JP2004202528A - ばね製造機 - Google Patents

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JP2004202528A
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wire rod
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Katsuhide Tsuritani
勝秀 釣谷
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Shinko Kikai Kogyo KK
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Shinko Kikai Kogyo KK
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Abstract

【課題】ばね製造機のばね加工性能を向上させる。
【解決手段】線材加工ユニット7と、線材加工ユニット7に対して前後動自在となされた前後動体4と、前後動体4に、ファイナル線材ガイド38の線材通路の中心線Wを中心として揺動するようにして搭載された線材送りユニット5とを有し、前記線材送りユニット5は、前後動体4に搭載されたケーシング20と、ケーシング20に設けられた、線材加工空間11に向かって送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイド38と、ケーシング20に回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイド38に向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラー39とを有している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はばね製造機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のばね製造機として以下の如きものは知られている。
線材加工ユニットに線材送りユニットが前後動自在となされ、前記線材加工ユニットは、垂直な前壁を有する機枠と、機枠の前壁前方に形成された線材加工空間と、前記前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた曲げダイス用スライドと、前記前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられたツール取付スライドとを有し、前記線材送りユニットは、垂直な前壁を有する前後動体と、前後動体の前壁に固定された、線材加工空間に向かって送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、前後動体の前壁に回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有しているものは知られている(参考文献:特開2002−120,034号公報)
【0003】
【発明の目的】
本発明は、上記従来のばね製造機に改良を加えて、更に、ばね加工性能が向上したばね製造機を提供することを目的とするものである。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】
本発明は前記目的を達成するために以下の如き手段を採用した。
請求項1の発明は、線材加工ユニットと、線材加工ユニットに対して前後動自在となされた前後動体と、前後動体に搭載された線材送りユニットとを有し、前記線材加工ユニットは、垂直な前壁を有する機枠と、機枠の前壁前方に形成された線材加工空間と、前記前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた曲げダイス用スライドとを有し、前記線材送りユニットは、前後動体に搭載されたケーシングと、ケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有し、前記線材送りユニットがファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心として揺動するようにして前後動体に搭載されているものである。
【0005】
【発明の効果】
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
請求項1の発明によれば、線材送りユニットを揺動させることにより、線材送りローラーにより挟持された線材をその中心線を中心として回転させることが出来るので(線材の向き変更が出来るので)、1台のばね製造機でもってばねの加工状態に変化をもたらして、ばね製造機のばね加工性能を向上させることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
【0007】
ばね製造機1は、基台3と、この基台3の左右方向中央部に後述する手段によって前後動自在となされた前後動体4と、この前後動体4に後で詳述するような構造で搭載された線材送りユニット5と、この線材送りユニット5及び前後動体4の嵌まる前後に開放した空間6を有する線材加工ユニット7とを有している。
【0008】
前記線材加工ユニット7は、垂直な前壁9を有すると共に前記空間6を有する機枠8と、機枠8の前壁9の前方に形成された線材加工空間11と、前記前壁9に線材加工空間11に対して進退自在に設けられた曲げダイス用スライド12と、前記前壁9に線材加工空間11に対して進退自在に設けられた所要個のツール取付スライド13とを有している。
前記曲げダイス用スライド12及びツール取付スライド13は、公知の駆動装置(図示略)により作動させられるようになされ、曲げダイス用スライド12には曲げダイス(図示略)が取り付けられ、ツール取付スライド13には、カッター、成形ツール等のツール(図示略)が取り付けられる。
【0009】
前記前後動体4は、長手方向を前後方向に向けるようにして空間6の下方に位置する基台3の上面に設けられたガイドレール15に添って前後動自在となされ、ボールねじ機構及び正逆回転自在なモーターを有する公知の作動装置16によって前後動させられるようになされている。
【0010】
前記線材送りユニット5は、後述のファイナル線材ガイド38の線材通路(図示略)の垂直な中心線Wを中心として水平揺動するようにして前後動体4に搭載された揺動板19と、揺動板19に固定された、前壁21を有するケーシング20とを有している。
【0011】
前記揺動板19の前部に、中心線Wを上下方向に向けた線材通路(図示略)を有する断面円形の枢軸体33が設けられ、この枢軸体33が前後動体4に形成された受け筒34に中心線Wを中心として回転自在に設けられている。揺動板19の後縁は中心線Wを中心とする円弧縁となされ、この円弧縁部が前後動体4に設けられたガイド部材35によって上方へ浮き上がることがないように押えられている。
【0012】
前記揺動板19は以下のごとき作動装置23によって水平揺動させられるようになされている。
前記作動装置23は、前後動体4に設けられた垂直壁25に取り付けられた正逆回転自在なモーター24と、このモーター24によって回転させられる軸心を左右方向に向けたボールねじ26と、このボールねじ26に螺合する雌ねじ体27と、この雌ねじ体27に設けられた支持片28と、この支持片28に垂下状に設けられたピン29と、このピン29に回転自在に設けられたスライダー30と、このスライダー30が嵌まるようになされた、揺動体19に設けられた、図2の状態で長手方向を前後方向に向けた案内溝31とを有している。
【0013】
上記のごとき構成により、雌ねじ体27(スライダー30)を左右動させて、スライダー30を介して揺動板19を水平に揺動させることが出来る。
【0014】
前記線材送りユニット5のケーシング20の上部には、線材加工空間11に向かって送り出される線材を案内する、中心線Wを上下方向に向けた線材通路(図示略)を有するファイナル線材ガイド38が設けられている。また、ケーシング20には、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイド38に向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラー39が、前壁21の前方に位置するようにして回転自在に設けられている。前記線材送りローラー39の外周面には環状溝(図示略)が形成され、相互に当接する一対の線材送りローラー39の環状溝により線材通路(図示略)が形成されている。
【0015】
前記線材送りローラー39は、ケーシング20内に設けられたモーター(図示略)によって回転させられるようになされ、モーター(図示略)の作動により線材をファイナル線材ガイド38に向かって送り出すように回転する。
【0016】
上下の線材送りローラー39間等に位置するようにして前壁21に線材通路(図示略)を有する補助線材ガイド40が着脱自在に設けられている。
【0017】
前記ファイナル線材ガイド38の中心線W、線材送りローラー39の環状溝(図示略)により形成される線材通路(図示略)の中心線W、補助線材ガイド40の線材通路(図示略)の中心線W及び枢軸体33の線材通路(図示略)の中心線Wは、一直線状に並ぶようになされている。
【0018】
前記揺動板19を水平揺動させることにより、線材送りローラー39に挟圧された線材を、その中心線を中心として回転させることが出来る。
【0019】
また、前後動体4を前後動させることにより、曲げダイス等のツールに対する線材の前後位置を変えることが出来る。
【0020】
ばね自体の製造は従来のばね製造機と同様であるが、前記したごとく、線材送りローラー39に挟圧された線材を、その中心線を中心として回転させたり、前後動させることにより、ばねの加工状態に変化をもたらして、ばね製造機のばね加工性能を向上させることが出来る。
【0021】
【変形例等】
以下に変形例等について説明を加える。
(1)図1の状態のばね製造機1を90度時計方向に回転させて、中心線Wを水平としたばね製造機も本発明のばね製造機に含まれる。
(2)ツール取付スライド13の数は任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す簡略正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ばね製造機
4 前後動体
5 線材送りユニット
7 線材加工ユニット
11 線材加工空間
12 曲げダイス用スライド
20 ケーシング
38 ファイナル線材ガイド
39 線材送りローラー

Claims (1)

  1. 線材加工ユニットと、線材加工ユニットに対して前後動自在となされた前後動体と、前後動体に搭載された線材送りユニットとを有し、前記線材加工ユニットは、垂直な前壁を有する機枠と、機枠の前壁前方に形成された線材加工空間と、前記前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた曲げダイス用スライドとを有し、前記線材送りユニットは、前後動体に搭載されたケーシングと、ケーシングに設けられた、線材加工空間に向かって送り出される線材を案内する線材通路を有するファイナル線材ガイドと、ケーシングに回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつファイナル線材ガイドに向けて送り出す少なくとも一対の線材送りローラーとを有し、前記線材送りユニットがファイナル線材ガイドの線材通路の中心線を中心として揺動するようにして前後動体に搭載されているばね製造機。
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