JP2004206104A - 伸縮式ストライカを備えたシャッターアクチュエータを有するカメラフレームアセンブリおよびその方法 - Google Patents

伸縮式ストライカを備えたシャッターアクチュエータを有するカメラフレームアセンブリおよびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 湾曲の危険性が低減された高エネルギーレバーを備える改良されたカメラを提供する。
【解決手段】 フレーム、および、フレームに取り付けられたドライバを有するカメラフレームアセンブリである。ドライバはフレームに対して迅速にチャージ位置からディスチャージ位置へ移動可能である。第1ストライカ部材(152)は、ドライバに固定的に連結される。第2ストライカ部材(154)は第1ストライカ部材(152)の上または内部へ、縮小位置と伸長位置との間で伸縮する。
【選択図】図14

Description

本発明は写真技術およびカメラに関し、より具体的には伸縮式ストライカ(telescoping striker)を備えたシャッターアクチュエータを有するカメラフレームアセンブリおよび関連の方法に関する。
多くのカメラ、特に使い切りカメラ(one-time-use cameras)は1枚羽根インパクトシャッター(single bladed impact shutters)を有する。この種のシャッターは露光開口部からずれた点に関して回転するシャッター羽根を有する。シャッター羽根には、露光アパーチャを覆う第1部分、および、回転の中心に関する反対側の、一瞬シャッターを開放するためにぶつけられる、第2部分が存在する。シャッター羽根はバイアス・スプリングによってバイアスされ、閉じられる。シャッター羽根、または、シャッター羽根に繋がれたレバーは、しばしば「高エネルギーレバー」と呼ばれる高速移動するレバーによって打撃される。同様にして動作するインパクトシャッターには、1枚よりも多くの羽根を備えるものもある。
エネルギーは一般には、フィルムフレームを前進させる間に、フィルム搬送機構によりバイアスされる(「チャージされる」とも称される)1以上のバネによって、高エネルギーレバーに供給される。バイアスされた後、高エネルギーレバーは別の部品によってラッチされる。このラッチは、シャッターレリーズ(shutter release)により解放される。したがって、高エネルギーレバーのカメラ内における位置および動作は、他のカメラ構成要素との相互作用の必要性により制約を受けている。多くのカメラは、中心点に関してレバーアームを回転させてシャッターを打撃する高エネルギーレバーを備えている。また別のものは、高エネルギーレバーの部分をシャッターに対して平行移動させるように摺動する高エネルギーレバーを備える。
高エネルギーレバーは、幾つかの矛盾した制約を受けている。高エネルギーレバーは高速移動する部品なので、その重量は軽くしておかねばならない。簡単化のため、複数部品よりも、単一部品からなる高エネルギーレバーが望まれる。他方、高エネルギーレバーはフィルム搬送機構、および、シャッターの両方と相互に作用する必要がある。簡単なカメラでは一般に、シャッターと高エネルギーレバーとの間は大きく分離している。シャッターは、ライト・バッフル、または、鏡筒の前方端においてレンズの近くに配される。フィルム搬送体は、バッフル、または、筒の反対側の端部の近くに配される。前記の高エネルギーの主要部分はフィルム搬送機構の近くで回転または摺動し、高エネルギーレバーのアームまたはストライカは前方、シャッターの方へ延在している。バッフルまたは筒が長ければ、アームも同様に長くなる。特許文献1、および、1990年4月17日公開の特許文献2は共に、長い高エネルギーレバーを備えるカメラを開示している。両ケースとも、高エネルギーレバーは1以上の段が付けられている。これらの種類の高エネルギーレバーのアームは、使用中に、特に、比較的高い周囲環境温度において使用される場合、湾曲する危険性を含んでいる。このことは、シャッタースピードおよび露光時間の精確さを下げ、撮影される写真の品質の劣化を招きかねない。
特許文献3は、格納式の鏡筒を備えたカメラを開示している。カメラ内において、伸長オペレーション・アームがオペレーション・プレートから前方へ延びている。レリーズ・レバー(release lever)は2つの反対方向を向いた脚(legs)を備えたベルト・クランク形状を有する。レリーズ・レバーはオペレーション・プレートに向かって後方に延びている。レリーズ・レバーの脚の一方がオペレーション・アームと接し、そして、鏡筒が格納される場合にはオペレーション・アームに沿って移動する。カメラのシャッターボタンが押されると、オペレーション・プレートおよびオペレーション・アームは移動し、(オペレーション・プレートはこの移動に対抗するバネのバイアスを受けている。)レリーズ・レバーが動作する。これらの形態では、インパクトシャッターのシャッタードライバへのバイアスとは反対の方向にバイアスされている。
米国特許第4,595,269号明細書 特開平02−105127号公報 米国特許第3,672,280号明細書
従い、湾曲の危険性が低減された高エネルギーレバーを備える改良されたカメラが望まれる。
本発明はクレームにより規定される。より広範な態様において、本発明はフレームおよびフレームに取り付けられたドライバを有するカメラフレームアセンブリを提供する。ドライバは、フレームに対し、チャージ位置からディスチャージ位置へ迅速な移動が可能である。第1ストライカ部材は、ドライバに対して固定的に接続されている。第2ストライカ部材は、第1ストライカ部材上、または、内部へ向けて、縮小位置と伸長位置との間を伸縮する。
本発明により、湾曲する危険性が低減された高エネルギーレバーを備えた改良されたカメラが提供されるという有利な効果が得られる。
添付の図面と併せて本発明の実施形態に関する以下の説明を参照することにより、上記およびその他の、本発明に関する形態および目的、ならびに、それらを実施する方法は明らかになり、本発明そのものについてもより理解が深まるであろう。
カメラフレームアセンブリは、四棒リンケージドライバ(本明細書中、「四棒リンケージ」とも称する。)、もしくは、伸縮ストライカ、または、それら両方を備えたシャッターアクチュエータを有する。四棒リンケージは、伸長可能レンズモジュール、または、固定位置レンズモジュールと共に使用される。伸縮ストライカは、伸長可能レンズモジュールと共に使用される。便宜上、本明細書中で実施形態と関連して記載されるカメラフレームアセンブリは一般に伸長可能レンズモジュールを有する。なぜなら、固定位置式の実施形態は議論されている鏡筒の位置に含まれるからである。
次に、図10ないし図12を参照すれば、カメラフレームアセンブリ10はレンズモジュール22を備えており、モジュール22には、鏡筒18と共に光軸16に沿って前後に移動するシャッター14を有するシャッター機構12が含まれる。本明細書中、用語「カメラフレームアセンブリ」とは、完全なカメラ、または、他の部品と組み合わされて完全なカメラを形成可能な不完全なカメラのサブユニットを指す用語として用いられている。用語「カメラフレームアセンブリ」は完全な、または、不完全な、使い切りカメラを含んでいる。
カメラフレームアセンブリ10は、フレーム、もしくは、基部部材20、ならびに、基部部材20に取り付けられているレンズモジュール22を有する。図示している実施形態においては、基部部材20はカメラフレームアセンブリ10のフロントカバー21およびリアカバー23の間に保持されている。基部部材20は一対の向かい合ったチャンバ11を有し、その一つはフィルムカートリッジ(図示せず)を保持し、他方はフィルムロールを保持する。巻取機構40はフィルムロールからフィルムを進め、(図10に破線で示される)画面(capture plane)38を通り、フィルムカートリッジの中に戻す。フラッシュユニット164を備えてシャッターと同期させることも可能である。ビューファインダーキーパー166はフレーム上の巻取機構40を保持する。フラッシュユニット164およびその他の構成要素は、基部部材20に取り付け、または、基部部材20とカバー21、23との間に保持される。
レンズモジュール22は、基部部材20上の定位置に取り付けられたレンズ基部24を有する。(語「定」および類似の語は本明細書においては、不動でありかつ変化しないような物理的位置もしくは関係性という意味で用いられる。)レンズ基部24は光軸16を規定する。本発明に係る、ある実施形態においては、レンズ基部24は、キャリア26および(図12において破線で示された)基部レンズ要素28を備え、また、随意的にさらなる1以上のレンズ要素(図示せず)を備えている。
図10ないし図12に示されている実施形態においては、レンズ基部24はキャリア26、マウント27、および、ホルダーキャップ29を有する。マウント27はレンズモジュール22をフレーム20に接続し、個別具体的フレームデザインからの要請を満たすような構成をしている。マウント27はフレーム20に固定される。マウント27およびその他の部品がフレーム20に取り付けられる方式は重要ではない。例えば、マウント27はクサビ嵌合(friction fit)、もしくは、フックにより取り付け可能であり、また、繋着(fasten)、もしくは、粘着(adhere)、もしくは、接着(bond)することも可能である。
マウント27はホルダーキャップ29を保持する前方縁取りカップ35を有する。マウント27の中央開口部37は、望まざる光を遮断するマスキング構造39で、その周囲を囲むことができ、そうすることでフレアを低減させている。ホルダーキャップ29はマウント27に固定的に、スナップ、粘着、または、繋着される。ホルダーキャップ29は、ホルダーキャップ29内で鏡筒18が伸長、および、縮小するように、鏡筒18を覆う。本実施形態においては、フロントカバーが基部部材20およびレンズモジュール22をカバーする。図28および図30に半図解式に示されているように、本実施形態はカバーを通ってレンズモジュール22が伸長および縮小するように変形可能である。この場合、ホルダーキャップ29はホルダーキャップの後方部のようなホルダー(図示せず)に取って代わられる。そうすることで、鏡筒はホルダーの外側へ伸長し、また、ホルダー内部へ縮小する。トラベラー(traveler)の端部は別個のキャップ(図示せず)により覆うことができる。
鏡筒18はレンズ基部24と結合する。鏡筒18は光軸16にそって(両頭の矢印30で示されているように)前方および後方へ、完全に伸長された位置と完全に縮小された位置との間を移動可能である。鏡筒18の移動に光軸16周りの回転を含めてもよく、また、含めずともよい。
鏡筒18はトラベラー32、および、トラベラー32によって保持された前方レンズ要素34を備えている。鏡筒はさらに前方レンズリテイナー(図示せず)を備え、レンズを所定の位置に保持している。状況に応じて1以上の付加的レンズ要素(図示せず)がトラベラー32内部に配される。前方および後方レンズ要素34、28、ならびに、他のレンズ要素(存在すれば)は協働して、画面38に光を導く撮影レンズシステムを構成する。本明細書では、カメラは撮像メディアとして写真フィルムを用いる実施形態に関して説明されている。写真フィルムの代わりに電子描像体(図示せず)を代用することができる。
図示している実施形態においては、トラベラー32は円筒状外壁42、および、光軸16と垂直な方向に延びる交差壁44を備える。交差壁44は中央開口部を有し、前方レンズ要素34を支持する。シャッター14は交差壁44とトラベラー32の外壁42と結合しているバッカー(backer)43との間に保持される。バッカー43は圧入、または、粘着、または、ファスナ等により取り付け可能である。
ツイストリング56がレンズ基部24上にマウントされる。ツイストリング56は少なくともレンズ基部24の周りの部分に延在する。ツイストリング56は右方配置から左方配置へ、複数の中間的配置を経てレンズ基部24に対して相対的可逆回転が可能である。(本明細書中、その他の方向を示す語と同様、語「右方」および「左方」は相対的な意味で用いられており、限定的なものではない。)ツイストリング56はトラベラー32と機械的に結合しており、そうすることで、ツイストリング56の右方配置と左方配置との間の回転により鏡筒18をそれぞれ第1位置および第2位置へ移動させる。ツイストリング56は、ノブ41、または、フロントカバーもしくはホルダーキャップの形態(図示せず)によって軸方向に、所定の位置で捕捉される。
トラベラー32は、レンズ基部24およびツイストリング56の部分と共に伸長−縮小機構を提供するコネクタ50を備えている。コネクタ50は3つのトラックフォロワー54を備えている。トラックフォロワー54をトラベラー32に等間隔に配してトラベラー32がレンズ基部24に対して傾くことを防ぐことができる。各トラックフォロワー54には、相隔たる一対のポストがある。ツイストリング56はトラベラー32のコネクタ50を受承し、かつ、ツイストリング56の右方配置と左方配置との間の回転に際してトラベラー32が光軸16に沿って前方および後方に移動することを強いる、咬合部58を有する。咬合部58とはトラベラー32のトラックフォロワー54の1つをそれぞれ受承する内部トラック60の集合体である。本明細書にて示す実施形態においてトラック60は、ツイストリング56の周壁67から光軸16に向かって延びた螺旋状リブである。トラック60はそれぞれのトラックフォロワー54のポストの間に挟持される。あるいは、トラック60はグルーブ内またはフェンス間に乗るように構成されているトラックフォロワー54を受承するグルーブまたは一対の平行なフェンスでもよい。
トラックフォロワー54はレンズ基部24のホルダーキャップ29の対応するスロット63を通り、トラック60へ延びる。スロット63はそれぞれ光軸16と平行に延在する。示している実施形態においては、3つのスロット63、および、それと対応する3つのトラックフォロワー54が存在する。
ツイストリング56が回転すると、トラックフォロワー54はトラック60に沿って摺動する。トラックフォロワー54はレンズ基部24のスロット63に保持されているので、鏡筒18は光軸18に沿って内側または外側に直線的に往来する。移動の後、トラベラー32は摩擦によって選択された位置に保持される。
咬合部58および対応するコネクタ50は変更可能である。例えば、咬合部58およびコネクタ50は噛み合わされたギアもしくはその均等物でもよい。ツイストリングを用いて鏡筒を縮小および伸長させる別の機構も当業者には周知のものである。
鏡筒の運動には、使用者がツイストリング56を回転させることにより、手動的に動力が供給される。図10を参照すれば、ツイストリング56はフロントカバー21のスロット73を通って突出しているノブ41を備えている。使用者がノブ41を動かし、ツイストリング56を回転させる。鏡筒18は別の方法で手動的に操作可能であり、あるいは、手動的に操作する代わりに別の動力を供給することも可能である。
キャリア26はトラベラー32のトラックフォロワー54と同様にして外側に延びるペグ53を備えている。ペグ53はホルダー43のそれぞれのスロット内、それぞれのトラックフォロワー54の後方に捕捉される。3つのペグ53は、トラベラー32の3つのトラックフォロワー54と同じ方法で供される。
シャッター機構12が開くと光は撮影レンズシステムを通って画面38に向かう。図面は写真フィルム用カメラを示しているが、記録保管用撮像に写真フィルムではなく、電子的描像体を使用することができる。
シャッター機構12は、フレーム20にマウントされたシャッターレリーズ62、および、トラベラー32に配置されたインパクトシャッター14を有する。シャッター14は本明細書中、大抵、1枚羽根の形で記載されるが、必要であれば、複数の羽根を有するシステムを1枚羽根に代えることができる。シャッター14はトラベラー32と共に光軸16に沿って前後に移動する。シャッター14は通常、閉状態であり、シャッター14はトラベラー32の交差壁44にあるアパーチャ64をしっかりと覆っている。
シャッター14はシャッターアクチュエータによって駆動される。実施形態によっては、シャッターアクチュエータは伸縮ストライカ150を備えた、または、備えていない、四棒リンケージドライバ72を備えているか、または、伸縮ストライカ74を有する(時には「高エネルギーレバー」と称される)シャッタードライバ78である。以下で先ず、伸縮ストライカを備えていない四棒リンケージを有するシャッター機構について説明する。
図1ないし図9、ならびに、図11を参照すれば、シャッターアクチュエータ71は巻取機構40によりチャージ状態にチャージされる。巻取機構40は、フレーム20の上端角部近くに回転のためにマウントされた一体型指回し式回転盤および計量回転盤68を有する。回転盤68の一部はリアカバー23を超えて延在し、カメラ操作者にとって操作しやすくなっている。必要であれば、使用者が直接的に駆動する代わりに回転盤68を巻き取りノブ、レバー、電気モータ、または、その他の同種の装置で駆動することも可能である。
写真フィルム70は最初、第1フィルムチャンバ11にコイル状に巻かれており(図示せず)、そして画面38を通って第2フィルムチャンバ11に延びている。そこでフィルムはその先端部をフィルムカートリッジ76のスプール75によって保持されている。回転盤68には回転盤68とフィルムカートリッジのスプール75とを接続するキーがあり、それにより回転盤68が前向き回転するとフィルムがカートリッジ76に巻き取られて画面38を通過する。逆転防止爪77は回転盤68端部に対してバイアスし、逆方向への回転を防止している。
フィルム計量スプロケット80はフレーム20により旋回可能に支持されたスプロケットシャフト81を有する。スプロケット80はフィルム70におけるパーフォレーションと咬合し、フィルムフレーム1つ分に対応する距離だけフィルム70が進む毎に、完全な1回転になるように回転される。
アクチュエータディスク82およびチャージカム84はスプロケット80の機軸79と単一のものとして作られているか、または、スプロケット80と固定的(不動的)な関係で組み立てられている。もしくは、アクチュエータディスク82はノッチ85に遮られる連続的な外周部を有する。チャージカム84は一方の側部に螺旋状の表面を、そして、他方の側部にも螺旋状の表面を有する。
フィルム計量レバー86および従動タイ・バー66の旋回運動はフレーム20によって支持される。(計量レバー86および従動タイ・バー66は、フレーム20の供する上方に延びるポストを受承可能な中空、円筒形コアを有するように図示されている。代わりに、計量レバー86および従動タイ・バー66はフレーム20およびキーパープレート166の穴部に適合したシャフトを備えることも可能である。)計量レバー86は作動方向にコイル状バネ88によってバイアスされている。計量レバー86は端部が歯状になっている第1アーム90、および、爪を有する第2アームを備えている。計量レバー86の歯状アーム90がアクチュエータディスク82のノッチ85に受承されていると、計量レバー86の爪アーム92は回転盤68の歯状リムと咬合して一時的にフィルム70の前進を妨げる。
シャッターレリーズ部材62は、シャッターレリーズ62のフレキシブルアーム96のカンチレバー状端部の近くに配されているシャッターボタン94を有する。シャッターボタン94と隣接して、アーム96はラッチ部材98を支える鉛直タブを有する。
従動タイ・バー66はコイル状バネ100によりバイアスされる。従動タイ・バー66はラッチ部材98と咬合してバネ100に対抗して従動タイ・バー66をチャージ位置に保持する舌部102を有する。従動タイ・バー66はまた、チャージカム84と咬合する位置に配されているカム追随フィンガー104も有する。
図1ないし図4に示されるように、従動タイ・バー66がチャージ状態にあり、カメラが露光できる状態にあるとき、従動タイ・バー66の舌部102はラッチ部材98と咬合されている。ラッチ部材98はバネ100に対抗して従動タイ・バー66をチャージされた状態に保持する。これに先立つフィルムの前進の間、計量レバー86の歯状アーム90がアクチュエータディスク82のノッチ85に収まる位置へスプロケット80が回転される。これにより計量爪アーム92がバネ100の影響を受けて回転盤68と咬合可能となる。従動タイ・バー66のカム追随フィンガー104はチャージカム84から離れる。
撮影者がシャッターボタン94を押下げて露光を開始すると、シャッターレリーズ62が準備状態から解放状態に解放される。シャッターボタン94がラッチ部材98を移動させて従動タイ・バー66の舌部102との咬合を解き、従動タイ・バー66がバネ100によってチャージ状態からディスチャージ状態にすばやく旋回する。
この、従動タイ・バー66の運動の間、四棒リンケージの(図1の実施形態においては非伸縮性の)突出しているストライカ106が突起部108と衝突し、シャッター14の旋回軸110周りの閉状態から開状態への回転が生じる。この運動によりシャッター14はアパーチャ64から離れ、光像を画面38上に照射する。アパーチャ64は一瞬の間、覆いが外される。ストライカ106が突起部108を通り過ぎると、シャッター14はシャッター復帰バネ112のバイアスを受けて閉状態に復帰する。シャッター14の閉位置への運動は、ストップ113によって制限される。
ストライカ106はマウント27、キャリア26、および、バッカー43における位置合わせされたギャップ115、116、117を通って運動する。図13を参照すれば、ある特定の実施形態において、バッカーはストライカ106のためのガイド119の付与によって変形される。ガイド119はトラベラー32のギャップ121にある。ガイド119はストライカ106の湾曲防止に資する。本実施形態では、トラベラー32の外壁42は外付けキャップ(図示せず)を支えるために延長されている。
フィルムへの露光が完了した後で、使用者はシャッターボタン94を解放する。従動タイ・バー66の第2アーム111は計量レバー86の下方に延びるヨーク114と咬合する状態まで移動する。これにより計量レバー86は、バネ88により計量部材86に働く弱い力を上回る力により動作停止位置まで回転する。従って、計量爪アーム92は回転盤68から離れ、計量部材の歯状アーム90はアクチュエータディスクのノッチ85から引き出される。これにより、巻取機構40は次の利用可能フィルムまでフィルムを進める操作が可能となる。
次に撮影者が回転盤68を前方に回転させれば、フィルムはスプールに巻かれる。これにより、計量スプロケット80は同一方向へ回転する。チャージカム84は従動タイ・バー66のフィンガーと咬合し、後者を再びチャージ位置まで回転させる。
シャッター14には、シャッター14が閉状態にあるときにアパーチャ64を覆う遮断部120を有する。遮断部120に接続されているのがネック122であり、ネック122はシャッター復帰バネ122のための取付具118を備えている。シャッター復帰バネ112のもう一方の端部はトラベラー32の交差壁44上の取付具(図示せず)に接続されている。
遮断部120と反対側でシャッター14のネック122と接続しているのが光軸16と平行な旋回軸110に沿って後方に延びるエクステンション124である。エクステンション124はシャッターの残りの部分と一体であるか、または、ネック122の一端126において固定されている。エクステンション124の第2端128はバッカー43のスロット状穴部130を通って延びている。突起部108は、エクステンション124の第2端において、旋回軸110に関して外側に延びている。その代わり、シャッター14はエクステンション124を欠いてもよい。その場合、突起部108はネック122から外側へ延びる。図22ないし図31はこのタイプのシャッターを図示しており、シャッター14は交差壁44の後部に旋回可能に接続され、交差壁44のアパーチャを覆う。バッカーはない。
撮影および再チャージの間、従動タイ・バー66はチャージ状態からディスチャージ状態へ移動すると、ストライカ106は突起部108に衝撃を加え、シャッター14は旋回軸110に関して回転して閉状態から開状態へ移動する。シャッター復帰バネ112はシャッター14の閉状態から開状態への運動によってバイアスされる。ストライカ106が突起部108を越えた後、シャッター復帰バネ112がシャッター14を閉状態に復帰させる。シャッター14は、再チャージの間にストライカ106の復帰動作を可能とするため、バッカー43のスロット状穴部130において僅かに旋回または平行移動(translate)する。突起部は、再チャージの間にストライカ106が突起部108を通り過ぎて移動するためのクリアランスを付与するために部分的に切り取ることができる。図22ないし図31の実施形態において、シャッター14はスロット状穴部を有する。交差壁44から外側に向かってスロット状穴部を通るピンが延びている。ディスチャージの間、シャッター14はそのピンの周りを旋回する。再チャージの間、シャッター14はピンの周りで僅かに旋回し、かつ/または、平行移動する。
次に、図1を参照すれば、フレーム20から外側に向かって一対のタイ・バー66、132が延びている。タイ・バー66、132はそれぞれ対向した第1端および第2端136、138を有する。第1端136は互いに間隔をおいてフレーム20に旋回可能に結合している。平行棒134は2つのタイ・バー66、132の第2端と旋回可能に結合している。平行棒134は第1端から前方向へ間隔をあけてあり、いくつかの実施形態においては、フレーム20から前方向に間隔があけられている。ストライカ106は平行棒134と共に動くことが可能で、また、望ましくは平行棒134と結合している。
フラッシュ同期スイッチ176は、ストライカ106または棒66、132、134のいずれかの運動によって操作されることが可能である。図2を参照すれば、補助アーム178を平行棒134またはその他の棒の1つに配置することができる。フラッシュ同期スイッチは棒134と平行にフレーム20にマウントされる。スイッチ176は一対の接点182、および、接点182に隣接してL形状リンク184を有する。リンク184は一対の直交アーム186を有する。リンク184は(図2において交差(cross)で示されている)軸188周りに、アーム186の間をセット位置から作動位置まで平行棒のチャージ位置からディスチャージ位置への直線運動により旋回可能である。リンク184は、平行棒の反対方向、ディスチャージ位置からチャージ位置への復帰運動により、セット位置に復帰する。接点182は補助アームが通過するときには閉じ、その他の時には開いている。
図示の実施形態において、タイ・バー66、132の第1端136はフレーム20のポスト140に適合したソケットである。第2端138、および、平行棒134の端部142、144は類似のポストおよびソケット配置に適合している。図示の実施形態において、平行棒134の端部142、144はソケットを供与し、タイ・バー66、132はポストを供与する。タイ・バー66、132およびフレーム20は開口部とポストを置き換えるように、または、他の類似の形態を有するように変形可能である。
タイ・バー66、132および平行棒134は、ストライカ106およびフレーム20の間で、平行四辺形リンケージ(四棒リンケージとも呼んでいる)として機能する。平行棒134およびタイ・バー66、132は前後に旋回可能である。これにより、ストライカに直線運動がもたらされる。タイ・バー66、132および平行棒134の運動は、棒66、132、134の1つで機能する、輸送チャージ機構(transport-charging mechanism)により駆動される。機能する棒は、個々の機構の要求を満足するように適合させることができる。
図に示されている実施形態においては、従動タイ・バー66は輸送チャージ機構の部分を構成している。従動タイ・バー66は従来型高エネルギーレバーの代わりをし、棒132および134、ならびに、ストライカ106と共に運動する。
ストライカ106は、湾曲することなくチャージ状態とディスチャージ状態との間を運動することができる程、十分に硬い。平行棒134およびタイ・バー66、132とは異なり、ストライカ106はどちらかの端部を支持されているというよりもむしろ、片持ちである。このため、ストライカ106は棒66、132、134よりもさらに硬く作られている。
図1に示すように、ストライカ106は剛性を高めるためにU形状の断面にすることが可能である。ストライカ106は長手方向に平行棒134から外側に向かって延びるメインビーム146、および、メインビーム146から外側に延びている長手方向へ延在したフランジ148、149を有する。もし必要であれば、重量を低減するため、先導フランジ149を廃止することができる。
示されている実施形態においては、平行棒134はタイ・バー132よりも長い。相対的に短いタイ・バー132の長さにより、運動中の棒のねじれの危険性が減少する。ある特定の実施形態においては、平行棒134およびストライカ106は一体ポリマー成型体のうちの部分体である。この方法は従来的であって、また、ストライカと平行棒との間に結合部を持たないため、部分の剛性に資するものである。
図1ないし図9示す実施形態においては、ストライカ106はおよそ平行棒134の中間点に位置している。四棒リンケージ72を平行棒134に沿った任意の場所へ移動させる変更が可能であり、また、平行棒134の最も長い寸法を有する方向に垂直な方向および光軸に垂直な方向内で、上方もしくは下方に段をつけることが可能である。この例を図18に示す。
次に、図14ないし図18を参照すれば、ある特定の実施形態において、伸縮ストライカ150は、光軸に沿ったシャッター14のさらなる運動に対応している。ストライカ150は、シャッタードライバ78、四棒リンケージ72、または、その他のシャッターアクチュエータに固定的に接続されている第1ストライカ部材152を有する。第2ストライカ部材154は第1ストライカ部材152に支持されており、光軸に平行な方向内で第1ストライカ部材152およびフレームに対して可動である。
第2ストライカ部材154の運動は、第2ストライカ部材が相対的にフレーム20に近接した縮小位置と、第2ストライカ部材154が相対的にフレームと隔たっている伸長位置との間の運動である。概してシャッターアクチュエータはチャージ位置からディスチャージ位置へ、フレームに対して迅速な運動が可能であり、そうすることにより、インパクトシャッターを打撃、もしくは、シャッターを作動させる。チャージ位置からディスチャージ位置へのシャッターアクチュエータの運動は、第2ストライカ部材154が縮小位置にあるとき、および、第2ストライカ部材154が伸長位置にあるときに起こりうる。ある特定の実施形態においては、第2ストライカ部材154は、縮小位置と伸長位置との間に複数の中間位置を備えることができる。この実施形態においては、第2ストライカ部材154が縮小、中間、および、伸長位置のいずれにある場合であっても、シャッターアクチュエータはチャージ位置とディスチャージ位置との間を移動可能である。
第1ストライカ部材152、および、第2ストライカ部材154は、伸長位置と縮小位置との間の運動に対し、第1ストライカ部材152が第2ストライカ部材154を支持するように構成されている。ストライカ部材の1つが他のストライカ部材まで伸縮する。例示されている実施形態においては、第2ストライカ部材154が第1ストライカ部材152を覆って伸縮する。その代わりに、第2ストライカ部材が第1ストライカ部材の内部を伸縮することもできる。これら両方の場合において、縮小位置において内側のストライカ部材の周囲にある外側のストライカ部材が完全に伸長するように、外側のストライカ部材は管状であってよい。代わりに、外側のストライカ部材は1以上の壁部または部分を、質量の低減を目的として取り除かれてもよい。それぞれの使用における強度の必要性を満たせば、内側のストライカ部材は中空でも中空でなくともよい。
2以上の伸縮ストライカ部材を配することも可能である。ストライカ部材は、長さを変化させることができ、一のストライカ部材が他のストライカ部材より、不完全な伸縮をすることもできる。簡単のため、おおむね伸縮ストライカは、等しい長さの2つの伸縮ストライカ部材を有するストライカに関連し、本明細書に記載する。
ストライカ部材は円形断面であっても、もしくは、内側のストライカ部材の長手方向軸に関して外側のストライカ部材が回転可能な形状であってもよい。図示しているシャッターについて、そのような回転は不要であり、外側のストライカ部材は内側のストライカ部材の長手方向軸に関する回転を、内側のストライカ部材の部分によって阻止されている。図示されている実施形態においては、外側のストライカ部材154は、外側のストライカ部材154の切り取られている部分を除いて正方形または長方形の横断面を有する。
伸縮ストライカ150は、外側ストライカ部材を内側ストライカ部材上に保持する保持形態を有することができる。また必要であれば、保持形態が伸縮の量を制限することも可能である。このために、様々な形態を付与することができる。例えば、図示している実施形態においては、外側ストライカ部材154は、内側ストライカ部材152上に形成された一対のタブ158(図21において最も明瞭である)を受承するスロット156を有する。組み立ての際、外側ストライカ部材154はタブ158をスロット156に入れるために周知の曲げを受ける。
図示している実施形態においては、第2ストライカ部材154は第1ストライカ部材152上を自由に移動できる。その代わりに、第2ストライカ部材154を、カメラがぶつけられたり、もしくは、方向を変えられたりした時に、第2ストライカ部材154が意図されない運動を起こすことを防止する目的で、摩擦により保持、または、バイアスを加えることができる。
可動ストライカ部材154は、伸長および縮小の間鏡筒18の部分と咬合する一対の対向したバンパ160、162を有し、それによって第2ストライカ部材の伸長位置と縮小位置との間の運動がもたらされる。図示の実施形態においては、フロントバンパおよびリアバンパ162は第2ストライカ部材154のいずれかの端部において外側に延びている。第2ストライカ部材154は、フロントバンパ160を含めて、トラベラー32の交差壁44内の開口部168を通って突出し、フロントバンパ160は開口部168に隣接したトラベラー32の縁部170(図27参照)と接触するように配置される。トラベラー32が伸長されると、縁部170はフロントバンパ160を押し、第2ストライカ部材154を前方に進ませる。図26および図27の実施形態においては、鏡筒18はフロントカバー21内部で伸長および縮小を行う。この場合、補助部材172がトラベラー32から後方に延びる。鏡筒18が縮小すれば、トラベラー32は後方に移動し、補助部材172がリアバンパ162を押して第2ストライカ部材154が後方に進められる。図28ないし図31に示した実施形態においては、端部にキャップ174を備えた鏡筒18自体が伸長およびレンズ基部24内へ縮小する。この場合、鏡筒18が縮小したとき、トラベラー32は後方に移動し、キャップ174が第2ストライカ部材154を押し、第2ストライカ部材154を後方に進ませる。
伸縮ストライカ150は、シャッターアクチュエータにおいて、非伸縮式ストライカの代わりに使用可能である。回転式シャッタードライバ78および直線的往復運動をする四棒リンケージ72における伸縮ストライカ150に関する開示は限定的ではない。伸縮ストライカ150は、空間的な制約が許せば、その他の回転式または直線的往復運動式のシャッターアクチュエータにおける使用も可能である。
図18に図示している実施形態においては、シャッターアクチュエータは、先に記載のタイ・バー66、132、および、四棒リンケージ172の平行棒134を有する。この場合、ストライカ部材152、154は直線的に運動する。
第1ストライカ部材152は平行棒134に沿った別の場所に配置することが可能である。図16ないし図18を参照すれば、第1ストライカ部材152はシャッタードライバ78または従動タイ・バー66の底部に対して、一列に並べること、上方に向かって段をつけること、または、下方に向かって段をつけることが可能である。この場合、第1ストライカ部材152は上方もしくは下方、ならびに、任意で1以上のさらに別の方向へ段階的に延びるステムを有する。ステムの外側端部には、光軸と平行で、かつ、第2ストライカ部材154を支持する直線部が接続されている。
本発明は、ある好適な実施形態を言及することにより、説明されているが、当然のことながら、本発明に係る思想および範囲内において修正および変形が可能である。
(本発明のその他の形態)
以下、番号付きの文により他の形態について記載する。
1.フレーム、
前記フレームにマウントされ、前記フレームに対してチャージ位置からディスチャージ位置へ迅速に移動するドライバ、
前記ドライバに固定的に接続されている第1ストライカ部材、
前記第1ストライカ部材とともに移動可能で、前記第1ストライカ部材に対して縮小位置と伸長位置との間を伸縮する第2ストライカ部材、を有するカメラフレームアセンブリ。
2.さらに、前記第2ストライカ部材に関する軸方向に前記第1ストライカ部材に対して伸長位置と縮小位置との間を移動可能で、前記第2ストライカ部材の前記移動により、閉位置から開位置へ旋回可能なシャッター羽根を有する、文1.に記載のカメラフレームアセンブリ。
3.さらに、前記フレームに対して第1位置と第2位置との間を選択的に移動し、前記シャッター羽根がマウントされたトラベラーを有する、文2.に記載のカメラフレームアセンブリ。
4.前記第2ストライカ部材の前記伸縮が前記トラベラーの前記移動に対応している、文3.に記載のカメラフレームアセンブリ。
5.前記両ストライカ部材が前記フレームに対して前記チャージ位置と前記ディスチャージ位置との間を直線的に移動する、文2.に記載のカメラフレームアセンブリ。
6.前記両ストライカ部材が前記フレームに対して前記チャージ位置と前記ディスチャージ位置との間を直線的に移動する、文1.に記載のカメラフレームアセンブリ。
7.前記両ストライカ部材が前記フレームに対して前記チャージ位置と前記ディスチャージ位置との間を旋回する、文1.に記載のカメラフレームアセンブリ。
8.さらに、前記フレームに対して縮小位置から伸長位置まで、前記第2ストライカ部材と一緒に移動可能な鏡筒を有する、文1.に記載のカメラフレームアセンブリ。
9.前記第2ストライカ部材が、前記鏡筒の前記縮小位置から前記伸長位置への移動の際、前記鏡筒と接触するバンパを有する、文8.に記載のカメラフレームアセンブリ。
10.両前記ストライカ部材が正方形の横断面を有する、文1.に記載のカメラフレームアセンブリ。
11.前記第2ストライカ部材が、前記縮小位置、および、前記伸長位置、ならびに、前記縮小位置と前記伸長位置との間の複数の中間位置間を自由に移動可能である、文1.に記載のカメラフレームアセンブリ。
12.フレーム、
前記フレームと接続され、光軸を規定するレンズ基部、
前記フレームにマウントされたドライバ、
前記シャッタードライバに接続された第1ストライカ部材、
前記第1ストライカ部材によって支持され、前記マウントに対し、前記光軸と平行な方向に縮小位置と伸長位置との間を移動可能な第2ストライカ部材を有し、
前記第2ストライカ部材が前記縮小位置および前記伸長位置にあるとき、前記ドライバが前記フレームに対しチャージ位置からディスチャージ位置へ迅速に移動可能な、カメラフレームアセンブリ。
13.さらに、前記第2ストライカ部材に連結され、内側位置および外側位置にある前記レンズ基部に対し軸方向に移動可能であり、前記第2ストライカ部材が前記縮小位置にあるときには前記内側位置に配置され、前記第2ストライカ部材が前記伸長位置にあるときには前記外側位置に配置されるトラベラーを有する、文1.に記載のカメラフレームアセンブリ。
14.さらに、前記トラベラーに旋回可能にマウントされ、前記トラベラーとともに前記レンズ基部に対して軸方向に移動可能であり、前記第2ストライカ部材と位置合わせされたシャッター羽根を有し、
前記運搬部材が前記チャージ位置から前記ディスチャージ位置に移動するとき、前記第2ストライカ部材が前記シャッター羽根と衝突し、前記シャッター羽根を閉位置から開位置へ駆動する、文13.に記載のカメラフレームアセンブリ。
15.前記第2ストライカ部材が前記縮小位置と前記伸長位置との間を伸縮する、文12.に記載のカメラフレームアセンブリ。
16.前記ストライカ部材らが前記フレームに対し前記チャージ位置と前記ディスチャージ位置との間を直線的に移動する、文12.に記載のカメラフレームアセンブリ。
17.第1レンズおよび第2レンズの分離を、前記両レンズによって規定される光軸に沿って変更するステップ、
前記変更に対応して、第1ストライカ部材および第2ストライカ部材を伸縮させるステップ、
前記伸縮に続いて、前記第2ストライカ部材をインパクトシャッターと衝突させ、一瞬の間、前記シャッターを開けるステップを有する、カメラレンズの位置合わせの方法。
18.前記伸縮が前記光軸と平行な方向に行われる、文17.に記載の方法。
19.前記衝突がさらに、前記シャッターに対する前記両ストライカ部材の迅速な直線的移動を有する、文17.に記載の方法。
20.前記伸縮が前記光軸と平行な第1方向で行われ、前記両ストライカ部材の前記移動が前記第1方向とは垂直な第2方向で行われる、文19.に記載の方法。
カメラフレームアセンブリ実施形態の四棒リンケージ(four-bar linkage)およびシャッターの前方斜視図である。図1ないし図4においては、四棒リンケージはチャージ状態であり、シャッターは閉位置である。 補助アームの追加により変形されている、図1の四棒リンケージおよびシャッターの上面図である。リンクおよび同期スイッチも示している。 図1の四棒リンケージおよびシャッターの前面図である。巻取機構も示している。 図3の四棒リンケージ、シャッター、および、巻取機構の上面図である。 図1と同様の図であり、四棒リンケージはディスチャージ位置であり、シャッターは開位置である。 図3と同様の図であり、四棒リンケージはディスチャージ状態へ移行中であり、シャッターは開位置である。 図4と同様の図であり、四棒リンケージはディスチャージ状態へ移行中であり、シャッターは開位置である。 図1と同様の図であり、四棒リンケージはディスチャージ状態であり、シャッターは閉位置である。 図4と同様の図であり、四棒リンケージはディスチャージ状態であり、シャッターは閉位置である。 図1のカメラフレームアセンブリの前方斜視図である。 図10のカメラフレームアセンブリの、部分分解前方斜視図である。 図10のカメラフレームアセンブリのレンズモジュールの分解前方斜視図である。 トラベラー、および、図10に示すカメラフレームアセンブリの四棒リンケージ部分の部分断面前方斜視図である。本図に示すバッカーはストライカのためのガイドを付加することにより変形されている。 別のカメラフレームアセンブリ実施形態の四棒リンケージの前方斜視図である。伸縮ストライカは伸長位置にある。 図14と同様の図であり、ストライカは縮小位置にある。 別のカメラフレームアセンブリ実施形態のシャッタードライバの前方斜視図である。シャッタードライバは伸縮ストライカを備えており、それは伸長位置にある。 別のカメラフレームアセンブリ実施形態のシャッタードライバの前方斜視図である。 図14の四棒リンケージの変形例の前方斜視図である。 縮小位置にある、図16のストライカの拡大前方斜視図である。シャッターも示されている。 図19と同様の図であり、ストライカは伸長位置にある。 図19のストライカの分解斜視図である。 図19のシャッターおよびストライカの半図解式前面図である。ストライカはチャージ状態であり、シャッターは閉位置にある。 図22と同様の図であり、ストライカはディスチャージ状態へ移行中であり、シャッターは部分的に開いた位置である。 図22と同様の図であり、ストライカはさらにディスチャージ状態へ近づきつつあり、シャッターは開位置である。 図22と同様の図であり、ストライカはディスチャージ状態であり、シャッターは閉位置にある。 別のカメラフレームアセンブリ実施形態の半図解式側面図である。伸縮ストライカは伸長位置にある。 図26と同様の図であり、ストライカは縮小位置にある。 別のカメラフレームアセンブリ実施形態の半図解式側面図である。伸縮ストライカは伸長位置にある。鏡筒も伸長位置にある。 図28のカメラフレームアセンブリの、部分断面部分上方斜視図である。伸縮ストライカおよび鏡筒はそれぞれの伸長位置にある。 図28と同様の図であり、ストライカおよび鏡筒はそれぞれの縮小位置にある。 図29と同様の図であり、ストライカおよび鏡筒はそれぞれの縮小位置にある。 図1の四棒リンケージの分解斜視図である。
符号の説明
66 ・・・ タイ・バー
72 ・・・ 四棒リンケージ
104 ・・・ カム追随フィンガー
111 ・・・ 第2アーム
132 ・・・ タイ・バー
134 ・・・ 平行棒
136 ・・・ タイ・バー第1端
138 ・・・ タイ・バー第2端
142 ・・・ 平行棒端部
144 ・・・ 平行棒端部
150 ・・・ 伸縮ストライカ
152 ・・・ 第1ストライカ部材
154 ・・・ 第2ストライカ部材
156 ・・・ スロット
160 ・・・ バンパ
162 ・・・ バンパ

Claims (3)

  1. フレーム、
    前記フレームにマウントされ、前記フレームに対してチャージ位置からディスチャージ位置へ迅速に移動するドライバ、
    前記ドライバに固定的に接続されている第1ストライカ部材、
    前記第1ストライカ部材とともに移動可能で、前記第1ストライカ部材に対して縮小位置と伸長位置との間を伸縮する第2ストライカ部材、
    を有するカメラフレームアセンブリ。
  2. フレーム、
    前記フレームと接続され、光軸を規定するレンズ基部、
    前記フレームにマウントされたドライバ、
    前記シャッタードライバに接続された第1ストライカ部材、
    前記第1ストライカ部材によって支持され、前記マウントに対し、前記光軸と平行な方向に縮小位置と伸長位置との間を移動可能な第2ストライカ部材を有し、
    前記第2ストライカ部材が前記縮小位置および前記伸長位置にあるとき、前記ドライバが前記フレームに対しチャージ位置からディスチャージ位置へ迅速に移動可能な、
    カメラフレームアセンブリ。
  3. 第1レンズおよび第2レンズの分離を、前記両レンズによって規定される光軸に沿って変更するステップ、
    前記変更に対応して、第1ストライカ部材および第2ストライカ部材を伸縮させるステップ、
    前記伸縮に続いて、前記第2ストライカ部材をインパクトシャッターと衝突させ、一瞬の間、前記シャッターを開けるステップを有する、
    カメラレンズの位置合わせの方法。
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