JP2004202102A - 脱臭液製造装置および製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者自身が必要時に必要量の液体状の脱臭剤を簡単に生成可能とする。
【解決手段】微生物を固定化したバイオボール10を投入する第1槽21および微生物の増殖に必要な栄養剤を投入し攪拌する第2槽22を備える。第2槽22内の栄養剤11は、攪拌翼25の回転によって反応槽2内の水12とともに攪拌されることにより、水12中に溶解され、仕切板24の小孔23を介して第1槽21内へと流入し、バイオボール10に含まれる乳酸菌等と反応してこれを増殖させる。また、乳酸菌等が増殖された水12は、仕切板24の小孔23を介して第1槽21から第2槽22へと流入し、第2槽22内の攪拌翼25によって反応槽2内の水12および栄養剤11と混合され、さらにそれ自身に含まれる乳酸菌等を増殖させる。これにより、乳酸菌等を培養した液体状の脱臭剤13が得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】微生物を固定化したバイオボール10を投入する第1槽21および微生物の増殖に必要な栄養剤を投入し攪拌する第2槽22を備える。第2槽22内の栄養剤11は、攪拌翼25の回転によって反応槽2内の水12とともに攪拌されることにより、水12中に溶解され、仕切板24の小孔23を介して第1槽21内へと流入し、バイオボール10に含まれる乳酸菌等と反応してこれを増殖させる。また、乳酸菌等が増殖された水12は、仕切板24の小孔23を介して第1槽21から第2槽22へと流入し、第2槽22内の攪拌翼25によって反応槽2内の水12および栄養剤11と混合され、さらにそれ自身に含まれる乳酸菌等を増殖させる。これにより、乳酸菌等を培養した液体状の脱臭剤13が得られる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、微生物を固定化した包括体から液体状の脱臭剤を生成する脱臭液製造装置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体状の脱臭剤として、例えば、特許文献1および非特許文献1,2,3に記載のような悪臭成分と化学的に反応して臭気成分を補足する化学的脱臭剤が知られている。また、固体状の脱臭剤として、例えば、特許文献2に記載のような微生物の悪臭に対する資化作用を利用した生物学的脱臭剤が知られている。これらの脱臭剤は、一般家庭の他、畜産業、コンポスト工場、下水処理場、焼却所、水産業、動物園などの悪臭発生事業所で利用される。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−310522号公報
【特許文献2】
特公平7−10229号公報
【非特許文献1】
“名人の作る木酢酸”、[online]、池田俊樹(Toshiki Ikeda)[平成14年11月22日検索]、インターネット<URL:http://www.isesima.com/moku.html>
【非特許文献2】
“ニオイノンノ”、[online]、株式会社フローラ、[平成14年11月22日検索]、インターネット<URL:http://www.hb-101.co.jp/products/nonno.html>
【非特許文献3】
“F118解説”、[online]、株式会社ファイン・ツー、[平成14年11月22日検索]、インターネット<URL:http://www.fine2.co.jp/f118kaisetu.html>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1および非特許文献1〜3の脱臭剤は、得ようとする効果に対して使用量が比例する。ところが、これらの脱臭液はその単価が高いため、利用者は満足できうる量を使用できない。また、これらの脱臭剤は液体であるため、運搬費や運搬用の容器が高価であるという問題がある。さらに、容器に至っては、廃棄物として処理する問題もある。つまり、液体の脱臭剤は、その性質上、保管や運搬が難しく、至急の必要時に手に入らないのが実情である。
【0005】
一方、特許文献2の脱臭剤は、固体であるため、保管や運搬については容易である。しかし、固体状の脱臭剤は、固体のまま現場に放置して使用するものであり、固体表面の微生物と悪臭成分とが接触することにより脱臭が行われる。このような固体状の脱臭剤は、液体状の脱臭剤と比べて長期間使用することができるものの、速効性では液体状の脱臭剤に劣る。
【0006】
そこで、本発明においては、利用者自身が必要時に必要量の液体状の脱臭剤を簡単に生成することが可能な脱臭液製造装置および製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の脱臭液製造装置は、微生物を固定化した包括体を投入する第1槽および前記微生物の増殖に必要な栄養剤を投入し攪拌する第2槽を備え、かつ第1槽と第2槽との間を小孔を形成した仕切板により区分した反応槽と、第2槽内に配設した攪拌翼と、攪拌翼を駆動する駆動機構とを備えたものである。
【0008】
本発明の脱臭液製造装置によれば、第2槽内に投入した栄養剤を第2槽内の攪拌翼によって攪拌することで反応槽内の水に確実に溶解させ、仕切板の小孔を介して第1槽内の包括体に含まれる微生物と反応させることにより、微生物を水中で増殖させる。水中に増殖した微生物は仕切板の小孔を介して第2槽内に入り、第2槽内の攪拌翼によって反応槽内の水および栄養剤と混合され、さらに増殖する。これにより、微生物を培養した液体状の脱臭剤が得られる。また、本発明の脱臭剤製造装置では、微生物を固定化した包括体を仕切板によって攪拌翼から隔離しているため、この包括体が攪拌翼と直に接触して破壊されることがない。
【0009】
ここで、駆動機構が、攪拌翼を反応槽の外側から磁力により回転させるものであれば、反応槽に駆動軸等を貫通させることなく反応槽の外側から攪拌翼を回転させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態における脱臭液製造装置の概略構成図である。
図1において、本実施形態における脱臭液製造装置は、本体筐体1内に、包括体(以下、「バイオボール」と称す。)10に含まれる微生物(図示せず)と栄養剤11とを反応させる桶状の反応槽2を備える。バイオボール10は、悪臭に対する資化作用を有する微生物もしくは消臭効果を有する有機酸を精製する微生物等をアルギン酸塩固定化物等によって固定化した球状のものである。栄養剤11は、バイオボール10に含まれる微生物の増殖に利用される粉末状のものである。
【0011】
反応槽2は2槽式であり、バイオボール10を投入する外側の第1槽21と、栄養剤11を投入する内側の第2槽22とを備える。第1槽21と第2槽22との間は、小孔23を形成した円筒状の仕切板24により区分してある。仕切板24は、例えば3mmφのパンチングを施したステンレス鋼(SUS304)製のパンチングメタルにより形成する。この仕切板24は、メンテナンス時に自由に取り外すことが可能である。
【0012】
第2槽22の内底部には、この内底部に沿って回転することにより、第2槽22内の水12を攪拌する攪拌翼25を備える。図2は攪拌翼25の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。攪拌翼25は、MC(モノマー・キャスト)ナイロンにより三角柱状に成形したものである。攪拌翼25の胴体中央には回転支持軸25aを備え、この回転支持軸25aの軸対称の位置には一対の鉄片または磁石25bが埋め込まれている。攪拌翼25は、回転支持軸25aによって第2槽22の内底部中心に回転可能に支持されている。
【0013】
本実施形態における脱臭液製造装置は、攪拌翼25を駆動する駆動機構3を備える。駆動機構3は、攪拌翼25を磁力によって回転させる回転子31と、回転子31を回転させる駆動源としてのモータ32と、モータ32の動作を制御する制御部(図示せず)を備える。なお、この駆動機構3では、制御部に対して攪拌速度および攪拌間隔(時間)を自由に設定することが可能であり、制御部はこの設定に基づいてモータ32の動作を制御する。
【0014】
図3は回転子31の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図である。回転子31は、攪拌翼25と同様のMCナイロン製である。回転子31は、モータ32の回転軸(図示せず)に嵌合させる軸受部31aと、軸受部31aに嵌合させたモータ32の回転軸をねじ(図示せず)により固定するためのねじ孔31bとを備える。また、軸受部31aの中心軸の軸対称の位置には、一対の磁石31cが設けられている。
【0015】
図1に示すように攪拌翼25および駆動機構3が本体筐体1内に配置されたとき、攪拌翼25の鉄片または磁石25bは、回転子31の一対の磁石31cと対応する位置にある。そのため、反応槽2の内側の攪拌翼22は、この一対の磁石31cの磁力の作用により、反応槽2の外側で回転する回転子31の動きに伴って回転する。
【0016】
本実施形態における脱臭液製造装置は、反応槽2の第2槽22の内底面から10リットルの位置に連通され、本体筐体1の外側まで引き出された排出管4を備える。この排出管4の外側端部には開閉弁5を備える。また、本体筐体1の上部には、水道管6に連通された電磁弁7を備える。電磁弁7は、反応槽2に設けた温度センサおよび水位センサ(いずれも図示せず。)の検出結果に基づいて、バイオボール10に含まれる微生物の増殖に最適な温度および水量となるように自動制御される。
【0017】
上記構成の脱臭液製造装置は、以下のように使用する。
まず、反応槽2の第1槽21にバイオボール10を投入し、第2槽22にバイオボール10に含まれる乳酸菌等の微生物の増殖に必要な栄養剤11を投入する。脱臭剤製造装置を起動させると、電磁弁7が開かれ、バイオボール10に含まれる微生物の増殖に最適な温度および水量となるように水道管6から反応槽2内へ水12が供給される。また、モータ32が駆動され、回転子31の回転に伴って反応槽2の第2槽22内の攪拌翼25が回転する。
【0018】
このとき、第2槽22内の栄養剤11は、攪拌翼25の回転によって反応槽2内の水12とともに攪拌され、水12中に溶解される。そして、この栄養剤11が溶解された水12は、仕切板24の小孔23を介して第1槽21内へと流入し、バイオボール10に含まれる微生物と反応してこれを増殖させる。また、この微生物が増殖された水12は、仕切板24の小孔23を介して第1槽21から第2槽22へと流入し、第2槽22内の攪拌翼25によって反応槽2内の水12および栄養剤11と混合され、さらにそれ自身に含まれる微生物を増殖させる。
【0019】
これにより、乳酸菌等の微生物を培養した液体状の脱臭剤(脱臭液)13が得られる。得られた脱臭液13は、開閉弁5を介して排出管4により第2槽22から外部の容器8へ取り出すことができる。このとき、第1槽21内のバイオボール10は、仕切板24の小孔23よりも径が大きい限り、第2槽22内に流入することはなく、脱臭液13とともに容器8へと排出されることはない。また、バイオボール10はこの仕切板24によって攪拌翼25から隔離されているため、バイオボール10が攪拌翼25と直に接触して破壊されることはなく、バイオボール10が微細化して第2槽22内に流入することもない。
【0020】
以上のように、本実施形態における脱臭液製造装置では、保管や運搬が容易な微生物を固定化した固体状のバイオボール10を用いて、利用者自身が必要時に必要量の液体状の脱臭液13を製造することが可能である。このとき、利用者は特別な操作を行う必要はなく、単にバイオボール10と栄養剤11を補充して脱臭液製造装置を起動するだけでよいため、利用者の労力および作業時間はほとんど必要ない。
【0021】
また、本実施形態における脱臭液製造装置では、栄養剤11を添加して水12とともに攪拌することにより、バイオボール10に含まれる微生物を増殖するため、非常に低コストで脱臭液13を製造することが可能であり、脱臭液13の製造量に反比例して脱臭液単価を下げることができる。
【0022】
また、このような装置自体は、一度に製造したい脱臭液13の量に応じた大きさとすることができるため、小型化が容易である。また、脱臭液13についても必要時のみ製造すればよいため、従来のように必要時まで脱臭液を長期保管しておく容器が不要である。これにより、容器のコストを下げることができ、また脱臭液使用後の容器の廃棄もないため、環境面に寄与できる。
【0023】
さらに、本実施形態における脱臭液製造装置は、攪拌翼25を反応槽2の外側から磁力によって回転させる、いわゆるマグネットスタラー方式により反応槽2内を攪拌するため、反応槽2の底面に孔を空けて攪拌翼25の駆動軸等を貫通させる必要がなく、液漏れなどの心配もない。
【0024】
【実施例】
本実施形態における脱臭液製造装置を用いて、実際に1日に10リットルの消臭液13を製造する手順を以下に示す。なお、反応槽2の第1槽21には、バイオボール10として、アンモニア系臭気を中和するための低pH液を生産する乳酸菌(元菌)を高密度にボール化した直径5〜30mm程度の球状のものを投入している。
【0025】
(1)排出管4の開閉弁5を開き、消臭液13を10リットル取り出す。
(2)水道管6から電磁弁7を通じて満水点まで自動的に水が補給される。
(3)反応槽2の第2槽22に栄養剤11を生産しようとする消臭液13の5%に相当する量(本実施例においては500g)を投入する。
(4)攪拌翼22の回転によりバイオボール10、栄養剤11および水12が一定時間毎に混合され、バイオボール10に含まれる乳酸菌の増殖反応が行われる。
(5)24時間攪拌後、第2槽22内のpHは2〜3へ低下しており、これにより消臭液13が完成している。
(6)上記(1)〜(5)を繰り返す。なお、バイオボール10は3ヶ月連続して使用し、その後交換する。
【0026】
こうして得られる消臭液13は、バイオボール10を3ヶ月間連続して使用することができ、その間栄養剤11および水12を補充するだけでよいため、従来の液体状の消臭液と比較してリットル当たり約85〜90%程度のコストダウンが見込まれる。
【0027】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0028】
(1)微生物を固定化した包括体を投入する第1槽および前記微生物の増殖に必要な栄養剤を投入し攪拌する第2槽を備え、かつ第1槽と第2槽との間を小孔を形成した仕切板により区分した反応槽と、第2槽内に配設した攪拌翼と、攪拌翼を駆動する駆動機構とを備えたことにより、保管や運搬が容易な微生物を固定化した固体状の包括体を用いて、利用者自身が必要時に必要量の液体状の脱臭剤を製造することが可能である。利用者は、脱臭剤の製造時に特別な操作を行う必要はなく、2槽式の反応槽の一方の槽に微生物を固定化した包括体を投入し、もう一方の槽に栄養剤を投入するだけでよいため、利用者の労力および作業時間はほとんど必要ない。また、栄養剤を添加して水とともに攪拌することにより、包括体に含まれる微生物を増殖するため、非常に低コストで液体状の脱臭剤を製造することが可能であり、脱臭剤の製造量に反比例して単価を下げることができる。
【0029】
(2)駆動機構が、攪拌翼を反応槽の外側から磁力により回転させるものとすることで、反応槽に駆動軸等を貫通させることなく反応槽の外側から攪拌翼を回転させることができ、反応槽からの脱臭剤等の液漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における脱臭液製造装置の概略構成図である。
【図2】攪拌翼の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】回転子の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 本体筐体
2 反応槽
3 駆動機構
4 排出管
5,7 電磁弁
6 水道管
8 容器
10 バイオボール
11 栄養剤
12 水
13 脱臭液
21 第1槽
22 第2槽
23 小孔
24 仕切板
25 攪拌翼
25a 回転支持軸
25b 鉄片または磁石
31 回転子
31a 軸受部
31b ねじ孔
31c 磁石
32 モータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、微生物を固定化した包括体から液体状の脱臭剤を生成する脱臭液製造装置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体状の脱臭剤として、例えば、特許文献1および非特許文献1,2,3に記載のような悪臭成分と化学的に反応して臭気成分を補足する化学的脱臭剤が知られている。また、固体状の脱臭剤として、例えば、特許文献2に記載のような微生物の悪臭に対する資化作用を利用した生物学的脱臭剤が知られている。これらの脱臭剤は、一般家庭の他、畜産業、コンポスト工場、下水処理場、焼却所、水産業、動物園などの悪臭発生事業所で利用される。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−310522号公報
【特許文献2】
特公平7−10229号公報
【非特許文献1】
“名人の作る木酢酸”、[online]、池田俊樹(Toshiki Ikeda)[平成14年11月22日検索]、インターネット<URL:http://www.isesima.com/moku.html>
【非特許文献2】
“ニオイノンノ”、[online]、株式会社フローラ、[平成14年11月22日検索]、インターネット<URL:http://www.hb-101.co.jp/products/nonno.html>
【非特許文献3】
“F118解説”、[online]、株式会社ファイン・ツー、[平成14年11月22日検索]、インターネット<URL:http://www.fine2.co.jp/f118kaisetu.html>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1および非特許文献1〜3の脱臭剤は、得ようとする効果に対して使用量が比例する。ところが、これらの脱臭液はその単価が高いため、利用者は満足できうる量を使用できない。また、これらの脱臭剤は液体であるため、運搬費や運搬用の容器が高価であるという問題がある。さらに、容器に至っては、廃棄物として処理する問題もある。つまり、液体の脱臭剤は、その性質上、保管や運搬が難しく、至急の必要時に手に入らないのが実情である。
【0005】
一方、特許文献2の脱臭剤は、固体であるため、保管や運搬については容易である。しかし、固体状の脱臭剤は、固体のまま現場に放置して使用するものであり、固体表面の微生物と悪臭成分とが接触することにより脱臭が行われる。このような固体状の脱臭剤は、液体状の脱臭剤と比べて長期間使用することができるものの、速効性では液体状の脱臭剤に劣る。
【0006】
そこで、本発明においては、利用者自身が必要時に必要量の液体状の脱臭剤を簡単に生成することが可能な脱臭液製造装置および製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の脱臭液製造装置は、微生物を固定化した包括体を投入する第1槽および前記微生物の増殖に必要な栄養剤を投入し攪拌する第2槽を備え、かつ第1槽と第2槽との間を小孔を形成した仕切板により区分した反応槽と、第2槽内に配設した攪拌翼と、攪拌翼を駆動する駆動機構とを備えたものである。
【0008】
本発明の脱臭液製造装置によれば、第2槽内に投入した栄養剤を第2槽内の攪拌翼によって攪拌することで反応槽内の水に確実に溶解させ、仕切板の小孔を介して第1槽内の包括体に含まれる微生物と反応させることにより、微生物を水中で増殖させる。水中に増殖した微生物は仕切板の小孔を介して第2槽内に入り、第2槽内の攪拌翼によって反応槽内の水および栄養剤と混合され、さらに増殖する。これにより、微生物を培養した液体状の脱臭剤が得られる。また、本発明の脱臭剤製造装置では、微生物を固定化した包括体を仕切板によって攪拌翼から隔離しているため、この包括体が攪拌翼と直に接触して破壊されることがない。
【0009】
ここで、駆動機構が、攪拌翼を反応槽の外側から磁力により回転させるものであれば、反応槽に駆動軸等を貫通させることなく反応槽の外側から攪拌翼を回転させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態における脱臭液製造装置の概略構成図である。
図1において、本実施形態における脱臭液製造装置は、本体筐体1内に、包括体(以下、「バイオボール」と称す。)10に含まれる微生物(図示せず)と栄養剤11とを反応させる桶状の反応槽2を備える。バイオボール10は、悪臭に対する資化作用を有する微生物もしくは消臭効果を有する有機酸を精製する微生物等をアルギン酸塩固定化物等によって固定化した球状のものである。栄養剤11は、バイオボール10に含まれる微生物の増殖に利用される粉末状のものである。
【0011】
反応槽2は2槽式であり、バイオボール10を投入する外側の第1槽21と、栄養剤11を投入する内側の第2槽22とを備える。第1槽21と第2槽22との間は、小孔23を形成した円筒状の仕切板24により区分してある。仕切板24は、例えば3mmφのパンチングを施したステンレス鋼(SUS304)製のパンチングメタルにより形成する。この仕切板24は、メンテナンス時に自由に取り外すことが可能である。
【0012】
第2槽22の内底部には、この内底部に沿って回転することにより、第2槽22内の水12を攪拌する攪拌翼25を備える。図2は攪拌翼25の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。攪拌翼25は、MC(モノマー・キャスト)ナイロンにより三角柱状に成形したものである。攪拌翼25の胴体中央には回転支持軸25aを備え、この回転支持軸25aの軸対称の位置には一対の鉄片または磁石25bが埋め込まれている。攪拌翼25は、回転支持軸25aによって第2槽22の内底部中心に回転可能に支持されている。
【0013】
本実施形態における脱臭液製造装置は、攪拌翼25を駆動する駆動機構3を備える。駆動機構3は、攪拌翼25を磁力によって回転させる回転子31と、回転子31を回転させる駆動源としてのモータ32と、モータ32の動作を制御する制御部(図示せず)を備える。なお、この駆動機構3では、制御部に対して攪拌速度および攪拌間隔(時間)を自由に設定することが可能であり、制御部はこの設定に基づいてモータ32の動作を制御する。
【0014】
図3は回転子31の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図である。回転子31は、攪拌翼25と同様のMCナイロン製である。回転子31は、モータ32の回転軸(図示せず)に嵌合させる軸受部31aと、軸受部31aに嵌合させたモータ32の回転軸をねじ(図示せず)により固定するためのねじ孔31bとを備える。また、軸受部31aの中心軸の軸対称の位置には、一対の磁石31cが設けられている。
【0015】
図1に示すように攪拌翼25および駆動機構3が本体筐体1内に配置されたとき、攪拌翼25の鉄片または磁石25bは、回転子31の一対の磁石31cと対応する位置にある。そのため、反応槽2の内側の攪拌翼22は、この一対の磁石31cの磁力の作用により、反応槽2の外側で回転する回転子31の動きに伴って回転する。
【0016】
本実施形態における脱臭液製造装置は、反応槽2の第2槽22の内底面から10リットルの位置に連通され、本体筐体1の外側まで引き出された排出管4を備える。この排出管4の外側端部には開閉弁5を備える。また、本体筐体1の上部には、水道管6に連通された電磁弁7を備える。電磁弁7は、反応槽2に設けた温度センサおよび水位センサ(いずれも図示せず。)の検出結果に基づいて、バイオボール10に含まれる微生物の増殖に最適な温度および水量となるように自動制御される。
【0017】
上記構成の脱臭液製造装置は、以下のように使用する。
まず、反応槽2の第1槽21にバイオボール10を投入し、第2槽22にバイオボール10に含まれる乳酸菌等の微生物の増殖に必要な栄養剤11を投入する。脱臭剤製造装置を起動させると、電磁弁7が開かれ、バイオボール10に含まれる微生物の増殖に最適な温度および水量となるように水道管6から反応槽2内へ水12が供給される。また、モータ32が駆動され、回転子31の回転に伴って反応槽2の第2槽22内の攪拌翼25が回転する。
【0018】
このとき、第2槽22内の栄養剤11は、攪拌翼25の回転によって反応槽2内の水12とともに攪拌され、水12中に溶解される。そして、この栄養剤11が溶解された水12は、仕切板24の小孔23を介して第1槽21内へと流入し、バイオボール10に含まれる微生物と反応してこれを増殖させる。また、この微生物が増殖された水12は、仕切板24の小孔23を介して第1槽21から第2槽22へと流入し、第2槽22内の攪拌翼25によって反応槽2内の水12および栄養剤11と混合され、さらにそれ自身に含まれる微生物を増殖させる。
【0019】
これにより、乳酸菌等の微生物を培養した液体状の脱臭剤(脱臭液)13が得られる。得られた脱臭液13は、開閉弁5を介して排出管4により第2槽22から外部の容器8へ取り出すことができる。このとき、第1槽21内のバイオボール10は、仕切板24の小孔23よりも径が大きい限り、第2槽22内に流入することはなく、脱臭液13とともに容器8へと排出されることはない。また、バイオボール10はこの仕切板24によって攪拌翼25から隔離されているため、バイオボール10が攪拌翼25と直に接触して破壊されることはなく、バイオボール10が微細化して第2槽22内に流入することもない。
【0020】
以上のように、本実施形態における脱臭液製造装置では、保管や運搬が容易な微生物を固定化した固体状のバイオボール10を用いて、利用者自身が必要時に必要量の液体状の脱臭液13を製造することが可能である。このとき、利用者は特別な操作を行う必要はなく、単にバイオボール10と栄養剤11を補充して脱臭液製造装置を起動するだけでよいため、利用者の労力および作業時間はほとんど必要ない。
【0021】
また、本実施形態における脱臭液製造装置では、栄養剤11を添加して水12とともに攪拌することにより、バイオボール10に含まれる微生物を増殖するため、非常に低コストで脱臭液13を製造することが可能であり、脱臭液13の製造量に反比例して脱臭液単価を下げることができる。
【0022】
また、このような装置自体は、一度に製造したい脱臭液13の量に応じた大きさとすることができるため、小型化が容易である。また、脱臭液13についても必要時のみ製造すればよいため、従来のように必要時まで脱臭液を長期保管しておく容器が不要である。これにより、容器のコストを下げることができ、また脱臭液使用後の容器の廃棄もないため、環境面に寄与できる。
【0023】
さらに、本実施形態における脱臭液製造装置は、攪拌翼25を反応槽2の外側から磁力によって回転させる、いわゆるマグネットスタラー方式により反応槽2内を攪拌するため、反応槽2の底面に孔を空けて攪拌翼25の駆動軸等を貫通させる必要がなく、液漏れなどの心配もない。
【0024】
【実施例】
本実施形態における脱臭液製造装置を用いて、実際に1日に10リットルの消臭液13を製造する手順を以下に示す。なお、反応槽2の第1槽21には、バイオボール10として、アンモニア系臭気を中和するための低pH液を生産する乳酸菌(元菌)を高密度にボール化した直径5〜30mm程度の球状のものを投入している。
【0025】
(1)排出管4の開閉弁5を開き、消臭液13を10リットル取り出す。
(2)水道管6から電磁弁7を通じて満水点まで自動的に水が補給される。
(3)反応槽2の第2槽22に栄養剤11を生産しようとする消臭液13の5%に相当する量(本実施例においては500g)を投入する。
(4)攪拌翼22の回転によりバイオボール10、栄養剤11および水12が一定時間毎に混合され、バイオボール10に含まれる乳酸菌の増殖反応が行われる。
(5)24時間攪拌後、第2槽22内のpHは2〜3へ低下しており、これにより消臭液13が完成している。
(6)上記(1)〜(5)を繰り返す。なお、バイオボール10は3ヶ月連続して使用し、その後交換する。
【0026】
こうして得られる消臭液13は、バイオボール10を3ヶ月間連続して使用することができ、その間栄養剤11および水12を補充するだけでよいため、従来の液体状の消臭液と比較してリットル当たり約85〜90%程度のコストダウンが見込まれる。
【0027】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0028】
(1)微生物を固定化した包括体を投入する第1槽および前記微生物の増殖に必要な栄養剤を投入し攪拌する第2槽を備え、かつ第1槽と第2槽との間を小孔を形成した仕切板により区分した反応槽と、第2槽内に配設した攪拌翼と、攪拌翼を駆動する駆動機構とを備えたことにより、保管や運搬が容易な微生物を固定化した固体状の包括体を用いて、利用者自身が必要時に必要量の液体状の脱臭剤を製造することが可能である。利用者は、脱臭剤の製造時に特別な操作を行う必要はなく、2槽式の反応槽の一方の槽に微生物を固定化した包括体を投入し、もう一方の槽に栄養剤を投入するだけでよいため、利用者の労力および作業時間はほとんど必要ない。また、栄養剤を添加して水とともに攪拌することにより、包括体に含まれる微生物を増殖するため、非常に低コストで液体状の脱臭剤を製造することが可能であり、脱臭剤の製造量に反比例して単価を下げることができる。
【0029】
(2)駆動機構が、攪拌翼を反応槽の外側から磁力により回転させるものとすることで、反応槽に駆動軸等を貫通させることなく反応槽の外側から攪拌翼を回転させることができ、反応槽からの脱臭剤等の液漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における脱臭液製造装置の概略構成図である。
【図2】攪拌翼の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】回転子の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 本体筐体
2 反応槽
3 駆動機構
4 排出管
5,7 電磁弁
6 水道管
8 容器
10 バイオボール
11 栄養剤
12 水
13 脱臭液
21 第1槽
22 第2槽
23 小孔
24 仕切板
25 攪拌翼
25a 回転支持軸
25b 鉄片または磁石
31 回転子
31a 軸受部
31b ねじ孔
31c 磁石
32 モータ
Claims (5)
- 微生物を固定化した包括体を投入する第1槽および前記微生物の増殖に必要な栄養剤を投入し攪拌する第2槽を備え、かつ前記第1槽と第2槽との間を小孔を形成した仕切板により区分した反応槽と、
前記第2槽内に配設した攪拌翼と、
同攪拌翼を駆動する駆動機構と
を備えた脱臭液製造装置。 - 前記反応槽は、前記第2槽を内側に、第1槽を外側にそれぞれ配設した内外2槽構造である請求項1記載の脱臭液製造装置。
- 前記反応槽の第2槽から生成された脱臭液を排出する弁付き排出管を備えた請求項1または2に記載の脱臭液製造装置。
- 前記駆動機構は、前記攪拌翼を前記反応槽の外側から磁力により回転させるものである請求項1から3のいずれかに記載の脱臭液製造装置。
- 小孔を形成した仕切板により区分した2槽式の反応槽の一方の槽に微生物を固定化した包括体を投入し、もう一方の槽に前記微生物の増殖に必要な栄養剤を投入し、前記反応槽内に水を加えて、前記栄養剤を投入した方の槽内を攪拌することを特徴とする脱臭液製造方法。
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