JP2004209818A - 箔押し方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】箔の転移に際して加熱装置と加圧装置とを用いることなく、また箔押しする箔材のパターンを容易に変更できるようにするとともに、剛性のある合成樹脂シートや合成樹脂カードに対しても箔押しが行なえるようにし、箔押しの用途を広める.
【解決手段】片面に金属箔材を備える透明板1の前記金属箔材3に箔受容材2を相対するようにして配置し、透明板1の金属箔材3とは反対側からのレーザ光照射により、金属箔材3を図、文字、符号などからなる情報4を象った形状で箔受容材3にレーザ溶射して、箔受容材3に金属箔からなる情報4を形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は金属箔を用いた箔押し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から各種賞状や証券類などへの装飾の一つとして箔押しが行われている。
この箔押しは金属箔材を剥離可能に備えるとともにその金属箔材に接着剤が予め塗布されている転写シートと箔により化粧付けする賞状類や証券類などの箔受容材とを重ね合わせ、加熱及び型による加圧の転写条件を付与し、前記型で設定されたパターンの箔が箔受容材に転移するようにしたものであった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−127686(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の箔押し方法では、転移する箔のパターンを型に設定されているため、箔受容材の表面に化粧付けする箔のパターンを容易に変更できないとともに、加熱も行なうものであるため、設備コストが高くなるという問題があった。また、箔受容材が比較的剛性の高い合成樹脂シートや合成樹脂カードなどの場合、型からこの合成樹脂シートや合成樹脂カードへの箔材の転移が適正には行われ難くなり、予めパターンで箔を転写基材側に形成しておき、接着剤の接着作用により箔を転移させるなど、工程数が多くなる手法を採用せざるを得ず、そのため箔押しの用途が限定されるという不都合があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、箔の転移に際して加熱装置と加圧装置とを用いることなく、また箔押しする箔材のパターンを容易に変更できるようにするとともに、剛性のある合成樹脂シートや合成樹脂カードに対しても箔押しが行なえるようにすることを課題とし、箔押しの用途を広めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、片面に金属箔材を備える透明板の前記金属箔材に箔受容材を相対するようにして配置し、前記透明板の金属箔材とは反対側からのレーザ光照射により、金属箔材を図、文字、符号などからなる情報を象った形状で箔受容材にレーザ溶射して、箔受容材に金属箔からなる前記情報を形成することを特徴とする箔押し方法を提供して、上記課題を解消するものである。
そして、本発明において、上記箔受容材に溶射された金属箔からなる情報をこの箔受容材に対して押し付けて、該情報を表現した金属箔を箔受容材に圧着するすることが良好である。
【0006】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明を図1から図4に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の箔押し方法の一例を示していて、箔押しを行なうに際して、本発明では、透明板1と、箔押しによる装飾が施される対称の箔受容材2とを近接して或いは接合するようにして配置させる。
透明板1はガラスなどの透明無機材料や透明高分子材料からなるもので、この透明板1の上記箔受容材2側の片面に金属コーティングなどによりなる金属箔材3が層状にして形成され、また、箔受容材2は耐熱性のある紙材や耐熱性のある合成樹脂シートなどを素材としていて、前記金属箔材3側に箔受容材2の片面を相対させる。なお、箔受容材2は帯状に連続しているものであり、後述の箔の定着の都度に所定ピッチ、或いは任意のピッチで移送され、新たにセットされた透明板1と箔受容材2の未装飾部分とが相対するようにしている。
そして、上述のようにして透明板1と箔寿溶剤2とが相対するように配置した状態で、透明板1の金属箔材3とは反対側からレーザ光Aを照射し、得ようとする図、文字、符号などの情報を象ったポジパターンで箔受容材2に金属箔材3の金属をレーザ溶射するものである。
【0007】
上記レーザ溶射によってレーザ光を受けた金属箔材3中の金属が瞬時に溶解して箔受容材2の片面に転移して金属箔の状態を形成するようになり、この箔受容材2上で確実に定着した金属箔により、図3に示す箔押しの情報4が形成される。図3に示された箔受容材3の情報4は、一枚の透明板1の金属箔材3の複数箇所に向けてレーザ照射したり、またレーザ溶射の都度、透明板1を交換するとともに箔受容材2を移動させて複数の抽象図形のパターンを箔押し形成していて、レーザ照射の制御によって多種の金属箔のパターンとすることが容易である(グラデーションとなる箔押しの情報を形成することも可能である)。
勿論、箔受容材2で形成する情報4は抽象図形を象ったものに限定されない。
図4はその他の例を示していて、箔受容材2を単片用紙とし、これに枠と文字との情報の形状を象ったポジパターンでレーザ溶射を行ない、このレーザ溶射により単片用紙からなる箔受容材2の上面に枠、文字の情報4の形状を金属箔として形成したものであり、レーザ照射の制御によって多種多様の情報を箔押しすることができる。
【0008】
このように上記実施の例では、透明板1の金属箔材3を箔受容材2の上に配し、情報4の形状のポジパターンで前記金属箔材3中の金属を箔受容材2に対してレーザ溶射しているため、前記透明板1の金属箔材3にはネガパターンで金属が残存することとなり、これを回収して新たな透明板1の金属箔材3を形成するための材料として再利用できる。また、金属箔材中の金属をガス化させるものではないため、金属のガス化に対応した排気処理を行なう必要がなく、勿論、箔押し直前の加熱装置、そして情報をパターンを限定してしまう型として加圧装置も不要である。
なお、上記箔受容材2にレーザ溶射にて形成された情報4の金属箔を安定的なものとするために、その金属箔を箔受容材2に対して押し付けて、情報4を表現する金属箔を箔受容材2に圧着することが良好であるが、この工程は必ずしも必要とするものではない。
さらに、上記実施の形態はポジパターンのレーザ溶射で情報4の箔押しを行なったものであるが、情報4の形状のネガパターンでのレーザ溶射によっても箔押しを行なってもよいものである。
【0009】
上記レーザ溶射を利用した箔押しには、例えば赤外領域レーザ(波長約1000nm)にて実施できるものであり、特に高価な設備を要するものとはならない。また、透明板1は使用されるレーザ光の透過やレーザ溶射によって生じる熱に対して変化しない透明部材であればよく、素材は限定されない。
【0010】
【発明の効果】
以上説明した本発明により、レーザ光の照射を制御することで箔押しにて表現する情報を簡単に変えることができるとともに、従来の箔押し工程のように加熱装置や箔押し型となる加圧装置も必要とせず、その箔押し工程を簡易なものとすることができる。さらに箔受容材は金属箔のレーザ溶射時の発熱に耐え得るものであればその素材が限定されず、剛性の高い合成樹脂シートや合成樹脂カードなどに対しても箔押しによる装飾が施せることとなり、箔押しの用途が広がるようになるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る箔押し方法の一例におけるレーザ溶射時を示す説明図である。
【図2】一例においてレーザ溶射後の透明板と箔受容材とを分離した状態を示す説明図である。
【図3】一例において帯状の箔受容材にレーザ溶射された箔押しの情報を示す説明図である。
【図4】一例において単片用紙の箔受容材にレーザ溶射された箔押しの情報を示す説明図である。
【符号の説明】
1…透明板
2…箔受容材
3…金属箔材
4…情報
A…レーザ光

Claims (2)

  1. 片面に金属箔材を備える透明板の前記金属箔材に箔受容材を相対するようにして配置し、前記透明板の金属箔材とは反対側からのレーザ光照射により、金属箔材を図、文字、符号などからなる情報を象った形状で箔受容材にレーザ溶射して、箔受容材に金属箔からなる前記情報を形成することを特徴とする箔押し方法。
  2. 上記箔受容材に溶射された金属箔からなる情報をこの箔受容材に対して押し付けて、該情報を表現した金属箔を箔受容材に圧着する請求項1に記載の箔押し方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017087609A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 ローランドディー.ジー.株式会社 箔転写装置で使用するデータを作成するためのプログラム、箔転写装置、箔転写方法
US10062310B2 (en) 2012-04-05 2018-08-28 Arcelik Anonim Sirketi Household appliance comprising a logo and a logo coating method

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