JP2004199411A - 予約管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用回転率を向上させるような予約管理装置を提供する。
【解決手段】予約管理装置10は、端末装置300と、商品又は役務の予約に関する情報の制御を行う予約管理装置サーバ200と、が通信可能な状態に接続されている。この予約管理装置サーバ200は、端末装置300から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて、商品又は役務の予約の順序に関する予約順序情報を記憶し、端末装置300から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて、商品又は役務の予約の時刻に関する予約希望時刻情報を記憶する。また、予約順序情報に基づいて商品又は役務が提供可能な状態と判定された場合において、予約希望時時刻情報に相当する時刻であると判定されたときには、予約順序情報を維持し、一方、判定されなかったときには、予約順序情報を変更する機能を有する。
【選択図】 図17

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施設において提供される商品又は役務に関する予約の制御を行う予約管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、予約管理装置において、予約管理装置利用者が所持する端末装置と、その端末装置から供給される信号に基づき、施設において提供される商品又は役務の予約に関する情報の制御を行う予約管理装置と、が通信可能な状態に接続されるように構成され、予約管理装置利用者に対して、時刻、場所を選ぶことなく予約をすることが出来るサービスが存在する。
【0003】
しかし、このような予約管理装置では、利用者が時刻、場所を選ぶことなく予約をすることが出来る反面、混雑する時刻帯に予約が集中すると、予約した利用者と、予約していない利用者と、が互いの客席割当順序に影響を与えるため、予約の有無にかかわらず長時刻待たされる可能性がある。このため、予約順序情報に基づいて秩序ある予約処理が行えなくなる可能性が大きく、利用者の回転率を悪化させてしまう。
【0004】
そこで、特許文献1が示すように、商品又は役務の予約において、該当利用施設の予約状況と、利用状況と、を管理する手段を備えたシステムが提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−123258号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなシステムにおいては、単純に予約を受付け、その予約順に客席を割り当てていくという提案であり、予約を受けたことにより、予約を行っていない利用者に対する効率を向上させるという観点を考慮したものではない、即ち予約順序情報が利用者の利用回転率に与える影響を考慮したものではない。
【0007】
これは、予約を行った利用者に対して重きを置くことにより、予約を行っていない利用者に対する利用効率を悪化させる一方、予約を行っていない利用者に対して重きを置くことにより、予約を行った利用者に対する利用効率を悪化させることとなるため、利用者の利用回転率を向上させることとはならず、両利用者に対する効率を高めることにより利用回転率を向上させるようなことが望まれている。
【0008】
また、このようなシステムにおいては、端末装置を用いて容易に予約が可能である反面、その容易さから生ずるキャンセルが少なくなく、キャンセル率を低めることも望まれている。
【0009】
更には、遠隔地から時刻を指定して予約を行いたい予約者も潜在的に存在すると考えられ、その利用者の時刻都合を考慮したシステムが望まれる。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するため、利用回転率を向上させるような予約管理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明の予約管理装置は、端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する予約情報に基づいて予約の時刻に関する予約希望時刻情報を記憶する予約希望時刻記憶手段と、商品又は役務の予約順序に関する予約順序情報に基づいて商品又は役務が提供可能な状態と判定された場合には、予約希望時刻記憶手段により記憶された予約希望時刻情報に基づいて商品又は役務の予約順序に関する予約順序情報を変更する予約順序変更手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
より具体的には、本発明は、以下のようなものを提供する。
【0013】
(1) 端末装置と通信可能な状態に接続され、前記端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて商品又は役務の予約に関する情報の制御を行う機能を有する予約管理装置であって、前記端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて、商品又は役務の予約順序に関する予約順序情報を記憶する予約順序記憶手段と、前記端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて、商品又は役務の予約希望時刻に関する予約希望時刻情報を記憶する予約希望時刻記憶手段と、前記予約情報記憶手段により記憶された予約順序情報に基づいて商品又は役務が提供可能な状態と判定された場合、前記予約希望時刻情報に相当する時刻であると判定されたときには、予約順序情報を維持し、一方、判定されなかったときには、予約順序情報を変更する予約順序変更手段と、を有することを特徴とする予約管理装置。
【0014】
(1)の発明によれば、他の利用者の利用順序を妨げることなく、利用時刻の予約が可能となるため、利用効率を高めるきめ細かいサービスが提供できる。
【0015】
尚、請求項に記載された「予約順序記憶手段」は、予約順序を記憶するためのものであり、後述する実施形態においては、予約管理装置サーバ200の制御手段201と、その制御のもとに実行される、ROM204に格納されたデータベース管理プログラムと、予約識別番号管理プログラムと、データベース203と、が相当する。
【0016】
また、請求項に記載された「予約希望時刻記憶手段」は、時刻を指定して予約された場合において、その時刻を記憶するものであり、後述する実施形態においては、予約管理装置サーバ200の制御手段201と、その制御のもとに実行される、ROM204に格納されたデータベース管理プログラムと、データベース203と、が相当する。
【0017】
更には、請求項に記載された「予約順序変更手段」は、記憶されている予約順序情報を変更するものであり、後述する実施形態においては、予約管理装置サーバ200の制御手段201と、その制御のもとに実行される、ROM204に格納されたデータベース管理プログラムと、データベース203と、が相当する。
【0018】
なお、端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する予約情報に基づいて、予約の時刻に関する予約希望時刻情報を含む場合、予約情報を仮に予約する仮予約手段と、前記仮予約手段により仮予約された仮予約情報に基づいて商品又は役務が提供可能な状態と判定された場合には、前記仮予約手段により記憶された予約希望時刻情報に基づいて商品又は役務の予約順序に関する予約順序情報を変更する予約順序変更手段と、を有することを特徴とする様に構成してもよい。
【0019】
より具体的には、前記端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて、商品又は役務の予約希望時刻に関する予約希望時刻情報が含まれる場合に、商品又は役務の予約に関する情報を、仮予約情報として仮に予約する仮予約手段と、前記仮予約手段により仮予約された仮予約情報に基づき、商品又は役務が提供可能な状態と判定された場合において、予約待ち状況に従って予約希望時刻情報に相当する時刻であると判定されたときには、前記予約順序記憶手段により記憶された予約順序情報を変更し、一方、判定されなかったときには、前記予約順序記憶手段により記憶された予約順序情報を変更しない予約順序変更手段を有する様に構成してもよい。
【0020】
なお、商品又は役務が提供可能な状態と判定された場合において、予約希望時刻情報に相当する時刻であるとの判定は、操作部の操作に従って行ってもよい。
【0021】
このようにすることにより、予約順序情報に基づいた正確な予約待ち時間/待ち人数の情報を取得することが出来る。
【0022】
なお、仮予約情報と予約情報は、内部処理では区別して扱うが、利用者に対してはいずれも同等の「予約」の情報として扱われる。
【0023】
「仮予約手段」は、後述する実施形態においては、予約管理装置サーバ200の制御手段201と、その制御のもとに実行される、ROM204に格納されたデータベース管理プログラムと、データベース203と、が相当する。
【0024】
(2) (1)記載の予約管理装置は、利用者の利用の受付を行う利用者受付手段と、前記予約希望時刻記憶手段により記憶された予約希望時刻情報を超えた場合において、前記利用者受付手段により利用者の利用の受付が行われなかったときには、前記端末装置から送信された商品又は役務の予約を取り消す予約取り消し手段と、を有することを特徴とする予約管理装置。
【0025】
(2)の発明によれば、予約希望時刻情報として記憶されている予約の時刻を超えても利用者の利用の受付がなされていない場合には、その予約を自動的にキャンセルすることが可能であり、次の予約順序の利用者に商品又は役務を提供できるようになり、利用効率を高めることができる。
【0026】
一方、利用者にとっては、予約希望時刻を超えて受付を行わなければならないため、時刻を厳守するという意識が強められ、利用効率を高めることができる。
【0027】
尚、請求項に記載された「利用者受付手段」は、利用者が商品又は役務を提供可能な状態であることを検知するためのものであり、後述する実施形態においては、予約管理装置サーバ200の制御手段201と、その制御のもとに実行される、ROM204に格納されたデータベース管理プログラムと、データベース203と、予約管理装置サーバ200の入力手段B207と、が相当する。例えば、店舗における予約管理装置においては、来店した場合には、認証情報を照合することにより、商品又は役務を提供可能な状態に至ったことを検知することとなる。
【0028】
また、請求項に記載された「予約取り消し手段」は、予約情報の取り消しを行うためのものであり、後述する実施形態においては、予約管理装置サーバ200の制御手段201と、その制御のもとに実行される、ROM204に格納されたデータベース管理プログラムと、データベース203と、が相当する。
【0029】
(3) (1)記載の予約管理装置は、利用者の利用の受付を行う利用者受付手段と、当該利用者受付手段により利用者の利用の受付が行われた場合において、前記予約希望時刻記憶手段により記憶された予約希望時刻情報を超えて商品又は役務が提供可能な状態と判定されたときには、益を提供する益提供手段と、を有することを特徴とする予約管理装置。
【0030】
(3)の発明によれば、予約した者に対して実際に来店するように促すこととなり、予約した者が来店する可能性を高め、気軽に予約を行う代償として発生するキャンセル率を減少させることができる。
【0031】
尚、請求項に記載された「益提供手段」は、利用者に対して得となるような益を提供するためのものであり、後述する実施形態においては、予約管理装置サーバ200の制御手段201に接続された益提供部209が相当する。
【0032】
更には、請求項に記載された「利用者の利用」とは、実際に、商品又は役務を受ける場所に利用者が存在することを意味し、「予約の利用」を含まない概念である。例えば、実際に「来店」することを意味し、「予約」のみを行い「来店」を行わない場合を含まない概念である。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に好適な一実施形態について図面に基づいて説明する。
【0034】
図1は、本実施形態の予約管理装置10の全体構成図である。
【0035】
[システム構成]
この図1に示す予約管理装置10において、符号100は各施設の施設情報・待ち時間/待ち人数情報を一覧表示するポータルサイトである。ハイパーテキスト情報を保持しHTTPプロトコルによりホームページ情報を送信する一般的なWebサーバである。
【0036】
符号200は各施設に設置する予約管理装置サーバである。この予約管理装置サーバは利用者からの予約を、インターネットNを介しポータルサイト100を経由して受け付け、受付情報をデータベースへ格納する。また、ポータルサイト100からの一定周期の更新要求により、各施設の待ち時間/待ち人数情報をポータルサイト100へ送信し、ポータルサイト100上の各施設の待ち時間/待ち人数情報が更新される。
【0037】
符号300は利用者の端末装置である。これは携帯電話であり、携帯電話のブラウザ機能を利用してWebページを表示する。利用者はこの機能を利用してポータルサイト100にアクセスして各施設の待ち時間/待ち人数情報を取得し、施設の予約、予約人数、予約希望時刻の設定を行う。
【0038】
なお、上記実施形態では利用者の端末装置300は携帯電話としているが、PHS(Personal Handy Phone System)、パーソナルコンピュータ(デスクトップ型、ノート型)、PDA(Personal Digital Assistant)、Lモード対応電話機など、ブラウザ機能を有し、インターネット上のホームページが閲覧可能な機器であれば、いずれでもよいが、携帯性がある機器であることが望ましい。
【0039】
また、上記実施形態ではポータルサイト100と予約管理装置サーバ200の通信はインターネットNによっているが、インターネット上で実現する仮想専用回線VPN(Virtual Private Network)、又は専用通信回線を使用してもよい。
【0040】
利用者は端末装置300からインターネットNを介してポータルサイト100に接続する。この時利用者の端末装置300のブラウザ画面上には、各施設の施設情報・待ち時間/待ち人数情報が表示される。
【0041】
なお、端末装置300を使用する利用者は、ポータルサイト100に会員として、施設予約時に必要な予約者識別のための個人情報(氏名等)があらかじめ登録されているものとする。
【0042】
ポータルサイト100は、利用者からの接続要求に対し施設情報・待ち時間/待ち人数情報の一覧を表示する。この情報はポータルサイト100に格納されているが、ポータルサイト100が定期的に各施設予約管理装置サーバ200と通信して、更新される情報である。
【0043】
利用者が端末装置300から特定の施設を予約する場合、ブラウザ画面上の該当施設の施設名など各施設予約画面にリンクしたボタンを押下する(図2参照)。すると該当施設の予約画面(図3、図4参照)に遷移し、この画面から予約可能となる。
【0044】
この画面では、現在の待ち時間を超える時間帯に対して任意に予約希望時刻を設定できる。ただし、該当施設情報の営業時間を考慮した入力制限を設ける。ポータルサイト100はこの予約情報を該当施設の予約管理装置サーバ200へ送信する。
【0045】
該当施設の予約管理装置はポータルサイト100を経由して利用者から予約要求のアクセスを受け付ける。
【0046】
上記予約要求に時刻設定がある場合、予約管理装置サーバ200はポータルサイト100に対し図5の画面を表示する指示情報を送信する。すなわち、ポータルサイト100は指定時刻の来店を利用者に促す情報を端末装置300の表示手段(ブラウザ)302に表示させる。
【0047】
上記予約要求に時刻設定がない場合、予約管理装置サーバ200はポータルサイト100に対し図6の画面を表示する指示情報を送信する。すなわち、ポータルサイト100は、該当施設の予約管理装置受付サーバが現在の待ち人数から算出した待ち時間が経過した後に利用者の来店を促す情報を端末装置300の表示手段(ブラウザ)302に表示させる。
【0048】
あわせて、予約者が予約施設へ来店時に、予約者当人であることを認証するための予約認証情報を送信する。これは、一次元バーコード(図25の12参照)又は二次元バーコード(図25の13参照)、「アクティブコード」(複数の一次元バーコードを時間経過とともに連続表示するもの、図25の14参照)など、携帯電話の画面上に表示可能な画像による認証情報である。
【0049】
なお、上記構成では、予約管理装置サーバ200と端末装置300は、ポータルサイト100を経由して接続されているが、ポータルサイト100を設置せず、それを経由することなく直接、予約管理装置サーバ200と端末装置300を接続する構成を採用してもよい。
【0050】
また、上記実施形態において、予約管理装置サーバ200と端末装置300はそれぞれ複数接続されるものとする。
【0051】
[ポータルサイトの電気的構成]
図12に示すのは、ポータルサイト100のハードウェアブロック図である。
【0052】
これは施設情報を一覧させるWebサーバであって、当該Webサーバの制御全般をつかさどる制御手段101を有する。この制御手段は、信号の入力に基づき演算または信号の出力を行うCPUを含む概念である。制御手段101はインターネットNを介して各施設予約管理装置サーバ200と接続するための予約管理装置サーバインターフェイス102、同じくインターネットNを介して端末装置300と接続するための端末装置インターフェイス103、各施設の施設情報(所在地、営業時間など)、待ち時間/待ち人数情報を格納するデータベースA104、登録会員情報を管理するデータベースB105、OSと、データベース管理プログラムと、会員登録プログラムと、会員認証プログラムと、各施設の待ち時間/待ち人数情報を定期的に取得更新するプログラムと、を格納するROM106、RAM107が接続されている。
【0053】
なお、各施設の待ち時間/待ち人数情報を定期的に取得更新するプログラムは、サービスプログラムであり、RAM107に常駐するものとするが、タイマにより制御手段101が定期的にROM106から起動する方式を採用しても良い。
【0054】
ただし、本発明の内容は予約希望時間指定が可能な予約管理装置であり、ポータルサイト100は、各施設の施設情報、定期的に更新される待ち時間/待ち人数情報をWebページに表示し、利用者から予約要求があった場合に、各施設の各施設予約管理装置サーバと通信するもので、既存の技術に基づくものである。
【0055】
[予約管理装置サーバの電気的構成]
図13は、予約管理装置サーバ200のハードウェアブロック図である。
【0056】
これは制御手段201を有する。この制御手段は、信号の入力に基づき演算または信号の出力を行うCPUを含む概念である。制御手段201は通信部202、予約情報(予約識別番号、予約会員ID、予約者名、予約人数、予約希望時刻、来店時刻)を管理するデータベース203、OSと、データベース管理プログラムと、予約識別番号管理プログラムと、待ち時間/待ち人数計算プログラムと、を格納したROM204、RAM205、キーボード・マウス・タッチパネルなどの入力手段A206、バーコードリーダなど赤外線を利用した画像読取装置としての入力手段B207、CRT又は液晶ディスプレイなどの表示手段208、益提供処理を行う益提供部209が接続されている。
【0057】
なお、データベース203で、仮予約情報(予約識別番号、予約会員ID、予約者名、予約人数、予約希望時刻)管理するように構成してもよい。この仮予約情報とは、予約希望時刻を持つ予約情報を仮の予約情報としてデータベースに登録されるもので、予約希望時刻を持つ予約情報をすべて一旦登録するもの、予約希望時刻と現在時刻を比較して、その差が所定の時間外である予約希望時刻を持つ予約情報もののみを登録するもの、のいずれの実施形態でもよい。
【0058】
本実施形態における入力手段B207は、図25に示す如く、予約認証情報を、2次元画像として読み取るものである。
【0059】
この入力手段B207は、画像読取面11、その読み取った画像情報を制御手段201に供給する制御回路(図示せず)から構成されている。この画像読取面11に対して、画像を近づけることにより、その画像を2次元画像として読み取るものである。
【0060】
例えば、図25に示す如く、1次元バーコード12又は2次元バーコード13を施した画像表示面に対して、画像読取面11を近づけることにより、画像表示面に表示又は描かれた画像を画像データとして読み取る。この画像データを読み取ることにより、データベース203に記憶された予約認証情報と照合を行い、本予約管理装置サーバ200を利用した予約管理装置利用者であるか否かを判断可能とするのである。
【0061】
また、1次元バーコード又は2次元バーコードを採用した画像は、端末装置300における表示手段302に表示されたものであり、入力手段B207がその1次元バーコード又は2次元バーコードを読み取ることにより、データベース203における予約認証情報との照合を行うこととなる。
【0062】
この入力手段B207は、予約管理装置利用者が来店した場合には、その来店を検知すべく画像を読み取り、更には、提供される商品又は役務が提供可能な状態となり、その場合において予約管理装置利用者が来店しているか否かを検知すべく画像を読み取ることとなる。
【0063】
また、益提供部209は、各店舗に設けられた、益を提供するための装置であり、予約管理装置サーバ200の制御手段201から供給される信号に基づいて、商品又は役務とは異なる他の商品又は役務、サービス券、ポイントカード等、様々な益を提供することが可能である。例えば、この益提供部209は、商品又は役務、サービス券、ポイントカード等、様々な益を内蔵しており、予約管理装置サーバ200の制御手段201から供給される命令に基づいて、その益を排出ことができるようなものが該当する。また、このような商品又は役務、サービス券、ポイントカード等、様々な益を化体する情報が記憶されておれば充分であり、記憶された様々な益を化体する情報が提供者に対して認識可能とするように、画像表示、音声発生、プリントアウトするように益提供部209を構成し、その情報が提供者により認識されることにより、益が提供されるようにしてもよい。又は、益提供の情報を各施設の予約管理装置サーバ200からポータルサイト100へ送信し、ポータルサイト100で一元管理することによりポータルサイト参加施設共通で利用できるようにしてもよい。
【0064】
なお、上記予約管理装置サーバ200のハードウェアブロック図では、益提供部209を上記予約管理装置サーバ200の制御手段201の制御下においているが、これを予約管理装置サーバ200とは独立のシステムとしてもよい。
【0065】
[端末装置の電気的構成]
図14は利用者の端末装置300のハードウェアブロック図である。
【0066】
利用者の端末装置300は、制御手段301を有し、制御手段301には表示手段(液晶画面)302、ブラウザプログラムを格納したROM303、入力手段304、通信手段305が接続されている。
【0067】
この通信手段には、TDMA(Time Division Multiple Access)やCDMA(Code Division Multiple Access)方式などによる電磁波を利用した携帯電話又はPHSや、FTTH(Fiber To The Home)など光通信によるもの、IrDA(Infrared Data Association)など赤外線によるもの等の無線形態、PPPプロトコルによるダイアルアップ接続方式(アナログ又はISDN)やADSL接続方式などの公衆回線網を利用した有線形態がある。
【0068】
[システムの動作]
図15は、ポータルサイト100が定期的に各施設の予約管理装置サーバ200と通信して、各施設の最新待ち時間/待ち人数を取得・更新する処理のフロー図である。
【0069】
まず、各施設の待ち時間/待ち人数情報を定期的に取得更新するプログラムが更新要求時に出す信号をポータルサイト100の制御手段101が検知すると、待ち時間/待ち人数更新準備が完了する(ステップS1)。
【0070】
次に、ポータルサイト100の制御手段101は予約管理装置サーバインターフェイス102を介し、各施設の予約管理装置サーバ200へ待ち時間/待ち人数更新要求信号を送信する(ステップS2)。
【0071】
各施設の予約管理装置サーバ200が通信部202を介し待ち時間/待ち人数更新要求を受信したことを制御手段の制御手段201が検知すると(ステップS3)、制御手段の制御手段201はROM204の待ち時間/待ち人数計算プログラムを実行する(ステップS4)。このプログラムは、データベース203に登録されている予約情報テーブルの情報をもとに、現在時刻での待ち時間/待ち人数を計算するものである。この計算結果は、一時的に制御手段のRAM205へ保持される。
【0072】
次に、制御手段201は、ステップS4の計算結果を、RAM205から読み出し、待ち時間/待ち人数更新要求元であるポータルサイト100へ通信部202を介し送信する(ステップS5)。
【0073】
ポータルサイト100の制御手段101は予約管理装置インターフェイスを介し待ち時間/待ち人数計算結果を受信したことを検知すると(ステップS6)、ROM106に格納された各施設の待ち時間/待ち人数更新プログラムを起動し、データベースA104に格納されている各施設の待ち時間/待ち人数を受信結果により更新する(ステップS7)。
【0074】
以上で、ポータルサイト100の待ち時間/待ち人数更新処理は終了する(ステップS8)。
【0075】
図16に示すのは、利用者の端末装置300を利用してポータルサイト100に接続し、当該ポータルサイト100内のデータベースB105を利用して施設予約サービスを受けるために会員登録するフロー図である。この会員登録フロー図は、一般的なものであり、インターネットNを介して会員を募り、登録者に対し会員IDとパスワードを付与し、会員個人情報を収集するものである。
【0076】
以下、図16に沿って会員登録フロー図を説明する。
【0077】
まず、端末装置300のブラウザを起動する。そして当該端末装置300を使用して、通信手段305を介してポータルサイト100に接続されると(ステップS21、図7参照)、制御手段301は会員登録要求信号を送信する(ステップS22)。
【0078】
そして、会員登録要求信号を、端末装置インターフェイス103を介して制御手段101が検知(ステップS23)したポータルサイト100は、会員登録画面準備処理を制御手段101が実行する(ステップS24)。この会員登録画面は、氏名、希望パスワードなど、施設予約に必要なデータの入力を促す画面である。前記会員登録画面準備が完了すると、その会員登録画面情報を、端末装置インターフェイスを介して端末装置300へ送信する(ステップS25)。
【0079】
通信手段305を介して、前記会員登録画面情報受信を制御手段301が検知した端末装置300(ステップS26)は、当該受信した会員登録画面情報を端末装置300の表示手段(ブラウザ)302に表示(ステップS27)させ、当該表示手段302に表示された会員登録画面への入力を制御手段301の制御の基に受け付ける(ステップS28)。
【0080】
前記会員登録画面への入力が完了したことの記入完了入力が端末装置300の入力手段304によって行われ、この記入完了信号を制御手段301が検知すると(ステップS29→Yes)、入力を完了した会員登録情報を、通信手段305介してポータルサイト100へ送信する(ステップS30)。
【0081】
この送信された会員登録情報受信を、端末装置インターフェイス103を介して制御手段101が検知したポータルサイト100(ステップS31)は、ポータルサイト100内のROM106に格納した会員登録プログラムを制御手段101の制御の基に実行してその登録会員情報に入力漏れがないかのチェックを行い、記入漏れ等の不備がないと判定された場合には、新規会員のデータベースへの登録処理及び会員IDとパスワードの発行処理を実行する(ステップS32)。そして、端末装置インターフェイス103を介して、発行した会員IDとパスワードを端末装置300へ送信する(ステップS33)。
【0082】
制御手段301が送信された会員IDとパスワード受信を検知(ステップS34)した端末装置300は、受信情報を表示手段302へ表示し(ステップS35、図8参照)、会員登録のための処理を終了する(ステップS36)。
【0083】
以後の端末装置300からのポータルサイト100への接続時に、前記発行された会員IDとパスワードを端末装置300からの入力する操作によって、ポータルサイト100が提供する、予約希望時間指定可能な施設予約サービスを受けることが可能となる。
【0084】
[第1の実施形態の概略]
予約情報が、予約管理装置サーバ200の制御手段201により処理される第1の実施形態の処理概略を、予約情報テーブルのイメージ図である図17に従い説明する。
【0085】
ここで、現在時刻を13:00とする。
【0086】
また、この時刻に、端末装置300から1件の予約情報が登録されたとする。
【0087】
また、施設では7の空席が発生し、予約管理装置サーバ200にその情報が入力されたものとする。
【0088】
17−1のレコードは、新規に追加された予約情報である。
【0089】
17−2のレコードは、予約希望時刻12:50、現在時刻13:00に対し来店時刻の登録が無いため、自動キャンセル処理により削除される。
【0090】
先ず、7の空席発生に対し、最も予約識別番号が小さい17−3(予約識別番号002)のレコードが選択される。この予約情報は、予約人数・予約希望時刻・来店時刻とも所定の条件を満たすため客席割当可能情報として、予約管理装置サーバ200の表示手段208へ表示される。この予約に対し3の空席を割り当てたので、残り空席数は4である。
【0091】
次に、2番目に予約識別番号が小さい17−4(予約識別番号003)のレコードが選択される。この予約情報は、予約時刻が14:00であるので、今回の客席割当対象とならないので、次のレコードへ処理を継続する。
【0092】
さらに、3番目に予約識別番号が小さい17−5(予約識別番号004)のレコードが選択される。この予約情報は、予約人数・予約希望時刻・来店時刻とも所定の条件を満たすため客席割当可能情報として、予約管理装置サーバ200の表示手段208へ表示される。この予約に対し4の空席を割り当てたので、残り空席数は0となり、客席割当対象となる予約情報抽出処理は終了する。
【0093】
上記処理により、客席割当対象の予約情報として抽出されたレコードは、17−3、17−5であるので、実際に客席へ案内された場合は、店員操作により両予約情報レコードは削除される。
【0094】
次に、図18を参照して第1の実施形態の処理フローを説明する。
【0095】
予約管理装置サーバ200が端末装置300から予約情報を受信すると(ステップS42)、予約希望時刻の設定の有無にかかわらず予約情報を予約情報テーブルへ登録する(ステップS43)。
【0096】
予約希望時刻設定あり(ステップS44→Yes)かつ予約希望時刻が現在時刻から1時間以内である(ステップS45→Yes)予約情報、または、予約希望時刻設定なし(ステップS44→No)の予約情報は、予約順序を維持する(ステップS47)。予約希望時刻設定あり(ステップS44→Yes)かつ予約希望時刻が現在時刻から1時間以内でない(ステップS45→No)予約情報は、予約順序を変更する。
【0097】
[第2の実施形態の概略]
予約情報が、予約管理装置サーバ200の制御手段201により処理される第2の実施形態の概略を、予約情報テーブルと、仮予約情報テーブルのイメージ図である図19に従い説明する。
【0098】
ここで、現在時刻を13:00とする。
【0099】
また、予約希望時刻のある予約情報は一旦全て仮予約情報テーブルに登録され、予約希望時刻のない予約情報は予約情報テーブルに登録されるものとする。
【0100】
また、この時刻に、端末装置300から3件の予約情報が登録されたとする。
【0101】
19−1のレコードは、予約希望時刻指定が無かったため、現在時刻に待ち時間を加算した時刻を予約希望時刻として、予約情報テーブルへ登録されるレコードである。
【0102】
19−2のレコードは、予約希望時刻指定があるため、仮予約情報テーブルに一旦登録され、予約希望時刻指定が現在時刻より1時間以内のため、適当なタイミング(例えば、操作部の操作や予約状況の変化があったとき、または所定時間毎に仮予約情報テーブルの予約希望時刻を参照すること)で直ちに仮予約情報テーブルから削除され予約情報テーブルに追加される。
【0103】
19−3のレコードも、予約希望時刻指定があるため、仮予約情報テーブルに一旦登録され、現在時刻が14:00となった以降に適当なタイミング(例えば、操作部の操作や予約状況の変化があったとき、または所定時間毎に仮予約情報テーブルの予約希望時刻を参照すること)で、仮予約情報テーブルから削除され予約情報テーブルに追加される。
【0104】
なお、上記以外の処理は、第1の実施形態と同様である。
【0105】
次に、図20を参照して第2の実施形態の処理フローを説明する。
【0106】
予約管理装置サーバ200が端末装置300から予約情報を受信すると(ステップS52)、予約希望時刻の設定がある場合(ステップS53→Yes)、仮予約情報テーブルへ予約情報を登録し(ステップS54)、予約希望時刻の設定がない場合、予約情報を予約情報テーブルへ登録する(ステップS56)。
【0107】
ステップS54で仮予約テーブルへ登録された予約情報は、予約希望時刻が現在時刻から1時間以内であると判定された時(ステップS55→Yes)、仮予約情報テーブルから削除され予約情報テーブルに追加される(ステップS56)。
【0108】
[第3の実施形態の概略]
予約情報が、予約管理装置サーバ200の制御手段201により処理される第3の実施形態の概略を、予約情報テーブルと、仮予約情報テーブルのイメージ図である図21に従い説明する。
【0109】
ここで、現在時刻を13:00とする。
【0110】
また、予約希望時刻のある予約情報は一旦全て仮予約情報テーブルに登録され、予約希望時刻のない予約情報は予約情報テーブルに登録されるものとする。
【0111】
また、この時刻に、端末装置300から2件の予約情報が登録されたとする。
【0112】
21−1のレコードは、予約希望時刻指定があり、予約希望時刻指定が現在時刻より1時間以内のため、予約情報テーブルへ登録される。
【0113】
21−2のレコードは、予約希望時刻指定があるが、予約希望時刻指定が現在時刻より1時間を越えるため、仮予約情報テーブルへ登録され、現在時刻が14:00となった以降に適当なタイミング(例えば、操作部の操作や予約状況の変化があったとき、または所定時間毎に仮予約情報テーブルの予約希望時刻を参照すること)で、仮予約情報テーブルから削除され予約情報テーブルに追加される。
【0114】
次に、図22を参照して第3の実施形態の処理フローを説明する。
【0115】
予約管理装置サーバ200が端末装置300から予約情報を受信すると(ステップS62)、予約希望時刻の設定があり(ステップS63→Yes)、予約希望時刻指定が現在時刻より1時間以内の場合(ステップS64→Yes)、予約情報テーブルへ予約情報を登録する(ステップS67)。
【0116】
予約希望時刻の設定があるが(ステップS63→Yes)、予約希望時刻指定が現在時刻より1時間を越える場合(ステップS64→No)、予約情報を仮予約情報テーブルへ登録する(ステップS65)。この予約情報は、適当なタイミング(例えば、操作部の操作や予約状況の変化があったとき、または所定時間毎に仮予約情報テーブルの予約希望時刻を参照すること)で、予約希望時刻が現在時刻から1時間以内であると判定された時(ステップS66→Yes)、仮予約情報テーブルから削除され予約情報テーブルに追加される(ステップS67)。
【0117】
なお、上記以外の処理は、第1の実施形態と同様である。
【0118】
上記処理概略の内容を、フロー図を用いて詳細に説明する。基本的には第1の実施形態に基づき説明するが、第2の実施形態、第3の実施形態もほぼ同様の処理を行う。
【0119】
図23、図24は、利用者が端末装置を利用してポータルサイト100へログインし、予約したい施設に対し予約要求するのに対応して、ポータルサイト100が各施設の予約管理装置サーバ200へ予約情報を送信し、予約情報をデータベース203に登録する処理のフロー図である。
【0120】
図23において、利用者は端末装置300の表示手段(ブラウザ)302を起動させ(ステップS71)、これを操作し会員IDとパスワードを入力後、ポータルサイト100へログイン要求信号を送信する(ステップS72、図9参照)。
【0121】
ステップS73で、ポータルサイト100の制御手段101は、端末装置300からのログイン要求信号受信を検知すると、そのログイン要求に応じて、予めデータベースB105に記憶された会員IDとパスワードを照合し、どの会員のログイン要求であるか、真にその会員のログイン要求であるか認証処理を実行する(ステップS74)。
【0122】
上記認証結果、利用者がポータルサイト100にログインできると、ポータルサイト100の制御手段101は、接続要求端末装置300に対し施設一覧情報信号を送信(ステップS75)する。端末装置300側で制御手段301がこの情報受信を検知(ステップS76)すると、ブラウザに受信情報(施設一覧情報、待ち時間/待ち人数情報)を表示する(ステップS77、図10参照)。
【0123】
上記認証結果、認証エラーとなると、利用者はポータルサイト100にログイン出来ず、端末装置300のブラウザに図11の画面が表示される。
【0124】
ステップS77により利用者の端末装置300の表示手段(ブラウザ)302に表示された施設情報一覧表示のうち、予約したい施設の施設名をクリックする、などのブラウザ操作により、制御手段301の制御のもとポータルサイト100へ予約要求情報信号が送信される(ステップS78、図2、図3、図4参照)。この時任意に予約希望時刻を設定することが出来るが、この予約希望時刻は、ポータルサイト100の制御手段101が、データベースA104に登録されている該当施設の待ち時間以降の時刻のみ設定可能とするよう制御する。ポータルサイト100は予約要求情報を受信(ステップS79)すると、該当する施設の予約管理装置サーバ200へ予約情報を送信する。この時、ポータルサイト100は、あわせて会員ID、会員氏名、パスワードを施設の予約管理装置サーバ200へ送信する(ステップS80)。
【0125】
ポータルサイト100から予約情報信号を受信(ステップS81)した該当施設における予約管理装置サーバ200の制御手段201は、一旦、受信情報をRAM205へ保持する(ステップS82)。この保持された予約情報に対して、ROM204の予約識別番号管理プログラムを制御手段201の制御のもとに実行し取得した予約識別番号を付加する(ステップS83)。
【0126】
次に、予約情報に予約希望時刻の設定の有無判断処理を行う(ステップS84)。
【0127】
予約希望時刻設定がない場合、最新の待ち時間/待ち人数を計算する処理を行う。すなわち、予約管理装置サーバ200の制御手段201の制御手段201は、ROM204の待ち時間/待ち人数管理プログラムを起動し、データベース203に登録されている全ての予約情報をもとに最新の待ち時間/待ち人数を計算し、現在時刻にこの計算結果を加算してその時刻を予約希望時刻とし、RAM205へ一時的に保持する(ステップS85)。この処理は、予約希望時刻設定がある場合は実行されない。
【0128】
次に、予約情報登録処理を実行する。ここでは、RAM205に保持された予約識別番号、予約会員IDとパスワード、会員氏名、予約人数、予約希望時刻をデータベース203へ登録する(ステップS86)。図19はこの予約情報が予約情報テーブルに登録されるイメージである。
【0129】
次に、該当施設における予約管理装置サーバ200の制御手段201は、予約受付確認情報信号をポータルサイト100へ送信する(ステップS87)。この予約受付確認情報は、予約希望時刻設定がない場合は待ち時間/待ち人数を含む。
【0130】
予約受付確認情報の受信をポータルサイト100の制御手段101が検知(ステップS88)すると、ポータルサイト100の制御手段101は次の処理を行う。
【0131】
予約受付確認情報にもとづき、予約情報に時刻設定がある場合、ポータルサイト100は端末装置300に図5の画面を表示する指示情報信号を送信する。予約要求に時刻設定がない場合、ポータルサイト100は端末装置300に対し図6の画面を表示する指示情報信号を送信する(ステップS89)。
【0132】
端末装置300の制御手段301は、ステップS59でポータルサイト100が送信してきた信号を受信(ステップS90)後、表示手段302に情報表示する。表示手段302に表示される情報は、予約要求に時刻設定がある場合、指定時刻の来店を利用者に促す情報の表示(図5参照)であり、予約要求に時刻設定がない場合、該当施設の予約管理装置サーバが現在の待ち人数から算出した待ち時間経過後(例えば現在時刻が12:00で待ち時間が40分であれば、来店時刻を12:40とする)に利用者の来店を促す情報(図6参照)である(ステップS91)。
【0133】
以上で、予約受付処理が終了する(ステップS92)。
【0134】
図26は、予約者が来店時に行う処理のフロー図である。
【0135】
予約者の来店時に、予約管理装置サーバ200は、バーコードリーダなどの入力手段B207で、携帯電話の表示手段302に表示された認証画像を読み取り、会員IDとパスワードを入力する(ステップS102)。これを予約管理装置サーバ200の制御手段201が検知すると、入力会員IDをキーに予約情報テーブルを検索し(ステップS103)、該当予約レコードが存在する場合(ステップS104→Yes)に来店時刻の登録を行う。すなわち、予約者の来店時刻として現在時刻を登録する(ステップS75)。該当予約レコードが存在しない場合(ステップS104→No)の場合、該当予約が存在しない旨を表示手段208に表示する(ステップS106)。
【0136】
以上で、予約者が来店時に行う処理が終了する(ステップS107)。
【0137】
上記実施形態では入力手段B207から認証情報を読み取るとしているが、携帯電話以外のインターネットブラウザ機能を有する機器からの予約である場合を想定して、キーボード・マウス・タッチパネルなどの入力手段A206から認証情報を直接入力する方式を併用してもよい。
【0138】
図27は、施設に座席が発生したとき、予約管理装置サーバ200が予約情報を処理するフロー図である。
【0139】
施設では客の回転により座席が発生した場合、施設の店員が入力手段A206を介して予約管理装置サーバへ発生座席数を入力する(ステップS112)。
【0140】
次に、予約管理装置サーバ200の制御手段201は、予約希望時刻から一定時間を経過してもなお来店時刻が予約情報テーブルに登録されていない予約情報を、予約者が予約をキャンセルしたものとして予約情報テーブルから自動的に削除する予約情報自動削除処理を実行する(ステップS113)。
【0141】
次に、予約管理装置サーバ200の制御手段201は、割り当て可能の全ての予約情報を検索するまで、以下の処理を継続する。
【0142】
予約管理装置サーバ200は、制御手段201の制御のもとにROM204の予約情報検索システムプログラムを起動し、来店時刻の登録があるレコードを予約識別番号の順にデータベース203のデータ検索を行う。予約情報の識別番号が最も小さいレコードをRAM205に読み込む(ステップS114)。
【0143】
次に、予約希望時刻と現在時刻の差が所定の時間内(ステップS115→Yes)、かつ予約人数が発生座席数以内のデータである(ステップS116→Yes)場合、この予約情報が客席割り当て可能として、RAM205に保持する。
【0144】
しかし、予約希望時刻と現在時刻の差が所定の時間外(ステップS115→No)又は予約人数が発生座席数より大である場合(ステップS116→No)は、客席割り当て対象外予約であるのでRAM205での保持は行わず、継続して来店時刻の登録がある次に予約識別番号が小さいレコードに対しステップS114を実行し、レコードを読み込む。
【0145】
上述の、予約希望時刻と現在時刻の差についての「所定の時間」は、例えば1時間というように固定の時間としても、または、現在の待ち人数から算出した待ち時間としても、いずれでも良い。
【0146】
なお、ステップS115は、第2の実施形態および第3の実施形態の場合、実行されず、発生座席数すべてに予約情報が割り当てられるまでステップS114を継続して実行する。
【0147】
なお、図28は上記ステップS113の自動キャンセル処理フロー図である。予約情報テーブルの全レコードを検索し、来店時刻が設定されていないレコード(ステップS122→Yes)のうち予約希望時刻から一定時刻経過しているレコード(ステップS123→Yes)に対し、レコードの削除処理を実行する(ステップS124)。客席確保時刻が設定されている、又は予約希望時刻から一定時刻経過していない(ステップS122、123→No)レコードに対してはステップS124を実行しない。
【0148】
なお、上記実施形態では、予約情報に時刻指定がある場合、その予約の優先順位を下げる処理を詳述しているが、本発明ではこれに限らず、ある特定の予約の優先順位を上げる処理を行う方式のものでも良い。
【0149】
次に、客席割当可能情報として表示手段208に表示された予約情報に対し、実際に客席が割り当てられる時の処理を行う。
【0150】
図29は、施設の店員が、予約者に対して実際に客席を割り当てる処理である。実際に客席を割り当てるならば(ステップS132→Yes)、店員が予約管理装置サーバ200に入力手段A206を介して客席割り当て情報を入力する(ステップS133)。この操作により、予約管理装置サーバ200の制御手段201は、現在時刻と来店時刻の差を計算し(ステップS134)、差が一定以上の場合(ステップS135→Yes)、益提供部209に対し信号を送り、益提供処理を行う(ステップS136)。
【0151】
この、益提供処理とは、来店時刻に対し実際に客席が確保された時刻が遅れた場合、すなわち待ち時間が予定以上に長くなり、それにもかかわらず席が確保されるまで待ちつづけた予約者に対し、見返りとして、何らかの利益を与える行為を示す概念である。例えば、遅延時間に応じポイントを還元するもの、割引クーポンを発行するなどの処理を含む。具体的には、益提供処理信号を受信した益提供部は、CRTや液晶ディスプレイなどの表示手段へ益提供対象情報を表示してその情報をもとに店員がポイントやクーポン券を予約者に提供し、又は、プリンタなどの出力手段にクーポン券や割引券を出力し予約者に提供するなどの方式が考えられる。
【0152】
ステップS106は、差が一定未満の場合(ステップS135→No)の場合実行されない。すなわち、益提供処理は実行されない。
【0153】
最後に、予約管理装置サーバ200の制御手段201は、データベース203の予約情報テーブルから、客席が割り当てられた予約情報を削除する(ステップS107)。
【0154】
以上で、客席が割り当てられる時の処理は終了する(ステップS138)。
【0155】
さらに、前記実施形態では、施設で客の回転により座席が発生した場合、施設の店員が入力手段A206を介して予約管理装置サーバへ座席人数を入力するとしているが、客席管理システムと連携させ、レジ支払い終了により自動的に座席人数を予約管理装置サーバ200へ通知する方式を採用してもよい。
【0156】
更には、本実施形態においては、店舗における予約管理装置について記載したが、本発明はこれに限らず、店舗以外の商品又は役務が提供可能なものに採用された予約管理装置であればよい。
【0157】
【発明の効果】
本発明によれば、他の利用者の利用順序を妨げることなく、利用時間の予約が可能となるため、利用効率を高めるきめ細かいサービスが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体図である。
【図2】利用者が施設予約を行う処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図3】利用者が施設予約を行う処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図4】利用者が施設予約を行う処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図5】利用者が施設予約を行う処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図6】利用者が施設予約を行う処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図7】利用者が施設予約を行うためポータルサイト100へログインする処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図8】利用者が施設予約を行うためポータルサイト100へログインする処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図9】利用者が本発明の実施によるサービスを受けるために行う会員登録処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図10】利用者が本発明の実施によるサービスを受けるために行う会員登録処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図11】利用者が本発明の実施によるサービスを受けるために行う会員登録処理の端末装置300の画面遷移図である。
【図12】図1に示すポータルサイト100のハードウェアブロック図である。
【図13】図3に示す予約管理装置サーバ200のハードウェアブロック図である。
【図14】図1に示す端末装置300のハードウェアブロック図である。
【図15】ポータルサイト100が各施設の予約管理装置サーバに対し最新待ち時間/待ち人数の情報を要求して情報を更新するフロー図である。
【図16】利用者が本発明によるサービスを受けるために必要な会員登録処理のフロー図である。
【図17】本発明の第1の実施形態の予約管理装置で管理する施設予約情報データベースの予約情報テーブルイメージ図である。
【図18】本発明の第1の実施形態処理フロー図である。
【図19】本発明の第2の実施形態の予約管理装置で管理する施設予約情報データベースの予約情報テーブルおよび仮予約情報テーブルのイメージ図である。
【図20】本発明の第2の実施形態処理フロー図である。
【図21】本発明の第3の実施形態の予約管理装置で管理する施設予約情報データベースの予約情報テーブルおよび仮予約情報テーブルのイメージ図である。
【図22】本発明の第3の実施形態処理フロー図である。
【図23】ポータルサイト100における施設予約を行う処理のフロー図である。
【図24】ポータルサイト100における施設予約を行う処理のフロー図である。
【図25】予約管理装置の入力手段Bを示す概観図である。
【図26】予約者が来店時に行う予約者認証処理のフロー図である。
【図27】施設に座席が発生した時、予約管理装置サーバ200が予約情報に対し客席を割り当てる処理のフロー図である。
【図28】予約管理装置サーバ200が予約情報に対し行う自動キャンセル処理のフロー図である。
【図29】客席割当可能な予約情報に対し、実際に客席に案内する時の処理のフロー図である。
【符号の説明】
100 ポータルサイト
101 制御手段
102 予約管理装置インターフェイス
103 端末装置インターフェイス
104 データベースA
105 データベースB
106 ROM
107 RAM
200 予約管理装置
201 制御手段
202 通信部
203 データベース
204 ROM
205 RAM
206 入力手段A
207 入力手段B
208 表示手段
209 益提供部
300 端末装置
301 制御手段
302 ROM
302 表示手段
303 入力手段
304 通信手段

Claims (3)

  1. 端末装置と通信可能な状態に接続され、前記端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて商品又は役務の予約に関する情報の制御を行う機能を有する予約管理装置であって、
    前記端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて、商品又は役務の予約順序に関する予約順序情報を記憶する予約順序記憶手段と、
    前記端末装置から送信された商品又は役務の予約に関する情報に基づいて、商品又は役務の予約希望時刻に関する予約希望時刻情報を記憶する予約希望時刻記憶手段と、
    前記予約情報記憶手段により記憶された予約順序情報に基づいて商品又は役務が提供可能な状態と判定された場合、前記予約希望時刻情報に相当する時刻であると判定されたときには、予約順序情報を維持し、一方、判定されなかったときには、予約順序情報を変更する予約順序変更手段と、を有することを特徴とする予約管理装置。
  2. 請求項1記載の予約管理装置は、
    利用者の利用の受付を行う利用者受付手段と、
    前記予約希望時刻記憶手段により記憶された予約希望時刻情報から所定の時刻を超えた場合において、前記利用者受付手段により利用者の利用の受付が行われなかったときには、前記端末装置から送信された商品又は役務の予約を取り消す予約取り消し手段と、を有することを特徴とする予約管理装置。
  3. 請求項1記載の予約管理装置は、
    利用者の利用の受付を行う利用者受付手段と、
    当該利用者受付手段により利用者の利用の受付が行われた場合において、前記予約希望時刻記憶手段により記憶された予約希望時刻情報から所定の時刻を超えて商品又は役務が提供可能な状態と判定されたときには、益を提供する益提供手段と、を有することを特徴とする予約管理装置。
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