JPH09265687A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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Publication number
JPH09265687A
JPH09265687A JP8076934A JP7693496A JPH09265687A JP H09265687 A JPH09265687 A JP H09265687A JP 8076934 A JP8076934 A JP 8076934A JP 7693496 A JP7693496 A JP 7693496A JP H09265687 A JPH09265687 A JP H09265687A
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video
signal
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JP8076934A
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English (en)
Inventor
Yuzo Yamamoto
勇造 山本
Hiroshi Goto
浩 後藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の再生動作機能を自動的に切換えつつ映
像信号の再生を行なうことが可能な映像信号記録再生装
置を提供する。 【解決手段】 記録媒体120中には、予め複数の分割
された映像信号と、それに対応した再生動作機能を指定
する設定データとが記録されている。制御部102は、
駆動部114を制御して、記録媒体120から出力され
るデータに基づいて、映像音響信号再生部106から出
力される動作制御データfdに応じて、駆動部114お
よび映像音響信号再生部106の動作を制御する。映像
音響信号再生部106は、記録媒体120からの映像信
号および設定データを再生して、制御部102に対して
動作制御データを出力し、外部に対しては映像信号を出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録さ
れた映像信号および音響信号を再生して出力する映像信
号記録再生装置に関し、より特定的には、ビデオテープ
レコーダ(以下、VTRと呼ぶ)等の再生動作の制御機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のVTRにおいては、カセットテー
プ中の映像信号の再生にあたり、以下に述べるような種
々の再生動作機能を、カセットテープに記録されている
信号に基づいて制御する構成が実現されている。
【0003】すなわち、たとえば、取出したい情報の頭
出し制御を行なうために、予め情報の冒頭にサーボコン
トロール信号をデューティ変調させたVISS信号を記
録しておき、このテープ上に記録されたインデックス信
号を指定することにより、その位置から再生を開始する
インデックスサーチ機能を有するVTRが実現されてい
る。
【0004】さらに、その他の機能としては、タイムサ
ーチ機能やいわゆるCMかっとびサーチ機能などがあ
る。
【0005】すなわち、タイムサーチ機能とは、現在再
生されているテープポイントから、外部からの動作指定
により分単位で早送りや巻戻しを行なうことが可能な機
能である。また、CMかっとびサーチ機能は、大部分の
CMがステレオ放送されていることを利用して、テープ
に記録されている音声信号がステレオ信号であるかモノ
ラル信号であるかに応じて、CMが記録されている部分
では、テープを早送りする機能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、従来の
インデックスサーチにおいては、予めテープに記録され
ているインデックス信号をもとに、検索するインデック
ス信号の数を指定することにより、希望する位置までテ
ープを送り、停止・再生を行なうものである。
【0007】一方、CMかっとびサーチは、再生中にテ
ープに記録された音声信号がステレオ信号であることを
検出すれば、当該部分を早送りし、ステレオ信号以外の
部分では通常の再生モードに戻るという機能である。し
かし、このような従来の再生動作の機能制御では、単一
な動作モードでの再生制御を行なうことは可能である
が、種々の再生モード間を移行しつつ連続して映像信号
を再生する場合、たとえば複雑なデモンストレーション
再生等を行なう場合は、外部から人間が再生モードの指
定を行なうことが必要であった。このため、たとえば、
VTR装置の店頭展示等において、デモンストレーショ
ン再生等を行なう場合は、その操作を行なうためにデモ
ンストレーション期間中、人間が装置に対して動作モー
ドの入力制御を行なう必要があった。
【0008】さらには、上述のようなデモンストレーシ
ョン再生に限らず、ユーザが記録した映像番組に対して
編集を行ない、所望の再生機能を連続して行なわせるこ
とで、番組の再生に特殊効果を付加したいような場合に
も、複雑な再生操作を自動的に設定することは困難であ
った。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、外部からの
逐次的な操作を必要とせずに、複雑な動作モードの切換
を自動的に行なうことが可能な映像信号記録再生装置を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の映像信号
記録再生装置は、複数の映像再生機能を有する映像信号
記録再生装置であって、駆動制御信号を出力し、かつ外
部からの機能指示信号に応じて前記複数の映像再生機能
のいずれかを指定する動作制御データを出力する制御手
段と、前記駆動制御信号に応じて、記録媒体の対応する
記録領域を読出/書込位置まで駆動する駆動手段と、記
録媒体から映像信号を再生する再生手段と、制御手段に
より制御され、動作制御データを受けて、対応する映像
信号の記録される記録領域中に動作制御データを書込む
記録手段とを備える。
【0011】請求項2記載の映像信号記録再生装置は、
複数の映像再生機能を有する映像信号記録再生装置であ
って、駆動制御信号を出力する制御手段と、駆動制御信
号に応じて、記録媒体の対応する記録領域を読出位置ま
で駆動する駆動手段と、制御手段により制御され、記録
媒体から、映像信号および複数の映像再生機能のいずれ
かを指定する動作制御データの再生および読出を行なう
再生手段とを備え、制御手段は、外部からの動作モード
指定信号に応じて、自動再生モードが指定された場合、
動作制御データに応じて、複数の映像再生機能を切換え
つつ、再生手段の再生動作を制御する。
【0012】請求項3記載の映像信号記録再生装置は、
請求項1記載の映像信号記録再生装置の構成において、
制御手段は、所定の表示データを保持する記憶手段を含
み、再生手段は、制御手段の制御に応じて、自動再生モ
ード期間中は、映像信号および動作制御データに対応す
る所定の表示データを出力する。
【0013】請求項4記載の映像信号記録再生装置は、
請求項1記載の映像信号記録再生装置の構成に加えて、
記録媒体は、外部端子を介して外部とデータの授受を行
なう不揮発性固体記憶デバイスを含み、外部端子を介し
て、不揮発性固体記憶デバイスとの間でデータの授受を
行なうデジタル信号入出力手段をさらに備え、再生手段
は、デジタル信号入出力手段を介して、映像信号の再生
を行ない、記録手段は、デジタル信号入出力手段を介し
て、動作制御データの書込を行なう。
【0014】請求項5記載の映像信号記録再生装置は、
請求項2記載の映像信号記録再生装置の構成に加えて、
記録媒体は、外部端子を介して外部とデータの授受を行
なう不揮発性固体記憶デバイスを含み、外部端子を介し
て、不揮発性固体記憶デバイスとの間で、データの授受
を行なうデジタル信号入出力手段をさらに備え、再生手
段は、デジタル信号入出力手段を介して、映像信号およ
び動作制御データの再生および読出を行なう。
【0015】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態の映像信
号記録再生装置100の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0016】図1を参照して、映像信号記録再生装置1
00は、外部からの動作モードの指定に応じて、制御部
102に動作モード指定信号mdを出力する制御信号入
力部104と、信号mdおよび記録媒体から読出された
動作制御データfdに応じて、各部の動作の制御を行な
う制御部102と、所定の映像信号を記録した記録媒体
120と、制御部102に制御され、記録媒体120を
駆動する駆動部114と、記録媒体120中に磁気記録
されている映像信号の読出を行なう磁気ヘッド110
と、制御部102により制御され、磁気ヘッド110か
らの読出データに応じて、映像音響信号を再生して外部
へ出力し、記録媒体中に記録された動作制御データfd
を制御部102に出力する映像音響信号再生部106
と、外部からの映像音響信号を受けて、磁気ヘッド11
0に対して対応する信号を出力する映像音響信号記録部
108と、記録媒体120が不揮発性固体記憶デバイス
を含む場合、記録媒体120の外部端子122を介して
映像音響信号記録部108からのデータを出力し、ある
いは不揮発性固体記憶デバイス中のデータを受けて、映
像音響信号再生部106へ出力する入出力インタフェー
ス112とを含む。
【0017】記録媒体120としては、一般には磁気記
録型のカセットテープを用いることが可能であるが、必
ずしもそれに限定されることなく、上述のとおり不揮発
性の固体記憶デバイスを内部に含む、いわゆるMIC
(Memory In Cassette)付カセットテープでもよく、さ
らには、光磁気記録型のビデオディスクとする構成も可
能である。
【0018】また、制御信号入力部104としては、特
に限定されないがVTR装置のリモコン端末を用いる構
成とすることも可能である。
【0019】以下では、まず磁気記録型カセットテープ
を記録媒体120とした場合を例にとって、複数の再生
動作機能をテープ中に記録する動作について説明する。
【0020】図2は、再生動作機能とそれに対応してテ
ープ中に書込まれる設定データとの対応を示す図であ
る。
【0021】複数の再生動作機能としては、たとえばテ
ープの再生動作を停止するストップ機能(以下、STO
Pと呼ぶ)、通常再生動作(以下、PLAYと呼ぶ)、
巻戻し動作(以下、REWと呼ぶ)、スロー再生機能
(以下、SLOWと呼ぶ)、一時停止機能(以下、ST
ILLと呼ぶ)および早送り機能(以下、FFと呼ぶ)
等がある。
【0022】それら各々に対応して、STOPに対して
は設定データとして0が、PLAYに対しては、設定デ
ータとして1が、REWに対しては、設定データとして
2が、SLOWに対しては、設定データとして3が、S
TILLに対しては、設定データとして4が、FFに対
しては、設定データとして5がそれぞれ対応づけられて
いるものとする。
【0023】ここで、STILL機能については、その
一時停止時間を設定するために、最小1から最大Nまで
の数値データも割当てられる構成となっているものと
し、たとえば、この数値データに応じた秒数だけ一時停
止が行なわれるものとする。
【0024】以下、図1〜図2を参照して、一例として
デモンストレーション用テープの作成手順について説明
する。
【0025】まず、制御信号入力部104において、モ
ードデータ記録スイッチをON状態とすることにより、
データ設定モードを指定し、これに応じて、制御部10
2の制御に応じて、駆動部114および映像音響再生部
106が動作状態となり、通常再生を開始する。
【0026】制御信号入力部104から何もデータ入力
を行なわない期間は、設定データはPLAYにあたる
“1”がテープ上に記録される。
【0027】テープ再生中において、たとえば早送りを
したい部分で、制御信号入力部104のFFキーを押す
ことにより、データ設定モード期間中は、それ以後制御
部102に制御されて、映像音響信号記録部108から
出力されるFFに相当する設定データ“5”がテープ上
に記録される。
【0028】一時、再生映像を停止したい場合は、制御
信号入力部104のSTILLキーが押されることに応
じて、制御部102は、映像音響信号記録部108を制
御して、テープ上に設定データとしてSTILLに相当
する“4”を記録させる。それと同時に、制御部102
に含まれるカウンタは、STILLを行なう時間のカウ
ントを開始する。
【0029】その後、再びSTILLキーが押されるこ
とに応じて、カウンタにより計時された設定時間に対応
するデータがテープ上に記録され、制御部102の制御
により映像音響信号再生部106および駆動部114は
ともに通常再生状態に復帰する。
【0030】他の制御モードのデータの設定、たとえば
REW機能の設定等も全く同様にして行なうことができ
る。
【0031】図3は、実際にテープに記録される記録内
容と動作モードとの対応を示す図である。
【0032】図3に示した例では、映像信号のプログラ
ム1に対応して、PLAYモードが指定され、設定デー
タとして“1”が記録される。続いて、映像信号プログ
ラム2に対応して、動作モードSLOWが設定され、設
定データとしては対応する“3”が記録される。映像信
号プログラム3に対しては、再びPLAYが設定され、
設定データとして“1”が記録される。続いて、映像信
号プログラム3の終了時の映像信号に対応するプログラ
ム4に対して、動作モードとしてSTILLが指定さ
れ、設定データとしては対応する“4”および停止時間
を表わす“5”が記録される。
【0033】その後、順次映像信号プログラム5、プロ
グラム6およびプログラム7に対しては、それぞれ動作
モードとしてPLAY、FF、PLAYが指定され、対
応する設定データとして“1”、“5”、“1”がそれ
ぞれ記録されている。
【0034】制御信号入力部104のモードデータ記録
スイッチをOFFとすることで、データ設定モードが終
了する。
【0035】続いて、制御信号入力部104のオートモ
ードスイッチをONとすることに応じて、制御部102
はオートモードの動作の制御を開始する。
【0036】すなわち、図3に示した例では、テープ中
のプログラム1の部分の再生は、設定データ領域に書込
まれた設定データが“1”であるので、磁気ヘッド11
0により読取られた設定データに応じて映像音響信号再
生部106から出力される動作制御データfdに応じ
て、制御部102は映像音響信号再生部106および駆
動部114を制御して、テープの通常再生を行なう。
【0037】プログラム2の部分においては、制御部1
02が、テープ中に記録されている設定データが“3”
であることを映像音響信号再生部106からの動作制御
データfdに応じて検知すると、制御部102は、駆動
部114および映像音響信号再生部106を制御して、
記録データのスロー再生を行なうSLOWモードに移行
する。
【0038】続いて再生する映像信号がプログラム3の
部分になると、再び設定データが“1”レベルとなって
いることに応じて、制御部102は、駆動部114およ
び映像音響信号再生部106を制御して、通常再生モー
ドであるPLAYモードで映像信号の再生を行なう。
【0039】プログラム3部分の再生が終了後、プログ
ラム4部分の再生が開始されると、この部分での設定デ
ータは“4”であることに応じて、制御部102は、映
像音響信号再生部106および駆動部114を制御し
て、STILLモードの動作を行なわせると同時に、内
部のカウンタ116の計時動作を開始させる。設定され
た時間、たとえば5秒が経過したことを検知すると、制
御部102は、STILLモードを終了させる。
【0040】続いて、テープ上のプログラム5の部分で
は、設定データが“1”であることに応じて、PLAY
モードとなって、制御部102の制御に応じて、駆動部
114および映像音響信号再生部106は通常再生動作
を行なう。
【0041】以下、テープ中に記録されている設定デー
タに応じて、制御部102の制御により各再生動作機能
間の遷移が行なわれる。
【0042】テープエンドになると、たとえば、テープ
トップまで自動的に巻戻され、再びテープトップから設
定データのデータに従って自動的にデモンストレーショ
ン再生が行なわれる構成とすることが可能である。
【0043】図4は、以上説明したような制御部102
が、動作制御データに基づいて再生モードを切換えるル
ーチン処理の流れを示すフローチャートである。
【0044】再生モード切換処理のルーチンが呼出され
ると(ステップS100)、制御部102は、制御信号
入力部104におけるオートモードスイッチの状態を検
知して、オートモードでないと判断した場合(ステップ
S102)、制御信号入力部104からのマニュアルキ
ーに応じた処理を行なう(ステップS104)。マニュ
アルキー操作の終了が指定されると、制御部102のル
ーチン処理も終了する(S128)。
【0045】一方、オートモードであると判断した場合
(ステップS102)、続いて、制御部102は、制御
信号入力部104からオートモードの終了が指示されて
いるか否かの検出を行なう(ステップS106)。オー
トモードの終了が指示されていれば、マニュアルキー処
理を行ない(ステップS104)、マニュアルキー処理
終了後、当該ルーチンに対する制御動作を終了する(ス
テップS128)。
【0046】オートモードが継続していると判断した場
合(ステップS106)、続いて、テープが終了位置で
あるか否かの検出が行なわれる(ステップS108)。
制御部102は、テープがテープエンド位置であると検
知すると、駆動部114に対してテープの巻戻しの開始
を指示する(ステップS110)。巻戻し終了後当該プ
ログラムに対する処理が終了する(ステップS12
8)。
【0047】テープエンドでない場合(ステップS10
8)、続いて、テープトップとなっているか否かの判断
か行なわれ(ステップS112)、テープトップである
と判断されると再生動作が開始され(ステップS11
4)、当該プログラムの処理は終了する(ステップS1
28)。
【0048】テープトップではないと判断された場合
(ステップS112)、すなわち、再生動作の途中であ
る場合は、続いて、制御部102は、記録媒体120か
ら読出され映像音響信号再生部から出力される動作制御
データfdに応じて、モード変化が指定されているか否
かの判断を行なう(ステップS116)。モード変化が
ないと判断した場合(ステップS116)、続いて、時
間待ち動作が終了しているか否かの判断が行なわれる
(ステップS118)。時間待ち処理が終了していない
場合は(ステップS118)、処理は終了する(ステッ
プS128)。
【0049】一方、時間待ち処理が終了していると判断
すると(ステップS118)、制御部102は、カウン
タ116のカウント動作を終了させ(ステップS12
0)、ルーチン処理を終了する(ステップS128)。
【0050】モード変化があると判断した場合(ステッ
プS116)、制御部102は、STILLモードであ
るか否かの判断を行ない(ステップS122)、STI
LLモードである場合は時間待ち処理用のカウンタ11
6のカウント動作を開始させる(ステップS124)。
【0051】STILLモードでないと判断すると(ス
テップS122)、制御部102は、映像音響信号再生
部106からの動作制御データfdに応じて、対応する
再生動作機能に対して遷移動作を実行する(ステップS
126)。
【0052】その後このルーチン処理が終了する(ステ
ップS128)。実際の処理においては、メインルーチ
ン上から、この図4に示したルーチン処理が呼び出され
ることで、常時現在再生中のプログラムに対応した設定
データの検知と対応する遷移動作の実行が行なわれる。
【0053】[実施の形態2]実施の形態1では、オー
トモード再生中においても、映像音響信号再生部106
から出力される映像信号は、通常再生モードにおける信
号と全く同様であるため、たとえば、デモンストレーシ
ョン動作中に巻戻し動作や早送り動作が設定され、映像
信号が全く出力されない状態においては、ユーザの側か
らは現状の動作状態を正確に把握できない期間が生じ
る。
【0054】実施の形態2では、たとえば、デモンスト
レーション動作中においては、映像信号自体の出力が行
なわれない場合においても、所定の表示、たとえば「デ
モ動作中」等を出力することで、オートデモンストレー
ション中であることをユーザに知らせることが可能な構
成としている。
【0055】すなわち、実施の形態2においては、図1
に示した制御部102が、メモリ118を有し、制御信
号入力部104からの入力に応じて、予め設定モードに
対応した所定のメッセージを記憶する構成となってい
る。
【0056】図5は、映像音響信号再生部106から出
力される映像信号に対応する映像出力を示す模式図であ
り、(a)はマニュアル操作時の映像出力を、(b)は
オートデモンストレーション時の映像出力を示す。
【0057】したがって、制御部102は、図5に示す
ように所定の設定モード、たとえばREWやFFモード
の場合は、メモリ118中に記憶されているメッセージ
データを映像音響信号再生部106に対して出力するこ
とにより、外部に対して、すなわち映像モニタ(図示せ
ず)に対して所定のメッセージを出力する構成となって
いる。
【0058】以上のような構成とすることで、複数の映
像再生機能を自動的に切換えながら記録媒体中の映像信
号の再生を行なうことが可能となるとともに、現在の再
生動作機能に対するメッセージを外部に出力することが
可能となる。
【0059】[実施の形態3]以上の説明では、記録媒
体120として磁気記録型のカセットテープを用いた場
合の例を説明した。
【0060】しかしながら、記録媒体120としては、
磁気記録型のテープ等に限らず、たとえばMIC付カセ
ットテープを用いる構成とすることも可能である。
【0061】この場合、より簡単にたとえばデモンスト
レーション用の映像信号の再生制御を行なうことが可能
となる。
【0062】すなわち、MIC付カセットテープの再生
中において、再生動作機能を変更したい位置まで再生を
行ない、制御信号入力部104においてモードデータ記
録スイッチをON状態とすることによって、モード変更
を行なう位置の絶対トラックナンバーをMIC中のメモ
リ内に記憶させる。さらに、設定したい再生動作機能の
モードに対応した設定データを制御信号入力部104か
らキー入力する。この作業を繰返すことにより、モード
の変更点および対応する再生動作機能の設定データがメ
モリ内に記憶される。
【0063】オートモードで再生を行なう場合は、MI
C内のメモリ中に記憶された絶対トラックナンバーと、
MIC付カセットテープの再生により検出される絶対ト
ラックナンバーとを比較することにより、制御部102
の制御に応じて、予め設定された再生動作機能による映
像信号の再生が行なわれる。
【0064】したがって、記録媒体としてMIC付カセ
ットテープを用いた場合でも、磁気記録型テープを用い
た場合と同様、複数の再生動作機能の切換を自動的に行
なう映像信号再生が可能となる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
予め記録媒体上に所望する再生動作機能に対応した設定
データを記録しておくことにより、オートモードを選択
した場合、外部から逐次的にキー入力を行なうことな
く、自動的に定められた再生動作機能間の遷移を行ない
つつ映像信号の再生を行なうことが可能である。
【0066】したがって、店頭展示におけるデモンスト
レーション再生等においても映像信号記録再生装置の有
するさまざまな再生動作機能を連続してデモンストレー
ションすることが可能となる。
【0067】さらには、ユーザが複数の再生動作機能を
組合せて予め記録媒体の編集を行なうことにより、特殊
な再生効果を有する映像番組の記録および再生を容易に
行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号記録再生装置100の構成を
示す概略ブロック図である。
【図2】再生動作機能と設定データとの対応を示す図で
ある。
【図3】テープ上に記録された映像信号および設定デー
タと動作モードとの対応を示す模式図である。
【図4】制御部102の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】実施の形態2のデモンストレーション再生を示
す模式図であり、(a)はマニュアル操作時の映像出力
を、(b)はオートデモンストレーション時の映像出力
を示す模式図である。
【符号の説明】
100 映像信号記録再生装置 102 制御部 104 制御信号入力部 106 映像音響信号再生部 108 映像音響信号記録部 110 磁気ヘッド 112 入出力インタフェース 114 駆動部 116 カウンタ 118 メモリ 120 記録媒体 122 入出力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像再生機能を有する映像信号記
    録再生装置であって、 駆動制御信号を出力し、かつ外部からの機能指示信号に
    応じて前記複数の映像再生機能のいずれかを指定する動
    作制御データを出力する制御手段と、 前記駆動制御信号に応じて、記録媒体の対応する記憶領
    域を読出/書込位置まで駆動する駆動手段と、 前記記録媒体から、映像信号を再生する再生手段と、 前記制御手段により制御され、前記動作制御データを受
    けて、対応する前記映像信号の記録される前記記録領域
    中に前記動作制御データを書込む記録手段とを備える、
    映像信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 複数の映像再生機能を有する映像信号記
    録再生装置であって、 駆動制御信号を出力する制御手段と、 前記駆動制御信号に応じて、記録媒体の対応する記録領
    域を読出位置まで駆動する駆動手段と、 前記制御手段により制御され、前記記録媒体から、映像
    信号および前記複数の映像再生機能のいずれかを指定す
    る動作制御データの再生および読出を行なう再生手段と
    を備え、 前記制御信号は、 外部からの動作モード指定信号に応じて、自動再生モー
    ドが指定された場合、前記動作制御データに応じて、前
    記複数の映像再生機能を切換えつつ、前記再生手段の再
    生動作を制御する、映像信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 所定の表示データを保持する記憶手段を含み、 前記再生手段は、 前記制御手段の制御に応じて、前記自動再生モード期間
    中は、前記映像信号および前記動作制御データに対応す
    る前記所定の表示データを出力する、請求項2記載の映
    像信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体は、 外部端子を介して外部とデータの授受を行なう不揮発性
    固体記憶デバイスを含み、 前記外部端子を介して、前記不揮発性固体記憶デバイス
    との間でデータの授受を行なうデジタル信号入出力手段
    をさらに備え、 前記再生手段は、 前記デジタル信号入出力手段を介して、前記映像信号の
    再生を行ない、 前記記録手段は、 前記デジタル信号入出力手段を介して、前記動作制御デ
    ータの書込を行なう、請求項1記載の映像信号記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体は、 外部端子を介して外部でデータの授受を行なう不揮発性
    固体記憶デバイスを含 み、前記外部端子を介して、前記不揮発性固体記憶デバ
    イスとの間で、データの授受を行なうデジタル信号入出
    力手段をさらに備え、 前記再生手段は、 前記デジタル信号入出力手段を介して、前記映像信号お
    よび前記動作制御データの再生および読出を行なう、請
    求項2記載の映像信号記録再生装置。
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