JP2004215143A - タイムコード情報変換装置およびタイムコード情報変換方法 - Google Patents

タイムコード情報変換装置およびタイムコード情報変換方法 Download PDF

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和弘 福田
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Abstract

【課題】レート変換後の映像信号をもとの映像信号に逆変換しても連続するタイムコード情報の生成。
【解決手段】タイムコード情報取り出し器4が、第1フレームレートに順ずる映像信号からタイムコード情報TC60を取り出す。有効フレーム情報取り出し器3が映像信号から有効フレーム情報Fvを取り出す。タイムコード変換器5がタイムコード情報TC60の値を起点として有効フレーム情報Fvを取り出す毎に加算処理を実施することで第2フレームレートに順ずるタイムコードを生成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号に添付されるタイムコード情報の変換装置および変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、放送用映像信号等として、次のような映像信号が用いられている。この映像信号は、第1フレームレート(例えば、60フレーム/秒)に沿って配列されたフレームデータ領域に、第1フレームレートよりフレームレート周波数の低い第2フレームレート(例えば、24フレーム/秒)のフレームデータが重複した形態で順次配置されるという形態を有している。以下、このような映像信号をレート変換後の映像信号と呼ぶ。
【0003】
レート変換後の映像信号は、まず、第2フレームレートに沿って映像信号を作製したうえで、作製した映像信号を、第1フレームレートに沿って重複配置するという作業を経て作製される。
【0004】
このようなフレームレート変換で実施されるフレームデータの重複配置処理は、第1フレームレートを60フレーム/秒とし、第2フレームレートを24フレーム/秒とした場合を例にすると、例えば、次にように実施される。
【0005】
レート変換前の映像信号(第2フレームレートの映像信号)の1フレーム分のフレームデータをレート変換後の映像信号(第1フレームレートの映像信号)の2フレーム分のフレームデータとして重複配置する処理と、3フレーム分のフレームデータとして重複配置する処理とを一組とする一連の処理が順次行われることで、上記重複配置処理は実施される(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−88845号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
レート変換後の映像信号では、タイムコード情報が不連続なものとなる結果、編集作業が困難となるという課題がある。以下、説明される。
【0008】
レート変換後の映像信号を構成する映像信号そのものは、上述したように、第2フレームレートに沿って撮影された映像信号である。そのため、レート変換後の映像信号を編集する場合には、レート変換後の映像信号のままで編集作業を行うことはできない。レート変換後の映像信号をレート変換前の映像信号(第2フレームレートに沿った映像信号)に逆変換したうえで、逆変換後の映像信号の状態で編集する必要がある。
【0009】
しかしながら、レート変換後の映像信号は、基本的には、第1フレームレートを有する映像信号であるため、レート変換後の映像信号には第1フレームレートに沿って配列されたタイムコード情報が添付されている。通常、映像信号のフォーマット変換では、タイムコード情報とともに変換処理が実施される。そのため、レート変換後の映像信号を逆変換すると、タイムコード情報は不連続なものとなり、このような不連続なタイムコード情報を有する逆変換後の映像信号に対する編集作業が困難なものとなっていた。
【0010】
したがって、本発明の主たる目的は、上述したレート変換後の映像信号をもとの映像信号に逆変換してもタイムコードが連続したものとすることができるタイムコード情報の変換装置と変換方法とを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためには、本発明は、第1フレームレートに沿って配置されたフレームデータ領域に、前記第1フレームレートよりフレームレート周波数の低い第2フレームレートのフレームデータが重複した形態で順次配置されてなる映像データと、前記フレームデータ領域内で前記第2フレームレートのフレームデータとして有効となるフレームデータを特定する有効フレーム情報と、前記第1フレームレートに即するタイムコード情報とを有する映像信号から、前記第1フレームレートに即するタイムコード情報を取り出して、前記第2フレームレートに準ずるタイムコード情報に変換するタイムコード情報変換装置において、
前記映像信号から前記第1フレームレートに即するタイムコード情報を取り出すタイムコード情報取り出し器と、
前記映像信号から前記有効フレーム情報を取り出す有効フレーム情報取り出し器と、
前記タイムコード情報取り出し器が取り出した前記第1フレームレートに即するタイムコード情報の値を起点として前記有効フレーム情報取り出し器が有効フレーム情報を取り出す毎に実施する加算処理により前記第2フレームレートに順ずるタイムコードを生成するタイムコード変換器と、
を有することに特徴を有している。
【0012】
また、本発明は、第1フレームレートに沿って配置されたフレームデータ領域に、前記第1フレームレートよりフレームレート周波数の低い第2フレームレートのフレームデータが重複した形態で順次配置されてなる映像データと、前記フレームデータ領域内で前記第2フレームレートのフレームデータとして有効となるフレームデータを特定する有効フレーム情報と、前記第1フレームレートに即するタイムコード情報とを有する映像信号から、前記第1フレームレートに即するタイムコード情報を取り出して、前記第2フレームレートに準ずるタイムコード情報に変換するタイムコード情報変換方法において、
前記映像信号から前記第1フレームレートに即するタイムコード情報を取り出す工程と、
前記映像信号から前記有効フレーム情報を取り出す工程と、
前記タイムコード情報取り出し器が取り出した前記第1フレームレートに即するタイムコード情報の値を起点として、前記有効フレーム情報取り出し器が有効フレーム情報を取り出す毎に実施する加算処理により前記第2フレームレートに順ずるタイムコードを生成する工程と、
を含むことに特徴を有している。
【0013】
このような構成を有することで、本発明は、レート変換後の映像信号に含まれる第2フレームレートのフレームデータに準じたタイムコード情報を作成することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に説明する本発明の一実施の形態では、次のような場合を想定して本発明を実施している。24フレーム/秒のプログレッシプ映像信号(以下、24p映像信号という)に対して、フレームレート(フレームレート周波数)を上げるレート変換が実施されることで、60フレーム/秒のプログレッシブ映像信号(以下、60p映像信号という)が生成される場合を想定する。
【0015】
この場合、レート変換後の映像信号(60p映像信号)を構成するフレームデータとして、元の映像信号(24p映像信号)を構成するフレームデータが重複して配置される。具体的には、元の映像信号(24p映像信号)の1フレーム分のフレームデータがレート変換後の映像信号(60p映像信号)の2フレーム分のフレームデータとして重複配置されるデータ領域と、3フレーム分のフレームデータとして重複配置されるデータ領域とを一組とするデータ領域組が繰り返し配列されており、このようなデータ配列を行うことで上記レート変換が実施される。
【0016】
このようなレート変換を実施する場合において、本発明を好適に実施することができる。なお、この場合、レート変換後の映像信号(60p映像信号)のフレームレート(60フレーム/秒)が第1フレームレートに相当し、元の映像信号(24p映像信号)のフレームレート(24フレーム/秒)が第2フレームレートに相当する。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態のタイムコード情報変換装置の構成を示すブロック図である。
【0018】
このタイムコード情報変換装置1は、再生器2と、有効フレーム情報取り出し器3と、TC取り出し器4と、TC変換器5と、TC添付器6とを備えている。
【0019】
再生器2は、レート変換後の映像信号(60p映像信号)が記録されたビデオテープ等の記録媒体Aから映像信号を再生する。有効フレーム情報取り出し器3は、再生器2で再生された映像信号から有効フレーム情報Fvを取り出す。TC取り出し器4は、再生器2で再生された映像信号からその映像信号に添付されたタイムコード情報(60p映像信号のタイムコード情報)TC60を取り出す。再生器2とTC変換器5との動作は、レート変換後のフレームレートの同期信号に同期して実施される。レート変換後の同期信号は外部からタイムコード情報変換装置1に入力されてもいいし、図示しない同期信号生成器をタイムコード情報変換装置1に設けて、ここで生成されてもよい。
【0020】
なお、本実施形態では、TC取り出し器4からタイムコード情報取り出し器が構成され、有効フレーム情報取り出し器3から有効フレーム情報取り出し器が構成され、TC変換器5からタイムコード変換器が構成される。
【0021】
以下、このタイムコード情報変換装置1の操作が、図2のタイミングチャートが参照されて説明される。図2において、(a)は、レート変換後の映像信号(60p映像信号)の同期信号(60Hz)を示す。(b)は、レート変換後の映像信号の信号形態を示す。(c)は、有効フレーム情報Fvを示す。(d)は、レート変換後の映像信号に添付されているタイムコード情報TC60を示す。(e)は、タイムコード変換したのちのタイムコード情報TC24を示す。
【0022】
再生器2が、図2(a)に示す60Hz同期信号に同期した状態で記録媒体Aを再生して、図2(b)に示すレート変換後の映像信号(60p映像信号)を出力する。すると有効フレーム情報取り出し器3は、再生映像信号から図2(c)に示す有効フレーム情報Fvを取り出し、TC取り出し器4は、再生映像信号から図2(d)に示すタイムコード情報TC60を取り出す。
【0023】
タイムコード情報TC60は、60p映像信号の2フレーム分を一単位として順次更新されるコード情報である。具体的にはタイムコード情報TC60は、コード(00)〜(29)が、(60/2)Hz=30Hz周期で繰り返し更新される情報である。
【0024】
有効フレーム情報Fvは次のような情報である。有効フレーム情報Fvは、再生される映像信号(60p映像信号)中に重複配置されるレート変換前の映像信号(24p映像信号)のフレームデータのうちで、レート変換前の映像信号(24p映像信号)を構成するフレームデータとして有効と規定するものを特定する情報である。具体的には、有効フレーム情報Fvは、有効と特定するフレーム位置が”1”となり、無効と特定するフレーム位置が”0”となる信号である。
【0025】
タイムコード情報TC60と有効フレーム情報Fvとは60Hz同期信号に同期して再生器2で再生される。そのため、両情報どうしは互いに同期した信号形態となる。
【0026】
TC変換器5は、入力されるタイムコード情報TC60と、有効フレーム情報Fvとに基づいて次のような処理を実施する。ここでは、再生器2は、タイムコード情報TC60(05)の位置から映像信号を再生して出力している場合を想定して、TC変換器5による処理が説明される。
【0027】
再生器2が映像信号を再生して出力すると、有効フレーム情報取り出し器3は、映像信号(60p映像信号)の出力先頭位置で最初に読み込んだタイムコード情報TC60(以下、先頭タイムコード情報TC60(h)という)をTC変換器5に出力する。
【0028】
TC変換器5は、先頭タイムコード情報TC60(h)の時間位置から次の正時までの時間間隔において、有効フレーム情報Fvが有効を示す回数を計算する。なお、正時とは、タイムコード情報が(00)となる各秒00フレーム位置のことをいう。
【0029】
タイムコード情報TC60(05)を 先頭タイムコード情報TC60(h)として読み込んだ場合、次の正時までの時間間隔において有効フレーム情報Fvが有効”1”を示す回数(以下、残余回数という)は、図2(c)に示すように19回となる。これは計算により求めることができる。
【0030】
TC変換器5は、さらに、24p映像信号のタイムコード情報TC24の最終カウントデータ(23)から上記残余回数(19)を減算する。これにより、TC変換器5は、出力先頭位置のタイムコード情報TC60(h)を、タイムコード情報TC24(h)に変換する。タイムコード情報TC60(05)を先頭タイムコード情報TC60(h)として読み込んだ場合、タイムコード情報TC24(h)は04(=23−19)となる。
【0031】
変換後の先頭タイムコード情報TC24(h)は、タイムコード情報再生器2が出力先頭位置で最初に読み込んだレート変換後の映像信号(60p映像信号)のフレームデータにおいて次のような意味を有する。すなわち、変換後の先頭タイムコード情報TC24(h)は、レート変換前の映像信号(24p映像信号)においてフレームデータに正確に対応したタイムコード情報となる。
【0032】
TC変換器5は、先頭タイムコード情報TC24(h)を有効フレーム情報Fvに基づいて更新処理することで、タイムコード情報TC24を生成する。この更新処理は、60Hz同期信号に同期した状態で行われる。
【0033】
具体的には、有効フレーム情報Fvが有効”1”を出力するまで、タイムコード情報TC24を維持する。そして、有効フレーム情報Fvが有効”1”を出力する毎に、タイムコード情報TC24を一つ加算する。先頭タイムコード情報TC24(h)が(04)の場合を例にすると、有効フレーム情報Fvが有効”1”を出力すると、タイムコード情報TC24は、(05)となる。
【0034】
TC変換器5は、このようなタイムコード情報TC24の更新処理を、タイムコード情報TC24が(23)となるまで継続する。タイムコード情報TC24が(23)となった状態でさらに有効フレーム情報Fvが有効”1”を出力すると、TC変換器5は、タイムコード上の時間が正時に達したと判断して、タイムコード情報TC24を(00)に更新する。
【0035】
以上の処理が繰り返し実施されることで、タイムコード情報TC24が生成される。タイムコード情報TC24は、レート変換後の映像信号の同期信号(60Hz同期信号)に同期するものの不連続な値を有した信号形態となる。しかしながら、タイムコード情報TC24は、レート変換前の映像信号(24p映像信号)の各フレームデータに正確に対応したタイムコード情報となる。
【0036】
TC変換器5で生成されたタイムコード情報TC24は、TC添付器6によってレート変換後の映像信号(再生器2から出力される)に添付される。このタイムコード添付処理は、60Hz同期信号に同期した状態で行われる。タイムコード情報TC24は、タイムコード情報TC60に取って代わって映像信号に添付されてもよいし、タイムコード情報TC60とともに映像信号に添付されてもよい。
【0037】
このようにして、タイムコード情報TC24が添付されたレート変換後の映像信号(60p映像信号)を、24p映像信号に逆変換すると図3のようになる。
【0038】
図3において、(a)は、レート変換後の映像信号の信号形態を示す。(b)は、タイムコード変換したのちのタイムコード情報TC24を示す。(c)は、有効フレーム情報Fvを示す。(d)は、逆変換後の映像信号(24p映像信号)の同期信号(24Hz)を示す。(e)は、逆変換後の映像信号(24p映像信号)の信号形態を示す。(f)は、逆変換後の映像信号(24p映像信号)に添付された状態でのタイムコード情報TC24を示す。
【0039】
逆変換処理は、有効フレーム情報Fvが有効”1”を出力する毎に、映像信号(60p映像信号)から、有効”1”に対応するフレームデータを取り出すことで実施される。取り出されたフレームデータは、24p映像信号で連続したフレームデータとなる。
【0040】
取り出された取り出されたフレームデータを、図3(d)に示す逆変換後の映像信号(24p映像信号)の同期信号(24Hz)に沿って配列すれば、図3(e)に示す逆変換後の映像信号(24p映像信号)となる。
【0041】
ここで、フレームデータの取り出しと同時に、そのフレームデータに対応したタイムコード情報TC24(図3(b)参照)が有効フレーム情報Fvに基づいて取り出される。
【0042】
タイムコード情報TC24は、60p映像信号においては、不連続な配列となっているものの、逆レート変換後の映像信号(24p映像信号)では連続した配列をなしている。そのため、取り出されるタイムコード情報TC24を、図3(d)に示す逆変換後の映像信号(24p映像信号)の同期信号(24Hz)に沿って配設すれば、図3(f)に示すように、24p映像信号に応じた連続配列を形成することになる。
【0043】
以上説明したタイムコード情報変換装置1では、レート変換後の映像信号(例えば、60p映像信号)からレート変換後のタイムコード情報(例えば、タイムコード情報TC60)を取り出して、逆変換後の映像信号(例えば、24p映像信号)に対応したタイムコード情報(例えば、タイムコード情報TC24)に変換していた。
【0044】
この他、本発明のタイムコード情報変換装置は、撮影装置に組み込むことができる。その実施の形態を図4を参照して説明する。
【0045】
この撮像装置10は、レート変換前のフレームレート(例えば、24フレーム/秒のフレームレート)に則って映像を撮影したうえで、その映像信号(24p映像信号等)を、レート変換後のフレームレート(例えば、60フレーム/秒のフレームレート)の映像信号(60p映像信号等)に変換したうえで出力する装置である。
【0046】
この撮像装置10は、映像を撮影して映像信号を生成する撮像器11と、映像信号のフレームレートを変換するフレームレート変換器12と、レート変換後のタイムコード情報を生成するTC生成器13と、有効フレーム情報Fvを生成する有効フレーム情報生成器14と、有効フレーム情報Fvをレート変換後の映像信号に添付する有効フレーム情報添付器15と、レート変換後のタイムコード情報を、レート変換前のフレームレートに沿ったタイムコード情報に変換するTC変換器16と、レート変換後のタイムコード情報をレート変換後の映像信号に添付する第1TC添付器17と、レート変換前のタイムコード情報をレート変換後の映像信号に添付する第2TC添付器18と、第1同期信号発生器19と、第2同期信号発生器20とを備えている。
【0047】
以下、この撮像装置10の動作が説明される。
【0048】
第1同期信号発生器19は、レート変換前のフレームレートに沿った同期信号(以下、レート変換前同期信号と称する。例えば、24Hzの同期信号)を発生させる。第2同期信号発生器20は、第1同期信号発生器19が出力するレート変換前同期信号に基づいて、レート変換後のフレームレートに沿った同期信号(以下、レート変換後同期信号と称する。例えば、60Hzの同期信号)を発生させる。レート変換後同期信号は、レート変換前同期信号に基づいて生成されているので、両同期信号は互いに同期した信号形態となる。
【0049】
撮像器11は、レート変換前同期信号(同期信号(24Hz)等)に基づいて映像を撮影する。
【0050】
フレームレート変換器12は、撮影した映像信号(24p映像信号等)を、レート変換後のフレームレート(例えば、60フレーム/秒のフレームレート)の映像信号(60p映像信号等)に変換する。レート変換は、レート変換後同期信号に基づいて行われる。
【0051】
TC生成器13は、フレームレート変換器12が出力するレート変換後の映像信号に同期させてタイムコード情報を生成する。このタイムコード情報は、レート変換後のフレームレート(例えば、60フレーム/秒のフレームレート)に沿ったデータ配列となる。
【0052】
有効フレーム情報生成器14は、レート変換後の映像信号における有効フレームの位置を特定する有効フレーム情報Fvを生成する。有効フレーム情報Fvは、図2(c)が参照される。
【0053】
有効フレーム情報添付器15は、有効フレーム情報Fvを、レート変換後の映像信号に添付する。有効フレーム情報Fvの添付は、レート変換後同期信号に同期して実施される。
【0054】
第1TC添付器17は、TC生成器13で生成されたタイムコード情報(レート変換後のフレームレートに対応)を、レート変換後の映像信号に添付する。タイムコード情報の添付は、レート変換後同期信号に同期して実施される。
【0055】
TC変換器16は、TC生成器13で生成されたタイムコード情報(レート変換後のフレームレートに対応)を、レート変換前のフレームレートに対応したタイムコード情報に変換する。TC変換器16のタイムコード変換処理は、TC変換器5のタイムコード変換処理と同一であるのでここではその説明は省略される。
【0056】
第2TC添付器18は、TC変換器16で変換されたタイムコード情報(レート変換前のフレームレートに対応)を、レート変換後の映像信号に添付する。タイムコード情報の添付は、レート変換後同期信号に同期して実施される。
【0057】
以上の操作を実施することで、撮像装置10は、レート変換された映像信号に、レート変換後のフレームレートに対応したタイムコード情報と、レート変換前のフレームレートに対応したタイムコード情報とを添付する。そして、両タイムコード情報が添付された映像信号を外部に出力する。なお、撮像装置10から出力される映像信号を記録する場合、レート変換後のタイムコード情報は、既存のタイムコード情報記録領域に記録されるが、レート変換前のタイムコード情報は、既存のタイムコード情報記録領域ではなく、記録媒体の他の記録領域に記録される。
【0058】
以上説明した実施の形態では、レート変換前のフレームレートを24フレーム/秒とし、レート変換後のフレームレートを60フレーム/秒としていたが、これらのフレームレートは、本発明が実施可能なフレームレートの組合せの一例に過ぎない。本発明は、基本的には、第1フレームレートに沿って配置されたフレームデータ領域に、第1フレームレートよりフレームレート周波数の低い第2フレームレートのフレームデータが重複した形態で順次配置されてなる映像データを有する映像信号であり、さらには、この映像信号は、編集時等において、第2フレームレートの映像信号に逆変換されるものである場合に好適に実施することができる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、レート変換後の映像信号をもとの映像信号に逆変換してもタイムコードが連続したものとすることが可能なタイムコード情報を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のタイムコード情報変換装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態のタイムコード情報変換装置のタイムコード変換動作を示すタイミングチャートである。
【図3】実施の形態のタイムコード情報変換装置でタイムコード情報を変換された映像信号を逆変換する場合の操作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明の変形例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 タイムコード情報変換装置 2 再生器
3 有効フレーム情報取り出し器 4 TC取り出し器
5 TC変換器 6 TC添付器

Claims (2)

  1. 第1フレームレートに沿って配置されたフレームデータ領域に前記第1フレームレートよりフレームレート周波数の低い第2フレームレートのフレームデータが重複した形態で順次配置されてなる映像データと、前記フレームデータ領域内で前記第2フレームレートのフレームデータとして有効となるフレームデータを特定する有効フレーム情報と、前記第1フレームレートに即するタイムコード情報とを有する映像信号から、前記第1フレームレートに即するタイムコード情報を取り出して前記第2フレームレートに準ずるタイムコード情報に変換するタイムコード情報変換装置であって、
    前記映像信号から前記第1フレームレートに即するタイムコード情報を取り出すタイムコード情報取り出し器と、
    前記映像信号から前記有効フレーム情報を取り出す有効フレーム情報取り出し器と、
    前記タイムコード情報取り出し器が取り出した前記第1フレームレートに即するタイムコード情報の値を起点として、前記有効フレーム情報取り出し器が有効フレーム情報を取り出す毎に実施する加算処理により前記第2フレームレートに順ずるタイムコードを生成するタイムコード変換器と、
    を有することを特徴とするタイムコード情報変換装置。
  2. 第1フレームレートに沿って配置されたフレームデータ領域に前記第1フレームレートよりフレームレート周波数の低い第2フレームレートのフレームデータが重複した形態で順次配置されてなる映像データと、前記フレームデータ領域内で前記第2フレームレートのフレームデータとして有効となるフレームデータを特定する有効フレーム情報と、前記第1フレームレートに即するタイムコード情報とを有する映像信号から、前記第1フレームレートに即するタイムコード情報を取り出して、前記第2フレームレートに準ずるタイムコード情報に変換するタイムコード情報変換方法であって、
    前記映像信号から前記第1フレームレートに即するタイムコード情報を取り出す工程と、
    前記映像信号から前記有効フレーム情報を取り出す工程と、
    前記タイムコード情報取り出し器が取り出した前記第1フレームレートに即するタイムコード情報の値を起点として、前記有効フレーム情報取り出し器が有効フレーム情報を取り出す毎に実施する加算処理により前記第2フレームレートに順ずるタイムコードを生成する工程と、
    を含むことを特徴とするタイムコード情報変換方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006054590A1 (ja) * 2004-11-16 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ処理装置
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