JP2004217115A - 車両用のドアの取付保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの接続作業を行う際に十分な作業空間を確保し、また、ヒンジの向きに合わせて角度を調整する。
【解決手段】取付保持装置10は、ヒンジドア12bを保持する第1上支持部26と下支持部30を備える。ベース部18を初期位置に設定しておきヒンジドア12bを保持する。ヒンジドア12bはプランジャ54の作用によって正立状態に保たれる。コネクタを接続した後、ブレーキ機構48のブレーキパッドを解放してヒンジドア12bをスライドさせて車両に接近させる。ヒンジドア12bは、重心が移動することによってアーム接続部16を中心として傾動し、車両のヒンジの向きに合う。
【選択図】図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両、例えば、自動車の製造時、ドアを車両本体に取り付ける工程において用いられる車両用のドアの取付保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の製造時、ドアを車両本体に取り付ける工程においては、治具によってドアを保持しながら車両本体のヒンジ部またはレール部に取り付けている。
【0003】
ドアを保持する治具として、基準面をドア内板の上部コーナ部に当てがい、フックを内板と外板との間に挿入するとともに、吸着手段にてドアの外板の下部を吸着する治具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、ドアの内側と外側とを支持する側方支持部材と、下方を支持する下方支持部材とを備え、下方支持部材を上昇させることによりドアを支持する治具が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特公平6−47392号公報(第1図)
【特許文献2】
実開昭63−39093号公報(第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
車両用のドアには、主にセダン型の車両に採用されているヒンジ式のドア(以下、ヒンジドアという)や、バン型の車両に採用されているスライド式のドア(以下、スライドドアという)等がある。ヒンジドアを取り付ける際には、位置や角度を調整しながらヒンジに合わせるのでドアを内側から保持することが多い。
【0007】
ところで、近時のヒンジドアはやや傾斜した状態で車両に取り付けられるので、ヒンジドアが正立している状態では取り付けにくい。また、ヒンジ孔と取付側のねじ孔とを合わせてボルトを締結する際、ドアの保持角度が固定されているとヒンジ孔とねじ孔が合わせにくい場合がある。
【0008】
さらに、ヒンジドアを取り付ける際には該ヒンジドアの端面と車両本体のヒンジ取付面とを極めて接近させているが、過度に接近させると作業スペースがなくなりコネクタの接続作業が行いにくい。
【0009】
上記の特許文献1および特許文献2で開示されている治具では、ヒンジドアを車両に対して位置や角度を自由に調整することは困難であり、ヒンジ孔とねじ孔の合わせやコネクタの接続作業が行いにくい。
【0010】
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、コネクタの接続作業を行う際に十分な作業空間を確保し、また、ヒンジの向きに合わせて角度を容易に調整可能な車両用のドアの取付保持装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る車両用のドアの取付保持装置は、車両側ドア取付部に組み付けるために車両用のドアを保持する支持部本体と、該支持部本体に前記ドアを保持した状態で、前記ドアを前記ドア取付部側へ変位自在とした浮動手段と、該浮動手段を前記支持部本体に対して固定および解放自在な抑制手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
このようにすることにより、ドアを車両側ドア取付部に組み付ける際の作業性が向上する。また、ドアを車両から離間させた状態でコネクタの接続等の作業を容易に行うことができ、その後、支持部本体とドアとをスライドさせてドアを車両に接近させて、ボルト締結等の接続作業を行うことができる。
【0013】
この場合、前記浮動手段は、前記支持部本体に対して前記ドアを前記ドア取付部側へ移動させるスライド支持部と、該スライド支持部を前記ドアの水平軸周りに傾斜させる第1傾動部と、を設けていてもよい。
【0014】
スライド支持部をドアとともに水平軸周りに傾動させることにより、ドアのヒンジ組み付けのための位置を合わせやすい。
【0015】
この場合、前記第1傾動部を正立させるように弾性付勢する弾性体を有し、前記第1傾動部を前記ドアと前記スライド支持部との重心より低い位置に設け、前記スライド支持部は、外力を受けるとき前記第1傾動部により弾性的に傾動可能とするとよい。
【0016】
前記ドアを支持部本体で保持した状態において、弾性体によって正立させるようにすると、車両のドア取付部に合わせて、小さい力で緩やかにドアを傾動させることができる。
【0017】
また、前記浮動手段は、前記ドアを保持した状態で、前記ドアを幅方向に傾斜させる第2傾動部を有していてもよい。
【0018】
さらに、本発明に係る車両用のドアの取付保持装置は、車両側ドア取付部に組み付けるために車両用のドアを保持する支持部本体と、該支持部本体に前記ドアを保持した状態で、前記ドアを前記ドア取付部側へ移動させるスライド支持部と、前記ドアと前記スライド支持部との重心より低い位置に設けられ、前記ドアを保持した状態で、前記スライド支持部を前記ドアの水平軸周りに傾斜させる傾動部と、前記スライド支持部が初期位置にあるとき、前記スライド支持部を正立させるように弾性付勢する弾性体と、を有し、前記ドアがスライド支持部により前記初期位置から移動したとき、重心移動によって前記弾性体が圧縮され、前記スライド支持部および前記ドアが移動した方向に傾動することを特徴とする。
【0019】
このようにすることにより、支持部本体が初期位置にあるときには、該支持部本体およびドアが正立するのでドアを保持しやすい。また、支持部本体をスライドさせることによって該支持部本体およびドアが自動的に傾動するので、ドアのねじ孔と車両のヒンジとの位置を合わせやすい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用のドアの取付保持装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図1〜図12を参照しながら説明する。
【0021】
図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置10は、スライドドア12aまたはヒンジドア12b(以下、スライドドア12aとヒンジドア12bを総称してドア12という)を保持するための治具であり、アーム14と、該アーム14に吊されるように固定され、内部にベアリングを有するアーム接続部(第1傾動部)16と、アーム接続部16の傾動軸36(図3参照)に接続された前後傾斜部17と、該前後傾斜部17に対して初期位置から右方向(矢印B1方向)へスライド移動が可能なベース部18と、該ベース部18に設けられた傾動軸(第2傾動部)56に軸支されて上方に延在するフレーム部20とを有する。傾動軸36は水平軸として設定されている。ベース部18の初期位置は図1に示す位置であり、前後傾斜部17に対する移動範囲の略左端である。ベース部18を初期位置に設定しやすいように適当な位置決め機構を設けてもよい。ベース部18は初期位置から左方向(矢印B2方向)へも多少移動可能である。
【0022】
また、取付保持装置10は、フレーム部20の中央下部に設けられたシリンダ22と、該シリンダ22によって昇降可能な昇降部24と、該昇降部24の上部の軸83に軸支された第1上支持部26と、フレーム部20の上部両端に設けられた進退可能な2つの第2上支持部28と、ベース部18の両端からドア12の幅方向、つまり矢印A1方向に水平に延在する2つの下支持部30とを有する。フレーム部20の矢印A2方向には、電磁弁等(図示せず)を操作するための操作盤32が設けられている。アーム14には、取付保持装置10の位置を調整する際に把持する略C字状のグリップ部34が設けられている。
【0023】
前後傾斜部17は、傾動軸36(図3参照)に固定された横板38と、該横板38に設けられたレール(スライド支持部)39と、横板38の上方に設けられたブレーキ板40とを有する。横板38の手前側における2つのブラケット41には、先端部がアーム接続部16の両側面に当接する2つのプランジャ54と、アーム接続部16の側面と多少の隙間を有する2つのストッパ55が設けられている。プランジャ54はそれぞれ傾動軸36よりやや低い位置に配置され、ストッパ55はそれぞれ傾動軸36よりやや高い位置に配置されている。
【0024】
ベース部18が初期位置にあるとき、プランジャ54は、内部の弾性体(抑制手段)によって前後傾斜部17、ベース部18およびフレーム部20を正立状態に保っている。操作者が力を加えることによって、前後傾斜部17は水平軸である傾動軸36周りに傾動可能である。また、換言すれば、ドア12の前後方向(矢印B方向)に傾動可能である。前後傾斜部17の最大傾斜角度はストッパ55によって制限されている。操作者が力を解放することによって前後傾斜部17、ベース部18およびフレーム部20は正立状態に戻る。ストッパ55はボルト・ナット機構によって進退および固定可能であり最大傾斜角度を調整することができる。
【0025】
ベース部18は、左右端に上方延在板42を有するベース板44と、該ベース板44の手前側面に設けられ、レール39に嵌め合わされるガイド(スライド支持部)46と、ベース板44の側面に設けられ、空気圧によってブレーキ板40を挟持・解放するブレーキ機構(抑制手段)48と、2つの上方延在板42のそれぞれ内側に設けられた側板50とを有する。ブレーキ機構48は操作盤32で操作される電磁弁によって空気圧が制御される。
【0026】
ブレーキ機構48のブレーキパッドを解放した状態では、ベース部18は初期位置から右方向(矢印B1方向)に滑らかに移動可能であり、ブレーキパッドでブレーキ板40を挟持することにより任意の位置で固定可能である。また、ヒンジドア12bを保持した状態でベース部18を右方向へスライドさせることにより、ヒンジドア12bの重心位置が右方向に移動する。この重心位置は回転中心であるアーム接続部16より上方であることから、ベース部18、フレーム部20およびヒンジドア12bは時計方向に傾動することになる(図11参照)。
【0027】
2つの側板50は対向して設けられ、それぞれ上方に延在している。右側の側板50の略中央部には、手前側に延在するばね支持ブラケット52が設けられている。側板50の下部には、2つの側板50の間を接続する傾動軸56が設けられている。側板50のやや上側には軸を中心とする円弧状の長孔58が設けられている。
【0028】
ベース板44の両端では下支持部30が矢印A1方向に延在しており、その先端部にはドア12の下端を支持するように形成された緩衝材60が設けられている。
【0029】
アーム14は、複数のリンクを有し、アクチュエータまたは弾性体によって、保持したドア12を引き上げ加減に支持することができる。また、アーム14はリンク機構によって先端部が移動可能であり、ドア12の格納場所から車両まで移動することができる。このとき、アクチュエータまたは弾性体のアシスト作用によって、操作者は非常に小さい力でドア12を移動させることができる。また、アーム14は昇降動作も可能である。
【0030】
フレーム部20は、2つの側板50の間に設けられており、左右両側の長尺な2つのメインフレーム62と、該メインフレーム62を接続する5つのクロスメンバ64、66、68、70および72と、メインフレーム62の上端にそれぞれ設けられたブラケット73とを有する。5つのクロスメンバ64、66、68、70および72は、それぞれメインフレーム62の上端、やや上方、略中央高さ部、やや下方および下端にそれぞれ設けられている。
【0031】
クロスメンバ64とクロスメンバ68との間には2つの昇降レール74が設けられ、該昇降レール74には昇降部24が昇降自在に取り付けられている。クロスメンバ68、72にはロッド76が上向きとなるようにシリンダ22が取り付けられており、ロッド76の先端は昇降部24と連結している。クロスメンバ66および68には操作盤32が取り付けられている。
【0032】
メインフレーム62の下端部は傾動軸56に対して回転自在に取り付けられている。クロスメンバ70の両脇には、側板50の長孔58を介してクランクストッパ(抑制手段)78が設けられている。右側のメインフレーム62の略中央高さ部には突起80が設けられており、該突起80とばね支持ブラケット52の先端部との間にはばね82が掛けられている。該ばね82は引張ばねでありフレーム部20を矢印A2方向に引いている。
【0033】
フレーム部20は、傾動軸56を中心として傾動可能であり、クランクストッパ78を緩めた状態で矢印A1方向に斜めに傾動させることができる。このとき、ばね82の引張力が作用することによってフレーム部20は緩やかに傾動可能である。クランクストッパ78は長孔58に沿って移動し、任意の傾動位置で係止させることができる。
【0034】
昇降部24の上端には、第1上支持部26が軸支される軸83が設けられている。昇降部24には、軸83の下方向および矢印A2方向にピン穴84、86が設けられている。昇降部24の矢印A1方向側には緩衝材88が設けられている。緩衝材88および後述する緩衝材92には、ウレタン材やスポンジ材等を用いると好適である。
【0035】
第1上支持部26は、2本の揺動板90と、該揺動板90に設けられた緩衝材92とを有する。揺動板90と緩衝材92の先端部は内側にやや屈曲した屈曲部92aとなっている。揺動板90の他端には、ピン穴84または86に嵌合される2つの引抜ピン94が設けられている。引抜ピン94は、弾性体によってピン穴84または86に嵌合するように弾性付勢されている。引抜ピン94をそれぞれ左右側方へ引くと、第1上支持部26は軸83を中心として傾動可能となり、引抜ピン94をピン穴86に嵌合させると第1上支持部26は矢印A1方向に延在するように固定され、引抜ピン94をピン穴84に嵌合させると第1上支持部26は上方に延在するように固定される。
【0036】
2つのブラケット73には、それぞれ丸孔96を有するブロック98が設けられている。該ブロック98は上向きに回動自在で、下方に倒れる向きにはストッパにより回動が規制される。該ストッパによる回動の規制で丸孔96は略水平に設定される。丸孔96には鋼管100が進退自在に挿入されており、鋼管100はブロック98に設けられたクランクストッパ102により固定することができる。鋼管100の先端には全方向へ傾動可能な吸盤104が設けられており、該吸盤104の内側は鋼管100の内部と連通している。鋼管100の他端は継手106を介してホース108が接続されており、該ホース108は電磁弁(図示せず)を介して真空ポンプ(図示せず)に接続されている。
【0037】
アーム14のやや上方部には、ベアリング110(図3参照)を有するベアリングボックス112が設けられており、ベアリングボックス112より下部、つまり前後傾斜部17、第1上支持部26、第2上支持部28、下支持部30およびフレーム部20等がベアリング110を中心に水平旋回自在となっている。
【0038】
図4および図5に示すように、ヒンジドア12bが取り付けられる車両114には、ヒンジ116と、先端にコネクタ118aを備えるハーネス120aが設けられている。ヒンジ116は、上下の2箇所に設けられており(図10参照)、ヒンジドア12bがやや傾斜して接続される向きとなっている。
【0039】
ヒンジ116には、ボルト122が挿入される2つのヒンジ孔124が設けられており、ヒンジドア12bには、該ヒンジ孔124と同配置のねじ孔126が設けられている。ハーネス120aはコネクタ118aよりやや大きい開口部128から導出されている。また、ヒンジドア12bにはハーネス120bが設けられており、該ハーネス120bの先端にはコネクタ118aと嵌合するコネクタ118bが備えられている。該コネクタ118bの周囲には、開口部128に取り付け可能なグロメット130が設けられている。ハーネス120bはドアミラーモータ、パワーウィンド用モータおよびスピーカ等の電装品に接続されており、ハーネス120aは所定の制御部およびオーディオ機器に接続されている。
【0040】
次に、このように構成される取付保持装置10を用いて固定式のウィンドガラス206を有するスライドドア12aを保持する方法について説明する。
【0041】
図1に示すように、スライドドア12aを保持する際には、引抜ピン94を引いたまま第1上支持部26を上方へ折り畳んだ後、引抜ピン94をピン穴84に挿入する。このようにして第1上支持部26は上方へ折り畳んだ状態で固定される。
【0042】
次に、クランクストッパ102を緩めたまま2つの鋼管100をそれぞれ矢印A1方向へ進出させ、適当な位置でクランクストッパ102を締めて鋼管100を固定する。鋼管100を矢印A1方向へ進出させることにより、自重でブロック98は前方へ傾動する。ブロック98はストッパにより回動が規制され、丸孔96および鋼管100は略水平に設定される。
【0043】
次に、図6に示すように、複数のスライドドア12aが縦置き並列に収納されたドア搬送装置200から、スライドドア12aが載置されている載置台202の1つを引き出す。次いで、アーム14を操作することによって取付保持装置10をスライドドア12aの外側に接近させる。なお、図6および図9は、取付保持装置10を2台設け、載置台202からドア12を取り出す作業と、ドア12の取り付け作業とを交互に行う例を示している。
【0044】
図7に示すように、載置台202には3つの緩衝材204が設けられ、該緩衝材204がスライドドア12aの下端を支えている。取付保持装置10をスライドドア12aの外側に接近させた後、それぞれの緩衝材204の間に2つの下支持部30を下から挿入し、下支持部30の緩衝材60によってスライドドア12aを支える。このとき、吸盤104は、スライドドア12aのウィンドガラス206(図1参照)の近傍に位置することになる。
【0045】
次に、操作盤32の所定のスイッチを操作することによりホース108に接続された電磁弁を操作し、吸盤104の内部を負圧にする。これによりウィンドガラス206は吸盤104に吸引される。吸盤104は全方向へ傾動可能な構造となっているので、多少傾斜したウィンドガラス206も確実に吸引することができる。このように、スライドドア12aは下端が下支持部30により支持され、上部のウィンドガラス206は第2上支持部28によって吸引されるので、取付保持装置10でスライドドア12aを確実に保持することができる。
【0046】
次いで、図6に示すように、スライドドア12aを外側から保持した状態で、アーム14を操作することによって、取付保持装置10を車両208の側部近傍へ移動させる。該車両208の側面には、スライドドア12aが取り付けられるスライドレール210が設けられている。取付保持装置10は、スライドドア12aを外側から保持しており、しかも内側へ突出する部分がほとんどないことからスライドレール210に対してスライドドア12aを取り付けやすい。下支持部30の先端部はややスライドドア12aの内側へ突出するが、その突出量は小さく、車両208に接触することはない。
【0047】
また、例えば、スライドドア12aが載置台202に載置されている向きと、スライドレール210との向きが90°異なる場合、取付保持装置10によってスライドドア12aを保持した後、ベアリングボックス112の旋回機能によってスライドドア12aを90°旋回させてスライドレール210に取り付けることができる。
【0048】
操作者は取付保持装置10のグリップ部34を把持しながら、スライドレール210に対するスライドドア12aの位置合わせを行うことができる。また、アーム14の作用により、スライドドア12aを小さい力で移動可能である。
【0049】
スライドドア12aをスライドレール210に取り付けた後、操作盤32を操作することによって吸盤104による吸引を停止させて大気開放状態にするとともに下支持部30をスライドドア12aの下端からはずす。このようにして、取付保持装置10によってスライドドア12aを車両208のスライドレール210に取り付けることができる。
【0050】
次に、取付保持装置10を用いてウィンドガラスが開いた状態のヒンジドア12bを保持し、さらにヒンジドア12bに対応した車両114に固定する方法について説明する。
【0051】
図3および図8に示すように、ヒンジドア12bを保持する際には、引抜ピン94を引いたまま第1上支持部26を矢印A1方向へ倒し、引抜ピン94をピン穴86に挿入する。このようにして第1上支持部26は矢印A1方向へ延在するようになる。
【0052】
次に、クランクストッパ102を緩めたまま2つの鋼管100をそれぞれ矢印A2方向へ退出させ、鋼管100を十分引き抜いた位置でクランクストッパ102を締めて鋼管100を固定する。鋼管100を矢印A2方向へ退出させることにより、自重でブロック98は上方へ傾斜し、鋼管100は下方へ折り畳まれるように傾斜する。また、操作盤32の所定のスイッチを操作することにより、シリンダ22のロッド76を上方に付勢して昇降部24を上昇させておく。
【0053】
次に、図9に示すように、複数のヒンジドア12bが縦置き並列に収納されたドア搬送装置200から、ヒンジドア12bが載置されている載置台202の1つを引き出す。
【0054】
次いで、アーム14を操作することによって取付保持装置10をヒンジドア12bの内側に接近させる。ヒンジドア12bの載置されている向きが、図6におけるスライドドア12aの載置されている向きと同じである場合、取付保持装置10は、スライドドア12aに対する向きと、ヒンジドア12bに対する向きが180°異なる。このような場合でも、ベアリングボックス112の旋回機能によって取付保持装置10は任意の向きに旋回可能であることから、ヒンジドア12bの内側から接近することができる。
【0055】
ベアリングボックス112はベアリング110によって連続的に旋回自在であるが、この旋回機能は、スライドドア12aとヒンジドア12bの載置されている向きを考慮すると、少なくとも180°以上の旋回角を有することが好ましい。さらに、スライドレール210およびヒンジ116に対する取り付けの自由度を考慮すると、240°以上の旋回角を有することが好ましい。
【0056】
次に、スライドドア12aの下端を支持する手順と同様に、緩衝材204(図7参照)の間に2つの下支持部30を下から挿入し、下支持部30の緩衝材60によってヒンジドア12bを支える。このとき、ヒンジドア12bのウィンドガラスは下降しており、取付保持装置10の第1上支持部26はヒンジドア12bの窓枠212(図3参照)内に挿入される。このとき、ベース部18(図1参照)は、前後傾斜部17に対して初期位置にあるので、ベース部18およびフレーム部20はプランジャ54によって正立に保たれている。従って、2つの下支持部30は同じ高さであり、ヒンジドア12bを安定して支持することができる。
【0057】
次いで、操作盤32の所定のスイッチを操作することによってロッド76を下方に付勢して昇降部24を矢印C方向に下降させる。これにより、図8に示すように、第1上支持部26の緩衝材92がドアパネル上部214を押さえるとともに、緩衝材88(図3参照)が内張部216を保護することができる。ロッド76は図示しないリリーフ弁の作用により駆動圧力が制限され、ドアパネル上部214に過大な力が加わることがない。この後、操作盤32を操作することによってロッド76の下方への付勢を停止させる。
【0058】
このように、ヒンジドア12bは下端が下支持部30により支持され、ドアパネル上部214は第1上支持部26によって支持されるので、取付保持装置10でヒンジドア12bを確実に保持することができる。また、吸盤104は縮退しており、しかもウィンドガラスは下降しているので吸盤104がヒンジドア12bのウィンドガラス等に接触することはない。仮にヒンジドア12bが矢印A1方向へ倒れることがあっても、屈曲部92aによってヒンジドア12bの脱落を防止することができる。
【0059】
次いで、図10に示すように、ヒンジドア12bを内側から保持したまま、アーム14(図9参照)を操作することによって取付保持装置10を車両114の側部近傍へ移動させる。ヒンジドア12bと車両114との隙間は、コネクタ118aとコネクタ118bとが嵌合可能であって、かつ、操作者が手を十分に挿入することができる隙間に設定する。この状態で操作者はコネクタ118aとコネクタ118bとを容易に嵌合させることができる。
【0060】
さらに、図11に示すように、ブレーキ機構48のブレーキパッドを解放してヒンジドア12bをスライドさせ、ねじ孔126をヒンジ孔124の近傍まで移動させる。このスライド操作は、ガイド46およびレール39の作用によって滑らかに行うことができ、移動後はブレーキ機構48によって確実に固定することができる。この状態で操作者はハーネス120a、コネクタ118aおよび118bを開口部128の中に押し込み、グロメット130を開口部128に取り付ける。
【0061】
また、ヒンジドア12bは右方向(矢印B1方向)へ移動することによって重心が移動するので、右側のプランジャ54の弾性力に抗して時計方向へやや傾動する。このように、ヒンジドア12bが自動的に傾動するので、ねじ孔126とヒンジ孔124との位置を合わせやすい。
【0062】
このとき、プランジャ54の弾性力を比較的弱く設定しておくことによって、ストッパ55で制限される最大傾斜角度まで傾動させるようにし、この最大傾斜角度がヒンジ116の取り付け角度に合うように設定しておいてもよい。
【0063】
次いで、ボルト120をヒンジ孔124に挿入してねじ孔126に螺合させる(図4参照)。ヒンジ孔124とねじ孔126との位置がややずれているときには、操作者が力を加えることによりヒンジドア12bをアーム接続部16を中心として傾動させて微調整する。このときの力は、プランジャ54の弾性体を圧縮する比較的小さい力でよい。
【0064】
また、前後方向の傾動により適当な位置に設定できないときには、図12に示すように、クランクストッパ78を緩めてヒンジドア12bを矢印A1方向に斜めに傾動させることができる。つまり、ヒンジ116を目視しながらヒンジドア12bの角度を調整して、クランクストッパ78を固定すればよい。このとき、ばね82の引張力によってヒンジドア12bを緩やかに傾動させることができる。操作者は取付保持装置10のグリップ部34を把持しながら、ねじ孔126とヒンジ孔124との位置合わせを行うことができる。
【0065】
ヒンジドア12bをヒンジ116に取り付けた後、操作盤32を操作することによって昇降部24を上昇させるとともに下支持部30をスライドドア12aの下端からはずす。このようにして、取付保持装置10によってヒンジドア12bを車両114のヒンジ116に取り付けることができる。
【0066】
上記したように、本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置10によれば、コネクタ118aと118bとの接続作業を行う際に十分な領域を確保し、ヒンジドア12bをヒンジ116にボルト122により締結する作業を行う際には、レール39によりスライドさせてヒンジ孔124とねじ孔126とを接近させることができる。また、ヒンジドア12bは、右方向へスライドさせることによって自動的に傾斜するので、ねじ孔126とヒンジ孔124との位置合わせを行いやすい。
【0067】
ヒンジドア12bを車両114に取り付ける一連の作業において、取付保持装置10はヒンジドア12bを内側から保持しているので、操作者はヒンジ116およびコネクタ118a、118bを直接目視しながら取り付け作業を行うことができる。
【0068】
さらに、ヒンジドア12bを車両114に取り付ける際には、傾動軸56を中心としてフレーム部20を幅方向に傾斜させることができるので、ヒンジドア12bの傾斜をヒンジ116に合わせて調整可能である。
【0069】
ヒンジドア12bは第1上支持部26および下支持部30と一体的に移動または傾動するので摺動する箇所がなく、ヒンジドア12bに傷がつくことがない。
【0070】
本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置10はスライドドア12aおよびヒンジドア12bに対して共用することができ装置の交換が不要である。さらに、アーム14の作用によって、操作者はスライドドア12aまたはヒンジドア12bを軽い力で移動させることができる。
【0071】
なお、上記の説明ではヒンジドア12bは車両114の左側用のドアとして説明したが、右側用のドアを取り付けるためには、取付保持装置10と左右対称な構造の装置を用いればよい。また、ベース部18が前後傾斜部17に対して左右両方向へスライド可能な構造とし、ヒンジドア12bが左方向へスライドした際にも自動的に傾斜するようにしてもよい。このようにすると、取付保持装置10を左右のヒンジドア12bに対して共用することができる。
【0072】
本発明に係る車両用のドアの取付保持装置は、上述の実施の形態に限らず、自動車を含む一般的な車両に適用可能である等、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜5項に記載された発明に係る車両用のドアの取付保持装置によればドアを車両側ドア取付部に組み付ける際の作業性が向上する。例えば、コネクタの接続作業を行う際に十分な作業空間を確保するとともに、ヒンジを取り付ける作業を行う際にはドア取付部の近傍に移動させ、ねじ孔合わせを容易に行うことができる。
【0074】
また、スライド支持部はドアとともに水平軸周りに傾動可能であることからヒンジを取り付ける孔との位置を合わせやすい。さらに、ドアはスライド量に応じて自重と弾性力のバランスにより自動的に適当な角度に傾動するので、ドアのヒンジ取り付けのための位置を合わせやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置の斜視図である。
【図2】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置の正面図である。
【図3】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置の側面図である。
【図4】車両のヒンジおよびヒンジドアのねじ孔を示す斜視図である。
【図5】車両のハーネスおよびヒンジと、ヒンジドアのハーネスを示す断面側面図である。
【図6】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置によりスライドドアを保持し、車両のスライドレールに取り付ける作業ステーションの一部省略平面図である。
【図7】載置台に載置されたドアの下端を支持する作業の様子を示す模式図である。
【図8】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置によりヒンジドアを保持した状態を示す斜視図である。
【図9】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置によりヒンジドアを保持し、車両のヒンジに取り付ける作業ステーションの一部省略平面図である。
【図10】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置によりヒンジドアを保持し、スライドした状態を示す正面図である。
【図11】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置によりヒンジドアを保持し、傾斜させた状態を示す正面図である。
【図12】本実施の形態に係る車両用のドアの取付保持装置によりヒンジドアを保持し、フレーム部を傾斜させた状態の保持装置の側面一部断面図である。
【符号の説明】
10…取付保持装置 12a…スライドドア
12b…ヒンジドア 14…アーム
16…アーム接続部 17…前後傾斜部
18…ベース部 20…フレーム部
22…シリンダ 24…昇降部
26…第1上支持部 28…第2上支持部
30…下支持部 32…操作盤
34…グリップ部 36、56…傾動軸
39…レール 40…ブレーキ板
42…上方延在板 44…ベース板
46…ガイド 48…ブレーキ機構
52…ばね支持ブラケット 54…プランジャ
55…ストッパ 58…長孔
60、88、92、204…緩衝材 62…メインフレーム
78、102…クランクストッパ 82…ばね
90…揺動板 112…ベアリングボックス
116…ヒンジ 118a、118b…コネクタ
120a、120b…ハーネス 122…ボルト
124…ヒンジ孔 126…ねじ孔
128…開口部 130…グロメット

Claims (5)

  1. 車両側ドア取付部に組み付けるために車両用のドアを保持する支持部本体と、
    該支持部本体に前記ドアを保持した状態で、前記ドアを前記ドア取付部側へ変位自在とした浮動手段と、
    該浮動手段を前記支持部本体に対して固定および解放自在な抑制手段と、
    を有することを特徴とする車両用のドアの取付保持装置。
  2. 前記浮動手段は、前記支持部本体に対して前記ドアを前記ドア取付部側へ移動させるスライド支持部と、
    該スライド支持部を前記ドアの水平軸周りに傾斜させる第1傾動部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の車両用のドアの取付保持装置。
  3. 前記第1傾動部を正立させるように弾性付勢する弾性体を有し、
    前記第1傾動部を前記ドアと前記スライド支持部との重心より低い位置に設け、
    前記スライド支持部は、外力を受けるとき前記第1傾動部により弾性的に傾動可能であることを特徴とする請求項2記載の車両用のドアの取付保持装置。
  4. 前記浮動手段は、前記ドアを保持した状態で、前記ドアを幅方向に傾斜させる第2傾動部を有することを特徴とする請求項1または2記載の車両用のドアの取付保持装置。
  5. 車両側ドア取付部に組み付けるために車両用のドアを保持する支持部本体と、
    該支持部本体に前記ドアを保持した状態で、前記ドアを前記ドア取付部側へ移動させるスライド支持部と、
    前記ドアと前記スライド支持部との重心より低い位置に設けられ、前記ドアを保持した状態で、前記スライド支持部を前記ドアの水平軸周りに傾斜させる傾動部と、
    前記スライド支持部が初期位置にあるとき、前記スライド支持部を正立させるように弾性付勢する弾性体と、
    を有し、
    前記ドアがスライド支持部により前記初期位置から移動したとき、重心移動によって前記弾性体が圧縮され、前記スライド支持部および前記ドアが移動した方向に傾動することを特徴とする車両用のドアの取付保持装置。
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