JP2004201391A - グロメットの組み付け方法及び組み付け治具 - Google Patents

グロメットの組み付け方法及び組み付け治具 Download PDF

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Abstract

【課題】双方の位置決め作業が容易であり、嵌合作業性の向上を図ることができるグロメットの組み付け方法及び組み付け治具を提供する。
【解決手段】本発明のグロメットの組み付け方法及び組み付け治具は、切欠開口部16,19に対応した切欠凹部101と、箱本体側固定部20に対応し、グロメット側固定部52を案内するガイド部102とを備えたグロメット組付け治具100上に、第1分割体41を切欠凹部101に装着する。次に、第1分割体41上にワイヤハーネス70を配してから、第2分割体42のグロメット側固定部52をガイド部102に案内させながら第2分割体42を第1分割体41上に嵌合させてワイヤハーネス70を挿通したグロメット40を作成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、制御ユニット等を内部に収容した防水箱からワイヤハーネスを外部に引き出すのに用いられるグロメットの組み付け方法及び組み付け治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の防水箱に用いられるグロメットとして、例えば、特許文献1に開示されているものが知られている。図8(a),(b)に示すように、従来のグロメット80は、グロメット本体81の蛇腹状胴部82の中間部に、第2厚肉周壁部83を形成し、第2厚肉周壁部83の周上に、剛性板に対する嵌合部としての嵌着溝84とガイド突条85とを形成してある。
第2厚肉周壁部83は、下半分85を半円状、上半分86を矩形状に形成している。また、先端側の第1厚肉周壁部87も同様の形状で一回り大きく形成され、その内周には、剛性部材に対する嵌合溝88を形成してある。第1厚肉周壁部87の外周部には、上端リップ89が形成してある。
【0003】
このようなグロメット80では、グロメット本体81の先端側の第1厚肉周壁部87の内周上に剛性部材が嵌着され、その係止爪を下ケースの係止枠部に挿入係止させ、第1厚肉周壁部87のスライド用突条90とスライド用周溝91とを下ケースのガイド溝とガイド突条とを嵌合している。第1厚肉周壁部87の上側には、上端リップ89に対するパッキンを有する上ケースを覆設する。
また、中間側の第2厚肉周壁部83の嵌着溝84とガイド突条と嵌合溝とを嵌め合わせ、下側剛性板の係止爪を遮熱板等の壁板の係止枠部に挿入係止している。上側剛性板の係合板には、上壁を嵌め込んで固定する。
【0004】
【特許文献1】
実開平3−126315号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記グロメットの場合、2部品構成の剛性部材を双方位置決めしてから嵌合作業に移る必要があり、嵌合作業性が悪いという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、双方の位置決め作業が容易であり、嵌合作業性の向上を図ることができるグロメットの組み付け方法及び組み付け治具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は請求項1に記載したように、切欠開口部に当接するシール部を有する第1分割体と、ワイヤハーネス挿通用の切欠開口部の端部に設けられた箱本体側固定部に固定されるグロメット側固定部を有する第2分割体とよりなり、ワイヤハーネスが挿通される2部品構成のグロメットの組み付け方法であって、前記切欠開口部に対応した切欠凹部と、前記箱本体側固定部に対応し、前記グロメット側固定部を案内するガイド部とを備えたグロメット組付け治具上に、前記第1分割体を前記切欠凹部に装着し、前記第1分割体上に前記ワイヤハーネスを配してから、前記第2分割体の前記グロメット側固定部を前記ガイド部に案内させながら前記第2分割体を前記第1分割体上に嵌合させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は請求項2に記載したように、切欠開口部に当接するシール部を有する第1分割体と、ワイヤハーネス挿通用の切欠開口部の端部に設けられた箱本体側固定部に固定されるグロメット側固定部を有する第2分割体とよりなる2部品構成のグロメットを組み付けるグロメットの組み付け治具であって、前記切欠開口部に対応した切欠凹部と、前記箱本体側固定部に対応し、前記グロメット側固定部を案内するガイド部とを備え、前記第1分割体を前記切欠凹部に装着し、前記第1分割体上に前記ワイヤハーネスを配してから、前記第2分割体の前記グロメット側固定部を前記ガイド部に案内させながら前記第2分割体を前記第1分割体上に嵌合させることを特徴とする。
【0009】
このように構成されたグロメットの組み付け方法及び組み付け治具によれば、グロメット組付け治具がグロメット側固定部を案内するガイド部を備えているので、前記治具に対して第1分割体を装着してから、第2分割体のグロメット側固定部をガイド部に案内させながら第1分割体上に嵌合させることで容易に嵌合作業を行うことができる。
従って、上方から嵌合する第2分割体の下面側に形成される係止手段が目視できなくても第1分割体上に正確に位置決めできるので、嵌合作業性の著しい向上を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のグロメットの組み付け方法及び組み付け治具の一実施形態を図1乃至図7に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態のグロメットの組み付け方法を説明する各部品の外観斜視図、図2は図1に示すグロメットの組み付け方法により得られたグロメットの外観斜視図、図3は図2に示すグロメットの各部品の組付関係を説明する外観斜視図、図4は図2に示す防水箱の縦断面図、図5は図2に示すグロメットの第1分割体の単体外観斜視図、図6は図2に示すグロメットの第2分割体の単体外観斜視図、図7は図6に示す第2分割体を下方から見た外観斜視図である。
【0011】
図1に示すように、本実施形態のグロメット40は、箱本体10(図2参照)に形成された切欠開口部16,19(図3参照)に当接する防水リブ(シール部)50を備えた第1分割体41と、ワイヤハーネス70挿通用の切欠開口部16,19の端部に設けられた箱本体側固定部20,20(図3参照)に固定されるグロメット側固定部52,52,52,52を備えた第2分割体42とより構成されている。
【0012】
本実施形態のグロメットの組み付け方法は、ワイヤハーネス70が挿通される2部品構成のグロメット40の組み付け方法であって、切欠開口部16,19に対応した切欠凹部101,101と、箱本体側固定部20,20に対応し、グロメット側固定部52,52,52,52を案内するガイド部102,102,102,102とを備えたグロメット組付け治具100が組み付け作業台上に設置されている。
【0013】
このグロメット組付け治具100上に、第1分割体41を切欠凹部101に装着し、第1分割体41上にワイヤハーネス70を配してから、第2分割体42のグロメット側固定部52,52,52,52をガイド部102,102,102,102に案内させながら第2分割体42を第1分割体41上に嵌合させてワイヤハーネス70を挿通したグロメット40を作成する。
【0014】
グロメット組付け治具100は、四角形の筒状をなすベース103に有する一対の側板104,104に、その上端部から略半円形状に凹んで切除された切欠凹部101,101が形成されている。切欠凹部101,101は、図3に示す箱本体10のグロメット取付部14に形成された切欠開口部16,19に対応している。そして、側板104,104の上端縁において切欠凹部101,101の両側に、2対のガイド部102,102,102,102が突設されている。
【0015】
ガイド部102,102,102,102は、第2分割体42に有する第2分割体本体45の四隅において突出されたグロメット側固定部52,52,52,52に対応している。このグロメット側固定部52,52,52,52と第2分割体本体45との間に形成された各空隙部60,60,60,60に挿通されることにより、ワイヤハーネス70を上部に配していて切欠凹部101,101に位置決めされている第1分割体41上に位置決めされる。
そして、第2分割体本体45に形成された係止突起54,54が第1分割体41に有する第1分割体本体43に形成された係合孔48,48に係止されることによって、第1分割体41と第2分割体42とが一体的に組み付けられる。
【0016】
図2〜4に示すように、グロメット40が用いられる防水箱1は、箱本体10と、蓋体30とから構成されている。箱本体10は、底板11と、周壁12と、外側板13とを備えている。
周壁12の一部には、グロメット取付部14の一部を構成する隔板15,切欠開口部16が形成されている。隔板15は、周壁12の端部に段部を介して下がった位置に配されている。切欠開口部16は、隔板15の中央部において半円形状に切除されて形成されている。
また、隔板15における切欠開口部16の両側部分に、一対の箱本体側固定部(図示しない)が突設されている。
【0017】
外側板13は、周壁12の外周側に弾性圧接部17を介して配されており、外側板13の一部には、グロメット取付部14の他の一部を構成する隔板18,切欠開口部19が形成されている。また、隔板18における切欠開口部19の両側部分には、一対の箱本体側固定部20,20が突設されている。弾性圧接部17には、無端状をなす弾性シール部21が圧接される。
【0018】
図2に示すように、蓋体30には、天板31の外縁部に、箱本体10の外側板13の外周部に被着される鍔部32が形成されている。また、鍔部32の内周側に、蓋体30の下面33から箱本体10に向けて2重の円形状に突出された弾性シール嵌着部34が形成されている。
弾性シール嵌着部34には、弾性シール部21が装着されるため、蓋体30が箱本体10に対して被嵌されることによって、弾性シール部21が箱本体10の弾性圧接部17に圧接されて弾性変形される。
【0019】
そして、蓋体30のグロメット取付部14に対応した部分には、下面33から箱本体10に向けて棒状をなして突出した一対の押圧突起35,35が形成されている。押圧突起35,35は、グロメット40の第2分割体42に備えた第2シール部46の防水リブ59,59に対応して配されている。
また、押圧突起35,35の先端部には、蓋体30が箱本体10に被嵌される際に第2シール部46の上部に衝突しないようにするためのテーパ面36,36が内面に形成されている。
【0020】
図4に示すように、グロメット40を構成する第1分割体41は、第1分割体本体43と、第1シール部44とから構成されている。第1分割体本体43は、全体が略I字状の板形状に形成されている。
第1分割体本体43の上面において中央部には、箱本体10のグロメット当接面22に対応して半円形に湾曲したハーネス支持部47が形成されている。また、ハーネス支持部47の両側には、四角形の孔状にされた一対の係合孔48,48が形成されている。
【0021】
第1シール部44は、全体が略T字状の板形状に形成されている。第1シール部44は、T字状をなすうちの頂部をなす部分が本体結合部49になっているため、第1分割体本体43の下面に一体的に嵌着されている。この本体結合部49の外周面には、3個の防水リブ50,50,50が突設されている。
また、第1シール部44には、第1分割体本体43のハーネス支持部47に対応した中央部からハーネス結束部51が突出形成されている。
【0022】
図6及び図7に示すように、グロメット40を構成する第2分割体42は、第2分割体本体45と、第2シール部46とから構成されている。
第2分割体本体45は、略T字状の板形状に形成されている。第2分割体本体45の四隅には、ロ字状をなすグロメット側固定部52,52,52,52が下方に向けて突出形成されている。
各グロメット側固定部52は、箱本体10のグロメット取付部14に設けられた各箱本体側固定部20に嵌着されることによって、グロメット40を箱本体10に固定するのに用いられる。
【0023】
また、第2分割体本体45の下面には、第1シール部44のハーネス支持部47に対向するハーネス支持部53が突出形成されているとともに、第1分割体本体43の一対の係合孔48,48に対応した一対の係止突起54,54が突出形成されている。この係止突起54,54は、第2分割体42を第1分割体41に合体する際に、第1分割体本体43の係合孔48,48に係止されて両分割体42,41を結合させるのに用いられる。
第2分割体本体45には、第1シール部44のハーネス結束部51に対応したハーネス結束部55が突出形成されている。
また、第2分割体本体45の側部には、第1シール部44の防水リブ50,50,50に対応した3個のリブ突起56,56,56が2対形成されている。
【0024】
第2シール部46は、略I字状の板形状に形成された基部57の両端部に、基部57よりも板厚が小さい薄板部58,58が形成されている。また、薄板部58,58の中央部に上下方向に長さをもち、グロメット40の装着方向に延設された防水リブ59,59が形成されている。
また、第2シール部46は、第2分割体本体45の上面において、箱本体10の周壁12側に対応した図5中の手前側に固定されている。そのため、第2分割体42の各グロメット側固定部52が箱本体10のグロメット取付部14に設けられた各箱本体側固定部20に嵌着されてグロメット40が箱本体10に固定される際に、防水リブ59,59が箱本体10の周壁12に当接する。これにより、薄板部58,58が周壁12から離れる方向に弾性変形して、防水リブ59,59を周壁12に必要以上に押圧しないようにし、グロメット40の組付けがスムースに行われるようにする。
【0025】
そして、蓋体30の箱本体10への被嵌が進行した際に、蓋体30に設けられた押圧突起35,35のテーパ面36,36が第2シール部46の薄板部58,58に衝突する。これにより、押圧突起35,35が薄板部58,58に直接衝突しないようにしつつ、押圧突起35,35が薄板部58,58の後側に挿入され、薄板部58,58を介して防水リブ59,59を周壁12に圧接させ、グロメット取付部14の周壁12部分における防水性を図る。
【0026】
上述したグロメットの組み付け方法及び組み付け治具によれば、組付け治具100上に第1分割体41を切欠凹部101に装着し、第1分割体41上にワイヤハーネス70を配してから、第2分割体42のグロメット側固定部52,52,52,52をガイド部102に案内させながら第2分割体42を第1分割体41上に嵌合させて作成する。従って、位置決め精度の向上が図られるとともに、極めて簡単な組み付けにより、熟練を必要とせずに工数の減少を図ることができる。
【0027】
なお、本発明のグロメットの組み付け方法及び組み付け治具は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良が可能である。
例えば、前述した実施形態では、ガイド部102が4本設けられていたが少なくとも2本でも十分効果を得ることができる。
その他、前述した実施形態において例示したワイヤーハーネス、第1分割体および第2分割体の形状、寸法、形態、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のグロメットの組み付け方法及び組み付け治具によれば、切欠開口部に対応した切欠凹部と、箱本体側固定部に対応し、グロメット側固定部を案内するガイド部とを備えたグロメット組付け治具上に、第1分割体を切欠凹部に装着し、第1分割体上にワイヤハーネスを配してから、第2分割体のグロメット側固定部をガイド部に案内させながら第2分割体を第1分割体上に嵌合させる。
従って、グロメット組付け治具がグロメット側固定部を案内するガイド部を備えているので、治具に対して第1分割体を装着してから、第2分割体のグロメット側固定部をガイド部に案内させながら第1分割体上に嵌合させることで容易に嵌合作業を行うことができる。よって、上方から嵌合する第2分割体の下面側に形成される係止手段が目視できなくても第1分割体上に正確に位置決めできるので、嵌合作業性の著しい向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のグロメットの組み付け方法を説明する各部品の外観斜視図である。
【図2】図1に示すグロメットの組み付け方法により得られたグロメットの外観斜視図である。
【図3】図2に示すグロメットにおける各部品の組付関係を説明する外観斜視図である。
【図4】図2に示す防水箱の縦断面図である。
【図5】図2に示すグロメットの第1分割体の単体外観斜視図である。
【図6】図2に示すグロメットの第2分割体の単体外観斜視図である。
【図7】図6に示す第2分割体を下方から見た外観斜視図である。
【図8】従来のグロメット構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 防水箱
10 箱本体
12 周壁
16,19 切欠開口部
20 箱本体側固定部
30 蓋体
35 押圧突起
36 テーパ面
40 グロメット
41 第1分割体
42 第2分割体
44 第1シール部
46 第2シール部(シール部)
52 グロメット側固定部
59 防水リブ
100 グロメット組付け治具
101 切欠凹部
102 ガイド部

Claims (2)

  1. 切欠開口部に当接するシール部を有する第1分割体と、ワイヤハーネス挿通用の切欠開口部の端部に設けられた箱本体側固定部に固定されるグロメット側固定部を有する第2分割体とよりなり、ワイヤハーネスが挿通される2部品構成のグロメットの組み付け方法であって、
    前記切欠開口部に対応した切欠凹部と、前記箱本体側固定部に対応し、前記グロメット側固定部を案内するガイド部とを備えたグロメット組付け治具上に、前記第1分割体を前記切欠凹部に装着し、前記第1分割体上に前記ワイヤハーネスを配してから、
    前記第2分割体の前記グロメット側固定部を前記ガイド部に案内させながら前記第2分割体を前記第1分割体上に嵌合させることを特徴とするグロメットの組み付け方法。
  2. 切欠開口部に当接するシール部を有する第1分割体と、ワイヤハーネス挿通用の切欠開口部の端部に設けられた箱本体側固定部に固定されるグロメット側固定部を有する第2分割体とよりなる2部品構成のグロメットを組み付けるグロメットの組み付け治具であって、
    前記切欠開口部に対応した切欠凹部と、前記箱本体側固定部に対応し、前記グロメット側固定部を案内するガイド部とを備え、前記第1分割体を前記切欠凹部に装着し、前記第1分割体上に前記ワイヤハーネスを配してから、前記第2分割体の前記グロメット側固定部を前記ガイド部に案内させながら前記第2分割体を前記第1分割体上に嵌合させることを特徴とするグロメットの組み付け治具。
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