JP2004195660A - 転写テープ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材上の一方の面に離型層と、色材層と保護層と粘着層からなる転写層を有する転写テープであって、前記色材層のみをグラビア印刷により一定の図柄で塗工形成し、保護層を全面に塗工形成することにより、転写した粘着材により被着体を汚すことなく、一定の図柄でマーキングできることを特徴とする転写テープ。
【選択図】 なし
Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、テープ基材上に離型層と、色材層と粘着層からなる転写層を有する転写テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷物や筆記物等の特定部分を強調したり、印象付けしたりする手段として、プラスチックフィルムや薄葉紙等の基材上に着色層あるいは蛍光着色層を設けた感圧転写テープが上市されている。
【0003】
この感圧転写テープは、蛍光着色剤等を充填した筆記具に比べ、被着体の制限が少なく、マーキング部分の色の濃淡やカスレがなく、被着体上に形成されている像のニジミや色沈みがないものとして非常に便利なマーキング用品である。
【0004】
しかしながら、幅全体で被着体に転写させるために、多くの部分を強調した場合、視覚的に刺激が強く、読み辛くなるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は一定の図柄でマーキング可能な視認性の良い転写テープを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は基材上の一方の面に離型層と、色材層と保護層と粘着層からなる転写層を有する転写テープであって、前記色材層のみをグラビア印刷により一定の図柄で塗工形成し、保護層を全面に塗工形成することにより、転写した粘着材により被着体を汚すことなく、一定の図柄でマーキングできる転写テープである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明における感圧転写テープ1は、基材2と基材2の一方の面に離型層3と、一定の図柄で形成された色材層6と保護層7と粘着層8からなる転写層4を備え、必要であれば他方の面に離型層5を備えて構成される。
【0008】
離型層3と離型層5は、シリコン樹脂やフッ素樹脂等、その他離型性を有する樹脂からなり、その他離型性を有さない合成樹脂を剥離力調整剤として使用することも可能である。
【0009】
基材2は6〜50μ程度のポリエステルフィルムやアセテートフィルムのようなプラスチックフィルムや、30〜60g/m2程度のグラシン紙等の薄葉紙が用いられる。
【0010】
色材層6は蛍光顔料等の色材と合成樹脂からなり、その他に樹脂被膜調整剤や界面活性剤等必要に応じて添加してもよい。用いられる合成樹脂としては、ウレタン系、アクリル系、ビニル系、ゴム系等、特に制限されたものではなく、これら複数種を組み合わせることも可能である。色材も蛍光顔料等、染料系、顔料系を問わず用いることができる。
【0011】
保護層7の基本的な組成はアクリル系、ポリエステル系、スチレン系等、皮膜性を有する合成樹脂であれば何でもよく、他にワックス類、フィラー類、接着調整剤、老化防止剤等も必要に応じて添加してもよい。
また、粘着層7の基本的な組成としては、アクリル系、ゴム系、ビニルエーテル系、シリコン系等、接着性を有する合成樹脂であれば何でもよく、他に接着調整剤や老化防止剤等も必要に応じて添加してもよい。
【0012】
色材層6の図柄としては、円形、四角形、星型等の模様や、縦縞、格子柄のような直線、曲線を自由に組み合わせた形を、グラビア印刷により形成することができる。
【0013】
【実施例及び比較例】
以下、実施例によって本発明をより具体的に示す。
【実施例1】
シリコン樹脂により片面離型処理されたポリエステルフィルム基材の、もう一方の面にシリコン樹脂による離型層を塗工し、前記離型層上に、グラビア印刷で、1.0mmの正方形からなる市松模様に蛍光顔料を有した色材層を塗工し、アクリル樹脂による保護層、アクリル系粘着剤による粘着層を順次塗工し転写テープを得た。
【0014】
【実施例2】
シリコン樹脂により片面離型処理されたポリエステルフィルム基材の、もう一方の面にシリコン樹脂による離型層を塗工し、前記離型層上に、グラビア印刷で、0.8mmの丸模様を塗工面積率30%に蛍光顔料を有した色材層を塗工し、アクリル樹脂による保護層、アクリル系粘着剤による粘着層を順次塗工し転写テープを得た。
【0015】
【比較例1】
シリコン樹脂により片面離型処理されたポリエステルフィルム基材の、もう一方の面にシリコン樹脂による離型層、蛍光顔料を有した色材層を順次塗工し、前記色材層上に、全面にアクリル系粘着剤による粘着層を塗工し転写テープを得た。これらによって得られた転写テープを転写具に装着して使用し、マーキング部分の図柄の大きさ、面積率を測定し、視認性を○△×の3段階で評価した。結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
マーキング部分の大きさの単位はmmであり、面積率の単位は%である。
【0018】
【発明の効果】
本発明の転写テープは、離型層の離型剤が一定の図柄で形成されている事により、一定の図柄でマーキング可能で視認性の良いものとなる。
Claims (2)
- 基材上の一方の面に離型層と、色材層と保護層と粘着層からなる転写層を有する転写テープであって、前記色材層が一定の図柄で形成されている事を特徴とする転写テープ。
- 基材上の一方の面に離型層と、色材層と保護層と粘着層からなる転写層を有する転写テープであって、前記色材層がグラビア印刷により、一定の図柄で塗工形成されている事を特徴とする転写テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002363384A JP2004195660A (ja) | 2002-12-16 | 2002-12-16 | 転写テープ |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002363384A JP2004195660A (ja) | 2002-12-16 | 2002-12-16 | 転写テープ |
Publications (1)
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---|---|
JP2004195660A true JP2004195660A (ja) | 2004-07-15 |
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ID=32761541
Family Applications (1)
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JP2002363384A Pending JP2004195660A (ja) | 2002-12-16 | 2002-12-16 | 転写テープ |
Country Status (1)
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-
2002
- 2002-12-16 JP JP2002363384A patent/JP2004195660A/ja active Pending
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