング専用本体キー入力またはリモコンのキー入力を一回操作することによって、ディスクとVCRとの間のダビングを行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録再生装置、より詳細には、ディスク再生信号の磁気記録再生装置(VCR)へのダビング(記録)及び、VCR再生信号のディスク媒体へのダビング(記録)を行うことができる記録再生型のディスク装置と磁気記録再生装置とを一体型とした記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスク記録再生装置及び磁気記録再生装置(VCR:Video CassetteRecorder)一体型の記録再生装置において、ディスクの再生信号を磁気記録媒体にダビングする場合は、ディスク再生キーを押下することによってディスクを再生状態にし、その後、VCR記録キーを押下することによってVCRを記録状態にしてダビングを行う方法がとられる。
【0003】
また、例えば、特許文献1には、同一装置内にディスク再生部と磁気記録再生部とを備え、一つのボタンを押すだけでディスク再生部による音声/映像の再生信号を磁気記録再生部で記録可能とするワンタッチダビング機能を備えた記録再生装置が開示されている。上記特許文献1によれば、ビデオCDを再生してその記録情報をビデオテープにダビングする場合に、キー操作部内に設けたダビング操作ボタンを押すことによって、内部制御部がビデオCD再生部を再生状態にし、VCR側を記録状態に自動的に切替えてダビングを実行することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−312020号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のディスク記録再生装置及び磁気記録再生装置(VCR)一体型の記録再生装置の場合、ディスクの再生信号をビデオテープ等の磁気記録媒体にダビングする場合は、ディスク再生キーを押下することによりディスクを再生状態にし、その後、VCR記録キー押下にてVCRを記録状態にする必要があった。
【0006】
また、ディスクの再生状態にかかわらず、VCR側が記録状態になった時点でビデオテープに対する記録が開始されるため、例えば、ユーザが所望する本編だけをダビングする場合に、ユーザがディスクの再生映像を目で確認しながら、タイミングを合わせて記録キーを押してダビングを開始する必要があった。
【0007】
また、ディスク再生信号をディスクタイトル毎にVCRの磁気記録媒体にダビングしたい場合は、上記のごとくのダビング時の手順と同様に、任意のタイトル部分の再生開始に合わせて記録キーを押下してダビングを開始し、そのトラック再生の終了に合わせて、停止キーを押下してダビングを停止させる必要があった。
【0008】
また、上記特許文献1に示される記録再生装置においては、例えば、ディスクエラー等によりディスクの再生が行われない場合や、ディスクの読込に時間がかかりディスク再生が始まっていない場合にも、これらディスクの再生状態にかかわらずに、VCR側が記録状態になった時点で記録を開始し、停止キーが押下されるまで記録を継続し続けてしまうという問題があった。
【0009】
また、ディスクでは任意にトラック指定して再生をすることができるが、ディスク信号をVCRにてビデオテープにダビングした後で、ビデオテープの任意のトラックを再生して視聴する場合は、VCRでサーチを繰り返して再生信号を見ながら見たい場面を探さなければならないという煩わしさがあった。
【0010】
また、ディスクと磁気記録媒体との間のダビングやその記録信号を視聴しやすく編集する場合には、ユーザの操作が煩雑になっており、使い勝手が非常に悪いという問題があった。
【0011】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ディスク媒体を用いた情報の記録・再生が可能なディスク記録再生部と磁気記録媒体を用いた情報の記録・再生が可能な磁気記録再生部とが一体型に構成された記録再生装置において、簡単なキー操作のみで媒体間における記録情報のダビングを可能とするとともに、記録情報のみを精度良くダビングし、さらにダビング後のサーチや編集を容易にすることができるようにした記録再生装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第1の技術手段は、ディスク媒体を用いた情報の記録・再生が可能なディスク記録再生部と磁気録媒体を用いた情報の記録・再生が可能な磁気記録再生部とが一体型に構成された記録再生装置であって、前記磁気記録再生部を制御する第1のマイクロコンピュータと、該第1のマイクロコンピュータとの間でデータの送受信が可能で、かつ前記ディスク記録再生部を制御する第2のマイクロコンピュータとを有し、前記第1のマイクロコンピュータは、ディスク媒体のディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする指示入力または、磁気記録媒体のVCR再生信号をディスク媒体にダビングする指示入力を受け取って前記第2のマイクロコンピュータに該指示入力情報を送信し、前記第1及び第2のマイクロコンピュータは、前記指示入力情報に応じてディスク媒体または磁気記録媒体を再生させて、再生信号を他方の媒体にダビングする処理を行い、該ダビングに際して前記ディスク再生信号または前記VCR再生信号の記録状態を判定して、該判定結果に従って該再生信号を記録する媒体の記録動作を制御することを特徴としたものである。
【0013】
第2の技術手段は、第1の技術手段において、該記録再生装置は、ディスク媒体のディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする指示入力が可能なディスクダビング本体キーと、磁気記録媒体のVCR再生信号をディスク媒体にダビングする指示入力が可能なVCRダビング本体キーと、ディスク媒体のディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする指示入力が可能なディスクダビングリモコンキー及び磁気記録媒体のVCR再生信号をディスク媒体にダビングする指示入力が可能なVCRダビングリモコンキーを備えるリモコンと、前記ディスクダビングリモコンキーまたは前記VCRダビングリモコンキーの操作によって送信されたリモコン信号を受信する信号受信部と、ディスク媒体及び磁気記録媒体の再生信号を表示する表示部と、再生信号を外部機器に信号出力する出力部とを有し、前記第1のマイクロコンピュータは、前記ディスクダビング本体キーまたは前記VCRダビング本体キーの操作によるダビング指示入力信号または前記信号受信部で受信した前記リモコン信号に応じて、ダビング処理を実行する制御を行うことを特徴としたものである。
【0014】
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記ディスク媒体のディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする指示入力に応じて、前記ディスク記録再生部を停止状態から再生状態に切換え、ディスク媒体が再生されるタイミングに合わせて前記磁気記録再生部を停止状態から記録状態へと切換える制御を行うことを特徴としたものである。
【0015】
第4の技術手段は、第1ないし第3のいずれか1の技術手段において、前記磁気記録媒体のVCR再生信号をディスク媒体にダビングする指示入力に応じて、前記磁気記録再生部を停止状態から再生状態に切換え、該磁気記録媒体が再生されるタイミングに合わせて前記ディスク記録再生部を停止状態から記録状態へと切換える制御を行うことを特徴としたものである。
【0016】
第5の技術手段は、第1ないし第4のいずれか1の技術手段において、VCR再生信号をディスク媒体にダビングする際、前記磁気記録再生部で再生されているVCR再生映像が無信号の間は、前記ディスク記録再生部を一時停止状態にし、VCR再生信号が有信号の部分のみをディスク媒体に記録する制御を行うことを特徴としたものである。
【0017】
第6の技術手段は、第1ないし第5のいずれか1の技術手段において、VCR再生信号をディスク媒体にダビングする際、前記磁気記録再生部における再生時にVCR再生映像のVISS(頭出し)信号を検出したとき、前記ディスク記録再生部において、ディスクタイトルを切換えてダビングする制御を行うことを特徴としたものである。
【0018】
第7の技術手段は、第1ないし第6のいずれか1の技術手段において、ディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする際、前記ディスク記録再生部における再生時にディスク媒体に記録されたタイトルの切換りタイミングに合わせて磁気記録媒体に記録する信号にVISS(頭出し)信号を書込む制御を行うことを特徴としたものである。
【0019】
第8の技術手段は、第1ないし第7のいずれか1の技術手段において、VCR再生信号のディスク媒体へのダビングまたはディスク再生信号の磁気記録媒体へのダビングに際し、記録側の記録再生部を記録状態に切換える場合、再生側の記録再生部のシステム起動が終了し、実際に再生が開始されるまで、前記記録再生部の記録状態を一旦一時停止状態にすることを特徴としたものである。
【0020】
【発明の実施形態】
図1は、本発明、ディスク記録再生部及び磁気記録再生部一体型の記録再生装置の一実施形態を説明するためのブロック図で、記録再生型のディスクとしてDVDを用いた記録再生型のディスク記録再生部及び磁気記録再生部を一体に備える記録再生装置を示すものである。
【0021】
図1において、1はDVD記録再生部及び磁気記録再生部一体型の記録再生装置、2は本体キー操作部、2aはディスクダビング本体キー、2bはVCRダビング本体キー、3はリモコン信号受信部、4はマイコンA(第1マイコン)、4aは第1マイコンCPU、4bは本体キー入力検出端子、4cはリモコン信号入力検出端子、4dはマイコンB(第2マイコン)との相互通信用入出力端子、4eはVCR再生信号有/無検出用入力端子、4fはVCR再生信号のVISS信号検出用入力端子、4gはVCR制御及び表示/出力選択回路制御の相互通信用入出力端子、4hは第1マイコン用のROM、4iは第1マイコン用のRAM、5は記録再生型DVD制御部、5aは記録再生型DVD部制御用のマイコンB(第2マイコン)5bは第2マイコン用CPU、5cはVCR再生信号入力端子、5dはDVD再生信号出力端子、5eは第1マイコンとの相互通信用入出力端子、5fは第2マイコン用のROM、5gは第2マイコン用のRAM、6は記録再生型VCR制御部、6aはVCR制御及び表示/出力選択回路制御の相互通信用入出力端子、6bはDVD再生信号入力端子、6cはVCR再生信号出力端子、7は表示信号/出力信号選択回路、7aはVCR再生信号入力端子、7bはDVD再生信号入力端子、7cはVCR制御及び表示/出力選択回路制御の相互通信用入出力端子、7dは表示信号及び出力信号出力端子、8は表示部、9は出力部である。
【0022】
本実施形態による記録再生装置1に組み込まれている第1マイコン4は、中央演算処理装置であるCPU4aと、書込み可能なメモリであるRAM4i、読み出し専用メモリであるROM4h、入力端子4b、4c、4e、4f、入出力端子4d、4gを有しており、これらは1つの基盤に組込まれ、1チップマイコンとして構成されている。
【0023】
第1マイコン4内のROM4hには、通常のコンピュータ同様、CPU4aの動作手順がプログラムとして記憶されていて、CPU4aはこのプログラムを読み出して、その指示に従った所定の動作を制御し実行する。
【0024】
DVD制御部5に組み込まれている第2マイコン5aは、中央演算処理装置であるCPU5bと、書込み可能なメモリであるRAM5g、読み出し専用メモリであるROM5f、入力端子5c、出力端子5d、入出力端子5eを有しており、これらは1つの基盤に組込まれ、1チップマイコンとして構成されている。
【0025】
第2マイコン5a内のROM5fには、通常のコンピュータ同様、CPU5bの動作手順がプログラムとして記憶されていて、CPU5bはこのプログラムを読み出して、その指示に従った所定の動作を制御し実行する。
【0026】
第1マイコン4と第2マイコン5aは、入出力端子4d及び5eを介して接続され、IICbusまたはシリアル通信により、データ(相手方制御部の状態情報)の送受信が可能な相互通信関係になっている。
【0027】
第1マイコン4とVCR制御部6は、入出力端子4g及び6aを介して接続され、IICbusまたはシリアル通信により、データ(相手方制御部の状態情報)の送受信が可能な相互通信関係になっている。
【0028】
第1マイコン4と表示信号/出力信号選択回路7は、入出力端子4g及び7cを介して接続されIICbusまたはシリアル通信により、データ(相手方制御部の状態情報)の送受信が可能な相互通信関係になっている。
【0029】
本実施形態の記録再生装置は、DVDディスク媒体に対する情報の記録・再生が可能なディスク記録再生部とビデオテープに対する情報の記録・再生が可能な磁気記録再生部とが一体型に構成された記録再生装置であって、ディスク記録再生部と磁気記録再生部をそれぞれ制御し、相互通信可能なVCR制御マイコン(第1マイコン4)とディスク制御マイコン(第2マイコン5a)とを有している。そして、ダビング専用本体キー(ディスクダビング本体キー2a,VCRダビング本体キー2b)の操作による入力信号と、リモコンの操作によって送信され、リモコン信号受信部3で受信したダビングを指示するリモコン信号とを第1マイコン4が検知し、その入力信号の種類を判別し、磁気記録再生部(VCR)を再生あるいは記録状態にし、相互通信を介して第2マイコン5aに指示を行って、第2マイコン5aがディスクを再生あるいは記録状態にする。これにより、ユーザは、ダビング専用本体キーまたはリモコンのキーを一回操作することによって、ディスクとビデオテープとの間で記録情報をダビングすることができ、従来技術に比べて簡単な操作で記録すべき本編部分を確実にダビングすることが可能になる。
【0030】
また、本発明による記録再生装置は、記録一時停止を経ることなく停止モードから記録モードになる従来技術に比べ、第1マイコン4と第2マイコン5aとを相互通信させ、他方のマイコンの制御状態情報を受信して判別することにより、再生側における再生タイミングを検知してから実際に記録を開始するまでの時間を短縮することができ、再生開始と記録開始ポイントをより近づけることが可能となる。
【0031】
また、VCRの再生状態あるいは記録状態を第1マイコン4が検知し、ディスクの再生状態あるいは記録状態を第2マイコン5aが検知し、第1マイコン4と第2マイコン5aが相互通信を介して相手方制御部の再生あるいは記録状態を判別することにより、再生側の再生状態に応じて、記録側で記録状態を一時停止または停止または記録モードに設定する。またVCR側の記録においては、頭出し信号(以下、VISS信号)を書込み、ディスク側の記録においてはトラックを変えて記録を行うことにより、記録後の自動編集が可能となる。
【0032】
また、ディスク再生信号をVCRでビデオテープに記録するときに、ディスクのタイトルが切換ったタイミングに合わせて、VISS信号を書込むことにより、ビデオテープを用いた視聴時には、ディスク再生信号のタイトルに準じて頭出し動作を行うことが可能となる。
【0033】
また、VCR再生信号をディスクに記録するときに、VCR再生信号内のVISS信号毎にディスクタイトルを変えてディスクに記録することにより、VCR再生信号の頭出し信号に準じてトラックを分けて記録することができ、ディスクを用いた視聴時には、任意のトラック指定することにより、VCR再生の頭出しと同じポイントから再生動作を行うことが可能となる。
【0034】
また、VCR再生信号をディスクに記録するときに、VCR再生信号がなくなった場合に、記録側のディスクを一時停止して、記録を一旦停止させることにより、VCR再生信号がない部分をディスクに記録してしまうことを回避することが可能となる。
【0035】
以下に、DVD再生信号をVCRによって磁気記録媒体に記録(ダビング)する場合の手順について説明する。第1マイコン4は、入力端子4bに入力したディスクダビング本体キー2aの押下による信号を検知した場合、または、入力端子4cによってディスクダビングリモコンキーの操作による信号を検知した場合、入出力端子4dを介して第2マイコン5aにディスクダビングキー押下情報を渡し、入出力端子4gを介して記録再生型VCR制御部6を停止状態から記録一時停止状態にし、また、表示信号/出力信号選択回路7をDVD再生信号出力状態にする。
【0036】
第2マイコン5aは、第1マイコン4から入力したディスクダビングキー押下情報に従って、DVDを停止状態から再生状態へと変化させ、記録再生型DVD制御部5の起動が終了してDVD再生が開始された時点で、入出力端子5eを介し、第1マイコン4にDVD再生の確定情報を渡す。第1マイコン4は、相互通信による第2マイコン5aからのDVD再生の確定情報により、記録再生型VCR制御部6を記録一時停止から記録状態へと変化させる。こうして、DVD再生信号をVCRにより磁気記録媒体に記録する処理を本体またはリモコンのダビングキーの操作のみによって実行することが可能となる。
【0037】
次に、VCR再生信号をDVDに記録(ダビング)する場合の手順について説明する。第1マイコン4は、入力端子4bに入力したVCRダビング本体キー2bの押下による信号を検知した場合、または、入力端子4cによってVCRダビングリモコンキーの操作による信号を検知した場合、入出力端子4dを介して第2マイコン5aにVCRダビングキー押下情報を渡し、入出力端子4gを介して記録再生型VCR制御部を停止状態から再生状態にし、また、表示信号/出力信号選択回路7をVCR再生信号出力状態にする。
【0038】
第2マイコン5aは、第1マイコン4から入力したVCRダビングキー押下情報に従って、DVDを停止状態から記録一時停止状態へと変化させる。そして第1マイコン4は、記録再生型VCR制御部6の起動が終了し、VCR再生が開始された時点で、入出力端子4dを介し、第2マイコン5aにVCR再生の確定情報を渡す。第2マイコン5aは、相互通信による第1マイコン4からのVCR再生の確定情報により、記録再生型DVD制御部5を記録一時停止から記録状態へと変化させる。こうしてVCR再生信号をDVDに記録する処理を本体またはリモコンのダビングキーの操作のみによって実行することが可能となる。
【0039】
VCR再生信号をDVDにダビングする動作を実行中、入力端子4eには、記録再生型VCR制御部6から、再生している信号が有信号かまたは無信号かを示す値が入力され、これにより、第1マイコン4は、VCR再生信号が無信号か有信号かを判別することができる。第1マイコン4は、VCR再生信号が無信号となったとき、入出力端子4dを介して第2マイコン5aに無信号情報を渡す。第2マイコン5aは、入出力端子5eを介して該無信号情報を検知し、記録状態を記録状態から記録一時停止状態に変更し、VCR再生信号の無記録部分をDVDに記録しないようにする。
【0040】
また、第2マイコン5aは、記録の一時停止状態が一定時間継続するか、または、入出力端子5eを介してVCR制御部が再生状態から停止状態になったことを示す情報を受取った場合に、記録状態を記録一時停止状態から停止状態にしてダビングを中止する。
【0041】
また、VCR再生信号をDVDにダビングする動作を実行中、入力端子4fには、VCR再生信号のVISS信号を示す値が入力され、これにより、第1マイコン4は、VCR再生信号内のVISS信号を検出することができる。第1マイコン4は、VISS信号を検出すると、入出力端子4dを介して第2マイコン5aにVISS信号情報を渡す。第2マイコン5aは、入出力端子5eを介して該VISS信号情報を受け取り、DVDの記録トラックを変更する。
【0042】
また、DVD再生信号をVCRにダビングする動作を実行中、第2マイコン5aは、DVD再生信号のトラック切換り毎に、入出力端子5eを介して、第1マイコン4にトラック切換り情報を渡す。第1マイコン4は、入出力端子4dを介して該トラック切換わり情報を受取ると、VCRに記録している信号にVISS信号を書込む。
【0043】
なお、図1においては、記録再生型ディスクとしてDVDを用いたが、本発明は、DVDに限定されることなく、記録再生型ディスクとして、記録再生型のCDや記録再生型のハードディスクや記録再生型のMDを用いて構成することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の記録再生装置によれば、専用の本体キーまたは専用のリモコンキーを操作して入力するだけで、ディスク記録再生部及び磁気記録再生部をそれぞれ再生状態及び記録状態にすることができ、より簡便な操作によってディスク媒体と磁気記録媒体との間で記録情報をダビングすることができるようになる。
【0045】
また、磁気記録再生装置制御用マイコン(第1マイコン)と記録再生型のディスク制御用マイコン(第2マイコン)との相互通信によって、再生側の再生信号情報を他方の記録側制御用マイコンに渡すことにより、記録側では、再生側の再生信号が無信号であった場合に、記録を一時停止もしくは停止させることができ、これによって再生信号の無信号部分をダビングしないようにすることができる。
【0046】
また、相互通信によって得られる再生側の再生信号状態を示す情報に応じて、再生信号のVISS信号毎に記録トラックを切換え、また、再生信号のトラック切換りに合わせてVISS信号を書込むことが可能となり、ダビング後の視聴時及び編集時の利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク記録再生部及び磁気記録再生部一体型の記録再生装置の一実施形態を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1…DVD記録再生部及び磁気記録再生部一体型の記録再生装置、2…本体キー操作部、2aは…ディスクダビング本体キー、2b…VCRダビング本体キー、3…リモコン信号受信部、4…マイコンA(第1マイコン)、4a…第1マイコンCPU、4b…本体キー入力検出端子、4c…リモコン信号入力検出端子、4d…マイコンB(第2マイコン)との相互通信用入出力端子、4e…VCR再生信号有/無検出用入力端子、4f…VCR再生信号のVISS信号検出用入力端子、4g…VCR制御及び表示/出力選択回路制御の相互通信用入出力端子、4h…第1マイコン用のROM、4i…第1マイコン用のRAM、5…記録再生型DVD制御部、5a…記録再生型DVD部制御用の第2マイコン、5b…第2マイコン用CPU、5c…VCR再生信号入力端子、5d…DVD再生信号出力端子、5e…第1マイコンとの相互通信用入出力端子、5f…第2マイコン用のROM、5g…第2マイコン用のRAM、6…記録再生型VCR制御部、6a…VCR制御及び表示/出力選択回路制御の相互通信用入出力端子、6b…DVD再生信号入力端子、6c…VCR再生信号出力端子、7…表示信号/出力信号選択回路、7a…VCR再生信号入力端子、7b…DVD再生信号入力端子、7c…VCR制御及び表示/出力選択回路制御の相互通信用入出力端子、7d…表示信号及び出力信号出力端子、8…表示部、9…出力部。
Claims (8)
- ディスク媒体を用いた情報の記録・再生が可能なディスク記録再生部と磁気記録媒体を用いた情報の記録・再生が可能な磁気記録再生部とが一体型に構成された記録再生装置であって、前記磁気記録再生部を制御する第1のマイクロコンピュータと、該第1のマイクロコンピュータとの間でデータの送受信が可能で、かつ前記ディスク記録再生部を制御する第2のマイクロコンピュータとを有し、前記第1のマイクロコンピュータは、ディスク媒体のディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする指示入力または、磁気記録媒体のVCR再生信号をディスク媒体にダビングする指示入力を受け取って前記第2のマイクロコンピュータに該指示入力情報を送信し、前記第1及び第2のマイクロコンピュータは、前記指示入力情報に応じてディスク媒体または磁気記録媒体を再生させて、再生信号を他方の媒体にダビングする処理を行い、該ダビングに際して前記ディスク再生信号または前記VCR再生信号の記録状態を判定して、該判定結果に従って該再生信号を記録する媒体の記録動作を制御することを特徴とする記録再生装置。
- 請求項1に記載の記録再生装置において、該記録再生装置は、ディスク媒体のディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする指示入力が可能なディスクダビング本体キーと、磁気記録媒体のVCR再生信号をディスク媒体にダビングする指示入力が可能なVCRダビング本体キーと、ディスク媒体のディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする指示入力が可能なディスクダビングリモコンキー及び磁気記録媒体のVCR再生信号をディスク媒体にダビングする指示入力が可能なVCRダビングリモコンキーを備えるリモコンと、前記ディスクダビングリモコンキーまたは前記VCRダビングリモコンキーの操作によって送信されたリモコン信号を受信する信号受信部と、ディスク媒体及び磁気記録媒体の再生信号を表示する表示部と、再生信号を外部機器に信号出力する出力部とを有し、前記第1のマイクロコンピュータは、前記ディスクダビング本体キーまたは前記VCRダビング本体キーの操作によるダビング指示入力信号または前記信号受信部で受信した前記リモコン信号に応じて、ダビング処理を実行する制御を行うことを特徴とする記録再生装置。
- 請求項1または2に記載の記録再生装置において、前記ディスク媒体のディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする指示入力に応じて、前記ディスク記録再生部を停止状態から再生状態に切換え、ディスク媒体が再生されるタイミングに合わせて前記磁気記録再生部を停止状態から記録状態へと切換える制御を行うことを特徴とする記録再生装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1に記載の記録再生装置において、前記磁気記録媒体のVCR再生信号をディスク媒体にダビングする指示入力に応じて、前記磁気記録再生部を停止状態から再生状態に切換え、該磁気記録媒体が再生されるタイミングに合わせて前記ディスク記録再生部を停止状態から記録状態へと切換える制御を行うことを特徴とする記録再生装置。
- 請求項1ないし4のいずれか1に記載の記録再生システムにおいて、VCR再生信号をディスク媒体にダビングする際、前記磁気記録再生部で再生されているVCR再生映像が無信号の間は、前記ディスク記録再生部を一時停止状態にし、VCR再生信号が有信号の部分のみをディスク媒体に記録する制御を行うことを特徴とする記録再生装置。
- 請求項1ないし5のいずれか1に記載の記録再生装置において、VCR再生信号をディスク媒体にダビングする際、前記磁気記録再生部における再生時にVCR再生映像のVISS(頭出し)信号を検出したとき、前記ディスク記録再生部において、ディスクタイトルを切換えてダビングする制御を行うことを特徴とする記録再生装置。
- 請求項1ないし6のいずれか1に記載の記録再生装置において、ディスク再生信号を磁気記録媒体にダビングする際、前記ディスク記録再生部における再生時にディスク媒体に記録されたタイトルの切換りタイミングに合わせて磁気記録媒体に記録する信号にVISS(頭出し)信号を書込む制御を行うことを特徴とする記録再生装置。
- 請求項1ないし7のいずれか1に記載の記録再生装置において、VCR再生信号のディスク媒体へのダビングまたはディスク再生信号の磁気記録媒体へのダビングに際し、記録側の記録再生部を記録状態に切換える場合、再生側の記録再生部のシステム起動が終了し、実際に再生が開始されるまで、前記記録再生部の記録状態を一旦一時停止状態にすることを特徴とする記録再生装置。
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