JP2004204867A - ネジのロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、主ナットおよび副ナットの接触面に設けた凹凸部の破損を防止し、ネジの緩みを確実に防止できるネジのロック装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明のネジのロック装置は、雄ネジ部と、当該雄ネジ部の先端部分に、当該雄ネジ部の螺旋方向とは逆方向に刻設された逆ネジ部とを有し、前記雄ネジ部に嵌合する主ナットと、前記逆ネジ部に嵌合するロック用押さえ具とを備えており、前記主ナットと前記ロック用押さえ具との当接面部分に回り止め係合手段を設けるとともに、前記主ナットを前記ロック用押さえ具側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とするものである。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のネジのロック装置は、雄ネジ部と、当該雄ネジ部の先端部分に、当該雄ネジ部の螺旋方向とは逆方向に刻設された逆ネジ部とを有し、前記雄ネジ部に嵌合する主ナットと、前記逆ネジ部に嵌合するロック用押さえ具とを備えており、前記主ナットと前記ロック用押さえ具との当接面部分に回り止め係合手段を設けるとともに、前記主ナットを前記ロック用押さえ具側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とするものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネジの緩みを防止するロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネジの緩みを防止するロック装置としては、雄ネジ部と、雄ネジ部よりも小径で、雄ネジ部とは逆方向に螺旋が刻設された逆ネジ部とを備え、雄ネジ部に螺合する主ナットと、逆ネジ部に螺合する副ナットとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
上記のロック装置では、主ナットと副ナットとの螺合方向が逆方向であるため、主ナットの緩みは副ナットにより阻止されているが、主ナットと副ナットとの接触面が平面状であるため、振動などの外力を受けて副ナットが緩んだ場合には、主ナットと副ナットとの間の接触摩擦が低下し、副ナットが主ナットの緩みを阻止できなくなるという不具合が生じる。
そこで、このような不具合に対して、主ナットと副ナットとの接触面に凹凸部を形成して、主ナットと副ナットとの接触面を互いに噛合させることにより、副ナットに緩み方向への回転運動が発生した場合に、噛合された凹凸部を介して、主ナットに締め付け方向への回転運動を起こすことにより、主ナットの緩みを防止するロック装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭59−164815号公報
【特許文献2】
実開平7−43491号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のロック装置は、副ナットの脱着時には、主ナットと副ナットとの接触面に形成された凹凸部が、過度の荷重がかかった状態で擦り合わされるため、凹凸部が破損してしまうという不具合がある。その結果、主ナットと副ナットとの接触面が噛合されにくく、主ナットの緩みを防止することができないという恐れが生じる。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みて提案されたものであって、主ナットおよび副ナットの接触面に設けた凹凸部の破損を防止し、ネジの緩みを確実に防止できるネジのロック装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、本発明のネジのロック装置は、雄ネジ部と、当該雄ネジ部の先端部分に、当該雄ネジ部の螺旋方向とは逆方向に刻設された逆ネジ部とを有し、前記雄ネジ部に嵌合する主ナットと、前記逆ネジ部に嵌合するロック用押さえ具とを備えており、前記主ナットと前記ロック用押さえ具との当接面部分に回り止め係合手段を設けるとともに、前記主ナットを前記ロック用押さえ具側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とするものである。
逆ネジ部は、雄ネジ部の先端部分に延設されており、雄ネジ部よりも小径の雄ネジで形成されていてもよい。
また、逆ネジ部は、雄ネジ部の先端部分に穿設された雌ネジで形成されていてもよい。
回り止め係合手段は、主ナットとロック用押さえ具との当接面部分に鋸歯状の凹凸による嵌合で形成されていてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる実施形態を詳細に説明する。
【0008】
本実施形態のネジのロック装置R1は、図1に示すように、被固定部材A、Bを締め付けて固定するもので、頭部21と軸部22とを備えてなるボルト2と、ボルト2の軸部22に螺着される主ナット3およびロック用押さえ具としての副ナット4と、ボルト2の頭部21と被固定部材Aとの間に介装される座金5と、主ナット3と被固定部材Bとの間に介装される付勢部材としてのスプリングワッシャー6とを備えて構成されている。
【0009】
ボルト2は、正面視六角形状の頭部21と、頭部21の下面に連設された軸部22とを備えている。軸部22の遊端部側には、雄ネジ部23と、雄ネジ部23とは螺旋方向が逆方向の逆ネジ部24とが設けられており、逆ネジ部24は、雄ネジ部23の先端部分に雄ネジ部23よりも小径に形成されている。
【0010】
主ナット3は、図1、図3に示すように、正面視六角形状で、内周面に雄ネジ部23に螺合可能な主雌ネジ部31が形成されている。そして、副ナット4との対向面には、軸中心から放射状に谷部および山部を連続した状態で設けてなる凹凸面32が形成されている。
【0011】
副ナット4は、図1、図4に示すように、主ナット3とほぼ同じ大きさの正面視六角形状で、内周面には、逆ネジ部24に螺合可能な副雌ネジ部41が形成されている。また、副ナット4は、一端にボルト2の雄ネジ部23よりも大径の中空部43を備えており、中空部43の端面には、主ナット3に形成された凹凸面32に噛合う凹凸面42が形成されている。
【0012】
凹凸面32、42は、図2に示すように、鋸歯状に形成されており、互いに噛合することにより、主ナット3および副ナット4の回り止め係合手段を構成している。
【0013】
次に、ネジのロック装置R1の使用手順について説明する。
まず、図1に示すように、あらかじめボルト2の頭部21に座金5を取り付けておき、被固定部材A,Bに設けられたボルト孔a,bに、座金5を取り付けたボルト2の軸部22を挿通する。
次に、ボルト2の軸部22にスプリングワッシャー6、主ナット3の順に挿通する。主ナット3は、凹凸面32を逆ネジ部24側に向けた状態で挿通される。そして、主ナット3をボルト2の雄ネジ部23に螺合させ、スプリングワッシャー6の縮み方向いっぱいまで堅く締め込む。
次に、副ナット4の凹凸面42を主ナット3の凹凸面32に対向させた状態で、副ナット4をボルト2の逆ネジ部24に螺合させて、副ナット4の凹凸面42が主ナット3の凹凸面32とわずかに離間する位置まで、副ナット4を締め込んでいく。その後、主ナット3を適宜に弛緩方向に戻して、スプリングワッシャー6により主ナット3を副ナット4側に付勢した状態で、副ナット4の凹凸面42に主ナット3の凹凸面32を噛合させる。
【0014】
ボルト2を被固定部材A,Bから取り外す際には、まず、主ナット3を、スプリングワッシャー6を圧縮する方向に一旦締め込み、主ナット3と副ナット4との凹凸面32、42の噛合状態を解除する。次に、副ナット4を弛緩させて取り外す。副ナット4を取り外した後は、主ナット3、スプリングワッシャー6、ボルト2、座金5を順に取り外せばよい。
【0015】
以上のように、本実施形態のネジのロック装置R1によれば、ボルト2の軸部22に正逆両方向に刻設された雄ネジ部23および逆ネジ部24に螺合する主ナット3および副ナット4の対向面に凹凸面32、42を形成して、凹凸面32、42同士を噛合させることにより、主ナット3および副ナット4の緩みを防止する構成としただけでなく、主ナット3と被固定部材Bとの間にスプリングワッシャー6を介装したものであるので、スプリングワッシャー6の伸縮性を利用して噛合状態を解除して、凹凸面32、42に無理な圧縮荷重をかけることなく副ナット4を取り外すことができる。そのため、凹凸面32、42が損傷しにくく、着脱を繰り返しても、主ナット3および副ナット4によるボルト締結力が低下することがない。
【0016】
また、主ナット3および副ナット4は、凹凸面32、42が鋸歯状に形成されているので、成形が容易である上、互いの凹凸を噛合させる際の位置合わせがしやすい。
【0017】
また、主ナット3および副ナット4の外径をほぼ同一径に形成しているので、1つのスパナで両ナット3、4の着脱を行うことができ、利便性に優れる。
【0018】
また、副ナット4は、ボルト2の雄ネジ部23よりも大径に形成された中空部43を有しているので、被固定部材A,Bの厚みに応じて、雄ネジ部23側に移動可能である。したがって、副ナット4を逆ネジ部24に確実に取り付けることができる。
【0019】
なお、雄ネジ部23および逆ネジ部24におけるネジの螺旋方向は、上記実施の形態に限られず、何れか一方が正方向で、他の一方が逆方向であればよい。
【0020】
また、凹凸面32、42の形状は、鋸歯状に限られず、主ナット3と副ナット4とが係合する構造であればよく、例えば、何れか一方の面に複数個の突起を形成し、他方の面にこの突起が嵌合する嵌合穴を形成してもよい。
【0021】
また、主ナット3を副ナット4側に付勢する付勢部材としては、スプリングワッシャー6などのばねに限られず、ゴムなどの弾性材料で形成されたパッキンであってもよい。
【0022】
さらに、ボルト2の形状は、六角ボルトに限られず、例えば、植え込みボルトであってもよい。
【0023】
本発明にかかる他の実施形態のネジのロック装置R2として、図5に示すように、被固定部材A,Bに挿通させるボルト20に、ボルト20に螺着される主ナット3と副ボルト7とを用いた構成としてもよい。なお、ボルト20および副ボルト7以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
【0024】
すなわち、ボルト20は、正面視六角形状の頭部21と、頭部21の下面に連設される軸部25とを備えており、軸部25の遊端部側に雄ネジ部26が設けられ、雄ネジ部26の先端部分に雄ネジ部26の螺旋方向と逆方向に刻設された雌ネジ孔27が設けられている。
【0025】
副ボルト7は、主ナット3とほぼ同じ大きさに形成された正面視六角形状の頭部71と、頭部71の下面に連設される軸部72とを備えている。軸部72は、雌ネジ孔27の深さよりも短く、外周面全体に雌ネジ孔27に螺合可能な副雄ネジ部73が刻設されている。また、頭部71は、一端にボルト20の雄ネジ部26よりも大径の中空部74を備えており、中空部74の端面には、主ナット3に形成された凹凸面320に噛合う凹凸面420が形成されている。
【0026】
したがって、ボルト20を主ナット3および副ボルト7で確実に固定することができる上、軸部25の先端部分を副ボルト7の頭部71で完全に覆い、保護することができる。
【0027】
さらに、副ボルト7は、ボルト20の雄ネジ部26よりも大径に形成された中空部74を有しているので、被固定部材A,Bの厚みに応じて、雄ネジ部26側に移動可能である。したがって、副ボルト7を雌ネジ孔27に確実に取り付けることができる。
【0028】
また、雌ネジ孔27が、雄ネジ部26の先端部から軸部25の内部に向かって設けられているので、ボルト20の軸部25の長さを有効に利用することができ、ボルト20の全長をコンパクトにすることができる。
【0029】
さらに、本発明にかかる他の実施形態のネジのロック装置R3として、図6、図7に示すように、主ナット8と副ナット9とを回り止め係止手段としての係止具10により一体に止め付けた構成としてもよい。なお、主ナット8および副ナット9以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
【0030】
すなわち、主ナット8は、正面視六角形状で、大径部82と小径部83とを備えており、小径部83に1対の係止孔84が対向配置されている。また、主ナット8の内周面には、雄ネジ部28に螺合可能な主雌ネジ部81が形成されている。
【0031】
副ナット9は、主ナット8とほぼ同じ大きさの正面視六角形状で、一端側に主ナット8の小径部83を挿嵌可能な中空部92を備えている。中空部92には、係止孔84と同じ大きさの一対の貫通孔94が、主ナット8の小径部83を副ナット9の中空部92に嵌合させた際に、係止孔84と連通可能な位置に対向配置されている。また、副ナット9の内周面には、逆ネジ部29に螺合可能な副雌ネジ部91が形成されている。
【0032】
係止具10は、弾性を有し、貫通孔94および係止孔84に挿嵌可能な径に形成された金属製の線材からなり、図7に示すように、円弧状に湾曲形成されており、両端部が内側に折り込まれた形状に形成されている。
【0033】
そして、被固定部材A,Bに挿通させたボルト200に対して、まず、主ナット8の小径部83をボルト200の逆ネジ部29側に向けて、主ナット8を雄ネジ部28に螺着し、次に、副ナット9の中空部92を小径部83側に向けて、副ナット9を逆ネジ部29に螺着する。その後、貫通孔94および係止孔84に係止具10の両端部を挿通させて、主ナット8と副ナット9とを一体に固定する。
【0034】
このように、回り止め手段を係止具10で構成すれば、主ナット8および副ナット9に凹凸面を形成しなくてもよいため、製造が容易となる。
【0035】
【発明の効果】
本発明のネジのロック装置は、雄ネジ部と、当該雄ネジ部の先端部分に、当該雄ネジ部の螺旋方向とは逆方向に刻設された逆ネジ部とを有し、前記雄ネジ部に嵌合する主ナットと、前記逆ネジ部に嵌合するロック用押さえ具とを備えており、前記主ナットと前記ロック用押さえ具との当接面部分に回り止め係合手段を設けるとともに、前記主ナットを前記ロック用押さえ具側に付勢する付勢部材を設けたものである。したがって、主ナットおよびロック用押さえ具の弛緩方向への回転を確実に阻止できるだけでなく、ロック用押さえ具を脱着する際に、主ナットを付勢部材側に締め込むことにより、主ナットとロック用押さえ具との係合状態を解除できる。その結果、回り止め係合手段に負荷を掛けることなく、ロック用押さえ具を脱着することができる。したがって、主ネジを確実にロックできる上、回り止め係合手段の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1実施形態のネジのロック装置の取り付け状態を示す断面図。
【図2】図1に示すネジのロック装置の回り止め係合手段の係合状態を示す説明図。
【図3】図1に示すネジのロック装置における主ナットに設けた回り止め係合手段の正面図。
【図4】図1に示すネジのロック装置におけるロック用押さえ具に設けた周り止め係合手段の正面図。
【図5】本発明にかかる他の実施形態のネジのロック装置の取り付け状態を示す断面図。
【図6】本発明にかかる他の実施形態のネジのロック装置の取り付け状態を示す断面図。
【図7】図6に示すネジのロック装置における係止具の正面図。
【符号の説明】
2,20,200 ボルト
23,26,28 雄ネジ部
24,29,73 逆ネジ部
3,8 主ナット
4,9 副ナット(ロック用押さえ具)
6 スプリングワッシャー(付勢部材)
7 副ボルト(ロック用押さえ具)
32,42 凹凸面(回り止め係止手段)
10 係止具(回り止め係止手段)
R1,R2,R3 ネジのロック装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネジの緩みを防止するロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネジの緩みを防止するロック装置としては、雄ネジ部と、雄ネジ部よりも小径で、雄ネジ部とは逆方向に螺旋が刻設された逆ネジ部とを備え、雄ネジ部に螺合する主ナットと、逆ネジ部に螺合する副ナットとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
上記のロック装置では、主ナットと副ナットとの螺合方向が逆方向であるため、主ナットの緩みは副ナットにより阻止されているが、主ナットと副ナットとの接触面が平面状であるため、振動などの外力を受けて副ナットが緩んだ場合には、主ナットと副ナットとの間の接触摩擦が低下し、副ナットが主ナットの緩みを阻止できなくなるという不具合が生じる。
そこで、このような不具合に対して、主ナットと副ナットとの接触面に凹凸部を形成して、主ナットと副ナットとの接触面を互いに噛合させることにより、副ナットに緩み方向への回転運動が発生した場合に、噛合された凹凸部を介して、主ナットに締め付け方向への回転運動を起こすことにより、主ナットの緩みを防止するロック装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭59−164815号公報
【特許文献2】
実開平7−43491号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のロック装置は、副ナットの脱着時には、主ナットと副ナットとの接触面に形成された凹凸部が、過度の荷重がかかった状態で擦り合わされるため、凹凸部が破損してしまうという不具合がある。その結果、主ナットと副ナットとの接触面が噛合されにくく、主ナットの緩みを防止することができないという恐れが生じる。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みて提案されたものであって、主ナットおよび副ナットの接触面に設けた凹凸部の破損を防止し、ネジの緩みを確実に防止できるネジのロック装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、本発明のネジのロック装置は、雄ネジ部と、当該雄ネジ部の先端部分に、当該雄ネジ部の螺旋方向とは逆方向に刻設された逆ネジ部とを有し、前記雄ネジ部に嵌合する主ナットと、前記逆ネジ部に嵌合するロック用押さえ具とを備えており、前記主ナットと前記ロック用押さえ具との当接面部分に回り止め係合手段を設けるとともに、前記主ナットを前記ロック用押さえ具側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とするものである。
逆ネジ部は、雄ネジ部の先端部分に延設されており、雄ネジ部よりも小径の雄ネジで形成されていてもよい。
また、逆ネジ部は、雄ネジ部の先端部分に穿設された雌ネジで形成されていてもよい。
回り止め係合手段は、主ナットとロック用押さえ具との当接面部分に鋸歯状の凹凸による嵌合で形成されていてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる実施形態を詳細に説明する。
【0008】
本実施形態のネジのロック装置R1は、図1に示すように、被固定部材A、Bを締め付けて固定するもので、頭部21と軸部22とを備えてなるボルト2と、ボルト2の軸部22に螺着される主ナット3およびロック用押さえ具としての副ナット4と、ボルト2の頭部21と被固定部材Aとの間に介装される座金5と、主ナット3と被固定部材Bとの間に介装される付勢部材としてのスプリングワッシャー6とを備えて構成されている。
【0009】
ボルト2は、正面視六角形状の頭部21と、頭部21の下面に連設された軸部22とを備えている。軸部22の遊端部側には、雄ネジ部23と、雄ネジ部23とは螺旋方向が逆方向の逆ネジ部24とが設けられており、逆ネジ部24は、雄ネジ部23の先端部分に雄ネジ部23よりも小径に形成されている。
【0010】
主ナット3は、図1、図3に示すように、正面視六角形状で、内周面に雄ネジ部23に螺合可能な主雌ネジ部31が形成されている。そして、副ナット4との対向面には、軸中心から放射状に谷部および山部を連続した状態で設けてなる凹凸面32が形成されている。
【0011】
副ナット4は、図1、図4に示すように、主ナット3とほぼ同じ大きさの正面視六角形状で、内周面には、逆ネジ部24に螺合可能な副雌ネジ部41が形成されている。また、副ナット4は、一端にボルト2の雄ネジ部23よりも大径の中空部43を備えており、中空部43の端面には、主ナット3に形成された凹凸面32に噛合う凹凸面42が形成されている。
【0012】
凹凸面32、42は、図2に示すように、鋸歯状に形成されており、互いに噛合することにより、主ナット3および副ナット4の回り止め係合手段を構成している。
【0013】
次に、ネジのロック装置R1の使用手順について説明する。
まず、図1に示すように、あらかじめボルト2の頭部21に座金5を取り付けておき、被固定部材A,Bに設けられたボルト孔a,bに、座金5を取り付けたボルト2の軸部22を挿通する。
次に、ボルト2の軸部22にスプリングワッシャー6、主ナット3の順に挿通する。主ナット3は、凹凸面32を逆ネジ部24側に向けた状態で挿通される。そして、主ナット3をボルト2の雄ネジ部23に螺合させ、スプリングワッシャー6の縮み方向いっぱいまで堅く締め込む。
次に、副ナット4の凹凸面42を主ナット3の凹凸面32に対向させた状態で、副ナット4をボルト2の逆ネジ部24に螺合させて、副ナット4の凹凸面42が主ナット3の凹凸面32とわずかに離間する位置まで、副ナット4を締め込んでいく。その後、主ナット3を適宜に弛緩方向に戻して、スプリングワッシャー6により主ナット3を副ナット4側に付勢した状態で、副ナット4の凹凸面42に主ナット3の凹凸面32を噛合させる。
【0014】
ボルト2を被固定部材A,Bから取り外す際には、まず、主ナット3を、スプリングワッシャー6を圧縮する方向に一旦締め込み、主ナット3と副ナット4との凹凸面32、42の噛合状態を解除する。次に、副ナット4を弛緩させて取り外す。副ナット4を取り外した後は、主ナット3、スプリングワッシャー6、ボルト2、座金5を順に取り外せばよい。
【0015】
以上のように、本実施形態のネジのロック装置R1によれば、ボルト2の軸部22に正逆両方向に刻設された雄ネジ部23および逆ネジ部24に螺合する主ナット3および副ナット4の対向面に凹凸面32、42を形成して、凹凸面32、42同士を噛合させることにより、主ナット3および副ナット4の緩みを防止する構成としただけでなく、主ナット3と被固定部材Bとの間にスプリングワッシャー6を介装したものであるので、スプリングワッシャー6の伸縮性を利用して噛合状態を解除して、凹凸面32、42に無理な圧縮荷重をかけることなく副ナット4を取り外すことができる。そのため、凹凸面32、42が損傷しにくく、着脱を繰り返しても、主ナット3および副ナット4によるボルト締結力が低下することがない。
【0016】
また、主ナット3および副ナット4は、凹凸面32、42が鋸歯状に形成されているので、成形が容易である上、互いの凹凸を噛合させる際の位置合わせがしやすい。
【0017】
また、主ナット3および副ナット4の外径をほぼ同一径に形成しているので、1つのスパナで両ナット3、4の着脱を行うことができ、利便性に優れる。
【0018】
また、副ナット4は、ボルト2の雄ネジ部23よりも大径に形成された中空部43を有しているので、被固定部材A,Bの厚みに応じて、雄ネジ部23側に移動可能である。したがって、副ナット4を逆ネジ部24に確実に取り付けることができる。
【0019】
なお、雄ネジ部23および逆ネジ部24におけるネジの螺旋方向は、上記実施の形態に限られず、何れか一方が正方向で、他の一方が逆方向であればよい。
【0020】
また、凹凸面32、42の形状は、鋸歯状に限られず、主ナット3と副ナット4とが係合する構造であればよく、例えば、何れか一方の面に複数個の突起を形成し、他方の面にこの突起が嵌合する嵌合穴を形成してもよい。
【0021】
また、主ナット3を副ナット4側に付勢する付勢部材としては、スプリングワッシャー6などのばねに限られず、ゴムなどの弾性材料で形成されたパッキンであってもよい。
【0022】
さらに、ボルト2の形状は、六角ボルトに限られず、例えば、植え込みボルトであってもよい。
【0023】
本発明にかかる他の実施形態のネジのロック装置R2として、図5に示すように、被固定部材A,Bに挿通させるボルト20に、ボルト20に螺着される主ナット3と副ボルト7とを用いた構成としてもよい。なお、ボルト20および副ボルト7以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
【0024】
すなわち、ボルト20は、正面視六角形状の頭部21と、頭部21の下面に連設される軸部25とを備えており、軸部25の遊端部側に雄ネジ部26が設けられ、雄ネジ部26の先端部分に雄ネジ部26の螺旋方向と逆方向に刻設された雌ネジ孔27が設けられている。
【0025】
副ボルト7は、主ナット3とほぼ同じ大きさに形成された正面視六角形状の頭部71と、頭部71の下面に連設される軸部72とを備えている。軸部72は、雌ネジ孔27の深さよりも短く、外周面全体に雌ネジ孔27に螺合可能な副雄ネジ部73が刻設されている。また、頭部71は、一端にボルト20の雄ネジ部26よりも大径の中空部74を備えており、中空部74の端面には、主ナット3に形成された凹凸面320に噛合う凹凸面420が形成されている。
【0026】
したがって、ボルト20を主ナット3および副ボルト7で確実に固定することができる上、軸部25の先端部分を副ボルト7の頭部71で完全に覆い、保護することができる。
【0027】
さらに、副ボルト7は、ボルト20の雄ネジ部26よりも大径に形成された中空部74を有しているので、被固定部材A,Bの厚みに応じて、雄ネジ部26側に移動可能である。したがって、副ボルト7を雌ネジ孔27に確実に取り付けることができる。
【0028】
また、雌ネジ孔27が、雄ネジ部26の先端部から軸部25の内部に向かって設けられているので、ボルト20の軸部25の長さを有効に利用することができ、ボルト20の全長をコンパクトにすることができる。
【0029】
さらに、本発明にかかる他の実施形態のネジのロック装置R3として、図6、図7に示すように、主ナット8と副ナット9とを回り止め係止手段としての係止具10により一体に止め付けた構成としてもよい。なお、主ナット8および副ナット9以外の構成は、上述した実施の形態と同様である。
【0030】
すなわち、主ナット8は、正面視六角形状で、大径部82と小径部83とを備えており、小径部83に1対の係止孔84が対向配置されている。また、主ナット8の内周面には、雄ネジ部28に螺合可能な主雌ネジ部81が形成されている。
【0031】
副ナット9は、主ナット8とほぼ同じ大きさの正面視六角形状で、一端側に主ナット8の小径部83を挿嵌可能な中空部92を備えている。中空部92には、係止孔84と同じ大きさの一対の貫通孔94が、主ナット8の小径部83を副ナット9の中空部92に嵌合させた際に、係止孔84と連通可能な位置に対向配置されている。また、副ナット9の内周面には、逆ネジ部29に螺合可能な副雌ネジ部91が形成されている。
【0032】
係止具10は、弾性を有し、貫通孔94および係止孔84に挿嵌可能な径に形成された金属製の線材からなり、図7に示すように、円弧状に湾曲形成されており、両端部が内側に折り込まれた形状に形成されている。
【0033】
そして、被固定部材A,Bに挿通させたボルト200に対して、まず、主ナット8の小径部83をボルト200の逆ネジ部29側に向けて、主ナット8を雄ネジ部28に螺着し、次に、副ナット9の中空部92を小径部83側に向けて、副ナット9を逆ネジ部29に螺着する。その後、貫通孔94および係止孔84に係止具10の両端部を挿通させて、主ナット8と副ナット9とを一体に固定する。
【0034】
このように、回り止め手段を係止具10で構成すれば、主ナット8および副ナット9に凹凸面を形成しなくてもよいため、製造が容易となる。
【0035】
【発明の効果】
本発明のネジのロック装置は、雄ネジ部と、当該雄ネジ部の先端部分に、当該雄ネジ部の螺旋方向とは逆方向に刻設された逆ネジ部とを有し、前記雄ネジ部に嵌合する主ナットと、前記逆ネジ部に嵌合するロック用押さえ具とを備えており、前記主ナットと前記ロック用押さえ具との当接面部分に回り止め係合手段を設けるとともに、前記主ナットを前記ロック用押さえ具側に付勢する付勢部材を設けたものである。したがって、主ナットおよびロック用押さえ具の弛緩方向への回転を確実に阻止できるだけでなく、ロック用押さえ具を脱着する際に、主ナットを付勢部材側に締め込むことにより、主ナットとロック用押さえ具との係合状態を解除できる。その結果、回り止め係合手段に負荷を掛けることなく、ロック用押さえ具を脱着することができる。したがって、主ネジを確実にロックできる上、回り止め係合手段の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1実施形態のネジのロック装置の取り付け状態を示す断面図。
【図2】図1に示すネジのロック装置の回り止め係合手段の係合状態を示す説明図。
【図3】図1に示すネジのロック装置における主ナットに設けた回り止め係合手段の正面図。
【図4】図1に示すネジのロック装置におけるロック用押さえ具に設けた周り止め係合手段の正面図。
【図5】本発明にかかる他の実施形態のネジのロック装置の取り付け状態を示す断面図。
【図6】本発明にかかる他の実施形態のネジのロック装置の取り付け状態を示す断面図。
【図7】図6に示すネジのロック装置における係止具の正面図。
【符号の説明】
2,20,200 ボルト
23,26,28 雄ネジ部
24,29,73 逆ネジ部
3,8 主ナット
4,9 副ナット(ロック用押さえ具)
6 スプリングワッシャー(付勢部材)
7 副ボルト(ロック用押さえ具)
32,42 凹凸面(回り止め係止手段)
10 係止具(回り止め係止手段)
R1,R2,R3 ネジのロック装置
Claims (4)
- 雄ネジ部と、当該雄ネジ部の先端部分に、当該雄ネジ部の螺旋方向とは逆方向に刻設された逆ネジ部とを有し、前記雄ネジ部に嵌合する主ナットと、前記逆ネジ部に嵌合するロック用押さえ具とを備えており、前記主ナットと前記ロック用押さえ具との当接面部分に回り止め係合手段を設けるとともに、前記主ナットを前記ロック用押さえ具側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とするネジのロック装置。
- 逆ネジ部が、雄ネジ部の先端部分に延設されており、雄ネジ部よりも小径の雄ネジで形成されていることを特徴とする請求項1記載のネジのロック装置。
- 逆ネジ部が、雄ネジ部の先端部分に穿設された雌ネジで形成されていることを特徴とする請求項1記載のネジのロック装置。
- 回り止め係合手段が、主ナットとロック用押さえ具との当接面部分に鋸歯状の凹凸による嵌合で形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のネジのロック装置。
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