JP2004197344A - 目地ガスケット - Google Patents

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JP2004197344A
JP2004197344A JP2002364553A JP2002364553A JP2004197344A JP 2004197344 A JP2004197344 A JP 2004197344A JP 2002364553 A JP2002364553 A JP 2002364553A JP 2002364553 A JP2002364553 A JP 2002364553A JP 2004197344 A JP2004197344 A JP 2004197344A
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lip
joint
gasket
joints
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Yoshimi Kawamoto
芳美 川本
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

【課 題】芯部の上下端から側方に突出する表面リップ及び内部リップを有し、建物の外壁材間の縦目地及び横目地に装着される目地ガスケットであって、縦目地と横目地の交差部において、目地への装着時に凹形に撓んだ表面リップから露出する部分の外観を向上させ、また一方のガスケットの内部リップ裏面と、これに突き当たる他方のガスケットの表面リップ端面との隙間をなくし、シール性を向上させると共に、影ができないようにする。
【解決手段】表面リップ23と内部リップ24との間に中間リップ25を芯部22より側方に突設する。各リップは内部リップ24、表面リップ23、中間リップ25の順に長く形成し、目地11、12に押込んで装着したとき、内部リップ24が凹形に撓んで表面リップ23に被さり、上記交差部において、凹形に撓んだ表面リップ23から露出する。この露出部分の内部リップ裏面は、外壁材表面と同色にし、違和感をなくす。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、建物の外壁材間の目地に装着される目地ガスケットに関する。
【0002】
【従来技術】
【特許文献1】特開平10−88675号
建物の外壁には、外壁材を建物躯体に取付けたとき外壁材間に目地が形成される。こうした目地をシールする際、乾式方法においては、目地ガスケットを用いるのが一般的である。図1は、従来用いられてきたこの種目地ガスケットAの一例を示すもので、中空状をなす芯部1の下端と上端に側方に突出する内部リップ片2と表面リップ片3を形成し、表面リップ片3は表面を外壁色の化粧面3aとしている。
【0003】
図2は、上記特許文献1に開示される目地ガスケットBについて示すもので、本体5の下端から斜め上方に延びるシール片6を形成すると共に、本体5の上端から側方に延びるリップ片7を形成し、リップ片7の先端部7aは、基部よりも変形を容易にするためスポンジ材で形成されている。この目地ガスケットによると、図3に示す外壁材8間の目地9に押込んで装着したとき、シール片6が外壁材側端面によって弾性変形し、リップ片7に圧着するようになっており、目地幅に若干の変動があってもリップ片7の先端部7aが弾性変形することにより吸収され、目地を確実にシールすることができるとし、またシール片7が外壁材側端面に圧接することによりシール効果が向上する、としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
外壁材を建物躯体に取付けたとき、図4に示すように、外壁材8によって縦目地11と横目地12が形成されることがある。こうした縦目地11と横目地12に図1に示すガスケットAを装着したとき、目地が直交する部位では図5及び図6に示すように、横向きのガスケットAに突き当たる縦向きのガスケットAの凹形に撓んだ表面リップ片3から横向きのガスケットAの表面リップ片3の裏面や表面リップ片3と内部リップ片2との間の溝状の隙間13が露出するようになる。
【0005】
しかもゴム製の目地ガスケットAでは一般に、表層部のみが外壁色とされ、表層部以外はコスト上、ゴム材料の黒色を呈しているため、外壁色と異なる黒色の表面リップ片裏面が露出することにより、また隙間により影ができることにより、外観が損なわれる問題があった。こうした問題は、図5及び図6に示すものと逆に、縦目地11に通した目地ガスケットAに横目地12に装着したガスケットAを突き当たらせた場合においても同様に生ずる。
【0006】
特許文献1に開示されガスケットBは、目地幅が変動しても、それに対応できるようにしたことを目的とするものであるが、目地9に押込んで装着したとき、リップ先端部7aが変形し易い材質であることもあって、図7に示すようにリップ片7が凹形に撓むことが避けられず、図4に示すような縦目地11と横目地12に装着した場合、その交差部分でシール片6の裏面が露出したり、シール片6とリップ片7の接続部分dが露出して外観が損なわれる不具合を生ずる。
【0007】
本発明の第1の目的は、芯部と、該芯部の上端から側方に突出する表面リップと、芯部の下端または中間部から側方に突出する内部リップを有し、建物の外壁材間に形成される縦目地と横目地に装着される目地ガスケットにおいて、上記不具合を解消すること、すなわち装着時に表面リップが凹形に撓むようなことがあっても、縦目地と横目地の交差部分で表面リップの裏面、表面リップと内部リップとの間の隙間や接続部分が露出したり、隙間によって影ができることがないようにしたものである。
【0008】
第2の目的は更に、上記交差部分において、目地ガスケットと、該ガスケットに突き当たる目地ガスケットの端面との間に隙間が生じることがないようにしてシール性がより確実に得られるようにしたものである。
【0009】
【課題の解決手段】
請求項1に係わる発明は、第1の目的を達成する目地ガスケットに関するもので、芯部と、該芯部の上端から側方に突出する表面リップと、上記芯部の下部又は中間部から側方に突出する内部リップを有し、建物の外壁材間に形成される縦目地と横目地に装着される目地ガスケットにおいて、上記目地に押込んで装着したとき、凹形に撓む内部リップ先端部が同じく凹形に撓む表面リップ先端部と重なり、内部リップ先端が表面リップ先端より若干突出するか、或いは同じ高さとなるように、内部リップを表面リップより長く形成したことを特徴とする。
【0010】
本発明によると、縦目地と横目地の交差部分においては、凹形に撓んだ表面リップから突き当たるガスケットの内部リップの裏面が露出するが、表面リップの裏面は内部リップで覆われ、内部リップとの接続部分ともども露出することはない。
【0011】
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、内部リップは少なくとも縦目地と横目地の交差部分において露出する部分が表面リップの表面色と同一ないし類似か、又はマッチする色をなすことを特徴とする。
本発明のように、凹形に撓んだ表面リップから露出する内部リップ裏面が表面リップの表面と同色か、マッチする色をなすことにより、違和感がなくなり、外観性が向上する。
【0012】
請求項3に係わる発明は、第2の目的を達成する目地ガスケットに関するもので、請求項1又は2に係わる発明において、表面リップと内部リップとの間に位置し、表面リップと同等以下の突出長さを有する中間リップを芯部より側方に突出して設けたことを特徴とする。
【0013】
本発明によると、内部リップが中間リップを凹形に撓ませて弾性変形させることにより、その反力で外壁材側端部に押付けられるため、外壁材側端面との接触面積が増加するようになり、また突き当たるガスケット端面、とくに表面リップ端面と密着して該端面との間に隙間ができなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図8に示す目地ガスケット21は、中空状をなす芯部22と、該芯部22の上端より側方に突出する表面リップ23と、芯部22の下端より側方に突出し、突出長さが表面リップ23より長く、表面リップ23と芯部22とで断面工字形をなす内部リップ24と、表面リップ23と内部リップ24との間に位置し、突出長さが表面リップ23より短く、かつ芯部22より斜め上向きに突出する中間リップ25とよりなり、表面リップ23には、表面を外壁材表面と同色の化粧面とする表層部23aが形成され、また内部リップ24も先端側が表裏において裏面は長めに上記表層部23aと同色の表層部24aが形成されている。そしてこの目地ガスケット21は表層部23a、24aを含め、全体が一体をなして押出成形により得られるようになっている。
【0015】
なお、表面リップ23の表面色が地色となる第1色と略水玉となる第2色などの複数の色よりなる場合においては、内部リップ24の露出する部分の色を地色となる第1色と同一又は類似の色にするとよい。
【0016】
図9に示すガスケット27は、内部リップ24の先端側全体を外壁材表面と同色に形成したもので、表面リップ23も必要によっては内部リップ24と同様、先端側全体を外壁材表面と同色に形成してもよい。
【0017】
図10は、図5に示すものと同様、直交する縦目地11と横目地12に上記目地ガスケット21を装着した状態を示すものである。
図10及び図11に示すように、内部リップ24は中間リップ25を弾性変形させたときの反力で外壁材8側端面に押付けられて、該側端面との接触面積が増加するため、外壁材側端面とのシールがより確実に行えるようになり、また目地の交差部分において内部リップと、これに突き当たる目地ガスケット端面との間より水が侵入するのを防ぐことができ、横目地12に装着される目地ガスケット21の内部リップ24の裏面は、これに突き当たる目地ガスケット21の表面リップ端面とも密着し、隙間なくシールするため、横目地12に装着される目地ガスケット21の表面リップ裏面に縦目地11に装着される目地ガスケット端面による影ができることもない。
【0018】
また図8に示すように、目地ガスケット21を縦目地11と横目地12に押し込んで装着したとき、表面リップ23が凹形に撓むことにより、撓んだ箇所より横目地12に装着される目地ガスケット21の内部リップ24裏面が露出するようになるが、内部リップ24は先端の露出する部分が全て外壁材表面と同色をなしているため、露出しても違和感がなく、外観性が向上する。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に係わる発明によると、縦目地と横目地の交差部において、一方の目地ガスケットの凹形に撓んだ表面リップからは他方のガスケットの内部リップ裏面が露出するだけで、表面リップ裏面は露出することがなく、撓んで重合する表面リップ先端部と内部リップ先端部の接続部も凹形に撓んだ箇所から露出することがない。
【0020】
請求項2に係わる発明によると、凹形に撓んだ表面リップから露出する内部リップ裏面は外型材表面と同色か、マッチする色をなすことにより違和感がなくなり、外観が向上する。
【0021】
請求項3に係わる発明によると、内部リップと外壁材側端面との接触面積が増加することにより、内部リップと外壁材側端面とのシール性が向上すること、縦目地と横目地の交差部において、一方の目地ガスケットの内部リップ裏面と、これに突き当たる他方の目地ガスケットの表面リップ端面とが密着して隙間ができなくなるため、シール性が向上し、影ができることもないこと等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の目地ガスケットの断面図。
【図2】従来の別の目地ガスケットの断面図。
【図3】図2に示す目地ガスケットを目地に装着した状態を示す断面図。
【図4】縦目地と横目地が形成された建物外壁の一部の正面図。
【図5】図4に示す目地に目地ガスケットを装着した状態を示す斜視図。
【図6】図5のI−I線拡大断面図。
【図7】図2に示す目地ガスケットを目地に装着したときの状態を示す断面図。
【図8】本発明に係わる目地ガスケットの断面図。
【図9】本発明に係わる目地ガスケットの別の例の断面図。
【図10】図8に示す目地ガスケットを図4に示す目地に装着した状態を示す斜視図。
【図11】図10のII−II線断面図。
【符号の説明】
8・・外壁材
11・・縦目地
12・・横目地
21、27・・目地ガスケット
22・・芯部
23・・表面リップ
24・・内部リップ
25・・中間リップ

Claims (3)

  1. 芯部22と、該芯部22の上端から側方に突出する表面リップ23と、上記芯部22の下部又は中間部から側方に突出する内部リップ24を有し、建物の外壁材8間に形成される縦目地11と横目地12に装着される目地ガスケットにおいて、上記目地11及び12に押込んで装着したとき、凹形に撓む内部リップ24先端部が同じく凹形に撓む表面リップ23先端部と重なり、内部リップ先端が表面リップ先端より若干突出するか、或いは同じ高さとなるように、内部リップ24を表面リップ23より長く形成したことを特徴とする目地ガスケット。
  2. 内部リップ24は少なくとも縦目地11と横目地12の交差部分において露出する部分が表面リップ23の表面色と同一ないし類似か、又はマッチする色をなすことを特徴とする請求項1記載の目地ガスケット。
  3. 表面リップ23と内部リップ24との間に位置し、表面リップ23と同等以下の突出長さを有する中間リップ25を芯部22より側方に突出して設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の目地ガスケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233553A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Nishikawa Rubber Co Ltd シーリングバックアップ材

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