JP2004213041A - 演奏中の操作履歴を記憶して再現するカラオケ装置 - Google Patents

演奏中の操作履歴を記憶して再現するカラオケ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 楽曲演奏中の操作状態を記憶して再現するカラオケ装置を提供する。
【解決手段】 利用者が指定した楽曲IDに対応する音楽生成データを処理して伴奏音楽の音声信号として生成するとともに、伴奏音楽とマイクロホンからの歌唱音声とを音響出力するカラオケ装置であって、与えられた操作制御情報に従って伴奏音楽の演奏状態を適宜に制御する演奏制御手段と、利用者により入力された操作制御情報を演奏制御手段に与えるためのユーザインタフェース手段と、カラオケ伴奏音楽の演奏中に利用者が入力した操作制御情報の時系列と該当の楽曲IDとを対応付けした操作履歴データを適宜な記憶部に格納する制御履歴記憶手段と、利用者が指定した楽曲IDに対応付けされている操作履歴データに基づいて、当該楽曲の演奏期間に適宜な操作制御情報を前記時系列に従って演奏制御手段に入力するための制御指示手段とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明はカラオケ装置に関し、とくに、利用者入力に従って伴奏音楽の演奏状態や歌唱音声の音響状態を適宜に制御するカラオケ装置に関する。
<カラオケ装置の構成>
MIDIデータを処理するタイプのカラオケ装置を従来例として挙げ、図1にそのカラオケ装置の機能ブロック図を示した。中央制御部2は、内部にCPU、RAM、ROMを含むマイコンであり、データバス100や制御バス110を介して周辺各構成部とデータ通信を行い、このカラオケ装置1aを統括している。ハードディスク装置3は、多数曲分のカラオケ楽曲について、MIDI形式によって記述されたカラオケ伴奏音楽の起源となる音楽生成データと、その楽曲演奏に同期して描出する歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを格納している。
歌詞描出データは、全歌詞文字を適宜な小節ごとに区切って文字列とし、その文字列の表示/消去順序(歌詞描出シーケンス)や文字列の表示位置などの情報と、各文字列の表示/消去タイミングや文字列中の各文字における色変えタイミング(歌唱時機指示)などの各情報を記述している。
また、CD−ROMチェンジャ13は、歌詞画像の背景として使用されるムード映像の生成起源となる長時間分の映像データ(MPEG1形式など)を多数のCD−ROMに分割して格納している。そして、CD−ROM駆動装置と映像データの復号回路とを含んだ1系統あるいは複数系統のプレーヤを内蔵している。このCD−ROMチェンジャ13は、中央制御部2の制御の下、適宜なCD−ROMを内蔵のプレーヤにて駆動し、そのCD−ROMの適宜な記録位置に記録されている映像データを復号してムード映像の映像信号として出力する動作を行う。
<基本演奏動作>
中央制御部2は、リモコン送信器5や操作パネル6などのユーザインタフェースにて指定入力されたリクエスト楽曲の楽曲番号を操作制御部7を介して受け取ると、その入力順と楽曲番号とを対応づけてRAMに格納することで、この楽曲の演奏予約処理を行う。その楽曲の演奏順番になると、ハードディスク装置3より該当の音楽生成データと歌詞描出データとを取り出して処理する。音楽生成データはシンセサイザ8に順次転送され、ここで生成された伴奏音楽の音声信号(楽曲音声信号)は、マイクロホン11から入力された音声信号(歌唱音声信号)とともにミキシングアンプ9に入力され、その混合音声信号がスピーカ10から出力される。
一方、歌詞描出データを音楽生成データの処理に同期して処理し、伴奏音楽に同期した歌詞画像を生成してビデオRAM12に順次ビットマップ展開する。映像制御部14は、この歌詞画像をCD−ROMチェンジャ13が再生する適宜なムード映像の映像信号にスーパーインポーズし、歌詞画像入りのムード映像をディスプレイ15に表示出力する。
<演奏制御機能と歌唱音声制御機能>
よく知られているように、カラオケ装置は、利用者入力に従って伴奏音楽の演奏状態や歌唱音声の音響出力状態を制御する機能を備えている。伴奏音楽に対する制御(演奏制御)としては、音量制御・音質制御・テンポ制御・ピッチ(キー)制御・残響成分(エコー)付加、さらには所定の音源パート(例えば主旋律:ガイドメロディ)のみの音声信号を生成あるいは非生成とするなど、楽曲音声信号自体が改変される制御(楽曲音声制御)と、演奏の一時中断や再開、特定区間の繰り返し演奏など、楽曲の進行に関わる制御(演奏シーケンス制御)とがある。歌唱音声に対する制御(歌唱音声制御)としては、音量制御・音質制御・音程制御・エコー付加などがある。
楽曲音声制御は、シンセサイザ8によってMIDIデータの処理方法を変えたり、データ自体を書き直したりして、楽曲音声信号の生成時点で伴奏音楽を改変する方式(音楽生成データ処理方式)と、生成されたアナログの楽曲音声信号を処理する方式(音声信号処理方式)とがある。
音楽生成データ処理方式は、例えば、シンセサイザ8が伴奏音を記述するMIDIデータのベロシティとノート番号を書き換えれば、生成される伴奏音楽の音量とキーが変化する。ある伴奏音を記述したデータを時間をずらして2回処理するとともに、2回目の処理時にベロシティ値を減少させれば「MIDIエコー」と呼ばれる残響成分に相当する楽曲音声信号が生成される。また、シンセサイザ8は、1拍の時間を所定のクロック数を計数することで規定してるので、このクロック周波数を変えればテンポを制御することができる。
一方、音声信号処理方式としては、音量や音質(高音・低音の強調など)の調整、エコー付加処理など、音声信号をアナログ処理する方式がよく知られているが、最近では、DSP(Digital Signal Processor)を使用して、先の音量・音質・エコーに加え、テンポや音程も制御する方式もある。これは、アナログの音声信号をA/D変換するとともにこれをサンプリングしてデジタル音声データとし、そのデジタル音声データを専用のDSPで処理する。このDSPは、入力したデジタル音声データを処理して、音響属性(音量・テンポ・音程・残響成分など)が異なるデジタル音声データに変換する。この変換/処理されたデジタル音声データをD/A変換すれば種々の属性を伴った伴奏音楽が音響出力される。なお、上述の音声信号処理方式は歌唱音声制御にも適用される。
演奏シーケンス制御は、中央制御部2が利用者入力に従って、シンセサイザ8へのMIDIデータ転送処理を休止/再回したり、音楽生成データ中にあらかじめ設定されている繰り返し演奏部分(一般的には「サビ」部分)を繰り返して転送するなど音楽生成データの転送処理を適宜に変更して、演奏の休止・再回・繰り返しを制御するものである。
利用者がリモコン送信器5などの適宜なユーザインタフェースを使用して上記各制御機能における設定値などを入力すると、中央制御部2は操作制御部7を介してその入力情報を操作制御情報として受け取る。そして、利用者が入力した設定値に相当するデータや制御信号をシンセサイザ8やミキシングアンプ9など適宜な周辺構成部に送信したり、音楽生成データの転送処理を変更したりする。
本来、上述した演奏制御機能や音声信号制御機能は、カラオケ楽曲本来のキーやテンポを歌唱者に合ったキーやテンポに調整したり、歌唱音声にエコーを付加したりして、「上手に見せる」あるいは「下手に見せない」ための「補助機能」として使用されることを目的としていた。
しかし、カラオケが大衆娯楽として広く普及した現在、前記各制御機能は、歌唱者が自身の個性を同伴者にアピールしたり、場を盛り上げたりするためのエンターテイメント用途に使用されるようになってきた。例えば、情感を込めてじっくり同伴者に歌唱を聞かせたい場合は、歌唱中に演奏テンポを遅くするとともにエコーの歌唱音量を上げ、低音を増強する。サビの部分など、同伴者の唱和を誘って場を盛りあげたい場合は、エコーを押さえて高音を増強させる。可能であればそのサビ部分を繰り返して演奏させる。このように演奏制御機能や歌唱音声制御機能が本来の目的とは異なる使い方をされるようになってきた。
このようにカラオケ装置の各種制御機能を「駆使」するには、歌唱者がリモコン送信器を持つなどして、演奏中に各種制御機能を操作しながら歌唱しなくてはならない。これでは操作のタイミングが演奏機会ごとに異なる可能性が高く、一度はうまくいって場を盛り上げることができても、2度目は失敗したり演奏し直したりして、逆に場を白けさせてしまう可能性がある。
確かに、特開平8−63178号公報や特開平9−114475号公報にはテンポや音程のシフト量など各制御機能における設定値をあらかじめ楽曲に対応付けしてICカードやカラオケ装置側に記憶させ、歌唱時にその設定値を呼び出して該当の楽曲を演奏するカラオケ装置についての技術が開示されている。しかし、これらの技術は、演奏開始前に各制御機能に固定的な設定値を与えるだけのものであり、歌唱者が演奏中に各制御機能を「駆使」するといった用途には到底対応できない。
そこで本発明は、ある楽曲の演奏中に任意になされた各種制御の操作状態を記憶して再現できるカラオケ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための第1の発明は、利用者が指定した楽曲IDに対応する音楽生成データを処理してカラオケ伴奏音楽の音声信号として生成するとともに、当該伴奏音楽とマイクロホンから入力された歌唱音声とを音響出力するカラオケ装置であって、与えられた操作制御情報に従って前記伴奏音楽の演奏状態を適宜に制御する演奏制御手段と、利用者により入力された前記操作制御情報を前記演奏制御手段に与えるためのユーザインタフェース手段と、カラオケ伴奏音楽の演奏中に利用者が入力した前記操作制御情報の時系列と該当の楽曲IDとを対応付けした操作履歴データを適宜な記憶部に格納する制御履歴記憶手段と、利用者が指定した楽曲IDに対応付けされている前記操作履歴データに基づいて、当該楽曲の演奏期間に適宜な操作制御情報を前記時系列に従って前記演奏制御手段に入力するための制御指示手段とを備えた演奏中の操作履歴を記憶して再現するカラオケ装置とした。
第2の発明は、第1の発明に記載のカラオケ装置であって、与えらた操作制御情報に従って前記歌唱音声の音響出力状態を適宜に制御する歌唱音声制御手段を備え、前記ユーザインタフェース手段は利用者により入力された前記操作制御情報を前記歌唱音声制御手段に与え、前記制御指示手段は、前記操作履歴データに基づいて、適宜な操作制御情報を前記時系列に従って前記歌唱音声制御手段に入力する演奏中の操作履歴を記憶して再現するカラオケ装置である。
第3の発明は第1または第2の発明に記載のカラオケ装置であって、所定の記憶媒体に対してデータの読み書きを行うための媒体インタフェース手段を備え、前記制御履歴記憶手段は、所定の記憶媒体に前記制御履歴データを記憶し、前記制御指示手段は、前記記憶媒体から読み出した前記制御履歴データに基づいて適宜な操作制御情報を前記演奏制御手段または前記歌唱音声制御手段に与えることとしている。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれか記載のカラオケ装置であって、前記制御履歴記憶手段は、前記制御履歴データに利用者が入力した個人IDを対応付けして記憶し、前記制御指示手段は、利用者が指定した個人IDと楽曲IDとに対応付けされている前記制御履歴データに基づいて適宜な操作制御情報を前記演奏制御手段または前記歌唱音声制御手段に与える演奏中の制御履歴を記憶して再現するカラオケ装置とした。
本発明によれば、ある楽曲の演奏中に利用者入力された操作状況を記憶し、その楽曲を再度演奏する際には先に記憶した操作状況を自動的に再現することができる。したがって、楽曲の演奏状態や歌唱音声の音響出力状態を利用者の好みによってアレンジしたとき、そのアレンジ状態を再現するための操作履歴データを記憶することができる。利用者は成功を収めた効果的なアレンジを操作履歴データとして保存しておけば、全ての歌唱機会でそのアレンジで演奏/歌唱することができ、確実に場を盛り上げることができる。そのため、カラオケ装置の娯楽性をさらに向上させ、カラオケ施設にとっては、新規顧客の獲得やリピータの増加により、収益増が期待できる。
操作履歴データを着脱可能な記憶媒体に格納することで、異なるカラオケ装置でも演奏状態などを再現することができる。また、操作履歴データに利用者を識別する個人IDを含ませれば、同じ記憶媒体に多人数分の操作履歴データを識別可能に格納しておくことができる。また、カラオケ装置が通信カラオケシステムの端末であれば、ネットワークに接続されたサーバーコンピュータなどに操作履歴データを集約管理することもでき、カラオケ装置がネットワークに接続されていれば、記憶媒体を持ち歩かなくても、操作履歴データを装置や場所に依存することなく利用することができる。
===概略===
本発明のカラオケ装置は、ある楽曲の演奏中に利用者が前記演奏制御機能や歌唱音声制御機能の操作状態をその楽曲に対応付けして記録し、次回に同じ楽曲を演奏するとき、記録したその操作状態を再現して伴奏音楽の演奏状態や歌唱音声の音響出力状態を制御する操作履歴再現機能を備えている。
本発明の実施例におけるカラオケ装置は、楽曲ごとにその演奏時における操作状態を記述した操作履歴データをICカードに記録するとともに、そのICカードに記録されている操作履歴データに基づいて利用者が指定した楽曲の演奏時に以前の操作状態を自動的に再現することとしている。なお、ICカードはカラオケ事業者が顧客に配布するなどして、利用者が個別に所持しているものとする。
図2は本実施例のカラオケ装置の機能ブロック図を示している。このカラオケ装置1bは、従来のカラオケ装置とほぼ同じハードウエア構成を採用している。ICカード20を着脱自在に装着するICカードスロット21と、そのスロット21に装着されたICカード20と中央制御部2とのデータ通信を仲介するICカードインタフェース(I/F)22とを備えている点が異なっている。そして、このハードウエア構成とソフトウエアの変更とによって操作履歴再現機能を実現している。
===操作履歴データの作成===
利用者は、操作履歴再現機能を使用するために、まず、再現したい操作状態を登録する。利用者がリモコン送信器5や操作パネル6にて、ある楽曲の演奏指定と、その楽曲の演奏時における操作状態を登録する旨の指示とを入力する。本実施例では、前記ユーザインタフェース(5,6)に操作状態の登録指示をするための操作キーが配設されており、中央制御部2は、楽曲番号に引き続いてそのキーが押されたことを操作制御部7を介して認知すると、該当楽曲を操作状態登録曲として演奏予約する。もちろん、ユーザインタフェースに特別な操作キーを設けなくても、例えば、ICカード20が装着されると無条件に指定楽曲を操作状態登録曲として演奏予約する方式を採用してもよい。
中央制御部2は、操作状態登録曲の演奏順番になると、ICカードI/F22を介してICカード20にアクセスし、メモリ容量などを調査する。ICカード20が非装着であったりメモリ容量が足らないときはその旨をディスプレイ15に表示するなどして利用者にICカード20の装着や交換を促す。操作履歴データの記録が可能なICカード20が装着されていることを確認すると、該当の音楽生成データの処理を開始し、演奏開始時点を起点とした経過時間を計測する。本実施例では、演奏開始時点からの拍数をカウントし、そのカウント値によって経過時間を表すこととしている。そして、利用者が演奏中にユーザインタフェース(5、6)より入力した操作情報をその入力時点における拍数に対応付けしてRAMなどに逐次記録していく。演奏終了時点で、この演奏機会に記録された全操作情報とそのそれぞれの入力タイミング(拍数)とを演奏した楽曲に対応付けして操作履歴データを作成し、これをICカード20に格納する。図3にこの操作履歴データの概略構造を示した。各タイミング時点において操作されたキーや設定値が対応付けされている。
なおこの実施例に限らず、演奏予約登録楽曲と一般の予約楽曲とを区別しないで全ての演奏楽曲について操作情報とその入力タイミングとを記録し、演奏終了後にICカード20への格納を指示するための利用者入力を受け付けて操作履歴データを作成/格納するようにしてもよい。
===操作制御の再現===
操作履歴データが記録されているICカード20をICカードスロット21に装着した状態である楽曲が演奏予約登録されると、中央制御部2は、ICカード20にアクセスしてメモリ内に格納されている操作履歴データを調査する。そして、指定楽曲に対応する操作履歴データがICカード20に格納されていることを認知すると、その楽曲を操作制御楽曲として演奏予約する。
中央制御部2は、操作制御楽曲の演奏順番になると、ICカード20からその楽曲に対応の操作履歴データを読み出して内部のRAMに格納する。該当の音楽生成データの処理を開始すると、演奏開始時点を起点として拍数をカウントする。操作履歴データ中に記述されている拍数のカウント時点になると、その時点に対応付けされている操作情報に従って音楽生成データの転送処理を適宜に行ったり、各構成部に対してデータや制御信号を送出したりして、伴奏音楽の演奏状態や歌唱音声の音響出力状態を可変制御していく。なお、この実施例では、各タイミング時点に対応付けされている操作情報は、その操作情報の設定を解除する操作情報が記述されていない限りは維持されることとしている。
===その他、変更例・応用例===
操作履歴データの記憶媒体としてはICカードに限らずフロッピーディスク、CD−R、CD−RWなど適宜な媒体を採用することができる。もちろん、ハードディスク装置に格納することも可能である。また、適宜な無線通信機器(例えばリモコン送信器や携帯電話機など)に操作履歴データ格納用の記憶媒体やメモリを装着・実装し、カラオケ装置と無線通信機器とがIrDAなどの適宜な無線インタフェース介して操作履歴データを送受信する形態も考えられる。
記憶媒体に格納済みの操作履歴データと新規に格納すべき操作履歴データとが同じ楽曲に対応付けされている場合、新規なデータで上書き保存してもよいし、重複格納してもよい。重複格納する場合には、例えば、各操作履歴データを名前の異なるファイルとして格納するなどして、各操作履歴データを異なる識別子で管理し、データごとにファイル名などを自動生成、あるいは利用者入力を促して適宜に命名すればよい。そして、特定の操作履歴データを指定可能とするために、データの作成日時やデータ名などを選択可能に表示するためのユーザインタフェース環境を用意すればよい。
異なる利用者が同じ記憶媒体に操作履歴データを格納する場合もある。このような場合には利用者ごとに個人IDを付与し、操作履歴データの作成機会にその個人IDを入力し、それを操作履歴データに含めればよい。そして、ユーザインタフェースが個人IDと楽曲IDの指定入力を受け付け、操作制御楽曲の演奏時にそれら双方のIDに対応付けされている操作履歴データを採用すればよい。なお、パーソナルリモコンと呼ばれる個人所有のリモコン送信器が利用できるカラオケ装置であれば、各パーソナルリモコンから送出される固有のリモコンIDを個人IDとして利用できる。このパーソナルリモコンから演奏予約指示を行えば、個人IDを別途入力する必要がなくなる。
周知の通信カラオケシステムの端末となるカラオケ装置はネットワークに接続され、サーバーコンピュータなど、ネットワーク上の他のコンピュータと通信する機能を備えている。そして、音楽生成データのダウンロードやリクエスト状況のアップロードなど、各種データ通信処理を実行している。カラオケ装置にモデムなどの通信インタフェースがあり、かつ、ファイル名や個人IDなどによって多数の操作履歴データから特定のデータを識別可能とするデータ管理方式を採用すれば、操作履歴データの格納場所としてネットワークに接続された所定のサーバーコンピュータを利用することも考えられる。
従来例としてあげたカラオケ装置の機能ブロック図である。 本発明の実施例として挙げたカラオケ装置の機能ブロック図である。 上記実施例にて生成/処理される操作履歴データの概略構成図である。
符号の説明
1a、1b カラオケ装置
2 中央制御部
3 ハードディスク装置
8 シンセサイザ
9 ミキシングアンプ
20 ICカード
21 ICカードスロット
22 ICカードインタフェース

Claims (4)

  1. 利用者が指定した楽曲IDに対応する音楽生成データを処理してカラオケ伴奏音楽の音声信号として生成するとともに、当該伴奏音楽とマイクロホンから入力された歌唱音声とを音響出力するカラオケ装置であって、
    与えられた操作制御情報に従って前記伴奏音楽の演奏状態を適宜に制御する演奏制御手段と、
    利用者により入力された前記操作制御情報を前記演奏制御手段に与えるためのユーザインタフェース手段と、
    カラオケ伴奏音楽の演奏中に利用者が入力した前記操作制御情報の時系列と該当の楽曲IDとを対応付けした操作履歴データを適宜な記憶部に格納する制御履歴記憶手段と、
    利用者が指定した楽曲IDに対応付けされている前記操作履歴データに基づいて、当該楽曲の演奏期間に適宜な操作制御情報を前記時系列に従って前記演奏制御手段に入力するための制御指示手段と、
    を備えたことを特徴とする演奏中の操作履歴を記憶して再現するカラオケ装置。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置であって、与えらた操作制御情報に従って前記歌唱音声の音響出力状態を適宜に制御する歌唱音声制御手段を備え、前記ユーザインタフェース手段は利用者により入力された前記操作制御情報を前記歌唱音声制御手段に与え、前記制御指示手段は、前記操作履歴データに基づいて、適宜な操作制御情報を前記時系列に従って前記歌唱音声制御手段に入力することを特徴とする演奏中の操作履歴を記憶して再現するカラオケ装置。
  3. 請求項1または2に記載のカラオケ装置であって、所定の記憶媒体に対してデータの読み書きを行うための媒体インタフェース手段を備え、前記制御履歴記憶手段は、所定の記憶媒体に前記制御履歴データを記憶し、前記制御指示手段は、前記記憶媒体から読み出した前記制御履歴データに基づいて適宜な操作制御情報を前記演奏制御手段または前記歌唱音声制御手段に与えることを特徴とする演奏中の制御履歴を記憶して再現するカラオケ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載のカラオケ装置であって、前記制御履歴記憶手段は、前記制御履歴データに利用者が入力した個人IDを対応付けして記憶し、前記制御指示手段は、利用者が指定した個人IDと楽曲IDとに対応付けされている前記制御履歴データに基づいて適宜な操作制御情報を前記演奏制御手段または前記歌唱音声制御手段に与えることを特徴とする演奏中の制御履歴を記憶して再現するカラオケ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008191184A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Daiichikosho Co Ltd 音量調整機能を備えるカラオケシステム

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