JP2004203266A - 載置物落下防止装置 - Google Patents

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JP2004203266A
JP2004203266A JP2002376116A JP2002376116A JP2004203266A JP 2004203266 A JP2004203266 A JP 2004203266A JP 2002376116 A JP2002376116 A JP 2002376116A JP 2002376116 A JP2002376116 A JP 2002376116A JP 2004203266 A JP2004203266 A JP 2004203266A
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JP
Japan
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seat cushion
fall prevention
prevention member
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retractor
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JP2002376116A
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Fumishige Okazaki
文茂 岡崎
Saburo Hazumino
三郎 筈箕
Akifumi Satou
暁史 佐藤
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Toyota Industries Corp
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【目的】シート上に載置した載置物の落下を防止する載置物落下防止装置において、載置物のシートの側方よりの落下を防止し、且つ、該装置の格納時におけるシートの外観品質を向上させることである。
【構成】シートクッションSC上に載置した載置物Bの落下を防止する落下防止部材Aを柔軟製面状体で形成し、前面部10とこの前面部10に折り畳み可能に延設してシートクッションSCの左右側面ハに着脱自在に取付けられる側面部11、11と、前面部10に一体に形成しシートクッションSCの底面に固設したリトラクタRに巻取られる延設部13とから構成してなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の助手席などのシート上に載置した荷物などの載置物が、自動車の急制動時に、車床に落下するのを防止する載置物落下防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、助手席に小物、パソコン等の載置物を載置した際に、その載置物の落下を防止するために、助手席のシートクッション前側面に格納した落下防止部材をシートクッションの上方に突出させたものが種々提案されている。
【0003】
また、助手席のシートクッション上に、折り畳み自在な上部開放状の荷物受けを設け、この荷物受けの一端をシートバックとシートクッションで挟み、シートクッション上に固定したものも開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】実願平1ー100878の明細書、図面
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前者はコ字状に折曲した棒材又は左右方向の幅が狭い硬質製板材などからなる落下防止部材を使用しているため、シートクッションの前面方向への荷物の落下を防止できるが、側面方向への落下及び荷物が小物の場合には、充分落下を防止できない不具合があった。
【0006】
また、後者は荷物受けに荷物を入れる構造である前記前者の不具合は解消できるが、シートクッションに乗員が着座する際に、折り畳んだ荷物受けが異物感となるし、シートクッションの外観品質が損なわれる不具合がある。
【0007】
そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を除去することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明は、上面に荷物を載置するシートクッションの底面に固設したリトラクタと、このリトラクタに一部が巻取られシートクッションの前側面より上方に引き出される柔軟材製の面状体からなる落下防止部材とからなり、該落下防止部材は前記シートクッションの前側面の横幅と略同一の横幅で形成した前面部と、この前面部の左右に延設した左右の側面部と、前記前面部と一体で前記リトラクタに巻取られる延設部とから構成し、前記左右の側面部と、シートクッションの左右側面との間に相互に着脱自在に係合する固定手段を設けてなる構成である。
【0009】
以上の構成により、落下防止部材を構成する側面部によって、シートクッション上に載置した荷物のシートクッションの側方からの落下を防止できるし、側面部を前面部の内方に折り畳みリトラクタで延設部を巻取ることにより、シートクッションの上面に対して下方に落下防止部材を格納できる。
【0010】
また、前記延設部の横幅は、前面部の横幅に対して狭く形成し、延設部の横幅よりやや広い挿通口付のガイド部材をシートクッションの底面における前側に設けて、ガイド部材を前面部のストッパ部材とすることにより、落下防止部材の格納状態が良好となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2は、落下防止部材Aの使用状態を示し、図中SCはシートクッション、SBはシートバック、Bは荷物である載置物でシートクッションSCの上面に載置されている。
【0012】
落下防止部材Aは、成形フェルトなどの柔軟製面状体で成形され、使用状態において、シートクッションSCの前側面ロ側に配設する前面部10と、シートクッションSCの左、右側面ハ側に配設する左右側面部11、11と、前面部10と一体でリトラクタRに巻取られる帯状の延設部13とから構成されている。
【0013】
前面部10はシートクッションSCの前側面ロの横幅と略同一に形成され、その上端縁中央には通孔14Aを開孔した把手部14が一体に設けてある。
【0014】
そして、この前面部10の左右には、翼状に前記側面部11、11が一体成形され、この側面部11、11は前面部10の内方に折り畳み可能に連結されている。また、左右の側面部11、11の先端側にはボタンなどの固定手段11A、11Bが装着され、この固定手段11A、11BはシートクッションSCの左右側面ハに設けた別の固定手段25A、25Bに着脱自在に係合するように構成されている。なお、固定手段11Aが25B、11Bが25Aに各々係合する。
【0015】
以上の延設部13はその横幅が前面部10の横幅に対して狭く形成されており、この延設部13はシートクッションSCの底面に設けたガイド部材24を通してリトラクタRに連結されている。
【0016】
ガイド部材24は前面部10の横幅より狭い通口を開孔したコ字状体で、この通口に延設部13が挿通され、延設部13をリトラクタRによって巻取る。これにより、前面部10がガイド部材24に突き当たるため、このガイド部材24がストッパ部材となる。なお、このガイド部材24は必ずしも設ける必要がない。
【0017】
リトラクタRは前面部10を最大限に引き出した際にロックが解除される従来周知のリトラクタを使用している。
【0018】
図1、図2に示すように、落下防止部材Aの側面部11、11がシートクッションSCの左右側面ハに固定手段11A、11Bによって固定されるため、シートクッションSCの上面イに載置した載置物Bは、落下防止部材Aの前面部10によって前方、側面部11、11によって側方への落下を各々防止することができる。
【0019】
図3、図4は側面部11、11を固定手段11A、11BによってシートクッションSCの左、右側面ハより取り外した状態を示す。
【0020】
図5は前面部10の内側に、側面部11、11を内方に折り畳んだ状態で、この状態において、リトラクタRによって巻取られる。この巻取られた状態を図6に示す。
【0021】
図6に示す状態が、シートクッションSCに乗員が着座できる状態、即ち、落下防止部材Aの格納状態で、前面部10がガイド部材24に突き当たり、把手部14がシートクッションSCにおける前側面ロの下部より前方に突出する。従って、この把手部14を握持して引き出すことにより、前記使用状態になる。
【0022】
なお、図2、図4において、図中21はシートクッションSCのトリムカバー、22は同発泡体製パッド、23は同パン型フレーム、31はスライドレールのアッパーレール、32は同ロアレールを各々示す。
【0023】
「図7は他の実施例を示し、斯る実施例は、図1に示す使用状態から、落下防止部材Aの側面部11に設けた一方の固定手段を構成するボタン11A、11Aを取り外すことにより、落下防止部材Aの側面部11に設けた他方の固定手段11BのみをシートクッションSCの左、右側面ハに設けた一方の固定手段(例えば、図1の25Aに示すボタン)に固定した状態で、リトラクタRの巻取力により前面部10をシートクッションSCの前側面ロに、側面部11、11をシートクッションSCの左、右側面ハに沿って格納できるようにしたものである。」
【0024】
また、図8に示すように、リトラクタR1にガイド部24Aを一体に設けて延設部13を巻取るようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、落下防止部材の側面部によってシートクッション上の載置物のシートクッション側方への落下を防止できるし、また、前面部、側面部が面状体から構成されているため、小物などの載置物の落下も完全に防止できる。
【0026】
また、落下防止部材がシートクッションの底部に格納されるため、格納状態におけるシートクッションの外観品質が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の落下防止部材の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1のIIーII線断面図である。
【図3】落下防止部材のシートクッションに対する固定状態を解除した状態の平面図である。
【図4】図3における断面図である。
【図5】図3の状態から落下防止部材の側面部を折り畳んだ状態の平面図である。
【図6】落下防止部材の格納状態を示す部分断面図である。
【図7】本発明の他の実施例における落下防止部材の格納状態を示す斜視図である。
【図8】リトラクタの他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
SC シートクッション
ロ シートクッションの前側面
ハ シートクッションの左右の側面
A 落下防止部材
B 載置物
R リトラクタ
10 落下防止部材の前面部
11 落下防止部材の側面部
11A 固定手段
11B 固定手段
13 落下防止部材の延設部
24 ガイド部材

Claims (2)

  1. 上面に荷物を載置するシートクッションの底面に固設したリトラクタと、このリトラクタに一部が巻取られシートクッションの前側面より上方に引き出される柔軟材製の面状体からなる落下防止部材とからなり、 該落下防止部材は前記シートクッションの前側面の横幅と略同一の横幅で形成した前面部と、この前面部の左右に延設した左右の側面部と、前記前面部と一体で前記リトラクタに巻取られる延設部とから構成し、
    前記左右の側面部と、シートクッションの左右側面との間に相互に着脱自在に係合する固定手段を設けてなる
    載置物落下防止装置。
  2. 前記延設部の横幅は、前面部の横幅に対して狭く形成し、延設部の横幅よりやや広い挿通口付のガイド部材をシートクッションの底面における前側に設けて、ガイド部材を前面部のストッパ部材としてなる請求項1記載の載置物落下防止装置。
JP2002376116A 2002-12-26 2002-12-26 載置物落下防止装置 Pending JP2004203266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012017046A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Katsuko Kobayashi 自動車用手荷物落下防止具

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