JP2004216693A - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004216693A JP2004216693A JP2003005801A JP2003005801A JP2004216693A JP 2004216693 A JP2004216693 A JP 2004216693A JP 2003005801 A JP2003005801 A JP 2003005801A JP 2003005801 A JP2003005801 A JP 2003005801A JP 2004216693 A JP2004216693 A JP 2004216693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printer
- printer driver
- job
- control code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
【目的】ユーザーへのレスポンスを高めることができる印刷装置を提供すること。
【構成】プリンタとホストコンピュータ及びそのホストコンピュータ上で動作するプリンタドライバと、ジョブ管理アプリケーションプログラムで構成される印刷装置において、任意のタイミングでユーザーからの印刷キャンセルを受け付ける手段と、任意のタイミングで印刷をキャンセルする手段と、印刷ジョブキャンセルをプリンタドライバに通知する手段と、データ送信をストップする手段と、プリンタに排紙を行わせる手段と、印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信してプリンタをアイドル状態に戻す手段と、プリンタドライバは印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信した後、印刷ジョブを終了させる手段を設ける。
【選択図】 図1
【構成】プリンタとホストコンピュータ及びそのホストコンピュータ上で動作するプリンタドライバと、ジョブ管理アプリケーションプログラムで構成される印刷装置において、任意のタイミングでユーザーからの印刷キャンセルを受け付ける手段と、任意のタイミングで印刷をキャンセルする手段と、印刷ジョブキャンセルをプリンタドライバに通知する手段と、データ送信をストップする手段と、プリンタに排紙を行わせる手段と、印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信してプリンタをアイドル状態に戻す手段と、プリンタドライバは印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信した後、印刷ジョブを終了させる手段を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステータスモニタ等のジョブ及びプリンタ管理アプリケーション又はサービス(以下、総称してジョブ管理アプリケーションプログラム)と組み合わせて動作するプリンタドライバ、若しくはジョブ管理アプリケーションプログラムと同等の機能を持ったプリンタドライバにおいて、印刷キャンセル時にプリンタドライバによって印刷ジョブを任意にキャンセル可能な印刷装置に関するもである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷ジョブをキャンセルする際はOSのプリントサービスを利用していた。印刷中はOSがプリンタドライバに印刷データを分割して送信するが、印刷がキャンセルされると残りの印刷データがプリンタドライバに送られて来ず、OSは、その印刷ジョブを削除してしまうものであった。
【0003】
又、ジョブ管理アプリケーションプログラムもOSに印刷ジョブをキャンセルすることを通知して印刷をキャンセルさせているため、同様に分割された印字データの途中までしかプリンタドライバには渡されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このOSによる印刷キャンセル処理はプリンタに送信されている印刷データやプリンタの現在の状態をまるで無視し、突然印字データの送信をストップさせ、終了処理を行うようにプリンタドライバに命令するものであるため、プリンタは、残りの印刷データの受信待ちやエラー状態のままで放置されることがあった。
【0005】
このような問題を回避するためプリンタドライバでは、次に行われる印刷が正常に行われるようにリセット処理等の特別な処理を行う必要があった。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ユーザーへのレスポンスを高めることができる印刷装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の印刷キャンセル処理では上述した課題を解決するために以下の手段を有することを特徴とする。
(1)ユーザーからの印刷キャンセルを受け取るジョブ及びプリンタ管理アプリケーション又はサービス(以下、総称してジョブ管理アプリケーションプログラム)を有する、若しくはジョブ管理アプリケーションプログラムと同等の手段を持ったプリンタドライバを有する。
(2)ユーザーからの印刷キャンセル受け取ったジョブ管理アプリケーションプログラムがプリンタドライバに印刷キャンセルを通知できる手段を有する。
(3)プリンタは、印刷キャンセルを受け付けた後に印刷中の用紙を排紙する手段を有する。
(4)印刷キャンセルを通知されたプリンタドライバは、未送信の印刷データをコマンドが完結するきりの良いところまで送信して、それ以上送信しないようにデータ送信をストップする手段を有する。
(5)プリンタドライバは、印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信してプリンタに印刷データの送信終了を通知する手段を有する。
(6)プリンタドライバは、印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信した後、印刷ジョブを終了させる手段を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施の形態を示す。これはコンピュータ1 とプリンタ2とを接続したシステムの例である。外部インタフェースとしてセントロパラレルインタフェースを用いていたが、USBやSCSI、IEEE1394等の他のインタフェースであっても良い。
【0010】
コンピュータ1は、入力インタフェース11とCPU12、ROM13、RAM14、外部記憶装置15、出力インタフェース16、表示部17、マウス18、入出力インタフェース19とを有する。
【0011】
ROM13は初期化プログラムが入っており、外部記憶装置15は図2に示すようにアプリケーションプログラム群30とOS40、プリンタドライバ50等が入っている。
【0012】
印刷アプリケーションプログラム31は、作画環境と印刷環境を提供し印刷開始を命令するためのプログラムである。ジョブ管理アプリケーションプログラム32は、ジョブやプリンタの管理を行い、ユーザーにその情報を報告し、又、ユーザーの命令をプリンタやプリンタドライバ、OSに通知する。データスプールプログラム41は、生成された印刷データを受け取り、外部記憶装置15内に一旦蓄積するためのプログラムである。データ送信処理プログラム42は、蓄積した印刷データを任意のサイズの印刷データブロックに分割してプリンタドライバ50に繰り返しデータ転送を要求するためのプログラムである。
【0013】
インタフェース制御プログラム43は、セントロニクス・パラレルインタフェースを通じてデータ書き込み、読み込みを実際に行い、プリンタ2の受信バッファがフルになった等のデータ受信が即座に実行できない状況においてビジー信号を発行する役割を担うプログラムである。
【0014】
印刷データ生成プログラム51は、印刷アプリケーションプログラム31に従って作画された図柄情報をプリンタコマンドに変換するためのプログラムである。データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42から来るデータ転送要求を受け付け、入力された印刷データブロックをパースしてプリンタコマンドの区切りを検出するプログラムである。ここで検出されたコマンドの区切り位置は後に印刷がキャンセルされた時にコマンドの区切りまで送信する処理のため必要となる。
【0015】
又、データ送受信制御プログラム52は、プリンタからのステータス情報をインターフェース制御プログラムを通じて取得することができる。更に、データ送受信制御プログラム52は、ジョブ管理アプリケーションプログラム32とメールスロット等、何らかの手段を用いて通信を行っている。
【0016】
RAM14は、図柄情報記憶部14aと印刷データ記憶部14bとプログラムロード領域14cを有し、外部記憶装置15にストアされる制御プログラムに従って各部を制御するものである。
【0017】
図3は図1のプリンタ2の構成を示す。
【0018】
プリンタ2は、インタフェース部21とRAM22、ROM23、CPU24、エンジン25を有する。インタフェース部21は、コンピュータ1の入出力インタフェース19に接続してある。ROM23は、制御プログラムが入っている。CPU24はROM23に入っている制御プログラムに従ってプリンタ2の各部を制御するものである。RAM22は、CPU24の主メモリとワークメモリとして用いられ、受信したデータを一旦保存するための受信バッファを有する。エンジン25は、RAM22に保存されたデータに基づき印刷を行うものである。
【0019】
図4は図2のデータ送受信制御プログラム52の印刷キャンセル処理についてのフローチャートであり、この図を用いて印刷キャンセル処理について説明する。
【0020】
ステップS1にて、OSのデータスプールプログラムが一旦蓄積した印刷データをOSのデータ送信処理プログラムが一定のサイズに分割してプリンタドライバのデータ送受信制御プログラムに渡してくる。データ送受信制御プログラムは、この印刷データを受信して続く処理に備える。
【0021】
ステップS2では、ステップS1で受信した印刷データをパースし、受信した印刷データの先頭から何バイトでコマンドの区切りの位置となるか検出する。これは後に印刷がキャンセルされた時にコマンドの区切りまで送信する処理ステップS7のために必要となる。
【0022】
ステップS3では、プリンタからセントロニクスパラレルインタフェース並びにOSのインタフェース制御プログラムを通じてプリンタの現在の印刷ステータスを取得する。
【0023】
ステップS4では、取得したプリンタのステータス情報や印刷ジョブの情報をジョブ管理アプリケーションプログラムに提供し、ステップS5で、ジョブ管理アプリケーションプログラムより取得する。
【0024】
ステップS5では、ステップS4で取得したジョブ管理アプリケーションプログラムからの情報で印刷ジョブがキャンセルが指示されたかどうかを判断する。キャンセルであれば、ステップS7に進み、そうでなけば、S1で受信した印刷データをプリンタに送信(ステップS13)し、その印刷ジョブ、全ての印刷データをプリンタに送信し終えた場合は、終了する。もし、全ての印刷データを送信していないならば次の印刷データの受信をOSのデータ送信処理プログラムに要求する(ステップS15)。
【0025】
ステップS6でジョブ管理アプリケーションプログラムより印刷ジョブキャンセルの要求があった場合、コマンドの区切り位置まで印刷データを送信する。これは次に続く排紙を実行するための制御コードや印刷ジョブの終わりを示す制御コードをプリンタに認識させるために行うレングス調整処理である。具体的には、ステップS2で検出したコマンド区切りまでのバイト数を印刷データ先頭から送信する。これを行わずにステップS10,S11、排紙実行制御コードやジョブ終了制御コードを送信してもプリンタは受信途中のコマンドの一部と見なしてしまう。
【0026】
ステップS8ではプリンタが既に給紙しているか、又は給紙実行制御コードが既にプリンタに送信されたかどうか判断する。もし、給紙済みや給紙実行制御コードが送信済みであれば、ステップS9に進み、今度は既に排紙実行制御コードが送信済みかどうかを判断する。もし送信済みであればステップS11に進み、未だ送信していないなら、ステップS10で排紙実行制御コードをプリンタに送信する。この処理によって給紙中の紙が排紙される。
【0027】
ステップS11では、印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信する。この制御コードによってプリンタはアイドル状態となり、次の印刷ジョブに備える。
【0028】
ステップS12では、続く印刷データをプリンタドライバに渡すことなく、速やかに印刷ジョブを終了するようにOSのデータ送信制御プログラムに要求する。これを受けたデータ送信制御プログラムは、一旦蓄積した印刷データを全て消去して印刷ジョブを終了する。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、コマンドの区切り、排紙、ジョブの終了制御コードをプリンタに送信するので次のジョブを正常に行うことができるとともに、キャンセル後の不要な印字データをプリンタに送信しないためユーザーへのレスポンスが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の外部記憶装置15にストアされるプログラムの例を示す図である。
【図3】図1のプリンタ2の構成を示すブロック図である。
【図4】図1のRAM14にストアされるプリンタドライバの中のデータ送信プログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ
2 プリンタ
10 キーボード
11 入力インタフェース
12 CPU
13 ROM
14 RAM
14a 図柄情報記憶部
14b 印刷データ記憶部
14c プログラムロード領域
15 外部記憶装置
16 出力インタフェース
17 表示部
18 マウス
19 入出力インタフェース
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステータスモニタ等のジョブ及びプリンタ管理アプリケーション又はサービス(以下、総称してジョブ管理アプリケーションプログラム)と組み合わせて動作するプリンタドライバ、若しくはジョブ管理アプリケーションプログラムと同等の機能を持ったプリンタドライバにおいて、印刷キャンセル時にプリンタドライバによって印刷ジョブを任意にキャンセル可能な印刷装置に関するもである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷ジョブをキャンセルする際はOSのプリントサービスを利用していた。印刷中はOSがプリンタドライバに印刷データを分割して送信するが、印刷がキャンセルされると残りの印刷データがプリンタドライバに送られて来ず、OSは、その印刷ジョブを削除してしまうものであった。
【0003】
又、ジョブ管理アプリケーションプログラムもOSに印刷ジョブをキャンセルすることを通知して印刷をキャンセルさせているため、同様に分割された印字データの途中までしかプリンタドライバには渡されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このOSによる印刷キャンセル処理はプリンタに送信されている印刷データやプリンタの現在の状態をまるで無視し、突然印字データの送信をストップさせ、終了処理を行うようにプリンタドライバに命令するものであるため、プリンタは、残りの印刷データの受信待ちやエラー状態のままで放置されることがあった。
【0005】
このような問題を回避するためプリンタドライバでは、次に行われる印刷が正常に行われるようにリセット処理等の特別な処理を行う必要があった。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ユーザーへのレスポンスを高めることができる印刷装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の印刷キャンセル処理では上述した課題を解決するために以下の手段を有することを特徴とする。
(1)ユーザーからの印刷キャンセルを受け取るジョブ及びプリンタ管理アプリケーション又はサービス(以下、総称してジョブ管理アプリケーションプログラム)を有する、若しくはジョブ管理アプリケーションプログラムと同等の手段を持ったプリンタドライバを有する。
(2)ユーザーからの印刷キャンセル受け取ったジョブ管理アプリケーションプログラムがプリンタドライバに印刷キャンセルを通知できる手段を有する。
(3)プリンタは、印刷キャンセルを受け付けた後に印刷中の用紙を排紙する手段を有する。
(4)印刷キャンセルを通知されたプリンタドライバは、未送信の印刷データをコマンドが完結するきりの良いところまで送信して、それ以上送信しないようにデータ送信をストップする手段を有する。
(5)プリンタドライバは、印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信してプリンタに印刷データの送信終了を通知する手段を有する。
(6)プリンタドライバは、印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信した後、印刷ジョブを終了させる手段を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施の形態を示す。これはコンピュータ1 とプリンタ2とを接続したシステムの例である。外部インタフェースとしてセントロパラレルインタフェースを用いていたが、USBやSCSI、IEEE1394等の他のインタフェースであっても良い。
【0010】
コンピュータ1は、入力インタフェース11とCPU12、ROM13、RAM14、外部記憶装置15、出力インタフェース16、表示部17、マウス18、入出力インタフェース19とを有する。
【0011】
ROM13は初期化プログラムが入っており、外部記憶装置15は図2に示すようにアプリケーションプログラム群30とOS40、プリンタドライバ50等が入っている。
【0012】
印刷アプリケーションプログラム31は、作画環境と印刷環境を提供し印刷開始を命令するためのプログラムである。ジョブ管理アプリケーションプログラム32は、ジョブやプリンタの管理を行い、ユーザーにその情報を報告し、又、ユーザーの命令をプリンタやプリンタドライバ、OSに通知する。データスプールプログラム41は、生成された印刷データを受け取り、外部記憶装置15内に一旦蓄積するためのプログラムである。データ送信処理プログラム42は、蓄積した印刷データを任意のサイズの印刷データブロックに分割してプリンタドライバ50に繰り返しデータ転送を要求するためのプログラムである。
【0013】
インタフェース制御プログラム43は、セントロニクス・パラレルインタフェースを通じてデータ書き込み、読み込みを実際に行い、プリンタ2の受信バッファがフルになった等のデータ受信が即座に実行できない状況においてビジー信号を発行する役割を担うプログラムである。
【0014】
印刷データ生成プログラム51は、印刷アプリケーションプログラム31に従って作画された図柄情報をプリンタコマンドに変換するためのプログラムである。データ送受信制御プログラム52は、データ送信処理プログラム42から来るデータ転送要求を受け付け、入力された印刷データブロックをパースしてプリンタコマンドの区切りを検出するプログラムである。ここで検出されたコマンドの区切り位置は後に印刷がキャンセルされた時にコマンドの区切りまで送信する処理のため必要となる。
【0015】
又、データ送受信制御プログラム52は、プリンタからのステータス情報をインターフェース制御プログラムを通じて取得することができる。更に、データ送受信制御プログラム52は、ジョブ管理アプリケーションプログラム32とメールスロット等、何らかの手段を用いて通信を行っている。
【0016】
RAM14は、図柄情報記憶部14aと印刷データ記憶部14bとプログラムロード領域14cを有し、外部記憶装置15にストアされる制御プログラムに従って各部を制御するものである。
【0017】
図3は図1のプリンタ2の構成を示す。
【0018】
プリンタ2は、インタフェース部21とRAM22、ROM23、CPU24、エンジン25を有する。インタフェース部21は、コンピュータ1の入出力インタフェース19に接続してある。ROM23は、制御プログラムが入っている。CPU24はROM23に入っている制御プログラムに従ってプリンタ2の各部を制御するものである。RAM22は、CPU24の主メモリとワークメモリとして用いられ、受信したデータを一旦保存するための受信バッファを有する。エンジン25は、RAM22に保存されたデータに基づき印刷を行うものである。
【0019】
図4は図2のデータ送受信制御プログラム52の印刷キャンセル処理についてのフローチャートであり、この図を用いて印刷キャンセル処理について説明する。
【0020】
ステップS1にて、OSのデータスプールプログラムが一旦蓄積した印刷データをOSのデータ送信処理プログラムが一定のサイズに分割してプリンタドライバのデータ送受信制御プログラムに渡してくる。データ送受信制御プログラムは、この印刷データを受信して続く処理に備える。
【0021】
ステップS2では、ステップS1で受信した印刷データをパースし、受信した印刷データの先頭から何バイトでコマンドの区切りの位置となるか検出する。これは後に印刷がキャンセルされた時にコマンドの区切りまで送信する処理ステップS7のために必要となる。
【0022】
ステップS3では、プリンタからセントロニクスパラレルインタフェース並びにOSのインタフェース制御プログラムを通じてプリンタの現在の印刷ステータスを取得する。
【0023】
ステップS4では、取得したプリンタのステータス情報や印刷ジョブの情報をジョブ管理アプリケーションプログラムに提供し、ステップS5で、ジョブ管理アプリケーションプログラムより取得する。
【0024】
ステップS5では、ステップS4で取得したジョブ管理アプリケーションプログラムからの情報で印刷ジョブがキャンセルが指示されたかどうかを判断する。キャンセルであれば、ステップS7に進み、そうでなけば、S1で受信した印刷データをプリンタに送信(ステップS13)し、その印刷ジョブ、全ての印刷データをプリンタに送信し終えた場合は、終了する。もし、全ての印刷データを送信していないならば次の印刷データの受信をOSのデータ送信処理プログラムに要求する(ステップS15)。
【0025】
ステップS6でジョブ管理アプリケーションプログラムより印刷ジョブキャンセルの要求があった場合、コマンドの区切り位置まで印刷データを送信する。これは次に続く排紙を実行するための制御コードや印刷ジョブの終わりを示す制御コードをプリンタに認識させるために行うレングス調整処理である。具体的には、ステップS2で検出したコマンド区切りまでのバイト数を印刷データ先頭から送信する。これを行わずにステップS10,S11、排紙実行制御コードやジョブ終了制御コードを送信してもプリンタは受信途中のコマンドの一部と見なしてしまう。
【0026】
ステップS8ではプリンタが既に給紙しているか、又は給紙実行制御コードが既にプリンタに送信されたかどうか判断する。もし、給紙済みや給紙実行制御コードが送信済みであれば、ステップS9に進み、今度は既に排紙実行制御コードが送信済みかどうかを判断する。もし送信済みであればステップS11に進み、未だ送信していないなら、ステップS10で排紙実行制御コードをプリンタに送信する。この処理によって給紙中の紙が排紙される。
【0027】
ステップS11では、印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信する。この制御コードによってプリンタはアイドル状態となり、次の印刷ジョブに備える。
【0028】
ステップS12では、続く印刷データをプリンタドライバに渡すことなく、速やかに印刷ジョブを終了するようにOSのデータ送信制御プログラムに要求する。これを受けたデータ送信制御プログラムは、一旦蓄積した印刷データを全て消去して印刷ジョブを終了する。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、コマンドの区切り、排紙、ジョブの終了制御コードをプリンタに送信するので次のジョブを正常に行うことができるとともに、キャンセル後の不要な印字データをプリンタに送信しないためユーザーへのレスポンスが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の外部記憶装置15にストアされるプログラムの例を示す図である。
【図3】図1のプリンタ2の構成を示すブロック図である。
【図4】図1のRAM14にストアされるプリンタドライバの中のデータ送信プログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ
2 プリンタ
10 キーボード
11 入力インタフェース
12 CPU
13 ROM
14 RAM
14a 図柄情報記憶部
14b 印刷データ記憶部
14c プログラムロード領域
15 外部記憶装置
16 出力インタフェース
17 表示部
18 マウス
19 入出力インタフェース
Claims (2)
- プリンタとホストコンピュータ及びそのホストコンピュータ上で動作するプリンタドライバと、ジョブ管理アプリケーションプログラムで構成される印刷装置において、
ジョブ管理アプリケーションプログラムは任意のタイミングでユーザーからの印刷キャンセルを受け付ける手段と、ジョブ管理アプリケーションプログラムは任意のタイミングで印刷をキャンセルする手段と、ジョブ管理アプリケーションプログラムは受け付けた印刷ジョブキャンセルをプリンタドライバに通知する手段と、印刷がキャンセルされたことを通知されたプリンタドライバは未送信の印刷データをコマンドが完結するきりの良いところまで送信してもうこれ以上送信しないようにデータ送信をストップする手段と、プリンタドライバは給紙中、給紙実行制御コマンドを受信しているプリンタに排紙を要求する排紙実行制御コードを送信してプリンタに排紙を行わせる手段と、プリンタドライバは印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信してプリンタをアイドル状態に戻す手段と、プリンタドライバは印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信した後、印刷ジョブを終了させる手段を有することを特徴とする印刷装置。 - プリンタとホストコンピュータ及びそのホストコンピュータ上で動作するプリンタドライバで構成される印刷装置において、
プリンタドライバは任意のタイミングでユーザーからの印刷キャンセルを受け付ける手段と、プリンタドライバは任意のタイミングで印刷をキャンセルする手段と、印刷がキャンセルされたことを通知されたプリンタドライバは未送信の印刷データをコマンドが完結するきりの良いところまで送信してもうこれ以上送信しないようにデータ送信をストップする手段と、プリンタドライバは給紙中、給紙実行制御コマンドを受信しているプリンタに排紙を要求する排紙実行制御コードを送信してプリンタに排紙を行わせる手段と、プリンタドライバは印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信してプリンタをアイドル状態に戻す手段と、プリンタドライバは印刷ジョブの最後を示す制御コードを送信した後、印刷ジョブを終了させる手段を有することを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003005801A JP2004216693A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003005801A JP2004216693A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004216693A true JP2004216693A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32896370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003005801A Withdrawn JP2004216693A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004216693A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007066115A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Star Micronics Co Ltd | 印刷システム、印刷システムの制御方法及びプログラム |
US8917411B2 (en) | 2009-04-22 | 2014-12-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Computer connectable with a printer, computer-readable storage medium, and printing method with data generation time reduction capability |
-
2003
- 2003-01-14 JP JP2003005801A patent/JP2004216693A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007066115A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Star Micronics Co Ltd | 印刷システム、印刷システムの制御方法及びプログラム |
JP4722626B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-07-13 | スター精密株式会社 | 印刷システム、印刷システムの制御方法及びプログラム |
US8917411B2 (en) | 2009-04-22 | 2014-12-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Computer connectable with a printer, computer-readable storage medium, and printing method with data generation time reduction capability |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7158243B2 (en) | Printing apparatus and printing system, control method, storage medium and program | |
JP5839845B2 (ja) | 印刷装置、印刷方法及びプログラム | |
JP2000172453A (ja) | 印刷システム及び同システムのホスト装置 | |
JP5926514B2 (ja) | 印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラム | |
JP4109821B2 (ja) | 情報処理装置及びジョブの処理結果確認方法 | |
JP4298738B2 (ja) | クライアントコンピュータ及び情報処理方法 | |
CN101231573B (zh) | 主机装置及其打印控制方法 | |
JP2004216693A (ja) | 印刷装置 | |
JP2007301881A (ja) | マルチポート印刷装置 | |
JP2001092604A (ja) | 印刷システムおよび情報処理装置およびホストベースプリンタ及びその制御方法 | |
JP4174169B2 (ja) | 印刷制御装置及び印刷制御方法 | |
JP3508752B2 (ja) | 印刷システム、方法及びプリンタ | |
US20130342872A1 (en) | Purging of print jobs from a print data path | |
US9047552B2 (en) | Forming system and image forming apparatus that generate image log data to server | |
US20040190048A1 (en) | Image forming device and method | |
JP5923897B2 (ja) | 印刷装置および印刷制御方法 | |
JP4923899B2 (ja) | プリンタ・ドライバ・プログラム | |
JP2001067193A (ja) | 印刷システム及び印刷装置及びその制御方法 | |
JP2002244821A (ja) | プリントサーバを利用した印刷方法、プリントサーバ、プログラム、及び、記録媒体 | |
JP2004086927A (ja) | 印刷システム | |
JP3021024B2 (ja) | 印刷システムおよびホストコンピュータ | |
JP3125997B2 (ja) | 印刷情報出力装置および印刷システム | |
JP2004058501A (ja) | 印刷制御システム | |
JP2009265994A (ja) | 印刷制御システム | |
US20050128504A1 (en) | Method for printing an interrupt printing job |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060201 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |